JPS5939397Y2 - 温度過昇防止装置 - Google Patents
温度過昇防止装置Info
- Publication number
- JPS5939397Y2 JPS5939397Y2 JP10355282U JP10355282U JPS5939397Y2 JP S5939397 Y2 JPS5939397 Y2 JP S5939397Y2 JP 10355282 U JP10355282 U JP 10355282U JP 10355282 U JP10355282 U JP 10355282U JP S5939397 Y2 JPS5939397 Y2 JP S5939397Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- prevention device
- current
- rise prevention
- fusible
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は時間遅れのない優れた応答速度を備え、かつ過
電流遮断機能を備えた温度過昇防止装置を提供するもの
である。
電流遮断機能を備えた温度過昇防止装置を提供するもの
である。
従来温度過昇防止装置の一般的な構成としては、可溶体
に直接電流を流し、感熱部の温度上昇により、この可溶
体を溶断することによって電流の遮断をはかるものがほ
とんどであった。
に直接電流を流し、感熱部の温度上昇により、この可溶
体を溶断することによって電流の遮断をはかるものがほ
とんどであった。
このようなものにあっては可溶体は当然のことながら充
電部であり、一般に発熱部に押しあてられる金属の如き
熱良導体よりなる感熱部との間を絶縁せざるをえなかっ
た。
電部であり、一般に発熱部に押しあてられる金属の如き
熱良導体よりなる感熱部との間を絶縁せざるをえなかっ
た。
そのために発熱部の急激な温度上昇に速応できず、電流
遮断に至るまでに多少の時間遅れを生じていた。
遮断に至るまでに多少の時間遅れを生じていた。
本考案はこのような異常温度上昇に対する時間遅れをな
くシ、速やわに回路を遮断でき、かつ過電流遮断機能を
も兼ね備えた構造を実現できるものである。
くシ、速やわに回路を遮断でき、かつ過電流遮断機能を
も兼ね備えた構造を実現できるものである。
以下図面に従って本考案の一実施例について説明する。
図は本考案の一実施例を示す装置の断面図である。
本実施例では電流ヒユーズ9が電流通路を構成する。
そして感熱板3は発熱部4にビス5によってケース6と
共に固定される。
共に固定される。
またバネ7は上方に付勢されながら先端を可溶体8によ
って感熱板3に固着される。
って感熱板3に固着される。
かかる構成により、異常温度上昇に伴い可溶体8が溶断
したとき、バネ7は図示のように上方へ跳ねあがり、電
流ヒユーズ9を押し切って電流通路を遮断する。
したとき、バネ7は図示のように上方へ跳ねあがり、電
流ヒユーズ9を押し切って電流通路を遮断する。
なお図の例ではバネ7に絶縁チューブを被せて、バネ7
が押し切られた後のヒユーズ間を短絡することを防いで
いる。
が押し切られた後のヒユーズ間を短絡することを防いで
いる。
筐た可溶体8はケース内に飛散することを考慮すれば、
合成樹脂の如き絶縁物を用いても良く、従来のように可
溶体に直接電流を流す方式では1れに見られた溶断後の
可溶体片が電極間を短絡してしまうという現象も、可溶
体を導体に限定しない本発明では皆無とすることが可能
である。
合成樹脂の如き絶縁物を用いても良く、従来のように可
溶体に直接電流を流す方式では1れに見られた溶断後の
可溶体片が電極間を短絡してしまうという現象も、可溶
体を導体に限定しない本発明では皆無とすることが可能
である。
なお電流通路を電流ヒユーズで構成したので、この温度
過昇防止装置が過電流遮断機能をも兼ね備えるわけで、
従来電流ヒユーズホルダーと温度スイッチの二つの部品
を備えた機器にあって、この二部品を一つに捷とめるこ
とができる。
過昇防止装置が過電流遮断機能をも兼ね備えるわけで、
従来電流ヒユーズホルダーと温度スイッチの二つの部品
を備えた機器にあって、この二部品を一つに捷とめるこ
とができる。
10はヒユーズ9の交換のための蓋である。
以上のように本考案は発熱部に接触して取付けた熱の良
導体よりなる感熱板に、可溶体を介して弾性体の遊端を
固定し、可溶体の溶融時に弾性体の遊端で電流通路を遮
断するものであり、感熱板が発熱部に接触し、しかもそ
れ自身が熱の良導体よりなるものであるので、これに設
けた可溶体の熱に対する感度は高く、電流通路の遮断は
迅速に行える。
導体よりなる感熱板に、可溶体を介して弾性体の遊端を
固定し、可溶体の溶融時に弾性体の遊端で電流通路を遮
断するものであり、感熱板が発熱部に接触し、しかもそ
れ自身が熱の良導体よりなるものであるので、これに設
けた可溶体の熱に対する感度は高く、電流通路の遮断は
迅速に行える。
また可溶体は受電部ではないためこれを非導電体で構成
することも可能で、溶断後の可溶体片が遮断後の電極間
の絶縁抵抗の劣化を招いたり、はなはだしい場合は、電
極間を短絡したりという危険を皆無にすることができる
。
することも可能で、溶断後の可溶体片が遮断後の電極間
の絶縁抵抗の劣化を招いたり、はなはだしい場合は、電
極間を短絡したりという危険を皆無にすることができる
。
さらに過電流遮断機能と過昇温度防止機能の両者を合わ
せて一つの過昇温度防止装置内に実現でき、機器の部品
点数削減にも大きな効果を呈す。
せて一つの過昇温度防止装置内に実現でき、機器の部品
点数削減にも大きな効果を呈す。
図は本考案の一実施例を示す装置の断面図である。
3・・・・・・感熱板、4・・・・・・発熱体、7・・
・・・・バネ、8・・・・・・可溶体、9・・・・・・
電流ヒユーズ。
・・・・バネ、8・・・・・・可溶体、9・・・・・・
電流ヒユーズ。
Claims (1)
- 発熱部に接触して取付ゆられた熱の良導体よりなる感熱
板と、遊端側が、この感熱板に可溶体を介して直接ある
いは間接に固定された弾性体と、上記可溶体の溶融時に
この弾性体によって遮断される電流ヒユーズからなる電
流通路とを備えてなる温度過昇防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10355282U JPS5939397Y2 (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | 温度過昇防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10355282U JPS5939397Y2 (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | 温度過昇防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58157943U JPS58157943U (ja) | 1983-10-21 |
JPS5939397Y2 true JPS5939397Y2 (ja) | 1984-11-02 |
Family
ID=30101109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10355282U Expired JPS5939397Y2 (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | 温度過昇防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5939397Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5672247B2 (ja) * | 2012-01-12 | 2015-02-18 | トヨタ自動車株式会社 | ヒューズ構造 |
-
1982
- 1982-07-07 JP JP10355282U patent/JPS5939397Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58157943U (ja) | 1983-10-21 |
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