JPS5932839B2 - 遠隔測定方式 - Google Patents

遠隔測定方式

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JPS5932839B2
JPS5932839B2 JP8008977A JP8008977A JPS5932839B2 JP S5932839 B2 JPS5932839 B2 JP S5932839B2 JP 8008977 A JP8008977 A JP 8008977A JP 8008977 A JP8008977 A JP 8008977A JP S5932839 B2 JPS5932839 B2 JP S5932839B2
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JP
Japan
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test
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Expired
Application number
JP8008977A
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English (en)
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JPS5414258A (en
Inventor
武夫 紺谷
薫 松尾
義一 宮本
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NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、通信用交換網における回線の遠隔測定方式に
関する。
通信用交換網の回線の状態を試験により測定することは
、システムの保全上必要なことであり、一例をあげれば
電話交換機の加入者線試験がある。
これは加入者線の抵抗値、容量等の基礎データを測定す
ることにより、加入者線の状態を判断するものである。
このような試験は通常、加入者線が収容される交換局の
線路試験架LTFにより交換機のリンクスイッチを通し
て行なわれるが、この交換局が無人化されると、無人交
換局を子局として配下にもつ親局では、遠隔制御により
試験制御を行ない、かつ子局の測定データを両局間のデ
ータ転送装置系を使用して親局に転送する必要がある。
例えば、抵抗測定のように測定値が時間的に変動しない
データの場合は転送は容易であるが、時間的に変動する
データ、その中でも過渡現象的に変動するデータの場合
には、転送装置系の処理スピードの限界から通常の手段
では忠実に転送することが困難である。従来から電話交
換機関係の加入者線試験で容量測定を行なう場合に、容
量そのものを測定するのではなく、被測定加入者線に充
電、放電等を行なわせて、その際の充電または放電電流
による時定数の比較的短い過渡的動作特性をメータ等に
表示することによつて、加入者線の容量の大小、断線、
混線の判断等が行なわれている。従つて、このような特
性を例えばサンプリング式によりディジタル量で転送す
ることは、超高速のデータ転送装置系を使用するか、測
定した動作特性の忠実度を大きく犠牲にしない限り実現
は困難である。本発明はこれを改良するもので、通常の
速度のデータ転送装置を使用しても充分に忠実度の高い
遠隔測定方式を提供することを目的とする。
本発明は、過渡的動作特性が回路論理的な特性に基づく
ことに着目したもので、過渡的動作特性の全貌をその動
作過程で解読し、子局でランク分けをし、そのランクに
対応した等価な動作特性を親局で再現することを特徴と
する。本発明の構成は、被測定回路の過渡的動作を親局
の操作により発生させる手段と、その過渡的動作を行な
う回路の状態が一定の状態に達するまでの時間情報を測
定する手段と、その時間情報を予め定められた段階にラ
ンク分けする手段と、そのランク分けされた情報をデイ
ジタル符号により親局に転送する手段と、前記ランク分
けされた情報を受けて対応する過渡的動作特性を再現す
る手段とを備えたことを特徴とする。
次に図面を参照してさらに詳しく説明する。
例として、電話交換局における加入者線試験のうち、加
入者線の容量測定について説明する。第1図は従来例の
加入者線の容量測定方式を示す接続図である。加入者線
はリンクスイツチLS、ラインテストトランクLTTを
経て線路試験架LTFに引き込まれている。試1験者が
容量MI徒用ノンロツク電鍵CAPを倒すと、加入者線
のA線土の対地間浮遊容量Cに充電されていた電荷は、
リンクスイツチLSlラインテストトランクLTTl電
鍵CAP、放電用抵抗R2を通して放電する。短い放電
時間が経過するとA線は地気電位となる。放電が完了し
てから試5験者が電鍵CAPを戻すと、加入者線のA線
上の浮遊容量Cに対しメータM1倍率器抵抗R。を通る
負電池Eの電流が流れ、前記浮遊容量Cが充電さねその
ときの過渡電流がメータに表示される。すなわち過渡電
流1は、メータMの内部抵抗をR1とすれば、ただし、
T−C(RO+R1) となる。
加入者線が正常であればメータMはこの電流を受けて瞬
時振れ、また零点に戻る。一般にメータには固有の応答
遅れがあり、電流の大きさと針の振れ方は比例すること
にはならないが、加入者線の浮遊容量が大きく、従つて
時定数Tが大きくなる程メータの最大指示値はより大き
く、かつ零点復帰の時間も長くなる。
こうして試験者は針の動作状態を観測することにより、
加入者線の状態が正常かどうかを判断する。すなわち、
極端な例では、針が戻らなければ混線、または地絡障害
の疑いがあり、針が振れなければ近端での断線障害であ
ろうと判断される。第2図は本発明実施例の遠隔測定方
式の中継方式図である。
子局と親局が中継線を通して接続され、試験者は親局に
いて無人局である子局の加入者線試験を行なうよう構成
されている。リンクスイツチLSlラインテストトラン
クLTTは公知のものと同一機能を有する。LTSEは
遠隔試1験用子局装置、LTMEは遠隔試1験用親局装
置であり、その間はデータ転送装置DTEを介して中継
線経由で接続されている。第3図は、第2図中の遠隔試
験用子局装置LTSEと遠隔試験用親局装置LTMEに
ついてさらに詳細に回路構成を表示した図である。
すなわち、遠隔試験用子局装置LTSEには、第1図に
示す従来公知の線路試験架LTFと同様に、加入者線(
A線およびB線)が引き込まれている。その加入者線の
一方にリレー接点Capが接続されている。このリレー
接点Capのブレーク側接点には、倍率器抵抗R。、抵
抗器R1を介して電池一Eが接続されている。またリレ
ー動作時には接点Capのメーク側は抵抗器R2に接続
される。抵抗器R。とR1の接続点Pの電位は比較回路
COMの一方の入力に導かれ、この基準電圧E。との比
較出力は反転されてゲートA1の入力に、またクロツク
CLKにより開閉されるゲートA。を介してカウンタC
OUNTに与えられている。このカウンタCOUNTの
内容はゲートA1から、データ転送装置DTEを介して
中継線に送出されるよう構成されている。一方、第3図
で遠隔試1験用親局装置LTMEでは、データ転送装置
DTEからの入力信号がレジスタCRに導かれ、レジス
タの読出出力がデコーダDCRに与えられている。
デコーダDCRの出力にはC。−C3lに示すコンデン
サが接続されている。このコンデンサC。−C3lの他
端は抵抗器R。およびメータMを介して電池−Eに接続
されている。このように構成された装置の動作を説明す
ると、試験者が親局で遠隔試験装置LTME操作盤上の
CAP電鍵(図略)を瞬時倒す。
これによりその指示が符号化されたデータ信号となつて
DTE、中継線を通して子局の遠隔試験装置LTSEに
送出され、翻訳されて第3図に示す子局装置LTSEの
CAPリレー接点Capが動作する。接点Capの動作
により加入者線の浮遊容量Cの電荷は短い時間に放電さ
れ、この接点Capが戻つたとき、前記浮遊容量Cに、
地気一浮遊容量C−AO端子一A端子−Cap接点(ブ
レーク)一倍率器R。一抵抗R1一負電池Eの経路で電
荷が充電される。抵抗R1は第1図の公知の試験架LT
F中のメータMのかわりに、その抵抗値を等価な負荷抵
抗に置き換れたものである。抵抗R1への過渡電流1は
第1図の場合と全く同様に、ただしT=C(RO+R1
) となる。
従つて子局の装置LTSEでは抵抗R1の両端電圧を読
みとれば、第1図の試験装置LTFのメータMにかかる
電圧と等価になる。子局の装置LTSE中では比較回路
COMにより、P点電圧が基準電圧E。と比較され、P
点の電圧が高ければ[1]を出力し、低ければ「0」を
出力する。ただし、P点電圧と基準電圧E。は共に−E
電池出力端をO電位としたとき(すなわち接地に対しE
の電位点から)の電圧と定義する。第4図はP点の過渡
電圧波形を示す。
この図から過渡電流が流れ始めた瞬間T。ではP点の電
圧はであり、基準電圧E。
を上廻つている。以後回路理論に従つた減衰特性に従つ
て下降し、基準電圧EOを下廻り最終的にはOになる。
従つて比較回路COMはP点の電圧が基準電圧E。を上
廻つている時間だけ「1」を出力する。その時間を計る
ために、クロツクパルスCLKがカウンタCOUNT(
こ送られ、これを計数すれば、比較回路COMの出力が
「0]出力に戻つたとき、すなわち、P点の電位がE。
を下廻つたとき、カウンタCOUNTは計数をやめる。
この計数の結果は加入者線の浮遊容量を含む測定回路の
放電時間情報が符号化されたものであつて、これはAN
DゲートA1を経て親局の装置LTMEに送られる。従
つて、この時間情報を基準電圧に達するまでの時間とし
て測定すれば、過渡動作特性の全貌を把握できることは
回路理論から明らかである。本発明の実施例ではこれら
の特性を32段階にランク分けする。
その両極端について言えば加入者線の容量が全くなけれ
ばカウンタCOUNTは零(TO.)を計数し、容量が
無限大(T3Oを越える時間相当の容量つであれば、T
3lを計数する。その中間に30段階のランクがある。
一例として第4図に太線で示す特性が測定の結果得られ
る場合には、特性が基準電圧E。を下廻る時間がT2で
あるから、カウンタCOUNTはランク情報としてT2
を計数し、第1表に示すコード化表よりカウンタCOU
NTは「01000」を出力する。これがデータ転送装
置DTEおよび中継線を経由して親局の装置LTMEに
送られる。第3図に示す親局の装置LTMEで、レジス
タCRはコード化されたランク情報を受信し、デコーダ
DCRはコード化データを元のランク情報に復元する。
デコーダDCRには展開されたランク情報に対応して、
CO−C3,までのコンデンサが接続され、倍率器R。
と接続され、過渡動作特性の擬似回路が構成され、メー
タMに終端している。いまレジスタCRが符号「010
00」を受信すれば、デコーダDCRはランク情報とし
てT2を抽出し、対応するコンデンサC2にスイツチン
グしてその一端を接地する。
これにより、コンデンサC2は、地気−C2一倍率器R
。−メータM一負電池Eなる経路で充電される。その時
定数はである。
その過渡電流1はメータの内部抵抗をR1とすれば、た
だし、T2=C2(RO+R1) となる。
コンデンサC2の容量値は、子局の装置LTSEでラン
ク情報T2を計数したときの時定数をもつ加入者線容量
と同一になるように設定しておけば、子局の装置LTS
E側で動作する過渡電流特性と、親局の装置LTMEで
再現される過渡電流特性は同一のものとなる。従つてメ
ータMの動作はあたかも第1図の従来例で自局測定を行
なつているかのような実感が得られる。同様に全てのラ
ンク情報T。−T3lに対応して、全てのコンデンサC
。−C3lの容量値を設定して、配列することにより、
あらゆる加入者線容量を32段階にランク付けされた過
渡動作特性が再現される。なお、第4図との関係から容
量値についてはC。はOに近く、しだいに大きくなり、
C3lは無限犬に近くなることは言うまでもない。以上
、本発明の実施例について説明したが、精度を増すため
にはランク情報は実施例の32より増加させればよい。
また、子局の装置LTSEの比較回路COMの入力段に
ログアンプ等を挿入するか、あるいは両局間でメータス
ケールの切替情報の授受を行なえば、値の小さい所での
測定誤差が小さくなるよう構成できる。さらに、容量測
定にはこの他、B線と対地間、線間等についても行なわ
れ、また測定対象は今までに述べたような加入者線とは
限らず、遠隔で過渡動作特性を測定するすべての遠隔試
験方式についても同様に本発明を実施することができる
。なお親局において、過渡動作特性をメータに再現する
必要がない場合には、第3図に示すコンデンサC。
−C3,の代りに、継電器を接続して電池に終端してお
けば、32段階のランク情報をそのまま監視するよう構
成することも可能である。本発明によれば、過渡動作特
性を遠隔制御により測定する場合、動作過程の少なくと
も一時点の測定値を親局に送るのみで測定が可能である
ので、特に高速のデータ転送装置を用いる必要はなく、
通常の速度のデータ転送装置で十分であり、親局側では
あたかも特性の全貌をメタリツクに直接的に測定するの
と同等な高忠実度の再現表示が可能であるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来例の加入者線の容量測定方式を示す接続
図。 第2図は、本発明の一実施例を示す遠隔測定方式の中継
方式図。第3図は、第2図に示した装置LTSEとLT
MEを詳細に表示した回路構成図。第4図は、測定回路
の過渡動作特性図。LS・・・・・・ラインスイツチ、
LTT・・・・・・ラインテストトランク、LTF・・
・・・・線路試験架、LTSE・・・・・・遠隔試験用
子局装置、LTME・・・・・・遠隔試験用親局装置、
DTE・・・・・・データ転送装置、CR・・・・・・
レジスタ、DCR・・・・・・デコーダ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被測定回路の過渡的動作特性を遠隔制御により測定
    する方式において、被測定回路の過渡的動作を親局の操
    作により発生させる手段と、その過渡的動作を行なう回
    路の状態が一定の状態に達するまでの時間情報を測定す
    る手段と、その時間情報を予め定められた段階にランク
    分けする手段と、そのランク分けされた情報をディジタ
    ル符号により親局に転送する手段と、前記ランク分けさ
    れた情報を親局にて受けてその各ランクに対応する時定
    数の過渡的動作特性を再現する手段とを備えたことを特
    徴とする遠隔測定方式。
JP8008977A 1977-07-05 1977-07-05 遠隔測定方式 Expired JPS5932839B2 (ja)

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JP8008977A JPS5932839B2 (ja) 1977-07-05 1977-07-05 遠隔測定方式

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JP8008977A JPS5932839B2 (ja) 1977-07-05 1977-07-05 遠隔測定方式

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JPS5414258A JPS5414258A (en) 1979-02-02
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