JPS5927720B2 - 封筒のフラツプへの給湿システム - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、封筒のゴムのりが塗られた閉鎖フラップに給
湿するための装置、より詳細には郵便料金計量機の如き
封筒処理機械内に使用される給湿機構及びこれと組み合
わされる液体溜め装置に関する。

郵便料金計量機は、一般に、封筒への郵便料金適用の補
助操作として封筒のゴムのりが塗られたフラップに給湿
し、そして封筒に封をするための機構を組合わせて有し
ている。

封筒のフラツプに給湿するための数種の装置が使用され
てきた。米国特許第２１６７２５２号及び第２１６７２
５７号に公表された給湿ブレードは、一般に青銅原料か
ら加工され、要求される公差の範囲で製造するには高価
である。更に、前記機構に組合わされる液体容器は、ブ
レードをプリミング（Ｐｒｉｍｉｎｇ）するために注意
深く取扱う必要があり、且つ再充填のため容器を機械か
ら取りはずす時にこぼれないようにする必要がある。米
国特許第３８１１４０７号に公表された、封筒のフラツ
プに給湿するための別の装置は、水容器内に延びた給湿
機構内に配置されたウイツク（Ｗｉｅｋ）を使用してい
る。

給湿機構は封筒処理機のデッキの下方に配置されている
。フラツプがデッキの下方を移動する時、封筒の本体は
デツキ上を移動する。バネ状部材は、封筒のフラツプが
ウイツクと確実に接触してバネ状部材とウイックの間を
通過するようにフラップを押し付け、フラツプのゴムの
りが塗られた部分をウイツクに対してこすりつける。前
記装置において、ウイツクは本質的に静止し、湿気の移
動はウイツクを形成している親水性合成樹脂の連続気泡
フオームの毛管現象により達成される。郵便料金計量動
作は高速且つ比較的故障無しになつてきた。

従つて、封筒のフラツプへの給湿の如き郵便料金計量の
補助動作も、同様に高速かつ信頼性の高いものでなけれ
ばならない。従つて、従来使用されている給湿装置が成
功の度合を変える機能を果たして来たが、郵便料金訂量
動作と同様の信頼性と高速性を有し、同時に製造と実質
上トラブルのない保全とが経済的な給湿装置を提案する
ことが望ましい。本発明は、非常に多様な型式及び寸法
の封筒へ高速で給湿することができる、封筒のフラツプ
への給湿機構を具備する給湿装置を提供する。

しかも、この給湿機構は封筒のフラツプのゴムのりが塗
られた部分にのみ湿気を移動せしめる。この給湿機構と
組合わされた液体溜め装置は水供給容器を具備している
。この給湿装置は、郵便料金計量機ぞの他の封筒処理機
の ツキの下方に配置される本発明によれば、前記の利
点及びその他の利点は、水のような液体を容器からベル
ト付近を通過する劃筒のゴムのりが塗られたフラツプへ
移動させることができる布製の従動エンドレスベルトを
具備した給湿装置を提供することによつて得られる。

バネ荷重をかけられた所定の形状のフインガ（ＣＯｎｔ
Ｏｕｒｅｄｆｉｎｇｅｒ）は＼封筒のフラツプがベルト
付近を通過する際にフラツプにわずかの圧力を加えて、
給湿のために封筒のフラツプのゴムのりが塗られた部分
のみをベルトに押し付ける。エンドレスベルトは、動作
位置において、旋回可能に設置された支持装置によつて
支持され、そして容器内まで下方に延びている。容器が
再充填のために封筒処理機から取りはずされる時、支持
装置は容器の外に上方に旋回するように構成できる。本
給湿装置は、丈夫な封筒給湿密封及び郵便料金計量機内
に使用されている封筒処理装置のデッキ下方に配置され
る。一般に、封筒の本体はデツキの上面上を移動し、フ
ラツプはデツキの下方を移動する。従つて、封筒のゴム
のりが塗られたフラツプが運転中のエンドレスベルト上
を通過する時に、所定の形状のフインガがフラツプにわ
ずかの圧力を加えて、ゴムのりが塗られた部分のみをベ
ルトに対してこすりつけ、湿気をその部分に与える。か
くして、高速で給湿し比較的トラブルなしに動作し且つ
容易に保全することができる、封筒のフラツプへの給湿
装置を提供することが本発明の特徴である。

本発明のもう１つの特徴は、封筒のフラツプのゴムのり
が塗られた部分にのみ給湿できる給湿装置を提供するこ
とである。

本発明は、抵抗力を受けることなく且つジヤミングのお
それを減少させるように設計され形造られた、広範囲の
フラップ付き封筒を取り扱うことができろ給湿装置を提
供する。

エンドレス給湿機構が損粍を減少せしめ、保全の必要性
を最小にする。本質上フラツプのゴムのりが塗られた部
分だけに給湿することによつて、封筒の中味が湿るのを
好ましく回避することができる。というのは、フラツプ
の全表面が湿らされると、次にフラツプを閉じたときフ
ラツプの湿つた上部が封筒の中昧と接触してしまうから
である。本発明の給湿装置は自己プリミングであり、交
換が容易な給湿材料を使用し、そして液体容器の充填が
容易である。図面を参照して説明する以下の記載から、
本発明の前記特徴目的及び利点が更に明確となり、本発
明が更に十分に理解されるであろう。第１図は、ほとん
どの型式の郵便料金計量機とその他の型式の封筒処理装
置に使用される、劃筒のフラツプへの給湿装置１０の斜
視図である。

図面の明確化のために、計量機あるいは封筒処理機のデ
ツキ２のみを、その上を移動する封筒Ｅと共に図示する
。一般に、封筒Ｅは矢印４の方向に郵便料金計量機内を
移動せしめられる。即ち、デツキ２上を封筒が貯蔵され
る領域から封筒への給湿装置１０を経て図示されていな
いが周知の型式のシール領域へ送られ、それから郵便料
金が封筒に適用される機械の郵便料金計量部へと、順次
移動せしめられる。第１図は、郵便料金計量機あるいは
封筒処理機の後方から見た図である。

封筒Ｅの本体はデッキ２の上面に沿つて移動し、一方封
筒のフラツプＦはデツキの後縁上に掛けられるので、フ
ラツプのゴムのりが塗られた部分Ｇは、それが給湿領域
を通過する時にデツキの表面の下方に存在する。第１図
に示されている具体例では、デツキ２は水平面に対して
ある角度で延び、後で説明するように、これは有効な給
湿のためある利点を具備している。所望ならばデツキを
水平にすることも可能であるが、本発明には不必要であ
る。封筒のフラツプへの給湿装置１０は、フラツプへ給
湿するための水その他の液体を保持する容器あるいはタ
ンク、即ち容器８２を有し、第２図、第４図及び第５図
に完全に示されている液体溜め装置８０を具備する。

容器８２は、布製エンドレスベルト１４と、容器８２か
ら水を吸い上げ、フラツプＦがベルト付近をこれに接触
して通過する時にフラツプのゴムのりが塗られた部分に
水を移すようにベルトを連続的に駆動するための、後で
詳述する駆動プーリとを具備する給湿機構１２と組合わ
されて働く。給湿機構は、封筒が薄く且つ／又は軽量の
航空便型かあるいは厚く且つ／又は重ぃクラフト紙型で
あるかにかかわらず、フラツプＦのゴムのりが塗られた
部分Ｇを給湿するのに充分な力で給湿エンドレスベルト
１４に押し付けるような設計及び形状の、エンドレスベ
ルト１４の近傍に支持された所定の形状のフィンガ６０
を具備している。更に、フインガ６０は第７図乃至第９
図に最も良く見られるような弓形で、その形状により、
フラツプがフインガ６０とエンドレスベルト１４との間
を通過する時に第６図及び第６ａ図に見られるようにフ
ラツプのゴムのりが塗られた部分以外の部分がベルトに
接触しないように封筒のフラツプＦに圧力を加えること
ができる。封筒のフラツプへの給湿機構１２の構成部品
は、第１図、第２図及び第３図で詳細に最も良く示され
ている。第２図及び第３図は各々、デツキ２と給湿機構
１２と液体溜め装置８０とを支持する郵便料金処理機の
後部部材６及び底部部材８を示している。また、第２図
及び第３図には、ローラ７によつて駆動され、そして第
１図及び第３図に示された矢印４の方向に封筒Ｅをデツ
キ２に沿つて推進せしめる駆動ベルト５が描かれている
。エンドレスベルト１４は、支持装置によつて、移動可
能に支持されている。この具体例においては、支持装置
は、ローラ１８及び２０、駆動プーリ２８、引張りプー
リ３４、支持板１６等から構成されている。ローラ１８
及び２０は、軸２２及び２４に回転自在に支持されてお
り、軸２２及び２４は支持板１６上に取付けられ、この
板は矢印２９の方向にエンドレスベルト１４を駆動する
ための駆動プーリ２８を支持している。駆動プーリ２８
は支持板１６ＶＣ取付けられたブッシユ２６内で回転す
る軸３０に取付けられ、そして図示していない可撓軸か
ら動力を受ける。アーム３２は軸３０の十わりに旋回し
、その他端で、エンドレスベルト１４が上を通過するロ
ーラ即ち、引張りプーリ３４を支持している。引張りプ
ーリ３４は、アーム３２に取付けられた軸３６上を自由
に回転する。アーム３２従つて引張りプーリ３４は、ア
ーム３２の端部と支持板１６上に支持されたフツク４０
とに取付けられたバネ３８によつてエンドレスベルト１
４に対する引張力を保持される。支持板１６は、旋回ボ
ルト４４によつてブラケツト４２に旋回可能に取付けら
れている。ブラケツト４２は、ボルト４６によつてデツ
キ２に取付けられている。ブラケツト４２は、支持板１
６に取付られたピン５０の運動軌道４８として機能する
開口を具備している。軌道４８及びピン５０は、支持板
１６の旋回運動の限定を確実にする。また、支持板１６
は５２で示される切欠きを具備し、この中にはブラケツ
トによつて支持された曲りバネ５４が留められており、
支持板１６従つて全給湿機構１２が後述のように２つの
位置のうち１つに保持されることを確実にする。エンド
レスベルト１４は、液体を吸上げて運ぶことができる適
当な材料で製造されている。

ペイントローラで使用される型の、ダイネル（Ｄｙｎｅ
ｌ）及びナイロンという商品名で特定されるけば立てら
れた合成材料が満足し得るものであることがわかつてい
る。エンドレスベル口４の回転速度及び幅は、充分な湿
気を与えて正確にシールするために水等の液体が充分に
容器あるいは容器８２から封筒のフラツプＦのゴムのり
が塗られた部分Ｇへ移動するような値である。処理され
る封筒に充分な湿気を与えるために、エンドレスベルト
の速度は可撓性動力軸入力によつて制御され、これは公
知の機構によつて郵便料金計量機あるいは封筒処理機の
速度に応じて調整されることができる。第２図に示され
ているように、エンドレスベルト１４は引張りプーリ３
４によつて適当な大きさの引張力下に保持され、そして
このプーリは、単にアーム３２及び引張りプーリ３４の
運動で引張力を解放することにより給湿機構からのベル
トの取り外しを容易にする。以上のように、エンドレス
ベル口４が損傷されたりあるいは交換する必要がある時
には、容易に交換が可能である。第１図乃至第３図に示
されるように、所定の形状のフインガ６０は、封筒のフ
ラップＦのゴムのりが塗られた部分Ｇをエンドレスベル
ト１４に押し付けて湿らせるようにエンドレスベルト１
４と組合わされて動作する。

フインガ６０は、エンドレスベルト１４を支持する軸及
びプーリを支持している支持板１６に取付けられた軸６
２上に旋回可能に設置されている。フインガ６０の上端
部は片持梁６４を有し、これによつて、封筒がフインガ
とエンドレスベルト１４との間を通過する時にフインガ
６０をわずかの圧力下に保持するためにバネ６６がフイ
ンガ６０を支持板１６に連結せしめている。所定の形状
のフインが６０は、第７図乃至第９図に示されているよ
うに、その上流縁６８から始まる複雑な凹面形状表面を
有し、その表面は、第７図及び第９図に示されるように
フインガの長手方向軸線を通り軸６２に平行な平面に対
して曲がりそしてねじれている。

フインガ６０の輪郭は、エンドレスベルト１４と作動関
係にあるフインガを示す第３図、第６図及び第６ａ図を
更に参照することによつて最も良く理解される。第３図
を参照すると、フインガ６０の上流縁６８の上部はエン
ドレスベルト１４の上流縁の上流部分まで延びてここか
ら徐々に下流にカーブしており、上流縁６８の下部はエ
ンドレスベルト１４の下流縁に平行か又はそのすぐ上流
の位置に配置されていることがわかる。

所定の形状のフインガ６０の本質的に垂直な下流縁７０
は、エンドレスベルト１４の下流に配置されている。封
筒がフインガとエンドレスベルトとの間にない時、フイ
ンガは引張られ、上流縁６８及び下流縁７０はエンドレ
スベルト１４の垂直部分を通る平面に関して各々その平
面の後方即ち機械の後方及びその平面の前方にある。フ
インガ６０のアーム６４が静止する止め７２は、エンド
レスベルト１４方向へのフインガ６０の運動を制限して
、その位置決めを確実にする。フインガ６０のこの配置
とその曲がり且つねじれた外形とは、封筒のフラツプＦ
がフインが６０とエンドレスベルト１４との間を通過す
る時にフラツプへ圧力を付加し、それによつてフラップ
のゴムのりが塗られた部分Ｇのみがエンドレスベルト１
４に接触して給湿され、フラツプ全体は給湿されないこ
とを確実にする。

２個の相異なる寸法のフラツプについて、このことが第
６図及び第６ａ図に示されている。

最初に第６図を参照すると、封筒Ｅがデツキ２に沿つて
通過中であり、フラツノプＦがフインガ６０とエンドレ
スベルト１４との間に存在することがわかる。

頭文字Ｇで示された、フラツプＦのゴムのりが塗られた
部分は、全体としてフランプの縁の部分を構成している
。第６図では、フラップの寸法が小さく、しかもゴムの
りが塗られた部分Ｇがエンドレスベルト１４に接触して
いることが見られる。第６ａ図を参照すると、ゴムのり
が塗られた部分Ｇを有するかなり大きな寸法のフランプ
が示されている。ゴムのりが塗られた部分Ｇは給湿のた
めにエンドレスベルト１４に接触しており、一方フラツ
プの残りの部分は封筒のフラツプＦとベルト１４に対す
るフインガ６０の動作によつてわずわに外側に曲げられ
、従つてフランプ全体がエンドレスベルトに接触して給
湿されるということはない。動作中、封筒Ｅは駆動ベル
ト５によつて送られ、デツキ２に沿つて移動する。

封筒のフラツプＦが給湿場所を通過する時、デツキ２の
縁の上を移動するフラツプＦはエンドレスベルト１４の
前面に案内される。フインガ６０はフラップＦに対して
圧力を加え、それによつてフラツプはエンドレスベルト
１４に接触する。フインガ６０の輪郭形状と、その上流
＠６８が大部分エンドレスベルト１４の下流縁と一直線
になるかあるいはエンドレスベルトのちようど前面の位
置にあるという、エンドレスベルト１４に対するフイン
ガ６０の位置付けとによつて、封筒のフラップＦのゴム
のりが塗られた部分Ｇのみが給湿される。これは、エン
ドレスベルト１４に接触するようにゴムのりが塗られた
部分ＧＶＣ．対してのみフィンガ６０によつて圧力が加
えられるが、フラツプの残りの部分はエンドレスベルト
に接触しないように保持されるということから起こる。
かくして、フラツプ全体の給湿は避けられ、封筒の内容
物は湿らない。フインガ及びエンドレスベルトの形状と
位置付けによつて広範囲の封筒の処理が可能である。図
示されているフインガの具体例は、約２５ｗｒＩｎ（１
インチ）から約１００ｒｒｍ（４インチ）の深さのフラ
ツプを有する異なつた寸法と形状の封筒を処理すること
ができる。周知のように、上記フラツプは長方形、円形
あるいは三角形である。長さ約１２５ｒｆｍ（５インチ
）の薄い半透明紙の封筒から深さ約１００ｒｆｍ（４イ
ンチ）のフラツプを有する長さ約３７５ｍ（１５インチ
）のクラフト紙の封筒まで種々の封筒を有効に給湿する
ことに成功した。本明細書で与えられるこの技術は、必
要に応じてその他の寸法と形状の封筒を処理するために
フィンガの輪郭及び位置付けを調整できることが理解さ
れるであろう。同様に、フインガは青銅、ステンレス鋼
あるいはフラツプを捕えないように表面を平滑ＶＣ．′
５′るだけで有利にプラスチックから製造できる。ここ
に示された給湿装置は、現在使用されている装置より障
害がなく封筒のフラップに給湿できる．更に、ジヤミン
グの問題は最小である。

エンドレスベルト１４は、定常的に液体容器内を回転す
ることにより、他の装置のようにゴムのりが付着したり
ほこりがついたりすることがない。更に、液体容器内を
回転するベルトの通過によつて水が動かされ、自己ブリ
ミングが与えられる。フインガ６０がフラツブの下部に
だけ接触し、そこに圧力を加えるので、上部は自由に保
たれそして実際にエンドレスベルト１４に接触しないよ
うにわずかに曲げられる。

バネ６６によるフインガへのバネ荷重は給湿のための充
分な接触を確実するのに充分である。更に、デツキ２は
水平面に対して傾斜し、図面には約２０ツの傾きが示さ
れているが、これはフラツプＦがエンドレスベルト１４
に接触することができるようにフラップに対して重力を
利用するというなお一層のオ聰を与える。しかしながら
、これは装置の動作の成功には必ずしも必要でない。液
体を吸い上げて封筒のフラツプのゴムのりが塗られた部
分へ運搬するためのエンドレスベルト１４が延びている
液体容器８２の取り外しは、エンドレスベルト１４を支
持している支持板１６及び所定の形状のフインが６０が
計量機のデツキ２に取付けられたブラケツト４２上に旋
回可能に設置されているということによつて容易となる
。

第２図は、計量機内の適所に取付けられた容器８２と共
に動作位置にある給湿機構１２を示している。容器を取
り外したい時には、容器８２は第５図に示された矢印７
４の方向に機械から単に引き抜かれるだけである。この
運動の結果として、支持板１６は、第１図に最も良く見
られる支持プーリ、即ちローラ２０の軸２４の延長部で
あるカム従動節２５上のカム表面の作用によつて旋回的
に動かされる。かくして、容器８２の取り外しの際、エ
ンドレスベルト１４及び所定の形状のフインガ６０を支
持するための支持板１６の全体が上方に旋回してその場
所から離れる。容器８２の返還及び第４図に示された矢
印７６の方向への機械への挿入の際には、カム従動節２
５は動作位置へ戻る旋回運動のためのもう１つのカム表
面に接触する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の特徴を具体化した給湿装置の後部上
方からみた斜視図。 第２図は、本発明による給湿装置の一部断面を示す側面
図。第３図は第２図の線３−３で切断した、第２図の給
湿装置の部分後面図。第４図は、下方への旋回運動のた
めに容器のカム表面に接触している給湿機構と共に、給
湿機構に挿入された段階の液体容器を示す、第２図に類
似の図。第５図は、上方への旋回運動のために容器のカ
ム表面に接触している給湿機構と共に、給湿装置から取
りはずされた段階の液体容器を示す、第４図に類似の図
。第６図及び高ａ図は、２つの相異なる寸法のフラツプ
が本発明の装置によつてゴムのりが塗られた部分だけに
給湿されているところを各々示す、第３図の線６−６で
切新して給湿機構の下流を見た拡大部分図。第７図は、
本発明に従つて圧力を加えるための所定の形状のフイン
ガの平面図。第８図は、圧力を加えるための所定の形状
のフインガの正面図。第９図は、圧力を加えるための所
定の形状のフインガの、上流を見た側面図。２・・・デ
ツキ、５・・・，駆動ベルト、７・・・ローラ、１０・
・・給湿装置、１２給湿機構、１４・・・エンドレスベ
ルト、１６・・・支持板、１８，２０・・・ローラ、２
８・・・駆動プーリ、３２・・・アーム、３４・・・引
張りプーリ、３８・・・バネ、６０・・ヴインガ、６６
・・・バネ、６８・・・フインガの上流縁、７０・・・
フインガの下流縁、８２・・・液体容器、Ｅ・・・封筒
、Ｆ・・・フラツプ、Ｇ・・・ゴムのりが塗られた部分
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 供給液体を収容するための液体溜め装置と、該溜め
   装置から外側に延びている、湿気運搬可能なエンドレス
   ベルトと、該エンドレスベルトを移動可能に支持するた
   めの支持装置と、該エンドレスベルトに隣接して配置さ
   れた、該支持装置と組合わされて動作する所定の形状の
   フィンガとを具備し、該フィンガ及び該エンドレスベル
   トが、それらの間へ封筒のフラツプが挿入されると、そ
   れらの間に封筒のゴムのりが塗られたフラツプを受け入
   れるための領域を形成し、該フィンガが、これと該エン
   ドレスベルトとの間に挿入されたフラツプの少なくとも
   一部分に対して圧力を加え、これによつて上記封筒のフ
   ラツプのゴムのりが塗られた縁部分が該エンドレスベル
   トに接触して給湿されるように、形状付けられており且
   つ該エンドレスベルトに対して位置付けられている、郵
   便料金計量機の如き封筒処理機内で処理される封筒のゴ
   ムのりが塗られたフラップに給湿するための給湿装置。 ２ 該フィンガが該エンドレスベルトに対して曲げられ
   、該エンドレスベルトと協働して、上記封筒のフラツプ
   の該ゴムのりが塗られた縁部分にだけ給湿するように上
   記封筒に対して選択的に圧力を加えるようになつている
   特許請求の範囲第１項記載の給湿装置。 ３ 該封筒処理機が処理すべき封筒が移動するデッキを
   具備し、該支持装置が該デッキの縁付近で且つ該デッキ
   の下方に配置されていて、上記封筒の本体が該デッキの
   上面を移動して、上記封筒のフラツプのゴムのりが塗ら
   れた縁部分が該デッキの縁付近で且つ該デッキの下方を
   延びるときに、上記封筒のフラップのゴムのりが塗られ
   た縁部分が給湿される特許請求の範囲第１項記載の給湿
   装置。 ４ 該エンドレスベルトが該溜め装置内の該液体の表面
   下に延び、その運動によつて該液体が攪拌される特許請
   求の範囲第１項記載の給湿装置。 ５ 封筒をして機械内を移動せしめるための装置と、液
   体溜め装置から上記封筒のフラツプへ湿気を運搬するた
   めの装置とを有する封筒処理機内の給湿装置にして、該
   溜め装置内に延びた湿気運搬可能なエンドレスベルトと
   、該エンドレスベルトを移動可能に支持するための支持
   装置と、該エンドレスベルトに対して曲げられて位置付
   けされた所定の形状のフィンガであり、本質的に該エン
   ドレスベルトに対して上記封筒のフラップのゴムのりが
   塗られた縁部分だけを押し付ける該エンドレスベルトに
   対して上記フラップを押し付けるための装置とを具備す
   ることを特徴とする給湿装置。 ６ 該フィンガが、その長手方向中心軸が封筒の移動方
   向に対して該エンドレスベルトの下流縁部の上流にある
   ように位置付けられ、更に該フィンガが、上記封筒の本
   体が移動し該フラツプが移動するデッキの縁から上方に
   部分的に延び、該フィンガの形状が、上流縁の上部が給
   湿のために該フィンガと該エンドレスベルトとの間の上
   記フラツプを案内するための案内装置を形成するような
   ものであり、そして更に該フィンガが、その軸線を通り
   該エンドレスベルトの給湿表面に本質的に平行な平面に
   関して、その長手方向軸線のまわりにねじれた曲面を有
   していることを特徴とする特許請求の範囲第５項記載の
   給湿装置。 ７ 上記封筒の本体が移動し且つ上記フラツブが移動す
   る該デッキの縁部の下方に、該支持装置が配置されてい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第５項記載の給湿装
   置。８ 封筒本体が移動し且つそのフラツプが縁の上を
   移動するデッキを有する郵便料金計量機内で処理される
   封筒のゴムのりが塗られたフラップに給湿するための装
   置にして、エンドレスベルト支持ローラとエンドレスベ
   ルトを回転せしめるための少なくとも１個の駆動プーリ
   とを含む、該デッキの下方に設置されたエンドレスベル
   ト支持装置であつて、湿気を吸い上げて運搬することが
   できる、該支持装置上に設置されたエンドレスベルトが
   該デッキの該縁上を移動するフラップに実質的に平行に
   位置付けられた平担な給湿表面を形成するように設置さ
   れたエンドレスベルト支持装置と、該エンドレスベルト
   が延びて液体を吸い上げるように該支持装置に対して位
   置付けられた液体容器と、封筒のゴムのりが塗られたフ
   ラツプを該エンドレスベルトの該給湿表面から湿気を受
   け取るように押し付けるための装置と、を具備する給湿
   装置。 ９ 該エンドレスベルトの該給湿表面に対して封筒のゴ
   ムのりが塗られたフラップを押し付けるための該装置が
   、給湿のために該エンドレスベルトに対して上記フラツ
   プのゴムのりが塗られた部分だけを押し付け、上記フラ
   ップ全体のぬれを防ぐように、該エンドレスベルトの表
   面に対して曲げられ且つねじられ、該エンドレスベルト
   の該給湿表面に近接して位置付けられたバネ引張力をか
   けられた所定の形状のフィンガから構成されている特許
   請求の範囲第８項記載の給湿装置。