JPS594667B2 - 狭帯域不規則信号用中心周波数測定方法 - Google Patents

狭帯域不規則信号用中心周波数測定方法

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JPS594667B2
JPS594667B2 JP2460980A JP2460980A JPS594667B2 JP S594667 B2 JPS594667 B2 JP S594667B2 JP 2460980 A JP2460980 A JP 2460980A JP 2460980 A JP2460980 A JP 2460980A JP S594667 B2 JPS594667 B2 JP S594667B2
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R23/00Arrangements for measuring frequencies; Arrangements for analysing frequency spectra
    • G01R23/02Arrangements for measuring frequency, e.g. pulse repetition rate; Arrangements for measuring period of current or voltage

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Frequencies, Analyzing Spectra (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、被測定量に比例する中心周波数をもつ狭帯域
不規則信号用中心周波数を、高精度で測定するための中
心周波数測定方法に関するもので10ある。
例えば、空間フィルタによる速度測定、レーザードップ
ラ流量計、カルマン過流量計等のように、被測定量を狭
帯域不規則信号の形で検出する計測器は種々存在する。
ここで得られる狭帯域不規則15信号は、例えば第1図
に示すような波形であつて、特に振幅の小さな所で、位
相の乱れや振幅のゆらぎが顕著である。従来この種の測
定のためにはスペクトル分析を行ない、最大ピーク値を
与える周波数を目視または半自動的に読取る方式が採ら
れ20ており、装置が複雑高価であると共に測定に時間
を要し連続測定は殆ど不可能であつた。また別種の中心
周波数測定法に零レベルをスレツシユホールドレベルと
してプラス、マイナスの2値に量子化し、更に自己相関
々数を求めて中心25周波数を測定するいわゆる極性相
関型中心周波数計も考案されている。
この方法は装置構成が簡単でかつ連続測定も可能である
が、前述した振幅の小さい所に於ける位相の乱れの影響
を強く受けると共に、測定値にリップル分が含まれ、そ
の分精30度が悪化し、精度向上を図るためには比較的
長い測定時間を必要としていた。本発明の目的は、相関
を利用する狭帯域不規則信号の中心周波数測定方法とし
て、入力信号をプラスとマイナスの2値レベルに量子化
する方法を35改良し、振幅の小さな所での不安定な波
形を除去し、測定値にリップル分を含めずに、中心周波
数を短い測定時間で精度よく求め得る測定方法を提供す
ることにある。
この目的を達成するための本発明の要旨は、被測定量の
情報を含みアナログ的に変化する狭帯域不規則信号であ
る入力信号の中心周波数を相関を利用して求める場合に
於いて、前記入力信号をその中心レベルに対しほぼ上下
対称に設定したスレツシユホールドレベルV…,VHに
より、V…よりレベルの高い信号部分をプラスレベルの
一定値に、V…とV(−)の間のレベルの信号部分を零
レベルに、VHよりレベルの低い信号部分をマイナスレ
ベルの一定値に量子化して3値レベルの信号を形成しこ
れを第1の信号とし、この第1の信号を外部入力により
遅延時間を任意に可変し得る第1の遅延回路により遅延
させて第2の信号を形成し、第1の信号と第2の信号と
の積を求めて第3の信号を形成し、この第3の信号を外
部入力により遅延時間を任意に可変し得る第2の遅延回
路により遅延させて第4の信号を形成し、第3の信号と
第4の信号とを加算して第5の信号を形成し、この第5
の信号を積分し、その積分値により第5の信号が零とな
るように調節信号値を前記第1及び第2の遅延回路に送
信して遅延時間を調節し、この調節信号値を基に入力信
号の中心周波数を求めることを特徴とする狭帯域不規則
信号の中心周波数測定方法である。
以下に本発明に係る方法を第2図以下に図示する実施例
を基に詳細に説明する。
第2図は本発明に係る方法を実現するための装置の回路
構成をプロツク図で示すものであり、第3図a−hは第
2図の装置の動作を説明するための処理信号波形のタイ
ムチヤート図である。
この実施例の説明に当つては、理解を容易とするために
入力信号として正弦波を用いて説明することにする。第
2図に於いて、1,丁はそれぞれレベル弁別回路であり
、レベル弁別回路1,1’にはそれぞれ入力端Sから狭
帯域不規則信号である入力信号を入力し、更にスレツシ
ユホールドレベルを設定するためのほぼ上下対称のレベ
ル信号を入力端V+)及びV(→から入力する。レベル
弁別回路1は入力信号aのプラスレベル側を処理し、他
方のレベル弁別回路1’は入力信号aのマイナスレベル
側を処理することになつている。従つて入力端Sから第
3図aに示す正弦波を入力すると、その信号は二岐に分
岐され、レベル弁別回路1及び1’に入力される。レベ
ル弁別回路1に於いては、入力信号aが第3図bに示す
ようにスレツシユホールドレベルV…を越えた場合はプ
ラスレベルに他の場合は零レベルの論理信号bに変換す
る。又、レベル弁別回路丁に於いては、第3図dに示す
ようにスレツシユホールドレベルv←)以下のレベルの
場合はマイナスレベルの他の場合は零レベルの論理信号
dに変換することになる。このスレツシユホールドレベ
ルV…,VHの絶対値は、入力信号aの実効値の80%
程度のレベル付近で、最も良好な結果が得られることが
確められている。更にレベル弁別回路1及び丁で形成し
た信号B,dは、それぞれ二岐に分岐しその一方を第1
の遅延回路2及び7にそれぞれ入力させ、これらの第1
の遅延回路2及び1では入力した信号をそれぞれ同じ時
間だけ遅延させる。尚、遅延回路2及びτはシフトレジ
スタで構成され、その遅延時間は外部から供絡されるシ
フトパルス信号iの周波数を変えることにより任意に可
変することができ、第3図の実施例では入力信号周期の
1/4周期だけ遅延させている状態を示している。第1
の遅延回路2及び7で遅延させた信号は、それぞれ第3
図c及びeに示すような信号であり、これらの信号C,
eは前述の遅延しない信号B,d)即ち第3図b及びd
に示す信号と共に論理積回路3に入力させる。理論積回
路3は遅延されていない2つの信号B,dと遅延された
2つの信号C,eとの相互の論理積を行なうための回路
であり、第1表に示す真理値表を実現するものである。
ここで第3図bはX2に、cはX1に、dはX4にeは
X3に対応し、これらの論理積Yの値として出力され、
第3図fに示すような波形を出力させる。
この論理積回路3からの信号fに於いて正、負の出力レ
ベルの絶対値は同じ値に設定する。論理積回路3からの
出力fを2岐に分岐しその一方を、シフトパルス信号1
により遅延時間を可変できるシフトレジスタから成る第
2の遅延回路4に入力し、第3図gと論理積回路3から
出力され遅延していない信号fとを加算器5に入力して
信号F,g同志を加算する。第3図に於いては、F,g
の波形は正、負共に同じ時間幅で、その平均レベルは零
であり、更に信号F,gは互いに符号が反転しているか
ら、加算器5で加算すれば互に相殺され、その出力は零
となるが、これはたまたま入力信号aが正弦波であり、
第1の遅延回路2,7及び第2の遅延回路4の遅延時間
を入力信号周期の1/4周期に設定したためである。
この状態に於いて、シフトパルス信号1の周波数を若干
高くすると、それに応じて遅延時間が短かくなり第3図
C,e及びgの波形が時間軸に沿つて左の方向に移動す
る。その結果、F,gの波形に於いて正のパルス幅は増
加し、負のパルス幅は減少し、F,gの平均レベルはプ
ラスになり、hには正のパルスのみが現われる。逆にi
の周波数を若干低くするとその逆になり、F,gの平均
レベルはマイナスとなり、hには負のパルスのみが現わ
れる。このことは第3図F,gの信号の平均レベルを零
にし、信号hが零となるようなシフトパルス信号1の周
波数を求めれば、前述のようにそのときの遅延時間は入
力信号周期の1/4周期となつており、入力信号の周期
を知り得ることになる。更にシフトレジスタによる遅延
時間τとシフトパルス信号1の周波数F8との関係は、
シフトレジスタの段数をM段とすると一般的に(1)で
表わされる。
― ↓▼▲1JLS〜▲′ 従つて入力信号aの周波数をFとすると加算器5の出力
hが零のときは前述のようになる関係が成り立つのでF
8とFとの関係は(3)式で表わされる。
F=(1/4M)・F8・・・・・ (3)この(3)
式から明らかなように、入力信号aの周波数Fとシフト
パルス信号1の周波数F8とは比例するので、iの周波
数を計数回路で測定すれば、それを係数倍することで入
力信号aの周波数Fが直接的に求まることになる。
次いで加算器5の出力を積分器6に入力し、更に積分器
6の出力を電圧・周波数変換回路7に入力し、そのパル
ス出力を第1の遅延回路2,′2′及び第2の遅延回路
4にシフトパルス信号1として供給する。
このときのシフトパルス信号1の周波数は加算器5の出
力がプラスのとき下降し、マイナスのとき上昇するよう
にネガテイプ・フイードバツク構成とする。この回路構
成によれば、入力信号の中心周波数が変化して低くなる
と、加算器5の出力hがプラスになり、積分器6の積分
動作によりシフトパルス信号1の周波数が下降し、その
結果出力hがプラスから零へと変化し、零となつたとこ
ろで再び安定な平衡状態となる。又、入力信号の中心周
波数が変化して高くなると、加算器5の出力hが逆にマ
イナスになり積分器6の積分動作によりシフトパルス信
号1の周波数が上昇し、その結果出力hがマイナスから
零へと変化し、零となつたところで平衡状態となる。何
れの平衡状態に於いても(3)式が成り立つので、第2
図の回路構成により自動的に入力信号の中心周波数を測
定し得ることになる。また平衡状態に於いては出力hに
殆どリツプル成分が現われないので、その分安定で高精
度な測定が実現されることになる。更に狭帯域不規則信
号の中心周波数の変化の速さよりも、第2図で示す回路
全体の応答速度を速く設定しておけば、中心周波数の変
化はシフトパルス信号1を計数回路8で測定することに
より知ることが可能である。又、第2図に於いて電圧・
周波数変換回路7は、その変換特性が単調増加或いは単
調減少の関係にあればよく、更にその変換特性が直線的
なものであれば、中心周波数の変化を積分器6の出力か
らアナログ的な電圧の変化として取り出すことができ、
その値は電圧計9で測定される。従つて弁別回路1及び
1′に上下対称のスレシユホールドレベル…,(へ)を
設定し、演算処理したことにより、振幅の小さい不安定
な信号部分を除外することができ、又、第2の遅延回路
4により信号を遅延処理して遅延しない原信号との加算
によつて積分器に入る信号のリツプル成分を相殺させる
ことにより、平衡状態に於いても積分器から通常出力さ
れる筈のリツプル分を殆ど発生させずに済み、その分だ
け高精度の測定が実現できることとなり、これは測定技
術上極めて有利な効果である。
尚、実施例に示した構成回路は、本発明に係る方法を実
現するための一具体例に過ぎず、特許請求の範囲の範鴫
内に於いて幾多の変形や他の構成回路の採用ができるこ
とは勿論である。
以上、説明したように本発明に係る狭帯域不規則信号用
中心周波数測定方法によれば、高精度でかつ応答速度の
速い中心周波数測定系を構成できるので、例えば空間フ
イルタによる速度測定レーザードツプラ流量計、カルマ
ン過流量計等に対して本発明による方法を適用すること
によつて、その精度及び応答特性の著しい改善が期待で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る方法の対象となる狭帯域不規則信
号の波形の一例を示す波形図、第2図は本発明に係る方
法を実現するための装置の一実施例の回路構成を示すプ
ロツク図、第3図a−hはこの回路により処理した信号
のタイムチヤート図である。 符号1,Vはレベル弁別回路、2,7は第1の遅延回路
、3は論理積回路、4は第2の遅延回路、5は加算器、
6は積分器、7は電圧・同波数変換回路、8は計数回路
、9は電圧計である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被測定量の情報を含みアナログ的に変化する狭帯域
    不規則信号である入力信号の中心周波数を相関を利用し
    て求める場合に於いて、前記入力信号をその中心レベル
    に対しほぼ上下対称に設定したスレツシユホールドレベ
    ルV(+)、V(−)により、V(+)よりレベルの高
    い信号部分をプラスレベルの一定値に、V(+)とV(
    −)の間のレベルの信号部分を零レベルに、V(−)よ
    りレベルの低い信号部分をマイナスレベルの一定値に量
    子化して3値レベルの信号を形成しこれを第1の信号と
    し、この第1の信号を外部入力により遅延時間を任意に
    可変し得る第1の遅延回路により遅延させて第2の信号
    を形成し、第1の信号と第2の信号との積を求めて第3
    の信号を形成し、この第3の信号を外部入力により遅延
    時間を任意に可変し得る第2の遅延回路により遅延させ
    て第4の信号を形成し、第3の信号と第4の信号とを加
    算して第5の信号を形成し、この第5の信号を積分し、
    その積分値により第5の信号が零となるように調節信号
    値を前記第1及び第2の遅延回路に送信して遅延時間を
    調節し、この調節信号値を基に入力信号の中心周波数を
    求めることを特徴とする狭帯域不規則信号用中心周波数
    測定方法。
JP2460980A 1980-02-28 1980-02-28 狭帯域不規則信号用中心周波数測定方法 Expired JPS594667B2 (ja)

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JPS56120961A JPS56120961A (en) 1981-09-22
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6273577U (ja) * 1985-10-24 1987-05-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6273577U (ja) * 1985-10-24 1987-05-11

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