JPS59501212A - N.n−ビス−(2−クロル−エチル)−燐酸アミドの誘導体 - Google Patents
N.n−ビス−(2−クロル−エチル)−燐酸アミドの誘導体Info
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- JPS59501212A JPS59501212A JP50230583A JP50230583A JPS59501212A JP S59501212 A JPS59501212 A JP S59501212A JP 50230583 A JP50230583 A JP 50230583A JP 50230583 A JP50230583 A JP 50230583A JP S59501212 A JPS59501212 A JP S59501212A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
N、N−ビス−(2−クロル−エチル)−燐酸アミPの誘導体
本発明は、殊に卓越せる抗腫瘍作用を有する新規のN、N−ビス−(2−クロル
−エチル)−燐酸アミyの誘導体に関する。
シクロホスファミドは、種々の表示で市場で人手しうる有効な細胞静止剤である
っN−2−クロル−エチルアミy−オキサデーホスホリン、例えばシクロホスフ
アミyの癌細胞前に対する選択性(H,Arnold及びF、Bourseau
x 、 Angew、 Ohemie第70巻(1958年)、第539頁)は
、70ロアぐノールアミン−燐酸エステル基を有するオキサデーホスホリン環の
特殊な環構造と密接に結び付いている。この場合には、輸送−作用形の原理が存
在するっシクロホスファミドの輸送形は、非能動性であり、その能動化は、肝臓
内で行なわれなければならない9式:
の燐酸ジアミPは、シクロホスフアミVの作用形と見なされる。
ところで、本発明の課題は、能動化を肝臓内で行ない、例えば正常細胞と腫瘍細
胞との間の少ない、H−差のようだ共通の能動化原理を利用することであった。
本発明の対象は、一般式I:
2
〔式中、X及びYは同一か又は異なり、0又はNR3を表わし R1及びR2は
同一か又は異なり R1は基(XH2(OR4) −CH2−0H2−1CH2
(OR4’) −C!H(C!H3)−CH2−及び殊に基CH2(OR4)−
CH(OR5)−CH2−を表わし、かつXがNR3基である場合には、水素で
あることもでき R2はR1の意味の1つを有し、特にエチル、プロピル、アリ
ル、プロにニル、クロルエチル及び殊にベンジルであり、かつ第一にメチルであ
り、R3は水素、メチル、エチル、プロピル又はアリルであり、基R4及びR5
は同一か又は異なり、アルキル基R又はアシル基−CORであり、この場合Rは
、1〜25個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状の飽和又は不飽和アルキル
基を表わすか又はアルキル鎖中に1〜25個の炭素原子を有するアラルキル基を
表わし、かつ基の1つが水素原子であっていてもよい〕のN、N−ビス−(2−
クロル−エチル)−燐酸アミドの誘導体である。
アルキル基Rは、分校鎖状であることができるか又は特に非分枝鎖状であること
ができる。アルキル基としてRは、置換されていてもよく、基R4又はR5の1
つに特に1〜7個、殊に1〜3個の炭素原子を有し、かつR4又はR5の他の基
に16〜20個の炭素原子を有する。置換されたアルキル基Rは、特に基R4又
はR5の1つの中に含まれているにすぎないウアルキルMR中の置換外は、例え
ばヒrロキシ、ハロゲノ、メシルオキシ、3〜12個の炭素原子を有するアルコ
キシ、アルケニルオキシもしくはアルキニルオキシ又はジヒPロキシデロぎルオ
キシである。
アシル基−CORは、殊に例えばベーヘンー、ラウリン−、ステアリン−12ク
ルミチンー、ミリスチン−、カシリン−又はアラキン酸のような天然脂肪酸から
誘導される。
アラルキル基Rの場合、アリール基は、特に1〜7個、殊に1又は2個の炭素原
子を有するアルキルによって置換されていてもよいフェニル基であり、アルキル
基は、特に1〜4個の炭素原子を有する。アラルキル基は、例えばフェネチル及
び殊にベンジルである。
互いに異なる基R4及びR5は、立体配置でのみ区別することもできるか又は例
えば重水素、三重水素、ltQのような種々の同位体の含量によってのみ区別す
ることもでき;特にグリセリP基、殊に基−C!H2(OR4)−CH(OR5
)−0H2−1は、純綿な立体異性体り一又はL−形、殊に生物学的に活性の立
体異性体形から誘導される。
グリセIJ P基R1又はR2は、例えば西ドイツ国特許出願第P313086
7号の式■のグリセリン誘導体、及び殊に西ドイツ国特許公開公報第26196
86号の式■のエーテル−レシチン、本出願人による同日出願の”ホスホリピP
を合成するための原料物質としての新規のD−マンニット誘導体″の西ドイツ国
特許出願の式H1TI[又は■のグリセリン誘導体から誘導され1この場合基R
1及びR2は、この同日出願の西ドイツ国特杵出願においてグリセリP基中の基
R4及びR5に相当する。
特に好ましいのは R1が6−オクタヂシルオキシー2−メトキシ−ゾロピール
を表わし R2がメチルを表わし、XがNH基を表わし、かつYが酸素を表わす
式Iの化合物である。
一般式Iの本発明による化合物は、シクロホスファミーの抗腫瘍作用と比較可能
でありかつ殊に少ない毒性のためにこのシクロホスファミrを一部凌駕する、著
しく良好な抗腫瘍作用を有することが見い出された。
本発明による化合物は、その構造のために健康細胞に対する明らかに少ない損傷
作用と一緒に殊に腫瘍細胞に比して高い選択性を有する。
式Iの本発明による化合物の場合、その作用形は、脂質分子の結合による膜に類
似せる中性の輸送形で存在する。この作用形は、その疎水基により簡竿に細胞膜
中に導入されるっ次に、腫瘍細胞中に存在するような弱酸性範囲内で細胞静止的
に作用する極性の作用形を放出しながら分離は起こる。それによって、腫瘍細胞
の細胞膜は、有利に攻撃され、正常細胞の膜は、比較的に損なわれないままであ
る。
弐Iの本発明による化合物の親油性又は親水性は、その構造のために制御しかつ
特別な問題に適合させることができる。更に、作用形への輸送形の移行は、構造
の1つの簡明な変法によって(殊に基R1及び/又はR2の意味において)所望
に応じて促進させることもできるか又は緩慢にさせることもで鍍るう本発明の対
象は、一般式Iの化合物の製造法でもあり、この方法は、
i) N、N−ざスー(2−クロル−エチル)−アミド燐酸ジクロリげを、
a)化合物R1−XHと反応させ、次に得られる反応生成物を式:R2−YHの
化合物と反応させるか、又は
b)式:R2−YHの化合物と反応させ、次に得られる反応生成物を式:R1−
XHの化合物と反応させ、この場合R1、R2、X及びYは、それぞれ前記のも
のを表わすか、又は
2)燐オキシクロリドをR1−X Hと反応させ、得られるRIX−POC!t
2をビX−(2−クロル−エチル)−7ミンと反応させ、次に得られる化合物を
R2−YHと反応させ、この場合R1、B2、X及びYは、それぞれ前記のもの
を表わすことを特徴とする。
変法1)及び2)の個々の反応工種j丁、このような反応に対して公知の東件下
で行なうことができる。
RIX−POCl2とビス−(2−クロル−エチル)−アミンとの反応は、特に
トリエチルアミンのような塩基の存在下で、例えばジオキサン、クロロホルム、
四塩化炭素、塩化メチ[/ン又は特にテトラヒドロフランのような不活性有機溶
剤中で行なわれる。例えば、化合物R1−XH(Q、1モル)は、テトラヒl、
+ oフ5ン100m1に溶解さね1.0°Cでトリエチルアミン(0,12モ
ル)を含有するpocz3([1,15モル)に滴加される。徐々K 21]
00に加熱し、析出したトリエチルアミン塩酸塩を炉別し、トリエチルアミン(
0,15〜0.2モル)を含有するテトラヒドロフラン100d中のビス−(2
−クロル−エチル)−アミン(0,1モル)を2000で滴下法で添加する。次
に、得られる反応生成物は、R2−YH,例えばa)(Y=Oの場合)メタノー
ル、エタノール又はアリルアルコールと反応されるか、又はb) (Y = N
R3の場合)アンモニア、メチルアミン又はジメチルアミンと反応される。
本発明のための開始剤組成物は、公知のものであるか又は自体公知の方法により
得ることができる。化合゛パフ
物R1−XH又はR2−Y Hの好ましい合成法は、例えば本出願人による19
81年8月4日出願の西rイッ国特許出願第P3130867号又は本出願人に
よる同日出願の“ホスホリピrを合成するための原料物質としての新規のD−マ
ンニット誘導体”の西げイッ国特許出願に記載されているか、又は西ドイツ国特
許公開公報第2619686号に記載されている。
本発明の対象は、式■の化合物の1種類又はそれ以上を作用物質として含有する
医薬品でもある。この医薬品は、常用の製薬学的衾周製剤及び/又は稀釈剤以外
に式■の化合物とともに治療を補助するために、この他の作用物質が式Iの本発
明による化合物と一緒になって望ましくない副作用を示さない限り、場合によっ
てはなお他の作用物質を含有することもできる。
腫瘍の成長に対する一般式Iの化合物の作用は、有利に実験動物の腫瘍で証明さ
れる。このためには、種種の実験腫瘍、例えばエールリヒ腹水腫瘍、メチルコラ
ントレン(Methycholanthren )により誘発された腫瘍及びマ
ウスの骨髄腫、さらに化学的に誘発されたラットの腫瘍が使用される。抗腫瘍剤
は、腫瘍を有する実験動物中に非経口的に投与される。好ましくは、静脈内投与
及び皮肉又は皮下投与である。経口投与可能性も抗腫瘍剤が相当に高い用量の場
合には生理的に認容性の調剤、例えばカプセル剤で除外されない。
非経口的投与の場合には、体重I Ky当り約0.05〜8 特許昭59−50
1212 (4)5ダを使用する用量が好ましいことが判明したつ抗腫瘍剤を長
時間にわたって循環路中で持続させるために、薬剤を毎日か又は2.6日おきに
投与することは、屡屡重要である。
本発明を次の実施例によりさらに詳説するが、本発明はこれによって限定される
ものではない。
実施例:
基R工を有するアミンの製出
次に、グリセリン基体又はアルカンジオール−(ω。
ω′)基体を有する新規のアミンの製出を記載する(R1=CH2(OR4)−
CT(2−OH2−1C!H2(OR4)−CH(CH3)−CI(2−又はC
4H6(OR4)−0H(OR””l−CH2−)。原料物質は、相当するジエ
ーテル又はモノエーテル、例えば1−オクタデシル−2−メチル−8n−グリセ
リンである。ジエーテルのアルコール基は、まずメシル化され、次に過剰のアン
モニアと反応される。
メシル化
アルコール(0,1モル)をTHF3QQmに溶解し、トリエチルアミン(0,
2モル)を添加する。10℃で塩化メシル(0,1モル)を原料物質がもはや検
出することができなくなるまで撹拌下で滴加する。ジイソプロぎルエーテル30
0ゴの添加後、水600−で洗浄し、エーテル相をNa25o、上で乾燥し、溶
剤を真空中で除去する。残留する油を直接にさらに反応させる。
メシル化からの油状残滓(0,1モル)をクロロホルム100m% DMF30
0プ、メタノール200ゴ及び25チアンモニア200d(水中;3モル)中で
、原料物質が完全に反応するまで50°Cに加熱するウクロロホルムで抽出し、
溶剤を除去し、少量をクロマトグラフィー処理によって精製する。主要量を直接
に他の反応のために使用する。収率は、原料のアルコールに対して90係である
。
こうして、次の化合物が得られた:
1−オクタデシルー2−メチル−6−ゾスオキシー6−アミノーsn−グリセリ
ン
(C22H47NO2:657.626 )計算値:073.89 H13,2
5
実測値:074.01 H13,34
1−オクタデシル−2−ベンチルー3−デスオキシ−3−アミノ−Bn−グリセ
リン
(”26に55N02 : 4 1 3.73 )計算値:C75,48H13
,、!10実測値:C75,61H13,63
1−オクタデシル−2−ドデシル−ろ−デスオキシー3−アミノーθn−グリセ
リン
(C33H6oNO2; 511.92 )計算値:C77,43H13,59
実測値:C77,71H13,67
A)N、N−2”、X−(2−りaルーx−1−ル)−7ミ)THF1QQd中
の燐オキシクロリド(0,15モル)に10°Cで滴下法でTHF 1Q 0r
nl中のビスクロルエチルアミン(0,1モル)及びトリエチルアミン(0,1
5モル)を添加する。反応の終結後(DC−制?@)、トリエチルアミン塩酸塩
を炉別し、Pilをドルオール50ufの添加後に遠心分離する。油状残滓を直
ちにさらに反応させる。
A)からの油状残滓(0,1モル)をTHF 100ゴ中に引き取り、10°C
で滴下法でTT−TFjQl]mAj中のアルキル−アミン(0,1モル)及び
トリエチルアミン(0,2モル)を添加するっ反応の終結後(DC−制@)、ト
リエチルアミン塩酸塩を炉別し、涙液を直接にさらにはアミド置換
THF (B ; 0.1モル)中の溶液を第一アルコール(1モル)と反応さ
せる。反応の終結後(DC−制御)、クロロホルム200dを添加し、2同人2
0口mlで洗浄する。溶剤を抽出し、残滓を珪酸ゲルでクロマトグラフィー処理
する。収率は、90憾であるっこうして、次の化合物が得られた:
N、N−ビスー(2−クロル−エチル)−アミド−Nl−オクタデシルアミド−
燐酸メチルエステル(023H4,C42N202P : 487.55 )計
算値:C56,55Hlo、13
N 5.75 P 6.35
実測値:C56,91Hlo、24
N 5.86 F 6.61
N、N−ビス−(2−クロル−エチル)−アミ)+ 、、−Nl−(1−オクタ
デシル−2−メチル−3−デスオキシ−8n−グリセリン)−6−アミド−燐酸
メチルエステ計算値:056.34 H9,98
N 4.87 F 5.38
実測値: c 56.01 H10,07N 4.98 F 5.53
N、N−ビス=(2−クロル−エチル)−アミド−N’ −(1−オクタデシル
−2−yデシル−3−デスオキシ−sn−グリセリン)−6−アミド−燐酸メチ
ルエステル
(038H790t2N204 ; 729.96 )計算値: C62,5ろ
Hl 0.91N 3.84 F 4.24
実測値’、062.68 Hll、06N 4.03 P 、L32
THF (B ; 0.1モ/l/)中の溶液K[剰のアミン(1モル)を添加
する。反応の終結後(DC−制御)、クロロホルム20+]mlを添加し、2同
人200m1で洗浄する。溶剤を抽出し、残滓を珪酸デルでクロマトグラフィー
処理する。収率は、90%である。
こうして、次の化合物が得られた:
N、N−ビス=(2−クロル−エチル)−N’−(1−オクタデシル−2−メチ
ル−3−デスオキシ−60−グリセリン)−燐酸トリアミV
(C26H56C42N303P;560.65)計算値:055.7D Hl
o、07
N 7.50 F 5.53
実測値:055.81 Hlo、14
N 7.39 F 5.24
N、N−ビス−(2−クロル−エチル)−N′−11−オクタデシル−2−メチ
ル−6−ヂスオキシー8n−グリセリン)−N“−メチル−燐酸トリアミV(C
27H58C62N303P;574.674)計算値:056.43 Hlo
、17
N 7.31 P 5−39
実測値:C56,65Hlo、26
N 7.24 F 5.2O
N、N−ビス−(2−クロル−エチル) −Nl (j−オクタデシル−2−メ
チル−3−:′?スオキシー6n−グリセリン)−N“−ジメチル−燐酸トリア
ミド(02B”60OL2N303P ; 58 B、70 )計算値: C5
7,1ろ E 1 (]、27N 7.14’ P 5.26
実測値:C57,24Hlo、35
N 6.91 P 5.01
NN−ビス−(2−クロル−エチル)−N’−(1−オクタデシル−2−メチル
−3−デスオキシ−8n−グリセリン)−N//−ジエチル−燐酸) IJアミ
ド(C2BT(6o(lit2N303P; 588.70 )計算値:C57
,13Hlo、27
N 7,14 F 5.26
実測値:C!57.09 HID、41N 7.22 F 5.14
国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 16 一般式■: 〔式中、X及びYは同一か又は異なり、0又はNR3を表わし R1及びR2は 同一か又は異なり R1は基0H2(OR4)−0H2−OH2−1OH2(O R4)−(1!H(CH3)−CH2−又は基0H2(OR4)−CH(OR5 )−0H2−を表わし、かつXがNR3基である場合には、水素であることもで き R2はR1の意味の1つを有するか又はエチル、プロピル、アリル、プロペ ニル、クロルエチル、ベンジル又はメチルであり、R3は水素、メチル、エチル 、プロピル又はアリルであり、基R4及びR5は同一か又は異なり、アルキル基 R又はアシル基−0ORであり、この場合Rは、1〜25個の炭素原子を有する 直鎖状又は分枝鎖状の飽和又は不飽和アルキル基を表わすか又はアルキル鎖中に 1〜25個の炭素原子を有するアラルキル基を表わし、かつ基の1つが水素原子 であっていてもよい〕のN、N−ビス−(2−クロル−エチル)−燐酸アミドの 誘導体。 2、Bl及び/又はR2が基C!H2(OR4)−CH(OR5)−0H2−を 表わし、その際R4及びR5が請求の範囲第1項記載のものを表わす、請求の範 囲第1項記載の化合物。 3、R2がベンジル又は殊にメチルである、請求の範囲第1項又は第2項に記載 の化合物。 4 R1が3−オクタデシルオキシ−2−メトキシ−プロピルを表わし、R2が メチルを表わし、XがNH基を表わし、かつYが酸素を表わす、請求の範囲第1 項記載の化合物つ 5、一般式I: 〔式中、X及びYは同一か又は異なり、0又はNR3を表わし 1ljl及びR 2は同一か又は異なり、R1は基0H2(OR4)−CH2−CH2−1CH2 (OR4)−C!H(OH3)−0H2−又は基CH2(OR4)−C!H(O R5)−C!H2−を表わし、かっXがNR3基である場合には、水素であるこ ともでき R2はR1の意味の1つを有するか又はエチル、プロピル、アリル、 プロペニル、クロルエチル、ベンジル又はメチルであり R3は水素、メチル、 エチル、ゾロぎル又はアリルであり、基R4及びR5は同一か又は異なり、アル キル基R又はアシル基−CORであり、この場合Rは、1〜25f固の炭素原子 を有する直鎖状又は分枝鎖状の飽和又は不飽和アルキル基を表わすか又はアルキ ル鎖中に1〜25@の炭素原子を有するアラルキル基を表わし、かつ基の1つが 水素原子であっていてもよい〕のN、N−ビス−(2−クロル−エチル)−43 14アミPの誘導体の製造法において、 i) N、N−ビス−(2−クロル−エチル)−アミド燐酸ジクロリドを、 a)化合物R1−XHと反応させ、得られる反応生成物をその後に式:R2−Y Hの化合物と反応させるか、又は b)式:R2−YHの化合物と反応させ、得られる反応生成物を式:R1−XH の化合物と反応させ、この場合R1、R2、X及びYば、請求の範囲第1項〜第 4項のいずれか1項に記載のものを表わすか、又は 2)燐オキシクロリドをR1−X Hと反応させ、得られるRIX−POCl2 をビス−(2−クロル−エチル)−アミンと反応させ、得られる化合物を次Fc R2−YHと反応させ、この場合R1、R2、X及びYは、請求の範囲第1項〜 第4項のいずれか1項に記載のものを表わすことを特徴とする請求の範囲第1項 〜第4項のいずれか1項に記載の式Iの化合物の製造法。 6、 医薬品において、一般式I: 〔式中、X及びYは同一か又は異なり、0又はNR3を表わし R1及びR2は 同一か又は異なり、R1は基CH2(OR4)−CH2−CH2−1OH2(O R4)−0H(OH3)−0H2−又は基OH,,(OR4)−i(OR5)− CH2−を表わし、かつXがNl基である場合ICは、水素であることもでき R2はR1の意味の1つを有するか又はエチル、プロピル、アリル、ゾロベニル 、クロルエチル、ベンジル又はメチルであり R3は水素、メチル、エチル、ゾ ロ2ル又はアリルであり、基R4及びR5は同一か又は異なり、アルキル基R又 はアシル基−CORであり、この場合Rは、1〜25個の炭素原子を有する直鎖 状又は分校鎖状の飽和又は不飽和アルキル基を表わすか又はアルギル鎖中に1〜 25個の炭素原子を有するアラルキル基を表わし、かつ基の1つが水素原子であ っていてもよい〕で示される請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項に記載の 1種類又はそれ以上の化合物を含有する医薬品。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE32252277GB | 1982-07-06 | ||
PCT/DE1983/000122 WO1984000368A1 (en) | 1982-07-06 | 1983-07-06 | Derivatives of n,n-bis(2-chloroethyl)-phosphoric acid amide |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPS59501212A true JPS59501212A (ja) | 1984-07-12 |
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ID=6748694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP50230583A Pending JPS59501212A (ja) | 1982-07-06 | 1983-07-06 | N.n−ビス−(2−クロル−エチル)−燐酸アミドの誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59501212A (ja) |
-
1983
- 1983-07-06 JP JP50230583A patent/JPS59501212A/ja active Pending
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