JPS5928899B2 - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPS5928899B2
JPS5928899B2 JP57216042A JP21604282A JPS5928899B2 JP S5928899 B2 JPS5928899 B2 JP S5928899B2 JP 57216042 A JP57216042 A JP 57216042A JP 21604282 A JP21604282 A JP 21604282A JP S5928899 B2 JPS5928899 B2 JP S5928899B2
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JP57216042A
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正敏 杉山
治夫 武井
泰治 中村
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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【発明の詳細な説明】 本発明は写真用染料に関する。
さらに詳しくは、本発明はハロゲン化銀写真乳剤の増感
色素として、または光吸収層に組込む漂白可能な染料と
して有用な6−オキソー1・ 6−ジヒドロピリミジン
より誘導される染料に関する。ハロゲン化銀写真感光材
料において、特定の波長域の光を吸収させる目的で、写
真乳剤層その他の親水性コロイド層を着色することがし
ばしば行なわれる。
写真乳剤層を入射すべき光の分光組成を制御する、こと
が必要なとき、通常写真乳剤層よりも支持体から遠い側
に着色層が設けられる。
このような着色層はフィルター層と呼ばれる。写真乳剤
層が複数ある場合には、フィルター層がそれらの中間に
位置することもある。写真乳剤層を通過する際あるいは
透過後に散乱された光が、乳剤層と支持体の界面、ある
いは乳剤層と反対側の感光材料の表面で反射されて再び
写真乳剤層中に入射することにもとずく画像のボケすな
わちハレーシヨンを、防止することを目的として、写真
乳剤層と支持体の間、あるいは支持体の写真乳剤層と反
対の面に、・・レーシヨン防止層と呼ばれる着色層を設
けることが行なわれる。
写真乳剤層が複数ある場合には、それらの層の中間にハ
レーシヨン防止層がおかれることもある。写真乳剤層中
での光の散乱にもとづく画録鮮鋭度の低下(この現象は
一般にイラジエーシヨンと呼ばれている)を防止するた
めに、写真乳剤層を着色することも行なわれる。これら
の着色すべき親水性コロイド層には通常、水溶性染料を
含有させる。
この染料は、下記のような条件を満足することが必要で
ある。(1)使用目的に応じた適正な分光吸収を有する
こ 1と。
(2)写真化学的に不活性であること。
すなわちハロゲン化銀写真乳剤層の性能に化学的な意味
での悪影響、たとえば感度の低下、潜像退行、またはカ
ブリなどを与えないこと。(3)写真処理過程において
脱色されるか、または処理液中もしくは水洗水中に溶出
して、処理後の写真感光材料上に有害な着色を残さない
こと。
これらの条件をみたす染料を見出すために当業者により
多くの努力がなされてきた。たとえば英 乏国特許50
6385号に記載された染料で代表されるピラゾロン核
を有するオキソノール染料、米国特許3247127号
に記載された染料で代表されるバルビツール酸核を有す
るオキソノール染料、米国特許2533472号、同3
379533乏号、英国特許1278621号に記載さ
れたようなその他のオキソノール染料、英国特許584
609号に記載された染料で代表されるヘミオキソノー
ル染料、米国特許2298733号に記載された染料で
代表されるスチリル染料、米 5国特許2493747
号に記載された染料の如きメロシアニン染料、米国特許
2843486号に記載された染料で代表されるシアニ
ン染料があげられる。
写真処理過程において脱色される染料の多くは、3現像
処理液中に含まれる亜硫酸塩(もしくは酸性*氷亜硫酸
塩)またはそれらとアルカリ性条件によつて脱色される
ものである。
たとえば英国特許506385号に記載されている如く
である。バルビツール酸核を有する写真層着色用染料は
仏国特許1290430号、同1378648号、同1
401591号、同1419703号、仏国特許159
9873号等によつて知られている。これらの染料は、
写真乳剤に対してほぼ不活性で、写真処理によつて容易
に脱色されるが、溶解性が充分でなく、光吸収の目的の
ために必要なだけの量を写真層中に含有させることが困
難であつた。本発明の目的は第一に溶解性の大きい、写
真層着色用染料として有用な、ピリミジン核を有する新
規な染料を含有したハロゲン化銀写真感光材料を提供す
ることである。本発明の目的は第二に有機溶媒に対する
溶解度が大きくしかも水にも溶解する新規な写真層着色
用染料を提供することである。
本発明のこれらの目的は、次の一般式()で表わされる
化合物より誘導される染料によつて成し遂げられた。
式中、R1は脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基、ア
ラルキル基またはアシル基を、R2は脂肪族炭化水素基
またはアラルキル基を表わす。
本発明の染料は次の一般式(1)で表わされる。式中、
R1およびR2は前記と同じ意昧を表わし、R3は脂肪
族炭化水素基、芳香族炭化水素基またはアラルキル基を
、wは5員または6員複素環を形成するに必要な非金属
原子類を、Lとυは同じであつても異つてもよく、それ
ぞれ置換されることがあつてもよいメチン基を、nおよ
びpはそれぞれOまたは1を表わす。
前記一般式(1)及び(■)において、R1で表わされ
る脂肪族炭化水素基は例えば、炭素数1〜8のアルキル
基(たとえばメチル基、エチル基、イソプロピル基、n
−ブチル基、t−ブチル基、n−ヘキシノレ基など);
合計炭素数1〜12で、置換基としてハロゲン原子、ア
ルコキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシ
基、シアノ基、スルホ基などを有する置換アルキル基(
たとえばクロロメチル基、β−クロロエチル基、γクロ
ロプロピル基、エトキシカルボニルメチル基、β一エト
キシエチル基、α−フエノキシエチル基、2−メチル−
2−(クロロメチル)プロピル基、β−シアノエチル基
、β−スルホエチル基)、炭素数5または6の環を含む
炭素数5から8の炭化水素基、(たとえばシクロペンチ
ル基、シクロヘキシル基、シクロヘキシルメチル基)。
炭素数2〜4のアルケニル基(たとえば、ビニル基、ア
リル基)を包含する。
R1で表わされる芳香族炭化水素基は単環又は二環の、
無置換または置換されたアリール基であつて、たとえば
フエニル基、ナフチル基、置換基としてハロゲン原子ニ
トロ基、アルキル基、アルコキシ基、アルコキシカルボ
ニル基、スルホ基などを有するフエニル基もしくはナフ
チル基(たとえばp−トリル基、4−クロロフエニル基
、4−ニトロフエニル基、4−メトキシフエニル基、3
−メトキシフエニル基、4−エトキシカルボニルフエニ
ル基、4−ジメチルアミノフエニル基、4−フルホフエ
ニル基、2−5−ジスルホナフチル基)である。R1で
表わされるアラルキル基は、ベンゼン環を有する炭素数
7〜10のアラルキル基、(たとえば、ベンジル基、フ
エネチル基)である。
R1で表わされるアシル基はカルボン酸もしくはスルホ
ン酸から誘導された、アルキル部の炭素数が8以下のア
シル基、すなわち炭素数8までのアルキルスルホニル基
(たとえば、メタンスルホニル基、ブタンスルホニル基
)、単環アリールスルホニル基(たとえば、ベンゼンス
ルホニル基、p−トルエンスルホニル基)、炭素数2〜
8のアルキルカルボニル基(たとえば、アセチル基、プ
ロピオニル基、)もしくは単環アリールカルボニル基(
たとえばベンゾイル基、p−メチルベンゾイル基)を包
含する。R2で表わされる脂肪族炭化水素基は炭素数1
〜6のアルキル基(たとえば、メチル基、エチル基、n
−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブ
チル基、など)、アルキル部の炭素数が2〜4で置換基
としてハロゲン原子、スルホ基、アルコキシ基などを有
する置換アルキル基{たとえば、β−クロロエチル基、
β−スルホエチル基、炭素数1〜3のアルコキシ基をも
つβ−アルコキシエチル基(たとえば、β−メトキシエ
チル基)}を包含する。
R2で表わされる芳香族炭化水素基は単環もしくは二環
好ましくは単環のアリール基(たとえば、フエニル基、
p−トリル基、など)またアラルキル基は炭素数7〜9
のアラルキル基(たとえばベンジル基、フエネチル基)
である。R3で表わされる脂肪族炭化水素基は炭素数1
〜6の無置換アルキル基(たとえばメチル基、エチル基
、n−プロピル基、n−ブチル基、n−ヘキシル基など
)および置換された炭素数1〜8のアルキル基(たとえ
ばエトキシカルボニルメチル基、2−メトキシカルボニ
ルエチル基、2−エトキシカルボニルエチル基、β一カ
ルボキシエチル基、β−スルホエチル基、γ−スルホプ
ロピル基、δ−スルホブチル基など)を包含する。
芳香族炭化水素基は炭素数6〜10の単環もしくぱ二環
のアリール基(たとえばフエニル基、4−メチルフエニ
ル基、ナフチル基など)を包含するが、好ましくは単環
のアリール基である。wは5員または6員の複素環例え
ば、チアゾール系、ベンゾチアゾール系、ナフトチアゾ
ール系、オキサゾール系、ベンゾオキサゾール系、ナフ
トオキサゾール系、ゼレナゾール系、ベンゾゼレナゾー
ル系、ナフトゼレナゾール系、チアゾリン系、2−キノ
リン系、4−キノリン系、1−イソキノリン系、3−イ
ソキノリン系、3・3−ジアルキルインドレニン系、2
−ピリジン系、4−ピリジン系のいずれかの複素環を形
成するのに必要な非金属原子群を表わす。wで完成され
る複素環の具体例は(チアゾール系)チアゾール、4−
メチルチアゾール、4−フエニルチアゾール、5−メチ
ルチアゾール、5−フエニルチアゾール、4・5−ジメ
チルチアゾール、4・5−ジフエニルチアゾール、4−
(2−チエニル)チアゾールなど;(ベンゾチアゾール
系)ベンゾチアゾール、4−クロロベンゾチアゾール、
5−クロロベンゾチアゾール、6−クロロベンゾチアゾ
ール、7ークロロベンゾチアゾール、4−メチルベンゾ
チアゾール、5−メチルベンゾチアゾール、6−メチル
ベンゾチアゾール、5−ブロモベンゾチアゾール、6−
ブロモベンゾチアゾール、4−フエニルベンゾチアゾー
ル、5−フエニルベンゾチアゾール、4−メトキシベン
ゾチアゾール、5−メトキシベンゾチアゾール、6メト
キシベンゾチアゾール、5−ヨードベンゾチアゾール、
6−ヨードベンゾチアゾール、4−エトキシベンゾチア
ゾール、5−エトキシベンゾチアゾール、テトラヒドロ
ベンゾチアゾール、5・6−ジメトキシベンゾチアゾー
ル、5・6−ジオキシメチレンベンゾチアゾール、5−
ヒドロキシベンゾチアゾール、6−ヒドロキシベンゾチ
アゾール;(ナフトチアゾール系)α−ナフトチアゾー
ル、β−ナフトチアゾール、5−メトキシ−β−ナフト
チアゾール、5−エトキシ−β−ナフトチアゾール、8
−メトキシ−α−ナフトチアゾール、7ーメトキシ一α
−ナフトチアゾールなど;(チオナフテノー7′・6ζ
4・5−チアゾール系)4′−メトキシチアナフテノ一
1・6・4・5−チアゾール;(オキサゾール系)4−
メチルオキサゾール、5−メチルオキサゾール、4−フ
エニルオキサゾール、4・5−ジフエニルオキサゾール
、4−エチルオキサゾール、4・5−ジメチルオキサゾ
ール、5−フエニルオキサゾールなど;(ベンゾオキサ
ゾール系)ベンゾオキサゾール、5−クロロベンゾオキ
サゾール、5−メチルベンゾオキサゾール、5−フエニ
ルベンゾオキサゾール、6−メチルベンゾオキサゾール
、5・6−ジメチルベンゾオキサゾール、4・6−ジメ
チルベンゾオキサゾール、5−メトキシベンゾオキサゾ
ール、5−エトキシベンゾオキサゾール、5−クロロベ
ンゾオキサゾール、6−メトキシベンゾオキサゾール、
5−ヒドロキシベンゾオキサゾール、6−ヒドロキシベ
ンゾオキサゾール、など;(ナJャgオキサゾール系)α
−ナフトオキサゾール、βナフトオキサゾールなど;(
セレナゾール系)4−メチルセレナゾール、4−フェニ
ルセレナゾールなど:(ベンゾセレナゾール系)ベンゾ
セレナゾール、5−クロロベンゾセレナゾール、5、メ
トキシベンゾセレナゾール、5−ヒドロキシベンゾセレ
ナゾール、テトラヒドロベンゾセレナゾールなど;(ナ
ットセレナゾール系)α−ナットセレナゾール、β−ナ
ットセレナゾールなど;(チアゾリン系)チアゾリン、
4−メチルチアゾリンなど:(2−キノリン系)キノリ
ン、3−メチルキノリン、5−メチルキノリン、7ーメ
チルキノリン、8−メチルキノリン、6−クロロキノリ
ン、8−クロロキノリン、6−メトキシキノリン、6エ
トキシキノリン、6−ヒドロキシキノリン、8−ヒドロ
キシキノリンなど;(4−キノリン系)キノリン、6−
メトキシキノリン、7ーメチルキノリン、8−メチルキ
ノリンなど;(3・3−ジアルキルインドレニン系)3
・3−ジメチルインドレニン、3・3・5−トリメチル
インドレニン、3・3・7ートリメチルインドレニンな
ど;(ピリジン系)2−ピリジン、4−ビリジン、5−
メチル−2−ピリジンなど;(ベンズイミダゾール系)
ベンズイミダゾール、1−ブチル−4−メチルベンズイ
ミダゾール 1−エチル−4−フエニルベンズイミダゾ
ール、4・5−ジクロロベンズイミダゾール、など)お
よび(ナフトイミダゾール系)1−メチル−α−ナフト
イミダゾール、β−ナフトイミダゾール、5−メトキシ
−β−ナフトイミダゾールなどである。本発明において
一般式()で表わされる化合物の合成法については特開
昭51−59881号に記載されている。
化合物()は互変異性体()によつても表示しうる。
本発明による化合物は一般式()で表わされるイソシア
ナート類と一般式(V)で表わされるアクリル酸誘導体
とを(1)塩基の存在下に反応させることにより、また
は(2)塩基を用いずに反応させ、その付加物である下
記構造()の中間体を形成させたのちにさらに塩基性縮
合剤を添加して縮合閉環させることにより、好収率で合
成できた。このような中間体を形成させたのちに、添加
する場合の塩基性縮合剤としては、ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムエキシドなどのアルコラード類がとくに
好ましい。式中、R1およびR2は前記と同じ意味を表
わし、Yはヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキ
シ基、アミノ基、アルキルアミノ基またはジアルキルア
ミノ基を表わす。
一般に、本発明の染料は一般式()で示される化合物を
、後に述べるような中間体のいずれかと適当な不活性溶
剤中で、好ましくは塩基性縮合剤の存在下に反応させる
ことにより合成される。
この縮合反応は、好ましくは室温から沸とう温度までに
反応混合物を加熱することによつて行われる。これらの
条件ぱ以下の一般的な合成法に記されている。一般に良
く知られている塩基性縮合剤のどれも使用することがで
き、たとえば、トリアルキルアミン類(たとえば、トリ
エチルアミン、トリ−n一プロピルアミン、トリ−1−
プロピルアミン、トリ−n−ブチルアミン、など)、N
−N−ジアルキルアニリン類(たとえば、N−N−ジメ
チルアニリン、N−N−ジエチルアニリンなど)、N一
アルキルピペリジン類(たとえば、N−メチルピペリジ
ン、N−エチルピペリジンなど)が挙げられる。
不活性溶媒としては好ましくはメタノール、エタノール
、プロパノール、シクロヘキサン、ピリジン、γ−ブチ
ロラクトン、無水酢酸などである。
一般式(1)で示されるメロシアニン染料は一般式()
で示される適当な化合物と一般式()で示される中間体
式中、R7、W.pは前記と同じ意味を表わし、Yは置
換基、たとえばエチル(シンプルメロシアニンが得られ
る)、β−アセトアニリドビニルまたはチオアセトニリ
デン(メロカルボシアニンが得られる)、4−メトキシ
ブタジエニルまたは4ーアニリノビニル−1・3−ブタ
ジエニル(メロジカルボシアニン染料が得られる)であ
り、Xは酸アニオンすなわち、クロライド、ブロマイド
、メチルスルフェート、エチルスルJャGイト、pトルエ
ンスルフェート、パークロラートなどのアニオンを表わ
す。
一般式()で示される中間体や、上記した他の中間体は
当該業者にはよく知られた化合物で、これ以上詳細に記
述する必要はないだろう。
本発明によるピリジン核を有する染料は写真感※〈光材
料に導入して用いられる。特にフイルタ一層、ハレーシ
ヨン防止層、乳剤層等を染色する為の染料として有用で
ある。またハロゲン化銀乳剤の分光増感色素としても用
られる。次に代表的染料とそれらの合成について記すが
それらは本発明を限定するものではない。
実施例 1 染料例1の合成 アンヒトロー2−(2−アニリノビニル)−3−(3−
スルホプロピル)ベンズオキサゾリウムハイドロオキシ
ド10tを無水酢酸30m1に懸濁し直火で5分間加熱
すると均一溶液になつた。
4エトキシ一2−ヒドロキシ−1−メチル−6オキソ一
1・6−ジヒドロピリミジン4.757を加え、γ−ブ
チロラクトン100m1を加え、5分間、直火で加熱し
た。
トリエチルアミン10m1を加えて、20分間直火で加
熱した。不溶解物を沢過し、冷却後アセトン100m1
を加え、さらに撹拌下にヨウ化ナトリウム87のアセト
ン50m1溶液を加えた。析出した結晶を沢集し、アセ
トンで洗い、乾燥した。融点291〜4℃(分解)の染
料が9.27得られた。この染料は水、メタノール、エ
タノールに溶解し、染料のメタノール溶液の吸収極大波
長は444mμであつた。実施例 2 染料例2の合成 2−{2−(N−アセチル−N−フエニル)アミノビニ
ル}−3−エチルベンズオキサゾリウムヨウタイト57
、4−エトキシ−2−ヒドロキシー1−メチル−6−オ
キソ一1・6−ジヒドロピりミシン27とをr−ブチロ
ラクトン50aに懸濁し、直火で10分間加熱すると均
一溶液になつた。
トリエチルアミン2.3TL1を加え、さらに20分間
直火で加熱したのち放冷した。析出した結晶をアセトン
で洗滌乾燥して、融点263〜265の染料1.337
を得た。この染料は、水、エタノール及びエタノールに
よく溶解し、染料のメタノール溶液の吸収極大波長は4
44mμであつた。
実施例 3 染料例3の合成 アンヒトロー2−(2−アニリノビニル)−3−(3−
スルホプロピル)−5−フエニルベンズオキサゾリウム
ハイドロオキシド10tを無水酢酸30m1に懸濁し、
油浴上で、7分間煮沸し、4−エトキシ−2−ヒドロキ
シ−1−メチル−6−オキソ一1・6−ジヒドロピリミ
ジン4.17をγ一ブチロラクトン100m1加えてさ
らに15分間煮沸した。
トリエチルアミン15m1を加えてさらに15分間煮沸
したのち冷却してエーテル700d1加えて振り混ぜた
。上澄み液をデカントし、残渣にアセトン50m1を加
えて溶解し、ヨウ化ナトリウム37のアセトン100m
1、溶液を撹拌下に加えると直ちに沈澱を生じた。この
沈澱を沢集し、アセトン300m1Vc懸濁させ15分
間蒸気浴上で煮沸した。融点300℃以上の染料が7.
1y得られた。
この染料は水、メタノール、エタノールのいずれにもよ
く溶解し、水溶液の吸収極大波長は429及び446n
mであつた。実施例 4 染料例4の合成 2−(2−アニリノビニル)−3−エチル−5−フエニ
ルベンズオキサゾリウムp−トルエンスルホン酸塩10
yを無水酢酸30m1に懸濁し、マントルヒーターで7
分間煮沸した。
4−エトキシ−2−ヒドロキシ−1−メチル−6−オキ
ソ一1・6−ジヒドロピリミジン3.37、およびγ−
ブチロラクトン100m1を加え、10分間煮沸して均
一溶液にした。
トリエチルアミン10m1を加え、さらに10分間煮沸
した。冷却後エーテル500m1を加え、振りまぜたの
ち、上澄液をデカントし残渣を結晶化させた。析出した
染料を沢集し、アセトンで洗滌後、乾燥すると融点27
9〜280の染料が6y得られた。この染料は水、メタ
ノール又はエタノールによく溶解し、メタノール溶液の
吸収極大波長は451nmであつた。
実施例 5 染料例5の合成 アンヒトロー2−(2−アニリノビニル)−3−(3−
スルホプロピル)ベンズチアゾリウムハイドロオキシド
3.5f7を無水酢酸50TI11に懸濁し、油浴上で
10分間煮沸した。
4−エトキシ−2−ヒドロキシ−1−メチル−6−オキ
ソ一1・6−ジヒドロピリミジン2yとγ−ブチロラク
トン80m1とを加えてさらに10分間煮沸した。
トリエチルアミン20m1を加えてさらに10分間煮沸
したのち水で冷却し、エーテル500dと振り混ぜた。
上澄液をデカントし、残渣にアセトン40m1を加えて
均一溶液にした。ヨウ化ナトリウム1.8yのアセトン
50m1溶液を撹拌下に加えると染料が析出した。この
染料をアセトン200WLIIに懸濁させ、水蒸気浴上
で煮沸し、洗滌した。融点300℃以上の染料が2.5
7得られた。この染料は水、メタノール、エタノールの
いずれにもよく溶解し、メタノール溶液の吸収極大波長
は483nmであつた。実施例 6 染料例7の合成 アンヒトロー2−(2−アニリノビニル)−1エチル−
3−(3−スルホプロピル)−5・6ジクロロベンズイ
ミダゾリウムハイドロオキシド87を無水酢酸30m1
、氷酢酸20mtとγ−ブチロラクトン50m1との混
合液に懸濁し、4−エトキシ−2−ヒドロキシ−1−メ
チル−6−オキソ一1・6−ジヒドロピリミジン3.5
yを加えて、20分間油浴上で煮沸した。
トリエチルアミン15m1を加えさらに15分間煮沸し
たのち、冷却して、エーテル500m1と振りまぜた。
上澄液をデカントし、残渣にメタノール30dを加えて
均一溶液にした。ヨウ化ナトリウム3.57のメタノー
ル10m1溶液を加えて、染料はナトリウム塩として析
出させた。融点300℃以上の染料5.3tを得た。
この染料は水、メタノールのいずれにも溶解し、メタノ
ール溶液の吸収極大波長は、472nmであつた。次に
、染料例について、その物性値を以下に示す。次に本発
明の染料を写真感光材料に適用した場合の具体例を示す
実施例 7 シングルジエツト法によりハロゲン化銀粒子を形成し、
通常の方法により物理熟成、脱塩処理、更に化学熟成し
て沃臭化銀乳剤(ヨード含有量8.5モル%)を得た。
この乳剤に含まれるハロゲン化銀粒子の平均直径は0.
7ミクロンであつた。この乳剤1kg中には、0.54
モルのハロゲン化銀が含有されている。この乳剤を1k
9ずつポツトに秤取し50℃の恒温バス中において溶解
した。本発明による染料のメタノール溶液をそれぞれ第
1表に示す量、添加し、40℃のもとで混合撹拌した。
4−ヒドロキシ−6−メチル−1・3・3a・7ーテト
ラザインデンの1重量%水溶液の10m1を加え1−ヒ
ドロキシ−3・5−ジクロロトリアジンナトリウム塩の
1重量%水溶液10m1を加え、さらにドデシルベンゼ
ンスルホン酸ソーダの1重量%の水溶液10m1を加え
て撹拌した。
この完成乳剤をセルローズトリアセテート・フィルムベ
ースに乾燥膜厚が5ミクロンになるように塗布乾燥し、
感光材料の試料を得た。このフイルム試料を斗*ストリ
ツプスに裁断した。その1つは色温度54000Kの光
源をもつ感光計を用い光源にそれぞれ富士写真フイルム
社製の黄色フイルタ一(SC−50)またはイーストマ
ンコダツク社製の青色フイルタ一(ラツテン47B)を
つけて光楔露光を行なつた。他方、回析格子型分光写真
機を用いてスペクトログラムを得るための露光を行なつ
た。
下記の組成の現像液を用いて20℃で7分間現像し停止
、定着浴を行いさらに水洗し、所定の黒白像をもつスト
リツプスを得た。これを富士写真フイルム社製のP型濃
度計を用いて濃度測定して黄色光感度(Sy)と赤色光
感度(SR)と青色光感度(SB)とカブリを得た。τ
感度を決定した光学濃度の基準点は〔カブリ+0.
20〕である。
現像液の組成 ノ 得られた結果は、相対的な値として第1表に示した。
第1表よりテスト−46.1の原乳剤に比ベ本発明の染
料を用いた乳剤は、著しい分光増感を示していることが
理解される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式( I )で示されるピリミジン核を有す
    る染料を含有したことを特徴とするハロゲン化銀写真感
    光材料。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I )式中R^1
    は脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基、アラルキル基
    またはアシル基を、R^2は脂肪族炭化水素基、または
    アラルキル基をR^3は脂肪族炭化水素基、芳香族炭化
    水素基またはアラルキル基を、Wは、5員または6員複
    素環を形成するに必要な非金属原子群を、L及びL′は
    それぞれメチン基を、n及びpはそれぞれ0または1を
    表わす。
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