JPS5928480A - ケイソウから油状物質を抽出する方法 - Google Patents
ケイソウから油状物質を抽出する方法Info
- Publication number
- JPS5928480A JPS5928480A JP13701582A JP13701582A JPS5928480A JP S5928480 A JPS5928480 A JP S5928480A JP 13701582 A JP13701582 A JP 13701582A JP 13701582 A JP13701582 A JP 13701582A JP S5928480 A JPS5928480 A JP S5928480A
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- Japan
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- water
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、ケイン’XPhaeodactylum
tricornutum)の藻体中に會11ている油溶
性の有効成分を抽出する方法に関するものである。
tricornutum)の藻体中に會11ている油溶
性の有効成分を抽出する方法に関するものである。
ケイソウは、海水を主体とブる培養液中で培養づするた
めに、培養後1:通気を止めて数日間数備してから沈殿
した藻体な集めたものはもちろん、遠ノυ分離にIりて
培養液を分〜ft したものも、がなりの量の水分を含
んでいる。したがって水と相溶性のない溶剤を用いて藻
体中の引用成分である非水溶性成分(油状物質)を抽出
するためには、藻体を熱風等で天分に乾燥場−+!たの
ち、細胞膜を破壊するために橢械的な手段で紬がぐ磨砕
することが必要であり、この乾燥お、【び磨砕に多大の
エネルギが消費づnる。
めに、培養後1:通気を止めて数日間数備してから沈殿
した藻体な集めたものはもちろん、遠ノυ分離にIりて
培養液を分〜ft したものも、がなりの量の水分を含
んでいる。したがって水と相溶性のない溶剤を用いて藻
体中の引用成分である非水溶性成分(油状物質)を抽出
するためには、藻体を熱風等で天分に乾燥場−+!たの
ち、細胞膜を破壊するために橢械的な手段で紬がぐ磨砕
することが必要であり、この乾燥お、【び磨砕に多大の
エネルギが消費づnる。
この発明は、上記の工うな従来のカ注の久斉を除去ブる
ためになネオまたもので、乾燥や磨砕などの操作(ニよ
るエネルギi’t’+ 5!tをともなわずに、藻体中
の油状物aを幼芽的に抽出)るカ防を提供することを目
的としている。
ためになネオまたもので、乾燥や磨砕などの操作(ニよ
るエネルギi’t’+ 5!tをともなわずに、藻体中
の油状物aを幼芽的に抽出)るカ防を提供することを目
的としている。
この発明の基本的な卯月・は、藻体中の油状物3勺の抽
出を阻んでいる藻体細j抱壁、細胞膜を細菌の作用(二
よらない自己分角7作用によって破壊し、藻体細胞内部
の油状物餉を外部に滲出きせるが、少なくとも番出し一
?すくすることにある。この細胞壁、細胞膜の破壊は、
特定の条件、プなゎち腺体を未乾燥の1潅3〜15日間
にわたって30〜40℃の温度に作(侍することによっ
て容易に起る。この破壊により、藻細胞の内容物である
麿形り1、油滴などが水層中に分1til[シw (る
。
出を阻んでいる藻体細j抱壁、細胞膜を細菌の作用(二
よらない自己分角7作用によって破壊し、藻体細胞内部
の油状物餉を外部に滲出きせるが、少なくとも番出し一
?すくすることにある。この細胞壁、細胞膜の破壊は、
特定の条件、プなゎち腺体を未乾燥の1潅3〜15日間
にわたって30〜40℃の温度に作(侍することによっ
て容易に起る。この破壊により、藻細胞の内容物である
麿形り1、油滴などが水層中に分1til[シw (る
。
ケイソウは一般に海水を主体とする培養液中で培養Af
するので、収穫さnた藻体は培養最中に懸濁【、た形態
をなしている。細胞壁、1lll ill膜の自己分ブ
臀は、この懸1蜀計の11でも杓うことができるが、好
゛3しくに、沙゛き体を自然沈降1穴は遠ル分離によッ
テ瀬縮し、1層数回の水洗を杓ったのちに適当プハ畏度
の懸l蜀沿とり、(のp I−1を弱酸1住(pH61
ijl後)にみ周整する。この面冒蜀液は、自己カ角イ
の期間中静債しておいてもよいが、適当lLJ辰とぅを
杓うと目区分)クイの進物が速(ブxる。
するので、収穫さnた藻体は培養最中に懸濁【、た形態
をなしている。細胞壁、1lll ill膜の自己分ブ
臀は、この懸1蜀計の11でも杓うことができるが、好
゛3しくに、沙゛き体を自然沈降1穴は遠ル分離によッ
テ瀬縮し、1層数回の水洗を杓ったのちに適当プハ畏度
の懸l蜀沿とり、(のp I−1を弱酸1住(pH61
ijl後)にみ周整する。この面冒蜀液は、自己カ角イ
の期間中静債しておいてもよいが、適当lLJ辰とぅを
杓うと目区分)クイの進物が速(ブxる。
第1図(二本ヒた写真は、20℃で培養L/こ藻体を上
記の手順で1+ II 6に調塾し、約5000倍に拡
大したものである。このせ態では1だ分Mは始1つ”C
おらず、細胞壁や細胞膜が培養商(のま1の形で残って
いる。また第2図(二本した写真は、上記の裸体を37
℃(ニジてから2日間経過したときのもので、細胞壁や
細胞膜はでだ残っているが、内容物である原形TIや油
滴が水層中に分離している。第3図に示した写真は、3
7℃にしてから10日間を経過したのちのもので、この
状態になると、細j抱壁や細胞膜はほとんど自己分解し
、はとんどの/Ji’i形aや油滴が水相中に分1η1
fづ11″Cいるのがわかる。
記の手順で1+ II 6に調塾し、約5000倍に拡
大したものである。このせ態では1だ分Mは始1つ”C
おらず、細胞壁や細胞膜が培養商(のま1の形で残って
いる。また第2図(二本した写真は、上記の裸体を37
℃(ニジてから2日間経過したときのもので、細胞壁や
細胞膜はでだ残っているが、内容物である原形TIや油
滴が水層中に分離している。第3図に示した写真は、3
7℃にしてから10日間を経過したのちのもので、この
状態になると、細j抱壁や細胞膜はほとんど自己分解し
、はとんどの/Ji’i形aや油滴が水相中に分1η1
fづ11″Cいるのがわかる。
この懸7蜀液を適当な容器たとえば分液ロートに移し、
こt]に水と相溶性のない溶剤、たとえばケロi/ン、
石油ニーミル、ヘキャンプJどを刀lIえて据とうする
と、水層中の油状物角は溶剤中に転溶心11″Cくる。
こt]に水と相溶性のない溶剤、たとえばケロi/ン、
石油ニーミル、ヘキャンプJどを刀lIえて据とうする
と、水層中の油状物角は溶剤中に転溶心11″Cくる。
ついで容器を静創して内容物を1層の水層と上層の溶剤
層とに分離さゼたのち溶剤層だけを集め、つぎに溶剤な
流去することによってケイソウの油状物質だけを得るこ
とができる。この抽出操作には、一般に杓わノ1″cい
る蔽−液抽出技術を適用することが可能である3゜ この発明方法において、藻体細胞壁および細胞膜の破壊
が自己分解によるものであることにつぎの実験からも明
らかである。
層とに分離さゼたのち溶剤層だけを集め、つぎに溶剤な
流去することによってケイソウの油状物質だけを得るこ
とができる。この抽出操作には、一般に杓わノ1″cい
る蔽−液抽出技術を適用することが可能である3゜ この発明方法において、藻体細胞壁および細胞膜の破壊
が自己分解によるものであることにつぎの実験からも明
らかである。
この実験において、遠ノ○分離によって濃縮した藻体な
乾燥させている途中、水分が約1/21で減少した四点
で、′lガ体の清面にカビ秋のものが繁殖し、か/Jり
固化した乾燥藻体の液化が起ったことが観察さ1]k
oこの現象から、細胞膜の溶解にカビが関与していると
考えて、カビ10敬釉を純粋分IV[I L 、各菌創
を別個に藻体に摺A申して培養したが、細胞膜の分′M
は起らなかった。
乾燥させている途中、水分が約1/21で減少した四点
で、′lガ体の清面にカビ秋のものが繁殖し、か/Jり
固化した乾燥藻体の液化が起ったことが観察さ1]k
oこの現象から、細胞膜の溶解にカビが関与していると
考えて、カビ10敬釉を純粋分IV[I L 、各菌創
を別個に藻体に摺A申して培養したが、細胞膜の分′M
は起らなかった。
−力、藻体な30〜40℃に7J[] Wすると分M沿
化が起ることを見出した。この分ン竹が組1菌に工って
起ると推定し、署iDにJ IJλ411菌類の分離を
試み、2種の細菌の純粋培養に成功した1、十とで藻体
を60℃で15分聞訓錦することに工って混在ブる細菌
を死滅させ(なおこの条件ではケイソウ自体も死滅する
〕、この滅菌藻体に」1紀の26の冶))菌を(jぞn
接樋した2つの実験メと、細菌を摺わBしない実験区と
を用意し、c nらを35℃に10日間力り篇した。L
カ・しすべての実験区について、細胞壁、細胞膜の分w
I―起らず、またケロシンで抽出しても油せ物賃に抽出
できなかった。
化が起ることを見出した。この分ン竹が組1菌に工って
起ると推定し、署iDにJ IJλ411菌類の分離を
試み、2種の細菌の純粋培養に成功した1、十とで藻体
を60℃で15分聞訓錦することに工って混在ブる細菌
を死滅させ(なおこの条件ではケイソウ自体も死滅する
〕、この滅菌藻体に」1紀の26の冶))菌を(jぞn
接樋した2つの実験メと、細菌を摺わBしない実験区と
を用意し、c nらを35℃に10日間力り篇した。L
カ・しすべての実験区について、細胞壁、細胞膜の分w
I―起らず、またケロシンで抽出しても油せ物賃に抽出
できなかった。
ζnらの事突は、ケイソウの細胞壁、細胞膜の分解が細
菌によるのでになく、ケイソウが牛きているときだけに
起る自己分解によるものであることを明らかに示しくい
る。
菌によるのでになく、ケイソウが牛きているときだけに
起る自己分解によるものであることを明らかに示しくい
る。
以上のようにこの発明(:Lnは、クイソウの藻体細胞
壁および細胞膜を乾燥や檄械的脳砕によらず、住物学的
な手段で分解することができるので、エイ・ルギγ自費
量が著るしぐ少なく、また操作も容易である。したがっ
て得ら1六油状物鈷のコストが低く’lす、ζfをたと
えばバイオマスとL″′C工オルギエ(ω(二利用フる
う天で自利になる。
壁および細胞膜を乾燥や檄械的脳砕によらず、住物学的
な手段で分解することができるので、エイ・ルギγ自費
量が著るしぐ少なく、また操作も容易である。したがっ
て得ら1六油状物鈷のコストが低く’lす、ζfをたと
えばバイオマスとL″′C工オルギエ(ω(二利用フる
う天で自利になる。
4 図ifnの抽即プj駿明
第1図から第3図はケイソウを約5000倍に拡大した
顕倣鋭写兵で、艶1図は培養的後、第2しI!−137
℃で2日間たや]局し/こときのもの、第3区1は37
℃で10日間経過したときのものを(11ぞ1]示して
いる。
顕倣鋭写兵で、艶1図は培養的後、第2しI!−137
℃で2日間たや]局し/こときのもの、第3区1は37
℃で10日間経過したときのものを(11ぞ1]示して
いる。
代理人 弁理士 石 橋 侶 ノ41
.脂浜図面の浄書(内容に変更なし) 第 1 図 第 2 図 第3図 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 昭和57年特訂願第137015 号発明の名称 ケイツクから油状物質を抽出する方法 補正をする者 事件との関係 特許出願人 1丁 所 ゞ 7(819″ 財団法人 工業開発研究間代
理 人 11 所 〒151東京都渋谷区代々木2丁1−1
11番32号本村ヒル7階補正命令の日イ」 昭和57年11月30日 (発Jム) 補正により増加する発明の数 補正の月象
.脂浜図面の浄書(内容に変更なし) 第 1 図 第 2 図 第3図 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 昭和57年特訂願第137015 号発明の名称 ケイツクから油状物質を抽出する方法 補正をする者 事件との関係 特許出願人 1丁 所 ゞ 7(819″ 財団法人 工業開発研究間代
理 人 11 所 〒151東京都渋谷区代々木2丁1−1
11番32号本村ヒル7階補正命令の日イ」 昭和57年11月30日 (発Jム) 補正により増加する発明の数 補正の月象
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (11ケイソウを3〜15日間にわたって30〜40℃
に併つことに工って藻体の細胞壁お工び細胞膜を自己分
解させ、ついでζnに水と相溶性のない溶剤を7JI+
えて上記藻体中の油状物質を抽出することをl特命とす
るケイソウから油伏物鋼を抽出する方法。 (2)」−記如理に先立ってケイソウの藻体を水洗し、
ついでpHを弱酸性に調整しておくことを特徴とする特
許請求の帥間第1m記馳のケイソウから油状物質を抽出
する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13701582A JPS6012036B2 (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | ケイソウから油状物質を抽出する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13701582A JPS6012036B2 (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | ケイソウから油状物質を抽出する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5928480A true JPS5928480A (ja) | 1984-02-15 |
JPS6012036B2 JPS6012036B2 (ja) | 1985-03-29 |
Family
ID=15188824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13701582A Expired JPS6012036B2 (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | ケイソウから油状物質を抽出する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6012036B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997004121A1 (en) * | 1995-07-18 | 1997-02-06 | Zeneca Limited | Extraction of triglycerides from microorganisms |
-
1982
- 1982-08-06 JP JP13701582A patent/JPS6012036B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997004121A1 (en) * | 1995-07-18 | 1997-02-06 | Zeneca Limited | Extraction of triglycerides from microorganisms |
US6180376B1 (en) | 1995-07-18 | 2001-01-30 | Zeneca Limited | Extraction of triglycerides from microorganisms |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6012036B2 (ja) | 1985-03-29 |
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