JPS594457Y2 - 円筒接続端子 - Google Patents
円筒接続端子Info
- Publication number
- JPS594457Y2 JPS594457Y2 JP3358082U JP3358082U JPS594457Y2 JP S594457 Y2 JPS594457 Y2 JP S594457Y2 JP 3358082 U JP3358082 U JP 3358082U JP 3358082 U JP3358082 U JP 3358082U JP S594457 Y2 JPS594457 Y2 JP S594457Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connection terminal
- cylindrical
- punched
- shaped
- cylindrical connection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、丸棒状挿込接続端子とコネクタ内で接続する
円筒接続端子に関するものである。
円筒接続端子に関するものである。
既に知られている通常の円筒接続端子は、一部を小さい
曲率半径に曲げて挿込接続端子に弾性接触させるもので
あり、挿込接続端子に対する接触面積が小さくなる欠点
を有し、更に基体自体が必要とする剛性のために挿込接
続端子に対する接触圧が過大となる傾向がある。
曲率半径に曲げて挿込接続端子に弾性接触させるもので
あり、挿込接続端子に対する接触面積が小さくなる欠点
を有し、更に基体自体が必要とする剛性のために挿込接
続端子に対する接触圧が過大となる傾向がある。
また同様な円筒接続端子で、1個の可動接触片を有し、
基部と可動接触片との2点により挿込接続端子と接触を
行う形式のものは、接触圧を得るための十分な緊締力が
得られず、電気的特性も必ずしも満足できるものではな
い。
基部と可動接触片との2点により挿込接続端子と接触を
行う形式のものは、接触圧を得るための十分な緊締力が
得られず、電気的特性も必ずしも満足できるものではな
い。
本考案の目的は、上述の欠点を解消し、2個の十分な弾
発性を有する接触部により、十分な緊締力と良好な電気
的特性が得られる円筒接続端子を提供することにあり、
その要旨は、丸棒状挿込接続端子とコネクタ内で接続す
る接続端子であって、1枚の導電性金属板を曲成し、前
部の両側縁部を合わせるようにしてほぼ円筒状に形成し
て接続部とし、後部を電線圧着部とする基体から戒り、
前記接続部は、両側縁部からほぼ直角方向にそれぞれ切
込まれた少なくとも1個の切込部と、これらの切込部及
び前記側縁部に沿う幅の狭い部分を残して打抜いた閉鎖
状打抜部と、前記側縁部に沿った幅の狭い部分に形成さ
れ、内側に膨出した2個の接触部とを備えることを特徴
とするものである。
発性を有する接触部により、十分な緊締力と良好な電気
的特性が得られる円筒接続端子を提供することにあり、
その要旨は、丸棒状挿込接続端子とコネクタ内で接続す
る接続端子であって、1枚の導電性金属板を曲成し、前
部の両側縁部を合わせるようにしてほぼ円筒状に形成し
て接続部とし、後部を電線圧着部とする基体から戒り、
前記接続部は、両側縁部からほぼ直角方向にそれぞれ切
込まれた少なくとも1個の切込部と、これらの切込部及
び前記側縁部に沿う幅の狭い部分を残して打抜いた閉鎖
状打抜部と、前記側縁部に沿った幅の狭い部分に形成さ
れ、内側に膨出した2個の接触部とを備えることを特徴
とするものである。
本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図〜第4図は本考案に係る導電性金属板から戒る円
筒接続端子の第1の実施例を示し、図示しない棒状挿込
接続端子を受ける受は端子を示している。
筒接続端子の第1の実施例を示し、図示しない棒状挿込
接続端子を受ける受は端子を示している。
1枚の導電板を打抜いて曲成した基体1の前部は、棒状
挿込接続端子と接続するための接続部2であり、後部は
電線を接続するための電線圧着部3に形成されている。
挿込接続端子と接続するための接続部2であり、後部は
電線を接続するための電線圧着部3に形成されている。
接続部2を展開すると第4図に示すようになり、この部
分を成形して第1図〜第3図に示すようなほは゛円筒状
形とされている。
分を成形して第1図〜第3図に示すようなほは゛円筒状
形とされている。
接続部2の先端部4は、挿込接続端子を案内するために
リング状に成形され、先端部4の後方には、端子の軸線
方向に平行な側縁部5a、5bにそれぞれ連通ずると共
に、互いに離間し側縁部5 a 、5 bからほは゛直
角方向に切込んだ切込部6a 、7 a 、6 b 、
7 bが設けられている。
リング状に成形され、先端部4の後方には、端子の軸線
方向に平行な側縁部5a、5bにそれぞれ連通ずると共
に、互いに離間し側縁部5 a 、5 bからほは゛直
角方向に切込んだ切込部6a 、7 a 、6 b 、
7 bが設けられている。
更に、これらの切込部5a、7aの間及び切込部6b、
7bの間には、外部に連通しない閉鎖状の打抜部8 a
、8 bが形成されている。
7bの間には、外部に連通しない閉鎖状の打抜部8 a
、8 bが形成されている。
この第1の実施例においては打抜部8 a 、8 bは
コ字型であり、側縁部5a、5bとの間に幅の狭い条片
状の接触部9a、9bが設けられている。
コ字型であり、側縁部5a、5bとの間に幅の狭い条片
状の接触部9a、9bが設けられている。
これらの接触部9a、9b及びこの接触部9a、9bを
支える打抜部8a、8bの連結部を含む部分は円筒状に
形成されているが、その曲率半径は第1図、第2図に示
すようにリング状に形成された前記先端部4よりも稍々
小さくなっている。
支える打抜部8a、8bの連結部を含む部分は円筒状に
形成されているが、その曲率半径は第1図、第2図に示
すようにリング状に形成された前記先端部4よりも稍々
小さくなっている。
接触部9 a 、9 bは側縁部5a、5bに沿った幅
の狭い条片状であり、第1図〜第3図に示すように僅か
に内方に膨出されている。
の狭い条片状であり、第1図〜第3図に示すように僅か
に内方に膨出されている。
更に接続部2には、必要に応じて別体の導電性金属板か
ら戊る円筒状の外装部10が局着されており、接続部2
との相対的位置が変化しないように、外装部10の一部
に凹部11が設けられ、接続部2の切込部6a、6bに
係合されている。
ら戊る円筒状の外装部10が局着されており、接続部2
との相対的位置が変化しないように、外装部10の一部
に凹部11が設けられ、接続部2の切込部6a、6bに
係合されている。
なお、12はこの円筒接続端子を合成樹脂製の絶縁体か
ら戒るコネクタハウジングに固定するための突出部であ
る。
ら戒るコネクタハウジングに固定するための突出部であ
る。
この円筒接続端子では、挿込接続端子が挿入されると、
接触部9a、9bを含む内方曲げ部が押し拡げられ、更
に内方に膨出された接触部9 a 、9 bも偏平に変
形されることになる。
接触部9a、9bを含む内方曲げ部が押し拡げられ、更
に内方に膨出された接触部9 a 、9 bも偏平に変
形されることになる。
その結果、挿込接続端子は接続部2の基体1及び2個の
接触部9a、9bの計3点で強固に支持されることにな
り、電気的な接触状態が良好となることは明らかである
。
接触部9a、9bの計3点で強固に支持されることにな
り、電気的な接触状態が良好となることは明らかである
。
しかしながら、上述のような接触部9 a 、9 bを
設けたことにより、基体1への切込を必要とし、基体1
の機械的強度が弱化したことは否定できず、円筒状の外
装部10を被着することが好ましい。
設けたことにより、基体1への切込を必要とし、基体1
の機械的強度が弱化したことは否定できず、円筒状の外
装部10を被着することが好ましい。
また、この外装部10を設けることにより挿込接続端子
のコシリカにより、接触部9a、9bが弾性限界以上に
屈曲されることが防止され、繰り返しの抜き挿しに対し
ても、この円筒接続端子の緊締力及び電気的接続特性が
劣化する虞れは少ない。
のコシリカにより、接触部9a、9bが弾性限界以上に
屈曲されることが防止され、繰り返しの抜き挿しに対し
ても、この円筒接続端子の緊締力及び電気的接続特性が
劣化する虞れは少ない。
更にこの形式のものでは、接触部9 a 、9 bを形
成するための切込部6 a 、7 a 、6 b 、7
bが設けられているので、例えば防水コネクタの防水
構造を得るために、ゴム製のブツシュに端子を挿通する
場合に円滑な挿通を不可能とし、組立が極めて厄介とな
る問題があるが、この外装部10を固着したことによっ
てこの支障は解決できることになる。
成するための切込部6 a 、7 a 、6 b 、7
bが設けられているので、例えば防水コネクタの防水
構造を得るために、ゴム製のブツシュに端子を挿通する
場合に円滑な挿通を不可能とし、組立が極めて厄介とな
る問題があるが、この外装部10を固着したことによっ
てこの支障は解決できることになる。
第5図、第6図は第2の実施例を示すものであり、この
実施例では切込部26 a 、26 bが接続部22の
両側縁25 a 、25 bに連通してそれぞれ一個所
ずつのみ設けられている。
実施例では切込部26 a 、26 bが接続部22の
両側縁25 a 、25 bに連通してそれぞれ一個所
ずつのみ設けられている。
これらの切込部26 a26 bの後方には、外部に連
通しない打抜として、L字型の打抜部28 a 、28
bが形成されている。
通しない打抜として、L字型の打抜部28 a 、28
bが形成されている。
打抜部28 a 、28 bの軸線方向の長さは、第1
の実施例の打抜部8 a 、8 bの軸線方向の長さよ
りも長く、例えば約2倍となっており、軸線に対し直角
の方向については先の打抜部8a、8bとほぼ同じ長さ
とされている。
の実施例の打抜部8 a 、8 bの軸線方向の長さよ
りも長く、例えば約2倍となっており、軸線に対し直角
の方向については先の打抜部8a、8bとほぼ同じ長さ
とされている。
そして打抜部28 a 、28 bによって残存した側
縁部25 a 、25 bの一部は、内方に膨出され接
触部29 a 、29 bとされている。
縁部25 a 、25 bの一部は、内方に膨出され接
触部29 a 、29 bとされている。
前述の打抜部8,28の形状と位置は、基体材料の物理
的性質と厚さとに応じて所要の幅の接触部9.29を残
し、更に接触部9,29の所要の位置決めを行い得る連
結部を残すように定めればよい。
的性質と厚さとに応じて所要の幅の接触部9.29を残
し、更に接触部9,29の所要の位置決めを行い得る連
結部を残すように定めればよい。
従って、打抜部8,28は実施例ではコ字型、L字型と
したが、例えば長方形でもよく、接触部9,29の膨出
加工を行い得る可撓性と、接触部9,29が繰り返しの
使用によって変形又は捩れを生じない剛性とを与えるよ
うにすればよい。
したが、例えば長方形でもよく、接触部9,29の膨出
加工を行い得る可撓性と、接触部9,29が繰り返しの
使用によって変形又は捩れを生じない剛性とを与えるよ
うにすればよい。
なお、接触部9,29を保持する連結部は、第2の実施
例では一方が軸線方向、一方を円周方向とし、第1の実
施例では共に円周方向としており、上述の説明で明らか
なように曲げ加工に対する可撓性を得るためには、少な
くとも一方の連結部を円周方向とすることが好適である
。
例では一方が軸線方向、一方を円周方向とし、第1の実
施例では共に円周方向としており、上述の説明で明らか
なように曲げ加工に対する可撓性を得るためには、少な
くとも一方の連結部を円周方向とすることが好適である
。
以上説明したように本考案に係る円筒接続端子は、打抜
部により形成された2個の接触部を有し、挿込接続端子
への緊締力及び電気的特性が良好であると共に、その状
態を常に保持できる利点がある。
部により形成された2個の接触部を有し、挿込接続端子
への緊締力及び電気的特性が良好であると共に、その状
態を常に保持できる利点がある。
図面は本考案に係る円筒接続端子の実施例を示すもので
あり、第1図は第1の実施例の一部を切欠した側面図、
第2図は正面図、第3図は第1図のIII−III線に
沿った断面図、第4図は接続部の展開図、第5図は第2
の実施例の一部を切欠した側面図、第6図はその接続部
の展開図である。 符号 1,21は基体、2,22は接続部、3,23は
電線圧着部、4,24は先端部、5a、5b、25a、
25bは側縁部、6a、6b、7a、7b、26a、2
6bは切込部、8a、8b、28a、28bは打抜部、
9a、9b、29a、29bは接触部、10.30は外
装部である。
あり、第1図は第1の実施例の一部を切欠した側面図、
第2図は正面図、第3図は第1図のIII−III線に
沿った断面図、第4図は接続部の展開図、第5図は第2
の実施例の一部を切欠した側面図、第6図はその接続部
の展開図である。 符号 1,21は基体、2,22は接続部、3,23は
電線圧着部、4,24は先端部、5a、5b、25a、
25bは側縁部、6a、6b、7a、7b、26a、2
6bは切込部、8a、8b、28a、28bは打抜部、
9a、9b、29a、29bは接触部、10.30は外
装部である。
Claims (1)
- 1.丸棒状挿込接続端子とコネクタ内で接続する接続端
子であって、1枚の導電性金属板を曲或し、前部の両側
縁部を合わせるようにしてほぼ円筒状に形成して接続部
とし、後部を電線圧着部とする基体から成り、前記接続
部は、両側縁部からほぼ直角方向にそれぞれ切込まれた
少なくとも1個の切込部と、これらの切込部及び前記側
縁部に沿う幅の狭い部分を残して打抜いた閉鎖状打抜部
と、前記側縁部に沿った幅の狭い部分に形成され、内側
に膨出した2個の接触部とを備えることを特徴とする円
筒接続端子。 2、前記打抜部の形状をコ字状とした実用新案登録請求
の範囲第1項記載の円筒接続端子。 3、前記打抜部の形状をL字状とした実用新案登録請求
の範囲第1項記載の円筒接続端子。 4、前記接続部に別体の円筒状外装部を局着した実用新
案登録請求の範囲第1項記載の円筒接続端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3358082U JPS594457Y2 (ja) | 1982-03-09 | 1982-03-09 | 円筒接続端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3358082U JPS594457Y2 (ja) | 1982-03-09 | 1982-03-09 | 円筒接続端子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58135877U JPS58135877U (ja) | 1983-09-12 |
JPS594457Y2 true JPS594457Y2 (ja) | 1984-02-08 |
Family
ID=30045128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3358082U Expired JPS594457Y2 (ja) | 1982-03-09 | 1982-03-09 | 円筒接続端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS594457Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-03-09 JP JP3358082U patent/JPS594457Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58135877U (ja) | 1983-09-12 |
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