JPS5935228B2 - 自動デイジタル変復調器 - Google Patents

自動デイジタル変復調器

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JPS5935228B2
JPS5935228B2 JP48060355A JP6035573A JPS5935228B2 JP S5935228 B2 JPS5935228 B2 JP S5935228B2 JP 48060355 A JP48060355 A JP 48060355A JP 6035573 A JP6035573 A JP 6035573A JP S5935228 B2 JPS5935228 B2 JP S5935228B2
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data
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error
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JP48060355A
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ワイ チエング キング
エム モトレイ ダビツド
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 この発明は概して電話線を介してディジタルデータを伝
送するソステムに関し、より詳しくは、伝送される信号
の電話線による歪みを自動的に補償するシステムに関す
るものでる。
従来技術の説明 大規模ディジタルデータ処理システムの出現によつてか
かるデータを高精度でもつて遠距離に亘つて伝送させる
ことが一層切望されるようになつてきた。
例えば、小売店チェーンは中央倉庫設備をもち、これに
よつて各店舗は夫々の在庫を維持するよう有効に通信し
あうことかできる。銀行の支店においても計算データを
中央計算設備に伝送することが望ましい。特に後者の場
合、伝送の精度は最高に重要である。
ディジタル伝送の精度を上げるため、データは行および
列のブロックで伝送し、各行および列にはそれらの行お
よび列にあるデータが正確に伝送されたかどうかを指示
するパリテイビットを附加している。理想的には、伝送
エラーかあることをパリテイビットが指示したとき、受
信機はデータが再送されんことを要求する。この要求は
適宜二次的なチヤンネルを介してなされ、データは伝送
されながら受信機は送信機と通信を行うことが可能であ
る。各データのエラーのあるプロツクは即時に再送でき
るので、これによつて伝送に必要な時間を十分短縮する
ことができる。電話線の有用性および巾広い普及によつ
て電話線を介してデータを伝送することが要望されてき
ている。
しかし、周知のように電話線はその通過帯域が良い状態
でも制限を受け、使用年数および品質にもとずいて品質
が一層低下することさえある。このため、従来技術のデ
ータ伝送システムは概して比較的広い通過帯域を必要と
するが、典型的には電話線の全通過帯域を占有する。そ
れ故、通過帯域の品質が相当低下した電話線はこのよう
なタイプの伝送には不適当である。特に電話通過帯域の
一部を使用してシステム制御のために二次的なチヤンネ
ルを設置するようなシステムの場合ζのような低品質の
電話線は顕著である。主として交換機使用の電話線(ダ
イヤルアップタイプ)の通過帯域における特性の巾広い
変動のために、かかる電話線は一般的にデイジタルデー
タの伝送に使用されていなかつた。
典型的には電話線はむしろ通過帯域の品質保証を得るた
め専用線契約されていた。専用電話線は数多くの理由に
よつて満足すべきものではなかつた。第一に専用電話線
は高価である。第二に専用電話線は一般的に時間を10
0(:Ff)使用していないので、しばしば比較的短期
間の使用に対し高い費用が割当てられる。第三に専用電
話線はタツプ付けされ傍受されやすいので、その電話線
を介して伝送されるデータの機密を保持することが一層
困難となる。これは記録簿の安全を保証しなければなら
ない銀行にとつて極めて重要である。電話線によるデー
タ伝送システムは主に伝送線の品質の相違に起因する他
の問題も解決しなければならない。
最も重大な問題点は伝送される信号が電話線による遅れ
および減衰によつて相当歪みが生ずることである。この
歪みによつて、可聴通過帯域内の特定周波数における信
号成分が他の周波数における信号成分の場合よりも相当
程度にまで電話線によつて遅延され減衰される。この遅
れおよび減衰による歪みはあまり音声信号の了解度を損
なわないか、電話線を介して伝送されるデイジタル信号
に過度の歪みを生じさせる。電話線はまた送信機の変調
搬送波の位相および受信機の復調搬送波の位相との位相
差における高周波変動をもたらす。
この高周波変動は一般に位相ジツタと呼ばれている。伝
送線はまた周波数オフセツトを生じさせ、伝送される信
号全体のスペクトルがずれる。ダイヤルアップ電話チヤ
ンネルを介して毎秒4800ビツト(Bps)の伝送を
行うものに対しこれらの問題点を解決しようとする従来
技術のシステムの試みは十分満足すべきものではなかつ
た。
例えば、自動等化器を内蔵した4800bpsの変復調
装置において従来技術の装置は2レベルパーシヤルレス
ポンス信号の単側帯波振巾変調または4レベル直交抑圧
搬送波両側帯波振巾変調を使用していた。これらの装置
は一次的なチヤンネルに対し典型的には少くとも240
0ヘルツの帯域巾を有する。電話線は良い状態でのみ2
400ヘルツの帯域巾を有するので、低品質の電話線は
この帯域巾のスペクトルに適応させることができなかつ
た。この結果、一般に従来技術のシステムは最良の電話
線を介してのみ動作可能であつた。また、一次的チヤン
ネルの比較的巾広い帯域巾によつて、従来技術のシステ
ムではシステム制御のための二次的チヤンネルを設置す
ることが困難であつた。過去において伝送線の歪みを補
正し等化するため数多くの技術が使用されてきた。ある
システムにおいては、伝送線の歪を測定し、伝送に先立
つて伝送される信号を電話線の歪みを補償するように変
化させ歪みのない受信信号を生ずるようにデータを予備
的に歪ませておく。このシステムは特に煩雑であつてそ
の用途は明らかに電話線の遅れおよび減衰特性が一定か
つ既知である状態に制限される。他の伝送システムは受
信機において伝送線の未知の特性を手動的に補償するよ
う設計されている。
電話線の特性が測定されたのち、これらのシステムの回
路網は手動的に調整され、電話線の各周波数に対し遅れ
および減衰を附加し、これによつて伝送線による遅れお
よび減衰を最小限に抑えられる。広範囲に使用されてい
るが、これらの等化システムはかなりの不便かあり、す
なわち伝送線の特性に変化が生ずるごとに手動的に調整
しなければならない。これらの調整は煩雑で時間を浪費
する。伝送される信号の歪みを修正するさらに別の技術
は検出用帰還回路による等化を使用していた。
このような技術において、検出されたデータサンプルは
受信された信号と相関をとられチヤンネルのインパルス
レスポンスのサンプルが得られる。その後、以前に検出
されたデータサンプルはインパルスレスポンスサンプル
で乗算され、到来する信号から減算され、シンボル間干
渉が排除される。しかし、この相関は信号パルスの後に
あるシンボル間干渉にのみ応答するものである。一般に
シンボル間干渉は信号パルスの前にも後にもあるので、
この検出用帰還回路はシンボル間干渉の一部しか排除で
きない。さらにデータの検出に際しエラーがあれば、エ
ラーのあるデータパルスはインパルスレスポンスで乗算
され、シンボル間干渉を減算するどころか実際には加算
してしまう。このようなエラーの殺到は帰還型すなわち
循環型等化システムにおける重大な障害をもたらしてい
た。単側帯波システムにおけるパーシヤルレスポンス信
号方式を使用した自動等化変復調器は一般に等化器タツ
プ調整のため、等化されていない信号の符号およびエラ
ー信号の積を使用している。この方式は等化されていな
い信号の符号を検出し記憶するに十分な回路が必要とな
る。過去においては、一般に単側帯波コヒーレント復調
回路に後続する等化回路および低域フイルタ回路は相当
程度の遅れをシステムにもたらした。
等化回路に後続する回路によつて典型的に作られた位相
エラー信号はコヒーレント復調回路における電圧制御発
振器を駆動するのに使用されていた。このように、等化
回路および低域フイルタ回路を含んだ位相ロツクループ
が設置されていた。不運にもループ中の上記2つの回路
による遅れによつて位相補正信号は相対的に高速位相ジ
ツタに追従不可能な低周波レスポンスを有することとな
る。従来技術によるタイミング復元および制御法は一般
的に信号遷移を簡単に検出できるアナログシステムにお
いてのみ適用可能である。そのような方法は完全にデジ
タル化された変復調装置にはそのまま適用しえない。何
故なら信号は通常ボ一あたりl回だけしかサンプルされ
ないからである。一般にボ一は信号速度の逆数に等しい
時間間隔を指している。サンプルとサンプルの間の信号
については知る事が出来ないので、信号遷移に関係する
情報は通常利用できないのである。従来技術によるデー
タ伝送システムはトランスバーサル型等化器、単一の高
周波位相ジツタおよび周波数転移位相ロツクループ、受
信機を送信機と同期させるための有効的な時間ループ、
並びに(1,1)パーシヤルレスポンス信号方式の好ま
しいすべての特徴を組合せたものがなかつた。
発明の概要この発明の主題は第1のデータ処理装置を含
み、この装置は電話線による伝送のため特定周波数例え
ば4800bpsのデイジタル化データを第2のデータ
処理装置に供給する。
送信機は第1のデータ処理装置からデータを受信し、デ
ータをランダム化し、データを差分的に同位相および直
角位相のデータ信号にエンコードする。
これらのデータ信号はその後4レベルデータの1つを表
現するデイジタルワードにエンコードされ、各チヤンネ
ルは低域F過され600ヘルツのベースバンド信号を提
供する。さらに低域フイルタからの各出力信号は160
0ヘルツの正弦/余弦リードオンリーメモリ(ROM)
の同相および直角位相の出力で乗算され、加算されるこ
とによつて、デイジタル的に直交振巾変調(QAM)さ
れた抑圧搬送波信号が形成される。この信号はさらにデ
イジタル・アナログ変換器に供給されてデイジタル信号
からアナログ信号に変換され、低域F波されてサンプル
周波数成分が除去され、最後に電話線に導入される。電
話線の反対端に接続された受信機は、電話線によつて特
定の歪みが生じているであろうデータ信号を受信する。
受信機においてアナログ帯域フイルタおよび自動利得制
御器を通過したデータ信号はサンプラにて毎秒4800
回サンプルされ信号はアナログからデイジタル型式に変
換される。正弦,/余弦ROMは到来する信号を非コヒ
レント的に復調し2個のデイジタル低域フイルタは同相
および直角位相チヤンネルに対し夫々所望のベースバン
ドを選択する。送信機および受信機にある低域フイルタ
は(1,1)パーシヤルレスポンス信号を出力するよう
調整されている。信号は直角位相で復調されたのち、2
つの直角位相チヤンネルは1組のトランスバーサル型等
化器によつて等化される。電話線周波数オフセツトおよ
び位相ジツタを補正する搬送波位相補正回路は等化器に
後続する。位相補正されたのち、各チヤンネルからの信
号が検出され、位相補正された信号および検出された信
号に応答するエラー信号が算出される。
このエラー信号および検出された信号はタイミングエラ
ー信号を形成し、タイミングエラー信号は、サンブラに
対するタイミング制御回路によつて、受信機のタイミン
グを送信機に同期させる。またエラー信号は、検出され
た信号と適当に相関をとられ、等化器特性を更新する等
化補正信号を作成する。さらに、エラー信号はフイルタ
一を通され位相補正回路に導入され搬送波位相の補正を
行う。データ群は差分的にデコードされたのち、デラン
ダム化され関連する事務機械に送給される。エラー計算
回路および搬送波位相補正回路の両者が低域フイルタお
よび等化器の後段に配置されていることは特に重要であ
る。フイルタ回路や等化器回路は装置内で相当な遅れを
生じさせるので、これらの回路が位相ロツクループに包
含されていないことは特に都合がよい。これによつて位
相ロツクループの伝送遅れは顕著に減少され、この結果
位相補正回路は高速位相ジツタを高周波で追従しうる能
力を有することとなる。直角位相で振巾変調される両側
波帯パーシヤルレスポンスのデータ変復調装置の構成に
よつて、システムはたつた1200ヘルツの通過帯で4
800bpsを伝送できる。
この狭いスペクトルはダイヤルアップ電話チヤンネルの
98%以上に適応され、このため本変復調装置は特にダ
イヤルアップ電話線による用途に適している。さらに、
電話線帯域の残りはデータスペクトルの上側、下側どち
らも150bpsの二次チヤンネル用に使用可能である
。このような二次チヤンネルは150bps周波数偏移
変調(FSK)された全2重の二次チヤンネルをシステ
ム制御のために合併させることを可能とする。ダイヤル
アップ電話線は特にダイヤルアップ電話線のコストが直
接使用時間に関係することに注目すれば専用電話線と比
べ費用を軽減できる。
さらにダイヤルアップ電話線の使用によつてユーザは1
つの特定用途に制限されないだけでなく、広範囲に拡充
された電話網によつて多くの用途に拡張できる。エラー
信号は等化器、タイミング制御器、および位相ロツクル
ープに対し制御情報を提供し、この結果システムは位相
衝撃(Phasehit)、パルスノイズのような過度
の外来妨害から復元することができる。
変復調器の受信機は送信機の搬送波位相に関して起り得
る4つの搬送波位相角の1つに収斂することができる。
それ故、送信機から既知の一連のデータを送信すること
なくデータを差分的にエンコーデイングおよびデコーデ
イングすることによつて位相角の不明確さは補正されデ
ータ復元が実行される。要するに、データ変復調器は単
に到来するデータの助力だけによつて電話線を把握しこ
れに順応できるようになつている。この発明の上記およ
びその他の特徴並びに利点は添附の図面に関連して図解
された好適実施例の記述により一層明白となろう。好適
実施例の説明 この発明は電話線を介して相互に通信するように配置さ
れた少くともl対のデータ処理装置間のデイジタルデー
タ伝送を増大するデイジタル変復調器に関するものであ
る。
第1のデータ処理装置は第1図に図示されており、参照
数字11で表わされる。第1のデータ処理装置11から
のデータは送信機13においてエンコードされる。送信
機13は両側帯波搬送波抑圧直交振幅変調送信機である
。その後、このデータはデータアクセス装置15に送給
され、装置15は電話線17を含んだ複数本の電話線と
インターフエイスする。好適実施例において、電話線1
7は第2のデータアクセス装置19を介して受信機21
で終端し、受信機21は両側帯波搬送波抑圧直交振幅変
調受信機である。受信機21において到来する信号は第
2のデータ処理装置23に送給される前に復調されデコ
ードされる。このように第1のデータ処理装置からのデ
ータは電話線17を介して第2のデータ処理装置23に
転送される。送信機13は第1のデータ処理装置11と
伝送データアクセス装置15の間において第2図に一層
詳細に図示されている。
エンコーダ25はデータ処理装置11に接続され、24
00bpsまたは4800bpsのようなある特定速度
で処理装置11からのデイジタル化データを受信するよ
うに構成されている。エンコーダ25内において到来す
るデータはランダム化され、差分的にエンコードされ、
以下に明記する理由によつて指摘するように、同相チヤ
ンネル27および直角位相チヤンネル29に分離される
。データチヤンネルが送信機13において分離されるい
かなる場合にも、これらのチヤンネルは以下1チヤンネ
ル27およびQチヤンネル29として引用される。エン
コーダ25の出力において、IおよびQチヤンネル27
,29での信号は夫々デイジタルワード即ちデイジタル
シンボルDIj,dQjを含む。
但し、添字jはj番目のデータシンボルを意味する。各
データシンボルDIj,dQjは複数のデータレベルの
1つを表わし、その数は動作速度に依存する。例えば、
データが2400bpsの速度で送信される場合、デイ
ジタルシンボルは例えば±1のデータレベルを表わす。
4800bpsの動作に対しては、シンボルは例えば±
3および±1のような4つのレベルの1つを表わす。
後者の場合、各デイジタルシンボルは2ビツトを含み4
つのレベルの1つを表わすことができる。デイジタルシ
ンボルは典型的に毎秒1200個の速度で発生し、変復
調器の処理量は毎秒1200シンボル×2(シンボルあ
たりのビツト数)×2(チヤンネル数)、即ち、480
0bpsである。適当にエンコードされたのち、480
0bpsまたは2400bpsの入カデータビツトは夫
々データシンボルd[J,dQjとしてl対の低域フイ
ルタ31,33の一方への入力に現われる。フイルタ3
1,33は一連の遅延段および各データシンボルDIj
,dQjを夫々が各段の1つに関連した複数のタツプ係
数だけ順次乗算する手段をそなえたトランスバーサル型
(Transversal)フイルタである。フイルタ
3F,33の各タツプは受信機21内の類似したフイル
タとの組合せにおいてシステムに(1,1)パーシヤル
レスポンス信号をもたらすように調整された一定の係数
をもつている。乗算により得られた積は総和され各フイ
ルタ31,33の出力を与える。各チヤンネル27,2
9内のデイジタル信号は夫々下記のように表現できる。
但し、91−kはデイジタル低域フイルタ31,33の
タツプ値である。
特定のタツプは90でノ表現でき、この場合先行する連
続的なタツプは91−1,9−2・・・・・・9k−1
で表現できる。
910に後続する連続的なタツプは911,912・・
・・・・91k2で表現できる。
トランスバーサル型フイルタの詳細な説明、この発明の
他の形態並びにこのタイプのデイジタル表現型式はR.
LuckyandJ.SalzandE.WeldOn
,8PrinciplesOfDataCOmmuni
catiOn′2(McGraw−HilI,l968
)に見い出せる。
適当に淵波された後、およびQチヤンネル27,29内
の信号は夫々乗算器32,34に導入され、ここで例え
ば1600ヘルツの搬送波周波数にて正弦/余弦ROM
35からのデイジタル量だけ乗算される。
例えば、チヤンネル27内の信号はボ一速度にて連続し
て繰返し角度12『,24『、および36『の正弦値だ
け乗算される。Qチヤンネル29内の信号はこのような
角度の余弦値だけ乗算される。このように変調された信
号はその後加算器37で組合せられ、デイジタルーアナ
ログ変換器39でアナログ型式に変換され、アナログ低
域フイルタ41で平滑される。このアナログ信号は電話
線17による伝送のためデータアクセス装置15へ供給
される。電話線17を介して伝送された信号は電話線1
7の品質に依存して多少の範囲まで変化することがある
例えば、電話線17が全体のデータスベクトルをずらせ
ることがあり、これは典型的な周波数オフセツトと呼ば
れている。低品質の電話線17はまた位相ジツタを生じ
させることがあり、受信信号の搬送波位相は送信信号の
搬送波位相に対して正弦波状に変化する。また、送信機
13の搬送波位相と受信機21の搬送波位相には初期的
な差異がある。これは一般的に位相オフセツトと呼ばれ
ている。もし電話線17が低品質であれば、対称並びに
非対称の遅れおよび減衰歪みを生ずることがある。
この歪みは電話線17が搬送波周波数に関してスベクト
ル内に各特定周波数に及ぼす影響に起因する。例えば、
スペクトル内のいくつかの周波数はスペクトル内の他の
周波数よりも大きい遅れを蒙る。同様に電話線17はあ
る周波数を他の周波数よりも多く減衰させることがある
。もちろん、受信信号と送信信号の間のエラーを極少に
するため受信機21は電話線17のこのような好ましか
らざる特性をすべて補償できることが望ましい。第3図
のプロツクダイアグラムに詳細に図示されている受信機
21についてその構成要素の詳細な説明をする前に概略
的な説明をしよう。電話線17からの入力アナログ信号
はデータアクセス装置19を介してアナログ帯域フイル
タおよび自動利得制御器43に導入され、制御器43は
所望の帯域および信号レベルを選択する。アナログーデ
イジタル変換器、即ちサンプラ45は送信機13のシン
ボル速度の整数倍に対応した例えば毎秒4800回のよ
うなある速度にて、到来するアナログ信号をサンプルす
る。受信機21の残りの部分の各信号はすべてデイジタ
ル型式である。このように信号は非コヒレントに復調さ
れ同位相チヤンネルおよび直角位相チヤンネルに分離さ
れ、以下これらは夫々受信機21においてIチヤンネル
49およびQチヤンネル51として引用される。各チヤ
ンネル49,51内の信号は乗算器46,48から各デ
イジタル低域フイルタ53,55へ導入され、復調信号
から所望のベースバンド信号を選択する。好適実施例に
おいてこのベースバンドとは送信機のベースバンドであ
る。上記したように送信機13内のフイルタ31,33
とともに(1,1)パーシヤルレスポンス信号をもたら
すように調整されたフイルタ53,55が受信機21内
にある。フイルタ53,55に引続いて、チヤンネル4
9,51内の2つのベースバンド信号が等化回路網57
に導入される。この回路網57はIチヤンネル49のた
めのl対のトランスバーサル型等化器100,102お
よびQチヤンネル51のためのl対のトランスバーサル
型等化器104,106を含んでいる。この回路網57
は電話線17の非対称並びに対称の遅れおよび減衰歪み
を補正する。等化された信号はその後電話線17の周波
数オフセツト、位相オフセツトおよび位相ジツタを補償
する位相補正回路59に導入される。チヤンネル49,
51内の信号は夫々別個にスライサー即ち検出器61で
検出され、位相補正回路網59からの信号とともにエラ
ー計算回路65に導入される。好適実施例において、エ
ラー計算回路65は、サンプラ45のサンプリング速度
、回路網57の等化、および回路網59の位相補正を行
うためのエラー信号を作る。
特に重要なことは、到来するデータのみに依存する単一
のエラー計算回路65を設置することによつて、受信機
21のタイミング、等化および位相補正は到来する信号
の欠陥を補正するように調整できることである。このよ
うな特性の補償によつて、検出器61,63で検出され
たデータはデコーダ79に導入され、ここで信号は差分
的にデコードされ、デランダム化され、第2のデータの
処理装置23に導入される。システムを詳細に説明する
前に記号を標準化した方が好都合である。したがつて、
残りの詳細な説明では下記の記号を数量を示す場合に使
用する。X1−1チヤンネル49内の等化前の信号XQ
=Qチヤンネル51内の等化前の信号YI′−1チヤン
ネル49内の等化後の信号であり、位相補正回路59の
入力信号Yq−Qチヤンネル51内の等化後の信号であ
り、位相補正回路59の入力信号 YI−チヤンネル49内の等化され位相補正された信号 YQ=Qチヤンネル51内の等化され位相補正された信
号検出器61,63からの所望の信号出力は夫々DI,
DQとして表わされる。
このような記号を使用して、エラー信号を受信機21に
あるデータから取出す方法を次に説明する。
第4図に示されたエラー計算回路65の一部を参照すれ
ば、検出器61,63からのDI,DQ信号は夫々l対
の乗算器62,64に導入されることがわかる。判定ス
レシヨールド制御器77にて発生された量分。も乗算器
62,64に導入される。この量企。は一般に1。とし
て引用されるパーシヤルレスポンス信号の初回サンプル
値の最新化推定値である。乗算器62,64から信号D
I企0,DQ企0は夫々l対の差動加算器66,68の
負極端子に導入される。等化後信号Y,YQは加算器6
6,68の入力の正極端子に導入され、下記のエラー信
号が夫々Iチヤンネル49およびQチヤンネル51に対
して作られる。△エラー計算回路65においてこれらの
エラー信号が夫々l対の端子70,72に現われる。
標準記号が設定されエラー信号EI,EQが導出本わた
ので一貝下受信椹21の動作をより詳細に記載する。既
に第3図を参照して気付いたように、サンプラ45で受
信された信号はアナログ信号であつて、実質的に送信機
13で送信された信号であるが通常電話線17の欠陥に
よつて歪みを受けている。この到来信号は次のように表
現できる。S(t)=XIjCOSO)Ct+XQJS
ln(t)Ct但し、XIj,XQjは等化されていな
い信号の同位相および直角位相成分のj番目のデータシ
ンボルωcは正弦/余弦ROM35の角周波数である。
サンプラ45において、この信号は適当に送信機13の
シンボル速度の整数倍に対応した例えば毎秒4800回
のような速度でサンプルされる。
サンプラ45は±512のレベルに応答し各サンプルで
取出される情報は10ビツトのデイジタルワードで表現
できる。このデイジタル信号はl対の乗算器46,48
に導入される。乗算器46において、デイジタル情報は
順次毎秒4800回のサンプル速度にて角度12『,2
4『および36『の正弦値だけ乗算される。乗算器48
においても同様にデイジタル情報は毎秒4800回のサ
ンプル速度にて角度12『,2408および36『の余
弦値だけ乗算される。このような乗数は送信機13の正
弦/余弦ROM35の周波数に等しい例えば1600ヘ
ルツの搬送波周波数をもつた正弦/余弦ROM47から
得られる。ROM35とROM47の搬送波周波数は等
しいけれども、位相関係は等しくならないかもしれない
ので、このような場合は非コヒレントの復調が行われる
。1600ヘルツ搬送波周波数は電話線の通過帯域の1
000ヘルツと2200ヘルツの間に1200ヘルツの
データ通過帯域を設置するので特に望ましい。
これによつてデータ通過帯域の上下両方に150ヘルツ
ニ次制御チヤンネルを設置するに十分な帯域が残される
。1600ヘルツ搬送波はまた4800bpsのサンプ
リング周波数の1/3であるので望ましい。
それ故、3つの等間隔の角度12『,2400,36『
の正弦値および余弦値は復調に際し乗数を与えることが
できる。これらの角度の正弦値は0.866,−0.8
66およびOであり、また余弦値は−0.5,−0.5
およびlである。したがつて、1600ヘルツ周波数で
は単に0.5と0.866のデイジタル量を記憶するだ
けでROM35,47は作用しうる。これらの数値を適
当に符号変換すれば所望の乗数を与えることができる。
到来する信号が上記のように復調されたとき、正弦2乗
項、余弦2乗項および正弦/余弦項が生じ、その夫々は
ROM47の搬送波周波数の2倍の周波数の好ましから
ざる成分を有することとなる。
このため、およびQチヤンネル49,51で得られた積
は夫々デイジタル低域フイルタ53,55に導入され、
2倍周波数項は削除される。フイルタ53,55は送信
機13のフイルタ31,33に関して記述したタイプの
トランスバーサル型フイルタである。それ故、これらは
通常一連の受信デイジタルサンプル値と、複数のタツプ
係数の1つと各サンプル値との積のそれぞれを貯える遅
延段で構成されている。得られた積は毎秒1200回の
速度で加算され、総和は12ビツトのデイジタルワード
に四捨五人さわる。ωヘルツの理想的なチヤンネルを介
して2ωBpsの理想的なナイキスト(Nyquist
)速度で伝送された2進デイジツトに対しフイルタ33
,35および53,55は次の合成信号整形特性をもた
らすように調整できる。
IP7, 但し、Tはシンボル周期である。
これによつてシステム全体に次のインパルスレスボンス
が附与され、これによつてt=±T/2に対し11他の
すべてのサンプリング時間に対し0であることが証明さ
れる。
それ故、時間+T/2で取出されたサンプル1。
および時間−T/2で取出されたサンプル11の両者は
lのインパルスレスポンスを有する。このタイプの信号
法は一般に(1,1)パーシヤルレスポンス信号方式(
PartialrespOnsesignallng)
と呼ばれる。ソステム全体の出力(YJ)は下記の入力
シンボル(Dj)の項で表現でき、1jU』 − U
J−1 したがつてシンボル間干渉は直前のシンボルDjョにの
み起因するので、このタイプはこの発明にとつて好まし
い。
パーシヤルレスポンス信号方式はωヘルツの巾を持つた
チヤンネルを介して2ωBpsのナイキスト速度でデー
タを伝送する実際的な手法を与えることから特に好まし
い。
この発明において毎秒1200シンボルをたつた600
ヘルツのベースバンドを介して伝送できる。この信号は
搬送波上で変調されるとき、1200ヘルツの通過帯域
信号となる。等化回路網57の入力において、各1およ
びQチヤンネル49,51上の信号は下記のように表現
できる。
但し、HIおよびHQは等化回路網57がない場合のチ
ヤンネル49,51と等価なベースバンドの同相および
直角位相インパルスレスポンス特lのサンプル値、DT
jおよびDQjは夫々IおよびQチヤンネル49,51
で伝送されるj番目のデータシンボル、並びに添字1は
HIおよびHQインパルスレスポンス特性の有効項の最
大数を表わす。
さて第5図において、トランスバーサル型等化器100
,102,104,106はタツプ係数が可変である点
を除いてトランスバーサル型フイルタ53,55と類似
していることに気付く。
それ故、等化回路網57は各1およびQチヤンネル49
,51に対し一連の記憶レジスタ85,87を含んでい
る。毎秒1200回の速度で、XIj信号中の12ビツ
トワードか順次レジスタ85に導入され、かつXQj信
号中の12ビツトワードがレジスタ87に導入される。
一連の同相信号用乗算器89においてレジスタ85の各
ワードは夫夫該当する可変タツプ係数CInと乗算され
る。得られた積は加算器91に導入される。同様に、各
レジスタ85か一連の直角位相信号用乗算器93の1つ
に接続され、XIj信号中の各ワードは夫々該当する可
変タツプ係数CQnと乗算される。これらの積は加算器
95に導入される。一連のレジスタ87の夫々は一連の
同相信号用乗算器99の1つおよび一連の直角位相信号
用乗算器97の1つに接続される。同相用乗算器99の
夫々は可変のタツプを有し、乗算器99に各乗算係数C
Inを与える。直角位相用乗算器9rも同様にタツプを
有し、可変乗算係数CQnを与える。レジスタ87中の
シンボルは乗算器97,99内の係数CQn,CInと
乗算され同相積および直角位相積が算出され、これらは
夫々l対の加算器101,103に導入される。加算器
105は加算器91,101からの数量を結合し等化回
路網57の出力に信号YI′Jを導出する。
差動加算器107において加算器95,103からの信
号は減算され等化回路網57の出力に信号Yqjを導出
する。等化回路網57の出力信号は夫々下記のように入
力信号XIj,XQj,同相および直角位相等化器タツ
プCIn89,99,CQn93,97の関数として表
現できる。但し、nは各乗算器89,93,9r,99
の等化器タツプの最大数を意味する。
等化回路網57の出力信号はまた等化アルゴリズムの説
明を容易にするためDIj,DQj,所望のパーシヤル
レスポンス同相および直角位相検知出力信号の関数とし
て表現できる。
それ故、出力信号YI′J,Yqjは下記のように表現
できる。
但し、kは有効項の数を意味し、−k1とK2の間に存
在する。
特にYI′jは理想的にはDIjlOと同一であること
に気付く。それ故、なるべくMQ−kの値をすべてゼロ
に減じシンボル間干渉により得られるDQ項はYIj信
号から除去される。またシンボル間干渉により得られる
DIj以外のDI項のすべてを信号から除去した方が望
ましい。この好結果はk=0に対しMI−k=lかつk
の他のすべての値に対しm−k=0のとき得られる。同
じ解析は直角位相チヤンネルに対してもなし得、理想的
にはYqj=DQjとなる。これらの結果を得るに先立
つて、(4)式において以下を参照されたい。
および、 一般に および および、一般に 但し、 前述した理由から、(4)式を参照して乗算器89,9
3,97,99のタツプが下記の条件を満足するように
調整されるとき(1,1)パーシヤルレスポンス信号法
において適当な等化が生ずる。
MQ−k=0.すべてのkに対しこの条件の下で となり、(4)式は求める結果となる。
− 〜 J2〜υJVVk =0に対しMI−k=lおよびこれ以外ではMI−k=
Oで示されるように、対称な減衰、遅延歪みにもとずく
シンボル間干渉が等化によつてすべて除去される。
また、すべてのkに対しMQ−k−:Oで示されるよう
に非対称な減衰、遅延歪みにもとずくシンボル間干渉も
除去される。ネ赫啼〜11′ υVl\Ijふ」 1
11ノ菖りν1但し、SGNは(ニ)内の項の符号であ
つて、任意数x/0に対しSGN/(x)=SGN(x
)、任意数XOに対しSGN′(x)二0である。デイ
ジタル構成の等化器に対し、各タツプ係数CIn,CQ
nはデイジタル数(例えば12ビツ0 (9)式は理想
的な出力信号を表わすので、理想的信号からの偏差はエ
ラー信号を表わし既に(1)式で誘導したエラー信号が
発生する。
但し、八は判定スレシヨールド制御器77によつて与え
られた10の推定値である。
その後、等化器タツプ係数CIn−CQnを調整するた
め、これらのエラー項は適当な検知パーシヤルレスポン
ス信号DIj−。
、DQj−nと相関を取られる。但し、nはシンボル間
干渉を極小にするタツプの最大数以下である。例えば、
第5図を参照すればタツプ係数CI−n1を調整するた
めエラー信号EIJ,EQjはn1シンボルだけ遅らせ
ることができ、CI−n1は下記項の関数の相関関係に
よつて制御される。同じように、タツプ係数CI−N,
+,は次の項の関数によつて制御される。
\晶J1{νJ具五1r1v(7〜VxjJl(セシ』
lノさらに、タツプ係数CI−N,+nも一般的に次の
項の関数によつて制御される。
〜−1JJ具1ノド(′)V\ν1Ltν』五lノ但し
、−N,〈n<N2また、タツプ係数CQ−n1+nも
一般的に次の項の関数によつて制御される。
このようなE,EQ,DおよびDQ項の関係を満足する
特定関数は下記のように定義できる。
j−F鴇Jlllllノトの係数)であつて、このデイ
ジタル数はシンボル毎にlステツプ以上増減する。
例えば12ビツト係数は2の12乗、4096のトータ
ルステツプ、すなわち2048の正ステツプおよび20
48の負ステツプを有する。
1,0であるCIOを除いて(−Ni<n<N2)に対
するすべてのCInは下記のように調整される。
また、OであるCQOを除いて(−N,〈n<N2)に
対するすべてのCQnは下記のように調整される。関数
El,E2,E3,E4はエラー計算回路65からDI
,DQ,EI,EQの入力を受信するよう接続された等
化制御回路網69で導出される。
関数El,E2は第5図に示すように同相信号用乗算器
89,99のタツプを上記テーブルに従つてステツプす
るように関係づけられる。同じように関数E3,E4も
上記のテーブルにしたがつて直角位相信号用乗算器93
,97のタツプをステツプするように関係づけられる。
EI,EQ信号の振巾に比例した値を有する他のエラー
項も導出され、等化器タツプ係数の比例的調整を容易に
する。
このようなエラー項は当該分野の技術者にとつて自明で
あると考えられる。この特定の実施例において、必ずし
も限定されないが(1,1)パーシヤルレスポンス信号
方式を使用したオペレーシヨンのために特に構成された
自動適応型等化手法について記述してきた。この等化手
法は簡単かつ経済的な全デイジタル化構成のために設計
されている。この手法は電話チヤンネル上に発生する対
称並びに非対称の減衰、遅れ歪みを補正する。検知パー
シヤルレスポンス信号DIj,DQjを利用して等化を
実行する前述した特定の実施例において、等化器は位相
補正ループの前方に設置する事が出来、これによつて高
周波位相ジツタ補正能力を相当改良することが出来る。
これはまたランダムデータ伝送で自ら修正を行うので修
正のための特別の信号音や特殊コードの送信を必要とし
ない。さらに両チヤンネルの多数表決を利用し高速かつ
有効な等化機能を発揮する。位相補正回路網59を説明
する前に、加算器105,107からの等化信号を次の
ように表現できることに気付く。
フ 但し、DI,DQは検出器61,63からの所望信号出
力、10はインパルスレスポンスの初回サンプル値、お
よびφは不所望の位相、周波数オフセツト、位相ジツタ
に帰因する角度である。
YI,YQが夫々DIlO,DQlOに等しくなる所期
の成果を達成するため、一般に位相補正回路網59が(
自)式からSlnφおよ?0sφの各項を取除くことが
望まれる。これは第3図に示され4個の乗算器109,
111,113,115を含んだ回路網59の好適実施
例によつて達成される。乗算器109,111において
信号YI′Jは被乗数となり、乗算器113,115で
は信号YqJが被乗数となる。正弦/余弦ROMll7
は理想的には可変角度一メの正弦および角度−Iの余弦
に対する出力信号イ与え、この正弦および余弦は夫々−
Sln(fおよび+COS(fに等価である。COsφ
″信号は乗算器109,115に導入されその内にある
被乗数を夫々乗算する。同じように、−Sln(f信号
は乗算器111,113に導入され、その内にある被乗
数を夫々乗算する。加算器119は乗算器109113
からの積を加算するよう接続され、差動加算器121は
乗算器111,115に接続され、それらの積差を算出
する。それ故、加算器119,121から夫々同相およ
び直角位相チヤンネル49,51に導入される信号は下
式のように表現できる。さて、ROMll7の角度Iが
位相ジツタおよびオフセツトに起因する角度φに等しい
ならば、◎式から(自)式への代入によつてYI=DI
/oおよびYQ=DQlOが証明される。
もちろん、これは希望する結果である。前記の解析から
、正弦/余弦ROMll7が角度φに等しい角度σの正
弦および余弦値を与えるならば、所望のデータを検出で
きることが明白となる。
これは理想的な状態であつて、実際ROMll7の角ル
σは若干異なる。このため、正弦/余弦ROMll7の
入力角度σを更新し位相エラーの変動を補償することが
特に望ましい。またこの位相角補正をできる限り迅速に
なしシステムが位相エラーの高速変動に追従できるよう
にすることが重要である。この目的を達成するため、位
相補正回路網69およびエラー計算回路65を含んだ位
相ロツクループを設置しROMll7の入力角度(fを
更新する。第4図のエラー計算回路65の1つの機能は
位相ロツクループに対し特定のエラーアルゴリズムを生
じさせることほある。
それ故、エラー信号計算回路65は大地125に接続さ
れた1個の入力端子および信号YIを受伯するように接
続された別の入力端子を有する1個の比較器123をも
つ。比較器123は信号YIの符号を決定しこの符号を
乗算器12rに導入するよう構成される。同じように基
準電位125に接続された比較器129は信号YQを受
信し信号YQの符号を乗算器131に導入するよう構成
される。端子RO上のEI信号は乗算器131に導入さ
れ、端子R2上のEQ信号は乗算器127に導入される
乗算器131で得られた積は差動加算器137の正極端
子に導入され、乗算器127からの積は加算器137の
負極端子に導入される。加算器137の出力は数量EI
−SGN(YQ)−EQ−SGN(Y)として表現でき
る。好適実施例において、この数量が伝達関数Kを有す
る可変利得制御器によつて乗算される回路網139に導
入される。
Kは検出器61,63のDI,DQ信号から導出される
。位相エラー信号上の変調された信号DIjlO,DQ
jlOの効果を減少させるため、関数Kは下式のように
表現できる。Kの特定値はDI,DQの絶対値は依存し
、この絶対値はシステムで使用される特定のエンコーデ
イング動作に依存する。
例えば、コード化データサンプルDIは現在のデータサ
ンプルdの値と直前のデータサンプルDI−1の値を組
合わせることによつて与えられる。したかつて、データ
サンプルDIが+1,−1のような2つの値を有するな
らば、コード化データサンプルDIは+2,0,−2の
ような3つの値をとりうる。これは一般に下記のように
作表できる2/3オペレーシヨンと呼ばれる。他のタイ
プのオペレーシヨンはデータサンプルDIが+3,+1
,−1,−3のような4つの値を有しコード化データサ
ンプルDIが7つの値をとるもので好適実施例において
使用されている。
この4/7オペレーシヨンは下表のごとくなる。DQに
対する値は同じようにデータサンブルD9の対応するレ
ベルから導出される。最後にKの特定値はDI.DQの
値を(自)式に代入することによつて決定される。前記
のように、加算器137の出力は町変利得制御器139
においてこの伝達関数Kだけ乗算され、位相ロツクルー
プに対し下記のエラーアルゴリズム(EPLL)が与え
られる。
エラーアルゴリズムEPlLの詳細な解析によれば、φ
の小さな角度に対してEPLL−0であることが解明さ
れる。
それ故、φの小さな角度に対して(1)・(自)および
(自)式を引用すればEIJ−EQJは次式のごとくな
ることが明白となる。1????vυ したがつて、YI.YQの符号は夫々DI.DQの符号
と同一であるので、05)式の分子の数量は下記のよう
に表現できる。
07)式を(15)式に代入すれば、EPLOは′。
Slnφに等しいことが明白となる。さらに1ラジアン
よりかなり小さいφの角度に対し、EPL3は1。φに
等しい。lに正規化された1。に対し、EPllはφラ
ジアンとなり、これはもちろん等化信号YV,YQ′か
ら位相φを取除くための所望のエラー信号である。位相
ロツクループはより詳細に第6図に示されている。
位相補正回路網59およびエラー計算回路65に加えて
、位相ロツクループは好ましくは検出器61,63およ
び回路網59中のエラー計算回路65とROMll7の
間に接続されるフイルタ140を含む。フイルタ140
はエラー信号EPLOに応答して正弦/余弦ROMll
7の角度φ2を最新のものにするための手段を提供する
。この目的を達成するためフイルタ140は夫々概略的
に141,142で示される1次応答分岐路および2次
応答分岐路を含む。エラー信号EPLLは好ましくは1
次応答分岐路141中の制限器143に導入される。制
限器143は±3のの範囲内にある位相角差のみを通過
させるようにセツトされており、位相補正の速度を制御
する。この差△φは概略的に145で示されている積分
器に導入される。フイルタ140中の2次応答分岐路1
42は概略的に147で示された積分器を含み、好まし
くは積分器147はその人力端子の1つでエラー信号E
Pllを受信するよう設定される。
積分器147の他の入力端子は遅延器148を介して積
分器147の出力に接続される。好適実悔例において積
分器147の出力は増幅器149にも接続され、増巾器
149は位相ロツクループの利得を調整する手段を提供
する。その後増巾された信号は制限器151を介して積
分器145に導入される。好適実惟例において制限器1
51は±1さの範囲内の角度差のみを通過させるように
セツトされている。それ故、制限器143,151は位
相ロツクループが見るからに大巾なEPl、信号の変動
に対し補償し過ぎることはないことを保証する。既述し
たように、到来する信号の周波数オフセツトは時間経過
につれて位相を直線的に変化させ、一方到来する信号の
位相ジツタは時間経過とともに位相を正弦的に変化させ
る。
積分器147は位相差△φの直線的変化に応答し2次応
答分岐路142は周波数オフセツトを補償することに気
付く。また、1次応答分岐路141は位相差△φの正弦
的変化に応答し1次応答分岐路141は受信信号の位相
ジツタを補償する。ROMll7に角度φ5を与える積
分器145の出力には帰還ループ153が設置され、そ
の結集積分器145への入力は以前の角度φ7だけでな
く夫々1次および2次応答分岐路141,142からの
最新化情報を含む。
このようにROMll7の角度φ7は実質上角度φに維
持され等化信号YI′,YQ′中の不所望の位相項が実
質的に位相補正回路網59によつて除去される。例を挙
げると、位相角度φが50的.現在の角度φ2が49と
の場合、位相角度差△φは+1角となる。
この差は制限器143の適正範囲内にあるので、数量は
積分器145へと通過する。積分器145において、+
14の角度差は以前の角度φ′に加算され、更新φ5は
50角に等しくなる。このようにして、正弦/余弦RO
Mll7の角度φ7はYI′,YQ′信号中の角度φと
等しくなる。2次応答分岐路142による補正は信号E
PLLの以前の経過に依存するので、この補正はこの基
本例において考慮されていない。
第3図に示すように、位相補正回路網59からのYI,
YQ信号は検出器61,63に導入され、パーシヤルレ
スポンス信号DI,DQが夫々検出される。
判定スレシヨールド制御器77は等化制御回路網69と
検出器61,63の間に接続され、同相および直角位相
チヤンネル49,51の両者に対して夫々判定スレシヨ
ールド値l。を自動的に調整する。この判定スレシヨー
ルド制御器77のオペレーシヨンは固有のシステムオペ
レーシヨンにおける信号レベルの変動を阻止するのに望
ましい。(1)式を引用すればEI,EQは下式のよう
に表現できることが思い出される。
△ 但し、既述したように会。
は判定スレシヨールド制御器77によつて得られるl。
の推定値である。DIjlo,I)Qjloを夫々YI
J,YQjに代入し、各項を組合わせることによつて、
(1)式は次のようになる。(自)式の両1,Qチヤン
ネルエラー信号の符号を夫々取り出し両1,Qチヤンネ
ル検出信号DI,DQの符号で乗算されると、等化制御
回路網69によつて作られる(自)式の項E1(n)と
E2(n)の特別な場合としてn−0と同じになる。
E1(0),E2(0)が夫々下式のごとくなることは
自明である。E1(0)−E2(0)−SGN(lo−
へ)09)式独立式が形成されるので、両者とも判定ス
レシヨールド制御器77に使用さたるへの値を更新する
情報として利用できる。
典型的な制御器77は第9図に示されたタイプであつて
、等化制御回路網69からエラー信号E1(0)E2(
0)を受信するよう接続された積分器制御回路網195
を含む。
積分器制御回路網195は遅延器199を含んだ積分器
197に接続され、積分器197は既に企。で表わした
!。の推定値を出力する。(自)式を参照すれば、(l
o一企。
)が正であればヘが小さ過ぎることが明白である。この
状態は積分器制御回路網195によつて検知され積分器
197は積分されへの値を増加させる。逆に(lo−企
。)が負の場合、積分器制御回路網195は積分器19
7を減分させへの値を減少させる。E1(0)E2(0
)の他の起り得る値は下表にしたがつて処理され積分器
197をステツプさせる。但し、E1(0),E2(0
)はn−0の特別の場合における(自)式中のE1(n
),E2(n)である。
積分器97の出力から推定値へは判定基準乗算器201
に導入され2400bpsオペレーシヨンに対し基準数
量士へおよび4800bpsオペレーシヨンに対し他の
基準数量±3へ、±5企。を提供する。これらの基準数
量は導体203を介して検出器61,63に導人される
。検出器61,63においてこれらの基準数量はYI,
YQの特定の信号レベルが2/3オペレーシヨンでの3
レべルの1つとしてまたは4/7オペレーシヨンでの7
レベルの1つとして検出される範囲内の限度として使用
される。例えば、2/3オペレーシヨンにおいて特定の
YI信号が下表のごとく表示されるならば、DIの対応
する値は検出されるであろう。4/7オペレーシヨンに
おいて判定基準乗算器201は下記のごときパーシヤル
レスポンス信号の判定のため5へ,3企。
,へ,−3企。およびー5へのレベルを提供する。判定
オペレーシヨンは夫々検出器61,63でのY,YQパ
ーシヤルレスポンス信号検出に対して同様に行われる。
サンプラ45のサンプルタイミングは特に影響大である
もし到来信号のサンプルが送信機13と同じデータ速度
、例えば毎秒4800回の速度で行なわれないならば、
データ処理装置23に送給された検出データはデータ処
理装置11によつて発生されたものに対応しなくなるだ
ろう。サンプラ45のタイミングの1つの技法は検出器
51の直前に現われるYI信号のパーシヤルアイパター
ン(Partialeyepattern)を示す第7
図を参照すれば適切に説明される。このアイパターンは
連続的なサンプリング時間T−1.T0.T+1でのY
IまたはYQ信号の起り得る7つの信号レベルを表わす
。これらの信号レベルは4/7オペレーシヨンで数量検
出された信号DIまたはDQの起り得る7つの値に対応
する。このアイパターンは時間T−1で7つの異なつた
レベルをもつが時間TOでは夫々0のレベルをもつ信号
153の第1のグループを含む。信号153の第2のグ
ループは夫々時間TOでOレベルをもつが時間T+1で
は7つの異なつた値のうち1つをもつ。好適実悔例にお
いて隣りのボ一での信号DIまたはDQは3レベル以上
も異ならない。例えば、DIが+2の値を有するならば
、次のDIは+2より3レベル以上も離れた−6を除い
て7つのレベルのいずれかをとり得る。それ故、信号1
53,155の各グループは単に所定のサンプル周期に
おいて1つの信号が7つの異なつたレベルの1つで発生
し以前のレベルより3レベル以上離れない4つから7つ
までの異なつたレベルのうちのいずれかで終了するとい
う事実を示す。この結果、37個の異なつた信号の1つ
が特定のサンプリング周期内で発生する。したがつて、
YI信号のアイパターウの全体は7個のレベルの夫々お
よびサンプリング時間の夫々での信号の集群を示す。も
ちろん、サンプリングは信号の集群に対応した時間にて
サンプラ45で取出されることが望ましい。
異なつた信号レベルはこれらの時間で最も簡単に区別し
うるので、このような時間は好ましい。このことは起り
得る信号の集群およびサンプルの適当なタイミングを示
すためにその1部のみが第7図に示されている信号15
7の第3のグループを参照すれば認識できる。いくらか
の起り得る信号が第7図に示されているけれども、所定
の時間間隔では唯1個の信号がアイパターンに現われる
ことが明瞭となろう。例えば、アイパターンは図示され
た時間間隔で唯1個の信号159からなろ一う。サンプ
ラ45のタイミングが正確ならば、信号159はYI信
号が厳密に−6のDIlOレベルに対応する時間TOに
て検出される。信号159がより早い時間TElまたは
より遅い時間T1で検出されれば、YI信号とDIlO
レベルとに差が生ずる。この差はエラー計算回路65に
よつてエラー信号EIに与えられることに気付く。1例
として、時間TLに対応したポイント161において、
エラー信号EIは正の値をもつ。
しかし時間TEに対応したホーン口63でも信号EIは
正の値をもつので、ポイント161,163は単に信号
EIの符号だけでは区別できない。幸い、EIに同一の
符号を与えるポイント161,163は信号がポイント
161,163の夫々を通過するときの信号159の傾
斜によつて区別できる。例えば、ポイント161での信
号159の傾斜は正であつて一方ポイント163での信
号の傾斜は負であることに気付こう。実際、時間TEで
サンプルされた信号DIは正のEに負の傾斜を与え、あ
るいは負のEIに正の傾斜を与えることが証明されよう
。この結果、以前にサンプルされた信号DIはエラー信
号EIおよび負である傾斜(DI−DL,)の積に対応
する。逆に、時間TLでサンプルされた信号DIは正の
Eに負の傾斜を与え、あるいは負のEIに正の傾斜を与
えることが証明されよう。この結果、以前にサンプルさ
れた信号DIはエラー信号EIおよび負である傾斜(D
I−DI−1)の積に対応する。逆に、時間TLでサン
プルされた信号DIはエラー信号E工および正である傾
斜(DI+1−DI)の積に対応する。したがつて、タ
イミングエラー関数Tは―y^\ν―丁1 −?′ の符号をモニタすることによつて、Tが正ならばタイミ
ングが早く、Tが負ならばタイミングが遅いことを検知
でき、それ故タイミングを補正することができる。
タイミングが早いならば、(20)式の左側の総和が確
かに負であつて右側の総冴I!まいくつかのボ一にわた
つてOに平均化される。それ故、Tは負となりタイミン
グは補正される。タイミングが遅いならば、(至)式の
右側の総和は確かに正であつて左側の総和はOに平均化
される。このときTは正であつてタイミングは適当に進
められる。(20式は次式のように簡単化できる。それ
故、タイミングはエラー信号EIおよび夫夫時間T−,
.TO.T+1にて検出信号DLl.DI+1の値によ
つて判定されたYI信号の傾斜にもとずいて制御される
。しかし、数量DI+,はタイミングエラーが適当に判
定された時間TOにおいて利用できない。このことは次
式を注目することによつて処置できる。但し、EI−1
は時間T−1でのエラー信号に対応し、DI−2は時間
T−1に先行する時間T−2でのDIである。
したがつて、適当な代入によつて、タイミングエラー関
数Tは時間TOで既知の数量の項で下記のように書き直
すことができる。4ba?i−?1〜b′ (22)式は乗数EL,の符号が所望の検出情報を供給
することに注目することによつてさらに簡略化できる。
この結果(23)式が生じ、これはより簡単に条件づけ
られ乗数の記憶が簡略化される。このタイミングエラー
関数Tは第8図のプロツク図に示されたタイミング制御
回路網166によつて作られる。信号計算器65からの
SGN(EI)信号は遂次特定のエラー信号El.EI
−1に夫々対応した1対のレジスタ167,169に供
給さノれる。
レジスタ169からのSGN(EI−1)は乗算器17
3に導入される。同じように、検出器61からのDI信
号は遂次シンボルD.DI−1.DL2に夫々対応した
3個のレジスタ175,176,177に導入される。
Dl.DI−2信号は差動加算器179で減算され、得
られた出力(DI−D1−2)は乗算器173に導入さ
れる。乗算器173の出力(21)式に記載されたタイ
ミングエラー関数Tに対応する。この信号は積分器18
1に導人され、積分器181はタイミングエラー関数T
の符号の変化を検出する。好適実悔例において4.8メ
ガ・\ルツのような高周波数を有するクロツク183は
ボ一速度発生カウンタ185に接続される。
カウンタ185はクロツク183からのパルスの特定数
をカウントするよう設置され、この特定数は所定の時間
間隔に対応する。例えば、特定数は1000であつて、
1/4800秒の時間間隔においてカウンタ185は4
.8メガヘルツの周波数を有する1000個のパルスを
カウントする。カウンタ185はサンプラ45に接続さ
れ1000個のパルスをカウントする時間間隔はサンプ
ラ45のサンプリング速度を制御する。
タイミング制御回路網166にはカウンタ185のカウ
ント数を増加あるいは減少させる手段が設置され、サン
プラ45のタイミング速度は夫々減少あるいは増加する
。この手段はタイミング速度調整制御器187を含み、
この制御器187は積分器181からの信号を受信しこ
の信号を附加または削除パルス回路189に導入する。
タイミング速度調整制御器187はゲート188を含み
、ゲート189はタイミング関数Tの符号を附加または
削除パルス回路189に導入するのを閉路出来るのが好
ましい。カウンタ185の出力に応答する調整速度カウ
ンタ191は調整制御器187に接続され、ゲート18
9を開路する期間を制御する。この期間は1ボ一より長
い間システムがタイミング補正する間隔を持つことが出
来るので望ましい。例えば、好適実悔例においてこの時
間間隔は16ボ一に等しい。好適実惟例においてパルス
回路189の出力はカウンタ185に接続される。
積分器181からプラス符号を受信すると、パルス回路
189はカウンタ185でカウントされたパルスに余分
のパルスを附力叱、特定数のパルスをカウントする期間
は短縮される。この結果、サンプラ45のタイミング速
度が増大する。同じように、積分器181からマイナス
の符号を受信すると、パルス回路189はカウンタ18
5によつてカウントされたパルスからパルスを削除しサ
ンプラ45のタイミング速度は減少する。クロツク18
3の周波数とカウンタ185によつてなされた特定のカ
ウントとの比率はタイミング速度の増大または減少の量
を決定する。
それ故、クロツク183の周波数が4.8メガ・\ルツ
、カウンタ185の特定のカウントが1000パルスで
ある場合、パルス回路189による1個のパルスの削除
または附加によつて夫々1ボ一1/4800だけタイミ
ング速度は加速または減速される。前述したこの発明の
好適実強例は既存の電話線を介してデータを伝送する際
に格別の利点を有する。毎秒1200シンボルにて(1
・1)パーシヤルレスポンス信号方式を採用することに
よつて、この発明の変復調器はただ600・\ルツのベ
ースバンド.また1200ヘルツの両側波帯で4800
bpsの速度にてデータを伝送できる。例えば、送信機
13の搬送波が1600ヘルツの周波数を有するならば
、一次デ゛一タチヤンネルは1000ヘルツと2200
ヘルツの間のスペクトルを占有する。これは電話線スペ
クトルの最良の部分であるので、電話線は満足のいくオ
ペレーシヨンのために簡単に等化される。さらにこの適
当なスペクトルは電話線毎に大きく変化しないので、変
復調器は既存の電話線のほとんどに対し有効的に動作す
る。ほとんどの電話線において、1000ヘルツ220
0・\ルツの間の一次データチヤンネルは次データチヤ
ンネルの上下帯に150bps周波数偏移変調単信チヤ
ンネルの伝送のために十分な帯域を残している。この発
明において一次チヤンネルは1000・\ルツと220
0ヘルツの間のスペクトルを占有する。既述した特化回
路網57は特にパーシヤルレスボンス方式を有するシス
テムに使用するように構成されている。
これは既に利用できる検出データ信号を使用し、他に等
化されていない信号の符号を決定し記憶するのに使用さ
れる回路を省略できる。また同相および直角位相信号の
両者の多数表決を使用して等化調整の精度および等化収
斂現象の速度を増大させる。等化回路網57は典型的に
電話伝送線17によつて生ずる遅れ、減衰ひずみを補償
する。
エラー信号EI.EQに応答して、等化器100,10
2,104,106のタツプは自動的に最新のものにさ
れ、電話線特性の変化を補正する。送信信号を前もつて
歪ませる必要がなく、受信機の手動調整も必要でない。
また等化回路網57は信号パルスの前後にあられれるシ
ンボル間干渉を補正するという重要な利点がある。さら
に、回路網57はそれ自体既述した理由のため非常に望
ましい直交両側缶波受信機とともに使用されるのに特に
適している。位相補正回路網59の適当な位置も特に重
要である。
低域フイルタ53,55および等化回路網57はデータ
の復調および検出のときに若干の遅れを生み、これらの
成分は高速のレスポンスが必要とされる位相ロツクルー
プのような補正ループから取除くことが望まれる。従来
技術のシステムにおいて位相ロツクループはフイルタ5
3,55および等化回路網57を含み、伝播遅れが顕著
であつた。この発明の位相補正回路網59によつて、位
相ロツクループはこのような遅延装置を含まず伝播遅れ
は極小にされる。これによつて位相補正回路網59は高
速位相ジッタに応答でき、位相エラーの小さい偏差でさ
え補償し過ぎることなく補正される。この発明のタイミ
ング制御回路網166はデイジタルシステムにおいてタ
イミング復元および制御を提供するので、特に有利であ
る。
システムは時間基準を設定するためアナログ信号の変化
に依存する必要がない。到来するデータはタイミング、
等化および位相補正のため最新化情報を提供することが
特に重要である。
エラー計算のための基準を与えるためパイロツト信号を
送信する必要がない。さらに、工ラ一信号EI.EQは
各回路網を最新のものにするのに使用されシステムの好
循環を保有する。この発明は特定の実悔例を参照して記
述したが、この発明は別な方法で実悔できることはこの
分野の技術者にとつて自明である。このためこの発明の
範囲は添附のクレームのみによつて確定されるべきであ
る。なお、以下に列記するものはすべてこの発明の実弛
の態様をなすものである。
(1)、伝送される信号に周波数のオフセツト、遅れ、
減衰歪み、および、位相のオフセツト、位相のジツタを
もたらすような特性を有する電話線を介して第1および
第2のデータ処理装置にデータを伝送するシステムであ
つて、電話線による伝送に先立つて第1のデータ処理装
置からのデイジタルデータを受信しデータをアナログ信
号を変換するように接続された直交両側帯波送信機と、
アナログ信号を受信するように電話線に接続され、デー
タをデイジタル化しデータを第2のデータ処理装置に供
給する直交両側帯波受信機と、送信機および受信機に含
まれ、(1.1)パーシヤルレスポンス信号整形するよ
うに調整されたフイルタ手段と、をそなえたシステム。
(2)、第1項記載のシステムにおいて受信機は電話線
に接続され、データをデイジタル化しデイジタル化デー
タを復調し復調信号を得る第1の手段と、第1の手段に
接続され、復調信号中のデータを検出し検出信号を得る
第2の手段と、検出信号および復調信号に応答しエラー
信号を算出する第3の手段と、第1および第2の手段の
間に配置され、エラー信号に応答し電話線によつて伝送
された信号の遅れおよび減衰歪みを等化する第4の手段
と、をそなえたシステム。
(3)、第2項記載のシステムにおいて受信機はさらに
第4および第2の手段の間に配置される第5の手段をそ
なえ、第5の手段はエラー信号に応答し電話線によつて
伝送された信号の位相および周波数オフセツト、並びに
位相ジツタを補正するシステム。
(4)、電話線を介して第1および第2のデータ処理装
置間にデータを伝送するシステムであつて、特定の周波
数で第1のデータ処理装置からのデータを受信しデータ
を変調し電話線による伝送のための第1の信号を得る第
1の手段と、第1の手段に含まれ、データを整形し、特
定の周波数の1/4以下の帯域に制限された送信信号を
得る第2の手段と、電話線および第2のデータ処理装置
に接続され、第1の信号を復調し復調データを検出し検
出データを第2のデータ処理装置に導入する第3の手段
と、をそなえたシステム。
(5)、第4項記載のシステムにおいて、第1の手段は
直交両側帯波搬送波抑圧送信機であり送信信号のスペク
トルは特定の周波数の1/4より小さい巾を有するシス
テム。
(6)、第5項記載のシステムにおいて第1の手段に含
まれかつ第1のデータ処理装置に接続されデータを7レ
ベル信号に符号化し符号化データを第2の手段に導入す
る第4の手段をそなえたシステム。
(7)、第6項記載のシステムにおいて第3の手段に含
まれ復調信号を整形し特定の周波数の1/8より小さい
巾を有する通過帯域を設立する第5の手段をそなえ、第
2および第5の手段はシステムに対し(1・1)パーシ
ヤルレスボンス信号方式を供与するシステム。
(8)、第1のデータ処理装置から第2のデータ処理装
置にデータを伝送するシステムであつて、第1のデータ
処理装置からのデータを特定のデータ周波数で受信し、
データをコード化し整形し特定のデータ周波数の1/8
より小さい巾のベースバンドを有するデコーダ信号を得
る第1の手段と、第1の手段に接続され、整形データ信
号を変調し第1の手段によつて設立されたベースバンド
の2倍に等しい帯域巾を有するデータスペクトルを送信
信号に附与する第2の手段と、をそなえたシステム。
(9)、第8項記載のシステムにおいて、通過帯域を有
し、第1および第2の手段間に送信信号を伝送するよう
接続された電話線と、搬送波をデータ信号で変調し、そ
の搬送波は電話線の通過帯の中央に位置ずけられた周波
数を有しそのため送信信号のデータスペクトルはその中
心が電話線の通過帯の中央に位置ずけられるようにされ
た第2の手段と、データスペクトルの上側か下側の電話
線の通過帯域に配置され、データ信号とシステム制御情
報の同時伝送のため設置された少くとも1個の二次チヤ
ンネルと、をそなえたシステム。
σ0)、データ信号にデータ信号の周波数の対称並ひに
非対称の遅れおよび減衰歪みを含んだ第1の特性を与え
る電話線上でデータ信号を伝送するシステムにおいて、
電話線に接続され、送信信号を非コヒレントに復調し夫
々第1の特性を有する同相および直角位相成分をもつた
第1の信号を得る第1の手段と、第1の信号を受信しそ
の第1の特性を等化し第2の信号を得る第2の手段と、
第2の信号中のデータを検出し第3の信号を得る第3の
手段と、第2の手段および第3の手段に接続され、第2
および第3の信号の特性に依存した特性をエラー信号に
与える第4の手段とをそなえ、上記第2の手段はエラー
信号に応答し自動的にデータ信号の第1の特性中の変動
を補償するシステム。
(自)、第10項記載のシステムにおいて第2の手段
二は第1の手段に接続され、エラー信号に応答し第1の
信号の同相成分の第1の特性を等化する第1の等化器手
段と、第1の手段に接続され、エラー信号に応答し 二
第1の信号の直角位相成分の第1の特性を等化する第2
の等化器手段からなるシステム。
(12)、第11項記載のシステムにおいて、第1の等
化器手段に含まれ、第1の信号の同相成分の対称的な第
1の特性を等化する第1の同相用トランスバーサル型等
化器と、第1の等化器手段に含まれ、第1の信号の同相
成分の非対称的な第1の特性を等化する第2の直角位相
用トランスバーサル型等化器と、第2の等化器手段に含
まれ、第1の信号の直 J角位相成分の対称的な第1の
特性を等化する第3の同相用トランスバーサル型等化器
と、第2の等化器手段に含まれ、第1の信号の直角位相
成分の非対称的な第1の特性を等化する第4の直角位相
用トランスバーサル型等化器と、第1および第3の等化
器からの入力を受信するように接続され、等化された同
相成分を第2の信号に附与する第1の加算器と、第2お
よび第4の等化器からの入力を受信するように接続され
、等化された直角位相成分を第2の信号に附与する第2
の加算器と、をそなえたシステム。
3)、第12項記載のシステムにおいて、第1、第2、
第3および第4の等化器のうち少なくとも1つは第1の
信号の各成分中のデータを順次受信する一連の遅延レジ
スタと、夫々レジスタの各個中のデータに町変係数を乗
算し積を算出する一連の等化器乗算器と、各乗算器から
の積を加算しその総和を第1および第2の加算器のうち
の1つに導入する手段と、エラー信号に応答し等化器乗
算器の係数を変化させ、第1の信号の第1の特性中の変
動を補償する手段と、をそなえたシステム。
1、データ信号に位相、周波数オフセツトおよび位相ジ
ッタを含んだ位相特性を与える電話線を介してデータ信
号を伝送するシステムにおいて、電話線からのデータ信
号を受信しデータ信号を非コヒレントに復調し第1の信
号を得る第1の手段と、第1の信号を受信し実質的にそ
の位相特性を補正し第2の信号を得る第2の手段と、第
2の信号中のデータを検出し第3の信号を得る第3の手
段と、第2および第3の信号に応答し、第1の信号中の
位相特性の変動に依存する特性をもつたエラー信号を得
る第4の手段とをそなえ、上記第2の手段はエラー信号
に応答し第1の信号の位相特性の変動を補償する受信機
5)、第14項記載のシステムにおいて、第2の手段に
含まれエラー信号に応答し第1の信号を第1の信号の位
相特性に依存した特性を有する係数だけ乗算し実質的に
第2の信号中の位相特性を除去する第5の手段をそなえ
たシステム。
6)、第14項記載のシステムにおいて、第1の信号お
よび第2の信号の夫々は第1および第2の成分を有し、
第2の手段は第4の手段のエラー信号に応答し、夫々第
1の信号の位相特性に依存する特性をもつた第4の信号
および第5の信号を得る第5の記憶手段と、第1の信号
の第1の成分および第4の信号に応答し第1の積を算出
する第1の乗算器と、第1の信号の第1の成分および第
5の信号に応答し第2の積を算出する第2の乗算器と、
第1の信号の第2の成分および第5の信号に応答し第3
の積を算出する第3の乗算器と、第1の信号の第2の成
分および第4の信号に応答し第4の積を算出する第4の
乗算器と、第1の積から第3の積を減算し第2の信号の
第1の成分を得る差動加算器と、第2の積を第4の積に
加算し第2の信号の第2の成分を得る加算器と、をそな
えたシステム。
(5)、第1の周波数で第1のデイジタルデータ信号を
受信し伝送のため第1の信号をアナログ型式に変換する
送信機、並びに伝送線に接続され、特定のサンプリング
速度でアナログデータ信号をサンプリングし特定のサン
プリング速度に依存する第2の周波数を有する第2のデ
イジタルデータ信号を得るサンプリング手段と、サンプ
リング手段に接続され、第2の信号を復調し、等化し、
位相補正する第1の手段と、第2の手段に接続され、第
3の信号中のデータを検出し第4の信号を得る検出手段
と、第3および第4の信号に応答し第1のエラー信号を
得る計算手段と、第1のエラー信号に応答しサンプリン
グ速度を補正し第2の周波数を第1の周波数に一致させ
る補正手段とをそなえ、第4の信号中のデータは第1の
信号中のデータに対応する受信機を含み、伝送線を介し
てデータを伝送する組合せ。
A8)、第17項記載のシステムにおいて補正手段は第
1のエラー信号と第4の信号に応答し、第2のタイミン
グエラー信号を与えサンプリング速度を補正し第2の周
波数を第1の周波数に一致させるシステム。
σ9)、第17項記載の組合せにおいて、計算手段によ
つて得られた第2のタイミングエラー信号は第2の周波
数が第1の周波数より大きいとき第1の特性、第1の周
波数が第2の周波数より小さいとき第2の特性を有し、
補正手段は町変速度をもつた第1のパルス源を提供する
第2の手段と、計算手段および第2の手段に接続され、
エラー信号の第1の特性に応答し第1の方法で第1のパ
ルスの速度を変化させ、さらに第2の信号の第2の特性
に応答し第2の方法で第1のパルスの速度を変化させる
第3の手段と、第2の手段に接続され、第1のパルスの
速度に応答しサンプリング速度を変化させ第2の周波数
を実質的に第1の周波数に対応させるサンプリング手段
と、をそなえたの組合せ。
(20)、第19項記載の組合せにおいて、補正手段は
さらに第2の手段に含まれ、既知の一定速度で一連の第
2のパルスを与えるクロツク手段と、クロツク手段に接
続され、第2のパルスの特定数をカウントし第2のパル
スの特定数をカウントする毎に第1のパルスの1つを与
えるカウント手段と、カウント手段に接続され、カウン
ト手段によつてカウントされた第2のパルスの特定数を
変化させ第1のパルスの速度を変化させる第3の手段と
、をそなえた組合せ。
(21)、第20項記載の組合せにおいて第3の手段は
エラー信号に応答しカウント手段によつてカウントされ
た第2のパルスの数を変化させるパルス町変手段を含ん
だ組合せ。
(22)、第21項記載の組合せにおいて、パルス町変
手段はエラー信号の第1の特性に応答しカウント手段に
よつてカウントされた第2のパルスから1つのパルスを
削除し第2の周波数の速度を減少させ、さらに第2のエ
ラー信号の第2の特性に応答し第9の手段によつてカウ
ントされた第2のパルスに1つのパルスを附加し第2の
周波数の速度を増大させる組合せ。
(23)、送信機および受信機間でデータ信号を伝送す
る方法であつて、送信機および受信機と通信し、送信デ
ータ信号に第1の特性および第2の特性を与える特性を
もつた電話線を設置する。
受信データ信号を復調する。
受信データ信号を沢過し受信機に所望の通過帯を設立す
る、受信データ信号を等化し受信データ信号中の第1の
特性を補償する、受信データ信号からエラー信号を計算
する、涙波および等化ステツプ後、エラー信号に応答し
て受信データ信号の第2の特性を補正する、各ステツプ
を含んだ方法。
(24)、第23項記載の方法において、受信データ信
号を検出する、 等化された信号および検出された信号の特性に依存する
特性をエラー信号に与える、各ステツプを含んだ方法。
(25)、第1のデータ処理装置からのデイジタルデー
タを受信するシステムにおいて、デイジタルデータをア
ナログ型式に変換しアナログ信号を特定の搬送波周波数
で特定の基本帯周波数をもつて送信する送信手段と、特
定のサンプリング周波数でアナログ信号をサンプリング
レデイジタルデータ信号を作成し第2のデータ処理装置
への導入のためデータを検出する受信機と、をそなえ、
サンプリング周波数は毎秒4800サンプルより小さく
搬送波周波数および基本帯周波数の和の2倍より大きい
システム。
(26)、サンプリング周波数は搬送波周波数の3倍で
ある第25項記載の組合せ。
二(27)、搬送波周波数が1600
へルツである第26項記載の組合せ。(28)、サンプ
リング周波数が毎秒4800ビツトである第27項記載
の組合せ。
(29)、第1のデータ処理装置から第2のデータ処
こ理装置へデータ信号を伝送するシステムにおいて、デ
ータ信号は遅れおよび減衰歪みを含んだ等化特性並びに
位相、周波数オフセツトおよび位相ジツタを含んだ位相
特性を有するものであつて、受信機は
5データ信号を受信し等化信号る得る
等化手段と、等化信号を受信し位相補正信号を得る位相
補正手段と、スレシヨールド信号レベルに関して位相補
正 4信号の信号レベルを判定する検出手段と、位相補
正信号および検出信号に応答しシステムエラー信号を得
るエラー計算手段と、をそなえ、 等化手段はシステムエラー信号に応答しデータ信号の等
化特性を補正し、位相補正手段はシステムエラー信号に
応答しデータ信号の位相特性を補正し、検出手段はシス
テムエラー信号に応答しスレシヨールド信号レベルを補
正するシステム。
(30入第28項記載のシステムにおいて、データ信号
は第1のデータ周波数にて第1のデータ処理装置からデ
イジタル型式で受信され、伝送のためアナログ型式に変
換され、第1の手段はさらにアナログデータ信号をサン
プリングし第2のデータ周波数でデータ信号にデイジタ
ル型式を与える第5の手段と、システムエラー信号に応
答し実質的に第2のデータ固波数を第1のデータ周波数
に一致させるタイミング手段と、をそなえたシステム。
〔31)、データを整形し所望の通過帯域を与える第1
のフイルタ手段を有する送信機、並びに送信機からのデ
ータ信号を受信し第1のフイルタ手段と協同してパーシ
ヤルレスポンス信号方式を供与する第2のフイルタ手段
と、データ信号を受信しその等化特性を補正し等化デー
タ信号を得る等化手段と、等化データ信号を受信しその
位相特性を補正し位相補正データ信号を得る位相補正手
段と、位相補正データ信号を受信し特定のスレシヨール
ド信号に関して信号レベルを検出し検出信号を得る検出
手段と、位相補正データ信号および検出信号に応答しシ
ステムエラー信号を得るエラー計算手段と、システムエ
ラー信号に応答しスレーシヨールド信号を所望レベルに
維持する判定スレーシヨールド制御器と、をそなえた受
信機を含んだデイジタルデータ伝送システム。
32)、第31項記載のシステムにおいて受信機はさら
にシステムエラー信号および検出信号に応答し等化手段
の制倒のための複数の等化エラー信号を得る等化制御回
路網と、少くとも1つの等化エラー信号に応答しスレシ
ヨールド信号を所望のレベルに維持する判定スレシヨー
ルド制御器と、をそなえたシステム。
(33)、特定のスレシヨールド信号がパーシヤルレス
ポンス信号方式でのインパルスレスポンスの初回のサン
プル値である第32項記載のシステム。
【図面の簡単な説明】
第1図は送信機および受信機を含んだこの発明のシステ
ムのプロツクダイアグラム、第2図は第1図に示された
送信機のプロツクダイアグラム、第3図は等化回路網、
位相ロツクループを含んだ第1図に示された受信機のプ
ロツクダイアグラム、第4図は第3図に示されたエラー
信号計算回路のプロツクダイアグラム、第5図は第3図
に示された等化回路網のプロツクダイアグラム、第6図
は第3図に示された位相ロツクループのプロツクダイア
グラム、第7図は等化され位相補正された信号のアイパ
ターン、第8図は第3図に示されたタイミング制御回路
網のプロツクダイアグラム、第9図は第3図に示された
判定スレシヨールド制御器のプロツクダイアグラムであ
る。 11・・・・・・第1のデータ処理装置、13・・・・
・・送信機、15・・・・・・データアクセス装置、1
7・・・・・・電話線、19・・・・・・データアクセ
ス装置、21・・・・・・受信機、23・・・・・・第
2のデータ処理装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 伝送される信号に周波数のオフセット、遅れ、減衰
    歪み、および位相のオフセット、位相のジッタをもたら
    すような特性を有する電話線を介して第1および第2の
    データ処理装置間にデータを伝送するシステムであつて
    、第1のデータ処理装置から供給されるデジタル信号を
    同位相および直角位相の信号成分に分離するエンコーダ
    と、該分離された信号成分をデジタル的に所定搬送派に
    よる変調を施こす変調回路とを備え、変調されたデジタ
    ル信号をアナログ信号に変換して電話線に導出する送信
    器と、該送信器より電話線を介して伝送されたアナログ
    信号をサンプリングするサンプラと、このサンプラの出
    力を同位相および直角位相成分に分離する手段と、分離
    された各位相成分が導入されてパーシャルレスポンス信
    号整形するように調整されたフィルタ回路と、電話回線
    の上記特性を補正するための等化回路網と、該等化回路
    網の出力信号が与えられて上記特性補正のためのエラー
    計算を実行して補正制御信号を形成する回路とを備えた
    受信器と、該受信器の出力がデコードされて第1のデー
    タ処理装置に対応するデジタル信号が供給される第2の
    データ処理装置とからなるデータ伝送システム。
JP48060355A 1973-01-18 1973-05-31 自動デイジタル変復調器 Expired JPS5935228B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US32465773A 1973-01-18 1973-01-18
US324657 1973-01-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS4997507A JPS4997507A (ja) 1974-09-14
JPS5935228B2 true JPS5935228B2 (ja) 1984-08-27

Family

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FR2296322A1 (fr) * 1974-12-27 1976-07-23 Ibm France Systeme de detection de donnees numeriques transmises par modulation d'une porteuse
JPS5220753A (en) * 1975-06-11 1977-02-16 Motorola Inc Quadrature phase shift keying demodulator

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Title
TRANSACTIONS OF IEEE ON COMMUNICATION TECHNOLOGY#N4=1967 *

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