JPS5936413Y2 - 断熱箱体 - Google Patents

断熱箱体

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Publication number
JPS5936413Y2
JPS5936413Y2 JP3276180U JP3276180U JPS5936413Y2 JP S5936413 Y2 JPS5936413 Y2 JP S5936413Y2 JP 3276180 U JP3276180 U JP 3276180U JP 3276180 U JP3276180 U JP 3276180U JP S5936413 Y2 JPS5936413 Y2 JP S5936413Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
heat insulating
head
opening
outer box
Prior art date
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Expired
Application number
JP3276180U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56133429U (ja
Inventor
一登 上門
Original Assignee
松下冷機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下冷機株式会社 filed Critical 松下冷機株式会社
Priority to JP3276180U priority Critical patent/JPS5936413Y2/ja
Publication of JPS56133429U publication Critical patent/JPS56133429U/ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内箱と外箱間に硬質ウレタンフオームを一体発
泡する断熱箱体に関するものである。
従来オーブン・サイド・アップ(OPEN−8IDEU
P)法により硬質ウレタンフオームを内箱と外箱間に現
場一体発泡する場合1発泡機の一ツドはエアーフラッシ
ュの必要がなく、ヘッドの原料混合部をニードルの押し
出し動作によってクリーニングするニードル・バルブ仕
様のヘッドが使用される。
これは、注入口を断熱箱体の底面の背面側に設けること
により、原料の注入中又は直後にフオームが注入口まで
立上り、注入口のシールをヘッド自身で行なわなくては
ならなかった。
この場合、フオームの流れを乱すエアーフラッシュが使
えないからである。
ところが、ニードル・バルブ仕様のヘッドを用いた場合
の欠点として吐出口の面積カ小さく、従来のヒニーム・
シール仕様のものに比べ約l/3しかないということが
ある。
これはニードルの押し出し動作によって原料混合室内の
残留フオーム・カスを排出するため、吐出口径すなわち
ニードルを太くすると原料混合室が大きくなり混合効率
が悪くなるからであった。
故に口径面積の小さいニードル・バルブ仕様のヘッドを
使用すると吐出流速が従来比3倍になり1秒速10m/
Sに達する結果、吐出原料が激しく断熱箱体の内面に衝
突し、空気を巻き込むため、充填したフオーム中には、
米粒大の気泡が混在し著しく熱伝導率を劣化させ断熱箱
体の断熱性を悪化させていた。
本考案は上記欠点を改良した断熱箱体を提供することを
目的とするものである。
以下本考案の一実施例を図面を参考に説明する。
図において1は断熱箱本体で、外箱2と内箱3゜及び外
箱2と内箱3間に充填される硬質ウレタンフオーム4に
よって構成されている。
5は外箱2の背面に設けた注入口である。
6は貫通穴7を有した発泡スチロール等の断熱材より形
成した注入筒で1貫通穴7の一方の入口開口部8を注入
口5に面し、他方の出口開口部9を外箱2の背面10に
対向せしめるよう接着剤11等によって外箱2のコーナ
ー12に固定している。
なお貫通穴7の出口開口部9の開口面積はヘッド13の
吐出口14の開口面積より大きいものである。
又、注入筒6にはヘッド13の吐出口14と注入筒6が
接する部分に軟質発泡体15を埋めた溝16を配設して
いる。
このようなものにおいて硬質ウレタンフオーム4の原料
液17をヘッド13の吐出口14から吐出したとき原料
液17の吐出流速はヘッド13の吐出口14と貫通穴7
の出口開口部9の面積比に反比例し、減速して貫通穴7
の出口開口部9から吐出される。
又、出口開口部9は外箱2の背面10に接しているため
吐出された原料液17は。
緩かに背面10を伝わって流れるのである。
この結果吐出された原料液17は、外箱2又は内箱3の
内面に激しく衝突することがなくなるため原料液17中
に空気泡を巻き込むことなく充填された硬質ウレタンフ
オーム4の断熱性能を低下させないのである。
さらに注入筒6とヘッド13の吐出口14が接する部分
には、軟質発泡体15を埋めた溝16を配設しているた
めヘッド13の位置決めが容易であり、ウレタンリーク
が起らない利点を具備している。
また注入筒6を断熱材により形成するため断熱箱1とし
ての性能を低下させることがないものである。
本考案は上述の如く、硬質ウレタンフオームにより内箱
と外箱間に一体発泡するものにおいて。
外箱に設けた注入口に開口部の面積が注入ヘッドの開口
部の面積より大なる貫通穴を有した発泡スチロール等の
断熱材より形成した注入筒を配設し。
かつ貫通穴の出口開口部を内箱又は外箱の壁に対向させ
たもので、硬質ウレタンフオームの原料液がヘッドの開
口部から吐出されたとき原料液の吐出流速はヘッドの開
口面と注入筒の開口面の面積比に反比例して減速して吐
出されるとともに貫通穴の開口部は、外箱又は内箱の内
面に対向しているので、その内面を伝わって緩かに流れ
るから。
吐出された原料液は外箱又は内箱の内面に激しく衝突す
ることがなくなり原料液中の空気泡の巻き込みがなく、
充填された硬質ウレタンフオームは断熱性能をそこなわ
れないのである。
さらに注入筒を断熱材により形成しているので断熱性能
をそこなうことがないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における断熱箱体の斜視図、
第2図は同発泡前を示す断面図、第3図は第2図A部の
拡大断面図である。 2・・・・・・外箱、3・・・・・・内箱、4・・・・
・・硬質ウレタンフオーム、5・・・・・・注入口、6
・・・・・・注入筒、7・・・・・・貫通孔、13・・
・・・・ヘッド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内箱と外箱間に硬質ウレタンフオームを一体発泡するも
    のにおいて、外箱に設けた注入口に、開口部の面積が注
    入ヘッドの開口部の面積よりも大なる貫通穴を有した発
    泡スチロール等の断熱材より形成した注入筒を配設し、
    かつ貫通穴の出口開口部を内箱または外壁の壁に対向さ
    せたことを特徴とする断熱箱体。
JP3276180U 1980-03-12 1980-03-12 断熱箱体 Expired JPS5936413Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3276180U JPS5936413Y2 (ja) 1980-03-12 1980-03-12 断熱箱体

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JP3276180U JPS5936413Y2 (ja) 1980-03-12 1980-03-12 断熱箱体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56133429U JPS56133429U (ja) 1981-10-09
JPS5936413Y2 true JPS5936413Y2 (ja) 1984-10-06

Family

ID=29628508

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3276180U Expired JPS5936413Y2 (ja) 1980-03-12 1980-03-12 断熱箱体

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JPS56133429U (ja) 1981-10-09

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