JPS5937471Y2 - ひだ付多層袋 - Google Patents
ひだ付多層袋Info
- Publication number
- JPS5937471Y2 JPS5937471Y2 JP19269081U JP19269081U JPS5937471Y2 JP S5937471 Y2 JPS5937471 Y2 JP S5937471Y2 JP 19269081 U JP19269081 U JP 19269081U JP 19269081 U JP19269081 U JP 19269081U JP S5937471 Y2 JPS5937471 Y2 JP S5937471Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- bag
- cut
- heat
- innermost layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は特に吸湿性の高いものを収容するのに好適な
ひだ付多層袋に関するものである。
ひだ付多層袋に関するものである。
ナイロン、アセタール樹脂などは吸湿性が大きくこれら
を包装するには最内層にヒートシール可能な材料を用い
た袋を使用し口部において一旦ヒートシールした後に折
曲げ部を貼着するような配慮がなされている。
を包装するには最内層にヒートシール可能な材料を用い
た袋を使用し口部において一旦ヒートシールした後に折
曲げ部を貼着するような配慮がなされている。
そしてこのヒートシールは、袋の最内層が均等に加圧さ
れることがそのシール性を保障し得ることから一般にひ
だのない多層袋が用いられ、該ひだの存在で局部的に最
内層間に存在する他層の層数を増し2段差を生じ、該段
差に未シール部又はシール不良を生じ易い問題のあるひ
だ付袋は敬遠せざるを得ないのが実情である。
れることがそのシール性を保障し得ることから一般にひ
だのない多層袋が用いられ、該ひだの存在で局部的に最
内層間に存在する他層の層数を増し2段差を生じ、該段
差に未シール部又はシール不良を生じ易い問題のあるひ
だ付袋は敬遠せざるを得ないのが実情である。
しかしこのひだのない多層袋による袋詰品は、その隅角
部が鋭角状に反り返る所謂バチ型を呈し荷姿が悪いばか
りでなく、堆積時の安定性を欠きかつその面積も増大す
るなど種々の不都合がありその改善が強く望まれていた
。
部が鋭角状に反り返る所謂バチ型を呈し荷姿が悪いばか
りでなく、堆積時の安定性を欠きかつその面積も増大す
るなど種々の不都合がありその改善が強く望まれていた
。
この考案はかかる要望に応するべく考案されたものであ
り以下図面によりこの考案の一実施例を説明する。
り以下図面によりこの考案の一実施例を説明する。
図において1はヒートシール可能な最内層で該最内層は
口部において直線切りになって居り、2゜3.4はこの
外層に順次配されたクラフト紙などによる3層の外層で
ある。
口部において直線切りになって居り、2゜3.4はこの
外層に順次配されたクラフト紙などによる3層の外層で
ある。
これら外層2,3.4は図の例では例えば第2図の如く
、前記最内層1を基準にその縁部が上下に段状に並ぶよ
うに階段切りにされ公知のように組合せられている。
、前記最内層1を基準にその縁部が上下に段状に並ぶよ
うに階段切りにされ公知のように組合せられている。
そして例えばホットメルト系接着剤5を塗布しておき、
内容物充填後に最内層1を部分6にてヒートシールした
後、接着剤5を熱活性させ折曲線7にて折曲げ部8を袋
間面側Aに貼着して包装体とするものである。
内容物充填後に最内層1を部分6にてヒートシールした
後、接着剤5を熱活性させ折曲線7にて折曲げ部8を袋
間面側Aに貼着して包装体とするものである。
本願多層袋においては、上記袋間面部Aにおけるひた折
込部A′側において最内層1のヒートシール部6に対応
する外層2,3.4をひだの全幅にわたって切除、即ち
この部分9において該外層2.3.4が存在しないよう
にしである。
込部A′側において最内層1のヒートシール部6に対応
する外層2,3.4をひだの全幅にわたって切除、即ち
この部分9において該外層2.3.4が存在しないよう
にしである。
かかる前記部分9での外層2,3.4の切除により、そ
の断面を取ると第4図の如く袋間面部Aと後面部8間の
ひだ部に介在される外層2,3゜4は、袋後面部Bに折
込まれた3層のみとなり、この部分での内層間の距離l
は、例えば前記切除を行はない第5図例示の場合に比し
略半減する。
の断面を取ると第4図の如く袋間面部Aと後面部8間の
ひだ部に介在される外層2,3゜4は、袋後面部Bに折
込まれた3層のみとなり、この部分での内層間の距離l
は、例えば前記切除を行はない第5図例示の場合に比し
略半減する。
尚この切除を行うことにより、袋素材を長尺品から第1
図の形状にて順次みじん目形状に切断を行うことから、
必然的に袋後面部B側のびた折込部における外層2,3
.4はその切除分だけ最内層1上に突出することになる
。
図の形状にて順次みじん目形状に切断を行うことから、
必然的に袋後面部B側のびた折込部における外層2,3
.4はその切除分だけ最内層1上に突出することになる
。
本願の多層袋によれば、上記特に断面図での説明から明
らかなように、ヒートシールを行う部分においてひだ部
での最内層間に介在される外層の層数が略半減し、した
がって前記切除を行わないものに比しヒートシールに際
しての加熱面での段差が著しく小さくなり前述した最内
層のシール性を損う原因が激減され前記従来の問題を解
消し得る効果がある。
らかなように、ヒートシールを行う部分においてひだ部
での最内層間に介在される外層の層数が略半減し、した
がって前記切除を行わないものに比しヒートシールに際
しての加熱面での段差が著しく小さくなり前述した最内
層のシール性を損う原因が激減され前記従来の問題を解
消し得る効果がある。
尚この考案において前記外層は必ずしも紙層のみに限定
されず、又ヒートシール可能な最内層とは、例えばポリ
エチレン等の樹脂フィルム単独層これら樹脂フィルムを
内層として他に紙、アルミフォイル等を積層させたもの
及び樹脂フィルム単独の場合は製袋上その夕H則に紙層
を非積層下に添わせて同時に切断するようにするのでそ
の紙層を含んだ横取等を意味するものである。
されず、又ヒートシール可能な最内層とは、例えばポリ
エチレン等の樹脂フィルム単独層これら樹脂フィルムを
内層として他に紙、アルミフォイル等を積層させたもの
及び樹脂フィルム単独の場合は製袋上その夕H則に紙層
を非積層下に添わせて同時に切断するようにするのでそ
の紙層を含んだ横取等を意味するものである。
図面は本考案の一実施例を部分的に示すもので、第1図
はそのびだ部分の展開図、第2図は同平面図、第3図は
袋の前面部側のひだを相持上げて要部を示した同様の平
面図、第4図は第2図1’V−TV線断面図、第5図は
比較品を想定して示した第4図と同様の図である。 1・・・・・・最内層、2,3.4・・・・・・外層、
A・・・・・・袋間面部、A′・・・・・・ひた折込部
側、6・・・・・・ヒートシール部、9・・・・・・切
除部。
はそのびだ部分の展開図、第2図は同平面図、第3図は
袋の前面部側のひだを相持上げて要部を示した同様の平
面図、第4図は第2図1’V−TV線断面図、第5図は
比較品を想定して示した第4図と同様の図である。 1・・・・・・最内層、2,3.4・・・・・・外層、
A・・・・・・袋間面部、A′・・・・・・ひた折込部
側、6・・・・・・ヒートシール部、9・・・・・・切
除部。
Claims (1)
- 最内層にヒートシール可能な層を配し、外層に少なくと
も1層以上の紙層を重ね[]部にお・いて前記最内層は
直線切り、外層は該最内層を基準に上下に階段状に縁部
が並んで口部の折曲げ一度貼りを可能としたひだ付多層
袋において、前記口部折曲げ部を貼着する面を袋間面部
として、該袋間面部におけるひた折込部側の前記外層を
、最内層のヒートシール部に対応する全幅にわたって切
除し必然的にこの切除部相当部を対向する袋後面部のび
た折込部側の外層に突出させるようにしたことを特徴と
するひだ付多層袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19269081U JPS5937471Y2 (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | ひだ付多層袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19269081U JPS5937471Y2 (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | ひだ付多層袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5898334U JPS5898334U (ja) | 1983-07-04 |
JPS5937471Y2 true JPS5937471Y2 (ja) | 1984-10-17 |
Family
ID=30106082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19269081U Expired JPS5937471Y2 (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | ひだ付多層袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5937471Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-12-25 JP JP19269081U patent/JPS5937471Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5898334U (ja) | 1983-07-04 |
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