JPS593734B2 - シヤシンソウチ - Google Patents

シヤシンソウチ

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JPS593734B2
JPS593734B2 JP49073783A JP7378374A JPS593734B2 JP S593734 B2 JPS593734 B2 JP S593734B2 JP 49073783 A JP49073783 A JP 49073783A JP 7378374 A JP7378374 A JP 7378374A JP S593734 B2 JPS593734 B2 JP S593734B2
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JP
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film
support
photographic film
drive
projection
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JP49073783A
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JPS5038536A (ja
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トマス シヨルズ ドナルド
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Polaroid Corp
Original Assignee
Polaroid Corp
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Publication date
Application filed by Polaroid Corp filed Critical Polaroid Corp
Publication of JPS5038536A publication Critical patent/JPS5038536A/ja
Publication of JPS593734B2 publication Critical patent/JPS593734B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/26Holders for containing light sensitive material and adapted to be inserted within the camera
    • G03B17/265Holders for containing light sensitive material and adapted to be inserted within the camera specially adapted for motion picture film, e.g. cassettes

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 15本発明は写真映写フィルムカセットに関し、特に磁
気録音用トラックをもつた写真フィルムおよび該写真フ
ィルムを露出後現像処理するための処理用組成物配布装
置を内蔵し、露出後映写装置にとりつけられて現像処理
および処理された写真フッ0 イルムの投映および録音
再生を行うようになつた写真フィルムカセットに関する
カメラ内で潜像を作つた後ただちに暗室を使用しなくと
も写真を作成することができるように感光材料と処理組
成物とを共にパッケージしている、’5 写真方式が写
真技術の進歩により開発された。
最近、この方式は、ある新規な写真方式(1972年2
月17日にE、H、Landによつて出願された米国特
許出願第227、080号に開示されている。
)によつて例えば映画写真等のための三 ”0 映写透
明画の作成にまで拡大された。交換可能なフィルムカセ
ットは上記の新規な写真方式の重要な要素であり、これ
はストリップ状のフィルムと、フィルムのための処理組
成物の供給手段と、露出後にフィルムに対して処理組成
物を付与するため35にカセット内のフィルムを操作す
ることに応じる内部でプログラムされた処理手段とを含
む。カセットはフィルムを露出させるためにカメラ内に
挿入されるようになつている。露出後に、それはフイル
ム駆動及び映写装置内に挿入される。この装置は力セツ
トを受けるように形造られた受けと、フイルムを力セツ
ト内で取扱うための周期的な駆動装置とよりなる。フイ
ルムはこれが処理されたものかどうかを示す、力セツト
によつて与えられる信号によつて決定されるシーケンス
で取扱われる。末処理フイルムを含む力セツトの挿入に
応じて、フイルム駆動及び映写装置は光遮断容器内で力
セツト内のフイルムを操作する。
このフイルムの移動により、処理手段が付勢されて一連
の固定した可視的な映写可能な像を作成するようにフイ
ルムが現像される。その後に、フイルム駆動及び映写装
置はフイルムを光学系内で操作してそれを映写させるよ
うにする。最後に、フイルムは蓄積及び以後の再使用の
ために巻かれる。処理済フイルムを含む力セツトの挿入
に応じて、フイルム駆動及び映写装置は単純にフイルム
を映写しかつ次いでそれを巻戻す。上記のような写真方
式内に音響記録及び再生手段を組入れることが所望され
ることは明らかである。
しかしながら、このような音響手段を組入れることにつ
いての試みは、上述した写真方式に使用される像記録媒
体が新規でかつ特異なものである関係上及びそれに付随
しあるいはその他の理由により大きな障害を伴うことに
なる。例えば、そのフイルムは1972年1月3日出願
され本件出願人により承継された米国特許第21491
8号に詳細に記載されているように、公知の8ミリ映画
フイルムよりも厚くかつ、さらに、側部レールを設けて
いるため厚味が一層加わるため、記録媒体が音響記録及
び再生ヘツドに関して予定の路を正確に追従するように
操作される公知の音響記録及び再生式術は好ましくは使
用できない。上述のようなフイルム・ユニツトはその一
方の面に音声の記録及び再生のための磁性音声トラツク
が設けられ、他方の面に映写透明画を形成するための写
真乳剤が被覆されている。音声を記録し再生するためフ
イルム・ユニツトの音声トラックをもつた面は、力セツ
トの外部適宜の位置に設けられた記録再生用ヘツドに当
接しうるように設けられねばならず、一方露出された写
真乳剤を現像処理するため処理用組成物を塗布したとき
その組成物によつて音声記録が破壊されるのを防ぎ、ま
た移動するフイルム・ユニツトを支持する支持装置が写
真乳剤や処理用組成物と接触するのを防がねばならない
という困難な問題がある。本発明の写真装置は、処理用
組成剤の塗布された移動するフイルム・ストリツプを支
持し、かつその支持装置が処理用組成物の塗布されたフ
イルム・ユニツトの中央領域から隔離するようにすると
共に、フイルム・ユニツトが左右に移動したとき上記の
支持装置をそれに応じて移動せしめるようにすることに
より上述の問題を解決したものである。
本発明の写真フイルムカセツトはストリツプ伏のフイル
ムが配置されている一対の蓄積リールを含んだ光遮断ハ
ウジングからなり、上記フイルムはハウジング内のフイ
ルムゲートを含む路を通つて一方のリールから他方のリ
ールまで伸び、フイルムの一部が上記ハウジングを介し
てカメラと協動して露出され、かつ上記ハウジングには
フイルム駆動及び映写装置が具備されている。
フイルムは最初は露出されておらず、主に一方のリール
(以後、供給リールと呼ぶ)に巻かれている。他方のリ
ール(以後、巻取りリールと呼ぶ)はフイルムの一端に
接続されており、これはフイルムの露出時に又はフイル
ム駆動及び映写装置でのフイルムの操作時にフイルムが
供給リールから送られる際にそのフイルムを巻取つて蓄
積するようになつている。力セツトは、これがフイルム
駆動及び映写装置に挿入された時に解放される爪によつ
て作動伏態に最初にラツチがかけられる処理装置を含ん
でいる。
好ましくは、供給リールに接続されるフイルム端近くに
フイルムの孔に近接して形成されたホツクよりなる特殊
な手段がフイルム上に設けられる。カメラ内に設定され
た露出終了点を越える巻取りリール方向へのフイルムの
移動に応じて、上記ホツクは圧カパツドと係合してこれ
を解放し、次いで圧カパツドはフイルムが被膜ノズルと
接触するようにこのフイルムを弾性的に加圧する。フイ
ルムは、少なくともその一端に沿つて、公知のスプロケ
ツト孔を具備し、これによりフイルムは露出あるいは映
写時に歩進的に進められることができるようになる。一
連のスプロケツト孔は、第1の点で、カメラ内のフイル
ムの進みを終了させるように働く第1の拡大スプロケツ
ト孔によつて阻止される。第1のものよりも長い第2の
スプロケツト孔が設けられており、これはフイルムの進
みをカメラにおいて設定された露出終了点を越えた点で
終了させることによつてフイルム駆動及び映写装置内で
同様の目的として働く。フイルムがフイルム駆動及び映
写装置内で第2の拡大スプロケツト孔によつて設定され
た第2の終了点まで進められると、それはその後巻戻さ
れる。力セツト上の一対の接点は上述した米国特許出願
第227,080号に詳細に記載された態様で、フイル
ムが処理されたかどうかを指示する信号を出す。
この信号は、力セツトの挿入時に、フイルム駆動及び映
写装置によつて感知される。フイルムが処理されておら
なければ、巻戻しは3つの段階で行なわれる。第1の段
階で、フイルムの短い長さの部分は供給リールに戻され
、供給リールを力セツトの製造以来始めて巻戻し方向に
回転させる。この方向への供給リールの回転により、フ
イルム駆動及び映写装置へのフイルムカセツトの挿入に
より動作伏態にされた解放機構が付勢されて処理組成物
をフイルムの現像のための準備伏態に解放する。その後
短期間の間フイルムは不動作伏態となる。
この間に、処理組成物は被膜ノズルまで進行する。その
後、フイルムは被膜ノズルに対して定速で供給リールに
連続的に巻戻され、その間に処理組成物がフイルムに薄
い均一な被膜伏態で与えられる。この処理が終りに近づ
いて、巻取りリール上のフイルムかその終端に近づくと
、巻取りリールに接続されたフイルムの端部の近くで孔
のような形態で設けられたがフイルム上のもう一つの特
異な手段が処理手段と係合し、圧力板をカム操作してフ
イルムとの係合より外してラツチされた蓄積位置にもた
らして被膜ノズル孔を閉じるようにする。フイルム駆動
及び映写装置はスリツプクラツチにより供給及び巻取り
リールに連続された駆動機構を含んでいる。フイルムの
端部が巻取りリールに達すると、これらシヤフトのスリ
ツプ及び動作の停止が感知されて、1駆動装置を映写作
動モードに移行させる。このモードにおいて、力セツト
内の停止リールが係合して、フイルムがその縁部のスプ
ロケツトと逐次的に係合する駆動爪によつて歩進的に進
めノブ θ られる場合を除き、フイルムの巻取りリールに対する移
動を阻止する。
映写ランプがオンにされ、光が映写装置の一部として設
けられたスクリーンに対して現像された像のうちの1つ
の像を焦点づけるレンズまでフイルムを経て案内される
。従つて、完成したフイルムはフイルム駆動及び映写装
置へ露出済フイルムの挿入後ほぼ1分以内に映写される
。フイルムはその両縁に沿つて伸びる一対の側部レール
を含み、この少なくとも一方のレールは以後の再生のた
めに音響信号を受けてこれを記憶することができる磁気
音響トラツクを含んでいる。
例えばフイルム駆動及び映写装置における映写サイクル
の開始の際に、磁気音響トラツクに音響信号を記録する
ことを所望する場合には、フイルム駆動及び映写装置内
に配置された音響記録及び再生ヘツドが力セツトの一端
に関して予定の位置に移行せしめられる。音響記録及び
再生ヘツドは力セツトと一体になつた停止手段によつて
上記予定の位置からはもうそれ以上フイルムの方に動か
ないようにされており、かつフイルムの非乳剤側に伸び
る案内手段を設けており、この案内手段は音響再生及び
記録ヘツドがフイルム面と平行な平面内でのフイルムの
変動に追従することができるようにフイルムの両縁と係
合するようになつている。弾性支持体が力セツト内に枢
着されかつその力セツトに片持ち支持されている。この
弾性支持体は、フイルムの被膜された面(この面には処
理流体が与えられている。)上を、フイルムの両縁と係
合するようになつた一対の案内部材まで伸びる一端部ま
で及んでいる。この弾性部材は複数の突起を含み、これ
ら突起は磁気音響トラツクの下側でフイルムの被膜され
た面の縁部分と係合し、そこを通る磁気音響トラツクの
部分を加圧して音響録音及び再生ヘツドに係合させる。
フイルムの面と平行な平面内で指示した路から離れるフ
イルムの移動は、透明画が磁気音響トラツクの下側に維
持されるように(指示された制限値内で)弾性支持部材
によつて追従されるようになる。磁気音響記録及び再生
ヘツドが磁気音響トラツクと係合する間に、所望の音響
情報がフイルム駆動及び映写装置の次の映写サイクル時
の再生のために上記磁気音響トラツクに与えられる。こ
の点において、音響記録及び再生ヘツドはフイルム駆動
及び映写装置ではなくカメラ内に装着されることができ
かつそれは上記記録及び再生ヘツドがフイルム駆動及び
映写装置内に位置決めされる際と同じ態様で力セツト内
の弾性支持部材と協動するということが特記される。
映写サイクルの終了で、フイルムは供給リールに高速で
巻戻される。
ここで、フイルムの磁気音響トラツクに与えられた音響
情報を含むことができる力セツトは自動的に排出される
。力セツト内のフイルムがフイルム駆動及び映写装置へ
のその最後の挿入前に処理され終つた場合(磁気音響ト
ラツクに音響情報が記録されている)、フイルムを映写
させかつ音響情報を再生させる動作が開始され、映写さ
れたフイルムを供給リールに巻戻し、前のようその力セ
ツトを排出することによつて終了する。
以下、図面に基づいて本発明の詳細を説明する。
特に、第1図には本発明の装置が適用される態様が示さ
れている。本装置の基本的な素子は、フイルム駆動及び
映写装置4の外部ハウジング3に形成されたポケツト2
に挿入されるようにされたフイルム内蔵力セツト1であ
る。映写された像を現示する透明な映写スクリーン5が
ハウジング3の正面端に装着されている。第2図に最も
良く示されているように、ポケツ :ト2は孔板7を装
着している床部6を有している。
孔板7は力セツト1内に伸びそこで力セツト内のフイル
ムと整合するようになつている。付与された光はフイル
ムを通り、その後孔板7の好ましいフレーム操作用孔、
床部6゛の協動する凹所、ブラインダ・ハウジング8及
び公知のシヤツタ9を交差する路を通つてレンズ10に
行く。レンズはフレーム操作用孔によつて選択された部
分の像を鏡11に当て、その鏡から像はスクリーン5に
向けて反射される〇第1図に最も良く示されているよう
に、カセツ口は多数の光遮断開口12,13,14,1
5及び16を設けている。
これら開口は、力セツト内で種々の機能を行なわせるよ
うにフイルム駆動及び映写装置の対応する部品と協動す
るようにさ ・れた部品を露出させる。従つて、・巻取
りリールに形成されたスプロケツトが開口12に露出す
る。供給リールに形成された同様の駆動スプロケツトが
開口13に露出する。映写光は開口14を通して力セツ
トに動作モードに応じて導入される。力セツトの一部を
形成する停止ロールを制動するために、停止部材が開口
15を介して力セツト内に挿入することができる。開口
16は、力セツトがフイルム駆動及び映写装置内に存在
していることを記憶しかつ処理装置を後述するように働
かせるように、フイルム駆動及び映写装置の一部を形成
する位置決めピンを導入させるように働く。フランジ1
7は力セツト1の上端に形成されている。このフランジ
は、力セツトをボケツト2に出し入れする場合に、力セ
ツトを把持することができるようにする。さらに、この
フランジは、これをポケツト2のリムと係合させること
によつて、力セツトをフイルム駆動及び映写装置内に位
置決め保持させる上での助けとなる。第3図に最も良く
示されているように、カセツト1の開口に挿入するよう
になつた部品はポケツトの側壁18の対応した開口を通
つてボケツトに挿入するようになつている。
供給及び巻取りりールのための駆動スプロケツトはそれ
ぞれ開口19及び20を通つて挿入するようになつてい
る。映写用の光ビームは開口21を介して力セツトに入
る。位置決めピンは開口22を介しまた停止ロールのた
めの停止部材は開口23を介して力セツト内に入る。上
述した孔板の外に、通常閉成のスイツチ(図示せず)の
作動腕24が床板6に可動伏態に装着されている。
このスイツチは、力セツトがポケツト2に挿入されると
開くようになつている。足ペダル25が力セツトの挿入
によつて押圧されるように可動伏態に装着されており、
これは後述されるように、床板6を通つて伸びる作動腕
に接続されている。本発明の写真系は、好ましくは、ス
トリツプ伏のフイルムかカメラの露出後に潜像即ち露出
時にフイルム上に形成された像より完成透明画を形成す
るために単一の処理用組成物と接触せしめられるような
自動処理法を使用する。
第4図には、フイルム・ストリツプ26が示されており
、これは28のような孔を設けた一端で終る先端部27
を有している。この先端部の後方には、これは典型的に
は45.8センチメートル程度の長さであるが、映写像
が形成されることができる写真上有用なフイルムのスト
リツプ29が設けられている。ストリツプ29は、例え
ば、ほぼ15.8メートルの長さの8ミリフイルムであ
る。フイルムの写真上有用な部分の後は後端部30であ
る。
後端部30は孔35を形成した他端で終了し、その孔に
よつてフイルムのその他端は後述のように供給リールに
接続されるようになつている。フイルム26はフイルム
ベースとして従来使用されている種類の好ましい透明材
料のベースから構成されてもよい。
このベース上でかつフイルム29の写真上有用な長さの
少なくとも中央部分に、第1のフレーム36から最後の
フレーム37まで伸びる一連のものとして図示された一
連の潜像がカメラにより形成されることができるような
感光性の被膜よりなる乳剤が付与される。感光性の被膜
は、次に記載されるように、好ましくは、フイルムベー
スに映写可能な像を形成するようにその後に処理される
ことができる幾つかのもののうちの一つのものよりなる
。本発明を実施する上で使用することができる感光性の
被膜は映写のために好ましい透明画を形成するように単
浴処理組成物によつて現像されるようになつた公知の種
々のものからなることかできる。
特に、本発明の好ましい実施例においては、写真的にネ
ガ乳剤像受領層とを共に含んでいる感光性の層をベース
上に具備させたフイルムが使用される。上記像受領層に
は、現像されたネガ像を含む乳剤を以後除去しなくとも
現像時に拡散によつてボジ像が転写される。この非常に
好ましい特性は低い被覆力を有する現像されたネガ像に
よつて可能にされる。白黒像の映写のための典型的な銀
転写反転法において、ハロゲン化銀現像液とハロゲン化
銀溶液がアルカリ水溶液として写真露出されたハロゲン
化銀基層あるいは乳剤に塗布され、現像夜と溶剤は露出
されたハロゲン化銀を銀にし未還元ハログン化銀を溶解
可能な銀の複合体に形成する。
この複合体は、ボジの印画を形成するために、銀に還元
されて銀受領基層上に転写され、その基層上にハロゲン
化銀基層が重ね合せられる。一具体例において、この過
程完了後に銀受領基層とハロゲン化銀基層は分離され、
ボジの印画は可視像にされる。
しかし、上述したように、ポジの印画はハロゲン化銀及
び銀受領基層を分離することなく可視像にされる。例え
ば、銀受領基層は異常な程強度な銀の沈澱伏況が得られ
るように構成される。それにより、ハロゲン化銀基層で
現像された銀に比較し、銀受領基層に沈澱した銀は所定
の還元銀に対してかなり高い染色力即ち不透明度を有す
る。もしハロゲン化銀がそのような密度であり、充分現
像したときのみ所定の最大濃度が得られるならば、また
もし銀の複合体が強固な銀沈澱伏況において銀に還元さ
れるならば、結果としてネガポジの重ね合せ印画が得ら
れ、透明支持板に支持される限り映写用に良好な画像を
与える複合印画が得られる。ハロゲン化銀基層と銀受領
層は分離される必要はないので、銀転写反転法は全体と
して簡略化される。この形の複合フイルム組立体と、処
理後現像されたネガ像を除去することなく充分に現像さ
れた白黒像を生じさせる処理剤は1968年11月25
田こE.H.Landに付与された米国特許第2,86
1,885号に記載されている。
また、現像された乳剤を除去することなく全色彩像を現
像できる他の複合フイルム組立体は1955年12月6
日及び1960年7月12日にそれぞれE.H.Lan
dに付与された米国特許第2,726,154号及び第
2,944,894号に記載されている。本発明は像を
感光乳剤中で現像し像受領基層に転写する化学分野のも
のではないが、本発明の実施に当つては使用するフイル
ムが白黒であれ、カラーフイルムであれ、目下のところ
好ましい実施例として現像後ネガ乳剤を除去する必要の
ない形式のフイルムが用いられる。第4図において、フ
イルム26にはその一縁に沿つて38のようなスプロケ
ツト孔が一定間隔に形成され駆動爪と協動してカメラあ
るいは映写器内で上述した方法によりフイルムを歩進的
に進めさせる。
フイルムの端部30の近くの一連のスプロケツト孔は第
1のスプロケツト長孔39により中断する。この長孔3
9は、例えば、スプロケツト孔38の2つにまたがる。
供給リール端の方向にフイルムに沿つて、一連のスプロ
ケツト孔38は、スプロケツト孔39よりも長く例えば
3つのスプロケツト孔38わたる第2のスプロケツト長
孔40によつて中断される。
図より明らかなように、第1のスプロケツト長孔39は
カメラ内の露出端点を設定し、これに対して第2のスプ
ロケツト孔40はフイルム駆動及び映写装置のフイルム
巻取り終了点を決定する。基本的に、第1のスプロケツ
ト長孔39の位置でのフイルムの進みの終了はカメラ内
の単一の駆動爪を使用することによつて達成される。こ
の爪はスプロケツト孔38と逐次的に係合して公知の態
様で−フレーム長さだけフイルムを進めさせる。このよ
うな進みストロークの終了に近づくと、公知のように、
爪はフイルムとの係合より外れるように下方にカム操作
される。単一爪が長孔39と係合すると、フイルムが長
孔の先導端と係合する前に下方へのカム移動が生じ、従
つて爪はフイルムが進まなくとも周期を繰返すことがで
きる。これは、写真上使用可能な乳剤の領域の終了に近
づくと露出の目的のためのフイルムの送りを完了させ、
爪がフイルムをかく時に生じる幾分異なつた音によつて
操作者に力セツトを交換すべきことを通告する。フイル
ム駆動及び映写装置は−フレームの長さだけ隔たつた2
つの一体的な爪よりなる二重爪を設けている。
この各爪はカメラ内の単一爪と同じ形伏となつている。
第1の長孔39と合うと、対の先導爪は孔39の先導縁
と係合してフイルムは中断なく進めさせるように働く。
通常隔たつたスプロケツト孔38のため、両爪はフイル
ムと逐次的なスプロケツト孔で係合する。ところが、第
2のスプロケツト長孔40と合うと、爪はフイルムと係
合せずにそこを通り、それによつて二重長のスプロケツ
ト孔39の係合時に単一爪が行なうのと同じ態様でフイ
ルム送りを終了させる。フイルム26の供給リール端の
方向に向かつて、前述した露出送り終了点を越えたとこ
ろで、総括した番号41で示された単一物がフイルム2
6の後端30上に形成されている。
41はフイルムに形成した孔42として示されている爪
係合要素である。
この孔42に近接して突出バンプ43が圧力あるいは熱
と圧力等によつて形成されている。41はこのようにし
て、フイルムが巻取りリールの方向に爪に関して移動す
る際に、プロセス制御起動素子の形の爪と係合するよう
になつたホツクを含んでいる。
第4図の爪係合組立体41の一部を形成するバンプ43
はフイルムより突出しているので、変形せしめられるか
、又はフイルムがリールに戻されつノ る際にフイルムの他の部分に圧力マークを生じさせてし
まうことになる。
これを防止するために、フイルムの後端部30に形成さ
れかつ供給リールスプールの半径に関して好ましい距離
隔たつていてフイルムがリールに巻かれる際に突出部を
受けるような孔よりなる好ましいポケツト(図示せず)
を与えることが好ましい。これにより、パンプが変形せ
ずに、フイルムはスプールに均等に巻かれるようになる
。フイルム26の先導端部27には、他の爪係合手段、
つまりフイルムの中央領域に設けた孔44が形成されて
いる。
この孔は処理装置の一部を形成する弁部材を動作させる
ように働く。第5図においては、力セツト1は任意の好
ましい不透明材料より形成したハウジングを含むように
示されている。
力セツト1は好ましくは2つの協動部品より製造される
。第5及び6図に最も良く示されているように、ハウジ
ング部品は基部45を含み、この基部は側壁46と基部
板47とよりなる。
基部板47は壁46を横切つて伸びかつハウジングの一
側を構成する。壁46は基部板47の周囲を少なくとも
部分的に伸び、かつカバー49の一体的な壁48と協動
する。壁48は力セツト1のハウジングの壁部を形成す
るように壁46の対応セグメントと重なる。カバー板5
0は壁48と一体的に形成され、かつ第6図に示される
ようにハウジングの上方側を構成させる。
語「基部」、「カバー」、「上方」、「下方]は相対的
なものであつて、便宜的に用いるだけの語である。同様
に、壁46及び48間の分離線は便宜的に選択される。
特に、この選択は、好ましくは、基部45が支持体とし
て働き、この支持体上に全ての付加的な固定及び可動部
品がカバー49を配置する前に組立てることができるよ
うに、行なわれる。カバー49が適所に配置されると、
このカバーは熱封止又は好ましい固着剤等によつて基部
45と一体的に形成されることができる。
基部及びカバー部品は、組立時に、端部フランジ17を
形成し、このフランジ17は力セツト1をカメラ内ある
いは第1図のフイルム駆動及び映写装置内で支持及び位
置決めさせるように働く。供給リール51が力セツトハ
ウジング内に回転可能なように配置されている。
リール51はフイルムストリツプ26のリール51のス
プール部への巻回時にそのストリツプを支持するように
上方のフランジ52と対応する下方のフランジ(第5図
には示されていない。)とを設けている。スプール51
のリール部分(図示せず)にはフイルム26の供給端3
0(第4図)が取付けられる。スプロケツト53はリー
ル51をその回転軸線の周りに回転させるべくそのリー
ル51と一体に形成されている。カパ一板50の孔13
(第1図)を介してスプロケツト53は外部に関連づけ
られることができる。孔13はカバー板50とフランジ
52(第5図)の上方表面と協動関係に形成された好ま
しい公知の環伏フランジ(図示せず)によつて光遮断伏
断にされる。リール51の下方フランジは、基部板47
と一体に形成された協動心軸(図示せず)を受けるよう
に円筒伏の軸方向開口を有する如く公知の態様で形成さ
れることができる。基部板47と一体に形成されたハブ
54はりール51の軸線の周りでハウジング内で回転可
能である腕55のための軸受として働く。
腕55は後述の組成物解放機構の一部を形成する。最初
に、フイルム26はその非露出状態にあつて、大部分供
給リール51の周りに巻かれている。
第5図は、例えばカメラ内で露出が終了しようとしてい
る場合の如く、フイルムが供給リールより出る運動の終
了近くを想定した伏態を示している。この伏態ではフイ
ルムの大部分が供給リール51には存在しない。供給リ
ール51からのフイルムの路内で、フイルムは最初にボ
ビユレータロール56に案内される。
フイルムはボビユレータロールの周囲の図示部分と係合
して、そこから後述する磁気記録機構を通つてハウジン
グ内で回転可能なように軸支された公知の遊びロール5
7に案内され、そして後述するフイルム処理手段に行く
。後述する態様でフイルムを処理するための装置に加え
て、フイルム処理手段は処理手段が作動せしめられたか
どうかを示すために端子58及び59に外部伏態信号を
出すような信号発生装置を有している。
フイルムはフイルム処理手段を通つた後に、ハウジング
内のフイルムゲートの一部を形成する公知の光遮断孔6
0を通る。
フイルム26は61で示されかつフイルムゲートの第2
の部分を構成する第2の光遮断孔を通つてハウジング内
に再び入る6次にフイルム26は公知の停止ロールを通
り、最後に巻取りリール63に入る。
巻取りリール63はスプール部分を有しており、この部
分にはフイルムの巻取りリール端が接続され、かつスプ
ール部分の周りにはフイルムが第5図において表わした
ように巻かれる。供給リール51に関連して記載された
部分に加えて、巻取りリールはこれにフイルムが相当蓄
積されてもフイルムの最大巻径を超えて突出する外部上
方フランジ64を有する。
フランジ64には、好ましい駆動スプロケツト65が形
成されており、それによつてフイルムは後述する態様で
選択的に送られることができる。ボビユレータロール5
6は、カメラに関連したフイルム駆動爪又は映写器に関
連した爪を供給リールの慣性の影響から防止する公知の
機能を行なうために好ましい任意の公知の構成にするこ
とができる。
しかしながら、ボビユレータロール56がフイルムによ
つて回転せしめられるピン66上に軸支されているよう
な図示の形のものが好適である。ピン66はプラスチツ
ク等の支持体67と一体に形成されている。
支持体67は基部板47と一体に形成されたピン68に
よつて基部板47に軸支されており、かつ支持体67と
一体に形成されたばね69によつて偏倚されている。ば
ね69は基部板47と一体に形成された支柱70に対し
て作用する。従つて、ボビユレータロール56はピン6
6の周りを回転すると共に、第5図に矢示された方向に
枢動する。ボビユレータロール56はフイルム路を一時
的に長くしたり短かくしたりしてフイルム26の張力を
増減するように応動する。
フイルム張力のこのような変化はフイルム駆動爪の動作
によつて作られ、かつこれは供給リール51によつて与
えられる慣性力、並びに任意の所定時間でのフイルム供
給の程度によつて決定される。この構成で、フイルムが
カメラ又は映写器に関連した爪によつて歩進的に進めら
れる際に、フイルムは供給リール51に対し直接影響さ
せずにはね69に対してボビユレータロール56を急速
に移動させる。次いで供給リール51は、爪によつて引
かれているフイルムのセ久メントを供給する間に、ボビ
ユレータロールを多小徐々にゆるめさせることができる
。孔60及び61によつて形成されたフイルムゲートの
周りの光遮断シールドは、基部板47と一体に形成され
かつ上述した態様で部品の組立後にカバー板50と一体
に作られた壁部分によつて形成される。従つて、映写光
を入れる目的のためにフイルム26の後に室が形式され
る。この目的のための装置は公知であるために簡単に記
載するに留める。
この装置は一般的に76で示されかつ鏡(図示せず)か
らなるプリズムを含んでいる。鏡は第5図の平面に対し
て45ムに角度づけられている。概略的に示されている
ように、プリズム76は壁75に形成された突出部77
間に装着されている。光は第5図の平面に対し直角の方
向にカバー板50゛(第6図)上に形成された開口14
を介して力セツトに入る。
プリズム76内の鏡は、レンズ10(第2図)を介して
フイルムに像の投影を行なうためにフイルムゲート中の
フイルム26を介して上記光を下向きに向ける。公知の
圧力板78が壁部材75とフイルムゲートを通るフイル
ムとによつて境界ずけられた室内に配置されている。
この板78はプリズムとフイルムとの間に位置決めされ
ていてばね79によつてフイルムと係合するように加圧
されている。ばね79は図示の如く壁75と一体となつ
た好ましい形の伸長部80によつて支持されている。圧
力板78は露出時にフイルムのフオーカルプレーンを位
置決めすることによつてカメラと協動するように公知の
態様で働く。孔81は概略的に図示されるように圧力板
78に設けられていて、フレームが後述の態様で処理さ
れた後にプリズム組立体76とフイルムの選択されたフ
レームとを介して、光を通過させる。孔板7(第2及び
3図)の孔が投影されたフレームを境界づける制限孔と
して働くように孔81は投影されるべきフレームより幾
分長くされると好ましい。停止ロール62も全く公知の
構“造のものである。
図示されているように、それはハブ部分82を設けてい
る。このハブ部分はカメラ又はフイルム駆動及び映写装
置の一部を構成する停止部材と係合するためのカバーパ
ネル50の孔15(好ましくは光遮断されている)を通
して突出するようになつている。この停止部材は露出又
は投影の目的のためにフイルムが爪によつて歩進的に進
められる際に係合せしめられる。停止ロール62と巻取
りリール63との間の協動関係については公知であるた
め簡単に記載するに留める。供給リール及び巻取りリー
ル51及び63の駆動スプロケツト53及び65はカメ
ラ又はフイルム駆動及び映写装置の一部を構成する対応
駆動スプロケツトによつて係合せしめられるようになつ
ている。
フイルム駆動及び映写装置において、供給及び巻取りの
両リールはスリツプクラツチを介して駆動されるように
なつている。カメラにおいて、巻取りリールのための駆
動のみを設ける必要がある。この装置は、孔60及び6
1間でフイルムゲート中のフイルムの縁の一部に沿つて
フイルム26に形成された一連のスプロケツト孔38と
逐次的に係合するための1駆動爪と協動して巻取りリー
ル駆動スプロケツト65を駆動するスプロケツトに接続
されたスリツプクラツチを設けている。停止ロール62
が上述したようにハブ82の係合によつて停止せしめら
れると、爪とフイルム26のスプロケツト孔との係合に
よつてフイルムを巻取りリール63の方に歩進的に進め
させるためのカメラ又はフイルム駆動及び映写装置の動
作はフイルムを固定の停止ロール62との係合から瞬間
的にゆるめて巻取りリール63を1駆動するスリツプク
ラツチが爪によつて進められるフイルムのその歩進分を
巻取ることかできるようにする。爪の係合間で、スリツ
プクラツチは巻取りリールがフイルムを進めることを防
止する。後述するフイルム駆動及び映写装置に於いて、
停止ロール62はフイルムが巻取りリールに対して歩進
的に進められなければならない場合にのみ係合せしめら
れる。
フイルムが供給リールに巻戻される際に、停止ロール6
2はフイルムが巻取りリールに歩進的に進められなけれ
ばならない場合にのみ係合せしめられる。フイルムが供
給リールに巻戻される際に、停止ロール62は係合解除
せしめられて単に遊びロールとして働く。明らかなよう
に、それは、巻戻し間のフイルムの処理時に又は投影後
の処理済フイルムの巻戻し時に生じる。次に、フイルム
処理手段が最初に第5図に関連した現在好ましい実施例
に於いて記載される。ここに示されているように、この
装置は基部板47とカバー板50とに一体的に形成され
た壁手段を有している。これは後述される処理装置の種
々の要素を案内、支持及び収容するように働く。これら
壁は、処理組成物の最初に密封されたコンテナ84が装
置されている室を画定する外部フイルム組成物収容ハウ
ジング83を形成する。コンテナ83は被膜ノズル85
と連通する。これら素子はフイルム26の平面上方に装
着されている。圧カパツド86が主にフイルムの下方に
かつ一部がフイルム26を包囲して配置されている。圧
カパツド86は後述のばね87によつて作動伏態にせし
められる。処理手段の基本的な素子は圧カパツド偏向カ
ムとノズル閉成弁との組立体88、及び一対の電気的接
触端子58及び59である。
端子58及び59はフイルム26が処理されたかどうか
を指示する信号を与えるように後述する態様でカム及び
弁組立体88と協動する。より詳細には、外部コンテナ
83は基部板47と一体的に形成されかつそこから上方
に伸びる壁89を含んでいる。
壁89及び基部板47はコンテナ83の壁89によつて
境界づけられた領域と同じ一般形伏のカバーパネル90
によつて閉成される側部でのコンテナ開口を形成する。
パネル90は、好ましくは、カバー49の基部45との
組立前に適所に位置決めされて、最終組立後に頂部板5
0のための支持として働く。
概略示されているように、壁89は上方脚91と下方縁
部92とで形成され、これらそれぞれは対応位置決め支
柱(図示せず)を受けるようになつた位置決め凹所93
及び94を形成しており、位置決め支柱はカバーパネル
90の内側に形成されていてコンテナ83のカバーとし
ての取付時にパネル90の位置決めを助ける。外部コン
テナ83内に装着された初期密封のコンテナ84は処理
組成物との相互作用を防止しかつ周囲ガスによるその浸
透を防止するために選択された好ましいプラスチツク等
の管伏の受け95を具備する。
受け95はフイルム26を処理するに充分な量の処理組
成物のチヤージ96を最初に含んでいる。受け95は開
口側に形成されており、周囲フランジ97は基部板47
とカバーパネル90に形成された対応するスロツト内に
固定するようになつている。
第5図に最も良く示されているように、フランジ97は
壁89の上方端で脚91に形成された肩部に対して係合
しており、壁89の下方端に形成されたたな部92上に
突出する。コンテナ84は分裂したタブ99の一端98
によつて処理組成物96を最初に含むように密封される
タブ99は適当なプラスチツク材料あるいはそれ相当の
ものでできており、組成物96の作用に耐えるようなも
のでありそれとの反応かないように、また酸素、二酸化
炭素、一酸化炭素、水、硫化酸素、硫化水素、窒素等の
ようなガスの組成物への拡散を防止しその組成を変えな
いように、選択される。端部98は、受け95に形成さ
れかつ任意の好ましい手段による熱封止のような任意の
好ましい手段によつて上述した装着凹所中に伸びるフラ
ンジ区域内を包囲するフランジ97の平面に封止される
。タブ99は端部98から伸び、端部98はそれ自体に
対して後方で受け95に封止されており、そしてタブ9
9は壁89に形成された孔100を通つて後述する処理
組成物解放機構に行く。
密封されたコンテナ84の外側で、壁89は室101を
画定し、その室には、タブ99が後述する態様で受け9
5から部分的に離れると、処理組成物96が流れ込むこ
とができる。室101は、被膜ノズル85に形成された
下方に収束する入口通路と連通する下方に収束する部分
102によつて被膜ノズル85と連通する。第5,15
及び16図に於いて、被膜ノズル85は、加工表面が小
さな公差に維持できる寸法的に安定でしかも正確なモー
ルド体を形成するように選択された好ましい熱可塑性樹
脂から例えば正確なモールド法等による公知の態様で形
成されることができる。
これらのうちの最も重要なものは、第15図に最も良く
示されているようにノズル85の基部上に形成された平
面でほぼU形のフイルム係合部分103と第16図に最
も良く示されているようにU形部分103の曲り部間に
存在しその平面の下方に位置決めされたドクター棒10
4とである。ドクター棒104が落ち込んでいる深さは
第15及び16図に解り易いように示されており、これ
は被膜組成物がフイルム26に与えられる所望の厚昧の
2倍に選ばれている。
部分103及びドクター棒104は、ノズル内に形成さ
れかつ下方に収束する通路106と連通するほぼ矩形の
出口孔105を取り囲んでいる。通路106を通つて処
理組成物が外部コンテナ83から受けられる。ノズル8
5はそれを第5図に示す位置に保持するためにハウジン
グに形成された協動スロツトに受けられるように形成さ
れている。第5及び15図に於いて、ノズル85の端部
107と108はノズル85を受けるようにそれぞれ壁
75の伸長部111とたな92とに形成された対応ノツ
チ109及び110と係合する。ノズル85の側部11
2及び113はハウジングの基部板47とカバー板50
とによつて保持される。ノズル85にはフイルムを被膜
ギヤツプ上の路に案内する支柱114及び115がその
側部に設けられている。
これら支柱も、常に、素子88のノズル閉成弁組立体部
分を停止するように働く。第15図に於いて、後述する
態様でフイルムと係合すると、フイルムは、その乳剤側
を部分103と係合してノズル出口部分上でかつ支柱1
14と115との間を通過するようになつている。この
係合時に、乳剤表面がドクター棒104上を通つて棒1
04が部分103の下方に落ち込んだ深さによつて設定
された処理組成物の被膜を支持するように乳剤表面が孔
105を去る如くフイルムが移動する間に被膜が行なわ
れる。次に、第14及び5図に最も良く示されている圧
カパツド86が記載される。
圧カパツド86はフイルム26の処理前の力セツトの組
立時に想定した初期位置に示されている。フイルム26
は、通常、ノズル85の下でかつ通常係合解除となつて
いるフイルム係合パツド表面の上方を通る。パツド表面
は第14図に最も良く示されているように基部板117
の上方に伸びかつはぼ矩形の突出部に形成されている。
圧カパツド86はステンレススチール等の任意の好まし
い公知の材料から作ることができる。ダイスタンプ法等
によつて形成された立上つた表面116はけずられるか
又は他に仕上げされ、はぼU形のフイルム係合平面11
8は、ノズル85の部分103の平面とフイルム26を
介して合致するようにされ、かつ部分103とドクター
捧104との間で画定されると共に処理組成物が通る矩
形の開口を含むノズル85の加工領域とほぼ一致する。
第5図及び第11図〜第14図に最も良く示されている
ように、圧カパツド86は端部119を形成しており、
この端部は第5図の初期位置でフイルム26の基部側と
かるく係合するようになつている。
一対の耳部120が端部119に近接して板117上に
形成されており、これらは板117から外側に伸びる。
耳部120は一方の側でフイルム26を通つて上方に伸
びノズル85の下側と最適に係合するようになつている
。圧カパツド86はその他端に、板117と一体に形成
されかつフイルムを通つて上方に伸び壁75及び89の
伸長部123の下方側部に形成された傾斜したたな部1
22と係合するような一対の立上つた耳部121を形成
している。
伸長部123は基部板47と一体に形成されておりかつ
突出孔を画定する壁75と接合する。耳部121は、最
初に、圧カパツド86のフイルム係合表面をフイルムと
の係合より外れた状態で保持する。
明らかなように、圧カパツド86の耳部121も圧カパ
ツド押下カム及びノズル閉成弁の組立体88のための案
内として適当時に働く。圧カパツド86の基部板117
は第14図より明らかなように耳部121の領域に於い
て幾分下方に曲げられた一対の脚124を形成するよう
に分割されている。脚124間には、圧カパツド86を
ハウジング内で不作動位置に保持するような爪として最
初に働く下方に垂下したホツク素子125が形成されて
いる。その目的のために、第5図に最も良く示されてい
るように、ホツク125はばね87の端部に形成された
上方への曲り端126によつて示される初期位置に於い
て係合せしめられる。第5図に最も良く示されるように
、ばね87は遊びロール57が軸支されている支柱12
8を明瞭にするために切欠されている基部部分127を
具備している。
基部部分127は、さらに、一対の装着孔を設けており
、そこを、好ましい取付手段(一対のねじ129として
図示されている。)が基部127を基部板47に固着す
るために通ることができる。特に、ばね87の基部12
7は、例えば基部板47の一部を基部127の孔を経て
加熱及び溶解することによつて基部板47の熱可塑性材
料にそれを加熱することによつて固着されることができ
る。別に、ばね87は使用可能なピボツトまたは他の取
付手段によつて固定されてもよい。基部部分127上で
、弾性ばね腕130は基部に直角に伸びて圧カパツド8
6のフイルム係合部分と係合し、従つてホツク125と
最初に係合した端子126に伸びる。
腕130の端部間には圧カパツド係合ボタン131(第
11図に略示されている。)か形成されており、このボ
タン131は圧カパツド86の立上つた表面116の下
方表面と係合しかつそれをフイルム26との係合方向に
加圧するように働く。第17及び18図に関連して第5
図を参照する。
圧カパツド押下カムとノズル閉成弁組立体88が次に記
載される。最初に第17及び18図に於いて、組立体8
8は、端部133が出口孔105とノズル85を覆う位
置に入るように案内し、後述するように処理動作の終了
でノズル85を閉じるように一端133でテーパーをつ
けた側部134を形成している。この位置において、板
132上の一対の肩部135はノズル85の支柱114
と115と協動する。基部板132の側部に直交伸長部
として形成されているのは後述する態様で圧カパツドを
押下するように適当時に働く一対のカム136及び13
7である。カム137は力セツトの組立時にフイルム2
6の巻回を容易にするようにカム136よりも短い。
第17及び18図に最も良く示されているように、板1
32の左端方向へ、カム136は板132にほぼ平行に
伸びる通常伸長の腕140が形成され、かつ一対のばね
腕伸長部141及び142を形成している。これら腕伸
長部は端部方向に向つて互に離れ、後述のようにフイル
ム孔への挿入を可能にしている。中央部分143は上方
に曲げられて第17図に示されるように基部板132の
脚伸長部分145から離れ、従つてその上方部分として
伸長部143を有しかつその下方部分として腕145を
有するホツクを形成する。
第5図において、これらホツク素子は基部板47と一体
に形成されたたな部分146と最初に係合し組立体88
を図示位置に保持させる。その位置において、カム13
6及び137は耳部121に伸びてそれによつて案内さ
れ、組立体88のノズル閉成板端133は壁伸長部11
1に形成された下方に傾斜した案内たな部147と対面
するが係合しない。組立体88に形成されたその腕と下
方の腕142よりなるホツクの上方ばね腕141は第5
図に示される初期位置においてフイルム26の基部と軽
く係合する。
従つて、腕141の上方に曲げられた端部は、後述の態
様で処理サイクルの終了近くでフイルムと係合するよう
になつた単一方向爪として働く。金属導電材料の組立体
88のカム部分136は端子58及び59(第5図)と
それぞれ一体に形成された接点148及び149と協動
し、フイルム26が処理されたかどうかを示す信号発生
器を形成する。
この目的のため、処理サイクルが開始する前に想定した
第5図に示す部品の初期位置において、カム136は両
接点148及び149と係合し、このようにして、フイ
ルム駆動及び映写装置にフイルムが処理されていないこ
とを示す、端子58及び59に閉じた回路通路の形の外
部信号を供給するように接点148及び149を加圧す
る。処理の終了で、組立体88は第5図で右方に移動せ
しめられ、接点148及び149を開いて開回路を作り
端子58及び59にフイルムが処理されたことを示す信
号を出す。次に、第5,7,8,9及び10図に関連し
て処理組成物解放機構の構成を記載する。
第5図に示されるように、タブ99は外部コンテナ83
の孔100を通つて出て次いで基部板47と一体に形成
された支持支柱151として略示されたように手段によ
つてハウジング内を回転するように軸支された遊び車1
50上を通る。タブ99は遊び車150から出て、基部
板47と一体に形成された支柱152として簡単に示さ
れた他の遊び車の周りを通る。ループ153か、例えば
タブをそれ自体後方に曲げてそれを熱封止又は好ましい
接着剤等で固着することによつて、タブ99の端部に形
成される。
ループ153はタブ解放機構の一部を構成するピン15
4と係合する。第7図に最も良く示されているように、
ピン154は基部板47とカバー板50とにそれぞれ溝
155,156の溝として形成されたトラツク内で案内
されるようになつている。これらトラツクは、供給リー
ル51の中央からのほぼ外向きの略に沿つて、第5図に
示す初期位置から第10図に示す位置まで支柱154を
案内する平行でかつほぼスパイラル伏の路のセグメント
を形成する。ピン154は上述した腕55と接続される
か又は一体に形成された支柱157に接合される。
この目的のために、鋼鉄線等の一対の部材158及び1
59が第7図に示されているようにそれぞれの端部で支
柱154及び支柱157に接続されて腕55によつて決
定される半径に沿つて走行する一端とトラツク155及
び156を走行するピン154によつて形成される第2
の端部とを有するはぼ矩形のスリツトを形成する。弾性
のキヤツチ部材160が支柱157の一端に接続されて
いる。
キヤツチ部材160はばね鋼等のような弾性材料より形
成されることができ、かつ支柱157の周りに曲げられ
かつ支柱157と係合した一端161を有している。キ
ツチ部材160は端部161と外方に伸びる耳部163
及び164を形成している腕162とを有している。耳
部163は端部を曲げられて部材158に取り付けられ
、かつ耳部164も端部を曲げられて部材159に取り
付けられている。腕162はその他端で曲げられ、アク
チユエータ係合たな部165が形成される。たな部16
5は後述するタブ解放機構の一部を形成する爪ピン16
7によつて最初に係合されている一体的なホツク部分1
66に伸びる。
ピン167を除去すると、腕162はその初期偏倚力の
影響下で自由に移動しホツク166をピン154と係合
させるように移動させる。
この係合時に、たな部165は供給リール51のフラン
ジ52の周囲に形成された一連の歯168の一つと係合
する位置に移動することになる。供給りール51は下方
フランジ169を設けており、そのフランジ上に歯16
8と垂直整合した対応する歯170が形成される。第5
図に最も良く示されているように、168のような歯は
ゆるやかに径方向に立上る部分171と急激に径方向に
落ち込む部分、即ちたな部がピン167の解放によつて
解放される際にまたりールが第5図で時間回りに回転せ
しめられる際にたな部165と係合するようになつた部
分とを有している。
第5図に示された部品の位置において、たな部165は
歯168との係合から外れた伏態に保持されている。ホ
ツク166の解放時に、たな部165は供給リール51
のリムと係合し、その係合時に第5図に示されたような
スプールの反時計方向の回転に応じて、たな部は歯16
8の171のようなゆつくりと立上る部分によつて容易
に偏向せしめられる。しかしながら、時計回り方向の回
転時には、歯168はたな部165上にもたらされ、ト
ラツク155及び156に沿つて摺動部を支承して、タ
ブ99を移動しそのタブを受け95から少なくとも部分
的に分離して絹成物96を解放させる。摺動部がこのよ
うに第10図に示す位置に移動すると、支柱154は壁
75の伸長部123に固着された弾性の爪172によつ
て係合せしめられ、当該機構を第10図に示す位置にラ
ツチをかけてたな部168を歯165との係合から外し
た伏態に永久的に維持する。従つて、ピン167よりな
る解放機構は第7,8及び9図に関連して次に記載され
る。第8図に最も良く示されているように、この機構は
一端でカバー板50の開口16を露出せしめられた支柱
175を具備している。光遮断封止が、カバー板50と
一体に形成されかつ支柱175とこれと一体に形成され
た同軸円筒フランジ177との間に伸びる円筒フランジ
176によつて開口16の周りに形成される。その下端
で、支柱175は圧縮ばね179を受ける同軸中心円筒
孔178を形成している。ばね179は基部板47と係
合しており、かつ支柱175を案内伏態に受ける円筒環
伏フランジ180によつて包囲されている。従つて、支
柱175はばね179によつて第8図に示された位置に
加圧される。支柱175は、これを押下するように開口
16に入る、フイルム,駆動及び映写装置の一部を形成
する位置決めピン181によつて第9図に示す位置に移
動されるようになつている。爪ピン167は支柱175
の伸長部182と一体に形成され、この伸長部182は
タブ99の端部に形成されたループ153と対接し、そ
れを介してピン154と係合しそれによつて第5及び7
図に示された初期位置に支持されるようになつている。
位置決めピン181が支柱175を第9図に示す位置に
移動させるように開口16に入ると、ホツク166は自
由に移動してループ153を介してピン154と係合す
る。
ピン154を含む摺動体は、その後、支柱175に形成
された伸長部182との係合から外れるように自由に移
動する。第5図において、供給リール51に大部分蓄積
された最初の未露出のストリツプ伏フイルム26がカメ
ラ内で露出せしめられてフイルム26がその(第4図)
の第1のスプロケツト長孔39によつて決定される露出
終了点まで巻取りリール63に巻かれたものと想定する
。タブ99及びその解放機構は第5図に示す位置にあり
、その位置で支柱175は第8図に示す位置にあり、ま
たピン167はホツク166と係合しキヤツチたな部1
65を供給リールのリムとの係合が外れた伏態で保持す
る。次に、この動作は回転ピン181が力セツトの開口
16中に挿入されることによつて連続されるものと想定
する。
第8及び9図に示されているように、ピン181の挿入
は支柱175を押し下げ、ピン167を解放してホツク
166がタブ99上のループ153及びそれを介してピ
ン154と係合することができるようにする。第5図に
おいて、ここでたな部165は供給リール51に形成さ
れた168のような歯と係合するような位置に移動せし
められる。次に、巻取りリール63が第5図で反時計回
り方向にさらに回転せしめられてフイルム26が巻取り
リールにさらに巻かれる動作が続くものと想定する。
このような回転時に、供給リール51は第5図で反時計
方向に移動して、歯168がたな部165と有効的な係
合をせずにたな部165を通るようにする。第5図は、
フイルムの露出時にかつ露出終下点から第2の終了点の
方への上述した第1の歩進運動の一部の間で維持される
初規位置での被膜位置にある部品を示す。
上記第2の終了点において、フイルムは供給リールから
相当引出されかつ第4図の第2のスプロケツト長孔40
が関係してくる。これら位置間の走行期間時に及びその
前に、カム及びノズル閉成弁組立体88は腕143及び
145とたな部146との係合によつて適切に保持され
て、組立体88に形成されたフレーム係合ホツクの上方
弾性腕141はフイルム26の基部と軽く係合する。圧
カパツド86はホツク125とばね87に形成された爪
126との係合によつて最初に適切に保持される。
その位置において、圧カパツド86の端部119はフイ
ルム26の基部と軽く係合しかつ耳部121は壁セグメ
ント123に形成されたたな部122と係合している。
被膜位置にある部品は、巻取りリール方向へのフイルム
26の一層の送り時に、フイルム係合ホツク43が第1
1図に示されているように圧カパツド86に形成された
端部119に近づいてそれと係合するまで第5図に示さ
れた位置に留まる。
これが生じると、フイルム26の第2のスプロケツト長
孔40によつて設定された第2の終了点近くで、ホツク
43は圧カパツドを第11図で左方べ図示された位置(
その位置で耳部121はたな部122との係合から外れ
るようにばね87の作用下で上方に移動せしめられてい
る。)に移動させる。圧カパツド86での耳部120は
ノズル85の一部を形成する口114及び115と係合
するように上方へ揺動してフイルムの乳剤側をノズル8
5と被膜係合させるように支承する。次に、供給リール
51を第5図で時計方向に回動し168のような歯をラ
ツチ160上のたな部165方向に進めさせることによ
つて第1の巻戻し動作が始まる。第11図において、こ
の運動はホツク43を図示の如く圧カパツド86の端部
119との係合から外す。圧カパツドは、ここで、ばね
87の作用下でフイルム26を加圧してノズル85と被
膜係合させる。圧カパツド86が左方に移動すると、ば
ね87に形成された爪126はホツク125との係合よ
り外れる。
爪126の主な目的は、ホツク43による第5図に示さ
れた初期位置からの積極的な係合解除の前にハウジング
内での圧カパツド86の早期移動を防止することにある
。第5,7及び10図において、フイルム26が供給リ
ール63方向に移動すると、供給リール上の一対の歯1
68及び170はたな部165と係合し、ラツチ160
はピン154を含む摺動体を第10図に示す位置にもた
らしてタブ99を部分的に受け95から分離させて組成
物96がノズル及びフイルム26と被膜係合するように
下向きに流れることができるようにする。
次いで、組成物はドクター棒104によつて決定される
厚味までフイルム26の乳剤側に均一に被膜される。ド
クター棒の被膜装置は、それが処理組成物の粘度の変化
及びドクター棒に関する直線フイルム速度の変化に、プ
ロセスをこれら変化に比較的非応答性にするしかるべき
範囲に渡つて本質的に非応答性であるために、フイルム
を被膜する目的のための他の公知の形の被膜装置にして
も好ましい。特に、他の面における従来技術で公知のよ
うに、ドクター刃又はドクター棒の被膜装置は、基板と
の境界に近接して均一な凹(凸)面が被膜液体上に形成
されることができる伏態下で、ドクター棒と被膜される
基本との間の距離のほば1/2の均一な被膜を本質的に
形成する。第10図に示された位置にある部品で開始し
た被膜動作は、組成物96が相当流出しかつフイルムが
実質的に全て供給リール63に巻かれるまで続く。
この動作の終りに近づくと、孔44(第4図)は弁及び
カム組立体88に形成されたばね腕141に近づきそれ
と係合する。フイルム26が供給リールに巻回され続け
る際に、フイルムの孔44とばね腕141との係合はフ
イルムを腕に沿つてそして第12図に示されるように下
向きに腕141及び142間に形成されたかみ合い部ま
で送る。
供給リール方向へのフイルムの一層の運動は組立体88
を第12図に示された位置の右方へ移行させて、ばね腕
142及び145がたな部146との係合より外れるよ
うにしそしてカム136及び137が耳部121の領域
の圧カパツド86の基部板117が接触するようにされ
る。ここで、組立体88が第13図に示す位置に移動す
るために組立体88は耳部121によつて案内される。
この運動時に、組立体88の端部133はハウジングの
壁伸長部111上に形成されたたな部147によつて案
内され、ノズル閉成位置方向にノズル85の下方を移動
する。
圧カパツド86はフイルム26との係合から外れて下向
きに移動し始める。フイルムはばね腕141及び142
間に形成された小部分との係合によつてその垂直運動平
面から外れて下方に保持される。この方向の運動は組立
体88を右方に第13図に示される位置(その位置で組
立体88の端部133はノズル85を閉じ組立体88に
形成された肩部135はノズル85に形成された停止部
114及び115と係合する。
)まで移動させ続ける。下方のばね腕142は、カム組
立体86に対し第13図で左方への運動に対してラツチ
作用を行なうようにカバー壁と一体的に便宜的に形成す
ることができる停止部183土をすべつてそれと係合す
る。第12図の位置から第13図の位置へのその運動時
に、カム136は接点148及び149と係合解除して
フイルムが処理されたことを示す信号を出す。
第13図は処理部品の最終的な係合解除位置を示し、こ
こでフイルム26はホツク素子141及び142との係
合より外れている。
この位置は、処理済フイルムの映写時のようにフイルム
が再度巻取りリール方向に移動せしめられる際に維持さ
れる。これが生じると、孔44は腕141との係合が外
れ、フイルムはその初期運動平面まで立上り、そこでフ
イルムは処理装置の全ての素子に対し自由伏態になつて
次の映写又は巻戻しサイクルに対しての待機を行なう。
ここで、ノズル85はドクター棒及び組立体88の弁端
133の上方端間の小さな通路を除いて閉じている。
これは数万分の1インチ程度の極めて小さな孔であるた
めに、この孔は処理組成物からの溶液の蒸発によりこの
孔の部分で組成物の乾燥及び硬化が同時に生じて急速に
密封される。さらに、装置の汚染は、処理組成物の洩れ
が主に組立体88の端部133の上方表面に存在するよ
うになりフイルムと接触せずに乾燥するようになること
によつて防止される。第4図に於いて、フイルムストリ
ツプ26は一対のレール184及び186を含み、これ
らレールはフイルムストリツプ26の長手方向の縁域部
に沿つて伸び、フイルムが処理組成物96の付着のすぐ
後に供給リール51に巻かれる際にフイルムストリツプ
の接合巻回部を離すように働く。
レール184及び186はフイルムストリツプ26の基
部(乳剤及び処理組成物受け面と反対側の面)と一体に
形成されてもよく、あるいは分離したストリツプがレー
ル184及び186を形成するようにフイルムストリツ
プ26と接着して取り付けられてもよい。好ましくは、
レール184及び186の一方又は両方は音響記録のた
めに使用されることができる。
例えば、両レールはステレオ記録再生の目的のため又は
他の目的のために使用されることができる。従つて、各
レール184又は186は公知の磁気記録のために使用
されるような磁性酸化物材料のものから形成できる。
しかしながら、フイルムが供給リール51上で湿つた伏
態にある際にレール184及び186がフイルムの間隔
づけのために働らかなければならない限り、それによつ
てレールの厚昧が決定され、かつ一般的に処理組成物層
の厚味を大きく越える。それは、一般的に、磁気記録の
ために一般的に使用される0.00762ミリメートル
の磁性酸化物の厚味よりも大となる。記録及び再生機能
に関する単に最低め利点のみを生じる0.00762ミ
リメートルの厚味以上の磁気フイルムで適切な音響操作
に必要な所望の表面の平坦性並びにこの形式の小形力セ
ツト機構に必要な可撓性を生じさせることは困難である
。第19図に最も良く示されているように、本発明の目
的のために、フイルムストリツプ26は約0.0177
8ミリメートルから約0.04318ミリメートルの厚
昧を有するレールと重なる0.00762ミリメートル
の厚昧の磁性酸化物層を有する単一の音響トラツクを設
けている。
両者は一諸になつてレール186を形成する。第5及び
10図に最も良く示されているように、移動するフイル
ム・ストリツプを支持するための支持装置の一部を形成
する支持板188は力セツト1のハウジング83及び側
壁46との間で力セツト1の一端部分内に配置されてい
る。
支持板188は後述するように壁46の一つに設けた孔
190を通して操作することができる。第19図に最も
良く示されているように、支持板188はスロツト19
4を有する端部分192を含んでおり、このスロツトに
よつて支持板188は例えばピン196によりハウジン
グ83の壁89に枢着されることができる。
支持板188は端部分192から中央部分198に伸び
る。中央部分198はタブ部分200(第19及び20
図に良く示されている。)に横方向に伸びる。タブ部分
200は支持板188のためのばね伏弾性支持体を与え
るように折り曲げられており、かつ力セツト1内でハウ
ジング83の壁89と対接する垂下した底部分204を
有する先端部202に伸びるほぼ三角形の形のものであ
る。タブ部分200と支持板188の中央部分198と
の接合部には支持ストリツプ206が形成されており、
これは板188の一端部分に沿つて端部分208に伸び
る。支持ストリツプ210は支持ストリツプ206と反
対の面188の縁部分上に形成されており、同様に、支
持ストリツプ206及び210が支持板188の主平面
上に端部分208まで伸び、移動するフイルム・ストリ
ツプ両側縁部と係合してこれを支持し、フイルム・スト
リツプと支持板188との間に間隙を形成する。複数の
突出部212は支持ストリツプ210から上方に伸びか
つ後述する支持機能を行なうようにそれに沿つて整合し
ている。
一対の弾性耳部214及び216はそれぞれ支持ストリ
ツプ206及び210から上方及び外方に伸び、かつそ
れぞれ弓状の面218及び220を含んでいる。従つて
、支持板188は力セツト1の基部板47と垂直な平面
内を移動できるようにハウジング83に枢着されかつ力
セツト1の側壁46内の孔190の方に及びそれから離
れるように移動することができるようにハウジング83
上に弾性的に支持されている。第5,10,19及び2
0図に最も良く示されているように、力セツト1内のフ
イルムストリツプ26はボビユレータロール56から遊
びロール57までの路を走行する際にハウジング83と
孔190との間で支持板188上を通過する。
処理組成物96を担持するフイルム26の基部部分即ち
乳剤側は支持ストリツプ206がレール184の下側に
なりまた突出部212を有する支持ストリツプ210が
音響トラツクを支持するレール188の下側に位置決め
されるように支持板186上を通過せしめられる。従つ
て、支持板188上のフイルムストリツプ26の通路内
で、フイルムストリツプ26の端部分のみが支持板18
8の部分と接触するようになり、その結果、支持板18
8を通るときはまだ未乾燥状態の処理組成物と支持板1
88との接触が防止される。支持板188を離れる際に
フイルムストリツプ26はその縁部が内表面218及び
220間に配置されかつそれらと接点方向に係合するこ
とができるように耳部214と216との間を通る。力
セツト1のフイルム送り系の特性により、フイルムスト
リツプ26が基部板47に対して移動する可能性がある
フイルムストリツプ26のこのような移動により、スト
リツプの一方又は他方の縁部はそれぞれ耳部214及び
216の弓形の内面218及び220の一方又は他方と
係合せしめられると共に、支持板210及び突出部21
2が後述する態様でレール186に形成された音響トラ
ツクの下側に留まるようにピン196の周りの支持板1
88の枢動が行なわれる。第19図に最も良く示されて
いるように、磁気記録及び再生ヘツドは222で一般的
に示されており、かつこれはピン手段228の如きもの
によつて下方部分226に枢着された上方部分224を
含んでいる。
上方部分224は枢動ピン230まで伸びる。ピン23
0は支持体234内に設けられた軸受カツプ232内に
受けられるようになつている。支持体234は第5及び
10図に最も良く示されているようにフイルム駆動及び
映写装置4内のポケツト2の内壁236に固定されてい
る。第5,10及び19図に最も良く示されているよう
に、磁気記録及び再生ヘツド222の下方部分226は
二又にした上方端部分240と二又にした下方端部分2
42とを有する案内シールド238を含んでいる。
端部分240は脚244と246を設けており、下方端
部分242は対応する脚248及び250を設けている
。変換器252は二又にされた上方端部分240に近接
した案内シールド238の内面に接続し、かつ磁気音響
信号がレール186に設けられた音響トラツクに与えら
れたりそれから再生されたりできるように当該技術で公
知のものである。第19図に最も良く示されているよう
に、耳部254は案内シールド238の下方端部分24
2から横方向に伸びる。第10図において、フイルム駆
動及び映写装置4内に配置された運動駆動組立体は一般
的に256で示されている。運動駆動組立体256は例
えばピン手段260によつて公知の態様でフイルム駆動
及び映写装置4内に枢着された支持板258を含んでい
る。駆動デイスク262は例えば支柱ピン及びジヤーナ
ル組立体264によつて支持板258の一端部に回転可
能に装着されていて、組立体264の周りで回転したり
支持板258と共に枢動できるようになつている。デイ
スク262はその周囲に円形摩擦リング266を設けて
いる。キヤプスタンホイール268は駆動デイスク26
2の表面に固着されており、かつそれと共に組立体26
4の周りを回転できるようになつている。駆動デイスク
262はモータ270とモータシヤフト272によつて
駆動される。モータシヤフト272はモータ270の回
転出力が駆動デイスク262の回転従つてキヤプスタン
ホイール268の回転を行なわせるように摩擦リング2
66と係合する。ほぼL形の作動腕274は支持板25
8の一端の外側でかつ駆動デイスク262の表面を通つ
て端部276まで伸びる。
端部276は案内シールド238から伸びる耳部254
と係合する。カムフオロアリング278は、この軸方向
運動がピン手段260の周りの支持板258の枢動を行
なわせるように公知の態様で支持板258に枢着させて
いる。第10図に示す位置において、カムフオロアリン
グ278はピン260の周りで支持板258を時計方向
に枢動させたことにより、キヤプスタンホイールとの係
合が外れて磁気記録及び再生ヘツド222がその遊び位
置に移行せしめられている。第5図に示された位置にお
いては、支持板258がキヤプスタンホイール269と
係合するピン手段260の周りに反時計方向に枢動して
いる。
磁気記録及び再生ヘツド222は張力ばね280によつ
てその作動位置の方に偏倚されている。ばね280は磁
気記録及び再生ヘツド222の上方部分224のピン2
82とポケツト2内にあるフイルム駆動及び映写装置4
に固着されたピン284との間に公知の態様で接続され
ている。第10図に示されているヘツド222の遊び(
不作動)位置において、ばね280は、耳部254がL
形作動腕274の端部分と弾性的に係合するように、ヘ
ツド222を枢動ピン230の周りに時計方向に偏倚す
る。
カムフオロアリンク278の作動時に、支持板258は
ピン手段260の周りに反時計方向に枢動せしめられ、
また磁気記録及び再生ヘツド222の要素及び運動駆動
組立体256の要素は音響信号の記録及び再生のための
作動位置に対応する第5図に示された位置にあるものと
して想定している。支持板258がカムフオロアリンク
278によつてピン260の周りに反時計方向に枢動せ
しめられると、L形作動腕274は第10図に示された
位置から外れてカセツ口の孔190の方向に移動する。
張力ばね280は耳部254が腕274の端部276と
の係合を維持するようにし、かつヘツド222の一部は
ポケツト2の孔191を通り、そしてさらに力セツト1
の孔190に入る(ヘツド222が、第24図に最も良
く示されるように、力セツト1の基部板47と一体にな
つておりかつ変換器252の一部を受ける肩部300に
よつて制限されている最終作動位置にあるものと想定し
た場合)。案内シールド238の突出部248及び25
0は突出部244及び246の方に上方向きに曲げられ
ており、これは、枢点230の周りのヘツド222の枢
動による突出部の孔190への挿入を容易するためだけ
の理由でなされている。ヘツド222が部分的に孔19
0に入ると、突出部244及び246と突出部248及
び250はフイルムストリツプ26の縁部と重なり、さ
らに突出部244及び246は支持板188の一部と重
なる。
第5図の作動位置になる前に、ヘツド222の変換器2
52はフイルムストリツプ26のレール186に沿つて
設けられた音響トラツクに対接し、ヘツド222がその
最終制限位置に移動すると、変換器252はレール18
6の下側のフイルムストリツプ26の基部側の部分を板
188の支持ストリツプ210に沿つて設けられた突出
部212と対接させ、かつ折り曲げられたタブ部分20
0によつて作られるばね力に対抗して板188を弾性的
に押下する。部分200の端部202はハウジング45
の壁89と対接する底部204を設けている。この時に
、突出部244,246,248及び250がフイルム
ストリツプ26の外側縁部と係合しかつヘツド222を
上記フイルムストリツプ26に対して適切な位置に案内
する(ピン手段228と枢動ピン230とによつて与え
られるヘツド222の二重枢動のため)ために、ヘツド
222はレール186の音響トラツクに関して正確に整
合される。さらに、支持板188がフイルムストリツプ
26の縁部と重なる弾性耳部214及び216によりフ
イルムストリツプ26に追従せしめられかつフイルムス
トリツプ26の縁部が上記耳部214及び216の弓形
の面218及び220と係合するために、突出部212
は音響トラツクの下側に正確に整合せしめられる。当該
技術で公知のように、音響信号を磁気音響トラツクに記
録、再生する際に、音響トラツクを比較的に一定の速度
で移動することが必要である。
この目的のために、キヤプスタン駆動装置が極めて良好
であることを知つた。従つて、本発明においてこのよう
な駆動装置が使用される。第5及び10図に最も良く示
されているように、駆動デイスク262(これは支持板
258に装着されている。)に装着されたキヤプスタン
ホイール268は、カムフオロアリング278か支持板
258を反時計方向に枢動してヘツド222を第5図の
作動位置にもたらす際に、支持板258と共に枢動せし
められる。キヤプスタンホイール268は、板258が
完全に反時計方向に枢動せしめられた際にキヤプスタン
ホイール268がフイルムストリツプ26と対接しそれ
を遊びロール57と係合させるように弾性的に加圧する
ように位置決めされている。第5図の位置に於いて、キ
ヤプスタンホイール268の回転(これはモータシヤフ
ト272と駆動デイスク262との回転によつて生ぜし
められる)はフイルム26をロール57の周り及び巻取
りリール63の方向に1駆動する。第21,22,23
図において、磁気記録及び再生ヘツド222は支持板1
88上に重ね合せられる記録及び再生位置に示されてお
り、その際にフイルムストリツプ26はそれらの間に介
入するようになつている。第21図に示された位置にお
いて、ボビユレータロール56と遊びロール57との間
を通過する際のフイルムストリツプ26が支持板188
と磁気記録及び再生ヘツド222とに軸方向に整合して
示されている。フイルムストリツプ26の長手方向の軸
線は286で示されており、音響トラツクの下方でレー
ル186の下側を支持する突出部212は軸線286と
ほぼ平行な直線に沿つて配置されていて、全てがレール
186の下で直角に配置されているように示されている
。上述したように、支持板188は壁89に関してピン
196の周りを枢動可能であり、かつ弾性耳部214及
び216の弓形内面はフイルムストリツプ26の両縁部
分と係合し、基部47に垂直な平面内でのフイルムスト
リツプ26の運動が支持板188をピン196の周りで
枢動させてフイルムストリツプ26の運動に追従させる
ようになつている。
この点に関して、フイルムストリツプ26の上記運動は
充分に小さくなくてはならず、その結果突出部212の
中央を通る線がレール186に関して幾分か傾斜するよ
うな場合には、突出部212は、音響トラツクを変換器
252と係合すべく効果的に加圧されるようにレール1
86の下側でそれと接触するようになつている。上述し
たように、磁気記録及び再生ヘツド222の上方部分2
24は枢動ピン230によつてフイルムストリツプ26
の基部に関してほぼ垂直な平面内を枢動するようになつ
ており、またヘツド222の下方部分226はピン手段
228によつてフイルムストリツプ26の面とほぼ平行
な平面内で上方部分に関して枢動するようになつている
。さらに、上述したように、フイルムストリツプ26の
移動が案内シールド238従つて変換器252をフィル
ムストリツプ26の運動に追従させるように、突出部2
44,246,248及び250がフイルムストリツプ
26の縁部と係合せしめられる。しかしながら、変換器
252はフイルムストリツプ26の上記移動時に音響ト
ラツクに関して傾斜せしめられない。これは、ヘツド2
22の上方部分224がフイルムストリツプ26の面に
ほぼ平行な平面内で更に枢動するように支持体234と
端壁236に関して枢動せしめられ、これによる変換器
252の運動は複合枢動運動となり、かつ音響トラツク
に関する変換器252の整合を変えずにフイルムストリ
ツプ26の角度的及び横方向に追従することができるよ
うになる。第22図において、フイルムストリツプ26
はその前の位置(第21図に示されているような位置)
に関して角距離θだけ反時計周り方向に回転せしめられ
ている長手方向軸線286を有するものとして示されて
いる。
第22図で示されているフイルムストリツプ26の位置
において、支持板188は、突出部212が音響トラツ
クに関して整合してはいるがわずかに傾斜しておりまた
これにもかかわらず突出部212がレール186及びそ
の重ね合わさつている音響トラツクの下側でフイルム2
6の基部を支持するように、ピン196の周りに枢着し
たものである。しかしながら、変換器252は上述した
理由によつてレール186又はその上の音響トラツクに
関するその整合伏態を変化していない。第23図におい
て、フイルムストリツプ26は第21図に示す位置から
距離Aだけ右方にシフトされたように図示されている。
支持板188はフイルムストリツプ26を追従するよう
にピン196の周りに枢動され、突出部212はそれら
がレール186に対し幾分か傾斜した方向に並んでいた
としても音響トラツクを支持するレール186の下方に
来る。フイルムストリツプが角度θだけ回転せしめられ
た場合において、変換器252は音響トラツクとのその
実際の整合を維持し、変換器252の方位角(これは音
響信号の記録及び再生において重大である。)は変わら
ない。上述したように、支持板188は基部47に関し
て(より正確には基部47と一体の壁89に関して)弾
性的に装着されており、かつヘツド222は張力ばね2
80によつて端壁236と支持体234とに関して弾性
的に枢着されている。
張力ばね280によつて与えられるばね力はタブ200
(これは版188を弾性的に支持する。)によつて与え
られる力よりもはるかに大であり、従つて孔190に対
するフイルムストリツプ26の運動は腕274によつて
孔190内への運動に対して制限されているヘツド22
2を有する支持板188の対応する運動によつて収容さ
れることになる。孔190から出るヘツド222の運動
はタブ200による力よりも張力ばね280によつて与
えられる力が大であるために制限される。種々の要素が
フイルム駆動及び映写装置4内で取り付けられた伏態で
図示されているが、同じ要素は音響記録及び再生が上述
したフイルム駆動及び映写装置内でよりもカメラ内で行
なわれることができるように力セツト1を受けてそれを
力セツト1と協動するように設計された映画用カメラ内
で取り付けられている。
さらに、上述したように、典型的にはフイルム26の基
部が処理組成物96で被膜されかつ供給リール51に完
全に巻かれた後に音響を記録ことが所望されるこの時に
、圧力組成物96は、依然として湿つたままであり支持
板及び作動ヘツドの新規な構成によりフイルムストリツ
プ26を処理組成物を防害せずにヘツド222及び支持
板188間を通るようにされる。フイルムストリツプ2
6がレール184及び186の下側の縁部の下方に支持
され、その際に支持板188は支持体ストリツプ206
及び210間でのその中央部分198によつてチヤンネ
ルを画定するように構成づけられている。さらに、フイ
ルムストリツプと共に運動するための支持板188及び
ヘツド222の性能は、フイルムストリツプ26がこの
乳剤側の影響なしで支持板188上を通過する性能を増
大する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるフイルム駆動及び映写装置に関連
して示されたフイルムカセツトの概略斜視図である。 第2図は第1図の2−2線に実質的に沿つて取つた第1
図のフイルム駆動及び映写装置の一部断面で部分切欠の
図である。第3図は第1図の3−3線に実質的に沿つて
取つた第1図のフイルム駆動及び映写装置の力セツト受
け部の一部を示す切欠斜視図である。第4図は第1図の
力セツトの一部を形成するフイルム・ストリツプの部分
的な切欠概略平面図である。第5図は作動位置にある磁
気記録及び再生ヘツドと協動支持板とを示す本発明によ
るフイルムカセツトの部分断面及び部分破断の概略平面
図である。第6図は本発明による力セツトの簡略化した
斜視図である。第7図は第5図の装置の一部を形成する
組成物解放機構の一部の部分断面及び部分破断の切欠斜
視図である。第8図及び第9図は第5及び7図の解放機
構の一部の更に詳細な部分破断の単純化した切欠断面図
であり、第5図の8−8線に実質的に沿つて取られてお
り、それぞれ2つの位置のうちの一方にありかつ第1図
のフイルム駆動及び映写装置の一部を形成する爪解放機
構の一部に関連した部分を示す図である。第10図は遊
び位置即ち非係合位置にある磁気記録及び再生ヘツドと
の動作時に想定した他の位置にある第5図の装置を示す
一部断面及び一部破断の簡略化された切欠平面図である
。第11,12及び13図は第5図の装置の一部を形成
する処理装置の作動シーケンスを一部断面でしかも一部
省略して拡大して示す切欠平面図である。第14図は第
5図の装置の一部を形成する圧カパツドの簡略化した斜
視図である。第15図は第5図の装置の一部を形成する
被膜ノズルの簡略化した斜視図である。第16図は第1
5図の16−16線に実質的に沿つて取つた第15図の
ノズルの簡略化した横断面図である。第17図は第5図
の装置の一部を形成する圧カパツド押圧カム及びノズル
包囲板の簡略化した斜視図である。第18図は第17図
の18−18線に実質的に沿つて取つた第17図の装置
の立面図である。第19図は本発明の新規な支持板及び
磁気記録及び再生ヘツドの簡略化した拡大斜視図である
。第20図は第5図の20−20線に沿つて取つた簡略
化した切欠及び部分横断面図である。第21図は新規な
支持板及びフイルム・ストリツプから音響信号を記録及
び再生するように位置決めされた磁気記録及び再生ヘツ
ドの概略平面図である。第22図は量θだけフイルム・
ストリツプ及び音響トラツクが回転せしめられた場合の
第21図の装置を示す。第23図はフイルム・ストリツ
プ及び音響トラツクが距離Aだけ横方向に偏位せしめら
れた場合の第21図の装置を示す。第24図は第5図の
24−24線に沿つて取つた簡略化した横断面図である
。図で1はフイルムカセツト、26はフイルムストリツ
プ、45はフイルムカセツトハウジング、58,59は
端子、83は処理組成物コンテナ、85は被膜ノズル、
86は圧カパツド、88は圧カパツド偏向カム及びノズ
ル閉成弁組立体、184,186は一対のレール、18
8は支持手段、190はハウジングの孔、252は磁気
変換器、268はキヤプスタンホイール、274は作動
腕を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一方の面に磁気録音用トラックが設けられ、反対面
    に写真録画用乳剤層をもつた写真フィルムおよび該写真
    フィルムを露出後現像処理するための処理用組成物配布
    装置を内蔵し、露出後音声再生ヘッドをもつた映写装置
    にとりつけられて、前記処理用組成物配布装置による現
    像処理および処理された写真フィルムの投影および録音
    再生を行うようになつた写真フィルムカセットにして、
    前記映写装置にとりつけられたとき、前記音声再生ヘッ
    ドを受け入れるための孔190と、前記写真フィルムの
    巻取り、巻戻しにおいて、前記磁気録音用トラックの設
    けられた面が前記孔に対向するよう該フィルムの移動通
    路を画定する手段56、57と、前記写真フィルムの移
    動通路に設けられ、該写真フィルムの前記乳剤層をもつ
    た面を支持する支持装置188にして、該支持装置を前
    記孔に向つて弾力的に付勢する手段200と、前記支持
    装置が前記写真フィルムの移動方向に対して左右方向に
    、かつフィルム面と平行に移動しうるよう該支持装置を
    取りつける手段194、196と、前記乳剤層をもつた
    面の中央領域が前記支持装置から隔離するように該乳剤
    層をもつた面の両側縁部を支持する支持ストリップ20
    6、210と、前記フィルムがその移動方向に対し左右
    方向に偏移したときその偏移した方向に前記支持装置を
    移動せしめるため前記フィルムの両側端と軽く係合する
    ように設けられた耳部214、216とが設けられてい
    る前記支持装置と、を備えた写真フィルムカセット。
JP49073783A 1973-06-28 1974-06-27 シヤシンソウチ Expired JPS593734B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US374502A US3905690A (en) 1973-06-28 1973-06-28 Film guided playback and recording mechanism

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5038536A JPS5038536A (ja) 1975-04-10
JPS593734B2 true JPS593734B2 (ja) 1984-01-25

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ID=23477121

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JP49073783A Expired JPS593734B2 (ja) 1973-06-28 1974-06-27 シヤシンソウチ

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JP (1) JPS593734B2 (ja)
AT (1) AT349898B (ja)
CA (1) CA1015587A (ja)
DE (1) DE2430948A1 (ja)
FR (1) FR2235391B1 (ja)
GB (1) GB1466145A (ja)
IT (1) IT1013286B (ja)

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FR2235391A1 (ja) 1975-01-24
ATA538174A (de) 1978-09-15
DE2430948A1 (de) 1975-01-16
JPS5038536A (ja) 1975-04-10
IT1013286B (it) 1977-03-30
AT349898B (de) 1979-04-25
US3905690A (en) 1975-09-16
CA1015587A (en) 1977-08-16
AU7033674A (en) 1976-01-08
GB1466145A (en) 1977-03-02
FR2235391B1 (ja) 1982-10-22

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