JPS5936999Y2 - コンバインの補助作業者用背もたれ - Google Patents

コンバインの補助作業者用背もたれ

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Publication number
JPS5936999Y2
JPS5936999Y2 JP7610977U JP7610977U JPS5936999Y2 JP S5936999 Y2 JPS5936999 Y2 JP S5936999Y2 JP 7610977 U JP7610977 U JP 7610977U JP 7610977 U JP7610977 U JP 7610977U JP S5936999 Y2 JPS5936999 Y2 JP S5936999Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
backrest
locking
mounting bracket
combine harvester
Prior art date
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Expired
Application number
JP7610977U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS543455U (ja
Inventor
精一 上池
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヤンマー農機株式会社 filed Critical ヤンマー農機株式会社
Priority to JP7610977U priority Critical patent/JPS5936999Y2/ja
Publication of JPS543455U publication Critical patent/JPS543455U/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Harvester Elements (AREA)
  • Safety Devices And Accessories For Harvesting Machines (AREA)
  • Threshing Machine Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンバインの補助作業者用の背もたれの改良に
関する。
第4図に示すように籾投口41から排出された籾が充填
された籾袋42を取外し、新たに空の籾袋を籾投口41
に装着する作業を行うためにコンバインには運転者の外
に補助作業者が搭乗して刈取作業時間の短縮化を図る場
合が多く、補助籾受台43に立った状態で搭乗する補助
作業者の作業姿勢の安定を図り、且つ疲労を防止するた
めに運転席44の右後側に突出する背もたれ44が設け
られでいる。
この背もたれは、補助作業者なしで刈取作業を行う場合
には運転者による籾袋取替等の作業の邪魔になり、また
路上走行時には車幅低減、安全走行のために図中に2点
鎖線で示すように上方へ回動させて機体の内側方へ頃倒
収納させ得るように槽底されている。
ところで上述した従来の背もたれ44は収納中における
走行によって機体外側方へ回動して突出することなく安
定に収納した状態を保つために、アーム44bの長さを
十分長くして機体の内側方への傾倒状態が安定確実に保
持されるようにしている。
このために背もたれが大型化し、且つ取付位置にも制約
を受けるという欠点があった。
本考案は斯かる事情に鑑みてなされたものであって、背
もたれのアームが起立した状態でアームの回動を係止さ
せるように槽底して、この起立状態を背もたれの収納状
態とすることによって、小型化された安全性の高い背も
たれを提供することを目的とし、以下に本考案をその実
施例を示す図面に基いて詳述する。
第1図は籾投口1に大容量タンクよりなるホッパ型のサ
ッカ2を連結し、サッカ2の下部に設けた複数の籾出口
2aの夫々に籾袋3を装着し得るように槽底したコンバ
インCの暗示背面図であって、サッカ2の前後の壁面に
は夫々にサッカ支承金具4,4° が取付けられており
、該サッカ支承金具4,4′夫々の機体内側の端部は本
体カバ5に固着された取付片6に堅固に固着されている
このサッカ2は運転席7の右後方に位置しており、サッ
カ2の前側壁面に取付けられたサッカ支承金具4の機体
外方側の先端部はサッカ2の下方の籾受台8の方向に向
けて屈曲延出させて鉛直になっている。
而してこの鉛直としたサッカ支承金具4の先端部には第
2図、第3図に拡大して示す如き背もたれ取付金具9が
固着され、この取付金具9には、背当て10aと、背当
て10aを先端の屈曲部に固着してなるアーム10bと
からなる背もたれ10がそのアーム10bの基端部にお
゛いて回動自在に取付けられている。
取付金具9は半円形状の鋼板をコ字状に曲成して第2図
に示すように扇形にしたものであって、左側壁部9aの
夕H則面が前述した前方のサッカ支承金具4に溶着され
ている。
前側壁部9b、後側壁部9c下部にお・ける扇形の中心
に近い位置には横穴9d、9eが開設されており、この
横穴9d、9eには前後側壁部9b、9cに跨らせてピ
ン11が抜は出し防止をして、回動自在に挿通されてお
り、パイプよりなるアーム10bの基部端がピン11の
前後側壁部9b、9c間に位置する部分に適宜の補助部
材11’、 11’を用いて溶着されて、アーム10b
はこのピン11を回動支点として回動するようになって
いる。
アーム10bには、該アーム10bの外径より僅かに大
きい内径を有するパイプ12aと、該パイプ12aの軸
長寸法より長く、取付金具9の前後幅寸法より稍々大き
い幅寸法を有する係止片12bとからなり、この係止片
12bをパイプ12aの右側外周面に係止片12bの下
端部がパイプ12bの下端縁よりピン11側に延出する
ように密着してなるロック部材12を、適宜の回り止め
を施して滑動自在に外嵌しである。
そして取付金具9の前側壁部9b、後側壁部9cの外周
面において、アーム10bを鉛直起立させた場合に係止
片12bが位置する部位に、係止片12bの下端部を落
ち込ませることを可能とする適宜深さの係止溝9f、9
gが形成されている。
更に取付金具9の前側壁部9b、後側壁部9c間におけ
る右側下部には、板状のストッパ13が跨設されている
叙上の如く槽底された本考案の背もたれ10は不使用時
にはアーム10b又は背当て10aを上方へ押し上げて
ピン11を支点として回動させ鉛直に起立させる。
これにより、ロック部材12は係止片12bの下端縁を
取付金具9の周面に摺擦させなからアーア10bと共に
移動し、アーム10bが略鉛直になったときに係止片1
2bが係止溝9f、9g内にロック部材12の自重によ
り滑動落人する。
このような背もたれ10の収納状態は係止片12bが係
止溝9f、9gに深く落人していることによる係止によ
って確実に保持され、凹凸の多い圃場又は農道をコンバ
インCが走行する場合においてもその係止が外れて背当
て10a部分が右方に飛び出す虞れは皆無である。
そして背もたれ10を使用する場合はロック部材12を
持ち上げて係止片12bを係止溝9f、9gから脱出さ
せアーム10b又はロック部材12を右方向に軽く傾け
る。
これにより背もたれ10はロック部材12の係止片12
bの下端縁を取付金具9の周面に摺擦させながら右下方
に傾動し、第2図に2.寺鎖線で示すようにアーム10
bの取付金具9の内錐に位置する部分がストッパ13の
上面に当接した位置で停止する。
すなわち第1図に示すように背もたれ10の背当て10
aが籾受台8の右上方に突出した状態となり、補助作業
者は籾受台8のりH創部に立ち、腰部又は背部を背当て
10aにもたせかけるようにして安定且つ能率よく補助
作業をすることが可能になる。
以上のように本考案の背もたれは、その収納に際しては
アーム10bを上方に回動させて起立成製とするだけで
自動的に係合ロックされ、また使用に際してはロック部
材12を持ち上げて係止片12bと係合溝9f、9gの
係合を解除するだけでよくアームはその自重等によりス
トッパ13にて規制される位置まで回動される。
従ってアームの収納位置、使用位置への切換のための特
別な操作を必要とせず、取扱いが容易であり、操作性は
著しく向上し、且つ確実な収納状態が保持されるという
手1点を有する。
さらに本願考案の背もたれは、以丁のような優れた点が
ある。
すなわち係止片12bと取付金具9の係止溝9f9gと
の係合によってアームの起立収納状態からの回動を防止
するようにしているので、従来品の如く背当て44aを
機体の内側方へ大きく回動させて、背もたれ全体の重心
を枢支部よりも内側方に位置させ得るようにアーム44
bの長さを長寸にしておく必要がないのでアームの短寸
化が可能である。
すなわち本考案の背もたれは回動半径が小さいので取付
位置の制限が殆んどなく、前記実施例の如くサッカ2の
右側壁に極めて近いような位置じも取付けることが可能
であり、機体スペースの有効利用を図り得、延いては機
体全体の設計をノ」型化することも可能になる。
また、係止片12bと取付金具9との係合をロック部材
12の自重により自動的に行うようにしているため、ス
プリング竿の特別の部品を必要とせず、スプリングを用
いt場合のようにフラッタ現象により係合が離脱すくと
いう虞もなく、確実に係合状態を維持し、さくにはロッ
ク部材12はアーム12に外嵌されているtめに機体振
動により脱落する虞がない等、本考案は優れた効果を奏
する。
なおサッカ2を設けない場合には本考案に係る取付金具
9を本件カバ5に固着された取付片6に直接固着しても
もいことは勿論である。
またアーム10bの起立位置からのアーム10bの回動
を係止する手段としては前述のロック部材12の係止片
12bと取付金具9の係止溝との係合によるもの以外の
適宜のものを採用し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであって、第1図は本
考案に係る背もたれを取付けたコンバインの暗示背面図
、第2図は本考案に係る背もたれの部分断面背面図、第
3図は背もたれの取付金具の平面図、第4図は従来の背
もたれを取付けたコンバインの外形図である。 2・・・・・・サッカ、4,4′・・・・・・サッカ支
承金具、7・・・・・・運転席、8・・・・・・籾受台
、9・・・・・・取付金具、9f、 9g・・・・・
・係止溝、10・・・・・・背もたれ、12・・・・・
・ロック部材、13・・・・・・ストッパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端部側に背当てを取付けたアームの基端部を機体の一
    部に回動可能に取付け、該アームにミその軸長方向への
    摺動自在にロック部材を外嵌すると共に、該アームの基
    端取付部に、アーム起立位置にて該ロック部材がその自
    重により摺動して係合し、該アームの回動を禁する係止
    手段、及びアームの所定量以上の下方への回動を規制す
    る規制手段を設けたことを特徴とするコインパインの補
    助作業者用背もたれ。
JP7610977U 1977-06-11 1977-06-11 コンバインの補助作業者用背もたれ Expired JPS5936999Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7610977U JPS5936999Y2 (ja) 1977-06-11 1977-06-11 コンバインの補助作業者用背もたれ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7610977U JPS5936999Y2 (ja) 1977-06-11 1977-06-11 コンバインの補助作業者用背もたれ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS543455U JPS543455U (ja) 1979-01-10
JPS5936999Y2 true JPS5936999Y2 (ja) 1984-10-12

Family

ID=28991087

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7610977U Expired JPS5936999Y2 (ja) 1977-06-11 1977-06-11 コンバインの補助作業者用背もたれ

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JPS543455U (ja) 1979-01-10

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