JPS59500999A - 踏越し記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 踏越し記録装置 技術分野 この発明は、例えば、幅飛び、三段飛び、槍投げ等の形式のスポーツの練習に関 連する踏越しを記録するための装置に関する。

背景技術 幅飛びや三段飛びにおいては、例えば、いわゆる踏越し土手が踏越しを制御する のに用いられて（・る。この土手は、踏切板に直接に接続して配設されると共に シラステリン型粘土又は同様のしなやかな材料からなる平坦で滑らかな岸部を備 えたマーク板から成って〜・る。プラスチリン類の岸部は全幅が約２ｃｒＩＬで あってジャンプ方向に前縁である踏切板の端縁から３０°の角度でもって上に向 って伸びていてその次に踏切板の上側面と平行になっている。プラスチリン製岸 部は、堅く取外し不可能な支持体上か或いは取外し可能ないわゆるプラスチ１） ン板上に載せることができる。

ジャンプする者が踏越えをした時には、滑らかに形成されたプラスチリン表面に その跡を残す形で踏越えカー己録される。踏越えが実質的なものである時は、踏 越えがあったことを審判員が決定するのに何ら問題はな〜・。しかし踏越えが僅 かなものである時＆’ｌ、多くの場合踏越えが生じたのか否かを審判員が決定す るのは非常に困難である。それゆえ、競技においては踏越えが生じたか否かを決 定するために幾人かの審判員を用意することが必要である。

一つの踏越えがあった時には、プラスチリン製岸部はその滑らかな元の状態に修 復されなければならない。この回復を行なうためには時間が必要となり、そのた め幅飛びや三段飛びの競技は実行するのに比較的長い時間が必要となり、このこ とは見物人に多くのそして長い興味のない中断を強いることになる。幾つかの取 外しができるプラスチリン類の板を利用可能な時は、これらの板を取り出して、 踏越えによって変形されたプラスチリン製岸部を次のジャンプを行なう間に修復 させて、そして踏越えによって変形された次のプラスチリン製岸部と交換するこ とができる。

踏越えの跡を付けて記録するというこの知られた技術でも、やはり見物人はジャ ンプが行なわれたのと同時にそのジャンプが合格するものか否かを決定すること ができず、審判員による判断を待たねばならない。この欠点はまた、例えば幅飛 びや三段飛び競技が見物人をそれ程引き付けたり引き入れたりする競技ではない という事実に寄与もしている。

発明の開示 それゆえ、本発明の目的は、上記の欠点が表われることがなく、かえって見物人 に対してさえ、踏越えが行なわれたか否かを安全に且つ直接に記録することを可 能にし、しかも踏越えの後で修復作業を何ら必要とせずむしろ連続してジャンプ をすることができる、踏越え記録装置を提供することである。

この目的は、本発明による装置が添付の請求の範囲に定められる特徴点を与えら れることで達成される。

図面の簡単な説明 本発明は、添付図面を参照して以下に詳述に記載されるが、添付図面において第 １図は本発明による装置を備えた幅飛びグランドの概略平面図であり、そして第 ２図は第１図の実質的に線■−Ｈについての拡大断面図である。

発明を実施するだめの最良の形態 第１図において、数字１は走り幅飛びのだめの助走路を示しており、そして数字 ２は幅飛びで着地する砂場を示す。助走路１において、砂場２からある距離のと ころで、踏切板３が設置されている。本発明による踏越え斜面４が踏切板３のす ぐあとの幅飛び方向に設けられている。

踏越え斜面４は、剛性の、例えば木のような非圧縮性又は非可撓性の材料から成 っていて剛性の支持部５（第２図）に取外し可能に取り付けられるキャリア６と 、該キャリアの角度をもつように設計された上側面に強固に取り付けられた踏付 クッション７とから成っている。

現在の国際規約によれば、前記角度は１５０°である。

即ち踏切板３のすぐ隣に位置するキャリアと同様に踏付クッションの部分は水平 面に関して３０°の角度をもって踏切板３から上に向って伸び、そしてそれから 前記平面と平行になっている。

踏付クッション７は、高い気密性を有するゴム又は同様の弾性材料、即ち空気透 過性のない材料から成る上側の弾性のある張延層８と、該上側の張延層８に用い られたのと同じ材料或いは堅い空気漏れのないゴム又は空気透過性のない他の比 較可能な材料から成る底側層９から成っている。これらの層又は部分８，９は、 張延層又は底側層の材料と同じ材料から成る全壁部分１０によって、一つの単一 品として設計されるか或いは互いに連結されて両層の間に空気間隙１１を形成し ている。踏付クッションの上側面には、摩擦材で被覆されたゴムから成る消耗面 １２が設けられており、この摩擦材は、特に雨天の時にジャンプを行なう者が、 実質的に踏出しをした時にであっても、何らかの原因で踏越え斜面４のところで スリップしたり辷ったりすることのないように、別個の層であっても張延層８に 強固に連結した層とするか或いは張延層８との一体的な部分を構成することがで きる。

踏付クッション７は、その踏切板３から遠く離れた方の端縁１３がキャリア６上 に形成された肩部１４に当って位置するように、キャリア６上に配置するのが好 ましい。前記肩部の上側面は踏付クッションの消耗面１２と同じレベルにあるか 又は消耗面１２から僅かに低いレイルとするべきである。

本発明によれば、踏付クッションの一方の短い側部には、図面には単に概略的に 描かれているだけではあるが、ストップ弁１５が配置しであると共に空気間隙１ １に接続されている。前記弁は、空気漏れのない導管１６（第１図）に介して圧 力表示器１７に接続されており、該表示器１７には、本線又は電源に接続された 信号部材１８が結合されている。踏付クッション７内の圧力上昇を検出すると、 前記信号部材１８は光学的又は音響的或いはその両方の信号を出す。図面におい ては、信号部材１８は赤色光の形の光信号を放つ信号ランプの形態として図示さ れている。もちろん、信号部材は、もしそれによって踏越えを知らせるために放 たれる信号が記録されそして見物人よって目視されるか又は聴取され得るのであ れば任意の他の形態を採用することができる。追加の信号部材として、踏越えを した時の圧力を記録し、そして振れの位置を保持するポインタを有し、そしてそ れによって踏出しの程度、即ちその踏出しが非常に小さいか或いは実質的なもの か否かを少なくとも近似として表示することができるマノメータ等のものを備え ることも可能である。

圧力表示器１７が信号部材１８に信号を発生させるのに必要な圧力上昇は、ジャ ンプした者がその靴で踏付クッション７に接触するや否やすぐ生じる。それによ って前記クッションの上側面は荷重にさらされ、この荷重は踏付クッション７、 内の空気間隙１１を押し潰すことになり、このため空気間隙１１内の空気圧が上 昇する。踏付クッションの空気間隙１１内のこの上昇した空気圧力は圧力表示器 １７によって検出され、圧力表示器１７は今度は信号ランプ１８を点灯させる。

ランプはその赤色光によって、ジャンプをした者、審判員及び見物人に対して直 接に、直前に行なわれたジャンプは踏越しのために無効であることを表示する。

踏付クツ７ヨン７内の空気間隙１１内の圧力は予め定められている。この圧力が 競技中に変化しｒｌいように制御可能とするために、圧力ゲージ（図示せず）が クッション７と圧力表示器１７との間の適当な場所に設置される。好ましくは、 圧力表示器１７にかかる圧力ゲージを備えることができ、そしてもし空気圧力カ ー競技中に変化するものなら、補助空気を例えはポンプで供給するか、又はスト ップ弁１５を経て空気を送るか或いは圧力表示器の目盛を基準化することによっ て空気圧を修正することができる。

既に言及したように、本発明による装置内に設けられる踏越し斜面４は、取外し 可能であってしかもジャンプで着地する砂場２に向って面し且つ第２図において 破線で部分的にマークを付けられた踏切斜面の端部側面２０に直接当価できるよ うになっている。前記端部側面はまた、幅飛び長さｔ測定する基準線でもある。

前記踏越し斜面はまた、踏付クッションの壁部分１０α　（第２図）の厚みに実 質的に相当する距離だけ踏切板３内へ窪ませることもできる。

本発明は、上で述べられ且つ図面に図示されたものに限定されるものではなく、 添付の請求の範囲に定められる発明思想の範囲内で多くの異なる態様で変更及び 修正を加えることができる。踏越えはまた、スタート信号が与えられる前に、ラ ンナーは基準線、即ちスタートラインを通過してはならないという助走スタート 又はスタンデインダスタートで行なう競技では不正スタートとして理解されるべ きである。本発明による踏越え斜面は図面では直線状のものとして示されてきた が、砲丸投げやノ・ンマー投げのリングに嵌まるように弧状とすることもできる 。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、予め定められた基準線に関する踏越えを記録するための装置であって、一定 の容積を有し予め定められた圧力の空気を収容した腔部０υを気密的に含み、上 側面に荷重が加わった時に同時に前記腔部（１１）の容積を減少して圧力上昇を 得ることができる踏付クッション（７）が前記基準線■に直接に接続し且つ前記 基準線に沿って伸びており、前記圧力上昇に応じて信号部材０８）に光学的及び 音響的な信号の一方又は両方の発生を開始させる圧力表示器（１ηが前記腔部０ υに接続されていることを特徴とする装置。 ２−　前記踏付クッション（７）は剛性材料からなるキャリア上に設置されてい ることを特徴とする請求の範囲第１項記載の装置。 ３、踏付クッション（力の上側面には摩擦向上材が設けられていることを特徴と する請求の範囲第１項又は第２項記載の装置。 ４、踏付クッションの空気腔部は気密性のゴムからなる上側弾性張延層（８）と 気密性ゴムからなる底側層（９）との間に位置していて、前記両層は張延又は底 側層に用いられたのと同じ材料からなる全周壁部分ＱＯ）によって互いに連結さ れていることを特徴とする請求の範囲第１項乃至第３項のいずれか一項に記載の 装置。 ５、信号部材は本線又は電源に接続された音響又は光送信器０８）であることを 特徴とする請求の範囲第１項乃至第４項のいずれか一項に記載の装置。 ６、圧力表示器任ηはストップ弁（１５１を介して踏付クッション（７）に接続 されていること特徴とする請求の範囲第１項乃至第５項のいずれか一項に記載の 装置。 １