JPS5939850B2 - 通信用保安器 - Google Patents
通信用保安器Info
- Publication number
- JPS5939850B2 JPS5939850B2 JP18158481A JP18158481A JPS5939850B2 JP S5939850 B2 JPS5939850 B2 JP S5939850B2 JP 18158481 A JP18158481 A JP 18158481A JP 18158481 A JP18158481 A JP 18158481A JP S5939850 B2 JPS5939850 B2 JP S5939850B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge tube
- locking structure
- temperature
- sensitive material
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Fuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は有線通信線の屋内引込点に挿入される通信用保
安器に関する。
安器に関する。
有線通信線の屋内引込点には、電話機その他の通信機を
落雷または電力線の混触から保護するとともに、通信機
を使用する者の安全をはかるために、通信用保安器が挿
入される。
落雷または電力線の混触から保護するとともに、通信機
を使用する者の安全をはかるために、通信用保安器が挿
入される。
この通信用保安器の機能は原則的に二つあり、その第一
は通信線に異常高圧が発生したときに通信線を短絡する
機能であり、その第二は通信線に異常高圧が発生したと
きに通信線と通信機とを切離す機能である。
は通信線に異常高圧が発生したときに通信線を短絡する
機能であり、その第二は通信線に異常高圧が発生したと
きに通信線と通信機とを切離す機能である。
この第一の短絡する機能は速動性であることが望ましく
、しかも短絡した一対の通信線をアースすることが望ま
しい。
、しかも短絡した一対の通信線をアースすることが望ま
しい。
従ってこの第一の機能を満たすため、一対の通信線とア
ースとに接続された3極放電管が広く使用されている。
ースとに接続された3極放電管が広く使用されている。
また上記第二の切離す機能としては、最も一般的なもの
は大電流による発熱で溶融するヒユーズであり、速動性
が必要な場合には接点遮断器が用いられる。
は大電流による発熱で溶融するヒユーズであり、速動性
が必要な場合には接点遮断器が用いられる。
これらはいずれも通信線に直列に挿入される:
このような従来構造の装置により、一応通信線に混入す
る雷サージあるいは電力線混触等から通信機を保護する
ことができるが、次のようないくつかの改善すべき点が
ある。
る雷サージあるいは電力線混触等から通信機を保護する
ことができるが、次のようないくつかの改善すべき点が
ある。
すなわち、(1)ヒユーズは劣化すると大電流によらな
くとも切断することがあり、このため定期的なヒユーズ
交換作業が必要である、 (2)接点遮断器は高価であり形状が大きい、(3)電
力線混触等の異常電圧が長時間にわたり持続するときに
は、放電管は破損する、 等の欠点がある。
くとも切断することがあり、このため定期的なヒユーズ
交換作業が必要である、 (2)接点遮断器は高価であり形状が大きい、(3)電
力線混触等の異常電圧が長時間にわたり持続するときに
は、放電管は破損する、 等の欠点がある。
本発明はこれを改良するもので、
(1)劣化による誤動作がない、
(2)構造が簡単で安価である、
(3)放電管の動作が持続するときには機械構造による
回路動作がある、 ことのできる通信用保安器を提供することを目的とする
。
回路動作がある、 ことのできる通信用保安器を提供することを目的とする
。
本発明は、放電管が放電動作を持続すると発熱すること
を利用するもので、放電管の近傍に、発熱により変形す
る感温材により構成されこの発熱により解放される係止
構造を配置し、この係止構造が解放されたとき、スプリ
ング力により可動片を移動させて、この可動片により回
路の短絡または切断を行うように構成される。
を利用するもので、放電管の近傍に、発熱により変形す
る感温材により構成されこの発熱により解放される係止
構造を配置し、この係止構造が解放されたとき、スプリ
ング力により可動片を移動させて、この可動片により回
路の短絡または切断を行うように構成される。
上記感温材の一例は熱軟化性樹脂であり、他の一例は低
融点合金であり、他の一例はバイメタルである。
融点合金であり、他の一例はバイメタルである。
これらの感温材の変形温度の下限は850C〜250℃
が好ましい。
が好ましい。
以下図面を用いて詳しく説明する。
第1図は本発明実施例回路の基本的な回路図である。
線路端子L1.L2には屋外から引込まれる一対の有線
通信線L1.L2が接続される。
通信線L1.L2が接続される。
アース端子Eは屋外アースに接続される。
端子L1.L2の電位は開閉回路SA1またはSA2を
介して、宅内端子■1.■2に接続される。
介して、宅内端子■1.■2に接続される。
宅内端子■1.■2には図外の宅内装置が接続される。
また必要な場合には、アース端子Eと同電位の宅内用ア
ース端子E′が、宅内装置のアース端子に接続される。
ース端子E′が、宅内装置のアース端子に接続される。
また、線路端子L1.L2の電位およびアースは、開閉
回路sBの各電極に導かれる。
回路sBの各電極に導かれる。
さらに、線路端子L1.L2の電位およびアースは、三
極放電管■の各電極に接続される。
極放電管■の各電極に接続される。
ここで、開閉回路SA1およびSA2は定常時に閉じて
、端子Lll■lまたはL2.■2の間を導通させる。
、端子Lll■lまたはL2.■2の間を導通させる。
また、開閉回路sBは定常時に開いて、端子L1.L2
およびアースの間には導通がない。
およびアースの間には導通がない。
第1図に示す回路の動作を説明すると、定常時には、単
に端子L1の電位は端子■1に導かれ、端子L2の電位
は端子■2に導かれ開閉回路SBにも、三極放電管■に
も一切導通がなく、通信が行われる。
に端子L1の電位は端子■1に導かれ、端子L2の電位
は端子■2に導かれ開閉回路SBにも、三極放電管■に
も一切導通がなく、通信が行われる。
この状態で、線路端子L1.L2間に、あるいは線路端
子L1.L2とアースとの間に、異常高電圧が到来する
と、三極放電管■が動作を開始して、線路端子L1.L
2およびアースとの間を低いインピーダンスで短絡し、
これが宅内装置に達しないように防護する。
子L1.L2とアースとの間に、異常高電圧が到来する
と、三極放電管■が動作を開始して、線路端子L1.L
2およびアースとの間を低いインピーダンスで短絡し、
これが宅内装置に達しないように防護する。
この異常高電圧の持続時間が例えば誘導雷に起因して短
い場合には、これが回復すると、三極放電管の動作も自
動的に終了し定常時の状態に復旧する。
い場合には、これが回復すると、三極放電管の動作も自
動的に終了し定常時の状態に復旧する。
しかし、この異常高電圧が例えば電力線との混触に起因
して、長時間にわたり持続するときには、開閉回路SA
1を開いて異常高電圧の宅内装置への侵入を遮断すると
ともに、開閉回路SBを閉じて線路端子L1.L2を確
実にアース電位に維持することが必要になる。
して、長時間にわたり持続するときには、開閉回路SA
1を開いて異常高電圧の宅内装置への侵入を遮断すると
ともに、開閉回路SBを閉じて線路端子L1.L2を確
実にアース電位に維持することが必要になる。
この開閉回路SAまたはsBの動作は、三極放電管■が
破壊する前に行われなければならない。
破壊する前に行われなければならない。
従来装置では、開閉回路SA1.SA2としてヒユーズ
を用いるものが多い。
を用いるものが多い。
また、高価高性能のものでは、開閉回路5A11SA2
に接点遮断器を用い、第1図の点X1.X2の電流によ
り、この接点遮断器を動作させるものがある。
に接点遮断器を用い、第1図の点X1.X2の電流によ
り、この接点遮断器を動作させるものがある。
また、従来装置では、開閉回路sBとして、ヒユーズを
保持するスプリングのはねかえりにより動作するスプリ
ング電極、あるいは接点遮断器を用いるものが多い。
保持するスプリングのはねかえりにより動作するスプリ
ング電極、あるいは接点遮断器を用いるものが多い。
前述のように、ヒユーズは経年劣化があり、異常がない
にもかかわらず切断し、通信が不能になることがある。
にもかかわらず切断し、通信が不能になることがある。
また接点遮断器は高価であって、多数の宅内装置、特に
電話機のような簡単な装置に一個づつ挿入することは適
当でない。
電話機のような簡単な装置に一個づつ挿入することは適
当でない。
第2図は本発明の実施例構造を示す図である。
この構造は第1図に示す電気回路の具体的な構造を示す
もので、その要部のみを機械構造がわかるように示しで
ある。
もので、その要部のみを機械構造がわかるように示しで
ある。
線路端子L1.L2の電位は、それぞれ、三極放電管■
の保持電極P1.P2を経由し、電線W1.W2を経由
し、中継端子T1.T2を介して、宅内端子■1.■2
に接続されている。
の保持電極P1.P2を経由し、電線W1.W2を経由
し、中継端子T1.T2を介して、宅内端子■1.■2
に接続されている。
ここで、三極放電管■の保持電極P1.P2およびP3
は、絶縁体のホルダ旧に取付けられている。
は、絶縁体のホルダ旧に取付けられている。
この絶縁体のホルダHには穴があけられ、この穴に熱軟
化性樹脂で構成された可動片である棒Bが挿入されて、
係止構造Qが構成される。
化性樹脂で構成された可動片である棒Bが挿入されて、
係止構造Qが構成される。
すなわちこの棒Bの先端がT字型に形成され、ホルダH
の穴から引抜くことができない構造となっている。
の穴から引抜くことができない構造となっている。
この棒Bの他端には絶縁体の円板B1が固着され、この
円板B1とホルダHとの間に、スプリングSPが挿入さ
れる。
円板B1とホルダHとの間に、スプリングSPが挿入さ
れる。
このスプリングSPは円板B1を図の矢印の方向に押や
ろうとするように作用するが、係止構造Qにより引留め
られた状態になっている。
ろうとするように作用するが、係止構造Qにより引留め
られた状態になっている。
この円板B1の反対面には、電極BMが固着されこの電
極BMには可動線W3により端子T3からアース電位が
与えられている。
極BMには可動線W3により端子T3からアース電位が
与えられている。
この電極BMと固定電極に1.に2は上述の開閉回路s
Bを構成する。
Bを構成する。
固定電極に1.に2には、それぞれ線路端子L1.L2
の電位が接続されている。
の電位が接続されている。
絶縁体の円板B0には、その周近傍に小孔があり、電極
P1.P2と端子T1.T2とをそれぞれ接続する電線
W1.W2はこの小孔を貫通するように組立てられる。
P1.P2と端子T1.T2とをそれぞれ接続する電線
W1.W2はこの小孔を貫通するように組立てられる。
この電線W1.W2は細い電線であって、その両端は電
極P1とP2と端子T1.T2にはんだ付されているが
、係止構造Qが解放されてスプリングSPが伸びるとき
には、このスプリングSPの力により引きちぎられる構
造のものである。
極P1とP2と端子T1.T2にはんだ付されているが
、係止構造Qが解放されてスプリングSPが伸びるとき
には、このスプリングSPの力により引きちぎられる構
造のものである。
ここで、係止構造Qの先端は三極放電管■にほとんど接
触するほどの近傍に配置される。
触するほどの近傍に配置される。
前述のように棒Bは熱軟化性の樹脂で構成され、三極放
電管Vが発熱するとその感温材として作用して形状が変
形する。
電管Vが発熱するとその感温材として作用して形状が変
形する。
このように構成された装置の動作を説明すると、定常時
は第2図に示すような状態にあって、スプリングSPの
力は係止構造Qによって引留められ、開閉回路sBは閑
散された状態にあり、開閉回路SAとして作用する細い
電線W1.W2は接続された状態にある。
は第2図に示すような状態にあって、スプリングSPの
力は係止構造Qによって引留められ、開閉回路sBは閑
散された状態にあり、開閉回路SAとして作用する細い
電線W1.W2は接続された状態にある。
異常高電圧が到来して三極放電管■が短く動作しても、
この状態は変化がない。
この状態は変化がない。
異常高電圧が長時間にわたり持続すると、三極放電管■
が連続的に動作して、三極放電管■が次第に温度上昇し
発熱状態となる。
が連続的に動作して、三極放電管■が次第に温度上昇し
発熱状態となる。
この発熱は感温材である棒Bの係止構造Qを変形させ、
それまでスプリングSPの力を引留めていた係止構造が
耐えられなくなり、穴を抜けて解放されることになる。
それまでスプリングSPの力を引留めていた係止構造が
耐えられなくなり、穴を抜けて解放されることになる。
このとき、スプリングSPの力により棒Bおよび円板B
1は図の矢印の方向に激しく移動する。
1は図の矢印の方向に激しく移動する。
この移動により、細い電線W1およびW2は引きちぎら
れ、端子り、 、 L2と端子T1.T2との間の接続
は開かれる。
れ、端子り、 、 L2と端子T1.T2との間の接続
は開かれる。
さらに円板B1が移動して、電極BMは固定電極に1.
に2と接触してその移動が止まる。
に2と接触してその移動が止まる。
このとき電極B1.に1.に2は相互に短絡され、電線
W3を通じてアース電位となる。
W3を通じてアース電位となる。
これにより、第1図で開閉回路SA1とSA2が開き、
開閉回路sBが閉じた状態となって、線路端子L1.L
2の電位は宅内端子■1.■2との間で遮断され、三極
放電管■はその各電極の電位が開閉回路SBで短絡され
ることにより放電を中止する。
開閉回路sBが閉じた状態となって、線路端子L1.L
2の電位は宅内端子■1.■2との間で遮断され、三極
放電管■はその各電極の電位が開閉回路SBで短絡され
ることにより放電を中止する。
線路端子L1.L2は開閉回路SHによりアース電位に
保持されて、侵入する異常高電圧はアースされる。
保持されて、侵入する異常高電圧はアースされる。
このように、本発明の装置では係止構造でスプリング力
を引留めておき、この係止構造が放電管の発熱により変
形して解放され、この解放に伴い開閉回路を機械的に動
作させるところにその特徴がある。
を引留めておき、この係止構造が放電管の発熱により変
形して解放され、この解放に伴い開閉回路を機械的に動
作させるところにその特徴がある。
従って、開閉回路を電線のハンダ接続あるいは、確実な
接点の開閉動作等により、確実なものとすることができ
るので、定常時に誤動作を起して通信を途絶させる故障
が極めて少ない。
接点の開閉動作等により、確実なものとすることができ
るので、定常時に誤動作を起して通信を途絶させる故障
が極めて少ない。
また、発熱により感温材が変形することによって、機械
力のバランスが破れる構造は、極めて確実な動作であっ
て、異常高圧が印加されたにもかかわらず動作しない動
作不良は極めて少ない。
力のバランスが破れる構造は、極めて確実な動作であっ
て、異常高圧が印加されたにもかかわらず動作しない動
作不良は極めて少ない。
上記例は、説明をわかりやすくするために、1個の係止
構造と1個のスプリングで、開放される開閉回路SAI
t SA2と、閉成される開閉回路sBとが連動する
ように説明したが、これは個別に設けることができる。
構造と1個のスプリングで、開放される開閉回路SAI
t SA2と、閉成される開閉回路sBとが連動する
ように説明したが、これは個別に設けることができる。
すなわち、開放される開閉回路のみでも、あるいは閉成
される開閉回路のみでも、本発明を実施することができ
る。
される開閉回路のみでも、本発明を実施することができ
る。
さらに、係止構造とスプリングを2組用いて、それぞれ
が開放される開閉回路、閉成される開閉回路に利用され
るように構成することもできる。
が開放される開閉回路、閉成される開閉回路に利用され
るように構成することもできる。
上記例では、感温材に熱軟化性樹脂を用いた。
この感温材は夏期の気温上昇あるいは太陽光線によって
軟化することがなく、放電管の発熱によって軟化するも
のであれば、どのようなものを用いてもよい。
軟化することがなく、放電管の発熱によって軟化するも
のであれば、どのようなものを用いてもよい。
実施例で用いたものは、ABSガラス入りの樹脂で、約
120°Cで軟化するものであるが、極めて良好な試験
結果を得た。
120°Cで軟化するものであるが、極めて良好な試験
結果を得た。
すなわち、係止構造に用いられる感温材は、その変形温
度の下限が80°C〜250℃、好ましくは110°C
〜1500Cであって、熱軟化性樹脂、熱可溶性合金等
である。
度の下限が80°C〜250℃、好ましくは110°C
〜1500Cであって、熱軟化性樹脂、熱可溶性合金等
である。
係止構造をバイメタルにより構成し、熱が加えられたと
きにその形状を変化させ、係止がはずれる構造のもので
もよい。
きにその形状を変化させ、係止がはずれる構造のもので
もよい。
上記例では、開放される開閉回路として細い電線による
ものを例示したが、これは接点形のものでもよい。
ものを例示したが、これは接点形のものでもよい。
また、電線が引きちぎられる他に、ハンダ付、特に低温
ハンダによりハンダ付された接続点がはずれるものでも
よい。
ハンダによりハンダ付された接続点がはずれるものでも
よい。
放電管は上記例のように三極放電管として1個を用い、
これの発熱を利用して1対の回路を連動して動作するよ
うに構成すれば、かりに1対の線路端子の一方のみに異
常高電圧が到来しても動作が行われるので好ましいが、
複数の放電管が各回路毎に含まれる構造のものであって
もよい。
これの発熱を利用して1対の回路を連動して動作するよ
うに構成すれば、かりに1対の線路端子の一方のみに異
常高電圧が到来しても動作が行われるので好ましいが、
複数の放電管が各回路毎に含まれる構造のものであって
もよい。
放電管の極数はどのようなものであってもよい。
以上述べたように、本発明によれば、劣化による誤動作
がなく、動作が確実であって、接点遮断器を含む装置に
比べると、発熱体または電磁装置を別に備える必要がな
い小型かつ構造の簡単な装置が得られる。
がなく、動作が確実であって、接点遮断器を含む装置に
比べると、発熱体または電磁装置を別に備える必要がな
い小型かつ構造の簡単な装置が得られる。
また、本発明の装置は放電管が長時間動作して破損され
て、保安器としての機能を失う前に確実に機械機構によ
る回路の動作が行われて、短絡または切離しが行われる
ので、確実な装置防護ができる。
て、保安器としての機能を失う前に確実に機械機構によ
る回路の動作が行われて、短絡または切離しが行われる
ので、確実な装置防護ができる。
第1図は本発明実施例装置の回路図、第2図は本発明実
施例装置の構造図。 Ll、L2・・・・・・線路端子、E・・・・・・アー
ス、■・・・・・・放電管、Q・・・・・・係止構造、
B・・・・・・棒(可動片)、SP・・・・・・スプリ
ング、K11 K、2・・・・・・固定電極、BM・・
・・・・電極(アース)。
施例装置の構造図。 Ll、L2・・・・・・線路端子、E・・・・・・アー
ス、■・・・・・・放電管、Q・・・・・・係止構造、
B・・・・・・棒(可動片)、SP・・・・・・スプリ
ング、K11 K、2・・・・・・固定電極、BM・・
・・・・電極(アース)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 線路端子および(または)アースとの間に挿入され
た放電管と、この放電管の近傍に配置されこの放電管の
発熱により形状が変化する感温材により構成されこの発
熱により解放される係止構造と、この係止構造により引
留められるスプリングと、前記係止構造が解放されたと
きこのスプリングの力により移動する可動片と、この可
動片の移動により相互に短絡される上記線路端子および
(または)アースの電位の電極とを含む通信用保安器。 2 感温材が熱軟化性樹脂である特許請求の範囲第1項
記載の通信用保安器。 3 感温材が低融点合金である特許請求の範囲第1項記
載の通信用保安器。 4 感温材がバイメタルである特許請求の範囲第1項記
載の通信用保安器。 5 線路端子および(または)アース端子との間に挿入
された放電管と、この放電管の近傍に配置されこの放電
管の発熱により形状が変化する感温材により構成されこ
の発熱により解放される係止構造と、この係止構造によ
り引留められるスプリングと、前記係止構造が解放され
たときこのスプリング力により移動する可動片と、この
可動片の移動により上記線路端子と宅内端子との接続を
遮断する遮断手段とを含む通信用保安器。 6 感温材が熱軟化性樹脂である特許請求の範囲第5項
記載の通信用保安器。 7 感温材が低融点合金である特許請求の範囲第5項記
載の通信用保安器。 8 感温材がバイメタルである特許請求の範囲第5項記
載の通信用保安器。 9 線路端子と宅内端子との接続がこの二つの端子に両
端がはんだ付された細い電線により構成され、可動片の
移動に伴いこの細い電線がひきちぎられるように構成さ
れた特許請求の範囲第5項記載の通信用保安器。 10 線路端子と宅内端子との接続がこの二つの端子の
電位の電極の接触により行われ、可動片の移動に伴いこ
の電極の接触を開放するように構成された特許請求の範
囲第4項記載の通信用保安器。 11 一対の線路端子L1.L2とアースとの間に挿
入された三極放電管と、この三極電管の近傍に配置され
この三極放電管の発熱により形状が変化する感温材によ
り構成されこの発熱により解放される係止構造と、この
係止構造により引留められるスプリングと、前記係止構
造が解放されたときこのスプリングの力により移動する
可動片と、この可動片の移動により相互に短絡される上
記一対の線路端子に接続された電極およびアースに接続
された電極と、上記可動片の移動により上記線路端子と
宅内端子との接続を遮断する遮断手段とを含む通信用保
安器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18158481A JPS5939850B2 (ja) | 1981-11-11 | 1981-11-11 | 通信用保安器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18158481A JPS5939850B2 (ja) | 1981-11-11 | 1981-11-11 | 通信用保安器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5882439A JPS5882439A (ja) | 1983-05-18 |
JPS5939850B2 true JPS5939850B2 (ja) | 1984-09-26 |
Family
ID=16103357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18158481A Expired JPS5939850B2 (ja) | 1981-11-11 | 1981-11-11 | 通信用保安器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5939850B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0352987Y2 (ja) * | 1984-10-04 | 1991-11-19 | ||
JPS61126052U (ja) * | 1985-01-29 | 1986-08-07 | ||
US4679984A (en) * | 1985-12-11 | 1987-07-14 | The Garrett Corporation | Actuation system for variable nozzle turbine |
JP4515995B2 (ja) * | 2005-10-24 | 2010-08-04 | 三菱電機株式会社 | 開閉スイッチ |
-
1981
- 1981-11-11 JP JP18158481A patent/JPS5939850B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5882439A (ja) | 1983-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0013401B1 (en) | Lightning arrester device for power transmission line | |
CN109994347B (zh) | 一种防短路的可恢复熔断器 | |
US3281625A (en) | Over-voltage protection techniques | |
US2667549A (en) | Electric fuse construction | |
US10438762B1 (en) | Heat destructive disconnecting switch | |
US2843702A (en) | Protective device with current limiting means | |
US3821685A (en) | Thermally responsive non resettable electric switch | |
WO2021057163A1 (zh) | 一种具有高分断能力的电涌保护装置 | |
JPH0512971A (ja) | 熱応動スイツチ及びこれを用いたサージ吸収回路 | |
CN111969553B (zh) | 一种电力用过电流保护装置 | |
JPS5939850B2 (ja) | 通信用保安器 | |
US20200105486A1 (en) | Overheating Destructive Disconnecting Method For Switch | |
JPS6345810Y2 (ja) | ||
AU2021338990B2 (en) | Chargeless interrupter device for surge arrester | |
CN2399872Y (zh) | 一种保护器 | |
US1522786A (en) | Thermal relay | |
JPS5843974B2 (ja) | ゲンリユウソウチ | |
US3316372A (en) | Cutout switch having load interrupter | |
US10700478B2 (en) | Heat destructive disconnecting switch | |
US736033A (en) | Means for protecting telephone circuits and apparatus. | |
JPS6329494B2 (ja) | ||
KR900001395Y1 (ko) | 통신용 보안기의 3극 피뢰방전관 | |
JPS607441Y2 (ja) | 安全保護表示付避雷器 | |
JPS59209237A (ja) | 回路遮断器の限流装置 | |
JPS581933A (ja) | ガス絶縁断路器 |