JPS5928403B2 - 伸線方法およびその装置 - Google Patents
伸線方法およびその装置Info
- Publication number
- JPS5928403B2 JPS5928403B2 JP12288676A JP12288676A JPS5928403B2 JP S5928403 B2 JPS5928403 B2 JP S5928403B2 JP 12288676 A JP12288676 A JP 12288676A JP 12288676 A JP12288676 A JP 12288676A JP S5928403 B2 JPS5928403 B2 JP S5928403B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cone
- wire drawing
- guide
- guide cone
- die
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Metal Extraction Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は伸線方法およびその装置に関するものである
。
。
従来の伸線装置は第１図に示される。
ｃ５に案内コーン１０１と引張コーン１０２とがそれら
の回転中心軸線が互いに平行になるように配置され、そ
れら両コーンの間に線引きターイス１０４の取りつけら
れたダイスホルダ１０３が設けられて成るものである。
の回転中心軸線が互いに平行になるように配置され、そ
れら両コーンの間に線引きターイス１０４の取りつけら
れたダイスホルダ１０３が設けられて成るものである。
伸線すべき線条体Ｗは案内コーン１０１から線引きダイ
ス１０４を通過して引張コーン１０２により引き取られ
、この工程により伸線縮径されるが、伸線が進んで線径
が漸次細くなるに従って、線条体Ｗは両コーンを形成す
る直径の順次異なる巻きつけ円柱体を径が大きくなる方
向に移ってゆく。
ス１０４を通過して引張コーン１０２により引き取られ
、この工程により伸線縮径されるが、伸線が進んで線径
が漸次細くなるに従って、線条体Ｗは両コーンを形成す
る直径の順次異なる巻きつけ円柱体を径が大きくなる方
向に移ってゆく。
この従来装置による伸線工程においては、線引き作業時
に生ずる銅粉などの汚れが、引張および案内両コーンの
線条体巻きつけ円柱部の表面における線の走行径路に付
着堆積してその表面状態が経時的に変化して行き、特に
引張コーンのそれは線条体Ｗと該円柱部との摩擦係数の
増大をもたらし、これが遂には引張コーンの駆動トルク
の管理などによって保っている線条体の定張力状態を破
って線条体の断線を招く原因となっている。
に生ずる銅粉などの汚れが、引張および案内両コーンの
線条体巻きつけ円柱部の表面における線の走行径路に付
着堆積してその表面状態が経時的に変化して行き、特に
引張コーンのそれは線条体Ｗと該円柱部との摩擦係数の
増大をもたらし、これが遂には引張コーンの駆動トルク
の管理などによって保っている線条体の定張力状態を破
って線条体の断線を招く原因となっている。
この発明は、このような従来技術の欠点を排除するため
になされた新規な伸線方法およびその装置を提供するこ
とを目的とするものである。
になされた新規な伸線方法およびその装置を提供するこ
とを目的とするものである。
次に第２図および第３図全参照してこの発明の一実施例
装置ケ説明しよう。
装置ケ説明しよう。
１は直径が段階的に変化する複数個の線条体巻きかけ円
柱部からなる案内コーン、２は同形の引張コーンであっ
て両コーンはそれらの回転中心軸線を互いに平行にする
より支持枠４に取付けられている。
柱部からなる案内コーン、２は同形の引張コーンであっ
て両コーンはそれらの回転中心軸線を互いに平行にする
より支持枠４に取付けられている。
両コーンの中間には、複数個の伸線ダイス３１を前記両
コーンの線条体巻きつけ円柱部に対応する位置に設けて
なるダイスホルダ３が配置され、かつこのダイスホルダ
３は、その一部に取りつけられた滑動ブロック５によっ
て前記両コーンの回転中心軸線と平行な方向に移動でき
ろ、ｃ５に支持枠４に支持されている。
コーンの線条体巻きつけ円柱部に対応する位置に設けて
なるダイスホルダ３が配置され、かつこのダイスホルダ
３は、その一部に取りつけられた滑動ブロック５によっ
て前記両コーンの回転中心軸線と平行な方向に移動でき
ろ、ｃ５に支持枠４に支持されている。
すなわちダイスホルダ３は、コーン１゜２の回転中心軸
線方向に延びる。
線方向に延びる。
ｃ５に支持枠４に植設されたガイドビン７に滑動ブロッ
ク５の滑動孔６を滑動自在に係合した状態で支持枠４に
支持されている。
ク５の滑動孔６を滑動自在に係合した状態で支持枠４に
支持されている。
滑動ブロック５には適宜の軸を介してカム従動ローラ１
０が取りつけられ このカム従動ローラ１０にはカム板
９が係合する。
０が取りつけられ このカム従動ローラ１０にはカム板
９が係合する。
カム板９は第３図に示すヨウにその１回転のカム変位量
がコーン１゜２の線条体巻きつけ円柱部の回転中心軸線
方向の長さ、つまり円柱部の幅の長さｌよりも僅かに少
なくなるように選定され、同カム板９に同軸的に固着さ
れた歯車１１を介し、駆動軸８により回転駆動される。
がコーン１゜２の線条体巻きつけ円柱部の回転中心軸線
方向の長さ、つまり円柱部の幅の長さｌよりも僅かに少
なくなるように選定され、同カム板９に同軸的に固着さ
れた歯車１１を介し、駆動軸８により回転駆動される。
その１駆動機構は図から明白なように駆動軸８の一端に
取りつけられた歯車１２が前記歯車１１に係合し、また
駆動軸８の他端にはウオーム車１３が固着されてこれに
ウオーム１４が係合し、そのウオーム１４はモータ１６
によって減速機１５を経て減速駆動されるものである。
取りつけられた歯車１２が前記歯車１１に係合し、また
駆動軸８の他端にはウオーム車１３が固着されてこれに
ウオーム１４が係合し、そのウオーム１４はモータ１６
によって減速機１５を経て減速駆動されるものである。
以上の機構によってカム板９は十分に減速されて回転し
、カム従動ローラ１０、従ってダイスホルダ３に支持さ
れている各ダイス３１はカム板９の１回転の間にほぼ長
さｌに等しい距離だけ線条体の走行方向と直角の前記円
柱部の幅方向に往復移動することができる。
、カム従動ローラ１０、従ってダイスホルダ３に支持さ
れている各ダイス３１はカム板９の１回転の間にほぼ長
さｌに等しい距離だけ線条体の走行方向と直角の前記円
柱部の幅方向に往復移動することができる。
この発明によれば、伸線ダイスの上述のような往復移動
によって線引き工程中における線条体が、案内コーンお
工び引張コーンの線条体巻きつけ円柱部上をその幅方向
にたえず往復移動するから、該円柱部表面は従来のよう
に同一の部分のみが銅粉などによって比較的短時間内に
局部的に集中して汚されることはなく、その汚れが円柱
部の表面全体にわたって均一分散化されるので、単位時
間における線張力の増加の度合を著しく緩和して、線条
体の断線事故率を大幅に減少させることができる効果が
得られる。
によって線引き工程中における線条体が、案内コーンお
工び引張コーンの線条体巻きつけ円柱部上をその幅方向
にたえず往復移動するから、該円柱部表面は従来のよう
に同一の部分のみが銅粉などによって比較的短時間内に
局部的に集中して汚されることはなく、その汚れが円柱
部の表面全体にわたって均一分散化されるので、単位時
間における線張力の増加の度合を著しく緩和して、線条
体の断線事故率を大幅に減少させることができる効果が
得られる。
第１図は従来の伸線方法の説明図、第２図はこの発明を
実施して線条体を伸線している状態を示す斜視図、第３
図はカム板のカム線図である。 １・・・・・・案内コーン、２・・・・・・引張コーン
、３・・・・・・ダイスホルダ、３１・・・・・・伸線
ダイス、５・・・・・・滑動ブロック、６・・・・・・
滑動孔、７・・・・・・ガイドビン、９・・・・・・カ
ム板、１０・・・・・・カム従動ローラ。
実施して線条体を伸線している状態を示す斜視図、第３
図はカム板のカム線図である。 １・・・・・・案内コーン、２・・・・・・引張コーン
、３・・・・・・ダイスホルダ、３１・・・・・・伸線
ダイス、５・・・・・・滑動ブロック、６・・・・・・
滑動孔、７・・・・・・ガイドビン、９・・・・・・カ
ム板、１０・・・・・・カム従動ローラ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 伸線すべき線条件を案内コーンを経て伸線ダイスに
導き、引張コーンによって引張ることによって、前記線
条体を伸線ターイス内を強制的に通過縮径させる伸線方
法において、前記伸線ダイスを案内コーンおよび引張コ
ーンにおける線条体巻きかけ円柱部の幅の範囲内で線条
体の走行方向と直角の前記円柱部の幅方向に往復動させ
ることを特徴とする伸線方法。 ２ 直径が段階的に変化する複数個の線条体巻きかけ円
柱部を有する案内コーンと、前記案内コーンと同形をな
しその回転中心軸線が案内’：１−７（Ｄ回転中心軸線
と平行になるように配置されている引張コーンと、前記
案内コーンおよび引張コーンの中間に前記中心軸線の方
向に可動に配置され、複数個の伸線ダイスが前記各線条
体巻きかけ円柱部に対応して設けられてなるダイスホル
ダと、前記ダイスホルダを前記中心軸線方向に案内コー
ンお工び引張コーンの線条体巻きかけ円柱部の幅の長さ
を越えない範囲内で往復移動させ得る形状および変位量
ケ有するカム板と、前記ダイスホルダに固着されると共
に、かつ前記カム板に係合されるカム従動ローラと全有
する伸線装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12288676A JPS5928403B2 (ja) | 1976-10-15 | 1976-10-15 | 伸線方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12288676A JPS5928403B2 (ja) | 1976-10-15 | 1976-10-15 | 伸線方法およびその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5348068A JPS5348068A (en) | 1978-05-01 |
| JPS5928403B2 true JPS5928403B2 (ja) | 1984-07-12 |
Family
ID=14847059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12288676A Expired JPS5928403B2 (ja) | 1976-10-15 | 1976-10-15 | 伸線方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5928403B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH073904U (ja) * | 1993-06-16 | 1995-01-20 | 三菱マテリアル株式会社 | スローアウェイチップ |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5710614B2 (ja) * | 1973-06-07 | 1982-02-27 |
-
1976
- 1976-10-15 JP JP12288676A patent/JPS5928403B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH073904U (ja) * | 1993-06-16 | 1995-01-20 | 三菱マテリアル株式会社 | スローアウェイチップ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5348068A (en) | 1978-05-01 |
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