JPS59500713A - ロ−プ張索装置 - Google Patents

ロ−プ張索装置

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JPS59500713A
JPS59500713A JP50183683A JP50183683A JPS59500713A JP S59500713 A JPS59500713 A JP S59500713A JP 50183683 A JP50183683 A JP 50183683A JP 50183683 A JP50183683 A JP 50183683A JP S59500713 A JPS59500713 A JP S59500713A
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サリバン ポール ユージン
ペツペル ジョージ ウオルター
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マ−ドツク マシン アンド エンジニアリング コンパニ− オブ テキサス
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ローフ張索装置 技術分野 −本発明は一般的には航海用装具、より詳しくは船がその係船設備に対して動く 場合に、該係船設備に船を固定しているロープあるいはその他弾性のワイヤに加 えられる引張力の、特徴な変化を吸収するために使用しうるテンション緩衝装置 に関する。
背景技術 ホードあるいはその他の船がワイヤローフ0あるいはその仙柔軟ではあるが比較 的非弾性の線によって埠頭あるいはその仙の係船設備に係留される場合、前記線 を緊張させるが一方船とその係船設備との間の相対運動を許容する所定量の弾性 曲びを提供するように線を保持するある種の装置を前=2線に設けるのが通例で ある。
1線緊張装置(Line Teusioning Device ) Jとい5 名称の米国特許第4.022.450号はそのような従来技術による装置の什表 であって、前駅線に所定量の引張力が加えられるとf甲びてさらに伸び切った形 となる2字形の弾性曲げ部を影線に保持するために一対の引張ばねを使用してい る。
それぞれ[ケーゾルバッ77 (Cable Buffer ) Jおよび1弾 性ホルトクリート(Yielding Boatcleat)Jという名称の米 国特許第546.788号および同第869.130号は係船大綱、ケーブルあ るいはロープに過度の引張あるいは歪が加えられると1個以上のコイルばねが圧 縮されるような従来技術による機械装置を開示している。
それぞれ「巻き上げ機(V/1ndlasses ) Jおよび[サージ解放装 置の改良(ImDrovementsin Surge−Relievers  ) Jという名称の米国特許第143.993号および同第107.917号は 船の運動によってもたらされるケーブルのショックが複数のコゝム製ばねによっ て吸収されるその仙の装置を開示している。
従来技術による前述の緊張吸収装置は直線方向に圧縮あるいは呻びるばね要素を 使用しており、そのためローフ0に加えられる応力と、その結果としてのロープ の有効長の増加との間には概ね直線的な関係がある。
[油貯槽船、係船装置および海上製油用油送り装置(○il Storage  Vessel 、 Mooring Apparatus AndOil De livery for The Off −5hore proauction  ofoll)Jという名称の米国特許第4.273.066妥は、特定の用途 に応じて浮遊ロープあるいは重量%エイノである係船用の線と、長さが柔軟な油 送ボースの双方を含む深海潜水係船装置に対して海上で船を係留するための各種 の装置を捺案している。前言1特許はその5と8の欄において手動あるいは自動 制御のテンション解放(自動)係船ウィンチと機械的緩衝装置(緩衝ローラ)に ついて述べている。前=a特許の欄5において係船用線に加えられる周期的なシ ョックによる負荷の一部を吸収するよう設計され、かつ調整されると説明されて いる「ダンパ(The Damper ) Jと称する機構を説明している。前 記ダンパはその上を係船用線が通る突合せ端を備えた凹形ローラを含むものとし て説明されており、該ローラは軸心の周りを枢動する2個のアームによってワイ ヤロープウィンチの上方特定の高さで、かつ該ウィンチの後方で保持され、前記 アームの方はばねあるいは油圧制御のラムによって適所に保持されている。また 前記の特許は、サービスタンカーのプロペラを逆転位置にさせ係船用の線に所定 のテンションを発生させそれにより必要なテンションで浮遊貯槽船とサービスタ ンカーの間の弾力的な連結を行うための係船用線の使用について述べており、双 方の、船の間の相対運動が150フイート(約45メートル)まで許容しうるよ う油ホースが配設されている(同特許欄12)。
また、近代的な原動嗜に付属する各種の付属補助装置を駆動するため使用する場 合のように、無端駆動ベルトにおいである程度一定のテンションを保持するため 機械的な緊張装置が使用されてきた。そのようなベルト緊張装置はその使用寿命 にわたってベルトの長さ変化を補正し、一方ベルトとその周りを運動する各種プ ーリの間のスリップを排除し、同時にベルトに過度のテンションを加えずにベル トに適度のテンションを確実に保持するために使用される。
それぞれ「機械的ベルト緊張装置構造(MθchanicalBelt Ten 5ioner Con5truction ) Jおよび[緊張装置(Tens ioning ApparatuS) Jという名称の米国特許第4.285. 676号およびその再発行特許第30.842号は典型的な従来技術による駆動 ベルト緊張装置を開示しており、そこではベルトが隣接する固定プーリの間を延 びる際、該ベルトの長手方向に対して全体的に垂直の方向にアイドルジーりをレ バーアームの細端で枢動させるよう捩りばねが前言eレバーアームの一端に設け られている。前記捩りばねは(例えば特許第4.285.676号に示すように )複数のコイルばねを含んでよく、あるいは代替的に(例えば前記特許の再発行 分第30.842号に示すように)弾性材に捩り剪断力がかかる結果必要な回転 力を発生させる、弾性材製の中空シリンダでもよい。
[細長いパッドで弾圧されたアイドルホイル張り装置を備えたチェイン駆動装置 (Chain Drive withIalsr wheel Tension ing Means Biased by K1ongate+aPads )  Jという名称の米国特許第3.817.112号は特に、―搬に停止および再 始動させそのためチェインに著しい歪が加えられる可能性のある織機用チェイン 駆動装置に関している。張り装置が回転するにつれて複数のゴムパッドの断面が 歪むため捩り効果が得られる。
連続ベルトチェインおよびその他類似の駆動装置に使用されてきた緩衝装置は、 特に大きい力や、多くの航海用途に付随する一元の強打への対処には給対に要求 されないことが認められる。したがって、(均衡したトルク偶力ではなく)不均 衡のトルクを加えることによって生じる反力が、前記緩衝装置をその所定の用途 に使用した場合その信頼性に著しい影響を与えることは多分ないであろう。
[特に椅子用の傾動機構(Ti1tinq MechaniSmEspecia ’lly For Chairs ) Jという名称の米国特許第2.087. 253号は高度に圧縮され、同心の管状部材の間に囲まれるため、事実上肢管状 部材の面に接着されることによって、前記管状部材間の相対回転運動がコゞム本 体を捩り歪ませるゴム製の円筒状本体の使用を示している。ゴムに加えられる捩 り歪を変え、したがって弾性イム装置によって支持される椅子の壁を傾かせるに 要する力を変える調整機構が設けられている。
前述のような構造形態は、隣接する構造要素の間の限定された回転運動を許容し 、同時に該機構を通常位置へ弾圧するために円筒状のイム製ブツシュが使用され る多種の使用例の典型と考えられる。前述のプツ′シュはその形状は円筒形であ るが以下[長手方向の捩り剪断(longitudiual forsiona l 5hear ) Jと称するものを使用しておらず、かつさらに半径方向の (radiating )捩り剪断が均一に分布するのでなくハブ部分に集中す ることに注目すべきである。
発明の開示 新規なロープのテンション緩衝装置はワイヤロープあるいはその他の類似の弾性 線の長さの中間位置に取り付けられるよ5にされている。例えば張索装置はロー プの有効長さを制御するウィンチと、ロープを案内する導索器の間の位置で船の 甲板に取り付けられ、ロープがウィンチに巻かれたり巻き戻される際に嶺ったり もつれないようにできる。代替的に前記装置は好ましくは導索器と、ロープが取 り付けられているクリートとの間でロープの固定端の近くに設置してもよい。
実際の装置は回転可能アームの両端でそれぞれ取り付けられた共平面の対の索車 を含む。2個の索車はそれぞれの回転軸心がアームの回転軸心と平行となるよう 方向づけられ、そのためロープが第1の索車の周囲上のある点に対して接線方向 に緩衝装置へ入り第2の索車の周囲上の第2の点に対して接線方向に該緩衝装置 から出ていくようにさせて、ロープに何らかのテンションを加える前にロープが 緩衝装置から出入りするにつれてアームの長手方向軸心をロープの方向に対して 多少垂直方向とさせることにより緩衝装置内のロープは2個の索車によって案内 されて全体的にS字形となり、ロープのテンションがアームに対してトルク偶力 を加えるにつれて徐々に比較的真直な形となり、そのため緩衝装置の外部におい てアームをロープの方向に対してさらに平行となるよう回転させる。1個以上の 弾性捩りばねが回転可能の内側アームを外側の固定フレームに接続させ、弾性材 内部の剪断力が回転している内側アームにトルク偶力を発生させ、アームと索車 の組立体が負荷零の位置から回転するにつれて可変の緩衝力がロープに加わるよ うにする。
本発明の好適実施例によれば、弾性捩りばねは一方が他方の内側に同心状に載置 する一対の中空円筒体の形状であり、同筒体の軸心がアームの回転軸心と共軸心 であって、外側円筒体の第1の端部が内側円筒体の第1の端部に固定され、その ためそれぞれの第2の端部の一方がアームに取り付けられ、それぞれの第2の端 部が外側フレームに取り付けられた場合、内側の弾性円筒体によって発生するト ルクと、外側の弾性円筒体によって発生するトルクとが組み合わされる。載置し た2個の円筒体の各々は外側フレームに対するアームの回転の一部のみを許容す ればよいので、円筒体の各々の対応する長さは弾性材内の所定の最大剪断角度に 対して短くなり、そのため所定の作動パラメータに対してよりコンパクトな構造 を横片できるようにする。
回転可能アームの各側に1個づつ、回転砂石を同心状にさせた一対の前=e弾弾 性捩部材を設けることが好ましい。
本発明のその他の実施例によれば、弾性部材は一端を回転可能部材に、他端を固 定部材に取り付けた細長い円筒体か、ハブ部分を前記部材の一方に、縁部を前記 部材の他方に取り付げたディスクのいづれかの形状とできる。
前記構造形状の結果、ローフ0のテンションの増加によってアームを回転させ、 S字形血げ部を延すにつれて、対応して、ロープのテノンヨ/によりアームに加 えられるトルク偶力に関係するてこ比は小さくなる。
弾性材がアームの角度運動に概ね比例した逆トルクを発生させるので、緩衝装置 は常にケーブルにおいて少な(ともわづがな曲げ部を保持し、このためクープル に加えられるテンションのそれ以上の瞬間的な増加を吸収することができる。ロ ープが緩衝装置へ出入りするにつれて、ロープの方向に対する、捩り負荷零の状 態の回転可能アームの方向を適当に初期調整することにより、緩衝装置の作動特 性、特にロープの有効長さがテンションの所定増分に対して変化する割合を変え ることができる。
図面の簡単な説明 第1図は船を係船ブイに取り付けるために使用するロープのテノシヲ/の、@、 激な変化を吸収するた灼船の甲板で使用している、本発明によるローフ0テンン ヨン緩衝装置の概略図;第2図は関連のロープの一部と共に示す第1図の緩衝装 置の斜視図:第3図は第2図に示す緩衝装置の部分的に断面の側面図;第4a図 と第4b図は円筒体に捩り剪断力が加わる前後における剪断と捩れとの幾何学的 関係を示す、弾性材製の円筒体の一対の斜視図;第5図は本発明によって構成さ れ、弾性捩り要素が載置され、そのためよりコンパクトな装置を提供しているロ ープテンション緩衝装置の第2の実施例の斜視図;第6図は第5図に示す実施例 の部分的に断面の側面図;第7図はロープテンション緩衝装置の第6実施例の斜 視図ン第8図は第7図に示す実施例の部分的に断面の側面図;第9図から第14 図まではアームとロープの外方方向との間の角度がそれぞれマイナス60度、0 度、15度、45度、90度および120度である場合の、本発明によるロープ テンション緩衝装置を概略的に示す幾何学的図面、および第15図はロープに対 するアームの負荷零の初期方向がそれぞれ45度、15度、0度およびマイナス 60度である場合の、移動量の関数としてロープに加えられるテンションの関係 を示す一組のグラフである。
発明を実施するための現在の好適実施例係船ロープのテンションの変化を吸収す るために使用する本発明による装置の概略図である図面、特に筑1図を参照する 。船10は係船ロープ30により係船ブイ20に取り付けられる。典型的には、 係船ロープ30は全体直径が約5センチであって、鋼線を換型したケーブルであ り、著しい引張力に耐えうるが、その他適当な形式のロープあるいはチェインで あってもよい。ケーブル30は通常その係船ブイ20に対して、相対的に大きい 船(例えば100トンオイルタンカー)を取り付けるに十分以上の強度を有する 。しかしながら、公海においては波の作用により船10を5ねらせ、そのため船 10とその係船設備の相対運動を生じさせる。したがって、船10がその係船設 備に向が5につれて、係船ロープ30にたるみが生じる傾向がある。
逆に、船10が係船設備30がら離れるにつれてケーブル30のたるみが延ばさ れ、過度のテンションを阻止する適当な装置が設けられていなければ、船1oの 慣性が今や緊張したローf30を介して係船設備2゜に伝達されるにつれてケー ブル3oは、0激な潜在的に大きい力の衝撃に耐えねばならない。ある程度まで は、ローフ030に加えられるテンンヨ7の増加による作用は前述した従来技術 によるばね負荷のショックアブソーバによってかわすことはできるが、さらには ケーブル30が自動的に巻き戻される前にケーブル3o内のテンションの増加に 対して権く限定的に抵抗するようウィンチ40を設計、かつ作動するようにして もよい。
そのような手段はある限定された作動要件の範囲内では効果はあるが、引張力が ローフ0、あるいはその接続部の引張強度と同じか、それを上廻る点まで上昇す る前にローフ0にかかるテンションを確実に緩衝し、かつ吸収するに適当な装置 を設ける必要性が依然としてあることを認めるべきである。
図示のように、係船設備はブイ20であって、これも波の作用を受ける。しかし ながら、ブイ20は通常、その浮力により緊張状態に保たれている錨および(ま たは)バイア″(図示せず)装置により海床に固定されている。シイ20の容積 のほとんどが所しい波の作用を受けない適当な程度まで深く沈んでいるためブイ 20に加わる波の作用を最小にすることは可能ではあるが、ブイ20もまた、船 10のうねりとは位相のずれたある種の運動が加わり、そのため船10をその係 船設備20との間の相対運動に追加されることが認められる。
ケーブル30の第1の端部は船10の甲板上のウィンチ40の周°りに巻きつけ られ、該ケーブル30の他端は適当な取付具50によってブイ20に取り付けら れ、こうしてウィンチ40は調整自在にケープ30を船10に対して固着させる 。新規な張索装置60がウィンチ40と、張索装置60に対するケーブル30の 出側部分80の方向を制御するため船の舷縁に設ける導索器70との間の中間位 置で船10に装着されて℃・る。張索装置60へ入るケーブル300部分90は 通常、ケーブル30がウィンチ40から張索装置60まで直接に延び、かつウィ ンチ40と張索装置60の双方が船10の甲板上に共に装着されていると(・う 事実からウィンチ40と張索装置60との双方に対して適度の方向に向けられる 。さらに、ケーブル300Å側部分90と出側部分80とは相互に対して概ね平 行に向けられるが、テンションがケーブル30に加えられるにつれて、トルク偶 力が張索装置60に加えられるよう隔置されている。トルク偶力の大きさはロー プ30のテンションのみならず、ケーブルの出側部分80に対する入側部分90 の垂直距離によって決まる。
この点について、オイルタンカーを海中の油井からの立上り導管の上端に設けた ブイに対して固定することにより、弾性の油配管(図示せず)により油井から油 がタンカーへ汲み出される間船を係船ブイに対して位置づけるのに使用するのが 特に適しているが、張索装置60はまた、埠頭あるいは(例えば大陸棚に沿った 浅瀬区域での)海床へ侵入させたパイルに取り付けた固定プラットフォームのよ うな固定係船設備に船を取り付ける場合や、(例えばタグボートをはしけへ、あ るいはサービスタン力が貯槽船から油を積込んでいる間海中油井近(に保留した 浮遊貯槽船をサービスタンカーへ接続する場合のように)第1の船を第2の船に 接続する場合にも有利に使用しうろことに注目すべきである。
第1図に示す緩衝装置のそれぞれ斜視図および側面図である第2図と第3図とを 参照する。ロープ30はウィンチ40と張索装置60との間を延びる全体的に水 平方向の部分から上部索車102の前方部分104上を通り下部索車108の後 部106まで上部索車102により案内され、張索装置60から導索器70(第 1図)に向かって延びるにつれてロープ30の下方水平部分まで最終的に導かれ る。
上部索車102と下部索車108とは回転可能アーム組立体110のそれぞれ上 端部と下端部とに回転可能に取り付けられている。図示のように、アーム組立体 110の長手方向は体止侍(即ちケーブルにテンションのないとき)は概ね垂直 であって、したがいケーブル30の入側および出側部分90.80のそれぞれの 水平方向に対して概ね垂直である。
第2図と第3図に示す実施例において、アーム組立体110は一対の隔置プレー ト、即ちそれぞれの上端において上部索車ぎン116、下端にお(・て下部索車 ピン118によって相互に接続された左側プレート112と右側プレート114 とを含む。上部索車102は該索車が上部ぎン116の周りを共軸線関係で回転 しつるようにする)・ブプッシュ120を含み、−ガニ部索車108は該索車が 下部ぎン118の周りで同様に回転可能に取り付けられるようにする類(Lit の)・ププッシュ122を含む。2個の索車ピン116.118はアーム組立体 110を構成する2個の側方プレート114の各1個にそれぞれ固定され、その 自由端は対向するプレート112の一部として設けられたブツシュを摺動出入り する。この方法により、左側プレート112と右側プレート114との間の間隔 のある程度の変動は許容されうる。
左側のアームプレート112は左側の弾性捩りばね126により左側の外方フレ ーム部材124に接続されている。同様に右側の弾性捩りばね128も右側プレ ート114を右側の側方フレーム部材130に接続する。第3図を特に参照すれ ば、左側の捩りばね126と右側の捩りばね128とは柵ね相互に同一であって 、それぞれ円筒形であり、約90度(1/2πラジアン)でアーム組立体110 と交錯する共通軸線1320周りで同心状である。
第3図で断面で示す左側の捩りばね126を参照すれば、捩りばね組立体は比較 酌厚い外側端プレート134と、該端プレート134より若干薄い中間部分13 6と内側端プレート138とを含む。中間ばね部分136は、航海環境において 運台する例えば太陽光線、塩水およびその他の関連の劣悪な環境条件に耐えるネ オゾレンあるいはその他のゴム状材料のような適当な弾性材料から成形されてい る。また、中間部分136も複数の剛性の補強プレート140を含み、該補強プ レートの各々は薄く、比較酌平坦であって、アーム組立体110が周りを回転す る軸線132に対して全体的に垂直である。弾性ばね126.128’の弾性材 部分142は補強ディスク140と2個の端部プレート134.138に接着さ れており、そのため内側の端部プレート138が軸心132の周りを回転し、外 側の端部プレート134が静止していると、弾性材142に対して捩り剪断作用 が加えられ、弾性材の方は外側端プレート134に対する内側端プレート138 の回転量に概ね比例した量だけ軸心132の周りでトルク偶力を発生させる。
補強板1400機能は円筒体136の軸心132の周りで捩りばねの一端が他端 に対して巻き上げ巻き戻しができるばね性能を減少することなく弾性ばねに不等 方性を付与し、特に好ましくない撓みがないよう弾性材を強固にすることである (以下の第4図についての説明も参照のこと)。この機能は補強ディスク140 を所定の剪断方向に向けることにより達成される。また、補強ディスク1.40 は単純な外方からの圧縮力および引張力に応答して弾性材の長さや直径が変化し ようとする傾向を最小にする効果を有する。軸心132に対して垂直方向に剪断 力を発生させるトルク偶力が補強された弾性組立体136に加えられると、個々 の補強プレートには著しい作用が加わらないことが認められる。
第2図と第6図に示す実施例においては、外側端プレート134の各々は複数の 取付具144により対応する外側フレーム部材124.130に対して適所に固 定される。取付具14Aは外側の端プレート134の対応する複数の孔146と 係合する。取付具144とそれぞれの孔146は円周の周りで規則的な間隔(例 えば15度)で隔置されているので、特定の孔146に挿入すべき特定のピン1 44を選定することによりロープが張索装置60へ入り80がっ出てぃく90際 のロープの方向に対してアーム組立体110と2個の索車102.108の初期 の角度方向を調整することができることが認められる。そのような調整の最小増 分は隣接する取付具144の間の角度間隔によって決定される。しかしながら微 調整を要する場合、1回の増分量を減少させるために追加の調整装置を設けるこ とにより前述の必要性が充されることは専門家には明らかであろう。
アーム組立体110を形成する左右のプレート112.114をそれぞれ左右の 弾性捩りばね組立体126.128のそれぞれ内方の端プレート138に固定す るために複数のボルト148が設けられている。
図示実施例において、アーム組立体110に面する内側の端プレート138の各 面には適当な溝が設けられ、該溝へ各アームプレート112.114が部分的に 埋設され、そのため端プレート138と各アームプレート112.114の間の 滑り回転を阻止する。したがって、2個の端プレート138をそれぞれのアーム プレート112.114に固定する個々のボルト14Bは弾性ばね126,12 8からアーム組立体110へ、かつその逆にトルクが伝達される結果、過度の側 方剪断力にさらされることはない。図示実施例においては、単にアーム固定ボル ト148を緩め、ボルト148を締めつけ直す希望位置までアーム110を内側 の端プレート138の前記の溝に沿って摺動させることにより弾性ばね126. 12Bと外側フレーム124゜130に対してアーム組立体110の高さ調整も 可能である。この点については通常、アーム組立体110を円筒形の捩り要素1 36の軸心132に対して心させ、ウィンチ40と導索器70(第1図参照)を ケーブル30の入側および出側部分90.80に対して対称的に方向づけ、その ため純粋なトルク偶力のみが弾性ばね126,128に加えられ、過度の変移力 が加わらないようにすることが好ましい。
弾性捩り要素により発生するトルクは等式M二aGIp/L により表わされ、 aは他方の端プレートに対する一方の端プレートの角度移動(ラジアン)であり 二Gは平方メートル当りキログラム(kg/m)での弾性材の剪断係数であり= 工pは平方メートル(m4)での慣性極モーメノトで、Lはメートル(WL)で 表現した弾性材の軸線方向長さである。(中実の円筒体に対しては、慣性極モー メント■pは1 /、πR4に等しく、Rはメートルでの円筒体の半径である) 。
1度は0.01745ラジアンであり、典型的な剪断係数は225 psi ( 約1.6×10105X/m2)なので、半径が24インチ(約0.61メート ル)で長さが46インチ(約1.17メートル)の、第2図と第6図とに示す一 対の弾性円筒体は1度の回転当り約520メートル、キログラムの組合せトルク 偶力を発生させるものと計算される。
剪断と捩りとの間の幾何学的関係を示すものである第4図を参照すれば、何ら剪 断捩りが加えられる前の弾性円筒体の外周152Aに四角の要素150を形成し 、その四角の要素が円筒体152の外端および内端154.156において、か つ円筒体の軸心158に対して平行に、点AとBを接続する直線A−Bに対して 位置しているのが判る。しかしながら、一端154が他端に対しである角度だけ 回転しく円筒体15.2B)、そのため点Aを点Bに接続する線がもはや軸心1 58に対して平行の直線でなく、むしろらせん状160となると、四角の要素1 50は(角度αだけ剪断されて)歪み菱形162となり、該菱形のそれぞれの頂 点は(1/2π−α)および(l/2π+α)となる。典型的な弾性材料に対し ては、その弾性を喪失することなく該材料に加わりうる最大剪断角度は控え目に いって45度に限定される(l/4πラジアン)。前述ノ典型的な値(L=1. 17メートル、R=0.61メート、ル)を使用すれば、他方の端グレート13 8に対する一方の端プレート134の対応する最大回転、θは約1.9ラジアン (109度)である。
弾性捩り要素を載置させた結果第1図に示すものよりさらにコンパクトな装置が 提供される本発明の別の実施例を示す第5図と第6図とを参照する。
第4図についての説明から、控え目に設計しても弾性材のどの部分も45度以上 の剪断歪がな−・ことが想起される。したがって、第2図と第6図に示す実施例 においては、アーム組立体110にその休止位置からいづれかの方向に109度 ずれることができるようにするには、円筒体の直径はその長さに概ね等しくする 必要がある。さらに、弾性要素がその軸心の周りで捩られるにつれて該弾性要素 によって発生するトルクに関する前述の公式から、トルクは該軸心の周りの慣性 の極モーメントの関数であることが判る。したがって、円筒体の内部が全体トル クに比較的関係することが少ない。前述の要件を考慮すれば、外側の円筒体の第 1の端部を内側の円筒体の第1の端部に固着させて2個の中空弾性円筒体を一方 を他方の内側に載置させれば、内側の弾性円筒体によって発生するトルクと、外 側の弾性円筒体によって発生するトルクとは、外側フレームに対するアーム組立 体110の回転の椿一部のみが2個の載置した円筒体の各々によって許容すれば よいように組み合わされる。第5図と第6図に示す実施例はこれらの考えを利用 している。これらの図面においては、第1図と第2図に示す実施例について前に 使用した種々の参照番号を残しているが、2つの実施例における類似の要素を区 別するためにプラーイム符号(′)を追加している。(同様のことが二重プライ ム符号(“)を使用した第7図と第8図に示す実施例についてもいえる。) 詳しく第5図と第6図とを参照するが、第5図は(アーム組立体110をよく示 すため特に破断した)斜視図で、第6図は第5図の線6−6よりみた部分酌に断 面の側面図であり、ある所定の作動7′eラメータに対して全体の高さはケーブ ルの入側部分90と出側部分80との間の垂直方向のずれによって決定され、し たがって前述の実施例の対応する垂直方向寸法と概ね同一ではあるが、長手方向 軸線132′の方向でははるかにコンパクトになっていることが判る。中実の円 筒形の弾性捩り要素126(第2図と第3図)の機部は載置した対の中空捩り要 素即ち内側の中空円筒形要素170と外側の中空円筒形要素172とによって達 酸される。中央の基部176にしっかりと取り付けられた外側の管状外被174 は前の実施例の左側の外方プレート124と機能的に対応する。
第6図の断面図から、内方へ突出した環状リム178が適当な機械的取付具18 2により外側の弾性要素172の内側珊状端プレート180に取り付けられて( ・るのが判る。図面ではざルト182で表わしているが、例えば溶接および(ま たは)リベットのようなその他の取付手段を用いて外被174と内側端プレート 180との間の必要な相対的にしつかりした接続を提供してもよいことが認めら れる。外側の弾性要素172の外端は外側の珊状端プレート184で終っており 、該フ・レートは複数のボルト(あるいはその他の適当な取付装置)により内側 弾性要素170の外側の環状端プレート188にしっかりと取り付けられている 。内側弾性要素170の内端は内側端プレート138’で終っており、該プレー ト138′には回転可能アーム組立体110′の左側アーム112′が固定され ている。また図面から、内側の中空円筒体1700半径方向の厚さは外側の中空 円筒体1720半径方向厚さより若干大きいことが判る。前述のように、長手方 向軸心の周りでの所定の捩れに対して弾性要素が発生するトルクは慣性極モーメ ントの直線的な関数であって、実際半径の4乗で増加する。外側の捩れ要素17 2は内側の捩れ要素170と等しくアーム組立体110のトルクおよび回転運動 を分は合うので、内側の弾性要素と略同じ剛性であって、若干薄くあるべきであ る。内側および外側弾性要素170.172の双方共第6図に示す弾性要素13 6と同じ補強した一体成形構造を採甲しており、(例えばネオプレンのような) 航海環境での過酷な作用に耐えうるイム状材料から成形するこ・とが好ましく、 ゴムは例えばステンレス鋼、アルミニウムのような適当な補強材の複数のプレー トによって補強するか、成形過程中に弾性材中に埋設させ、張索装置2 の回転の主軸心132′に対して垂直に方向づげたケプ。
ラー(Kevlar )によって補強する。しかしながら、個々の補強要素はデ ィスク状ではなく、むしろそれぞれ外側環状体190および内側環状体192の 形状である。(この点についていえば、ディスク140の補強機能は円筒体の中 央よりもむしろその周囲に向かう方がより要求されるので、第2図と第6図に示 す実施例は同図に示すディスク状要素140に対して環状補強要素で代替させ任 童に修正してよいことが認められる)。
右側の環状外被190の内側にあり、かつ右側の基部192によって支持されて いる、第2の実施例60′の右側弾性はねは張索装置の左側部分について前述し た対応構造と対称形であることが認められる。さらに剛性を付与するため、左側 の管状外被17Δと右側の管状外被190の対応する上部分を接続するために、 上部接続リンク194を設げるのが有利である。また、そのような接続部材19 4は全体装置60′の吊り上げを便利にさせる手段を提供し、かつアーム組立体 110′が休止位置にあり、ケーブル30がたるむ可能性のある場合ケーブルの 入側部分90を上部素意102’に対して適度な関係に保持するための案内装置 としく作用する。
第7図と第8図を参照するがこれらは、捩り要素の一端を回転可能アームに固定 させ、捩り要素の他端を固定フレームに取り付け、該捩り要素の軸線(長手)方 向に捩れ剪断、が分配される円筒形本体の弾性緩衝効果を利用している点で前述 の二実施例とは著しく相違する本発明のさらに別の実施例を示している。対照的 に、第7図と第8図とに示す実施例はテーパ付きディスクの形状で異った形状の 弾性捩り要素を使用しており、ディスクの厚さをそのハブから周囲に向かって著 しいテーパをつけたため剪断歪みがディスクの軸心近くのハブ部分からディスク の周囲の円周部分へ半径方向に分配されるため、剪断作用は弾性材全体にわたり 均一である。前者の剪断形式は「長手方向の捩れ剪断」と考えられるのに対し、 後者の剪断形式は[半径方向の捩れ剪断」と称することができる。
前述の実施例におけるように、上部索車10z′と下部索車108“とが設けら れ、前記2個の索車の各々は上部枢動ビン11C′と下部枢動ピン118”とに よりアーム組立体の両端にそれぞれ枢着され、そのため2個の索車107’、1 08″はそれぞれの軸線の周りで、かつ2個の索車の間の領域でアーム組立体1 1σ′と交錯する軸心13z′に対して平行に回転自在である。
左側のテーパ付きディスク状弾性要素200は回転可能アーム11σ′の左側プ レート11γに取り付けられ、そのため弾性要素200のハブ部分202はアー ム組立体11σ′の回転にしたがって張索装置の主軸心131′の周りで回転す る。弾性装置200の周囲部分204は適当なボルト、あるいはその他の取付装 置210によって対応する左側の側部フレーム124“に固定された外周ストラ ップ208により締付けられている。同様に、概ね同一のテーパ付きディスク状 弾性要素206がそのハブ部分をアーム組立体の右側)0レ−ト114”に固定 させ、その周囲部分を第2の取り付はストラップ208により右側フレーム部材 130”に固定させて張索装置の右側に設けられている。第8図の左側に見られ る左側の弾性要素の断面図を特に参照すれば、弾性要素200.206の各々に は、それぞれ張索装置の軸心13γの周りで同心状の複数の管状補強要素212 が設けられている。
本発明により構成したロープ張索装置の作動特性を第9図から第14図までの幾 何学的線図と、第15図のグラフとを特に参照して以下説明する。
第9図から第14図までは不発明による典型的なロープ張索装置60 、60’ または60″を概略的に示すものであって、アーム1]0゜110’、11σ′ とロープ80.90の外方方向との間の角度がそれぞれマイナス30度(第9図 )、零度(第10図)、15度(第11図)、45度(第12図)、90度(第 13図)および120度(第14図)に回転している。
第9図を詳しく参照すれば、第9図は下部索車102、下部索車108、アーム 110、(ロープ30がウィンチからロープ張索装置へ入る上部分90と、ロー プ導索器70に至る途中で張索装置から出ていく下部の出側部分80とを含む) ロープ300部分とを象徴的に示しているのが判る。上部索車102と下部索車 108の双方は半径rRJが同じであって、一定距離jAJで回転口」能アーム 110に沿って相互に隔置されている。ケーブル30の入側部分90と出側部分 80とは張索装置の所期の使用中(第1図参照)は概ね水平方向を向いているの で、テンションがケーブルの入側部分および出側部分の間の垂直方向ずれ「v」 にテンションITJを掛けたものに等しい大きさのトルク偶力をロープ張索装置 に加えることが判る。第9図から第14図まではアームを垂直方向に対する種々 の領斜角において使用している本発明のロープ張索装置に対応する。しかしなが ら全体的に、テンションTは必ずしも水平方向で張索装置に加えられるのではな く、交錯角はロープの入側部分90と出側部分80の方向に対して垂直の線に対 して(あるいは前駅ロープの部分が平行でない場合はそれらの間の角度の半分に 対して垂直の線に対(7て)測定される。
アームが垂直方向から30度後方に傾斜している場合のロープ張索装置の幾何学 的特性を示す第9図を特に参照すれば、垂直距離Vはアーム110が垂直方向に 向いている第10図に示す場合よりも若干少ない。
簡単に幾何学的計算をすれば第10図における垂直圧2 R+ Acos (6 0°)に等しいことを示す。さらに、ケーブル30の有効長さは第9図に示すマ イナスθラジアンの位置と第10図に示jO位置との間(あるいは0とプラスθ ラジアンとの間)で S = 81 +s2= 2 Rθ十As1n(θ)の量だけ増加する。
アーム110が垂直方向に対してプラス15度の角度で向いている第11図を参 照すれば、垂直距離■はる。
テンションTが連続して増加した結果アーム110がさらに回転したことを示す 第12図および第13図に対して対応した計算をすれば、対応する垂直距離Vは それぞれp−cos (45°)+2Rと2Rであって、−第14図を参照すれ ば、ケーブル30のテンションは角度が120度まで増加した点まで、即ち(少 なくとも第2図と第3図に示す実施例に関して示した数字例について)想起され るように109度の通常最大回転偏向である弾性捩れ要素の通常の作動範囲を越 えた値まで増加していることが判る。いづれにしても、垂直距離Vは2 R−A sxn (30°)に等しい量まで減少し、伸びSは(’/3)πRである。
第15図を参照するが、同図は4不の曲線がそれぞれアーム110が休止状態( 即ちケーブル30のテンションTが零であって)初期傾斜がマイナス30度の場 合(下方の曲線300)、零度(曲線302)、プラス15度(曲線304)お よびプラス45度(曲線306)の場合の張索装置60の作動特性にそれぞれ対 応しており長手方向の捩れ剪断作用が加えられる弾性捩れ要素を使用したロープ テンンヨン緩衝装置の作動特性を示すグラフである。これらの曲線は第9図、第 10図、第11図および第12図に線図で示す幾何学的形状にそれぞれ対応する 。したがって、第1の曲線300が最も直線的であって約50メートルトンのテ ンションがケーブル30に加えられた場合垂直距離Sは約4メートルである(あ るいは逆に約50トンのテンションがかかれば約4メートルの垂直距離をもたら す)ことが判る。対照的に0度の曲線302は垂直距離Sが3メートルを越え、 および(または)テンションTが40トンを越えた場合急激に立ち上り始める。
15度の曲線304は手直距離Sおよび(または)テンションTがさらに少ない 場合でも急速に立ち上る。
45度の曲線306ではさらに桁端である。約65メートルトンに相等する水平 の点線308と6メートルをわづかに上廻ったところに相等する垂直の点線31 0は典型的な設計パラメータのセットを示す。各種のグラフから、アーム110 の初期方向が0度とグラス15度との中間の角度であれば、設計パラメータに到 達するにつれて著しい抵抗性の増加をもたらす滑かな変移状態をもたらすが、作 動パラメータが過度に高速度なテンションTの増加をもたらさないよう制限され ているのであれば若干の付加的な垂直距離をも許容することが判る。
新規なローブチ/ジョン緩衝装置の三種の実施例を詳細に説明してきたが、前述 の説明に照してみれば専門家には、本発明の検流をなす種々の発明概念から逸脱 しないでその仙の変更やその他の実施例を行なうことが明らかである。したがっ て、請求の範囲の精神と広義の範囲内に入る代替、修正および変更も本発明に網 羅する意図である。
国際調査報告

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. ワイヤロープあるいはその他の比較的非弾力性であるが柔軟な線に対する テンション緩衝装置において、 フレームと; 第1の回転軸心を有する回転可能アームと;前記アームを前記フレームに接続す るために前言eアームの前記第1の回転軸心の周りで方向づけられた弾性捩りば ねと; 前記アームの前記第1の回転軸心と平行であって、かつ第1の位置において前記 アームと交錯する第2の回転軸心を有し前記アームに対して回転可能に取り付け られている第1の索車と; 前記第1の位置から隔置した第2の位置において前記アームに回転可能に取り付 けられ、前言eアームの前記第1の回転軸心に対して平行の第3の回転軸心を有 する第2の索車とを含み墨前記ロープが前言e緩衝装置を通過するにつれて、該 ロープが第1の索車と第2の索車とにより案内されて全体的KS字形となり、前 ?ロープに加えられるテンションが増加するにつれて前2 s字形が比較的真直 な形状へ徐々に歪み、前記アームが前言elE1の回転軸心の周りで回転するよ うにされることを特徴とするテンション緩衝装置。 2 請求の範囲第1項に1軟の装置におし・て、前=20 弾性捩りばねは円筒形の本体を含み、該本体内で捩り剪断が該捩り要素の長手方 向に分配されて長手方向の捩り剪断作用を発生させ、前記円筒体は前記アームと 共に回転する第1の端部と前記フレームに対して回転しないよう固定されている 第2の端部とを有することを特徴とするテンション緩衝装置。 3 請求の範囲第2項に記1の装置において、さらに第2のフレームと第2の弾 性捩りばねとを含み、前記第2の弾性捩りばねは作動特性において前記第1の弾 性捩りばねと概ね同一であり、前記第2の弾性捩りばねの一端は前記アームと共 に回転するようにされ、前記第2の弾性捩りばねの他端は前記第2のフレームに 対して回転しないよう固定されており、前記第2のフレームは前記第1のフレー ムから隔置され、かつ前記アームにより分離されていることを特徴とするテンシ ョン緩衝装置。 4 請求の範囲第1項に記載の装置において、前記弾性捩りばねは少なくとも一 対の円筒形の弾性捩り要素を含み、前記捩り要素の少なくとも一方は中空であっ て同心状の載置関係で第2の前記捩り要素ケ受入れるようにされ、前記中空の円 筒形要素の第1の端部は選定した方の前記フレームと前記アームに対してしっか りと固定され、前記中空の円筒形要素の第2の端部は前記第2の円筒形要素の第 1の端部(CLっがりと固定され、前記第2の円筒形要素の第2の端部は前肥ア −ムに接続されていることを特徴とするテンション緩衝装置。 5、請求の範囲第4項に記載の装置において、前記円筒形要素の前記第2の端部 と前記アームとの間の接続はしつかりした接続であることを特徴とするテンショ ン緩衝装置。 6 請求の範囲第5項に記載の装置において、前記第2の円筒形要素の前記第2 の端部と前記アームとの間の前記接続は少なくとも1個の別の弾性要素を含む柔 軟な接続であることを特徴とするテンション緩衝装置。 7 請求の範囲第6項に記載の装置において、前記第1のフレームから隔置され 、かつアームによって前記第1のフレームから分離された第2のフレームに前記 アームを固定するために第2の載置関係の装置が設けられていることを特徴とす るテンション緩衝装置。 8 請求の範囲第1項に記載の装置において、前記弾性捩りばねがハブ部分と周 囲部分とを有し前記ハブ部分が前記周囲部分に相対して回転し、前記弾性捩り要 素内の弾性材に該弾性材を通して基本的に均一な半径方向の捩り剪断作用が加え られ、前記ハブと前記周囲部分との一方が前駅アームに接続され、前駅ハブと前 記周囲部分との仙方が前記フレームに接続されていることを特徴とするテンショ ン緩衝装置。 9 請求の範囲第1垣に記載の装置において、前記弾性捩りばねが複数の剛性の 環状ディスクにより補強されていることを特徴とするテンション緩衝装置。 10請求の範囲第1項に記載の装置において、前記弾性捩りばねが複数の剛性の チューブにより補強されていることを特徴とするテンシン緩衝装置。
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