JPS5948019A - カツタ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主としてパームフルーツ等の樹木に育った葉
、茎等を伐採するために使用されるカッターに関するも
のである。

従来、パームフルーツに密生した葉や茎を伐採して果実
を採取するには、ポールの先に鎌のような刃物を取付け
だものを使用しているが、切断動作を人力に頼っている
ため作業者の疲労が大きく、また、作業能率が悪いとい
う欠点がある。本発明は、このような切断動作を機械的
に行ない得るようにして、作業者の疲労を軽減し、かつ
、伐採作業を能率よく行なうことのできるカッターを提
供することを目的としたものである。

以下、本発明の構成を図示の一実施例に基づいて説明す
ると、第１図において、（１）は、クローラ（２）で走
行する作業車両であって、その車体（３）上部にクレー
ン（４）を備えている。このクレーン（４）は、油圧シ
リンダ（５）で上下に回動する下部ブーム（６）を有し
、この下部ブーム（６）の先端に、該下部ブーム（６）
に取付けた油圧シリシダ（力で伸縮する上部ブーム（８
）を備えており、この上部ブーム（８）の先端に、本発
明カッター（９）を取付けている。

第２図及び第３図は、本発明カッター（９）の−例を示
しており、図において、（ｉｏ）は油圧シリンダであっ
て、該油圧シリンダ（１０）のシリンダ本体（１１）側
面に、固定刃（１２）の一端をボルト（１３）にて固定
している。（１４）は、該固定刃（１３）の中間部へ支
軸（１５）にて回動自在に取付けたもう１つの回転刃で
あって、との回転刃（１４）の基端が、油圧シリンダ（
１０）のロッド（１６）へ支Ｍ（１８）によって回動自
在に取付けられている。すなわち、この回転刃（１４）
は、該ロッド（１６）の伸縮によって回動するものであ
シ、これによって、互いに対向する両者（１２）（１４
）の刃部（１２ａ）（１４ａ）を開閉動作させる金火形
刃物（２７）としたものである。油圧シリンダ（１ｏ）
のボトム側は、筒状に形成した上部ブーム（８）の先端
へ嵌合させるとともに、ボルト（１７）にて刃物フレー
ムとなるこの上部ブーム（８）へ固定される。また、図
示を省略しているが、この油圧シリンダ（１０）は、配
管を介して、作業車両（１）の車体（３）に設けた操作
機構へ連結され、該車体（３）側から遠隔操作できるよ
うになっている。したがって、上部ブーム（８）は、下
部ブーム（６）に対して伸縮でき、かつ、下部ブーム（
６）は車体（３）に対して回動自在であるから、これら
上下のブーム＋６１（８１を操作することによって、４
吏形刃物（２７）を目標とする任意の位置に移動させる
ことができる。更に、移動時には、第１図の２点鎖線の
如く、下部ブーム（６）を屈折させて収納する。

第４及び第５図は、上記第２図の４炎形刃物（２７）に
、更に水平方向の回転機構を設けたものであって、前記
第２図及第３図における油圧シリンダ（１０）のボトム
側を、取付はブロック（１９）を介して、回転装置（２
０）の回転ロッド（２１）へ固着し、このロッド（２１
）の回転によって、水平方向へ回転させるよう構成して
いる。このような回転装置（２ｏ）は、シリンダ（２２
）に挿入したピストン（２３）へ前記回転ロッド（２１
）を取イ」け、このロッド（２１）に形成したネジ（２
４）をシリンダ（２２）内周へ螺合させたものであって
、ピストン（２３）の両側の油圧室へ選択的に油圧を供
給することによって、ピストン（２３）とロッド（２１
）が往復し、これに伴なって、ロッド（２１）が上記ネ
ジ（２４）部を介して、円周方向へ回転するものである
。上記回転装置（２ｏ）のシリンダ（２２）は、プラケ
ット（２５）を介して取付台（２６）へ固着されるとと
もに、この取付台（２６）の基部（２６ａ　）が、前記
第２図及び第３図と同様にして、上部ブーム（８）へ取
付けられる。また、回転装置（２ｏ）のシリンダ（２２
）は配管を介して車体（３）側の操作機構へ連結される
。したがって、との実施例では、淑形刃物（−７）自体
を水平方向へ回転させることによって、゛目標に対する
位置決めが更に容易となり、作業範囲が拡大する。第５
図は、第４図に対して刃物（２７）を９０°回転させた
状態を示す。

第６図及び第７図は、上記派形の刃物（２７）に代えて
、鎌（２８）を用いたものである。鎌（２８）は、その
取付は部（２８ａ　）中間を、棒状ブラダ７）（２９）
の先端へ支軸（３０）にて回転自在に取付けている。他
方、取付は部（２８ａ　）の基端側においては、水平方
向の固定板（３１）を固着するとともに、この固定板（
３１）には、鎌（２８）の回転方向に適宜間隔を置いて
３個のネジ穴（３２）を形成して、鎌（２８）の取付は
孔（３３）へ挿入したボルト（３４）を、この３個のネ
ジ穴（３２）の任意の１つを選択してネジ込むことによ
って、鎌（２８）を固定するとともに、そのネジ穴（３
２）を変更することによって、ブラケソ）　（２９）の
先端に突出した刃部（２ｓｂ）の取付は角度を変更でき
るようになっている。（２０）は、第４図及び第５図に
示しだと同一の回転装置であって、この回転装置（２０
）のロッド（２１）先端へネジケース（３５）の一端を
螺合し、このネジケース（３５）の先端へ、プラケット
（２９）に突設した取付はポル）　（３６）を螺合して
取付けるとともに、同じく取付はポル）（３６）へ螺合
したロックナフト（３７）を、ネジケース（３５）側へ
締付けることによって固定している。

また、回転装置（２０）を取付けだ取付は台（２６）は
、第４図及第５図と同様に、上部ブーム（８）の先端へ
取付けられるものであり、この実施例においては、該上
部ブーム（８）を伸縮させることによって、鎌（２８）
の切断動作を行なわせるようにしている。即わち、この
実施例では、上部ブーム（８）を伸縮させるシリンダ（
力が、鎌（２８）を動作させる伸縮シリンダを兼用して
いる。

本発明は以上の構成であり、このように本発明では、鉄
、或いは鎌等の刃物の切断動作を、専用の油圧シリンダ
或いはブームシリンダ等の伸縮シリンダによって行なう
ようにしているので、従来の人力で切断するものと異な
って、作業者の疲労が少なく、かつ、能率よく行なうこ
とができる効果がある。また、本実施例で示すように、
このような刃物を作業車両の伸縮ブーム先端に取付けれ
ば、ブームを伸長させることによって、高い所でも容易
に切断することができると同時に、車両の走行によって
場所から場所への移動が楽−行なえるし、更に、この場
合、各刃物を水平方向へ回動できるようにすれば、目標
位置での刃物の位置決めが容易で、作業範囲が拡大する
効果がある。

本発明のカッターは、パームフルーツ以外の樹木、例え
ば、街路樹の枝、葉を伐採する等、各種のものに使用す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明カッターを取付けた作業車両の全体側
面図、第２図は、本発明カッターの一例を示す正面図、
第３図は同じく側面図、第４図は、本発明の他の実施例
を示すカッターの正面図、第５図は同じく側面図、第６
図は、本発明の更に他の実施例を示すカッターの正面図
、第７図は同じく側面図である。 ＋６）　（８）、、、ブーム（刃物フレーム）、　＋９
）、、、カッター、　（力（ｉｏ）、、、油圧シリンダ
（伸縮シリンダ）、（２７）、、４吏形刃物、　（２８
）、、、鎌（刃物）。 特許出願人　　　　ヤンマーディーゼル株式会り代理人
弁理士　　　　樽　　　本　　　久　　　幸（°゛ ″３ 第３１ｇｌ −１０４−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 刃物フレームの先端に、伸縮シリンダの伸縮作用によっ
   て切断動作する刃物を取付けたことを特徴とするカッタ
   ー