JPS5937437B2 - 廃熱回収システム - Google Patents
廃熱回収システムInfo
- Publication number
- JPS5937437B2 JPS5937437B2 JP12048279A JP12048279A JPS5937437B2 JP S5937437 B2 JPS5937437 B2 JP S5937437B2 JP 12048279 A JP12048279 A JP 12048279A JP 12048279 A JP12048279 A JP 12048279A JP S5937437 B2 JPS5937437 B2 JP S5937437B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat recovery
- heat
- recovery device
- exhaust gas
- hot water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Treating Waste Gases (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、廃熱を高効率に無駄なく回収でき、しかも
蒸気、温風、温水をも同時に得ることができて、これら
を多目的用途に利用できるようにした廃熱回収システム
に関する。
蒸気、温風、温水をも同時に得ることができて、これら
を多目的用途に利用できるようにした廃熱回収システム
に関する。
燃焼機器からの廃熱を回収するには、従来は温度ポテン
シャルに応じた適当な熱交換器がないため、せいぜい一
次廃熱回収にとどまり、未だ有効な熱エネルギーがある
にもかかわらず、無駄に捨てられていた。
シャルに応じた適当な熱交換器がないため、せいぜい一
次廃熱回収にとどまり、未だ有効な熱エネルギーがある
にもかかわらず、無駄に捨てられていた。
このような問題を解決すべく本発明はなされたもので、
以下実施例図に基いて本発明を詳述する。
以下実施例図に基いて本発明を詳述する。
工場ボイラー等の燃焼機器１から発生した比較的温度の
高い排ガス（１５０〜５００°Ｃ）は、導管２により１
次熱回収器３へ導かれる。
高い排ガス（１５０〜５００°Ｃ）は、導管２により１
次熱回収器３へ導かれる。
この１次熱回収器には液体を通するコイル４が配せられ
ていて、このコイル４・＼アキエムレーク５内の温水が
、ポンプ６にて給水管γから供給されるようにｉｌつて
おり、温水はコイル４内を通る間に排ガスによって加熱
されて、蒸気となって再びアキュムレータ５ヘパイブ８
から送り込まれる。
ていて、このコイル４・＼アキエムレーク５内の温水が
、ポンプ６にて給水管γから供給されるようにｉｌつて
おり、温水はコイル４内を通る間に排ガスによって加熱
されて、蒸気となって再びアキュムレータ５ヘパイブ８
から送り込まれる。
しかしてアキュムレータ内の蒸気はスチームパイプ９に
より所要の箇所へ供給される。
より所要の箇所へ供給される。
１次熱交換器３にて前記コイル４内の温水により奪熱さ
れた排ガスは、送風機１０により、送風管１１から２次
熱回収器１２へ供給される。
れた排ガスは、送風機１０により、送風管１１から２次
熱回収器１２へ供給される。
この２次熱回収器は顕熱交換を目的とするもので、ヒー
トパイプ１３の群で構成されており、かつ仕切板１４に
より２流体のカランクツロー用土下風路１５ａ、１５ｂ
が形成されていて、下部風路１５ｂは排ガスが通過し、
上部風路１５ａには２０℃前後の外気ＯＡが、送風機１
６により供給されるようになっている。
トパイプ１３の群で構成されており、かつ仕切板１４に
より２流体のカランクツロー用土下風路１５ａ、１５ｂ
が形成されていて、下部風路１５ｂは排ガスが通過し、
上部風路１５ａには２０℃前後の外気ＯＡが、送風機１
６により供給されるようになっている。
したがって、各ヒートパイプ１３内の図示を省略した作
動液は、約１５０℃の排ガスにより気化されてヒートパ
イプ内を上昇し、この気化された作動液は、外気により
凝縮液化されてヒートパイプ内を流下し、この液が再び
蒸発、液化するを繰り返され、これにより、２次熱回収
器を通る排ガスは外気と熱交換する。
動液は、約１５０℃の排ガスにより気化されてヒートパ
イプ内を上昇し、この気化された作動液は、外気により
凝縮液化されてヒートパイプ内を流下し、この液が再び
蒸発、液化するを繰り返され、これにより、２次熱回収
器を通る排ガスは外気と熱交換する。
しかして２次熱回収器１２にて排ガスから奪熱した９４
〜９５°Ｃの温風は、要温風機器、例えば前記燃焼機器
１へ送風管１γにて供給される。
〜９５°Ｃの温風は、要温風機器、例えば前記燃焼機器
１へ送風管１γにて供給される。
２次熱回収器１６から出た８２℃前後の排ガスは、次の
３次熱回収器１８へ送られる。
３次熱回収器１８へ送られる。
この３次熱回収器１８はコイル１９を有し、これを通る
水が排ガスと熱交換して、４０〜５０℃の温水となって
所要箇所へ送り出され、排ガスは約２０°Ｃとなって排
気される。
水が排ガスと熱交換して、４０〜５０℃の温水となって
所要箇所へ送り出され、排ガスは約２０°Ｃとなって排
気される。
本発明のシステムは上述した構造のもので、排ガスの熱
を、各熱ポテンシヤルに応じて回収せしめるようにしで
あるので、排ガスの熱を効果的に回収でき、排ガスを、
充分に熱回収した上での無駄のない状態にして捨てるこ
とができる。
を、各熱ポテンシヤルに応じて回収せしめるようにしで
あるので、排ガスの熱を効果的に回収でき、排ガスを、
充分に熱回収した上での無駄のない状態にして捨てるこ
とができる。
すなわち、１次熱回収器３は温水を蒸気にし、この蒸気
は、たとえば吸収冷凍機２０における第１熱交換器２１
のコイル２１ａへ供給して同冷凍機による冷房運転用の
熱源に、あるいは冷却器２３と蒸気ヒータ２４を備える
除湿器２５における蒸気ヒータ用熱源等に利用でき、２
次熱回収器１２にて得られた温風は、工場の暖房用熱源
とかバーナ１の予熱空気に、また３次熱回収器１８にて
得られた温水は工場の風呂とか給湯用等にそれぞれ利用
でき、多目的用途に利用できるのである。
は、たとえば吸収冷凍機２０における第１熱交換器２１
のコイル２１ａへ供給して同冷凍機による冷房運転用の
熱源に、あるいは冷却器２３と蒸気ヒータ２４を備える
除湿器２５における蒸気ヒータ用熱源等に利用でき、２
次熱回収器１２にて得られた温風は、工場の暖房用熱源
とかバーナ１の予熱空気に、また３次熱回収器１８にて
得られた温水は工場の風呂とか給湯用等にそれぞれ利用
でき、多目的用途に利用できるのである。
また、本発明によれば、３次熱回収器にて放熱した排ガ
スは常温に近い温度にまで下げられて捨てられることに
なり、自然のものは自然に返すという理念に歩を近づけ
ることのできる熱回収システムを提供できる。
スは常温に近い温度にまで下げられて捨てられることに
なり、自然のものは自然に返すという理念に歩を近づけ
ることのできる熱回収システムを提供できる。
図は本発明に係る熱回収システムの一例を示す図である
。 図中、１・・・・・・燃焼機器、２・・・・・・導管、
３・・・・・・１次熱回収器、４・・・・・・コイル、
５・・・・・・アキュムレータ、６・・・・・・ポンプ
、γ・・・・・・給水管、８・・・・・・蒸気管、９・
・・・・・蒸気管、１０・・・・・・送風機、１１・・
・・・・送風管、１２・・・・・・３次熱回収器、１３
・・・・・・ヒートパイプ、１４・・・・・・仕切板、
１５ａ、１５ｂ・・・・・・風路、１６・・・・・・送
風機、１γ・・・・・・送風管、１８・・・・・・３次
熱回収器、１９・・・・・・コイル、２０・・・・・・
吸収冷凍機、２１・・・・・・第１熱交換器、２２・・
・・・・第２熱交換器、２３・・・・・・冷却器、２４
・・・・・・蒸気ヒータ、２５・・・・・・除湿器、２
６・・・・・・冷却塔、２γ・・・・・・温水タンク、
２８・・・・・・冷水タンク、２９〜３２・・・・・・
ポンプ、３３・・・・・・空調室。
。 図中、１・・・・・・燃焼機器、２・・・・・・導管、
３・・・・・・１次熱回収器、４・・・・・・コイル、
５・・・・・・アキュムレータ、６・・・・・・ポンプ
、γ・・・・・・給水管、８・・・・・・蒸気管、９・
・・・・・蒸気管、１０・・・・・・送風機、１１・・
・・・・送風管、１２・・・・・・３次熱回収器、１３
・・・・・・ヒートパイプ、１４・・・・・・仕切板、
１５ａ、１５ｂ・・・・・・風路、１６・・・・・・送
風機、１γ・・・・・・送風管、１８・・・・・・３次
熱回収器、１９・・・・・・コイル、２０・・・・・・
吸収冷凍機、２１・・・・・・第１熱交換器、２２・・
・・・・第２熱交換器、２３・・・・・・冷却器、２４
・・・・・・蒸気ヒータ、２５・・・・・・除湿器、２
６・・・・・・冷却塔、２γ・・・・・・温水タンク、
２８・・・・・・冷水タンク、２９〜３２・・・・・・
ポンプ、３３・・・・・・空調室。
Claims (1)
- １ アキュムレータからの温水を、高温排ガスと熱交換
させて蒸気にして再びアキュムレータに戻入させるコイ
ルを有する１次熱回収器、この１次熱回収器からの排ガ
スを尋人外気と熱交換させる２次回収器、この２次熱回
収器からの排ガスと熱交換して温水が得られるようにし
た給湯用コイルを備える３次熱回収器、とを備えること
を特徴とする廃熱回収システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12048279A JPS5937437B2 (ja) | 1979-09-19 | 1979-09-19 | 廃熱回収システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12048279A JPS5937437B2 (ja) | 1979-09-19 | 1979-09-19 | 廃熱回収システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5644590A JPS5644590A (en) | 1981-04-23 |
| JPS5937437B2 true JPS5937437B2 (ja) | 1984-09-10 |
Family
ID=14787259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12048279A Expired JPS5937437B2 (ja) | 1979-09-19 | 1979-09-19 | 廃熱回収システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5937437B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002031428A1 (en) * | 2000-10-09 | 2002-04-18 | Ki Suk Kim | Shell tube type filter and auto-controlled heat recovery system of waste water |
| KR100856877B1 (ko) | 2007-08-30 | 2008-09-04 | 김치호 | 폐열 회수시스템 |
-
1979
- 1979-09-19 JP JP12048279A patent/JPS5937437B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5644590A (en) | 1981-04-23 |
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