JPS5937429B2 - 傾斜し得る上方充填電気炉 - Google Patents

傾斜し得る上方充填電気炉

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JPS5937429B2
JPS5937429B2 JP51053743A JP5374376A JPS5937429B2 JP S5937429 B2 JPS5937429 B2 JP S5937429B2 JP 51053743 A JP51053743 A JP 51053743A JP 5374376 A JP5374376 A JP 5374376A JP S5937429 B2 JPS5937429 B2 JP S5937429B2
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locking mechanism
roof
framework
locking
furnace
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アルギマンタス・ミラシユウス
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Publication of JPS5937429B2 publication Critical patent/JPS5937429B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D11/00Arrangement of elements for electric heating in or on furnaces
    • F27D11/08Heating by electric discharge, e.g. arc discharge
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D3/00Charging; Discharging; Manipulation of charge
    • F27D3/18Charging particulate material using a fluid carrier
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S65/00Glass manufacturing
    • Y10S65/04Electric heat

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、金属を溶融するのに使用される傾斜し得る、
頂部填充電気炉に関して居り、更に特記すれば、意図さ
れない炉の傾斜を阻止するための、上記型の炉内で使用
される、複数のロック機構及び前記機構間の機械的相互
接続リンク装置に関している。
鋼、鉄等の金属を溶融するのに、長い間電気炉が使用さ
れている。
このような炉は屑鉄を多く使用する鋼の製造に有効であ
る。
米国特許第2.396,663号には、頂部填充、傾斜
型の、従来の炉設備が発表されている。
この型の炉は、基礎上に傾斜し得るように装架された枠
構と、前記枠構内に装架された、難溶性裏張り材料を収
容する炉殻とを含んでいる。
上記炉殻の開放頂部は、難溶材料で裏張りされた屋根に
よって覆われ、この屋根は、前記殻から引揚げられて、
材料を填充させるように開いている前記殻から遠ざかる
方へ、水平の円弧に沿って揺動することによって、取外
される。
上記屋根を貫通して直立状態に電極が装架され、そして
電極は上記殻の中へ挿入されている。
殻には、尚注出口が設けられ、これを通して、炉から溶
融鋼が引出され、更に第2の開口が設けられ、これを経
てスラグ等が引出される。
基礎上の枠構とその上の蓋された殻とを、これに設けら
れた孔から金属が流出するまで、傾けることによって金
属が注出される。
この型の上方填充傾斜炉に潜在する問題は、屋根を開放
位置へ揺動させるとき重心に生ずる移動である。
若し屋根が、殻から円弧的に外方へ、炉が傾けられる方
向に揺動されるならば、炉が不安定となり、そして傾斜
ロック等によって拘束しない限り傾斜を生ずる程、重心
が前方へ移動させられる。
今日迄、その屋根が、殻の頂部に装架された位置以外の
如何なる位置にあっても、このような電気弧光炉の傾斜
を防止するため、極めて複雑な電気的及び電気機械的制
御装置が開発された。
伴し、このような方式の電気的リレーは、操作員或は修
繕員によってバイパスを作られることが可能である故、
潜在的災害条件を作る恐れがある。
機械的傾斜・揺動のインクロック装置も知られているが
、これ等には種々の欠点がある。
即ち、炉は、水平位置から前方及び後方へ傾くように構
成されているが、傾斜運動は、前方に向って阻止される
に過ぎない。
尚、反覆された摩耗及び熱作用を受けた後でも作業上の
安全を確保するためにロック係合手段を部分的に一致さ
せることは、殆ど施されていない。
更に、成る既知のインクロック装置は、傾斜ロックが外
されて炉が傾斜した後は、揺動ロックの偶然の係合外れ
を阻止しない。
本発明は、基礎部と、該枠構上に、該炉体を開閉するた
めに揺動可能な屋根支え機構を含む、枠構上に装架され
た炉体とを含む、傾斜し得る上方填充式、直接弧光電気
炉を対象として、上記問題を解決する。
即ち本発明による改善は、炉体が傾斜することを阻止す
るため及び屋根が炉体上で水平に揺動することを阻止す
るための機械的に相互結合された装置と、傾斜と揺動と
を許す装置の同時的保合が阻止されるように、傾斜を阻
止する装置の係合と、揺動を阻止する装置の保合とが大
幅に部分的に一致させられるようにすること、とより成
る。
本発明が、対象とする今一つ型の電気炉は、固定的基礎
部と、基礎部上に装架された支持枠構と、底部で閉鎖さ
れ、上部で開放されて、上記枠構内に装架された中空の
殻装置と、支持枠構上に装架されて前記殻装置の開放頂
部を蓋う取外し得る屋根装置と、前記屋根装置が水平の
円弧に沿うて揺動して、炉へ材料を填充するため、殻の
開放頂部の蓋を取外すようにされ、且つ前記枠構が、殻
装置から溶融金属を流出させるため基礎上で傾斜させら
れ得るようになっていることと、前記枠構と基礎部との
間に保合を作り、炉体の傾斜を阻止する第1のロック機
構と、前記屋根装置と枠構との間に係合を作り、カバー
が炉体の上方から水平に揺動することを阻止する第2の
ロック機構と、上記両口ツク機構間の機械的相互連結装
置と、炉上に設けられ、枠構が一旦傾けられ、或は屋根
が一旦炉体上から揺動させられたとき前記第1及び第2
のロック機構の運動を閉塞する装置と、が組合されて成
るものである。
そこで、本発明の目的は、若し炉の機構が、如何なる傾
斜が生じても安全が害されるかも知れないような位置に
あるならば、炉の傾斜を阻止するための、不正操作を許
さない機械的ロック装置を具えた、傾斜し得る頂部填充
直接弧光電気炉を提供することである。
本発明の今一つの目的は、炉が略々水平の位置に置かれ
ていない限り、傾斜に対するランクと揺動に対するロッ
クとの間の転換位置に対して機械的にロックされている
、機械的にインクロックされた傾斜ロック及び屋根の揺
動ロックとを提供することである。
本発明の今一つの目的は、炉が傾斜されているとき、揺
動ロックピンが、内側の係合解除運動から機械的に閉塞
され、そして、炉の屋根が揺動させられたとき、傾斜ロ
ックピンが、炉屋根背面板装置による内側の保合解除か
ら閉塞されるような具合に、機械的にインクロックされ
た、頂部填充の傾斜し得る直接弧光電気炉に対する傾斜
及び揺動ロック機構を提供することである。
本発明の今一つの目的は、反覆された摩網及び極度の加
熱条件にさらされた後でも、該両機構の同時的係合解除
を阻止するために、ロック係合手段が大幅に一致してい
る、傾斜し得る頂部填充型の直接弧光電気炉に於ける、
機械的に相互連結された、炉の傾斜ロック及び炉屋根の
揺動ロック機構を提供することである。
本発明の更に今一つの目的は、炉傾斜のロック機構と炉
屋根揺動ロック機構とが、炉の操作中側路操作成は回避
されることがないようにされた、頂部填充直接弧光式製
鋼用電気炉を提供することである。
次に、本発明の実施例を表わす図面を参照して、本発明
の作用及び効果につき更に詳細に説明しよう。
第1図乃至第3図には、傾斜し得る頂部填充型直接弧光
電気炉が示されている。
第1図では、直接弧光電気炉装置が概括的に20と指示
されている。
炉集合体20は、成るべくは鉄筋入り注入コンクリート
製の基礎部21と、概括的に22と示され、略々矩形の
ベース或は枠のプラットフォーム23を含む傾斜し得る
枠構を含んでいる。
前記炉集合体20は、上記矩形のプラットフォーム23
上に装架された、椀形の、難溶材料で裏張りされた殻を
含む、概括的に26と指示された炉体と、前記プラット
フォーム23へ25に於いて既知の仕方で枢架された、
概括的に24を以て指示された、カンチレバー屋根支え
機構から、複数のケーブル或は鎖3232によって懸架
された、取外し得る、難溶性材料で裏張りされた頂部屋
根31とを含んでいる。
上記カンチレバー支持機構は、垂直の背面板装置27と
、その頂部からカンチレバ一式に延びている略々水平の
屋根支え部材28とを含んでいる。
上記支え機構24には3つの電極33−33が、垂直に
可動的に装架され、これ等の電極は、孔31aに於いて
屋根31を貫通し、そして屑鉄と弧光接触するように、
下方へ突出している。
各々の電極33は、カンチレバ一式電極装架部材、即ち
腕34の端部に保たれている。
上記各々の装架腕は、その基底部34aに於いて、その
中に装架されたローラ(図示されていない)によって、
背面板装置27の中に垂直方向に運動するように案内さ
れている垂直延長部、即ち柱35により支持されている
各々の柱35の、個個の上下運動は、その中に装架され
た油圧シリンダ39によって与えられる。
上記油圧シリンダ39は、腕34と電極33とを上下に
駆動して、弧光、即ち炉内の電流を調整する。
屋根31は、鎖32−32の操作により引揚げられて、
カンチレバー支持機構全体24が、第3図に輪郭が示さ
れているように、その枢支点25の周りの円弧に沿い揺
動させられ得るようになっている。
この円弧運動によって、殻30の頂部の孔から蓋が外さ
れて、炉に填充され得るようになる。
炉が填充されて了えは、第3図に実線で示されているよ
うに、カンチレバー支持機構24がその装架位置へ戻さ
れ、そして屋根31が御されて、殻30を閉鎖する。
填充物が溶融金属に還元された後、上記殻体の前方へ延
びている注入口36を経て、溶融金属を炉体から排出す
るため、第2図に破線で示されているように、全体的枠
構22、殻体30及び屋根31が傾斜し得ることになる
前記炉の枠構22、殻30及び屋根31は、上記と反対
方向へも僅かだけ傾は得るようになっている。
前記注入口36から見て殻30が反対側にあるスラグ扉
37(第3図)が開かれて、炉が反対方向へ傾けられた
とき、炉からスラグの取出しが容易にされる。
枠構22を支持する機構及び、その上に装架された炉体
26は、基礎部21上に装架された1対の平行の軌条3
8−38(第1、第2及び第9図)と、傾斜中上記軌条
38−38に沿うて転動するように、枠構プラットフォ
ーム23の下側に装架された、平行車輪区間40−40
とを含んでいる。
上記軌条38−38の側方に装架されたラック38a−
38aは、夫々上記車輪区間40−40の側方に装架さ
れた、対応するピニオン区間40a−40aと係合し、
以て車輪が軌条に沿うて転動するとき滑りを生ずること
を防止している。
前記枠構22を傾けるための動力装置は、一端ではプラ
ットフォーム23の底の後方へ、そして他端(図示され
ていない)では基礎部21へ枢架された、2つの犬なる
油圧シリンダ41を含んでいる。
シリンダ41は、ランク38−38に沿い車輪区間40
−40を運動させる炉の後方を引揚げ、そして炉を前方
へ傾け、そして、炉の前側と、ここから延びている注入
口36とを引卸す。
炉の枠構22と炉体26とは、重力のために直立位置へ
戻る。
第2図に最も明瞭に示されているように、枠構22と、
炉体26とが傾けられた場合、全機構は、その重心と共
に前方へ移動する。
通常、傾斜中重心は、炉の支持点の背後に残留する。
即ち、重力により炉体を直立位置に戻さうとする姿勢に
置かれている。
併し、若しも、屋根31が引あげられて、第3図に輪郭
を示されている位置まで揺動させられるならば、重心は
炉体の支持点よりも前方へ移される。
屋根31及びこれにカンチレバー的に支えられている機
構24の重量は相当に重く、従って屋根が引揚げられた
とき、傾斜しないようにロックされて居なかったならば
、−ト記傾斜し得る全機構の重心の上記のような前方へ
の移動が、不安定を生じて、炉体を転倒する傾向を生ず
る。
そこで、屋根31とそのカンチレバー的に支えられた機
構24が、椀形の殻体30の頂部の上方の振れを生じな
い位置に置かれて居ない限りは、枠構のプラットフォー
ム23及び炉体26の傾斜を阻止するロック機構が必要
となる。
本発明の不正防止的傾斜及び揺動ロック機構が、第1図
の42を以て概括的に、第4図乃至第9図には拡大詳細
図を以て、夫々示されている。
第4図に示すように、傾斜及び揺動ロック機構42は、
枢支されたベルクランク或はエルボ一部材43と、動力
駆動装置44、即ちこの実施例では、ベルクランクへ駆
動的に連結されてこれを回転する油圧シリンダ、と、夫
々対をなしている2重連結リンク45−45.46−4
6とを含んで居り、上記2重連結ピンク45−45.4
6−46は、第5図に更に明示されているように、これ
等は夫々、その一端ではベルクランク43へ、そして他
端では、夫々揺動及び傾斜ロックピン47,48の一つ
へ連結されている。
中央に位置ぎめされたベルクランク43は、枠構上に装
架された第1の枢支ブラケット52へ枢着されている。
上記2重リンク45−45へ取付けられた揺動ロックピ
ン47は、案内ブラケット58を介して、孔57の中に
滑動的に抑留されていることにより、水平に運動するこ
とを拘束されている。
ブラケット58はU字形で、枠構プラットフォーム23
の頂面55へ装架されている。
背板集合体24の水平部材60を上下に貫通して延びて
いるロックピン受は孔59が、案内ブラケット58の頂
部に、次のような関係で位置ぎめされている。
即ち、直接殻体30の上に屋根31が位置ぎめされてい
るとき、上記案内孔57と孔59とが整合するようにさ
れている。
このように両孔が整合することにより、その位置に屋根
支持機構をロックするように、ロックピン47が、孔5
9を上方へ貫通して案内され得ることになる。
水平部材60も、上記孔57.59が一致しない限り、
ロックピン47が上方へ移動することを阻止している。
傾斜及び揺動ロック機構42の反対側の端には、2重連
結リンク46−46を介してベルクランク43へ取付け
られた傾斜ロックピン48が、案内ブ吊ツク63を貫通
して延びている水平に向けられた孔62の中を案内され
る。
枠構プラットフォーム23の下側には、その一端64に
隣接して案内ブロック63が取付けられでいる。
上記プラットフォーム13の一端64に隣接して、基礎
部21の境界を形成する垂直壁65が位置ぎめされてい
る。
基礎部には、通常の仕方で、その外表面を壁65と平担
ならしめて、ブロック67が装架されている。
ブロック67は、水平に向けられた、傾斜ロックピン受
は孔、即ちポケット66を含んで居り、この孔は、枠構
プラットフォーム23が水平、即ち傾斜していない場合
、案内ブロック63の中の孔62と整合し、以て傾斜ロ
ックピン48が孔66に係合して炉の傾斜を阻止するよ
うに、上記ブ爾ツク67の中に位置ぎめされている。
孔66の後方は開放されて、そこに存在する如何なる屑
材料もそれが孔と係合したとき、傾斜ピン48によって
押し出されるようになっている。
第6図に示された、傾斜ロックが完全係合している位置
から、第8図に示された両口ツクの中間的係合位置を経
て、第4図の揺動ロックが完全係合する位置に至るまで
の順序的運動を見れば明かに了解されるように、機構4
2は、前記両者のピンが同時に保合を外される可能性を
阻止するように配置されている。
即ち、第8図の中間位置に於いては、屋根31は、ピン
47により、殻体30上にロックされ、そしてプラット
フォーム23は、孔66に係合するピン48により水平
位置に係合されるように、かなりの程度において一致す
る部分によりロックが行われる。
従って、プラットフォーム23及びカンチレバー支え機
構24は、ロック機構が、傾斜ロックの全保合位置から
、揺動ロックの全保合位置へ、或はその反対に、切換え
られている間は、あらゆる運動が阻止されることになる
第5図に於いては、枠構プラットフォーム23、殻体3
0、及び背面板集合体27が、傾斜位置にある状態で示
されている。
前掲揺動ロックピン47は、水平部材60に於ける、そ
のピン受は孔59に係合させられ、以て前記屋根支持機
構24が、円弧的に揺動することを阻止して居り、ピス
トン捧44aをその油圧シリンダ44の中へ引込めをこ
とにより、その受は孔66から引抜かれて解放される。
炉が直立位置にある場合(第4図)に孔66と整合させ
られる傾斜ピン案内孔62と、壁65の中の固定的傾斜
ピン受は孔66との関係位置により、炉が、傾斜中前進
する距離が示される。
第5図に最も明瞭に現われているように、炉が傾斜位置
にある場合、基礎壁65がピン48が外側へ運動するこ
とを併塞する故、プラットフォーム22が水平となって
ピン48が再び孔66に係合するまでは、ピン47の孔
56から係合解除を含み、あらゆるロック機構42がそ
れ以上運動することが阻止される。
第6図及び第9図に於いては、揺動ロックピン47が引
抜かれて水平部材60の中のその受は孔59から保合を
解除され、そして傾斜ロックピン48が、壁65の中の
受は孔の中に係合させられた状態にある。
傾斜及び揺動ロック機構42が示されている。
機構42が上記位置にあるときは、炉体26の屋根31
が、引揚げられて、その枢架装置25(第9図)上の屋
根支え機構24を回転することにより、一つの弧に沿い
一側へ揺動され、従って殻30の頂部から填充が行われ
得ることになる。
油圧シリンダ44からピストン捧44aを引延ばすこと
により、揺動ロックピン47はピン受は孔62から外さ
れ、従ってベルクランク43を時計の方向へ回転させ、
ピン47への連結リンク45を介して、下向きの運動の
分力を作る。
第9図に最も明瞭に現われているように、屋根31とそ
のカンチレバー支持機構24とが、揺動した位置に置か
れるとき、水平部材60が、ピン47の外方へ向う運動
を閉塞し、従って屋根31及びその支持機構24が殻3
0の上方に位置ぎめされる迄は、ピン48の孔66から
の係合解除を含めて、全ロック機構がそれ以上運動する
ことは全く阻止される。
この場合、水平部材60の後縁60aが、ピン47を越
えて通過することがないことに注目されたい。
何せならば、支持機構を揺動させる油圧シリンダ(図示
されていない)が、ピン47の拘束を取除く程充分な角
度だけ逆方向に揺動することを許さないからである。
屋根の開放方向への逆揺動は、支持機構24の逆の開放
的揺動の通路内で、プラットフォームに固定された機械
的止め61によっても制限され得るようになっている。
上記傾斜及び揺動ロック機構42の寸法形状は、両口ツ
クピン47,48が、夫々受孔59.66から同時に保
合解除されることを阻止するように、 なっているが、
更に有利なのは、機構42の構造特に、総てのリンク接
続ピン70−70が、炉機構の制御できない傾斜を阻止
するため、不正操作を許さない装置を作っていることで
ある。
この機構の中の各々のリンク連結ピン70は、頑丈に構
成され、そしてはだ焼き軸受面(図示されていない)を
有し、その上に、何れもはだ焼き硬化された、連結リン
ク腕装架孔とベルクランク装架孔の両者が回転し得るよ
うに枢架されている。
各リンクを連結する両端に於ける構造は同一である。
各各のリンクを連結する両端には、環状の端帽74が溶
接されている。
この環状の端帽74は、不正操作を防止する、永久装架
された枢軸ピンを用意するため、リンク機構をその上に
組立てた後、各各のピン70上に溶接される。
上記枢軸のあらゆる軸受面にはだ焼き硬化を施すことに
よって、潤滑の必要性を最小ならしめている。
第10図には、78に於いて概括的に、本発明の傾斜及
び揺動ロック機構の第2の実施例が示されている。
この実施例は、単一ピン48の代りに、隔てられた案内
ブロック5i−siの中の、平行に向けられた案内ブロ
ック孔80−80の中に滑動し得るように位置ぎめされ
た、2つの傾斜ロックピン79−79を含んでいること
を除外すれば、第1の実施例と同一である。
案内ブロック81−81は、底56に於いて、第1の実
施例の案内ブロック63と同様の仕方で、枠構プラット
フォーム23の一端64の各々の隅に装架されている。
第2の実施例に於いては、プラットフォームの底56に
固定された枕ブロック83−83の中に、プラットフォ
ーム24の一端64へ平行に向けられた揺動軸82が揺
動し得るように装架されている。
軸82の各々の端には、溝付腕84−84が剛的に装架
されている。
腕84−84上の溝84a−84aには、夫々、ロック
ピン79−79上の横行ピン装架体79a−79aが係
合し、以て油圧シリンダ44が附勢されると、傾斜ロッ
クピン79−79の両者を運動させて、第1図の実施例
の孔66と同様な仕方で、基礎壁の中に位置ぎめされた
、1対の同様に隔てられたピン受は孔(図示されていな
い)へロックを施すように係合させる。
上記双子的傾斜ロックピン79−79は、夫夫の受は孔
へ係合するとき、該回転の中心の周りで、炉のプラット
フォームが、成る誤操作のために強制的に回転されるか
も知れないような、その回転の中心を、単一係合の傾斜
ロックピンが作るような可能性を阻止するものである。
上記第2の実施例は、上記傾斜ロックピン79−79が
、その受は孔へ傾合させられた後、傾斜シリンダ41の
作用により、枠構プラットフォーム23及び、その上に
装架された炉体26が、不意に傾斜することを阻止する
のに有利である。
上記傾斜ロック機構が係合させられた後、油圧シリンダ
41が延びることを阻止するには、傾斜及び揺動ロック
機構42の中に電気的インクロック(図示されていない
)を設ければ宜しいが、大抵の電気回路には側路を施し
、或はこれを回避することができる。
第1の実施例の傾斜ロックピン48が、その受は孔66
に係合している間に油圧シリンダ41が引延ばされたと
すれば、ロックピン48が一つの枢軸となって、その周
りを、炉の傾斜し得る部分が回転する傾向を持つように
なり得ることになる。
−枠構プラットフォーム23及び炉体26が比較的僅か
だけ回転しただけでも、環状歯車部分40a−40aを
して、ラック38a−38aに沿う歯車部分を飛越させ
、そして炉を撚回させて、枠構プラットフォーム23を
載せている2本の平行軌条38−38間で整合を外させ
る。
第10図に於いては、隔てられている双子的傾斜ロック
ピン79−19が、上記傾斜ロック機構の、炉の傾斜部
分に対する枢軸となる可能性を阻止する。
上記実施例には、本発明の枠内で、種々の変形を施すこ
とができる。
例えば、傾斜及び揺動ロック機構に対する動力源をなす
油圧シリンダ44は、ピストン捧44aの代りの回転し
得るねじと、装架枢軸52の代りの相対的に定在する装
架ナツトを以て代換することも可能である。
第2には、上記装架孔66は、直接にコンクリート基礎
部へあけても宜しく、第3には2重連結リンク45−4
546−46は、その各々を、等価な単体的接続リンク
を以て代換させることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の相互結合された傾斜ロック及び揺動
ロック機構の一実施例を含む、頂部填充直接弧光製鋼炉
を一部切り取った正面図、第2図は、重力動作位置を実
線で、その傾斜位置を破線で表わした、第1図の製鋼炉
の側面図、第3図は、実線で表わした、炉の頂部に装架
された場合のその支持部分を含む炉屋根、及び破線で表
わした、円弧に沿うて揺動させて頂部殻を取除いた場合
の、炉屋根を含む第1図の実施例の炉を表わす平面図、
第4図は、第1図の一部を切り取り、傾斜ロック機構が
解除され、揺動ロック機構が係合させられている場合の
、炉の部分的拡大詳細図、第5図は、第4図で見た場合
の傾斜及び揺動ロック機構の一部を切り取り、炉が傾斜
された姿勢にある場合の部分的斜視図、第6図は、傾斜
ロック機構が係合させられ、揺動ロック機構が解除され
ている場合の、第4図と同様な、炉の一部を切り取った
部分的斜視図、第7図は、第3図の左下部を表わしてい
る、ロック機構の部分的拡大詳細図、第8図は、傾斜及
び揺動ロック機構が、重畳的に係合させられた位置に於
ける、第4図及び第6図と同様な、炉の一部を切り取っ
た、部分的拡大詳細図、第9図は、傾斜ロック機構が係
合させられ、揺動ロック機構が係合を外され、そして炉
屋根支えが部分的に揺動された位置にある場合の、第5
図と同様に一部を切り取った部分的斜視図、第10図は
、傾斜ロック機構の一変形を表わす、一部分を切り取っ
た1部分的斜視図である。 図に於いて、20:直接強光電気炉の全体図、21:基
礎部、22:傾斜し得る枠構、23:枠構プラットフォ
ーム、24:カンチレバー屋根支え機構、25:枢支点
、26:炉体、27:垂直背面板集合体、28:屋根支
持部材、30:殻体、31:屋根、31a:屋根孔、3
2−32:ケーブル或は鎖、33:電極、34:装架腕
、35:垂直伸張体、36:注入孔、38−38:平行
軌条、38a−38aニラツク、40−40:平行車輪
の一部、40a−40a:環状歯車部分、41:油圧シ
リンダ、42:傾斜及び揺動ロック機構、43:ベルク
ランク部材、44:駆動動力部、45−45.46−4
6 : 1対の2重連結リンク、47゜48:揺動及び
傾斜ロックピン、52:第1枢架ブラケツト、54:第
2枢架ブラケツト、55:枠構プラットフォーム上面、
56二同底面、57:ピン孔、58:案内ブラケット、
59:ピン受は孔、60:背面板集合体の水平部材、6
2:案内ブロックの水平孔、63:案内ブロック、64
:案内ブロックの一端、65:垂直境界壁、66:傾斜
ロックピン受は孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 傾斜し得る上方充填弧光電気炉において、基礎部と
    、 前記基礎部上に傾斜し得るように装架された枠構と、 前記枠構上に装架される炉体と、 前記炉体を覆い、且つ枠構上に担持される揺動装置によ
    って揺動せしめられ得る屋根と、炉体が傾斜するのを防
    ぎ且つ屋根が揺動するのを防ぐようにする田ツク機構集
    合体であって、[)枠構の基礎部に対する相対運動を阻
    止するように作動可能な第1のロック機構と、 iI)前記の揺動装置及び前記の第1のロック機構に連
    結される第2のロック機構、 とを有するロック機構集合体を含み、 前記の第2のロック機構は、該第2のロック機構が屋根
    の炉体に関する相対的揺動運動を阻止するように維持さ
    れている時以外は、第1のロック機構が炉体の傾斜を行
    い得ないような相互的関係において第1のロック機構に
    連結される電気炉。 2 前記第1及び第2のロック機構の、それぞれの阻止
    位置への進入及びその位置からの離脱が、枠構及びその
    上の炉体が略水平位置にある場合を除き防止されるよう
    になっている、請求範囲1による電気炉。 3 前記第1のロック機構が、枠構の基礎部に対する傾
    斜運動を阻止し、第2のロック機構が屋根の炉体に対す
    る水平運動を防止するようにされ、さらに前記ロック機
    構集合体が、基礎部に枢動的に連結される、第1及び第
    2のロック機構の連結部を有し、該連結部は中間位置に
    ある時前記の両口ツク機構をそれだれの阻止位置に保持
    し、該中間位置から一つの方向に遠ざかるように枢動的
    に運動する場合には前記の両口ツク機構のうちの一つを
    阻止位置から釈放するように作動し、該中間位置から前
    記の一つの方向と反対の方向に遠ざかるように枢動的に
    運動する場合には他のロック機構を阻止する位置から釈
    放するようにされ、該連結部の枢動運動を操作する手段
    を有している、請求範囲1による電気炉。 4 静止する基礎部と、 基礎部上に装架される支持用枠構と、 底部が閉じられ頂部が開放されている中空殻となってい
    る炉体と、 前記の支持用枠構上に装架され、前記炉体の開放頂部を
    覆う、取外し可能な屋根であって、水平に弧をなして揺
    動することができ、炉体中に材料を充填するように開放
    され得る屋根、 とを有し、前記の枠構が、前記の基礎部上において傾斜
    可能であり、それによって溶融金属が炉体から流出する
    ことを許されるようになっている、請求範囲1による電
    気炉。 5 前記第1のロック機構が、 前記の枠構内に軸方向に運動可能に装架され、阻止装置
    にある間は枠構から上に突出し、釈放位置にある間は引
    込められるようにされる第1のロックピンと、 基礎部の表面の、前記の傾斜する枠構の回転軸に垂直で
    且つ第1のロックピンに隣接する部分に設けられる第1
    の凹入部であって、前記第1のピンが固定的に係合する
    ようになっている凹入部、とを有し、それにより、一旦
    前記の炉体が傾けられた時は、第1のロック機構が動か
    ないようにされる、請求範囲4による電気炉。 6 前記の第1のロックピンが、前記の枠構が水平位置
    にある時第1の凹入部と整合せしめられる請求範囲5に
    よる電気炉。 7 前記第2のロック機構が、 枠構上に軸方向に動き得るように装架される第2のロッ
    クピンであって、阻止係合の間枠構から突出しており且
    つ釈放の間枠構中に引込められるようにされるロックピ
    ンと、 屋根を揺動させる手段の、揺動軸に垂直で第2のロック
    ピンに隣接する表面にある第2の凹入部であって、第2
    のロックピンが固定的に係合せしめられるようになって
    いる凹入部、 とを有し、第2のロック機構の運動が、屋根が揺動せし
    められた時には阻止されるようになっている、請求範囲
    4による電気炉。 8、前記の第2のロックピンが、屋根が前記の炉体を覆
    う時前記の第2の凹入部と整合するようになっている、
    請求範囲7による電気炉。
JP51053743A 1975-09-05 1976-05-11 傾斜し得る上方充填電気炉 Expired JPS5937429B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/610,693 US3980801A (en) 1975-09-05 1975-09-05 Tilt and swing lock mechanism for electric furnace

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5232806A JPS5232806A (en) 1977-03-12
JPS5937429B2 true JPS5937429B2 (ja) 1984-09-10

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JP51053743A Expired JPS5937429B2 (ja) 1975-09-05 1976-05-11 傾斜し得る上方充填電気炉

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JP (1) JPS5937429B2 (ja)
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