JPS5924639Y2 - 船外機・船内外機のプロペラ・ボス排気用ムリネ - Google Patents
船外機・船内外機のプロペラ・ボス排気用ムリネInfo
- Publication number
- JPS5924639Y2 JPS5924639Y2 JP1977029630U JP2963077U JPS5924639Y2 JP S5924639 Y2 JPS5924639 Y2 JP S5924639Y2 JP 1977029630 U JP1977029630 U JP 1977029630U JP 2963077 U JP2963077 U JP 2963077U JP S5924639 Y2 JPS5924639 Y2 JP S5924639Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moulinet
- exhaust gas
- propeller
- outboard motors
- inboard
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はプロペラ・ボス排気装置を有する船外機、船内
外機のムリネに関するものである。
外機のムリネに関するものである。
一般に船外機、船内外機のムリネは船を走らせるもので
はなく船外機、船内外機の下方ユニット部（以下文中で
はギヤーケースと言う）を小さな水槽内に入れて運転し
ながら整備、調整するために、回転力を推力に変換する
プロペラの代りに取付けて用いられるもので、推力を生
じさせず、回転力のみを吸収し、かつ小さな水槽内で安
定して運転できるような水の抵抗回転体のテスト用プロ
ペラである。
はなく船外機、船内外機の下方ユニット部（以下文中で
はギヤーケースと言う）を小さな水槽内に入れて運転し
ながら整備、調整するために、回転力を推力に変換する
プロペラの代りに取付けて用いられるもので、推力を生
じさせず、回転力のみを吸収し、かつ小さな水槽内で安
定して運転できるような水の抵抗回転体のテスト用プロ
ペラである。
ムリネをいう名称は数十午前からプロペラ式飛行機で飛
ばすことなしにエンジンの整備、調整するために造られ
たものであり、この様な用途に使われるテスト用プロペ
ラをムリネと称して、船外機、船内外機においても同一
名称が使用されている。
ばすことなしにエンジンの整備、調整するために造られ
たものであり、この様な用途に使われるテスト用プロペ
ラをムリネと称して、船外機、船内外機においても同一
名称が使用されている。
第１図で示すように一般的な船外機、船内外機ではムリ
ネ１１を水槽１２に固定した船外機１３に取り付けた時
、船外機、船内外機のエンジンの排気ガス出口１４がム
リネ１１より上方の水面１５に近い水中にあるため、矢
印方向に出る排気ガスはすぐに水面に上昇し、ムリネ１
１の羽根にまき込まれないから、水の抵抗のみを吸収し
て安定して運転できる。
ネ１１を水槽１２に固定した船外機１３に取り付けた時
、船外機、船内外機のエンジンの排気ガス出口１４がム
リネ１１より上方の水面１５に近い水中にあるため、矢
印方向に出る排気ガスはすぐに水面に上昇し、ムリネ１
１の羽根にまき込まれないから、水の抵抗のみを吸収し
て安定して運転できる。
しかし、プロペラ・ボス排気装置を有する船外機の場合
は、第２図に示すように船外機２３、ムリネ２１を水槽
１２に取付けた時、エンジンの排気ガス出口２４がムリ
ネ２１の中心部ボスの内側を通路として設けであるため
、出口２４から出た排気ガスが水面上に上昇する途中に
あるムリネ２１の水の回転抵抗体に巻き込まれ、回転抵
抗体は水と排気ガスの抵抗を吸収することになる。
は、第２図に示すように船外機２３、ムリネ２１を水槽
１２に取付けた時、エンジンの排気ガス出口２４がムリ
ネ２１の中心部ボスの内側を通路として設けであるため
、出口２４から出た排気ガスが水面上に上昇する途中に
あるムリネ２１の水の回転抵抗体に巻き込まれ、回転抵
抗体は水と排気ガスの抵抗を吸収することになる。
本来は水の抵抗により回転力を吸収するが、回転抵抗体
に排気ガスという気体が不規則に巻込まれるため水によ
る抵抗が不安定となる。
に排気ガスという気体が不規則に巻込まれるため水によ
る抵抗が不安定となる。
そのために排気ガスの巻込か゛多けれは゛多いほどキャ
ビテーションを起し、安定した運転ができなくなりやす
い問題を有する。
ビテーションを起し、安定した運転ができなくなりやす
い問題を有する。
本考案は、排気ガスをムリネに影響しない様に水面上に
排出して、小さな水槽でも安定した運転を可能にする特
徴がある。
排出して、小さな水槽でも安定した運転を可能にする特
徴がある。
以下添付図面に記載された一実施例に従って詳細に説明
する。
する。
第２図の様に取付は使用されるムリネを第３図で説明す
ると、１が船外機、又は船内外機のギヤケース、２が１
のギヤケースに組込まれているプロペラ軸で、プロペラ
軸に３のプロペラ・ボス排気用ムリネがスプライン又は
シャーピン等で回り止めされてナツト締めで固定され、
エンジンから回転をムリネに伝達される。
ると、１が船外機、又は船内外機のギヤケース、２が１
のギヤケースに組込まれているプロペラ軸で、プロペラ
軸に３のプロペラ・ボス排気用ムリネがスプライン又は
シャーピン等で回り止めされてナツト締めで固定され、
エンジンから回転をムリネに伝達される。
４がギヤーケースと排気ガス通路を挿通してエンジンの
排気ガス通路５を内側に形成する内輪、６が４の内輪と
同窓の外輪で、外輪と内輪との間の７が傾きをつけた羽
根兼リブで（Ｘ−Ｘ断面参照）（この実施例では羽根を
３枚としている）、８の部分がムリネの羽根の形状を有
してい、本考案のプロペラ・ボス排気用ムリネが構成さ
れている。
排気ガス通路５を内側に形成する内輪、６が４の内輪と
同窓の外輪で、外輪と内輪との間の７が傾きをつけた羽
根兼リブで（Ｘ−Ｘ断面参照）（この実施例では羽根を
３枚としている）、８の部分がムリネの羽根の形状を有
してい、本考案のプロペラ・ボス排気用ムリネが構成さ
れている。
本考案によれば従来のムリネに対し、外輪６と外輪と内
輪との間の傾きるつけた羽根７を設けたことにより、エ
ンジンの回転によりムリネが回転されたとき、内輪４と
外輪６の間に羽根の傾き角と回転数に比例した速さの水
の流れが起こされるので、この円筒状の水流の内側にあ
るエンジンの排気ガスは水の流速による負圧で引き出さ
れ、かつ円筒状水流にかこまれてムリネの軸方向後方に
移動されるので、排気ガスが８のムリネ形状の回転部の
近くには排出されないので排気ガスの影響をあたえず、
ムリネは安定した運転を保つことができる。
輪との間の傾きるつけた羽根７を設けたことにより、エ
ンジンの回転によりムリネが回転されたとき、内輪４と
外輪６の間に羽根の傾き角と回転数に比例した速さの水
の流れが起こされるので、この円筒状の水流の内側にあ
るエンジンの排気ガスは水の流速による負圧で引き出さ
れ、かつ円筒状水流にかこまれてムリネの軸方向後方に
移動されるので、排気ガスが８のムリネ形状の回転部の
近くには排出されないので排気ガスの影響をあたえず、
ムリネは安定した運転を保つことができる。
又、水槽が小さい場合７の羽根により起こされた水流が
水槽のカベに当りその反ね返りの影響も考えられるが、
実用上は排気ガスがムリネの羽根８にまき込まれない程
度の小さい速さの水流を生じさせればよいので、羽根７
を小さくしたり、その傾き角を小さく選定してやれば問
題は生じない。
水槽のカベに当りその反ね返りの影響も考えられるが、
実用上は排気ガスがムリネの羽根８にまき込まれない程
度の小さい速さの水流を生じさせればよいので、羽根７
を小さくしたり、その傾き角を小さく選定してやれば問
題は生じない。
図は船外機の場合についての実施例を示す。
第１図はプロペラボス排気ガス式でない一般の船外機の
水槽運転の状況を示す。 第２図はプロペラボス排気方式の船外機の水槽運転の状
況を示す。 第３図は本考案によるムリネの取りつけられている横断
面図を示す。 第４図は第３図の後から見た図面である。 ２・・・・・・プロペラ軸、３・・・・・・プロペラボ
ス排気用ムリネ、４・・・・・・ムリネの内輪、６・・
・・・・ムリネの外輪、５・・・排気ガス通路、７・・
・羽根、８・・・ムリネ羽根（水の抵抗回転体）。
水槽運転の状況を示す。 第２図はプロペラボス排気方式の船外機の水槽運転の状
況を示す。 第３図は本考案によるムリネの取りつけられている横断
面図を示す。 第４図は第３図の後から見た図面である。 ２・・・・・・プロペラ軸、３・・・・・・プロペラボ
ス排気用ムリネ、４・・・・・・ムリネの内輪、６・・
・・・・ムリネの外輪、５・・・排気ガス通路、７・・
・羽根、８・・・ムリネ羽根（水の抵抗回転体）。
Claims (1)
- 後方に向いた排気ガス開口を有する部分を備えた下方ユ
ニットと排気ガス通路を連通してエンジンの排気ガス通
路を内側に形成した内輪と、その内輪とは同窓でかつ後
端を内輪後端とほぼ同じ位置まで伸ばした外輪との間に
水を後方に送るための羽根を設け、かつ外輪の外側には
外輪、内輪と同窓の水の抵抗回転体を設けたことを特徴
とする船外機、船内外機のプロペラボス排気用ムリネ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977029630U JPS5924639Y2 (ja) | 1977-03-14 | 1977-03-14 | 船外機・船内外機のプロペラ・ボス排気用ムリネ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977029630U JPS5924639Y2 (ja) | 1977-03-14 | 1977-03-14 | 船外機・船内外機のプロペラ・ボス排気用ムリネ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53126200U JPS53126200U (ja) | 1978-10-06 |
| JPS5924639Y2 true JPS5924639Y2 (ja) | 1984-07-20 |
Family
ID=28877761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977029630U Expired JPS5924639Y2 (ja) | 1977-03-14 | 1977-03-14 | 船外機・船内外機のプロペラ・ボス排気用ムリネ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5924639Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5195383A (en) * | 1975-02-19 | 1976-08-20 | Sengaiki sennaigaikino puropera bosuhaikisochi |
-
1977
- 1977-03-14 JP JP1977029630U patent/JPS5924639Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5195383A (en) * | 1975-02-19 | 1976-08-20 | Sengaiki sennaigaikino puropera bosuhaikisochi |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53126200U (ja) | 1978-10-06 |
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