JPS5929301B2 - 静電気式沈澱槽の流体処理準備装置兼流れ整直化装置 - Google Patents

静電気式沈澱槽の流体処理準備装置兼流れ整直化装置

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JPS5929301B2
JPS5929301B2 JP51072097A JP7209776A JPS5929301B2 JP S5929301 B2 JPS5929301 B2 JP S5929301B2 JP 51072097 A JP51072097 A JP 51072097A JP 7209776 A JP7209776 A JP 7209776A JP S5929301 B2 JPS5929301 B2 JP S5929301B2
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housing
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wall
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ホースト・ホナツカー
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C3/00Separating dispersed particles from gases or vapour, e.g. air, by electrostatic effect
    • B03C3/34Constructional details or accessories or operation thereof
    • B03C3/36Controlling flow of gases or vapour

Landscapes

  • Electrostatic Separation (AREA)
  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
  • Cyclones (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は静電気式沈殿槽の空気流処理準備装置兼整直化
装置に関する。
従来、接線方向入口を有する円形断面の静電気式沈殿槽
で流体処理準備機能と流れ整直化機能を得ると共に、処
理準備要素および整直化要素の、さらには電極の全横断
面積を通じて圧力降下を比較的低く保ちかつ流れ状態を
均一に維持するのは難かしかった。
さらに、空気から粒状物質を効果的に除去すると共にミ
ストの除去を所望の程度に制御することも難かしかった
その上、接線方向入口を有する円形断面のハウジング内
で渦流が生じる可能性のある静電気式沈殿槽で流体処理
準備−整直化機能を得るのは難かしかった。
またさらに、円形断面の静電気式沈殿槽において、その
ハウジングの直径および容積に比してかつ全流れ断面積
に対して比較的コンパクトである流体処理準備−整直化
装置を得ることが従来望まれていた。
本発明は、内部に液噴霧ノズルを設けた接線方向入口を
有する円形断面のハウジングを包含し、ハウジングの内
壁に設けた内向きの環状出張りがチョークリングとして
作用して接線方向の流れがこの出張りに対して軸線方向
内側の区域に分散する前にハウジング内で流れを完全に
1回転させるようになっており、この出張りが、チョー
クリングとして作用して流れが半径方向に向いた羽根の
環状組立体に進入する前に渦効果を制御し、これらの羽
根が、ハウジング内の流れを渦巻運動からハウジングの
軸線に対してほぼ軸線方向の流れに整直化する流れ整直
化構造として作用して半径方向に同心に隔たったコレク
タ兼放電電極構造に対して流体を実質的に層流とする。
さらに、環状の出張りは、ハウジング内の空気から粒状
物質を収集するのである。
この出張りは、ハウジングの軸線に対してほぼ直角に配
置した面を有し、粒状物質がハウジングの壁面に向って
遠心方向に分散させられ、ハウジング内に設けた噴霧ノ
ズルが、ハウジングの壁面から粒状物質を洗い落し、こ
のようにして、前記出張りの内縁に沿って上方向内方に
通過する空気流から粒状物質を分離する。
またさらに、本発明は、前記チョークリングと協働する
ほぼ截頭円錐形のスポイラリングを包含する。
チョークリングは、はぼ截頭円錐形の上向き面を有し、
スポイラリングは、チョークリングの上向き面に対して
調節できる中空の截頭円錐形の構造となっている。
スポイラリングは、可撓性のものであって、チョークリ
ングの截頭円錐形面に隔たった状態で調節自在に連結す
る多数の手段を有し、チョークリングに沿った異なった
位置でチョークリングに対するスポイラリングの間隔を
調節し、それによってチョークリングに沿った任意の点
で流れの不均一さを補正できるようになっている。
半径方向羽根の環状組立体では、各羽根は、ハウジング
の入口に向いた前縁、すなわち流れ受は縁が、ハウジン
グの中心軸線、すなわち軸流軸線に対して成る角度で、
あるいは前記軸線に対して直角の平面に対して鋭角で流
れを受けるようになっている。
これらの流れ受は縁の角度は、ハウジングの壁面付近の
最外方端からハウジング沖心軸線に向って前記平面に対
しそ増大する。
このようにして、羽根の前縁は、その外端付近で水平面
に対して鋭角となっておりかつハウジングの軸線に向っ
て比較的大きな角度の勾配を有し、その結果、これらの
羽根は、その前縁で、その中央部分であるいはその付近
でハウジングの軸線に対して平行に近くなっておりかつ
前記ハウジングに隣接した外端付近で羽根前縁がほぼ水
平となっている。
すなわち、前記平面に対してより鋭角となっている。
前述のことによれば、前記ハウジングの外壁付近の接線
方向の流れは、前記平面、すなわち水平面に対してほぼ
鋭角で前記羽根の前縁に受けられる。
羽根は、ハウジングの軸線にほぼ平行で流れをより軸線
方向のものに整直化する整直化部分まで彎曲させである
外壁面から軸線に向っての羽根前縁の角度勾配は、ハウ
ジングの断面を通じて、空気力学的に速度および流量と
適合する。
したがって、本発明の目的は、円形断面の静電気式沈澱
槽のための非常に有効な流体処理準備装置兼流れ整直化
装置であって、粒状物質を効果的に収集すると共に、通
過する流体の圧力降下を最小限に抑えながら接線方向か
ら軸線方向に流れを整直化する装置を提供することにあ
る。
本発明の別の目的は、空気流を接線方向、または遠心方
向流れ状態から軸線方向流れ状態に変換する新規な装置
を提供することにある。
本発明の別の目的は、円形断面のハウジングの外壁面か
らその中心軸線に向って傾斜した流れ受は縁を有し、そ
れによってハウジングの横断面を通じて流速および圧力
に対応する流れ整直化羽根の環状組立体を提供すること
にある。
本発明の別の目的は、円形断面ハウジングが接線方向入
口を備えており、内向きの出張りすなわちチョークリン
グが前記入口の上方に設けてあってハウジング内で流体
の流れを完全に1回転させ、粒状物質および噴霧ノズル
によってハウジングに導入されたミストを除去するよう
になっており、渦効果を和らげてチョークリングを出た
流れがハウジングの横断面にわたって分散するように完
全な回転がなされ、半径方向の羽根の環状組立体が流れ
を受けてハウジングの外壁面からその軸線に向って延在
する流れ受は縁の角度が流れをほぼ軸線方向に均一に整
流するように流れを扱うのに効果的となっており、それ
によってハウジングの横断面を通じて均一な流れが存在
し、またハウジングを通じてほぼ均一な速度が存在して
互に同心にかつ半径方向に隔たって配置した静電気式コ
レクタおよび放電電極の組立体に対して流れをほぼ軸線
方向の層流とする流体処理準備−流れ整直化装置を提供
することにある。
本発明の別の目的は、高性能を得るために特に大径の静
電気式沈澱槽に適合していて、圧力降下が比較的低くか
つ流れを整直化することができ、同心に隔たった円形断
面コレクタと放電電極構造の間に流入する流体からミス
トを効果的に除去できる非常に効果的な流体処理準備−
整直化装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、本発明のハウジング内の内向き出
張りの截頭円錐形面と協働する中空の截頭円錐形リング
である新規な調節自在のスポイラリングを提供すること
にあり、ハウジングは、円形断面であり、スポイラリン
グは、出張り、すなわちチョークリングの截頭円錐形面
に対して調節自在であって本発明の処理準備装置を調節
し、そこを通る流量の変化に対応する装置となる。
本発明の他の目的および利点は、添付図面に関連した以
下の記載から明らかとなろう。
第1〜3図に示したように、本発明は、中心軸線(軸流
軸線)11を有する円形断面のハウジング10を包含す
る。
このハウジングは、第3図に矢印Aで示すように流れを
受けるようになっている接線方向人口12を備えている
この入口内には、噴霧頭部すなわち噴霧ノズル14が配
置してあり、これらのノズルは、入口に流入する流体に
液体を噴霧するようになっており、マニホルド16を通
して水が供給される。
水は、加圧してあって入口12に入った流体にミストを
形成する。
入口12に流入する流体は、粒状の固形物質とか非常に
細かい汚染物質のような種々の汚染物質を含んだ空気で
ある。
ハウジング内部には、多数の内向き噴霧ノズル18が配
置してあって、これらのノズルは、ハウジングの外壁の
内側に沿って接線方向に流れる流体に噴霧するようにな
っている。
ハウジングは、内壁面20を有し、これに隣接して接線
方向の流れが生じ、この内壁面には、空気力学的なチョ
ークとして作用する内方突出の円形出張り22が設けで
ある。
この出張りは、ハウジングの中心軸線11に向って半径
方向内方に内壁面20から突出しており、この出張りに
よって、流れか内壁面20に沿って完全に回転したとき
に遠心力によって大きな粒状物質を流れから除去するこ
とができる。
ハウジング10は、ドレン開口26を除いてほとんど囲
まれた下向きに先細の底部24を備えており、このドレ
ン開口26は、ハウジング内の空気から除いた液体およ
び物質を排出するようになった排出管すなわちドレン管
28に通じている。
ハウジング10は、脚30によって支えてあって、中心
軸線11はほぼ垂直であり、かつハウジング10内に接
線方向に導入される空気流が出張り22の下方で完全に
回転し、捕えられた粒状物質をノズル14,18からの
噴霧によって湿めらせて内壁面22、底部24に沿って
落下させ、ドレン開口26を通して排出させる。
これは、空気が出張り22のほぼ水平の部分32の下方
で内壁面20に沿って最初に完全回転したときに生じる
チョーク出張り22がほぼリング形状であり、その下面
32がほぼ水平、すなわち軸線11に対して直角であり
、その上面34がほぼ截頭円錐形であって環状内縁36
からハウジング内壁面20にかけて傾斜しているのは了
解できよう。
したがって、内壁面20に対して接線方向から方向を変
えた流れは、内縁36を越えて上方に流れ、截頭円錐形
部分34に沿ってかつハウジングの横断面を通じて上方
へ通る。
環状出張り、すなわちチョークリング22は、渦効果を
最小限に抑えかつハウジング10の内部横断面に対して
接線方向から流れを分散させることになる。
さらに、水平な下面32は、液体ミストと共に湿めらさ
れかつ遠心力によって外方へ押しやられた粒状物質を集
める傾向があって、出張り22の下でハウジング内を完
全に回転した際に流れが出張り22の内向き縁36まわ
りに内方に分散する前にかなりの量のミストと共に比較
的大きい粒状物質を除去することになる。
チョークリング22の上方には、流れ整直化用の羽根の
環状組立体38が配置しである。
これは、第1図に示すと共に、第4−6図に断面で示し
である。
組立体38の個々の羽根40は、各々、外端42を有し
、この外端は、ハウジングの内壁面20に隣接している
各羽根の内端44は、中心軸線11に近く位置していて
、軸線11と同心の円形断面の管状部材47に接合しで
ある。
各羽根40は、その外端42付近で、第4図に示すよう
な断面形状を有し、接線方向人口12に向いた前縁、す
なわち流れ受は縁46を包含する。
この縁46は、第4図に48で示す角度に位置した部分
を包含し、この角は、水平面、すなわち軸線11に対し
て直角の平面に対して鋭角である。
この平面は、第4図に実線50で示しである。
縁46は、水平面、すなわち軸線11に対して直角の平
面に位置する。
この縁と一体に、上方彎曲部分52があって、これは、
軸線11に対してほぼ平行な直立部分54と一体となっ
ている。
第5図に示すように、軸線11により近い方の羽根40
の前縁46は、実線50で示す水平面に対して角56で
位置しており、この角56は、第4図に示す角48より
も大きい。
また、第6図に示すように、流れ受は縁46の角が58
で示してあり、この角58は、第4,5図に示すものと
比べてさらに大きくなっている。
したがって、第4図に示した角48は、水平面50に対
して鋭角であり、一方角56,58は、外端で鋭角であ
って内端44で平面50に対して比較的大きな角となる
受は縁の角度勾配を示している。
羽根の上部は、第4,5,6図に示すように直立部54
となっている。
これらの直立部54は、軸線11に対してほぼ平行であ
って、半径方向羽根組立体38を通過した流れは、はぼ
軸線方向となり、ハウジング10の中心軸線11のまわ
りに互に同心に隔たった静電気式コレクタ電極63と放
電電極との間を層流となって流れる。
上述したようにそれぞれの羽根は、接線方向の入口に面
する流れ受は入れ縁と、該流れ受は入れ縁から上方に向
い彎曲して伸びる彎曲部分と、該彎曲部分から上向きに
伸びる平らな部分とを有し、流れ受は入れ縁及び彎曲部
分は、羽根の外側端部からスパン沿いに内側に、伸びる
樋を形成するような反りを有し、且つその反りが、第4
、第5及び第6図に見られるように、ハウジングの壁か
ら管状部材に向い漸次且つ連続的に減少するようにされ
ている。
円形断面の静電気式コレクタ電極63の同心組立体は、
流れ整直化羽根40の上方に配置してあり、これらのコ
レクタ電極は、中心軸線11と同心である。
これらのコレクタ電極は、軸線11から半径方向に直径
を増すように隔たっている。
コレクタ電極63は、環状下縁65を備えており、ベン
チュリ部材67のほぼ環状の組立体がコレクタ電極63
の下縁65の下に配置しである。
各ベンチュリ部材は、対向したほぼ凸状の面部分69を
備えており、これらの凸面部分は、隣合ったコレクタ電
極間に拡大、集束する入口を与える。
第4−6図に示すように、羽根40の断面形状はほぼS
字型である。
前述のように、流れ受は縁46の角度勾配は、流れが羽
根組立体38の下で渦流となって内壁面20付近で凝集
する傾向があるので、流れおよび圧力をほぼ半径方向に
分散させることになる。
前縁46のこの流れ受は角度勾配によれば、流れは、部
分的に軸線11に向って内方へ分散させられて62で示
す羽根出口縁のところでハウジングの横断面を通じて流
れおよび圧力を均一に分布させることになる。
半径方向配置の羽根40の流れ整直化特性は、流れ・圧
力均一化機能と組合って流れ整直化部分54を出て半径
方向に隔たった同心の電極構造63.64の間に入る流
体に最適な流れ特性を与え、その結果、ハウジングの横
断面を通じて流れが、コレクタ・放電電極63,64間
の所望の流れ特性に対してほぼ最適となる。
羽根40は、その中間部分に、第1図に示すような円筒
状仕切すなわち構造支持リング66を備えており、この
支持リングは、組立体38の剛性を維持し、ハウジング
10の内壁面20付近の位置よりも中央の管状部材46
付近でより少ない数の羽根60を用いるのを可能とする
したがって、羽根40の間隔は、中間構造支持リング6
6によって最適な状態に保たれうる。
この配置は、羽根集合体を外側の配列部と内側の配列部
とに分け、内壁面20付近に所望の羽根間隔を持った大
径の羽根組立体38の構造を可能にしかつ中心軸線11
付近でより小さい径の管状部材46に隣接して羽根40
の所望の間隔を得るのを可能Oどする。
第9−12図に示すように、環状出張り、すなわちチョ
ークリングは、はぼ截頭円錐形の上面34と、ハウジン
グ10の中心軸線11に対してはぼ直角に位置した下面
32とを備えている。
下面32は、ハウジング10の内壁面20からその環状
の内縁36まで突出しており、截頭円錐形上面34は、
第9図に矢印Aで示す方向、すなわち第1図に示すハウ
ジングの出口13に向う方向に広がっている。
この広がっている截頭円錐形面34は、ハウジングの内
壁面20まで羽根40の組立体に向って延びている。
中空で環状の截頭円錐形の底部壁すなわちスポイラリン
グ74が、截頭円錐形壁面76を備えており、この壁面
は、ハウジング10の出口13に向って矢印Aの方向へ
広がっている。
このリング部分76は、截頭円錐形部分34とほぼ平行
であり、それとほぼ一致している。
この壁面76は、截頭円錐形部分34から隔たっていて
ハウジング10の内壁面20に向ってほぼ外方に向いた
環状の截頭円錐形スロット78を与えている。
スポイラリング74は、ハウジング10の内壁20の直
径よりも小さい直径を有する周部分80と、矢印Bで示
すように流体が流れうる円形口を構成する内方、すなわ
ち下方の縁部分82とを備えている。
截頭円錐形スポイラリング74の下縁は、チョークリン
グの内縁36よりも小さい直径となっている。
スポイラリング74の内縁82は、第9図に最も良く示
すように、チョークリングの面32を軸線方向に越えて
延びており、それによって、チョークリングの表面32
の下方で生じる遠心方向流れが截頭円錐形スロット78
に案内され、このスロットの横断面は、多数の調節機構
84の操作によって変えることができる。
これらの調節機構は、第10図に示すように、スポイラ
リング74およびチョークリングの環状構造のまわりに
隔たっている。
第9−11図に示すように、各調節機構84は、マイク
歯車90と噛合っているマイク歯車88を支えている調
節ねじ86を備えている。
このマイク歯車90は、軸受94で支えられた軸すなわ
ちクランクシャフト92上に装着してあって、この軸に
はハウジング外部で手動クランクハンドル96が装着し
である。
軸86は、外ねじ98を有し、これは、スポイラリング
74に固定されたスリーブすなわちナツト102の内ね
じ100と噛合っている。
各軸86の下端部104は、チョークリングに固定され
るスリーブによってスナップリング式のリテーナ106
,108で固定される。
これらのリテーナは、長手方向に動かないように軸86
を保持し、そのためこの軸が回転したときにナツト10
2およびスポイラリング74の上下運動が生じて各截頭
円錐形部分76をチョークリングの截頭円錐形部分34
に向っであるいはそれから離れるように動かすことにな
る。
このようにして、各調節機構84は、スポイラリング7
4の周部分を調節するように個々に作動させることがで
きる。
このスポイラリング74は、好ましくは薄板金で作って
あって、変形自在、すなわち弾力性のものであり、種々
の調節が種々の機構84によって行なわれて調節機構8
4を配置したいくつかの区域において不均一な流れ状態
を補正することができる。
接線方向の入口12がハウジング10の片側にあること
により、機構84のいくつかを他の機構84とは異なら
せて調節してスポイラリング76を少し曲げ、第1図に
示すピトー管110の感知する均一な流れ分布を得るの
に必要な調節に合わせてスロット78を少し変化させる
ことができる。
これらのピトー管は、第1図に示すように羽根40の出
口上方あるいはこの出口のところで流れを感知しうる手
段のほんの1例である。
これらの感知装置110は、第1図の矢印Cの方向に移
動する流れを受けるように開いており、ハウジング10
の外側に配置した導管112と連通している。
各導管112にはダイアルゲージ114が接続してあっ
てピトー管110の各々で感知した流れに従って各機構
84で行うべき調節量を示す。
ピトー管110がほぼ円形の列に配置してあり、その位
置が第10図に示す調節機構84の位置に一致している
ことに注目されたい。
本発明の変形によれば、第12図に示すように、流れ感
知管112は、変換機構116とモーフ118に接続し
てあって、軸86のマイク歯車88と噛合っている軸9
2のマイク歯車90を回転させてスポイラリング74の
各部分の調節を行うことができる。
操作に当って、調節機構84によるスロット78の拡大
縮小は、羽根40の外端42に向って外方へ進む遠心方
向流の量を制御することになる。
羽根前縁の形状配置およびその角度勾配は、流れ分布を
均一にすると共に、ハウジングの全横断面を通じて圧力
降下を最小限に抑えながら流れを整直化、すなわち真直
ぐにする。
このようにして、管47に隣接した最小直径の電極から
ハウジング壁面付近の最大直径の電極までの電極区域に
おいて静電気式沈澱槽の全域を通じて流体の流れおよび
速度を均一にすることができる。
第13図に示す手動調節機構において、スポイラリング
が130で示してあり、これは第9図に示すようなドア
132を通ってハウジング10内に入った人間によって
手動で調節するようになっている。
各調節機構は、出張り構造に固定したナツト136に螺
合したねじ付きボルト134を包含する。
このボルト134は、スポイラリング130に固定した
軸受部材138内で自由に回転することができる。
ボルト134の外溝に設置したスナップリング140が
、軸受138内でボルトが軸線方向に動くのを防いでお
り、したがって、ボルト134のヘッド142にレンチ
で力を加えることによってスポイラリング130を截頭
円錐形面134に対して調節することができる。
本発明の精神から逸脱することなく種々の変更をなしう
ろことは、当業者であれば明らかなことであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の流体処理準備−流れ整直化装置の上
部を1部所面1部破断て示す断片斜視図、第2図は、第
1図の構造の下部を示す第1図と同様の図、第3図は、
第2図の3−3線に沿った縮少横断面図、第4図は、第
1図の4−4線に沿った拡大断面図、第5図は、第1図
の5−5線に沿った拡大断面図、第6図は、第1図の6
−6線に沿った第4,5図と同様の図、第7図は、第1
図の7−7線に沿った断片断面図、第8図は、第7図の
8−8線に沿った側面図、第9図は、チョークリングお
よびスポイラリングを設けたハウジングの下部を示す、
本発明の変形例の断片断面図、第10図は、第9図の1
0−10線に沿った縮少断面図、第11図は、第10図
の11−11線に沿った拡大断面図、第12図は、本発
明の別の変形例を示す第11図と同様の図、第13図は
、本発明のまた別の変形例を示す第12図と同様の図で
ある。 10・・・・・・ハウジング、12・・・・・・接線方
向入口、14・・・・・・噴霧ノズル、22・・・・・
・内向き出張り、26・・・・・・ドレン開口、28・
・・・・・ドレン管、38 ”””流れ整直化羽根環状
組立体、40・・・・・・羽根、47・・・・・・管状
部材、50・・・・・・水平面、54・・・・・・直立
部分、63・・・・・・コレクタ電極、67・・・・・
・ベンチュリ部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 静電気式沈澱槽であって、垂直な軸線を有し且つ上
    端部に浄化されたガスの出口を設けた円筒状の壁を有す
    るハウジングと、前記円筒状の壁の下端部に設けた汚染
    ガス用の接線方向入口と、円筒状の壁の軸線と同軸の中
    央管状部材と、ハウジングの上方部分中にあり前記の管
    状部材と円筒状の壁との間に半径方向に同じ距離を置い
    て離隔せしめられている複数の集塵電極を有する電極群
    と、隣接する集塵電極の対の間に介在し且つ該集塵電極
    からは離れている複数の円筒状放電電極と、流体処理準
    備装置とを有し、該流体処理準備装置が、(a) ハ
    ウジングの前記の円筒状の壁の下端部に取付けられ、下
    端部を前記の管状部材の下端部中の排出孔と通流させて
    いる、倒立截頭円錐形の底部壁と、 (b) 前記の管状部材の下端部に端部を連結させ、
    前記の底部壁の開口を通過する排出管と、(c) 前
    記の接線方向入口中に互いに離隔して配置される複数の
    噴霧頭部と、 (d) 前記の円筒状の壁に取付けられ、前記の入口
    の上方において半径方向内側に伸長する環状の出張りの
    形におけるチョークリングと、 (e) 前記のチョークリング上において、且つ前記
    の電極群の下において半径方向に等角度を隔てて配置さ
    れ、蚕体的にハウジングの円筒状の壁と平行になってい
    る羽根集合体を有し、さらに前記の羽根が、 (1)前記の接線方向の入口に面する流れ受は入れ縁と
    、 (11)前記の流れ受は入れ縁から上方に向い且つ前記
    の入口から遠ざかるように伸びる彎曲部分と、 而)前記の彎曲部分から上方に、且つ前記の円筒状の壁
    の軸線に平行に伸びる平らな部分、とを有し、流れ受は
    入れ縁及び彎曲部分が、羽根の外側端部からスパン沿い
    に、前記の円筒状の壁から管状部材に至るまで漸次に且
    つ連続的に減少する反りを有する樋を画成し、各羽根が
    、一定の全スパンに亘る弦を有するようにされている静
    電気式沈澱槽。 2、特許請求の範囲1による静電気式沈澱槽において、
    前記の羽根集合体が、羽根の外側配列部と内側配列部と
    より成り、円筒状仕切りが面配列部の間に介在し、それ
    によって羽根の数が内側配列部において外側配列部より
    多くなるようにされる静電気式沈澱槽。 3 特許請求の範囲1による静電気式沈澱槽において、
    前記のチョークリングが前記の円筒状の壁の軸線に垂直
    な平らな下側の壁を有し、且つ前記の円筒状の壁から離
    隔された内側縁部と、該内側縁部から円筒状の壁まで伸
    びる上側の截頭円錐形の壁とを有している静電気式沈澱
    槽。 4 特許請求の範囲3による静電気式沈澱槽において、
    倒立截頭円錐形のスポイラリングがチョークリング上に
    調整可能に取付けられ、前記のスポイラリングの成る部
    分とチョークリングの截頭円錐形の壁とは重ね合される
    関係にあって環状の孔を形成するようにされ、さらにス
    ポイラリングをチョークリングに関して調整して該孔の
    幅を変えるようにする手段を具えている静電気式沈澱槽
    。 5 特許請求の範囲4による静電気式沈澱槽において、
    スポイラリングが、チョークリングの内端に隣接して該
    チョークリングに固定される複数の離隔されたスリーブ
    によってチョークリング上に固定され、内側にねじを付
    けられたスリーブが前記の離隔されたスリーブと整合す
    るようにスポイラリングに取付けられ、外側にねじを付
    けられた軸が前記の内側にねじを付けられたスリーブの
    各各にねじ係合し、環状の孔の幅を変えるようにする前
    記の調節手段が前記のねじを付けられた軸に垂直なりラ
    ンクシャフトを含み、該クランクシャフトと前記のねじ
    を付けられた軸とは互いに垂直にされて衝合する関係に
    あり両者の端部に協同する傘歯車が付けられ、さらに該
    クランクシャフト用のハンドルを具えている静電気式沈
    澱槽。 6 特許請求の範囲4による静電気式沈澱槽において、
    スポイラリングが、チョークリングにその内側縁部に隣
    接取付けられる角度的に離隔される複数のスリーブによ
    って調整されるようにされ、内側にねじを付けられたス
    リーブが前記のチョークリングに固定されたスリーブと
    整合するようにスポイラリングに取付けられ、外側にね
    じを付けられた軸が前記の内側にねじを付けられた各々
    のスリーブの中にねじ嵌めされ、さらに調整手段があり
    該調整手段が、前記の軸の上端に形成されてレンチを受
    入れるようにされる非円形の端部分を有し、さらに前記
    のねじを付けられた軸の端部に近づき得るようにする、
    ハウジングの下端部に於けられたドアとを有する静電気
    式沈澱槽。 7 特許請求の範囲4による静電気式沈澱槽において、
    羽根集合体を通るガスの流量を感知する手段を有し、該
    感知する手段が、羽根の上端部に位置決めされている静
    電気式沈澱槽。 8 特許請求の範囲4による静電気式沈澱槽において、
    前記の感知手段が、複数の、角度的に離隔されたピトー
    管とされ、該ピトー管が、ハウジングの壁の中の開口を
    通って伸び、折れ曲って下向きにされたその端部が隣り
    合う羽根の間の隙間に向うようにされ、該ピトー管はハ
    ウジングの壁の外側に沿って下向きに伸び、さらに圧力
    計が各ピトー管に作動的に連結されている静電気式沈澱
    槽。 9 特許請求の範囲7による静電気式沈澱槽において、
    前記の感知手段が、複数の、角度的に離隔されたピトー
    管とされ、該ピトー管は折れ曲つ下向きにされたその端
    部が隣り合う羽根の間の隙間に向うようにされ、該ピト
    ー管はハウジングの壁の外側に沿って下向きに伸び、変
    換機構が各ピトー管に作動的に連結され、各変換機構に
    は電気モーターが連結されてそれによって調節され、前
    記のモーターが、スポイラリングをチョークリングに関
    して調整するようにする手段と作動的に連結されている
    静電気式沈澱槽。 10特許請求の範囲1による静電気式沈澱槽において、
    前記の接線方向の入口が開放端部とされて頂部、底部及
    び側部の合壁によって画成され、前記の頂部及び底部の
    壁が、開放端部からハウジングの壁と交わる区域に至る
    まで、その幅が衝減するようにされている静電気式沈澱
    槽。
JP51072097A 1975-06-19 1976-06-18 静電気式沈澱槽の流体処理準備装置兼流れ整直化装置 Expired JPS5929301B2 (ja)

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CA1046379A (en) 1979-01-16
NL7606678A (nl) 1976-12-21
JPS521773A (en) 1977-01-07
FR2314765A1 (fr) 1977-01-14
GB1526111A (en) 1978-09-27
DE2627306C3 (de) 1981-07-30
DE2627306B2 (de) 1980-11-13
BR7603934A (pt) 1977-04-05

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