JPS5941705B2 - 抄海苔製造に用いる脱水スポンジ板の洗浄方法および装置 - Google Patents

抄海苔製造に用いる脱水スポンジ板の洗浄方法および装置

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Publication number
JPS5941705B2
JPS5941705B2 JP54153307A JP15330779A JPS5941705B2 JP S5941705 B2 JPS5941705 B2 JP S5941705B2 JP 54153307 A JP54153307 A JP 54153307A JP 15330779 A JP15330779 A JP 15330779A JP S5941705 B2 JPS5941705 B2 JP S5941705B2
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JP
Japan
Prior art keywords
rollers
plate
sponge
group
presser plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP54153307A
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English (en)
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JPS5675084A (en
Inventor
道夫 石本
感 市川
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Howa Kogyo KK
Original Assignee
Howa Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Howa Kogyo KK filed Critical Howa Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抄海苔製造において海苔簀表面に抄海苔が付
着しているいわゆる付簀の水分を吸引脱水する脱水スポ
ンジ板の洗浄方法および装置に係るものである。
近年、抄海苔製造の省力化のために全自動型の抄海苔製
造機が開発されて広く使用されるようになった。
この全自動型の抄海苔製造機には、付簀の水分を吸引脱
水する脱水スポンジ板が装備されている。
この脱水スポンジ板は抄海苔製造過程で連続的に作動し
、その結果スポンジ板の小穴内へ微細な不純物が侵入し
て毛細管作用が次第に低下し、付簀の脱水率が低下する
と共に抄海苔の品質を劣化させるようになる。
したがって、この脱水スポンジ板は定期的(1〜3日こ
1回)に機台から取外して充分に洗浄しなければならな
い。
しかし、この脱水スポンジ板の洗浄は、従来人手によっ
て行われており、充分な洗浄を行うには可成りの時間と
人手を必要とするため、この洗浄が不充分にしか行われ
ない場合が多い。
この洗浄が不充分な場合には、短時間の脱水作業によっ
て再び脱水スポンジ板の吸水能力が低下して付簀の脱水
率が低下し、これに伴って乾燥機における熱エネルギー
の消費量が増大すると共に抄海苔の品質を劣化させる問
題がある。
一本発明は上記問題に鑑み、付簀の脱水によって汚れ
たスポンジ板を適数本の回動自在なローラーから成るロ
ーラ一群と押え板との間に挟んでローラ一群で圧縮させ
、その後上記スポンジ板を圧縮状態に保ったままローラ
一群又は押え板の倒れか一方を、スポンジ板を水中に漬
けた状態でローラ一群が転がる方向に往復動させ、スポ
ンジ板をローラ一群によって水中で連続的fこ圧縮、膨
張させてスポンジ板を洗浄するようにしたことを特徴と
し、その洗浄により脱水スポンジ板の吸水能力をその全
面に亘って斑なく復活させることができ、かつ、洗浄作
業の自動化が可能な脱水スポンジ板の洗浄方法および装
置を提供せんとするものであるO 以下、本発明を図面に示す実施例によって詳細に説明す
る。
1は、上部の一部分を除いて開放した洗浄水槽で、この
洗浄水槽1の一方の側板1aには給水源とパイプ2及び
バルブ3等を介して接続した給水口4が開口され、他方
の側板1bの上端は洗浄水槽1の上面1cより若干低く
し、洗浄水槽内の溢水が流出可能に形成されている。
又、5は、底板1aに設けた排水口で着脱自在な栓6が
嵌合されている。
8は、この洗浄水槽1内の水面7下に没するように配置
したローラ一群で、洗浄水槽1の側板1e及び1fの内
面に固着した軸受板9A、9Bに両端を支持された回動
自在な適数本(図示例では7本の場合を示す)のローラ
ー10・・・が第1図の左右方向において適宜な間隔を
保って水平方向に配置されて構成されている。
11は、このローラ一群8の上方にあって該ローラ一群
8のローラー10上に載置された脱水スポンジ板12を
その上方から押圧しらから第1図の左右方向に往復動さ
せる押え板で、脱水スポンジ板12との接触面には脱水
スポンジ板12を保持する為に摩擦係数の大きなゴムま
たはスポンジ板が貼着され、かつ、上面から突出させた
突出部11a、11bの頂部に連結軸13が嵌挿されて
いる。
この押え板11の連結軸13の両端部にはクランク機構
14の連結杆15A、15Bの一端が夫々連結され、そ
の連結杆15A、15Bの他端が洗浄水槽1の一側の上
面に配設した駆動軸16に固着したクランク腕17A、
17Bの先端tこピン連結されている。
このようにクランク機構14を介して押え板11と連結
した駆動軸16は、プーリー18、及びベルト19を介
して適宜な駆動源から駆動される。
又、前記押え板11の連結軸13には転子20.20が
遊嵌され、この転子20.20と対応する加圧腕21A
、21Bがその一端を洗浄水槽1の側板1e、If間に
架設した支軸22遊嵌されて揺動可能に構成され、この
加圧腕21A、21Bの下側に形成した凹溝21c内に
押え板11の転子20,20が夫々嵌合して押え板11
を案内する様に構成され、更に加圧腕21A、21Bの
先端部の上方に架設した回転軸23には、加圧腕21A
、21Bを押圧する偏心カム24A、24Bが夫々固着
され、該回転軸23の一端に操作バンドル25が取付け
られ、ストッパー26によってその回動角度を規制され
て加圧手段2γが構成されている。
上記のような構成の本実施例では、図示しない抄海苔製
造機から取り外した脱水スポンジ板12を洗浄するにあ
たって、加圧手段27あ操作バンドル25を第2図に仮
想線で示す位置から反時計方向に180°回動すると偏
心カム24A、24Bが仮想線で示す解放位置となり加
圧腕21A。
21Bが上方へ揺動可能となる。
この状態で押え板11を持上げてローラ一群8のローラ
ー10・・・上に前記の脱水スポンジ板12を載置し、
その一端(第2図右端)を押え板11の折曲部11cに
当接して位置決めする。
次いで、持上げていた押え板11を脱水スポンジ板12
上に降して操作バンドル25を第2図に示す加圧位置に
すると偏心カム24A、24Bが第2図に実線で示すよ
うに加圧腕21A、21Bと転子20を介して押え板1
1を加圧する。
これによってローラ一群8のローラー10・・・上に載
置した脱水スポンジ板12が図示のようにローラー10
・・・に押し付けられて圧縮される。
この状態で駆動軸16を回転させると、クランク腕17
A、17B及び連結杆15A。
15Bを介して押え板11が第1図の左右方向に往復動
し、この押え板11の往復動に伴って脱水スポンジ板1
2も左右方向に往復動する。
又、脱水スポンジ板12の往復動に伴って回動自在なロ
ーラー10・・・も正逆転する。
この様に脱水スポンジ板12が洗浄水槽1の水中で押圧
されながら往復動を繰返すことにより、脱水スポンジ板
12の表面に付着した不純物が洗い落され、かつ、スポ
ンジ板12の圧縮、膨張の繰返しくこよって洗浄水槽1
内の水がスポンジ板12の小穴へ出入して該小穴内の不
純物も洗浄水槽1内へ排出される。
この様にして表面及び小穴内の不純物を洗い落した脱水
スポンジ板12はその吸水能力が全面に亘って斑なく復
活し、これる洗浄装置から取り外し、再び抄海苔製造機
に取付けて付簀の脱水に使用される。
尚、脱水スポンジ板12の洗浄中は予め用意した予備の
脱水スポンジ板によって抄海苔製造機が運転されている
前記実施例における押え板11の往復動はクランク機構
によって説明したが、これは、カム機構又は圧流体シリ
ンダ等によっても実施可能である。
更に、駆動軸16の駆動源は単独のギヤートモ−ター等
によってもよいが、抄海苔製造機の適宜な駆動軸を駆動
源としてもよい。
又、加圧腕21A121Bをスプリングによって上方に
付勢して偏心カム24A、24Bに当接させ、かつ加圧
腕21A121Bに押え板11の往復動を上、下の溝壁
で案内する案内溝を設け、偏心カム24A、24Bを解
放状態にすると押え板11が上記スプリングの力によっ
て上方へ揺動されるようにすると便利である。
又、本実施例では加圧手段を偏心カムで行っているが、
押え板をねじ等によって上下動させてスポンジ板の圧縮
量を調整自在にする等の設計変更を施しても良い。
又、本実施例では回動自在の適数本のローラーを固定的
に軸支して成るローラ一群に対して押え板を往復動させ
ているが、この実施例のローラ一群の位置に押え板とし
ての孔あき板又は多数の桟を固定的に配設し、実施例の
押え板にローラ一群を構成する適数本のローラーを回動
自在に軸支し、押え板に対してローラ一群を往復動させ
るようにしても良い。
又、ローラ一群のローラーの周面を起伏をつけたり、押
え板にスポンジ板の保持を確実にする為に適当な保持手
段例えばスポンジ板がパンチングプレートにスポンジ材
が貼着されて構成されている場合にはパンチングプレー
トの孔に入る突起を、スポンジ板がスポンジ材のみから
構成されている場合にはスポンジ板の一部分が嵌まり込
むような凹嵌部を設けても良い。
要するに、本発明においてはスポンジ板をローラ一群に
押付けながら水中で相対的に往復動させてスポンジ板に
圧縮、膨張を繰り返し行わせ、スポンジ板の海綿状連続
気孔に水を吸排出させて洗浄するものであれば目的を達
し、本実施例に限定されるものではない。
更Qこまた、上記実施例の洗浄装置にタイマーの設定時
間が経過したときランプやブザー等で報知してスポンジ
板を次のものと取換えるようにすれば実用上至便であり
、全自動型抄海苔製造機の運転作業中の片手間にスポン
ジ板の洗浄を自動的に行うことができる。
以上のようをこ本発明にあっては、付簀の脱水によって
汚れた脱水スポンジ板を適数本の回動自在なローラーか
ら成るローラ一群と押え板との間に挟んで圧縮させ、こ
のスポンジ板を圧縮状態に保ったままローラ一群又は押
え板の何れか一方を、スポンジ板を水中に漬けた状態で
ローラーが転がる方向に往復動させ、スポンジ板をロー
ラ一群によって水中で連続的に圧縮、膨張させてスポン
ジ板を洗浄するようにしたので、スポンジ板の全面に亘
って均一にかつ効率良く洗浄することができてスポンジ
板の吸水能力を全面に亘って斑なく復活させることがで
き、しかも脱水スポンジ板をほとんど損傷させることな
く洗浄し得る効果がある。
またローラ一群又は押え板の往復動を機械的に行わせる
ことによって脱水スポンジ板の洗浄を自動化して省力化
を図り得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2図は断面
図である。 1・・・・・・洗浄水槽、8・・・・・・ローラ一群、
10・・・・・・ローラー、11・・・・・・押え板、
12・・・・・・脱水スポンジ板、14・・・・・・ク
ランク機構、16・・・・・・駆動軸、27・・・・・
・加圧手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 付簀の脱水によって汚れた脱水スポンジ板を適数本
    の回動自在なローラーから成るローラ一群と押え板との
    間に挟んで圧縮させ、このスポンジ板を圧縮状態に保っ
    たまま上記ローラ一群又は押え板の倒れか一方を、スポ
    ンジ板を水中に漬けた状態でローラ一群のローラーが転
    がる方向に往復動させ、スポンジ板をローラ一群によっ
    て水中で連続的に圧縮、膨張させてスポンジ板を洗浄す
    るようにしたことを特徴とする抄海苔製造に用いる脱水
    スポンジ板の洗浄方法。 2 洗浄水槽内Qこ適数本の回動自在なローラーから成
    るローラ一群を水没可能に設け、そのローラ一群の上方
    に脱水スポンジ板を抑圧状態で往復動させる押え板をロ
    ーラ一群の転がり方向へ往復動可能Qこ設け、その押え
    板を洗浄水槽上に配置した駆動軸にクランク機構等を介
    して連結し、更に押え板の上方には該押え板を加圧する
    加圧手段を押え板の往復動を許すように設けて成ること
    を特徴とする抄海苔製造に用いる脱水スポンジ板の洗浄
    装置。
JP54153307A 1979-11-27 1979-11-27 抄海苔製造に用いる脱水スポンジ板の洗浄方法および装置 Expired JPS5941705B2 (ja)

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JPS5675084A JPS5675084A (en) 1981-06-20
JPS5941705B2 true JPS5941705B2 (ja) 1984-10-09

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