JPS5925781Y2 - 差圧式レベル計 - Google Patents

差圧式レベル計

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Publication number
JPS5925781Y2
JPS5925781Y2 JP6847677U JP6847677U JPS5925781Y2 JP S5925781 Y2 JPS5925781 Y2 JP S5925781Y2 JP 6847677 U JP6847677 U JP 6847677U JP 6847677 U JP6847677 U JP 6847677U JP S5925781 Y2 JPS5925781 Y2 JP S5925781Y2
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JP
Japan
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differential pressure
level meter
tube
magnetic
gauge
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Expired
Application number
JP6847677U
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English (en)
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JPS53163163U (ja
Inventor
勇 衛藤
正行 小島
Original Assignee
三菱鉱業セメント株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案に粉粒体を負圧下で処理する装置用の差圧式レ
ベル計に関する。
従来たとえばサイクロン等の粉粒体を負圧下で処理する
装置において、該装置内部に粉粒体の付着、凝集あるい
は架橋現象等により装置に閉塞を生じて円滑な運転が不
可能となることがしばしば起った。
このような粉粒体による閉塞を検知する検出計またレベ
ル計としては、機械的、電気的方法によるもの、または
放射性同位元素を利用したものが使用されていたが、い
ずれも作動が不良であったり、または高価であった。
また空気式レベル計としては圧気を吹き込み、その背圧
を測定して粉粒体のレベルを測定する方法もあるが、圧
気の吹き込みを必要とするために機構が複雑になる欠点
があった。
さらに温度変化により粉粒体による閉塞を検知する温度
計式検知器は、粉粒体が全く流れない状態ではじめて閉
塞を検知するものであり、サイクロン下部内壁に粉粒体
の堆積が生じその一部が流れながら閉塞が進行するため
検知がおくれる欠点があった。
上記の欠点を解消し、閉塞の迅速な検知を可能ならしめ
しかも機構が簡単な空気式レベル計としては、実開昭4
9−109556号がある。
しかしながらこの考案は圧力計の異常な指示を検出する
手段として電極式を用いている。
すなわち粉粒体を処理する装置内の圧力が異常に上昇し
た時は、U字管内の大気側の液面が上昇し、U字管内に
懸垂された2本の電極に接触して両電極間に導通して警
報を発する構造である。
したがってU字管の内部の液体は導電性で、電極を腐蝕
せず、かつレベル計の作動を確実にし、管理を簡単にす
るためには不揮発性であることが要請される。
しかしながらこれらの条件を満す液体は現実には得難く
、また高価でもある。
また液体の導電性の低下、電極の汚れ等により作動不良
になる欠点がある。
さらにはまた粉粒体の装置内に急激な正圧が発生した場
合に圧力計自体が破損し、計測を継続できなくなる等の
欠点がある。
この考案はかかる従来のものの欠点を解消し、安価で確
実に作動し、かつ保守管理の簡単な差圧式レベル計を提
供せんとする。
すなわちこの考案は粉粒体を負圧下で処理する装置にお
いて、該装置に差圧検出管を、また差圧検出管には差圧
計とを順に連設し、差圧計は前記粉粒体を負圧下で処理
する装置における圧力により液面を上下できるようにし
て不揮発性の液体を内蔵し、かつ不揮発性の液体中には
磁石式フロートを装着すると共に該磁石式フロートの上
または下のいずれかの位置には磁性体リードと接点とを
電源からのリード線に接続した構成となっている。
この考案は上記簡単な構成によって、粉粒体処理装置の
内部の負圧を利用し、該装置内の粉粒体による閉塞を迅
速に検知し得る差圧式レベル計である。
そして差圧計の異常な指示を検知する手段としては電極
式ではなく、磁石式を用いているために差圧計の液体は
導電性であることを要せず、不揮発性ならば何でも使用
することができる。
不揮発性の液体としては、たとえば各種の油を使用する
ことができる。
油は不揮発性のため蒸発減少が少なく、かつ磁石式フロ
ートの動きも滑らかであり作動の信頼性を高める役割を
はたす。
また油は常温において極端に粘度の高いもの以外は何で
もよく、たとえば変圧器油、潤滑油、廃油、自動車用不
凍液等が好適であり、少々汚れていても使用可能である
なお、これらの油は極めて安価に、かつ手軽に得ること
ができる。
またこの考案は粉粒体を負圧下で処理する装置と差圧計
との間に差圧検出管を介在しているが、この差圧検出管
は上部に逆圧保護弁を有している。
通常粉粒体を処理する装置の圧力は負圧であり、粉粒体
の処理装置が粉粒で閉塞された場合に差圧は零か正圧と
なる。
そしてこの閉塞が急激な場合、爆発した場合、閉塞原料
の吹出し現象が生じた場合等には差圧計に大きな正圧が
かかり、液体の飛散あるいは差圧計の損傷を生じるおそ
れがある。
逆圧保護弁はこれらの不慮のできごとを事前に防止すべ
く設けたものであり、差圧計に一定以上の正圧を受けぬ
ようにしている。
このようにしてこの考案の差圧式レベル計が得られるが
、この考案の構成の一部となっている粉粒体を処理する
装置としては例えばセメント原料仮焼装置がある。
またこの考案の差圧式レベル計はセメント原料仮焼用サ
イクロンのごとき集塵装置では閉塞が最も起り易い位置
、すなわち装置の下部に取り付けられるが、セメント原
料の仮焼を流動層で行なう流動仮焼炉では流動層を考慮
して該炉の上部に取り付ける。
次にこの考案の一実施例を添付図面により説明すると、
第1図は正面図であり、第2図は第1図のこの考案であ
る差圧式レベル計をサスペンションプレヒータ付セメン
ト焼威キルンの最下段サイクロンに取り付けた場合であ
る。
この考案は第1図が示すように大別すると差圧検出管2
と差圧計7とからなり、両者をビニールチューブ3で連
結する。
差圧検出管2は通常ステンレス鋼からなり、その下端1
3はサイクロン12の下部内壁に開口してその部の負圧
を検出し、上部には一定の圧力がかかった際に大気と連
通ずるようにピン11 aにより逆圧保護弁11が設け
られている。
なお差圧計7と差圧検出管2とは前記したようにビニー
ルチューブで連結されているが、差圧検出管2には圧力
を受ける方向とは逆に分岐角が鋭角であるようにして分
岐管2aを設けている。
さらに差圧検出管2の表面には開度調節可能な閉塞防止
調節孔1を設は大気に連通している。
この閉塞防止調節孔1は本実施例では差圧検出管2の表
面に設けているが場合によっては上部の逆圧保護弁11
に設けてもよい。
差圧計7は通常硝子またはアクリル樹脂製のU字型水準
器を使用し、一端にはビニールチューブ3を介して差圧
検出管2の分岐管2aに連結するように分岐管7aを設
けている。
また差圧計7の他端には分岐管8を設は大気に開放して
いる。
差圧計7は不揮発性液体6、通常は変圧器油を注入し、
液面14.15を形成する。
そしてこの差圧計7の液体6には非磁性体製のフロート
ガイド軸9に摺動自由にセットされた磁石式フロート5
を浮上装着する。
このフロートガイド軸9は差圧計7に固定栓19により
固定しており、該フロートガイド軸9には磁石式フロー
ト5を挾んでその上下に夫々ストッパー4を設けている
なおこのストッパー4は磁石式フロート5の移動範囲を
考慮して任意の位置にネジ止めする。
フロートガイド軸9は中空管状体で両端は密封し、内部
には1−ド線10を挿通し、該リード線10の下端には
磁性体リード16及び接点17が固着している。
そしてこれらリード線10の上端はフロートガイド軸9
外に取り出され、リレー18と電源20とに接続し、警
報器(図示せず)に接続する。
なお上記した固定栓19により固定したフロートガイド
軸9及びその内部の磁性体リード16、接点17及び磁
石式フロート5を液面15側に設けることもできる。
ただしこの場合は磁性体リード16及び接点17を液面
15より上に設ける必要がある。
このような構成からなるこの考案は通常サイクロン12
が負圧で操業しているので、差圧検出管2側の液面14
及び磁石式フロート5の位置は大気側の液面15より高
く、かね磁石式フロート5は上限ストッパー4と下限ス
トッパー4の間に位置し、サイクロン12の圧力の変動
に応じて若干の上下運動をしている。
サイクロン12のシュート詰り等により、サイクロン1
2の圧力が異常に上昇し、これに伴なって磁石式フロー
ト5は液面14の移動に従ってフロートガイド軸9にガ
イドされながら下限ストッパー4に近づいて移動する。
このようにして磁石式フロート5が下降して磁性体り−
ド16のレベルに達すると、磁石式フロート5の磁界に
よって磁性体リード16が作動して接点17が閉じ、リ
レー18を励磁して警報器により警報を発するかまたは
バイブレータ−を作動させて迅速に閉塞の防止処置をと
ることぎできる。
上記した磁性体リード16の位置は通常は差圧が零にな
った時の磁石式フロート5の位置に調整されている。
またサイクロン12内に急激な正圧が発生した場合は、
差圧検出管2に設けた逆圧保護弁11が自動的に開放さ
れるので、差圧計には直接大きな正圧が掛からず損傷を
免れることができる。
さらに分岐管2aの分岐角が圧力を受ける方向とは逆方
向に鋭角であるためにサイクロン12からの正動圧を緩
和して差圧計の保護に寄与している。
上記異常正圧が去った後は逆圧保護弁11をリセットす
れば差圧計は再度作動する。
この逆圧保護弁11は自動的にリセットすることもでき
るが、この場合は異常正圧が解除されれば差圧計は自動
的に計測を続行することができる。
さらに閉塞防止調節孔1を設けることは、該閉塞防止調
節孔1の孔の開度を検出すべき装置内部の負圧の程度や
対象とするセメント原料の性質に応じて調節することに
よって、差圧計7の液面14にかかる圧力を適当に定め
ると共に装置内の負圧によって差圧検出管2の上部から
下端13を経て装置内に流入する空気量を調節すること
ができる。
この際の流入空気は差圧検出管2の下端13にセメント
原料の詰まるのを防ぐと共に装置内部が高温である場合
には差圧検出管2を冷却する役目を兼ねる。
以上述べてきたように、この考案は簡単な構造で迅速に
閉塞を検知することができ、従来に類をみない差圧式レ
ベル計であって、その実用性はかなり高い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す正面図であり、第2
図は第1図の差圧式レベル計をサスペンションプレヒー
タ一打セメント焼成キルンの最下段サイクロンに取付け
た場合の説明図である。 1・・・・・・閉塞防止調節孔、2・・・・・・差圧検
出管、2a・・・・・・分岐管、3・・・・・・チュー
ブ、4・・・・・・ストッパー 5・・・・・・磁石式
フロート、6・・・・・・不揮発性の液体、7・・・・
・・差圧計、10・・・・・・リード線、11・・・・
・・逆圧保護弁、12・・・・・・サイクロン、14.
15・・・・・・液面、16・・・・・・磁性体リード
、17・・・・・・接点、20・・・・・・電源。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 l 粉粒体を負圧下で処理する装置12と、該装置にお
    ける圧力の上下により液面14.15を移動して差圧を
    計る差圧計7とを差圧検出管2を介して連設した差圧式
    レベル計において、差圧計7の不揮発性の液体6中に磁
    石式フロート5を装着し、該磁石式フロート5の上また
    は下の任意のいずれかの位置に磁性体リード16と接点
    17とを電源20からのリード線10に接続して配し、
    磁石式フロート5と磁性体リード16の合致により警報
    等を告知するようにし前記差圧検出管2は下端が粉粒体
    を負圧下で処理する装置12の内壁に開口し、上部に逆
    圧保護弁11を設け、前記逆圧保護弁11は一定の圧力
    で開放し、大気と連通ずるようにすることを特徴とする
    差圧式レベル計。 2 磁石フロート5の上下の任意の位置にはそれぞれス
    トッパー4を配してなる実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の差圧式レベル計。 3 差圧計7は一端が差圧検出管2に連設し、他端が大
    気中に開口したU字管からなる実用新案登録請求の範囲
    第1項または第2項に記載の差圧式レベル計。 4 差圧計7と差圧検出管2とはチューブ3で連結され
    ており、差圧検出管2には圧力を受ける方向とは逆方向
    に分岐角を鋭角であるようにして分岐管2aを設けた実
    用新案登録請求の範囲第1項ないし第3項のうちのいず
    れか一つに記載の差圧式レベル計。 5 差圧検出管2には閉塞防止調節孔1を設けた実用新
    案登録請求の範囲第1項ないし第4項のうちいずれか一
    つに記載の差圧式レベル計。
JP6847677U 1977-05-30 1977-05-30 差圧式レベル計 Expired JPS5925781Y2 (ja)

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JP6847677U JPS5925781Y2 (ja) 1977-05-30 1977-05-30 差圧式レベル計

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JP6847677U JPS5925781Y2 (ja) 1977-05-30 1977-05-30 差圧式レベル計

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Publication Number Publication Date
JPS53163163U JPS53163163U (ja) 1978-12-20
JPS5925781Y2 true JPS5925781Y2 (ja) 1984-07-27

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