JPS5922802A

JPS5922802A - 長尺資材の保管装置

Info

Publication number: JPS5922802A
Application number: JP12892982A
Authority: JP
Inventors: Yukio Iida; 幸雄飯田; Kazuhisa Ishiwata; 石綿　和久
Original assignee: Toshiba Engineering and Construction Co Ltd; Toshiba Plant Construction Corp
Current assignee: Toshiba Engineering and Construction Co Ltd; Toshiba Plant Construction Corp
Priority date: 1982-07-26
Filing date: 1982-07-26
Publication date: 1984-02-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は主として定尺に切断された鋼管等の長尺資材を
保管する保管装置に関する。

〔発明の技術的背景及びその問題点〕

従来、定尺に切断された鋼管を保管するには、第１図の
如く鋼材を組立て立設し、横架材を多段に構成し、複数
の棚部を形成させる。そして、保管しようとする鋼管を
主として人力によりその棚部に順次積み重ねていた。な
お、最上段の棚部についてはクレーンで吊り上げた鋼管
の束を直接積み重ねることもできた。しかしながら、最
上段の棚部以外においては直接クレーンを使うことがで
きず、鋼管の収納作業に多くの人力と時間を要していた
。同様に棚部に納められた鋼管を必要に応じて取り出す
にも多くの人力を要し極めて非能率的であった。

〔発明の目的〕

そこで本発明は以上の問題点に鑑がみ、多段に構成され
たすべての収納棚に鋼管の束（集合体）をクレーンによ
り直接収納し、或いは該棚からクレーンにより直接取り
出すことができる保管装置を提供する。

〔発明の概要〕

本発明の保管装置は、装置本体１を基礎面又は構造体上
に設置し、該本体１内の上下方向に離間して、はぼ水平
方向へ挿脱自在に複数の長尺ｔｄＡ収納棚２を案内させ
る。そして、該棚２の一端を支持する可動台３を、前記
基礎面又は構造体上に設けて、長尺資材収納棚２と共に
、移動自在とする。さらに装置本体１と可動台３との間
の上方に資材吊持空間４を設け、長尺資材の吊り下げ及
び吊り上げを可能とするものである。従って、本装置に
よれば多段に収納された各長尺資材収納棚２のいずれに
もクレーン等により長尺資材を直接収容し又は、該棚２
がら＋　ｈ　ｔ−前記クレーンにより直接取り出すこと
ができる。そのため、長尺資材の保管作業を極めて容易
迅速に行い得る。又、本装置は長尺資材収納棚２の一端
を可動台３が支持し、他端は装置本体１が支持して移動
するものであるから、収納棚２に多数の鋼管６が収納さ
れていても安全且つ確実に該棚の挿脱作業を行うことが
できる。それと共に、本装置は極めて簡単な構成がらな
り、その分だけ長尺資材の収納空間を大とし得る。

〔発明の実施例〕

次に、図面に基づいて本発明の実施例につき詳細に説明
する。第２図は本装置の全体を示す斜視略図、第３図は
その立面図、第４図は第３図のＡ−Ａ矢視図、第５図は
第４図のａ部拡大図、第６図は第３図のＢ−Ｂ矢視図、
第７図は可動台３の側面図であって第３図のＣ−Ｃ矢視
図、第８図は本装置の平面図、第９図は長尺資材収納棚
２の立面図、第１０図は同平面図、第１１図は同右側面
図、第１２図は可動台３の脚部を示し、第７図のｂ部の
拡大図、第１３図は本装置を複数配設した全体斜視図。

本装置は第３図及び第８図に示す如く装置本体１の長手
方向に挿脱自在に４段の長尺資材収納棚２が案内され、
その先端が装置本体１の側面から一部突出する。そして
、該突出端に筒状の係合部６が設けられ、該係合部６が
可動台３の係止部７に整合し得るように構成されている
。

そして、可動台３を第３図においてガイドレール５上を
左方に移動させ、前記係合部６とこの可動台３の係止部
７とを整合し、それらにピン８を挿通することができる
ものである。そして、このような状態で可動台３を第３
図において右方に移動させると長尺資材収納棚２の先端
が可動台３に支持され、その後端が装置本体１に支持さ
れ、その棚は右方へ引き出されることになる。このよう
にして、第２図の如く長尺資材収納棚２が引き出された
ら、図示しない天井クレーンによりその先端に吊り下げ
られたフック及びワイヤ１０（第２図）を介し、鋼管等
の長尺資材１１の束（集合体）を該棚２に載置ずればよ
い。

又、載置された長尺資材１１を取り出ずには前記と逆の
動作を行うものである。この装置本体１は第３図〜第６
図の如き構成からなる。即ち、■１型鋼を箱状に組み上
げ、４段の横架材１２（第３図）を互いに離間して水平
に配設する。そして、各横架材１２に適宜間隔ごとに棚
側ローラ１３を配設する。このローラ１３ば第４図、第
５図に示す如く対向する一対の横架材１２．１２の間に
架持された軸１４の両端部に枢着されている。そして、
この棚側ローラ１３が棚２の底面を支持するものである
。次に、可動台３は第３図及び第７図の如（、その立面
が縦長の台形に形成され、４段の架材１５が横架されて
いる。そして、架材１５には第３図の如くその両面に係
止部７が筒状に突出している。さらに、可動台３の下端
にはその四隅部に上下方向へわずか離間して、夫々一対
のガイドローラ１６を枢着している。そして、これらの
一対のガイドローラ１６（第１２図）の間にガイドレー
ル５の縁部が挟持され、可動台３を水平方向にのみ移動
可能とする。それと共に、該可動台３の転倒を防止して
いる。なお、可動台３は前記の如く一対のレールに案内
されると共に、第３図及び第８図のごとくワイヤ２３を
介し手巻式ウィンチ２４（第８図において左右一対）に
より進退駆動される。

次ぎに、長尺資材収納棚２は第９図〜第１１図に示す如
く主としてコ型鋼を長尺な矩形に形成し、その四隅部に
鋼管の脱落防止部材１７を立設する。それと共に、棚内
の長手方向へ適宜間隔離間して資材の撓み防止部材１８
を横架する。さらに、該撓み防止部材１８の両端部にス
ペーサ用のピン穴１９を穿設する。このピン穴１９には
図示しないピンが立設し、長尺資材が該ピンより外方へ
飛び出ないようにしている。そして、長尺資材と棚枠と
の間に小隙を形成し、該小隙から資材吊り上げ用のワイ
ヤを挿通し、長尺資材束を吊り上げ得るようにしている
。又、長尺資材収納棚２の先端部は第１０図の如く突出
され、その先端に前記した筒状の係合部６が設けられて
いる。さらに、該棚２の下面には第９図の如くストッパ
２０が突設されている。

〔発明の作用〕

次に本発明の実施例における作用につき説明する。

例えば、下から３段目の長尺資材収納棚２に鋼管等の長
尺資材１１を収納するには次のようにすればよい。先ず
、第８図において棚２の先端側部に立設された手巻式ウ
ィンチ２４を回転させる。そして、可動台３を同図にお
いて左方へ移動させる。そして、棚２の先端の係合部６
と可動台３の係止部７とを第３図の如く整合し、そこに
ピン８を挿通する。次に、第３図及び第８図において右
端に立設された手巻式ウィンチ２４を回転し可動台３を
右方へ移動させる。そして、棚２を引き出すものである
が、棚２はその下面が装置本体１に取り付けられた棚側
ローラ１３　（第５図、第４図）に支持されて円滑に移
動する。

このようにして棚２を引き出し、この引き出された棚２
の位置は、その上方に資材吊持空間４が確保されクレー
ンによる長尺資材の吊り上げ及び吊り下ろしが可能とな
っている。そこで、この保管装置の近くに停車したトラ
ンク等から長尺資材の集合体をクレーン等により吊り上
げ、それを前記の棚２に載置すればよい。そして、再び
手巻式ウィンチ２４を回転させ、その棚２を装置本体１
内に収納すればよい。このようにして順次各段の棚２に
多数の長尺資材１１を容易迅速に収納することができる
。なお、前記第２図の実施例においては装置本体１が可
動台３の右方番このみ立設されているが、本装置はこれ
に限らず二つの装置本体を長尺資材収納棚２の引出し空
間を確保して対向させ（第１３図）、−の可動台３によ
り二つの装置本体に長尺資材を収納することができると
共に、−の資材吊持空間４を二つの装置本体が共有し得
る。

又、手巻式ウィンチ２４にかえて電動ウイウチを用いて
もよい。

〔発明の効果〕

本発明は以上のような構成からなり、次の効果を有する
。

本装置は装置本体ｌに上下方向へ離間して、はぼ水平に
挿脱自在に案内される複数の長尺資材収納棚２を有する
。そして、各長尺資材収納棚２の一端を支持して移動す
る可動台３が設けられている。それと共に、該可動台３
と装置本体１との間の上方に長尺資材を吊り上げ又は吊
り下げる資材吊持空間４が確保されている。従一つで、
本装置によれば多段に構成された複数の長尺資材収納棚
２において各欄２を夫々安全且つ確実に引出し、それに
クレーン等により長尺資材の集合体を迅速に収納し、或
いは収納された長尺資材を取り出すことができる。従っ
て、長尺資材の保管作業が極めて迅速に行い得る。

又、本装置は棚２の一端を可動台３が支持してその棚２
を引き出す構成からなり、その引き出し作業を極めて容
易迅速に行い得る。それと共に、本装置は比較的簡単な
構成からなるからその分だけ長尺資材の保管空間が確保
され、より多くの長尺資材を保管し得る。次に、特許請
求の範囲第２項記載の実施態様は、可動台３が長尺’Ｒ
’ｒＡ収納棚２の一端に係脱自在に構成されている。そ
のため、−の可動台３により上下方向へ多段に構成され
た各欄を順次引き出すことができる。次に特許請求の範
囲第３項記載の実施態様は可動台３がガイドレール５に
水平方向へ案内されると共に、転倒防止のため、そのガ
イドレール５に上下方向には拘束されるものである。そ
のため、場所を取らない縦長の可動台３を使用すること
ができ、その分だけ資材吊持空間４を狭くしても差支え
ない。それと共に、比較的高い位置にも安全且つ確実に
長尺資材を収納することができる。次に、特許請求の範
囲第４項における実施態様は、ガイドレール５が装置本
体１の長手方向に敷設されたものである。

そのため、比較的小型の可動台３にまり長尺資材収納棚
２を装置本体１から引き出すことができる。次に特許請
求の範囲第５項記載の実施態様は、長尺資材収納棚２の
引出し長さ以上空間を保持して二つの装置本体１を対向
設置したものである。そのため、−の資材吊持空間４を
二つの装−置本体１で兼用することができ、比較的小な
るスペースでより多くの長尺資材を収納することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来型保管装置の斜視図を示し、第２図は本装
置の全体を示す斜視略図、第３図はその立面図、第４図
は第３図のＡ−Ａ矢視図、第５図は第４図のａ部拡大図
、第６図は第３図のＢ−Ｂ矢視図、第７図は可動台３の
側面図であって第３図のＣ−Ｃ矢視図、第８図は本装置
の平面図、第９図は長尺資材収納棚２の立面図、第１０
図は同平面図、第１１図は同右側面図、第１２図は可動
台３の脚部を示し、第７図のｂ部の拡大図、第１３図は
本装置を複数配設した全体斜視図。１・・・装置本体、２・・・長尺資材収納棚、３・・・
可動台、４・・・資材吊持空間、５・・・ガイドレール
、６・・・係合部、７・・・係止部、８・・・ピン、９
・・・フック、１０・・・ワイヤ、１１・・・長尺資材
、１２・・・横架材、１３・・・棚側ローラ、１４・・
・軸、１５・・・架材、１６・・・ガイドローラ、１７
・・・脱落防止部材、１８・・・撓み防止部材、１９・
・・ビン穴、２０・・・ストッパ、２１・・・収納用係
合部、２３・・・ワイヤ、２４・・・手巻式ウィンチ、
２４・・・手巻式ウィンチ。代理人　弁理士　窪　１）卓　美手続補正書（凪）ノアＬ事件の表示　例５７年特許願　第１２８９２９号２−
発明の名称　　農村の■置３、補正をする者事件との関係　特許出願人住　所　　　　　　東京都港区西新橋三丁目７番１号４
−代理人

Claims

【特許請求の範囲】１）　基礎面又は構造体上に設置される装置本体（１）
と、該装置本体＋１１内の上下方向に離間してほぼ水平
方向へ挿脱自在に該装置本体（１）に案内される複数の
長尺資材収納棚（２）と、該棚（２）の一端を支持して
前記挿脱の際に長尺資材収納棚（２）と共に前駆基礎面
又は構造体上を移動する可動台（３）と、装置本体（１
）出回動台（３）との間の上方に設けられた長尺資材吊
り下げ又は吊り上げ用の資材吊持空間（４）と、を具備
する長尺資材の保管装置。２）　可動台（３）が長尺資材収納棚（２）の一端に係
脱自在である特許請求の範囲第１項記載の装置。３）可動台（３）が基礎面又は構造体上に敷設されたガ
イドレール（５）に水平方向へ案内されると共に、転倒
防止のためそのガイドレール（５）に上下方向には拘束
されるものとした特許請求の範囲第１項記載の装置。４）　ガイドレール（５）が装置本体（］）の長長方向
に敷設された特許請求の範囲第３項記載の装置。５）　長尺資材収納棚（２）の引出し長さ以上空間を保
持して二つの装置本体（１）を対向設置した特許請求の
範囲第１項〜第４項記載の内いずれか−の装置。