JPS595058A - 防漏シ−ツの製造方法 - Google Patents
防漏シ−ツの製造方法Info
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- JPS595058A JPS595058A JP11521082A JP11521082A JPS595058A JP S595058 A JPS595058 A JP S595058A JP 11521082 A JP11521082 A JP 11521082A JP 11521082 A JP11521082 A JP 11521082A JP S595058 A JPS595058 A JP S595058A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は防漏シーツ、特には病院、施設および家庭にお
ける失禁患者などの使用に好適とされる+SyJ@シー
ツの製造方法に関するものである。
ける失禁患者などの使用に好適とされる+SyJ@シー
ツの製造方法に関するものである。
防漏シーツについてはすでに各種のものが知られており
、これについては例えばポリエチレン、ポリウレタンな
どの合成樹脂フィルムを綿布などと貼9合わせたものが
市販されている。しη為し、この柿の防漏シーツは蒸気
滅菌などの消毒処理をすると収縮して、しわを発生する
と共に、その防漏性が次第に損なわれてしまうという欠
点があり、このポリウレタンフィルムを使用したものは
塩素系の洗剤を使用して洗浄すると劣化し、さらには天
日乾燥によって黄硬し、もろくなるという不利をもつも
のでもあった。そして、また、この種の従来公知の1カ
漏シーツは滑り易く、これをベッド上に敷くと位菅ずれ
したり、ベッドから滑落するという事故が発生するため
、これはその端部をベッドの下に巻き込んで使用しなけ
ればならず、したがってこれには必要以上に大きいもの
を使用しなければならないという不利もあった。
、これについては例えばポリエチレン、ポリウレタンな
どの合成樹脂フィルムを綿布などと貼9合わせたものが
市販されている。しη為し、この柿の防漏シーツは蒸気
滅菌などの消毒処理をすると収縮して、しわを発生する
と共に、その防漏性が次第に損なわれてしまうという欠
点があり、このポリウレタンフィルムを使用したものは
塩素系の洗剤を使用して洗浄すると劣化し、さらには天
日乾燥によって黄硬し、もろくなるという不利をもつも
のでもあった。そして、また、この種の従来公知の1カ
漏シーツは滑り易く、これをベッド上に敷くと位菅ずれ
したり、ベッドから滑落するという事故が発生するため
、これはその端部をベッドの下に巻き込んで使用しなけ
ればならず、したがってこれには必要以上に大きいもの
を使用しなければならないという不利もあった。
そのため、この1カ漏シーツについては繊維基材にシリ
コーンゴム層を設けてなるものが開光され(@開昭55
−166236外参照)、これによれはシリコーンゴム
の特性から蒸気処理、天日乾燥にも耐え、且つは位置ず
れ、滑落などの不利も解決されるけれども、これにはこ
のシリコーンゴムMの形成がこ\に使用するシリコーン
ゴムの物性に大きく左右されることからその工程管理が
難しく、このシリコーンゴム層がピンホールや傷をもっ
たものになり易いという不利があり、これらの不利を少
なくするためにこの膜層を厚くするとシート全体が重く
なって取扱いが不便になり、しかもそれが高価なものに
なって経済性に問題が生じるという欠点がある。
コーンゴム層を設けてなるものが開光され(@開昭55
−166236外参照)、これによれはシリコーンゴム
の特性から蒸気処理、天日乾燥にも耐え、且つは位置ず
れ、滑落などの不利も解決されるけれども、これにはこ
のシリコーンゴムMの形成がこ\に使用するシリコーン
ゴムの物性に大きく左右されることからその工程管理が
難しく、このシリコーンゴム層がピンホールや傷をもっ
たものになり易いという不利があり、これらの不利を少
なくするためにこの膜層を厚くするとシート全体が重く
なって取扱いが不便になり、しかもそれが高価なものに
なって経済性に問題が生じるという欠点がある。
本発明はこのような不利を解決したシリコーンゴムを使
用した防漏シーツの製造方法に関するもので、これはシ
リコーンゴム薄膜に硬化性の液状オルガノポリシロキチ
ン組成物を塗布したのち、これを繊維基材とEE看させ
、ついでこの液状オルガノシロキサンを硬化させること
を特徴とするものである。
用した防漏シーツの製造方法に関するもので、これはシ
リコーンゴム薄膜に硬化性の液状オルガノポリシロキチ
ン組成物を塗布したのち、これを繊維基材とEE看させ
、ついでこの液状オルガノシロキサンを硬化させること
を特徴とするものである。
これを説明すると、本発明者らは特に〆ビンホールや傷
のないシリコーンゴム層を有する防漏シートの製造方法
について柿々検討の結果、予じめカレンダーロールその
他の手段でシリコーンゴム薄膜体を作り、これを繊維基
材に貼着させれば容易に目的とする防漏シートを得るこ
とができるということに注目し、ついでこの貼着方法に
ついて考究した結果、それVCニこのシリコーンゴム薄
膜に硬化性の液状オルガノシロキチン組成物を塗布し、
この塗布面を繊維基材と圧着させればこの液状のオルガ
ノシロキチン組成物が繊維基材に滲透するので、ついで
これを硬化させればこのシリコーンゴム薄膜と繊維基材
とを完全に結合させることができることを確認して本発
明を完成させた。
のないシリコーンゴム層を有する防漏シートの製造方法
について柿々検討の結果、予じめカレンダーロールその
他の手段でシリコーンゴム薄膜体を作り、これを繊維基
材に貼着させれば容易に目的とする防漏シートを得るこ
とができるということに注目し、ついでこの貼着方法に
ついて考究した結果、それVCニこのシリコーンゴム薄
膜に硬化性の液状オルガノシロキチン組成物を塗布し、
この塗布面を繊維基材と圧着させればこの液状のオルガ
ノシロキチン組成物が繊維基材に滲透するので、ついで
これを硬化させればこのシリコーンゴム薄膜と繊維基材
とを完全に結合させることができることを確認して本発
明を完成させた。
本発明に使用されるシリコーンゴム薄膜は熱硬化性のシ
リコーンゴム組成物をカレンダーロールを用いて膜状物
とするか、あるいはセパレーダー上にロールコータ−、
ナイフフーダーなどを用いて膜状物として酷暑させたの
ら、これを加熱して硬化させ、セパレーダー上のものは
これを剥離することによって得ることができる。しかし
、これはそれが後述する繊維基体との接合により防漏シ
ートとされるものであるから、その膜厚は10〜300
μmのil@囲とすることがよく、tfcその硬度もこ
のものの柔軟性、風合、すべり防止性、耐久性などの点
からJIS硬度で!5〜60°7′、好ましくは30〜
50° となるようにすることがよい。なお、このシリ
コーンゴム薄膜を形成するためのシリコーンゴム組成物
としてはジメチルポリシロキサンを主体とするオルガノ
ポリシロキチン組成物が使用されるが、これにはジメチ
ルポリシロキサンに若干量のジメチルビニルポリシロキ
チン、ジメチルビニルフェニルボリシaキサン、r−ト
リフロロブaビルメチルとニルポリシロキサンなどを添
加し、これにさらに各種の充填剤、顔料、特性向上剤、
加硫剤、J!191媒などを添D11混合した、通常室
温硬化型(RTV )、あるいは低温硬化型(LTV)
と呼称されているもの、あるいは熱刀口硫型ゴムと
して市販されているものを使用すればよいが、これらの
中では機械的強度にすぐれている乾式シリカを配合した
医療用、食品用グレードのシリコーンゴム組成物を使用
することがよい。
リコーンゴム組成物をカレンダーロールを用いて膜状物
とするか、あるいはセパレーダー上にロールコータ−、
ナイフフーダーなどを用いて膜状物として酷暑させたの
ら、これを加熱して硬化させ、セパレーダー上のものは
これを剥離することによって得ることができる。しかし
、これはそれが後述する繊維基体との接合により防漏シ
ートとされるものであるから、その膜厚は10〜300
μmのil@囲とすることがよく、tfcその硬度もこ
のものの柔軟性、風合、すべり防止性、耐久性などの点
からJIS硬度で!5〜60°7′、好ましくは30〜
50° となるようにすることがよい。なお、このシリ
コーンゴム薄膜を形成するためのシリコーンゴム組成物
としてはジメチルポリシロキサンを主体とするオルガノ
ポリシロキチン組成物が使用されるが、これにはジメチ
ルポリシロキサンに若干量のジメチルビニルポリシロキ
チン、ジメチルビニルフェニルボリシaキサン、r−ト
リフロロブaビルメチルとニルポリシロキサンなどを添
加し、これにさらに各種の充填剤、顔料、特性向上剤、
加硫剤、J!191媒などを添D11混合した、通常室
温硬化型(RTV )、あるいは低温硬化型(LTV)
と呼称されているもの、あるいは熱刀口硫型ゴムと
して市販されているものを使用すればよいが、これらの
中では機械的強度にすぐれている乾式シリカを配合した
医療用、食品用グレードのシリコーンゴム組成物を使用
することがよい。
つぎに、このシリコーンゴム薄膜に塗布すれるオルガノ
ポリシロキチン組成物はそれが液状であり、硬化性であ
れば特にこれを限定する必要はなく、こり、汀いわゆる
シリコーンフェス、シリコーンゴムのいずれであっても
よいが、これが後述する繊維基材との接着用とされるこ
とから、これは低温で硬化するものとすることがよく、
この点からこれには室温硬化性あるいは低温硬化性とし
て市販されているRTV型あるいはL’l’V Qのシ
リコーンゴムとすることがよいが、これは熱加硫型のシ
リコーンゴム組成物の有機溶剤溶液あるいはこれを低分
子のオルガノシロキサンで稀釈したもの、さらvcは公
知の方法で製造されたオルガノポリシロキサンの水浴性
エマルジョンであってもよい。
ポリシロキチン組成物はそれが液状であり、硬化性であ
れば特にこれを限定する必要はなく、こり、汀いわゆる
シリコーンフェス、シリコーンゴムのいずれであっても
よいが、これが後述する繊維基材との接着用とされるこ
とから、これは低温で硬化するものとすることがよく、
この点からこれには室温硬化性あるいは低温硬化性とし
て市販されているRTV型あるいはL’l’V Qのシ
リコーンゴムとすることがよいが、これは熱加硫型のシ
リコーンゴム組成物の有機溶剤溶液あるいはこれを低分
子のオルガノシロキサンで稀釈したもの、さらvcは公
知の方法で製造されたオルガノポリシロキサンの水浴性
エマルジョンであってもよい。
し方・し、これはその粘腫があまり高いと使用上不便と
なるので、これは25℃で測定した粘度が5〜2000
ボイズ、好ましくは50〜500ボイズのものとするこ
とがよい。
なるので、これは25℃で測定した粘度が5〜2000
ボイズ、好ましくは50〜500ボイズのものとするこ
とがよい。
この発明の方法で上記した液状オルガツボIJ ilロ
キチンを塗布したシリコーンゴム薄膜と圧着される繊維
基材はシーツ基材となるものであればよく、シたがって
、これについてはその材質などを特に限定する必要はな
いが、これが防漏シートであるということから、これは
吸湿性繊細を少なくとも30重111%含むものとする
ことがよく、それには綿、レーヨン、キュプラなどのよ
うに公足水分率が5優以上である吸湿性繊維を少なくと
も30憾含むものとすることがよい。また、この繊維基
材を構成する繊維質物は織物、編物、不織布。
キチンを塗布したシリコーンゴム薄膜と圧着される繊維
基材はシーツ基材となるものであればよく、シたがって
、これについてはその材質などを特に限定する必要はな
いが、これが防漏シートであるということから、これは
吸湿性繊細を少なくとも30重111%含むものとする
ことがよく、それには綿、レーヨン、キュプラなどのよ
うに公足水分率が5優以上である吸湿性繊維を少なくと
も30憾含むものとすることがよい。また、この繊維基
材を構成する繊維質物は織物、編物、不織布。
紙状物などのいずれであってもよいが、これは刺針処理
を施した不織布とすることがよく、その場合Kにこの柚
の繊維基材にシリコーンゴム薄膜を圧着し友ときに、そ
の表面に存在する毛羽や繊維房がシリコーンゴム薄膜内
に侵入するのでこれらが強固に密着されるほか、この毛
羽や繊維房の毛管現象によってとの防漏シート上に排出
された液が速やかVr−シリコーンゴム薄膜面に運ばれ
るという効果が付加される。
を施した不織布とすることがよく、その場合Kにこの柚
の繊維基材にシリコーンゴム薄膜を圧着し友ときに、そ
の表面に存在する毛羽や繊維房がシリコーンゴム薄膜内
に侵入するのでこれらが強固に密着されるほか、この毛
羽や繊維房の毛管現象によってとの防漏シート上に排出
された液が速やかVr−シリコーンゴム薄膜面に運ばれ
るという効果が付加される。
本発明の方法による防漏シートの製造は上記しft−1
/リコーンゴム薄膜に液状オルガノポリシロキサン組成
物を塗布し、ついでこれを繊維基材に圧着してから、こ
のオルガノシロキチン組成物を硬化させることによって
行なわれるが、これは例えば添付の第1図、第2図に示
され九装置において行なわれる。
/リコーンゴム薄膜に液状オルガノポリシロキサン組成
物を塗布し、ついでこれを繊維基材に圧着してから、こ
のオルガノシロキチン組成物を硬化させることによって
行なわれるが、これは例えば添付の第1図、第2図に示
され九装置において行なわれる。
第1図において、基板上を走行する、予じめカレンダー
成形などによって成形されたシリコーンゴム薄膜1vc
液状オルガノポリシロキサン2がドクターナイフ3によ
って聖夜され、ついでこれにラミネー)o−ル4で繊維
基材5が圧着される。
成形などによって成形されたシリコーンゴム薄膜1vc
液状オルガノポリシロキサン2がドクターナイフ3によ
って聖夜され、ついでこれにラミネー)o−ル4で繊維
基材5が圧着される。
このようにして得られたシリコーンゴム薄膜、硬化性オ
ルガノポリシロキサンおよび繊維基材からなる積層体は
つぎに熱風乾燥炉に入れられ、ここでオルガノポリシロ
キチンが硬化され、目的とする防漏シート7として取得
される。
ルガノポリシロキサンおよび繊維基材からなる積層体は
つぎに熱風乾燥炉に入れられ、ここでオルガノポリシロ
キチンが硬化され、目的とする防漏シート7として取得
される。
また、第2図はこのシリコーンゴム薄膜の製造から防漏
シートの製造までを連続して行なう方法を図示したもの
であり、この場合VCはセパレーダー供給ロール11か
ら供給されたセパレーダー12を走行させ、これにドグ
ターナイフ13で室温硬化性シリコーンゴム組成物14
を被着させたのち、これを加熱炉15中で加硫させてシ
リコーンゴム薄膜とし、ついでこれにドクターナイフ1
6で硬化性オルガノポリシロキサン組成物17を塗布し
、これにラミネーターロール18を用1.’て繊維基材
19を圧着させ、つぎにこれを熱風乾燥炉20全通して
そのオルガノポリシロキサンを硬化させる。このように
して得られた防漏シート21は冷却ロール22で冷却し
たのち、ナイフ23でセパレーター12と分離され、防
漏シート21はロール24に%セパレーター12はロー
ル25にそれぞれ巻取られる。
シートの製造までを連続して行なう方法を図示したもの
であり、この場合VCはセパレーダー供給ロール11か
ら供給されたセパレーダー12を走行させ、これにドグ
ターナイフ13で室温硬化性シリコーンゴム組成物14
を被着させたのち、これを加熱炉15中で加硫させてシ
リコーンゴム薄膜とし、ついでこれにドクターナイフ1
6で硬化性オルガノポリシロキサン組成物17を塗布し
、これにラミネーターロール18を用1.’て繊維基材
19を圧着させ、つぎにこれを熱風乾燥炉20全通して
そのオルガノポリシロキサンを硬化させる。このように
して得られた防漏シート21は冷却ロール22で冷却し
たのち、ナイフ23でセパレーター12と分離され、防
漏シート21はロール24に%セパレーター12はロー
ル25にそれぞれ巻取られる。
なお、上記において液状オルガノポリシロキサン組成物
、および室温硬化性シリコーンゴム組成物の塗布はドク
ターナイフで行なっているが、これは従来公知のロール
コータ−などで行なってもよいし、このセパレーターに
ついてはテフロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リエステル、ポリ塩化ビニル、ポリアミドイミドなどの
プラスチックフイルム、または紙、さらには紙の表面を
プラスチック処理した工程紙などが使用されるが。
、および室温硬化性シリコーンゴム組成物の塗布はドク
ターナイフで行なっているが、これは従来公知のロール
コータ−などで行なってもよいし、このセパレーターに
ついてはテフロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リエステル、ポリ塩化ビニル、ポリアミドイミドなどの
プラスチックフイルム、または紙、さらには紙の表面を
プラスチック処理した工程紙などが使用されるが。
これは耐熱性のよいポリエステルフィルムまたはアクリ
ル樹脂、アルキッド樹脂を被覆した工程紙とすることが
好ましい。また、上記においてに液状オルガノボリシa
キサン組成物を塗布したものを直ちに繊維基材と圧着さ
せているが、このオルガノボリシaキチン組成物の種類
によってはとり。
ル樹脂、アルキッド樹脂を被覆した工程紙とすることが
好ましい。また、上記においてに液状オルガノボリシa
キサン組成物を塗布したものを直ちに繊維基材と圧着さ
せているが、このオルガノボリシaキチン組成物の種類
によってはとり。
を塗布し九〇ら熱風乾燥炉中に入れて溶剤や水を予じめ
蒸発させておくか、あるいはこのオルガノボリシaキチ
ン組成物を部分加硫して増粘させておくこともよい。
蒸発させておくか、あるいはこのオルガノボリシaキチ
ン組成物を部分加硫して増粘させておくこともよい。
本発明の方法により得られる防漏シートはこのシリコー
ンゴム薄膜がピンホールや傷のない予じめ成形されたも
のであること刀為ら、均一で平滑な表面を有しているほ
か、液状オルガノポリシロキサン組成物の繊維基材への
侵入およびその投錨効果によりシリコーンゴム薄膜と繊
維基材とが強固に密着されているので、これはすぐれた
防漏性と耐久性をもっており、これはまたシリコーンゴ
ム11111が柔軟性1弾性、耐熱件、耐候性にすぐれ
ており、かつ摩擦係数も大きいということから、加圧滅
菌、熱水による煮沸殺菌、天日乾燥にも充分耐えて繰返
し使用ができるという有利性をもち、さらKは滑りにく
いということから使用に当ってその端部をベッドに折り
込む必要もないという利便性をもっている。
ンゴム薄膜がピンホールや傷のない予じめ成形されたも
のであること刀為ら、均一で平滑な表面を有しているほ
か、液状オルガノポリシロキサン組成物の繊維基材への
侵入およびその投錨効果によりシリコーンゴム薄膜と繊
維基材とが強固に密着されているので、これはすぐれた
防漏性と耐久性をもっており、これはまたシリコーンゴ
ム11111が柔軟性1弾性、耐熱件、耐候性にすぐれ
ており、かつ摩擦係数も大きいということから、加圧滅
菌、熱水による煮沸殺菌、天日乾燥にも充分耐えて繰返
し使用ができるという有利性をもち、さらKは滑りにく
いということから使用に当ってその端部をベッドに折り
込む必要もないという利便性をもっている。
なお、上記において本発明の方法は繊維基材の片面にシ
リコーンゴム薄膜を圧着させる場合について説明したが
、これは必要に応じこのシリコーンゴム薄膜の両面に繊
維基材を圧着してもよいし、本発明の方法で作られたシ
ートは病院、施設などにおける病床用シーツだけでなく
、おむつやエプロン、コースタ−などの家庭用品として
使用することができ、これはまた防M堤用などの産業用
品としても使用することができる。また、本発明の方法
に関し、上記ではシリコーンゴム薄膜と繊維基材との積
層に関し述べたけれども、これはシリコーンゴム薄膜を
プラスチックフオームに代替する場合にも使用すること
ができる。
リコーンゴム薄膜を圧着させる場合について説明したが
、これは必要に応じこのシリコーンゴム薄膜の両面に繊
維基材を圧着してもよいし、本発明の方法で作られたシ
ートは病院、施設などにおける病床用シーツだけでなく
、おむつやエプロン、コースタ−などの家庭用品として
使用することができ、これはまた防M堤用などの産業用
品としても使用することができる。また、本発明の方法
に関し、上記ではシリコーンゴム薄膜と繊維基材との積
層に関し述べたけれども、これはシリコーンゴム薄膜を
プラスチックフオームに代替する場合にも使用すること
ができる。
つぎに本発明方法の実施例をあげる。
実施例 1゜
レーヨン繊維75係とポリプロピレン繊維25係とを混
綿して得た繊維ウェブを刺針処熾してこれらの繊維間v
C納会を行なわせたのち、これに接着剤を添加し熱処理
することによって16097−の不織布を作った。
綿して得た繊維ウェブを刺針処熾してこれらの繊維間v
C納会を行なわせたのち、これに接着剤を添加し熱処理
することによって16097−の不織布を作った。
つぎにポリエステルフィルムで作った工程紙にコーティ
ングナイフを用いて室温硬化性シリコーンゴム組成物K
E 1300 RTV (信越化学工業(株)製・商品
名)100重量部にシンナー20事亀部と硬化剤10電
童部とを混合した粘度250ボイズの液状組成物を膜厚
50μmの厚さに塗布し、これを熱風乾燥炉中で150
℃で2分間処理して即熱硬化させてシリコーンゴム薄膜
を工程紙上に成フ1うさせた。
ングナイフを用いて室温硬化性シリコーンゴム組成物K
E 1300 RTV (信越化学工業(株)製・商品
名)100重量部にシンナー20事亀部と硬化剤10電
童部とを混合した粘度250ボイズの液状組成物を膜厚
50μmの厚さに塗布し、これを熱風乾燥炉中で150
℃で2分間処理して即熱硬化させてシリコーンゴム薄膜
を工程紙上に成フ1うさせた。
ついで、このシリコーンゴム薄膜上に再び上記の液状組
成物を壁布したのら、これに上記で得た不織布をラミネ
ートロールを用いて圧着させ、これを熱風乾燥炉中で1
50℃に5分間熱処理してこの液状組成物を加熱硬化さ
せたところ、不織布の片面にシリコーンゴム薄膜層を有
する26011/−(うちシリコーン分1009/rl
)のシーツが得られた。
成物を壁布したのら、これに上記で得た不織布をラミネ
ートロールを用いて圧着させ、これを熱風乾燥炉中で1
50℃に5分間熱処理してこの液状組成物を加熱硬化さ
せたところ、不織布の片面にシリコーンゴム薄膜層を有
する26011/−(うちシリコーン分1009/rl
)のシーツが得られた。
とのり−ツはそのシリコーンゴム薄膜層にピンホールや
傷が全くなく、シかもその表面が平滑で柔軟性に富んで
おシ、これはまた不織布とシリコーンゴム薄膜とが完全
に接着しているため、防漏シートとしてすぐれた物性を
有するものであった1なお、このようにして得られたり
一トの物性を下記の方法でテストし、これを市販されて
いるポリエチレンラミネート防漏シーツと比較したとこ
ろ、第1表に示したとおシの結果が得られた。
傷が全くなく、シかもその表面が平滑で柔軟性に富んで
おシ、これはまた不織布とシリコーンゴム薄膜とが完全
に接着しているため、防漏シートとしてすぐれた物性を
有するものであった1なお、このようにして得られたり
一トの物性を下記の方法でテストし、これを市販されて
いるポリエチレンラミネート防漏シーツと比較したとこ
ろ、第1表に示したとおシの結果が得られた。
■) 洗濯試験
40℃の温水30tに42gの合成洗剤を溶解し、この
液中で連続13時間の洗濯を行なった。
液中で連続13時間の洗濯を行なった。
2) スチーム試験
130℃のスチーム中で5時間処理した。
3) ピンホール試験
繊維基材面からインクで着色した水を滴下し、これが滲
透してシリコーンゴム面に接触させである1紙を汚染す
るか否かで判足する。
透してシリコーンゴム面に接触させである1紙を汚染す
るか否かで判足する。
第 1 表
(註)米l・・・不縁布とシリコーンゴム、またはポリ
エチレンとのN看強度 米2・・・透湿試験はJIS Z 208に準じ、
40℃×95俤RHX 72時間で測定 米3・・・摩擦面基材としてToビロード使用実施例
2゜ 削t11で得た防漏シーツのシリコーンゴムM膜1ii
!11に、前例に準じて前例で用いた液状組成物f塗布
し、ついでこの塗布面に前例で得た不織布を圧着し、同
様の方法でこの液状組成物を硬化させたところ、シリコ
ーンゴム薄膜の両面に不織布を有する47011/rr
?(うらシリコーン分t50g/m’)のV−ツが得ら
れ、このものは柔軟性、吸水性に富む、防漏シーツとし
てすぐれた物性を有するものであった。
エチレンとのN看強度 米2・・・透湿試験はJIS Z 208に準じ、
40℃×95俤RHX 72時間で測定 米3・・・摩擦面基材としてToビロード使用実施例
2゜ 削t11で得た防漏シーツのシリコーンゴムM膜1ii
!11に、前例に準じて前例で用いた液状組成物f塗布
し、ついでこの塗布面に前例で得た不織布を圧着し、同
様の方法でこの液状組成物を硬化させたところ、シリコ
ーンゴム薄膜の両面に不織布を有する47011/rr
?(うらシリコーン分t50g/m’)のV−ツが得ら
れ、このものは柔軟性、吸水性に富む、防漏シーツとし
てすぐれた物性を有するものであった。
図にいずれも本発明の方法を示したもので1wc1図は
本発明方法の工程を示す縦断面略図、第2図はシリコー
ンゴム薄膜層の製造工程を含む本発明方法の工程の縦断
面略図を示したものである。 1・・・シリコーンゴム薄膜、 2.17・・・液状オルガノシロキチン組成物、3.1
3.16・・・ドクターナイフ。 4.18・・・ラミネーターロール。 5.19・・・繊m裁材、 6.15.20・・・熱風乾燥炉、 7.21・・・防漏シート。 12・・・セパレーダー。 特許出願人 信越化学工業株式会社
本発明方法の工程を示す縦断面略図、第2図はシリコー
ンゴム薄膜層の製造工程を含む本発明方法の工程の縦断
面略図を示したものである。 1・・・シリコーンゴム薄膜、 2.17・・・液状オルガノシロキチン組成物、3.1
3.16・・・ドクターナイフ。 4.18・・・ラミネーターロール。 5.19・・・繊m裁材、 6.15.20・・・熱風乾燥炉、 7.21・・・防漏シート。 12・・・セパレーダー。 特許出願人 信越化学工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 シリコーンゴム薄膜VcllJI!化牲の液状オ
ルガノポリVaキチン組成物を塗布したのち、これを繊
維基材と圧着させ、ついでこの液状オルガノポリシロキ
サンを硬化させることを特徴とする防漏シートの製造方
法。 2、繊維基材が少なくとも30重量%の吸湿性繊維を含
むものである特許請求の範囲第1項記載の防漏シートの
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11521082A JPS595058A (ja) | 1982-07-02 | 1982-07-02 | 防漏シ−ツの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11521082A JPS595058A (ja) | 1982-07-02 | 1982-07-02 | 防漏シ−ツの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS595058A true JPS595058A (ja) | 1984-01-11 |
JPS621823B2 JPS621823B2 (ja) | 1987-01-16 |
Family
ID=14657083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11521082A Granted JPS595058A (ja) | 1982-07-02 | 1982-07-02 | 防漏シ−ツの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595058A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0663713A (ja) * | 1992-08-17 | 1994-03-08 | Shinagawa Refract Co Ltd | 鋼の連続鋳造用発熱型顆粒状モールドパウダー |
EP1199159A1 (en) * | 2000-10-16 | 2002-04-24 | The Procter & Gamble Company | A non-slip moisture vapour permeable composite textile structure and absorbent articles comprising the same |
JP2007526806A (ja) * | 2004-02-11 | 2007-09-20 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 疎水性表面コーティングされた吸収性物品 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55152863A (en) * | 1979-04-06 | 1980-11-28 | Woodroof Ernest Aubrey | Fabric elastomer composite |
-
1982
- 1982-07-02 JP JP11521082A patent/JPS595058A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS55152863A (en) * | 1979-04-06 | 1980-11-28 | Woodroof Ernest Aubrey | Fabric elastomer composite |
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US7626073B2 (en) | 2004-02-11 | 2009-12-01 | The Procter & Gamble Co. | Hydrophobic surface coated absorbent articles and associated methods |
US8097767B2 (en) | 2004-02-11 | 2012-01-17 | The Procter & Gamble Company | Hydrophobic surface coated absorbent articles and associated methods |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS621823B2 (ja) | 1987-01-16 |
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