JPS59501664A - フリ−デルクラフト反応 - Google Patents

フリ−デルクラフト反応

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JPS59501664A JP58500979A JP50097983A JPS59501664A JP S59501664 A JPS59501664 A JP S59501664A JP 58500979 A JP58500979 A JP 58500979A JP 50097983 A JP50097983 A JP 50097983A JP S59501664 A JPS59501664 A JP S59501664A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 フリーデルクラフト反応 7リーデルクラフト触媒の存在f″5!j香族化合物をフリーデルクラフト反応 剤と反応させることは周知である。反応混合物は、たとえば錯化剤として塩化ア ルミニウムを用いる結果しばしば不均質である◎反応はしばしば発熱を生じる。
これは多くの場合には許容できるものであるがある場合には反応が非常に発熱的 でかつ非常に速やかであるため重大な問題が生じ得る。これらは不均質反応混合 物を有することにより強調される。なぜならば混合物中の固体が混合物から急速 な・、熱移動を抑制するからであ、る。時として反応混合物の内部温度(−すな わち反応混合物中の任意の場所に温度計を挿入することによシ記録される温度) t−制御された限度内に保持する必要があるばかりでなく、微少スケールでの、 局部的過熱を防止することもまた必要である。これらの問題は式I: で表わされるインダン又はテトラリンを、酸化アル、争潜、内容に変更なし) 2 キレンと反応させ式■: で表わされるアリールアルコールを得る場合特に重大である。
これらの式において R+ないしR6は同一でも又は異っていてもよく、更に水 素及び01〜4アルキルから選ばれ、nは1又は2てあり更にR7は酸化アルキ レンが酸化エチレン又は酸化プロピレンである場合それぞれ水素又はメチルであ る。
式■の化合物は有用な香料成分であり、更にこれらは又有用な香料成分でもある 、インクロマンの製造に対し中間体としても有用である。たとえば式■の化合物 はホルムアルデヒドと反応させ弐■:で表わされるインクロマンを得ることがで きる。
式Iの化合物から式■の化合物の合成は、米国時31情唱9−5016G4 ( 3) 許3360530に例示されている。反応は過剰のインダンの存在下、かつ塩化 アルミニウムの存在下でかつ酸化プロピレンを用いて行なわれる。反応は温度に 対し非常に鋭敏であり更に反応混合物が約20℃超に上昇しない様に更て局部過 熱が起らない様に確保する。さもなければかなシの量の副生成物が生じ得る。し かし反応混合物は粘性となる傾向にあり更に反応は非常に速やかでかつ非常に発 熱反応である。
従って反応混合物が余9に高い温度となり更に局部的な過熱状態を生じる傾向が 犬である。
米国特許3532719においてハロクゞン化芳香族炭化水素溶剤の存在下反応 を行なうことが提案されミ特にモノクロルベンゼン、ブロムベンゼン及U o  −ノクロロベンゼンが提案されている。酸化アルキレンが、適当な冷却を可能に する速度で反応混合物に徐々に添加され、この場合2〜16時間の添加時間が提 案されている。
欧州特許出願公開4914においては、反応をc1〜5アルカンの存在中で行な うことが提案されており、好ましいアルカンはインオクタン、n−ヘキサン及び n−オクタンである。酸化アルキレンは溶剤中塩化アルミニウムの冷攪拌スラリ ーに、実施例においては、常に2.5時間あるいはそれ以上の時間にわたってイ ンゲンと共に添加される。
実験的スケールの操作において、反応条件を注意深く選択することにより、式■ の′化合物の満足できる収率並ひに副生成物の形成の低下をもたらす為の方法を 実施出来る。十分な冷却と攪拌が必要であるが、これは小スケールの装置で可能 である。又反応をあらかじめ定めた速度、すなわち発熱を消散できる様に冷却を 与えながら反応を行なうことが必要である。実際反応は一般に酸化アルキレノを 反応混合物に連続的に添加することによって行なわれ、その結果熱の量は酸化ア ルキレンの導入速度に依存する。
従ってその導入速度は利用できる冷却の程度を考慮しながら非常に正確に制御さ れねばならない。
満足でさる操作は実験的スケールに関しては可能であるけれども工業的規模で簡 単な操作を用いることは不可能である。これは工業的な反応器の太ささがたとえ 反応器内で積極的な攪拌があったとしても、反応器の外部の冷却システムは局部 的過熱を防止するのに不十分であることを意味するためである。従って反応器内 で冷却コイル又は他の冷却/ステムを提供し並びに又混合物を激しく攪拌するだ めの機械的手段を提供することが必要である。従って装置は複雑でかつ高価な物 にならざるをえず、更に反応混合物によって腐食されない材料で製造されていな ければならない。
反応混合物中で過熱が原因で形成される副生成物は、インダンもしくはテトラリ ンアルコールノ脂環式環の開裂並びに意図したインダンもしくiテトラリンアル コールよりも炭素原子のより多いかもしくはより少ない化合物の形成に関連して いる。望ましくないテトラリンのインダンへの転位も又起こりうる。フリーデル クラフトンステムを用いて、式Iの化合物をアンル化しインダンもしくはテトラ リンの対応するアシル化合物を得る場合にも同様の問題が生じる。同様に、反応 混合物がインダンもしくはテトラリンを含有する場合の7リ一デルクラフト反応 において同様の問題が生じ、たとえばインダンもしくはテトラリンが反応中に脂 環式環の閉環によって形成される場合である。
又ベンゼン(又はアルキルベンゼン)を酸化エチレンもしくは他の酸化アルキレ ンと反応させる場合にも問題が生じる。なぜならば反応は再び早くかつ非常に発 熱的であり更にもしも過熱が起こる場合副生成物が形成される傾向にあるからで ある。この場合における副生成物は目的アルコールと出発物質との間の縮合生成 物である。
上記の問題、及び特に好ましくない副生成物の形成を避けるか又は最少にする様 な方法で並びに非常に大規模な場合においてさえ簡単な装置を用いて良好な収率 で反応を行なわしめることのできる様な方法で、これらの不均質な、非常に速い 、高い発熱及び温度に鋭敏な反応を行なう方法を提供することを本発明の目的と する。
る目的生成物を得る為、フリーデルクラフト触媒及び反応用溶剤を含有し並びに 実質的な副生成物の形成が避けられる温度に冷却されている反応混合物中で不均 質な発熱フリーデルタシフト反応によシフリーデルクラフト反応剤と反応させ、 該反応中反応混合物の冷却はもっばら又はおもに行なわれ、更に反応混合物子の 局部的過熱は、反応混合物から溶剤を煮沸する為の反応の熱を連続的に利用する ことにより、実質的に防ぐことができる。
反応は反応容器内で行なわれる。容器は一般に内部冷却コイルもしくは他の冷却 システム′を有しない。
たとえば反応混合物を、反応が生起する前に所望の内部温度にもたらすことを助 力する為外部冷却シャケ、トを備えることができるが、これはなお不必要である 。もしも外部冷却システムが存在する場合、該システムは所望により初期の温度 の保持を助力する為操作できるけれども、一般に反応中該システムを操作する為 には不必要である。本発明は工業的規模のプロセスに適用される場合特に価値が ある。これらは、2001以上好ましくは5001以上の容量を有する容器内で 行なわれるプロセスとして、−あるいは又反応パッチが少なくとも50kg、一 般に少なくとも100 kg又は150 kgの出発芳香族化合物を含有する場 合のプロセスとして定義出来る。本発明以前、外部冷却手段等によってのみ冷却 される反応容器内で行なうことのできない、速い、不均質な、発熱反応を伴なう 工業的規模のプロセスは恒に内部冷却コイルを必要とした。この必要性は本発明 において除去されている。
反応中の主な冷却効果は煮沸によってもたらされ、更に特にこれにより反応混合 物の実質的な局所過熱が防止される。反応混合物から溶剤を煮沸すると大量スケ ール及び微少スケールの両方で冷却がもたらされる。溶剤が混合物から蒸発する 時該溶剤は混合物から蒸発の替熱を奪うので、大量スケールの冷却が起る。従っ て反応混合物の溶剤及び圧力並びに他の条件を適当に選択することにより、選定 した値の内部温度を保持することが可能である。
微少スケールの冷却は本発明に関し特に有用な特徴事項である。もしも物理的条 件が煮沸が内部温度を好ましい値に維持する様に選択されるならば、たとえば酸 化アルキレンが式Iの化合物と接触する点での局部的発熱は温度を局所的に増加 させることになる。このことは一方では必然的に溶剤の蒸発を増加させることと なり従って冷却を増加させる。かくして本発明方法は自己規制であること及び溶 剤が速やかに煮沸するであろう点において大きな利点を有しており更にもしも発 熱が局部的に又は反応混合物全体内のいずれかで増加する場合よシ犬なる冷却を もたらす。従って従来において必須の添加速度と同じ程度の正確な酸化アルキレ ンの添加速度を制御する必要がなく更に、これにも係わらず、副生成物の分な限 度まで発生する局部的過熱の危険が防止される。
この方法は又以下の利点を有する。すなわち内部冷却システムは反応混合物を冷 却表面との間の良好な接触を確保する為機械的攪拌器を含まなければならないけ れども本発明における機械的攪拌は比較的重要でなく更に十分な冷却を確保する のに必要でない。たとえば反応剤の接触を促進するため機械的攪拌を与えること は一般に望ましいが、これは通常必要と、されるよりもより少なくてすむであろ う。なぜならば煮沸が必然的に攪拌を生じるからである。
混合物から沸騰する溶剤は、これが全体が圧力状合物から沸騰する様なその様な 溶剤から選ばれねばならない。反応混合物は液体媒体が選ばれた内部温度で沸騰 しはじめるであろう圧力下に維持され−る。
もしも反応混合物から蒸発すべき溶剤が選定した内部温度以下の温度で混合物か ら沸騰する場合、その時は反応混合物は高圧の下に維持されねばならない。たと えば低分子量のフルオロカーボンは高圧で最もよく使用出来る。もしも溶剤が選 定された内部温度で大気圧で沸騰する場合、反応混合物は大気圧の下にあるであ ろう。しかるに一般的には溶剤は大気圧−で沸点を有しすなわち好ましい内部温 度以上であり、更に反応混合物は従って大気圧以下の圧力で保持されかつ溶剤が 選定された内部温度で沸騰し始めるものである。
溶剤は通常反応混合物が05〜760 咽Hgの圧力で更に最も好ぽしくは05 〜500 mmHgの圧力で維持される様に選ばれ、圧力は100 咽Hg以下 、一般には5〜100mHg特に20〜l 00+n+nHgが好ましい。
もしも反応剤の一種が好都合の圧力で一般に減圧でそれが適当な内部温度で沸騰 する様などとくの沸点を有する場合、過剰のこの反応剤は反応混合物中に溶剤と して役立つべく存在し得る。しかるに一般的には反応混合物は不活性溶剤を含有 する。この溶剤は反応に対し有効な溶剤でなければならず、従って不均質な反応 混合物を残しながら、適、当な程度にフリーデルクラフト触媒を溶解するか又は 完全にならしめ、更に出発芳香族化合物を溶解しなければならない。反応混合物 は溶剤の混合物を含有し得る。
たとえば一種の溶剤は一種又はそれ以上の反応混合物の成分を主に゛溶媒和する 為存在し更に成分を溶媒和するのにより有効ではない他の溶剤は反応混合物中反 応混合物から沸騰するため主に存在する。
目的生成物がインダン又はテトラリンである場合、内部温度は一般に20℃以下 である。溶媒はそれが選定された内部温度及び圧力で沸騰する様な物が選ばれる 。適当な特定の反応に対し選定された条件に従い、不活性溶剤は炭化水素類、一 般に炭素原子10個まで含有する脂肪族炭化水素、・・ロケ゛ン化炭化水素、特 に一般には3個までの炭素原子を含有する塩素化及びフッ素化脂肪族炭化水素、 エーテル類及びニトロアルカン類、特に低級アルキルニトロゾロ・ぐンから選ば れる。好ましい溶剤の例は二塩化エチレン、クロロホルム、1又は2−ニトロプ ロパン及びニトロメタンであるがジクロロメタンは一般に特に好ましい。なぜな らばこれは20〜30 mHg付近の圧力で約−15℃(これはしばしば最適温 度である)の内部温度を容易に維持できるからである。
フェニルアルコールの製造に沌し同様の溶剤が使用できるが、過剰の出発芳香族 化合物を有し更に溶剤としてこれを過剰に用いることが一般に好ましめ。
混合物から沸騰する溶剤は一般に冷却により凝縮する。該溶剤は引き続き再使用 する為貯蔵することができるが、一般に反応混合物に再循還され次いで還流プロ セスとしてプロセスが操作される。凝縮は一般に間接的冷却によって行なわれ、 冷却液の温度はそれが必要なコンデンサー圧力で沸騰する溶剤を凝縮する様な温 度である。
反応は、触媒及び溶剤、更にしばしば出発芳香族化合物をも含有する反応混合物 に、酸化アルキレン又は他のフリーデルクラフト反応剤を徐々に添加することに より一般的に行なわれ、次いで溶剤たとえば混合物に再循還される溶剤を含む流 れ中に反応剤を添加することが好都合である。たとえば反応剤は反応混合物の表 面下に放出されこの間反応剤が反応混合物の残部と接触する前に溶剤により希釈 されることを確保する為、再循還溶剤の環状流により取シ囲まれる。反応混合物 の過剰希釈をもたらすことなく、希釈状態で反応剤を導入できるこの能力は、本 発明の特有の利点である。
内部溶剤の量は反応混合物の粘度が満足できるレベルに減少されるが、反応混合 物の量を不本意に増加させる程度に大きくあってはならない程度に十分な量でな ければならない。一般にその量は出発芳香族化合物1モルに対し1〜30.好ま しくは1〜10モルである。
反応は一般に酸化アルキレン又は他の7リ一デルクラフト反応剤を反応混合物に 徐々に添加することにより行なわれ、しかる後酸化アルキレンと出発芳香族化合 物との即時の反応が起る。従って反応時間は酸化アルキレンを反応混合物に添加 するのに要する時間によって制御される。従来技術においては25〜12時間ま での時間が典型的であるが、これは発熱を放散させる為の時間が必要であるから であり、本発明においては反応を完結させる為に必要な酸化アルキレンの量の添 加時間は2時間以下、しばしば025〜175時間で終了し得る。
フリーデルクラフト触媒は好ましくは塩化アルミニウムであるが他の公知のたと えば′トリエチル及び他のアルキルアルミニウム及び塩化第二鉄及び所望の反応 を生じせしめる他の固体錯化剤も使用できる。
最終生成物がアルコール又はケトンである場合、触媒、はそれと錯体を形成し更 によシ正確には錯化剤として説明されるであろう。
最終生成物がアルコール又はケトンである場合、7リ一デルクラフト反応剤対フ リーデルクラフト触媒のモル比は一般に約1:0.7〜17、好ましくは約1: l〜1.5、最も好ましくは約1〜=11〜13であり、更にフリーデルクラフ ト反応剤対当−発芳香族化合物のモル比は一般に約1:0.8〜5、好ましくは 約1:1〜3、最も好ましくは約1:1.1〜1”5であり、もしも芳香族化合 物が溶剤としても用いられない場合には、この場合においてはその割合は一般に 約1:2〜30、好ましくは約l:3〜10である。
目的生成物が炭化水素である場合、芳香族化合物:フリーデルタシフト触媒:フ リーデルクラフト反応剤のモル比は一般に約1:0.05〜0.5:0.8〜2 、好ましくは約1:0.1〜03:1〜15、最も好ましくは約1 : 0.2 −1.1〜1.5である。
本発明は特に従来方法に関連する困難性を考慮した場合、式Iのインダンもしく はテトラリンと酸化エチレン又は好ましくは酸化プロ♂レンとの反応によって式 ■のアリールアルコールの合成に適用される場合特に驚ろくべきてかつ有利であ る。内部温度は一般に一50〜+lO℃、好ましくは一30〜0℃更に最も好ま しくは−20〜−10℃の範囲内にある。圧力は一般に20〜7QnonHgの 範囲内であり更に溶剤は好ましくはジクロロメタンである。
ン及びテトラリンである。
好ましいインダンはペンタメチルインダン(n;1であり R1−R6は各々メ チルであり更にR4は水素である)、及びトリメチルモノメチルインダン(n− 1であり、R1、R2及びR4はメチルであり、R3及びR6は水素であり更に R5はエチルである)又はたとえばヨー゛ロッ・ぐ特許出願公開0061267 に開示されているごとき、イソーアミレン及びα−メチルスチレンの反応によっ て得られる様な化合物の混合物である。本発明で用いられる好ましいテトラリン はnが1であり、R3及びR4が水泳であり更にR1、R,R及びRがメチルで ある様な化合物である。
本発明の好ましい目的生成物は式■(式中R7はメチルであるンの対応する化合 物である。
式Iの化合物は一般に酸化アルキレンを添加する前に触媒と共に反応容器内に挿 入されるが、所望により触媒の一部又はその全部は酸化ア)レキレンと共に添加 できる。酸化アルキレンは液相上の蒸気相内に挿入できるが、好ましくは該酸化 アルキレンは液相表面下に導入される。
式■・の化合物は反応生触媒との錯体として得られる。錯体は分解でき、更に錯 化されないアルコールはたとえば米国特許353.2719又はヨーロッ・母特 許出願公開4914に記載されるごとく分離される。好ましくは錯体はそれを水 中に挿入することにより更に水相及び有機相を分離せしめることによ”9仕上げ られる。これは発熱反応において錯体の加水分解の原因となる。生成物の水への 挿入速度は、水全体への加圧状態の下で、溶剤が蒸発により失なわれないことを 確保できる様に調整されるべべである。
分離した有機相を更に水洗し引き続き未反応のインダンもしくはテトラリン並び にクロロヒドリンを含む副生成物の少量と共に溶剤原料を蒸留することによシ精 製できる。
アリ−ルアルコール反応生成物は、ホルムアルデヒド又はその前駆物質と中間体 との反応によりインクロマンの合成において中間体としての有用性が見い出され る。アリールアルコール錯体は、米国特許3532719及びヨーロツノ!特許 出願公開4914に開示されている様に、ホルムアルデヒド前駆物質と直接反応 できる。非錯化アリールアルコールは溶剤、未反応インダンも・しくけテトラリ ン又は副生成物を分離することなくホルムアルデヒドと反応するか又は上記に説 明したごとく精製される。好ましくは少なくとも溶剤はホルムアルデヒドとの反 応に先立ち除去される。未反応インダンもしくはテトラリンはこの別の反応によ って変化せず更にそれゆえ該生成物の精製中最終インクロマン生成物から分離さ れる。
本発明によって製造できる他の有利な一部の化合物は式■のインダン及びテトラ リンのアシル誘導体であり、好ましい化合物は先に説明したごとくである。フリ ーデルクラフト反応剤として適当なアシル化剤、好ましくは無水酢酸もしくは塩 化アセチルを用いてアシル誘導体は得られる。反応は一般にヨー口、・ぐ特許出 願公開4914又は米国特許324.6044に記載されるごとく行なわれるが 反応混合物から適当な不活性溶剤(一般に二塩化エチレン又はノクロロメタン) を連続的に沸騰させることにより更に内部温度が一般に一50°〜10℃、好ま しくは一30°〜O℃更に最も好tL<は−20°〜=lO℃の範囲内にある様 に圧力を保持することにより修正される。
相称した溶剤に関しこれは一般に20〜100 mHgの圧力が必要とされる。
しかるにプロセスは、芳香族化合物及びフリーデルタシフト反応剤との間の不均 質な、高い発熱反応のフリーデルクラフト反応において適用できかつ有用であり 、該反応はインダン、テトラリン又はフェニルアルコールの最終生成物を形成す る。芳香族化合物は芳香族炭化水素又はノ・ログン化炭化水素であるか、又は反 応中カルがニウム中間体に変換できるアルキル基によって置換された芳香族炭化 水素である。フリーデルクラフト反応剤は酸化アlレキレン、アシル化剤、又は アルケンであシ、一般に少なくとも三個の炭素原子、通常3,4又は5個の炭素 原子の鎖を有し更に通常末端位置が・又は末端位置に隣接したいずれかに二重結 合を有゛する。
出発反応剤はインダン及びテトラリンから選ばれ6更にフリーデルクラフト反応 剤は酸化エチレン、酸化プロピレン、塩化アセチル及び無水酢酸から選ばれ、そ の場合目的生成物はインダン又はテトラリンの対応するエチルもしくはプロピル アルコール誘導体又はアセチル誘導体である。その様な反応は好ましくは先に述 べたごと(’20℃以下の温度で行なわれる。
別に反応は適当な芳香族化合物からインダンもしくはテトラリンを形成するため 変換される。この化合物ハ、ハロゲン化ベンノル又は1−ハ0−2−アリールー アルカン(ここにおいてハロケ゛ンは塩素又は臭素から選ばれる)又は芳香族化 合物上で置換されたアルキル基から、同一反応系内で形成された第三級カルボニ ウムイオンであり、更にフリーデルクラフト反応剤は適当なアルケンでありこれ は芳香族化合物と閉環し所望のインダンもしくはテトラリンを形成する。たとえ ば芳香族化合物は2−クロロ−2−フェニル(又ハアルキル置換フェニル)プロ パンであり更にアルケンは末端不飽和を有し更に3〜6個18 の炭素原子を有するアルケンであり、一般にネオヘギセ7である。別に出発芳香 族化合物は1−クロロ−2−メチル−2−フェニル(又はアルキルフェニル)  7’ 0 ノEンf3 り更vc−yルヶンハフトー2−エンである。これらの 反応において沸騰する溶剤は好ましくはジクロロメタン又は二塩化エチレンであ る。
反応混合物が芳香族化合物(たとえば2−フェニル(又はメチルフェニル)−プ ロ・ぐン上で置換されたアルキル基を含有し更に又第三塩化ブチル及びネオヘキ セン又は他の適当なアルケンをも含有する場合に、第三カルボ゛ニウムイオンが その場で形成する様な反応の例が生じる。ネオヘキセンは混合物から煮沸すべき 溶剤として役立つが好葦しくけ混合物はジクロロメタン又は二塩化エチレンをも 含有する。すべてのこれらの反応は一般に20℃以下、好ましくは一50〜+1 0℃更に最も好ましくは−30−0℃で行なわれる。本発明の冷却工程とは別に 、適当なプロセスの開示が米国特許3246044及び3856875、日本の 79125647及びオランダの7802038に見い出すことができる。
本発明に係る第三の種類のプロセスは適当なフェニルアルコールを形成する為酸 化アルキレンと芳香族炭化水素との反応を含む70ロセスである。芳香族炭化水 素は一般にベンゼンであるが、トルエン又はエチルベンゼンでも良い。酸化アル キレンは一般に酸化エチレンであシ、酸−化プロピレンでも良い。反応混合物か ら煮沸される溶剤は一般に過剰−のベンゼン又は他の芳香族出発化合物である。
反応は一般に40℃以下の温度、あるいは芳香族化合物の融点以−上たとえば5 〜40℃の温度で行なわれる。圧力は30〜10.0 mmHgの範囲である。
この方法によるフェニルエチルアルコールの形成ハキルクーオスマに利用できる 引用文献に記載された条件は、反応混合物を圧力を減少し更にベンゼンを蒸留す ることにより冷却するという変形に委ねられる。
以下の例は本発明を例示する: 1ユ 1.1,2,3.3−−’?ンタメチルインダン、ジクロロメタン(300mg )に溶解した9%を含有する1、L3−トリメチル−3−エチルインダン及び前 駆物質(,564,9,3モル)を、機械的攪拌器、焼結試材出用管及びドライ アイスコンデンサー(全冷却表面積0.1 m2)を備えた31フラスコに挿入 する。アセトン−ドライアイス浴を適用することにょ9溶液を一10℃に冷却し 次いで粉末塩化アルミニウム(401g、3モル)を添加する。圧力は、ジクロ ロメタンが一15℃でおだやかに還流するような20〜30 wnHgの圧力の 値まで減少される。外部冷却は適用しない。室温でジクロロメタン(3ooml )に溶解した酸化70ロピレン(174,5,9,3%ル) ヲ焼結排出開ロ管 から液体レベル以下の反応容器に、急速に攪拌した反応媒体に1時間にわたって 添加する。添加中反応温度を一15℃に保持し、反応による発熱を、ドライアイ ス及びアセトンで一78℃に保持されたドライアイスコンデンサー内を還流させ ることによって主に放散させる。−15℃で更に5分間攪拌した後、溶液中の生 成錯体を、始めに2℃の水1500mlを含有する51の塩水冷却ジャケット付 容器に放出する。この操作は10分ががり加水分解温度は最大40℃に達する。
沈降後、二相を分離し更に油相を飽和食塩水で三回洗浄する。溶剤を、回転蒸発 器を用いて除去し次いで得られた油状物を1フイートのピコ8し、クスカラムを 用いて2 胴Hgの真空下で分別し主な二種のかさばった分画、すなわち回収イ ンダ/(95%(g、t、c、))及びLL2,3.3−にンタメチルー5−( β−ヒドロキシイソプロピル)インダン及び異性体トリメチルエテル(β−ヒド ロキシイソプロピル)インダン(98%(g、ムe 、) )を得る。
挿入インゲンの70係が変換した。変換したインダンに関する理論収率−は89 %であった。酸化プロピレンに対する理論収率は62係であった。
1 正味の酸化プロピレン(175g)を、インダン(564g)、塩化アルミニウ ム(401F)及びジクロロメタン(1173g)を含有する31フラスコに2 時間にわたって添加し更にこれを一15℃に挿入インダンの66%が変換した。
変換されたインダンに関する理論収率は88係であった。酸化プロピレンに関す る理論収率は58%であった。
還流ジクロロメタンは検出可能な酸化プロピレンを含有せず、添加される(揮発 性)酸化プロピレンの瞬間的反応を実証する。
jユ 標準の300ガロンガラスラインド軟鋼容器を用いて、例2のプロセスを工業的 スケールでくり返す。
酸化プロピレン基準の収率は53〜58%の間で変化し、変換されたインダンに 基づく収率は80〜90%であり更にインダンの転化率は60〜70チの間で変 化する。
1工(比較例) 例3の手順をくり返したが、この場合において反応は還流下では行なわれず、冷 却はジャケットのみを介して適用されるが、内部温度、は酸化プロピレンの添加 に必要な8〜10時間にわたって一15℃に保持される。酸化プロピレンに関す る収率は33〜37%に減少し、変換されたインダン基準の収率は30〜40% であり更にインダンの転化率は70〜85%の範囲で変化する。組成生成物は重 大な量の不均化されたインダンを含有する。
上玉 反応を二塩化エチレンの存在下で行ない更に反応混合物を、10mmHgの圧力 に減少せしめることにより次いで混合物から二塩化エチレンを沸騰させることに より約−15℃の温度で保持する以外は米国特許3246044に記載された一 般的手法に従って、塩化アルミニウムの存在下2−クロロ−2(4′−メチルフ ェニル)プロ・ぐンをネオヘキセンと反応させ1゜1.3,4,4.6−ヘキサ メチルテトラリンを得る。
1工 米国特許3856875又は日本の79125647に記載された一般的方法に よるが、その中にジクロロメタンを含ませしめ次いで約20 wnHgでこれを 混合物から還流せしめ、これにより反応混合物を約−5℃に保持することにより 反応混合物を冷却することによって変成して、p−サイメンを、p−ブチルクロ リド、ネオヘキセン及び塩化アルミニウム及びトリエチルアンモニウムの混合物 と反応させ1.1,3,4゜4.6−ヘキサメチルテトラリンを得る。7−jユ 約−15℃の好ましい反応温度の維持を、反応混合物中ジクロロメタンを含ませ しめ次いで圧力を20〜30wnHg付近に減少せしめることにより達成し、内 部温度が約−15℃であることを除いてオランダ特許出願7802038に記載 された一般的方法に従い、l−クロロ−2−メチル−2(4′−メチルフェニル )クロノeンヲ、2’−メチル−ブドー2−エン及び塩化アルミニウムと反応さ せ1−イノプロピル−2,3,3,5−テトラメチルインダンを得る。
■1 反応混合物を、反応混合物中に二塩化エチレン又はジクロロメタンを導入し次い で反応容器の圧力を10〜30 mmHgに減少せしめこれにより反応混合物か ら溶剤を還流させ更に一15℃付近の温度に維持することによって主に冷却する 点を変成し、ヨーロッ・ぐ特許出願公開4914又は米国特許3246044に 記載した一般的方法を用い、塩化アルミニウムの存在下1,1.2.3,3.6 −へキサメチルインダンを塩化アセチルと反応させ7−アセチル1,1,3,4 ,4.6−ヘキサメチル−1,2,3’、4−テトラヒドロナフタレンを手 続  補 正 書(方式) 昭和59年7月77日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1 事件の表示 PCT/GB 8310 OO74 2発明の名称 フリーデルタシフト反応 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 ブツシュ ホーク アレン リミテイド4代理人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番10号5 補正命令の日付 昭和59年7月17日(発送日) 6 補正の対象 明細書及び請求の範囲の翻訳文<1.2゜26頁) 7 補正の内容 明細書及び請求の範囲の翻訳文(1、2゜26頁)の浄書(内容に変更なし) 8 添付書類の目録 明細書及び請求の範囲の翻訳文 (1,2,26頁) 各1通 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フリーデルクラフト触媒および反応用溶剤を含有し更に実質的に副生成物の 形成が避けられる温度に冷却されている反応混合物中で、不均質な発熱目的生成 物を製造する方法であって、反応中の反応混合物の冷却を、反応混合物から溶剤 を沸とうさせるだめの反応熱を連続的に利用することにより、専ら又は主に行い 、かつ反応混合物中の局部過熱が実ら選ばれ、更にフリーデルクラフト反応剤が 酸化エチレン、酸化プロピレン、塩化アセチル及び無水酢酸から選ばれ更に目的 生成物がインダンもしくはテトラリンのエチルもしくはグロビルアルコール誘4 体又はインダンもしくはテトラリンのアセチル誘導体であり更に反応温度を、反 応混合物から溶剤を沸騰させることによ920℃未満に保持する、請求の範囲第 1項記載の方法。 、争慢つ内容に変更なし) で表わされる化合物であり、目的化合物は式■:で表わされる化合物であシ(前 記両式中 R1−R6は同一でも又は異っていても良く、水素又は01〜4アル キルを表わし、nは1又は2であシ更に式■においてR7は水素又はメチルであ る)、フリーデルクラフト反応剤が酸化エチレン又は酸化プロピレンであり更に 反応温度を、反応混合物から溶剤を沸騰させることにより20℃未満に保持する 、請求の範囲第1項記載の方法。 4、前記出発反応剤がノ10グン化ベンジル及び1−バロー2−アリール−アル カンから選ばれ(ここにおいてハロゲンは塩素又は臭素から選ばれる)及び芳香 族化合物上で置換された第三アルキル基から27 れ、フリーデルクラフト反応剤がアルケンであり更に目的生成物がインダンもし くはテトラリンであり更に反応温度を、反応混合物から溶剤を沸騰させることに より20℃未満に維持する、請求の範囲第1項記載の方法。 5 反、応温度を一30〜0℃で沸騰することにより保持する、請求の範囲第2 〜第4項のいずれかに記載の方法。 6 溶剤がジクロロメタン及び二塩化エチレンから選ばれる、請求の範囲第1項 〜第5項のいずれかに記載の方法。 7、 出発反応剤がペンでノ、又は01〜4アルキルにより所望により置換され たベンゼンであり更にフリーデルクラフト反応剤が酸化エチレン又は酸化プロピ レンであり更に目的生成物が1−ヒドロキシ−2−フェニルエタノールもしくは プロ/Jノール(ここにおいてフェニル基は所望によりアルキルにより置換でき る)であり更に反応温度が出発芳香族化合物の融点と40℃の間にある、請求の 範囲第1項記載の方法。 8、前記溶剤が大気圧で、反応混合物の内部温度以上の沸点を有し更に反応混合 物を大気圧以下の圧力でかつ溶剤が反応混合物から内部温度で沸騰する様な圧力 で保持する、請求9範囲第1項記載の方法。 9.5〜100 咽Hgの圧力で行なう、請求の範囲第1項〜第8項のいずれか に記載の方法。 1’O,、−30〜O℃の温度でかつ20〜100++++++Hgの圧力で行 ない更にフリーデルクラフト反応剤として酸化プロピレンを用いる、請求の範囲 第3項記載の方法。 11 溶剤としてジクロロメタンを用いる、請求の範囲第10項記載の方法。 12、式■の化合物゛かにンタメテルインダン及びトリメチルモノエチルインダ ン並びにそれらの混合物から選ばれる、請求の範囲第10項又は第11項記載の 方法。 13 フリーデルクラフト触媒が塩化アルミニウムを含む、請求の範囲第1項〜 第12項のいずれかに記載の方法。 14 反応混合物から沸騰する溶剤を冷却することによシ凝縮し更に反応混合物 に循還させる、請求の範囲第1項〜第13項のいずれかに記載の方法。 15 フリーデルクラフト反応剤を反応混合物に除徐に添加することにより更に 該添加が2時間未満で完結するという事実によって反応を行なう、請求の範囲第 1項〜第4項のいずれかに記載の方法。 16、内部冷却手段を有しない容量約2001超を用する容器内で行なわれる、 請求の範囲第1項〜第9 15項のいずれかに記載の方法。
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