JPS5942801Y2

JPS5942801Y2 - 水圧空気圧両用の深耕機

Info

Publication number: JPS5942801Y2
Application number: JP1980052047U
Authority: JP
Inventors: 和雄野村
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1980-04-14
Filing date: 1980-04-14
Publication date: 1984-12-17
Also published as: JPS56153161U

Description

【考案の詳細な説明】この考案は栽培する土を水圧又は空気圧によって、或い
は両方の作用によって深層から破砕して耕作し、他方に
あっては空気や水や肥料及び消毒薬等を施用することに
よって、耕土の物理性と化学性を改善し、栽培を容易に
し土を熟畑化して、健全な植物の生長を計るものである
。

即ち把柄１の下部に直結する垂直部２を注出管３として
、之を主タンク４に接続せしめ、コンプレッサーＡより
来たホースＡ−１を空気注入コックＡ−２を介して主タ
ンク４の空気注入口５に連結する。

また、動噴や水道Ｂ等より来たホースＢ−１を水注入コ
ックＢ−２を介して主タンク４の水注入口６に連結する
。

普た、肥料Ｔや消毒薬及び有効な作用を持つ土壌微生物
等を入れた副タンク８ば、上部に開閉可能な空気取入孔
９とキャップ１０を設け、下部の止コック１１を介して
小パイプ１２に接続せしめ、小パイプ１２の下端１３は
注出管３の開閉パルプ１４の下方に開孔せしめ、注出管
３内を放出した水１５又は空気１６が通過する時に副タ
ンク８内の肥料７又は消毒薬及び有効な土壌微生物が水
１５又は空気１６に混入出来るようにし、開閉パルプ１
４は、把柄１のレバー１７の操作によって開閉出来るよ
うにし、注出管３の下端１８に放射口１９を穿設した種
々の形状、材質を異にした尖端部２０を脱着自在に装着
する水圧空気圧両用の深耕機の構造である。

従ってこの考案は、植物の健全な生育に必要な新鮮女空
気と水を土中に供給するだけでなく、圧縮空気や水の破
壊力を利用して物理的に土中に空隙を生せしめるので、
深耕の作用が強力である。

普た肥料や消毒薬や殺虫菌剤及び有効な作用を持つ土壌
微生物等をも同時に放出するので、化学的な効用も大き
く期待することが出来るものである。

特に圧縮した空気や水を用途によってそれぞれ単独に或
いは並用して利用出来ることも大きな特長であり、この
事は従来のこの種の深耕機の欠点であった固い土質への
挿入を容易ならしめ、更に土中水分の過不足に対処出来
るだけでなく、大雨等による浸水時や冠水時に強制的に
土の深層に酸素を供給して根腐れを防止することが出来
る。

また注出管の尖端部の脱着は土壌の物理的、化学的、或
いは生物学的な改善の多用性に適応する形状の放射口を
装着する為のものであり、本考案は種々の土地改善に有
効な作用をもつものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本案の正面図であり、第２図は本案の背面図で
ある。１・・・把柄、２・・・垂直部、３・・・注出管、４・
・・主タンク、Ａ・・・コンプレッサー、Ａ−１，、、
ホース、Ａ−２・・・空気注入コック、５．・、空気注
入口、Ｂ、・・水道、Ｂ−１・・、ホース、Ｂ −２＋
＋・水注入コツ久６、・・水注入口、７・・・肥料、８
．・・副タンク、９・・・空気取入Ｌ１０・・・キャッ
プ、１１．・・止コック、１２、・・小パイプ、１３・
・・下端、１４・・・開閉パルプ、１５・・・水、１６
・・・空気、１７０．・レバ一端、１９．、、放射口、
２０・０．尖端部。１８・・・下

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

空気注入口及び水注入口の双方を備えた主タンクに接続
する注出管の下端に、装着する尖端部に放射口を穿ち、
注出管の上端部に副タンクより導入した小パイプの開口
部を持ち、主タンクに貯留した圧縮水又は圧縮空気を注
出管を通して放出する時に、副タンク内の肥料又は消毒
薬等を同時に混入するようにし、注出管の下端の尖端部
を交換出来るように装着した、水圧空気圧両用の深耕機
の構造。