JPS59228395A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JPS59228395A
JPS59228395A JP10313283A JP10313283A JPS59228395A JP S59228395 A JPS59228395 A JP S59228395A JP 10313283 A JP10313283 A JP 10313283A JP 10313283 A JP10313283 A JP 10313283A JP S59228395 A JPS59228395 A JP S59228395A
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JP
Japan
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frequency
heating chamber
circulator
antenna
high frequency
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JP10313283A
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English (en)
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公明 山口
楠木 悲
等隆 信江
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は1.S、M・(工業、科学、医事用)周波数帯
の一つである916石帯を高周波加熱源の発振周波数と
した高周波加熱装置にかかり、高周波発振器で発生した
高周波を加熱室へ導く給電回路の改善に関するものであ
る。
従来例の構成とその問題点 従来の高周波加熱装置として広く民生用に用いられてい
る電子レンジの場合、そのほとんどがI、S、M、周波
数の一つである245Ohllh帯を利用しているが、
この周波数帯(245oMlh)を利用した場合と、比
較すると本発明にかかる915比帯を利用した場合法の
ような問題点がある。
次にその問題点について説明する。第1図は高周波加熱
装置の基本構成を示す概念図である。
高周波加熱装置は、基本的には高周波を発生する高周波
発振源1と被加熱物7を収納し加熱するための加熱室3
、高周波発振源1で発生した高周波エネルギーを加熱室
3へと導くための結合器であるアンテナ6の3部分から
成り立っている0高周がi発振源1で発生した高周波エ
ネルギーにより効率よく被加熱物7を加熱するためには
、高周波発振源1で発生した高周波を効率よく加熱室3
内に導き入れる必要があるがこのためには、被加熱物7
のある状態で高周波発振源1から加熱室3側を見た高周
波インピーダンスをできるだけ整合状態に近づけ反射の
ない」:うにするのが一般的な手段である。
しかし、この整合状態を実現するためには、1ずその周
波数もしくはその極近傍で、加熱室3を被加熱物7を含
んだ形で共振可能とし、さらに適当な結合器すなわちア
ンテナ6で励振してインピーダンスの整合状態を実現す
ることが必要となる。
一方加熱室3の共振周波数は、加熱室3が直方体で各辺
の長さをそれぞれW、D、Hとしたときf−(1/u)
X!肩可τゴ曙石票・・・・・・式(1)で表わされる
。ここでε、μ、は加熱室3内の媒体の誘電率と透磁率
m 、 n 、 sは励振される共振モードの次数を示
す零又は正の整数である。式(1)が、加熱室3内の媒
体の誘電率εの関数であることからも予測されるように
、加熱室3である共振器の共振周波数やQといった回路
定数は、中には入る負荷(被加熱物7)の量、形状、質
によって変化する9、 ところで2450111jを利用した高周波加熱装置の
場合、民生用機器を考えてもその加熱室30寸法は波長
12濡に比較して十分太きい。従って励振加能な多数の
近接モードが存在するので、特定のモードを励振するの
は困難である代り、負荷が変−て共振周波数が変化して
も、多数のモートのいずれかが共振もしくはそれに近い
状態になり従って、適当に股引された1つのアンテナに
よりそれらのmodlのいくつかが励振可能なため多少
負荷が変っても、高周波エネルギーは加熱室3内へ導か
れる。
これに対し、915MI&の場合自由空間波長は、24
晶則の自由空間波長121J−の約2.7倍の33Cm
であるため同一寸法の加熱室3で共振しうるモードの数
は大巾に少なくなる。例えばD=365mm、H= 2
40mm、W=365mmという寸法の共振器を考えた
場合、245C4を中心に±6%の周波数範囲に存在す
る共振可能なモード数は27個存在するのに対し、91
5肌を中心に±6係の周波数範囲ではm 、 n 、 
s = 1.02とm 、 n 、 s =2.01の
2個のみである。このことは915vhの場合特定のモ
ード(この例の場合(1,02)  もしくは、(2,
01)  というモード)単独での励振はし易い代り、
給供される周波数がそのモードの共振周波数からずれた
場合、電気工学でいういわゆるインピーダンス整合が完
全に取れなくなって、加熱室2内へ高周波エネルギーが
入らなくなり、その分が高周波発振器1へ反射すること
になる。このことは単に高周波エネルギーの利用効率が
低下するということだけではなく、反射電力が限度を越
すと高周波発振器1に損傷を与えることになる。特に9
15比を利用した高周波加熱装置の場合、周波数が低い
分生導体素子により高周波発振器1を構成することかよ
り容易になるが半導体素子は現在捷でのところ真空管素
子に比較し反射電力に対して非常に弱いという欠点を有
している。このような背景から916加帯を利用し、か
つ半導体素子を用いた高周波発振器1を具備した高周波
加熱装置の場合、第2図に示すように高周波発振器1と
アンテナ60間に、サーキュレータ2を介在させる構成
を取るのが、一般的な手段である〇しかしなからこの構
成の場合、反射電力は全て無灰終端4に吸収されるため
、高周波発振器11へ電波が反射しこれに損傷を与える
ということは避けうるが、高周波エネルギーの利用効率
の悪さそのものは改善されないだけでなく、反射電力に
応じた電力容量を有する無反射終端4を必要とする欠点
があった。
発明の目的 本発明は、上記に説明した915加帯を利用しサーキュ
レータ全具備した高周波加熱装置において、負荷の変動
のために生ずる効率の低下を改善し、かつ従来不可欠で
あった無反射終端の省略を可能ならしめることを目的と
したものである。
発明の構成 上記目的を達成するため、本発明の高周波加熱装置は、
サーキュレータのそれぞれ異なる開口端子に結合した複
数のアンテナにより加熱室を励振することにより、広い
負荷範囲で効率よく高周波エネルギーを加熱室の負荷に
吸収可能としたものである。
実施例の説明 以下、一実施例に基づいて本発明を説明する。
第3図は本発明よりなる一実施例の基本構成図である。
サーキュレータ2は、3つの開口端子8、a、b、cを
有しており、その働きは良く知られているように開口端
子8aから入った電波は開口端子8bから出てゆき、開
口端子8bから入った電波は開口端子8cへ出てゆく、
同様に開口端子8Cかも入った電波は開口端子8aへ出
てゆく。
上述のサーキュレータ2の働きに従って、本実施例を説
明する。高周波発振源1で発生した電波は開口端子8d
よりサーキュレータ2に入p、開1コ端子8bから出て
アンテナ6bを通って加熱室3内へ導かれる。ここで開
口端子8bからアンテナ6b側を見たインピーダンスが
完全に整合している場合、全て電波は加熱室S内で吸収
されて反射はない。これに対し、整合していないときは
吸収されなかった残りの反射電力が再び開口端子8bを
通ってサーキュレータ2内に入り、今度は開口端子8C
から出てアンテナ6ci通って、再び加熱室3内へ導か
れる。ここで開口端子8Cからアンテナ6C側を見たイ
ンピーダンスが完全に整合しておれば、ここで電波は全
て加熱室3内で吸収される。もしここでも不整合があれ
ば、加熱室3内で吸収されなかった残りの電波は再び8
cf通って高周波発振器1へ戻ることに々る。
ここで2つのアンテナ6b、6cは当然のことながら取
付位置が異なり、又場合によってはその形状、打法も異
なり、それぞれが異なる負荷条件で良いインピーダンス
整合が取れるように決定されている。槌って例えばアン
テナ6bが大きい負荷条件で、アンテナ6Cが小さい負
荷条件でそれぞれ整合もしくわそれに近い状態になって
いるとすると、大きい負荷の場合、電波はアンテナ6b
によりほとんど加熱室3内で吸収される。一方、小さい
負荷の場合、アンテナ6bは整合から大きくずれている
ので電波の相当分が反射してサーキュレ〜り2の開口端
子2bに戻り、開口端子2ai通じてアンテナ6cへ導
びかれる。アンテナ6cは小さい負荷で整合が取れるの
で、アンテナ6bで反射して来た電波のほとんどはここ
で加熱室3内で吸収されることになる。従って、負荷の
大きい場合も、小さい場合も、アンテナeb、ecのい
ずれかで効率よく加熱室3内に電波が導かれるため、最
終的に高周波発振器1に反射して戻って来る量はわずか
となる。
第4図は、本発明よりなる高周波加熱装置の他の実施例
で、ブーキュ1/−夕2として4つの開口端子を有する
ものを用い、これに対応して3つのアンテナ6b、c、
dを具備している。本実施例の場合、第3図で説明した
先の実施例よりさらに効率よく電波を加熱室3へ導入で
きることは明らかであろう。
第6図も本発明よりなる高周波加熱装置の他の実施例で
、第4図の場合と同様4つの開口端子を有するサーキュ
レータを用いているが、この場合2つのアンテナ6b、
6cを用いても生ずる反射電波を、無反射終端4により
吸収し、高周波発振器1へ全く反射電力がゆかないよう
にしたものである。この場合、無反射終端4は必要とな
るが、その電力容量は、非常に小さなもので済むことは
先の説明から容易に理解できるであろう。。
以上の実施例の説明から理解されるように、本発明の構
成によれば、従来一つのアンテナで給電していた場合、
励振可能なモードや結合条件が限定されるために限られ
た負荷条件でしか効率の良い構成が不可能であったもの
が、広範囲の負荷に対して効率の良い構成が可能となる
。さらに従来不可欠で大きな容量を必要とした無反射終
端を省略するか、もしくは非常に小電力容量のもので済
ますことが可能となった。又その他、複数個所で給電し
ているために、加熱分布の改善にも効果期待される。
ここで念のために、つけ加えれば本発明の場合、サーキ
ュレータ2を介して高周波発振器1をアンテナ6に結合
しているので、上記のような効果が簡単に得られるが、
仮にサーキュレータを介さずに直接複数のアンテナで給
電した場合、各アンテナは高周波発振器1から見て並列
負荷となり、複数のアンテナを使用することにより、全
体としてかえって整合が悪化し、反射も増大する状態の
発することを注意する必要がある。
又」二記の説明において使用周波数帯として、工。
S、M周波数帯の1つである915石帯を考えたか、こ
の周波数帯は各国の電波利用状況により法律的に割当て
られたもので、一般にその帯域中として、915±13
喝を採用している場合が多い。
本発明において、915MIh帯と特に指定しているの
は、こうした法律上の背景によるもので、純技術的には
916朧の1.S、M、周波数帯から離れた915±1
00M程度の範囲まで本特許の構成方法は適用できる。
従って一部これ916計と多少異なる周波数帯域を採用
している国もあるが、こうした周波数帯でも全く同様に
本特許が成り立つことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は高周波加熱装置の基本構成図、第2図はサーキ
ュレータを使用した高周波加熱装置の従来例の基本構成
図、第3図は本発明の一実施例の3つの開口端子を有す
るサーキュレータを具備した高周波加熱装置の構成図、
第4図、第6図は4つの開口端子を有するサーキュレー
タを有する本発明の他の実施例の構成図である。 1・・・・・・高周波発振器、2・・・・・サーキュレ
ータ、3・・・・・・加熱室、4・・・・・無反射終端
、6・・・・・・アンテナ、7・・・・・・負荷。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加熱室励振用のアンテナと高周波発振器とを結合
    する伝送線路にサーキュレータを介在させ、複数個の励
    振用アンテナをサーキュレ〜りの各々異なった開口端子
    に結合した高周波加熱装置。 (→ 少くとも4つ開口端子を有するサーキュレータを
    使用し、これらの開口端子のうち、高周波発振器に結合
    される1つ以外の全てに、各々励振用アンテナを結合し
    た特許請求の範囲第1項記載の高周波加熱装置。 (曇 少くとも4つの開口端子を有するサーキュレータ
    を使用し、これらの開口端子のうち高周波発振器に結合
    される1つの開口端子と、無反射終端の結合されるもう
    1つの開口端子を除く全ての開口端子の全てに、各々励
    振用アンテナを結合した特許請求の範囲第1項記載の高
    周波加熱装置。
JP10313283A 1983-06-08 1983-06-08 高周波加熱装置 Pending JPS59228395A (ja)

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