JPS59501735A - 高性能衝突加熱冷却装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は食品との熱エネルギーの交換に温度制限した高速ガ′スを用いる装置に 関係する。本発明の、−特徴は送風からの高速ガスを食品表面に導くのに使用す る新設計のゾリナム室とダクトに関係する。本発明の他の特徴は一般使用されて いる従来型の設備よりも乱流も少く流れを均一に分配する装置に関係する。

発明の背景 食品の熱処理に衝突加熱装置の使用に就いては以前にも開示されている。こ力、 らの従来技術の装置は移動する食品の表面に温度制御したガスを柱状に噴射し、 衝突きせる仕組みのものである。そのような装置の例は米国特許、ぢＪ、ｇｇ弘 −／３、グ、／左グ１ｇ乙／、グ、２ｇり、７ワユ及びゲ、　３３ｇ　、ワ／／ である。これらの装置はまたマイクロ波発生機と組合わせると加熱にも使用され ている。

衝突加熱に依る従来のコンベヤ一式オーブンに於いて、コンベヤーの上を移動す る食品の表面に上から温度制御したガスを高速で噴射する。ブロワからの温度制 御ガスはプリカム室に送られ、そこからコンベヤーに対し直角に等間隔で配置し たダクトを流れる。このようなダクトはガスをオリフィスを通して噴出させ柱状 のガスとして食品の表面に当てる為に設けである。

既知の技術に依るオーブンを用いる方法に於いて、プリカム室から各ダクトに送 るガスの均衡に困難が伴い、特にブロワから最も遠いダクトへのがス流を均衡さ せることが困難であった。一般使用されている従来の衝突加熱オーブンに用いら れているプリカム室は通常外方向に向って配置したダクトに連絡する複数の等間 隔に配設した方形ポートを有する垂直平面の前面壁を有する。ブロワは普通シュ ラウドの中に容れてプリカム室の背部に置のガス流を均衡させる過去の試みとし て、ゾリナム室の背面壁をブロワから遠＜２るに従って前面壁に対し傾斜はせる という方法がある。式らに、ダクト内でのガス流の均衡を計るためにガスを柱状 に噴出するオリフィスに面している壁を傾斜するという試みもなされた。しかし 、このような設計のプリカム室及びダクトの場合も、遠くにある方のダクトの吸 込口に入るガ゛スはその吸込口に最も近い地点で噴出オリスイスに入らず蹟通り 過ぎてしまうことが多い。また、デリナム室の正面壁の吸込口の間が平らな面と なっているため活流が起り、この乱流がさらにガス流を乱し隣接するダクトへの ガスを等しく配分することすら妨げる。

一般使用されている従来の装置に見ら力、る上述及び他の欠点に鑑で、複数のダ クト間にガスを等しく配分し且つプリナム内での全体的な乱流を減少する新しい 装置の開発が待たれていた。

発明の詳細な説明 本発明に依れば、温度制御したガス流の配分を向上する新しいゾリナム及びダク トから構成される衝突加熱兼冷却装置が提供されている。

本発明の主たる目的に依れば、ゾリナム室後部のブロワからプリカム室と流体連 絡する外方向に延・設した複数のダクトへの温度制御ガスの分配を向上する新し いプリカム室を提供する。本発明のプリカム室の前壁には、外方向に向って延設 した複数の先細のダクトを有する細長いマニホルドから構成されたダクト仕組部 と流体連絡する少く７個の連続した細長い吐出口を設けている。本発明の一実施 例に依れば、プリカム室の前壁の上下端に沿って方形の吐出口が延設され、そわ 、にょって食品の両面に」三方及び下方からそ力ぞれ加熱ガス又は冷却ガスを当 てる設計となっている 本発明の他の目的に依り、プリカム室の前壁はその上下端にそれぞれ延設した細 長い上下吐出口の間で平らでなく、且つブロワからの温度制御ガスを該前壁の中 点から全方向に向わせる為に溶接等で接合した傾斜した複数の壁を有する。

本発明の他の目的に依わ、ば、食品の表面に当てる温度制御ガスを柱状に噴出す る複数のオリフィスと該プリカム室との間に流体連絡を付与する新設計のダクト が提供されている。本発明の一実施例では、該ダクトは少くともひとつの内側に 傾斜した側壁を含む少くともふたつの内側に傾斜した壁を含む。

図面の簡単な説明 第７図は本発明の装置の横から見た断面図、゛第一図は本発明の新設計のプリカ ム室の前方から見た斜視図、第３図は本発明のプリカム室の後°方から見た部分 的に断面の斜視図、第ｑ図は本発明の上ダクト仕組部の前方よりの斜視図、第Ｓ 図は本発明の下部ダクト仕組部の斜視図、第４図は本発明の上下部ダクト仕組部 に用いらゎる噴射板の部分的に切欠した平面図。

第１図に於いて、本発明の熱処理装置１ｏは耐熱材１４を内部に入れた外側・母 ネルと内側パネルを有する上下、前後、並左右の壁からなるキャビネット１２を 含む。

本発明の一実施例に依れば、キャビネット１２の内外の該パネルはステンレス・ スチール等の金属シートを材料とする。本発明の一実施例に依れば、キャビネッ ト】２の正面壁はヒンジ】８で開閉可能のドア】６を含む。該ドアは本熱処理装 置１ｏの内部へ通している。

熱処理装置１０のキャビネット１２内にはゾリナム室２０、上側ダクト仕組部２ ２、下側ダクト仕組部２４、上噴射仕組部２６、下噴射仕組部２８、食品３２を のせるコンベヤー３０を設けである。食品３２の熱処理帯３３は上下噴射仕組部 ２６．２８に挾まカ５たコンベヤー３０の上側部下側の空間である。遠隔壁３６ の宮３４と近傍壁（図示せず）の対応する懇を通っヤ食品３０ｉｄコンベヤー３ ０の上を連続的にキャビネット１２中を通る。

本発明の一実施例に於いて、ブロワ３８はキャビネット１２の後部で回転するよ うに設置してあり、その羽根車４０はプリカム室２０の後部のシュラウド４２内 に容められでいる。ブロワ３８は他に軸４４を有し該軸はモーターに図示の如く ベルトを介しプーリー４６に依り駆動されるか又は直接に駆動１ｉ、る。

熱処理装置１０のキャビネット１２内を循環する温度制御されたガス（空気が望 ましい）の流れは矢印４８゜６４か示す。ブロワ３８の羽根車４０尾押し出され たガスはプリカム室２０の壁を沿って細長いプリナム吐出口５４　、６０を介し 上下ダクト仕組部２２．２４にそれぞれ送り込まれる。ガスはその後各上下噴射 仕組部２６゜２８のオリフィス５６．６２を通り高速の噴射ガスとなって食品３ ２の表面に衝突する。食品３２に当った噴射ガスは上下ダクト仕組部２２．２４ の周縁部を通って戻りゾリナム室２０の背後を通りツユラウド４２の吸込口側に 送られる。図の実施例に示す如く、上下噴射仕組部２６．２８は直接に向い合わ せになっているのでなく相互にずらして配置しであるので、矢印６４の示す如く 、上ダクト仕組部２２の各ダクトの間を通って上方に流ね。

プリカム室２０の背後を通って７ユラウド４２の吸込口側に入るガスもあるかも 知れない。以下に説明するが、下ダクト仕組部２４が第Ｓ図に示す型のものであ る場合に、矢印６４で示すガスの流れが最も起り易い−ぐターンとなる。オリフ ィス６２から出たガスが矢印６４の示すように流れる傾向はコンベヤー３０に運 ばれる食品３２の大きさ及びその間隔に左右される。

各上下プリナム吸込口５４．６０を含むプリカム室２０の設計及び製造に就いて 、第一、第３図との関連に於いて以下に説明する。上ダクト仕組部２２の設計及 び製造に就いては第９図との関連に於いて次に説明する。

また、下ダクト仕組部２４．は第３図に関連して次に説明する。上下噴射仕組部 ２６．２８は第６図に関連して次に説明する。

第２．第３図に於いて、プリナム２ｏは上面壁６６゜底面壁６８．遠隔壁７０． 近傍壁７２．背面壁７４ａ〜Ｃ１及び前面壁７６から構成される。ゾリナム２ｏ は例えばステンレス・スチールの如き金属シートを材料とすることが望ましい。

一実施例の如く、上面壁６６及び底面壁６８ｉｄ共に水平で、ブラヶッ）７５． ７７に依９各々キャビネット１２の上下壁の内側パネルに結合していることが望 ましい。応用にあたり、上面壁６６を背面壁＼、 ７４ａ〜Ｃと前面壁７６゛９間で上方に底面壁６８を背面壁７４　ａ　＝　１） 前面壁７６の間で下方に傾けてもよい。第１図に示す如く、プリナム２ｏの背面 壁７４ｂ［シュラウド４２とブロワ３８の羽根車４ｏを容れる空間を形成してい る。シュラウド４２はまたプ°ロワ３８に依りプリカム室２０を経由して循環さ れる温度制御ガスの吸込口としての役目もする。第一及び第３図の実施例に於い て、背面壁７４ｂは食品３２をのせるコンベヤー３０の長手方向軸に平行であり 該コンベヤー３０面に対し直角である。

背面壁７４はさらに外に向いた垂直の、前方に延設する背壁部７４ａ、７４ｃを 含み該背壁部はそれぞれ中央背壁部７４ｂを近傍壁７０と遠隔壁７２に接合して いる。

本発明に於いて、ゾリナム室２０ばさらにその上部及び底部にそれぞれ細長い方 形の吐出口５．４　、６０を有する、従来には例のない前面壁７６を含む。

第２及び第３図に示す如く、外側に延設しているフランツ７８は細長い各ゾリナ ム吐出口５４．６０の上部、底部及び両側縁部に沿って設けてあり、第１図に示 す如く、上下ダクト仕組部２２．２４にそれぞれ係合している。ゾリナム室２０ の前面壁７６の外縁は中央背壁部７４ｂＫ平行な垂直な切面を有する。本発明の 好ましい実施例だ於いて、近傍壁７０と遠隔壁７２から延設している前面壁７６ は細長い上下ゾリナム吐出口５４　、６０の間で該前面壁の縁周が構成する面か らデリナム室に向って内側に傾斜している。従って、プリカム室２０の前面壁７ ６はさらに上下傾斜面５０．５８と左右傾斜面５２．５３を含む。各傾斜面５０ ．５２．５３．５８は平面であり、第１乃至第３図の如く接合構成された場合、 羽根車４０からの温度制御ガスの流を前面壁７６の中点から全方向に向ける役目 をし、それにより上下の両プリナム吐出口５４．６０への流れを均一に分配する 。関係技術に普通に通じている者には明らかな如く、第ユ、第３図に示すように 各傾斜面５０，５２，５３．５８はその交差する線に沿って溶接されているが又 は折られているかであるが、大力は両者の組合せとなるであろう。

第１乃至第３図の如く、プリカム室２ｏはブロワ３８からの温度制御ガスの流れ を、乱流、を最少に抑え、細長い各プリナム吐出ロ５４．６０中へその全長に平 均して導くよう設けられている。上下傾斜面５０．５８の内側への傾斜角を変え ることにより、上下ゾリナム吐出口５４．６０への温度制御ガスの流れの配分を 変えることが出来る。同様に、各傾斜面の交差する線の位置を上下することで、 上下ゾリナム吐出口５４．６０への流れ配分を変えられる。従って、もし傾斜面 ５０．５８の交差する線の位置がブロワ３８の軸４４よりも上である場合、下プ リナム吐出口６０から下ダクト仕組部２４へ流れる温度制御ガスは多くなる。こ れとは逆に、交差する線の位置が軸４４より低いと、デリナム室２ｏの前面壁７ ６に当って上プリナム吐出口５４から上ダクト仕組部２２へ流れる温度制御ガス の割合か多くなる。

上ダクト仕組部２２について第７図に於いてさらに詳しく述べる。第を図に関連 して、上ダクト仕置２２は外方向に延びている複数の細長いグク）８２，８４． ８６に連結する連続した細長い方形のマニホルド８ｏを含む。

本発明の一実施例に依れば、ダクト８２，８４．８６はプリカム室と同じ金属ソ ート材から作られて＄・す、溶接又は他の適当な方法でマニホルド８０に連結さ れている。

望ましい形の実施例に依れば、上ダクト仕組部２２のマニーホルド８０は外に向 って延設している７ランノ７８に上プリナム吐出口５４に沿って摺動的に係合す る。

第グ図に示す如く、各ダク）８２，８４．８ｊ３は下方向に傾斜した平たい上面 壁８８，９０．９２と外側壁９４　ｐ、と内側壁９４ｂを含む垂直の側壁から構 成される。

内外側壁９４ｂ　、９４ａは水平の下縁部を有し、第１図に示す如ぐ、食品３２ をのせるコンベヤー３０面に平行である。内外側壁９４ｂ　、９４ａの上縁部は それぞれダクト８２．８４．８６の上面壁８８，９０．９２と同じ傾斜角で下方 向に傾斜している方が望ましい。隣合っている内側壁９４ｂは垂直の線に沿って 互いに交差している。また、隣合った内側壁９４ｂば、各ダクト８２゜８４．８ ６が上ダクト仕組部２２のマニホルド８０から外側に延びている所で、溶接等で 互いに結合されている。

各ダク）８２，８４．８６はマニホルド８０から外方向に直角に延びている２個 のフランツ９６を含み、上ダクト仕組部２２が第１図の如く作られている場合、 該フランツ９６はコンベヤー３０面に水平である。フランツ９６は、第６図に示 す如く、上噴射仕組部２６の対応するフランツ９８と摺動的に係合する。フラン ツ９６はマニホルド８０の前方下縁部と上面壁８８．９０　、９２の前縁部と協 力してダクト８２，８４．８６の底に水平で方形の宮を構成し、それに依り細長 いプリナム吐出口５４と上噴射ダクト仕組部２６との間に流体連絡路を付与する 。内側壁９４ｂはフランツ９６に対し平行でないので、内側壁９４ｂの下縁部を 対応するフランツ９６に連結するには三角ウェブ１０２が必要となる。

上述の構成の場合、ダクト８２，８４．８６の内部の高さ及び幅の寸法はマニホ ルド８０から遠くなるほど小さくなる。第９図のダクト仕組部２２にあっては、 各ダク）８２，８４．８６の断面積の合計は第一図に示す如く、細長いプリナ１ １吐出口５４の総断面積と同じである。

この構造は従来の衝突加熱冷却装置に用いられているプリナムとダクトの設計構 造とはかなり異っている。従来のゾリナムとダクトの設計では、相互に離れて設 けたプリナム吐出口は直角に延びる平たい壁部材を間に挾み、これが有害な乱流 を生じたり隣接するダクトへのガスの流れを妨げたりする原因となっていた。本 発明に於いては、隣接するダクト入口では各ダクトの内側壁が交差して作る角が あるだけである。ζらに、該ダクトの入口の断面はかなり大きいので、温度制御 ガスは各ダクトへ比較的低速で流入するのでデリナム吐出口５４の最近部のオリ フィス５６を飛びこすようなことは減少する。ダクト８２，８４．８６の内側壁 ９４ｂは入口側で細く交差しているので隣合うダクトに平均してガスが流入する ことを助け、且つ上部噴射仕組部２６の複数のオリフィス５６を通るガス流の均 衡を助ける。ここに開示するダクトの使用だ依り、従来の装置では使われていな かった隣合うダクト間の隔間を利用することで各ダクトの入口の断面積を広げる ことができ、従って熱処理装置１０の全高の寸法をある程度少くとることが可能 となった。

第１．第グ並第６図に示す如く、噴射仕組部２８は下ダクト仕組部２２各ダクト ８２，８４．．８６の対応するフランク９６にフランツ９８を介して摺動的に係 合することが望ましい。第１図に関して、上噴射仕組部２８は間隔をおいて互い に平行に延びる噴射板１０４とオリフィス板１０６から構成されることが望まし い。噴射板１０４とオリフィス板１０６はそれぞれ中心を合わせて上下に並ぶ複 数のオリフィスを有し、該オリフィスを通し温度制御ガスは高速で別々の柱状の 噴射ガスとして食品３２の表面に向ける設計が望ましい。このような噴射仕組部 は以前にも開示されており、特に米国特許扁’１．３３ｇ、９／／に述べられて いる。関係技術を普通に習得した者に明らかな如く、噴射仕組部２８は別々の柱 状の噴射ガスが複数の噴射用管状部を有する７個の噴射板から構成されていても よい。

上ダクト仕組部２２は間をおいて配した多数のダクトが必要な場合特に望ましい 。この設計は熱処理装置１０の上ダクト仕能部のものとして開示しであるが、必 要なら同一または類似の設計が下ダクト仕組部にも用いることができる。

本発明の装置に適才るダクトの他の設計が第Ｓ図に示しである。この実施例は食 品３２の表面にコンベヤー３０の上又は下から連続的に温度制御ガスを当てるこ とが必要な場合には最も望ましい形状である。第Ｓ図に於いて、下ダクト仕組部 ２４は細長い方形のマニホルド１０８を含み、該マニホルドは下ゾリナム吐出口 ６０のフランク７８に摺動的に係合してプリナム室２０の内部と下ダクト仕組部 ６０の間に流体連絡を付与ｆ−る。上ダクト仕組部２２と異り、下ダクト仕組部 ２４は単一のダクト部１１０から構成され、該ダクＩＩＩＪＬの近傍壁及び遠隔 壁はマニホルド１０８と細長いデリナム吐出口６０の近傍壁及び遠隔壁と隣接す る。ダクト部１１０は底壁１１２、側壁１１４，１１６、フランツ支持部１１８ 及びフランツ１ｊＯａ−ｂから構成されている。側壁１１４．１１６はコンベヤ ー３０面に対し垂直でマニホルド１０８から直角に延びている。下ダクト仕組部 ２４を側面から見ると、側壁１１４，１１６は三角形であり、上縁は水平でマニ ホルド１０８の上部壁の裏面に接して延設しである。側壁１１４，１１６の下縁 はマニホルド１０８の底部から上方に傾斜して延び外端で側壁１１４゜１１６の 上縁とそれぞれ交差する。下部ダクト仕組部２４の底壁は上方に傾斜した７枚板 の金属シートからなり、側壁１１４，１１６の下縁の間で該下縁に連結して延び ている。本発明の一実施例に依れば、底壁１１２の表面はマニホルド１０８の下 部内側面を構成する。底壁１１２の前縁部１２２はマニホルド４１０８の上部前 縁１２４及び側壁１１４．−１１６の上縁と協力してマニホルド１０８と複数の 下噴射仕゛組部′２８の間に水平で方形の流体連絡を付与する。複数のフランツ 支持部１１８はマニホルド】０８の上部・壁に連結し且つそこか、ら直角に延び ている。フランツ支持部１１８の稍１ｔは底・壁１１２の前縁１２２に近接して 連結・している。フランツ支持部１１８はフランツ１２０ｂを介して下噴射仕組 部２８の下縁に沿って設けられたフランツに摺動的に係合する。

同様に、フランツ】２０ａは側壁１１４，１１６の上縁に沿って延び、最も外側 の噴射仕組部との摺動的な保合に便利な形状となっている。下ダクト仕組部２４ との使用に適する下噴射仕組部２８の設計及び作成は第６図及び上噴射仕組部２ ６に関連して既尾説明した通りである。

上下いずれの場合でも、各噴射仕組部のオリフィスの配置及び間隔は、食品３２ の表面に当って返ってきり空気（がス）が噴射ガスの衝突作用を損うことなくゾ リナム室２０の中へ戻るように設計することが望才しい。

本明細書に於いて、「温度制御ガス」とは噴射ガスの衝突に依り食品３２の表面 に対し熱エネル？−こう配を確立し得るエネルギー・レベルを有するいかなるガ ス状流体物を指す。従って、循環するガスの温度が食品の表面温度より高いと熱 エネルギーは衝突するガスから食品に与えられる。逆に、循環するガスの温度が 食品の表面温度より低いと、熱エネルギーは食品から衝突するガ′スが与えられ る。従って食品と衝突するガ′スの相対的なエネルギー・レベルに応じ、本発明 の装置はコンベヤー３０に運ばれる食品を加熱又は冷却するのに使用される。

循環するガスの温度を制御する装置は第１図に図示していないが、その目的の為 に従来の既知の装置が使用できる事は本明細書を読めば関係技術に普通に習得し た者には明らかであろう。例えば、プリナム室２０の背部からブロワ３８へ循環 する戻ってｔ、ｔ−ガスをさらに加熱する為にキャビネット１２内に電気抵抗ヒ ーター又は温風ブロワもしくけ類似の装置を使用できる。同様に、冷却を必要と する場合、循環ガスから熱エネルギーを奪う為に多数の既知の冷凍装置を使用す る。いずれの場合も、循環するガスの熱エネルギー・レベルを測定制御するもの として従来の温度計又はサーモカッゾル又は類似の装置を使うことができる。周 囲温度及び食品の温度に応じて、加熱又は冷却用の装置を使用せずに加熱又は冷 却に空気を使用し、使用後に大気中に戻すよう１（シてもよい。

明細書を読めば本発明の他の実施例及び変形例は明らかであり、そのような変形 は前述の請求範囲に含まれるものとする。

尚図中間−の部分眞対しては同じ番号を用いている。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｆｆｌ　ガス状流体物の流れを制御する衝突加熱冷却装置に於いて、該装置がプ リカム室と隣接するダクト仕組部の間に連続する流体連絡を付与する少くともひ とつの細長いプリナム吐出口を有し、該プリカム室は該ゾリナム吐出口より該ダ クト仕組部への該ガス状流体物の流れを均一に分配するために複数の内側に傾斜 した前面壁を有することを特徴とする衝突加熱冷却装置。 ］２）　請求範囲第１項の該装置に於いて、該デリナム室が上下Ωつの細長いプ リナム吐出口と該ゾリナム吐出ｄを通る該ガス状流体物の流れを均一に分配する 複数の内側に傾斜した前面壁を有することを特徴とする衝突加熱冷却装置。 （３（請求範囲第１項の該装置に於いて、特ダクト仕組部が該ゾリナム吐出口と 複数のダクト部との間に連続する流体連絡を付与するマニホルドを含み又該ダク ト部は各々少くともひとつの内側へ傾斜した側壁を含む少くともふたつの内側に 傾斜した壁を含むことを特徴とする衝突加熱冷却装置。 （４）　請求範囲第３項の該装置に於いて、該ダクト部が該ダクト仕組部と該ダ クト部より該ガス状液体物を受けてそれを柱状に噴射する噴射仕組部の間に流体 連絡を付与する窓を含むことを特徴とする衝突加熱冷却装置。 （５１諸求範囲第７項の装置に於いて、該プリカム室及び該ダクト仕組部が不規 則な形状の食品の表面にガス状流体物の流れを向けることを特徴とする衝突加熱 冷却装置。 （６）　食品の表面へ温度制御したガスの流を制御する装置に於いて、該装置が （、）　キャビネット。 （ｂ）　該キャビネット内に設りら、ｆ′１．た少なくともひとつの熱処理帯。 （ｃ）該熱処理帯中に該食品を支持する支持装置。 （ｄ）　温度制御ガスを受けてそれを複数の柱状噴射ガスとして該熱処理帯内の 該食品の表面上の様々の場所に衝突させて該表面上の空気や水分の層を除くこと で該温度制御ガスの該柱状噴射ガスと該食品間の熱交換を促進するために該熱処 理帯を横ぎって延設した噴射装置。 （ｅ）温度制御ガスを受けて該噴射装置に送る為に設けられ且つ該ガスを受ける 細長い連続体のマニホルド部と、該噴射装置を通過する該ガ゛スを均一に分配す る為の少なくともひとつの内側に傾斜した側壁を含む少ｌくともふたつの内側に 傾斜した壁を含むダクト部に於いて該マニホルドが該ガスの流れを妨げずに該ガ スを該ダクト部に送るように設けられた該ダクト部と、 （ｆ）温度制御ガスの流れを該ダクト部に向ける為に設けられた、該ダクト部の 該マニホルドと共通の外延を有する少なくともひとつの細長いプリナム吐出口と 該ゾリナム吐出口を通過する該ガスの流れを分配する為に設けられた複数の内側 に傾斜した前面壁を含むゾリナム室と。 （ｇ）　該ガスを該ゾリナム室へ送る為に設け、られた羽根車 を含むことを特徴とする装置。 （７）　プリカム室と少ｌくともひとつのダクト仕組部を含む衝突加熱冷却装置 に於いて、該プリカム室が少なくともひとつの細長いプリナム吐出口を含みそれ に依り該プリカム室とダクト仕組部の間に開いたままの連続する流体連絡を付与 し、該ダクト仕組部が各々該プリナム吐出口と複数のダクト部との間に連続する 流体連絡を付与するマニホルドを含み、且つ該ダクト部が各々少なくともひとつ の内側に傾斜した壁を有することを特徴とする衝突加熱冷却装置。 （８）　請求範囲第７項の装置に於いて、該ダクト部が各々少ｌくともひとつの 内側に傾斜した側壁を含む少なくともふたつの内側に傾斜した壁を含むことを特 徴とする衝突加熱冷却装置。 （９）　請求範囲第５項の装置に於いて、該ダクト部が少りくともふたつの内側 に傾斜した側壁を含むことを特徴とする衝突加熱冷却装置。 ００）　温度制御したガスの噴射に依る衝突で食品の熱処理を行う装置に用いる ダクト仕組部に於いて、該ダクト仕組部が細長い方形のマニホルドと該マニホル ドに直角に外に向って延びる端部壁と該端部壁の内側に傾斜した縁部の間を連結 して延びる少なくともひとつの内側に傾斜した壁を含み、該端部壁がひとつの水 平に延びる縁部と少なくともひとつの内側に傾斜した端部を有し、該ダクト部が 該マニホルドとそれに隣接する複数の噴射仕組部の間に流体連絡を付与する為だ 設けられ、且つ該噴射仕組部が該端部壁の水平縁部並びに該ダクト部の該端部壁 の間で該マごホルトの上部壁から該ダクト部の該傾斜壁の外側縁部に外に向って 直角に延びる複数の水平フランツ支持部材上に設けられたフランツに依り該ダク ト部と摺動的に係合することを特徴とする衝突加熱冷却装置。