JPS594933Y2 - 飾りを兼ねた袋容器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は飾りを兼ねた袋容器に関するものである。

本考案は容器としてのほか、武者飾り等の飾りとしての
機能を有する新規の袋容器を提供しようとするものであ
る。

以下本考案の飾りを兼ねた袋容器を武者飾りに例をとっ
て詳細に説明する。

即ち、武者飾りを兼ねた袋容器はプラスチックフィルム
製の袋であり武者飾りを兼ねたもので袋の表には兜の前
面部を裏には兜の後頭部の図柄を印刷して袋にはあられ
等の子供の好きな菓子類を入れてシール袋の上部を絞り
、この絞り部を厚紙等で作成した鍬形の中央に立上がら
せた円環中に通し、該錐状の底の裏面を袋の表面に接着
剤で接着することにより、武者飾りとして安定した状態
で立てて飾ることのできるものである。

本考案を以下、図示の実施例によって説明する。

第１図は容器となる袋Ａの外観図であり、透明プラスチ
ックフィルムで凸形に左右外側に翼部２をシート状にシ
ールし、袋部の本体１と一体として表面３に兜の前面を
印刷ａし、裏面に兜の後頭部の図柄を印刷し、かつシー
ルしたシート状の翼部２には兜の吹返しｂの図柄を印刷
する。

第２図は兜の鍬形Ｂの外観図であり、厚紙等で作成する
。

中央に円環５を立上り部６の上に設け、中央の穴を７と
する。

第３図は本考案の袋容器の外観図であり袋Ａにあられ等
の菓子類を入れてシール８（斜線部）し、袋の上部を絞
った絞り部９に上記鍬形Ｂの中央に設けた円環部５の穴
７に通し、該円環部５の付は根に折目１０を入れて後方
に円環部５をを倒し、鍬形Ｂの底部１１の裏を袋の表面
３に接着剤で接着する。

この接着には鍬形の底１１の裏面に予め接着剤を塗布し
て離形紙で塗布部分を覆っておいたものを鍬形として作
成しておくことが好しい。

袋Ａに菓子類を充填してシールすると、底は拡がり、武
者飾りとして安定して静置することができるようになる
。

該シール部を８とする。内容物を取り出すには袋の絞り
部９鍬形の円環５から引き出して上部のシール部８を切
り開けばよい。

成る程度内容物を取出した後は再び絞り部９を円環５に
通せば再び立てて飾ることができる。

以上述べたように本考案は上部に開口部を有し表裏面に
飾り具にふされしい図柄を印刷等により施しである袋に
、別に厚紙等で作製した中央に袋に保持するための円環
を有する飾り具を該円環中を上記袋の上部を絞った状態
で通して装着してなる飾りを兼ねた袋容器である。

尚本考案は袋への印刷を動物の顔とし、兜の鍬形の代り
に動物の角の形にデザインしても、本考案の構成と全く
同様の効果をもたらすものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の１例として武者飾りを兼ねた袋容器に
おける袋の外観図、第２図は同じく袋容器にとりつける
兜の鍬形の外観図、第３図は本考案の武者飾りを兼ねた
袋容器に内容物を収容し安定した状態で静置している状
態を示す外観図である。 Ａ・・・袋、Ｂ・・・・・・鍬形、１・・・・・・装本
体、２・・・・・・袋の左右に付けた翼部、３・・・・
・・袋の表面、４・・・・・・袋の裏面、５・・・・・
・立上り円環、６・・・・・・円環の立上り部、７・・
・・・・円環部の穴、８・・・・・・袋開口部のシール
部、９・・・・・・袋の上部の絞り部、１０・・・・・
・鍬形円環部の下に設けた折目、１１・・・・・・鍬形
底部裏と袋との接着部、ａ・・・・・・兜の前面の印刷
部、ｂ・・・・・・兜の吹返しの印刷部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 上部に開口部を有し表裏面に飾り具にふされしい図柄を
   印刷等により施しである袋に、別に厚紙等で作製した中
   央に袋を保持するための円環部を有する飾り具を、該円
   環中を上記袋の上部を絞った状態で通すとともに上記飾
   り具の下部裏面の一部を上記袋の表面に接着してなる飾
   りを兼ねた袋容器。