JPS5922585A - ブロツク玩具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はブロック玩具に関するものである。

一般にブロック玩具は、突出部と差込み口部とが形成さ
れた複数のブロックからなりＳｌつのブロックの突出部
を他のブロックの差込み口部に挿入シ、多くのブロック
をつぎたしでいくことにより、飛行機、船、自動車等の
任意の形状に組立てることができるものである。

しかしながら従来のブロック玩具では、２つのブロック
を連結する手段として種々の方法があるが、基本的には
円形の突出部と円形の差込み口部あるいは円形の突出部
と正方形の差込み口部との嵌合によるものであり１円形
の突出部を正方形の差込み口部に挿入する場合には突出
部の外面と差込み口部の内面とが全面で接触するために
強く差し込寸なければならず、又連結したときには固く
嵌合して容易に抜くこきができず、さらには接触部分が
摩耗しやすく、摩耗したときＣζはすぐに抜けてしまう
という欠点があった。一方、円形の突出部を正方形の差
込み口部に挿入する場合には突出部の外面と差込み口部
の内面とが４点のみで接触するので１強固な嵌合状態が
得られず、抜けやすいという欠点があった。

また他の従来のブロック玩具として、断面内外形が上半
部が円形の上半部で下半部が正方形の下半部であるか捷
ぼこ型の差込み口部と円形の突出部上を嵌合させるよう
にしたもの（実公昭５５−８６４０号公報参照）があり
、又弾性を有する板状部及び一対の突片を有する差込み
口部と円形の突出部とを嵌合させるようにしたもの（実
公昭４５−２８６５８号公報参照）がある。しかる番こ
前者のブロックでＣ」、差込み口部と突出部とを嵌合さ
せたと奇に両者の上方の半円全体及び下方の１点で接触
し１強い嵌合状態を得ることはできるが、差込み口部か
ら突出部を抜くのにやはり大きなカを心労とするという
欠点かあった。一方、後者のブロック玩具では、板状部
の弾性変形によって軽く抜き差しできるが、差込み口部
と突出部の外面とが単に３点で弾性接触するのみである
ので、やはり十分な嵌合強度が得らねないという欠点が
あった。

また従来のブロック玩具はブロック玩具を構成するすべ
てのブロックに突出１部と差込み口部とが形成されてい
るものがほとんどであったか、このようなブロック玩具
ではブロックの組立時に外表面に突出部が露出すること
となり、外観の美しさを損なうという欠点もあった。

この発明は以上のような従来の欠点を除去するためにな
されたもので、断面外形が正八角形で断面内形が正八角
形の少なくとも６辺を有する形状で所定の高さを有する
単位差込み口部形成体を１又は複数個格子状に配列し接
合して差込み口部形成体を形成し各単位差込み口部形成
体の上面に円柱部を突設した第１のフロックと、断面内
形が正八角形の少なくとも６辺を有する差込み口部を有
しかつ上記第１のブロックの外形状と異なった任意の外
形状を存する第２のブロックとを設けることにより、軽
く抜き差しできるとともに強固な嵌合が得られ１文糾立
てたときに正八角柱の側面を含んで幾何学的に美しく、
さらには組み立てたときの外表面の一部を任意の形状に
できるようにしたブロック玩具を提供することを目的と
している。

以下この発明の一実施例を図について説明する。

第１図ないし第６図は本発明の一実施例によるブロック
玩具を構成する表面用ブロック（第２のブロック）を示
し、これらのブロックは組立時に外表面に増われる岨の
として用いられるものである。

そして第１図は第１の表面用ブロック（１）を示し。

この第１の表面用ブロック（１）は１辺の長さｌ、の立
方体の底面（１ａ）に差込み口部（２）を開口させるこ
吉により形成されており、この差込み口部（２）の断面
形状は対向する２辺の垂直距離ｉ１　　Ｑ　Ｌの正八角
形となっている。第２図に示す第２の表面用ブロック（
３）は、半径’１　ｈ中心角９０°の扇形を底面とする
晶さ１１の柱状をしており、このブロック（３）のＩＥ
（面（３ａ）には同硬に上記差込み口部（２）が形成さ
れている。また第３図に示す第３の表面用ブロック（４
）は％２つの側面（４ａ）＋４ｂ）をそれぞれ半径・ｌ
の円柱の外側面とし、かつ残りの２つの側面＋４Ｃ）（
４ｄ冴上記第２の表面用フロック（３）の側面と同じ扇
形とした５面体形−状をしており、このブロック（４）
の蓋面（４ｆ）にも上記差込み口部（２）か形成されて
いる。

また第４図に示す第４の表面用ブロックｆ５＋は上記第
１の表面用ブロック（１）に耳の形状をした突出部（５
ａ）を一体に突設することにより形成さ才１．第５図に
示す第５の表面用フロック（６）は１辺の長さ２１の立
方体に犬の顔を造形するとともに、その背面壁（６ａ）
に上記差込み口部（２）を横方向に２個開口させること
により形成されている。第６図に示す第６の表面用ブロ
ック（７）は上記第２の表面用ブロック（３）を２個そ
の側壁を接合して一体化するとともに、その上面に尻尾
の形状をした突出部（７ａ）Ｆ体に突設することにより
形成されている。

第７図ないし第１０図は本実施例のブロック玩具を構成
する連結用ブロック（９４１のブロック）を示す。第７
図に示す１型連結用ブロツク１８１は単位差込み口部形
成体である中空状八角柱（９）の上面（９ａ）に円柱部
（１Ｇ＋を一体に突設することにより形成されている。

この中空状八角柱（９）の断面外形は対向する２辺の垂
直距離１、の正八角形であり、又その断面内形は肉厚【
だけ小さい断面外形と相似の正八角形状をしており、中
空状八角柱（９；の内面は上記表面用フロックと同様の
差込み口部（２）となっている。甘た中空状八角柱（９
１の高さは上記長さ１と等しくなっている。着た上記円
柱部ｕｅの高さｈは上記差込み口部（２）の奥行きより
小さく、その外径は差込み口部（２）の内面と嵌合しう
る寸法１．−２ｔとなっている。

第８図に示す２Ｙｌ型連結用ブロック曲は上記中空状八
角柱（９）を２個その側壁を接合し一体化して差込み口
部形成体を形成するとともに、各中空状八角柱（９）の
上面に円柱部００）を一体に突設することにより形成さ
ねでいる。第９図に示す２’２型連結用フロツク（１２
１は、上記中空状八角柱（９１を横方・向に２個、縦方
向に２個の格子状に配列し、その隣接する側壁を接合し
て一体化した中空状複合八角柱の側壁のうち全ての外壁
（１，３ａ　）と全ての接合壁＋１３ｂ）と２つの内壁
（１３Ｃ）とを有する差込み口部形成体である中空状多
角柱０を形成し・この中空状多角柱（１３）の中空状単
位多角柱Ｑ４１で囲せれる空間の上面を閉塞するととも
に、各中空状単位多角柱（Ｉ４）の上面に円柱部ｕＯ１
を一体に突設することによって形成さねている。そして
上記中空状単位多角柱Ｑ４１の内面は正八角形の７辺又
は８辺を有する形状の差込み口部（１５１（２＋となっ
ている。第１０図に示す６Ｘ４型連結用フロツク帥は上
記２×２型連結用ブロツク（１２＋と同様に形成さねで
いるが、このフロック帥では中空状八角柱（９；を横方
向に６個％縦、方向に４個の格子状に配列し接合してお
り、又このブロック０６１の各中空状単位多角柱０４１
の内面は正八角形の６辺、７辺又は８辺を有する形状の
差込み口部０７Ｉ（１５１＋２１となっている。

第１１図は本実施例のブロック玩具を構成する１、字状
フロック０８１を示し、このＬ字状ブロック（１８１は
中空状六角柱Ｑ９＋の上面に上記円柱部（１０１を一体
に突設するとともに、中空状八角柱０９＋の背面壁に上
記中空状八角柱＋９１を接合し一体化することにより形
成さねている。上記中空状六角柱θ９）の断面外形は上
半部が対向する２辺の垂直距離ｌの正八角形をその２辺
の中点を通る中心線（１９ａ　）で切断したときの上半
部（１９ｂ）であり、下半部が１辺の長さ１、の正方形
を対向する２辺の中点を通る中心線（１９ａ）で切断し
たときの下半部（１９ｃ）である六角形状をしく第１２
図（ａｔ参＠）、そのＩｌｉｌ内面は肉厚【だけ小さい
断面外形と相似の六角形状をしている。そしてこの中空
状六角柱０９）の内面は正八角形の６辺を有する形状の
差込み口部（１７１となっている。

次に作用効果について説明する。

このフロック玩具を用いて第１３図及び第１４図に示す
犬の模型を組立てるには、まず６Ｙ４型連結用ブロツク
（１６−１）（１６−２）を第１３図構方向に１個ずら
せて連結し、ブロック（１６−２）の残りの４つの円柱
部０（）１に１型連結用ブロツク（・８−１）（他の３
つのブロックは図では見えない）を連結し、これらブロ
ック（１６−１）（１６−２）＋８−１　）によって胴
体０１を形成する。次にこの胴体■下面の４隅に２×１
型連結用ブロツク（１１−１）（１１−２）＋１ｌ−３
）＋１ｌ−４）を順次つぎたしで脚ｆ２１１を形成する
とともｌｒ　、胴体ＧＷ上面の前端中央の円柱部Ｕ［に
２×２型連結用ブロツク（１２−１）（１２−２）をつ
ぎたして首■を形成する。この首＠の前側２つの円柱部
［１０１にＬ字状ブロック（１８−１）（他方のブロッ
クは図では見えない）をそねぞれその円柱部Ｕ「を前方
に向けて運結し、−ブロック（１８−１）の円柱部（Ｉ
ＩＩＰに！＠５の表面用ブロック（６−１）を連結し、
又錠倖の後側２つの円柱部１１０１には１型連結用ブロ
ツク（）ｌ−２）（仲、方のブロックは図では見えない
）をそれぞれ連結し、両フロック（８−２）の円柱部ａ
σに第４の表面用ブロック（５−１’）　（５−２蚤そ
の突出部（５ａ）を左方又は右方に向けて連結し、こわ
らのブロックによって頭のを形成する。そして胴体ｃ！
ＩＰ上面の露出した円柱部ｕｃｆｌのうち４隅の円柱部
（１０１には第３の表面用ブロック（４−１）［４−２
）＋４−３）（４−４）を連結し、又後端中央の２つの
円柱部ｑ（））には第６の表面用ブロック（７）を連結
巴、さらに外周の残りの円柱部（１０１には第２の表面
用ブロック（３）を連結するとともに、中央の円柱部（
１０１には第１の表面用ブロック（１）を連結する。こ
のようｉｃすれば第１３図及び第１４図に示すような犬
の模型を組立てることができる。

以上のような本実施例のブロック玩具では、正八角形の
少なくと４６辺を有する形状の差込み口部０７１　（１
５１＋２１と円柱部０〔とを嵌合させることによりブロ
ックを連結するようにしているので、差込み口部１７１
０５１　＋２１の内面と円柱部（ＩＩ）の外面とは第１
２図（ａ）。

ｔｈｌ又は（Ｃ）に示すようにＡ、Ｆの６点、Ｇ、Ｍの
７点又はＮ〜ＩＩの８点で接触することとなり１円柱部
（＋０１が高精度の寸法に形成されていても、従・来の
ような円形と円形との嵌合による場合のように面接触し
ないので軽く抜き差しでき、しかも長期間使用してもほ
とんど摩耗しない。さらには円形と正方形との嵌合によ
る場合のような４点のみの接触と異なり１強い嵌合状態
を長く維持することができる。

甘だ組立時に外表面に現わわるブロックとして表面用ブ
ロックｆｉｌ　＋３１〜（７）を備えるようにしたので
。

組立時に円柱部００）を外表面に露出させないようにで
き、しかも表面用ブロックｆｉｌ　＋３１〜（７）の外
形を任意の形状にできるので、上記組立例のように犬の
形状に非常によく似た模型を組立てることができ、より
一層美しい外観を得ることかできる。

また連結用ブロック＋８１　ｆｌｌＩ　Ｑ２１０６１及
び夏７字状ブロック（＋８１を中空状八角柱帥又は中空
状八角柱（９）を用いて形成するようにしたので、ブロ
ックの組立時の全体形状が多くの正八角柱の外側面を含
み、幾何学的に美しい外観を得ることができ、子供の興
味を強く引きつけ、子供の美的感覚をも養なうことがで
きる。

また上記実公昭５５−８６４０号公報記載の従来のブロ
ックでは、それを組立てた場合にその外観が平面及び曲
面の連続したものきなって、与える印象が柔軟な１女性
的なものであり、又上記実公昭４５−２８６５８号公報
記載のブロックでは。

組立時の外観が単に平面のみを連続したものとなるが１
本実施例のブロック玩具では、上記２つの公報記載のブ
ロック玩具とは異なり、正八角柱の稜線を連続させるこ
とによって堅固な、鋭い、男性的な印象を与える幾何学
的に美しい形状が得られるものである。

これは正八角形の少なくとも６辺を有する形状の差込み
口部を有しかつ第１のブロックの外形状ト異なる外形状
を有するブロックであれば他のどのような形状にしても
よいものである。捷た上記実施例ではＬ字状ブロックと
、連結用ブロックとして１型ないし６ｙ４型ブロツクと
を備えているが。

これらのブロックはすべて必要なものではなく、任意の
ブロックを任意例備えていてよく、またＬ字状ブロック
は必ずしもなくてもよい。

以上のように木発斐のブロック玩具によりば。

断面外形が正八角形で断面内形が正八角形の少なくとも
６辺を有する形状で所定の高さを有する単位差込み口部
形成体を１又は複数個格子状に配列し接合して差込み口
部形成体を形成し各単位差込み口部形成体の上面に円柱
部を突設した第１のブロックと、断面内形が正八角形の
少なくとも６辺を有する差込み口部を有しかつ上記第１
のブロックの外形状と異なる任意の外形状を有する第２
のブロックとを設けるようにしたので、軽く抜き差しで
きるとともに強固な嵌合が得ら′１１．又組立てたとき
に幾何学的に美しい形状を得ることができ。

さらには外表面を任意の形状にできる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第６図は本発明の一実施例によるブロック
玩具を構成する表面用ブロックを示し。 第１図（ａｔ及びｔｂｌは第１の表面用ブロックの正面
図及び底面図、第２図（ａｔ　、　（ｈｌ　、　（ｃｌ
及び（ｄｌは第２の表面用ブロックの正面図、　Ｉｌ１
面図、底面図及び斜視図、第３図！ａｌ　、　ｔｈｌ　
、　（Ｃ１及び（ｄｌは第３の表面用フロックの正面図
、側面図、底面図及び斜視図、第４図！ａｌ　ｔ　（ｈ
ｌ及びｊｃｌは第４の表面用ブロックの正面図、側面図
及び底面図、第５図（ａｌ　、　ｆｂｌ及びｔｅｌは第
５の表面用ブロックの正面図、側面図及び背面図、第６
図（ａ）　、　（ｂｌ及び（Ｃ１は第６の表面用ブロッ
クの正面図、側面図及び底面図、第７図ないし第１０図
は上記ブロック玩具を構成する連結用ブロックを示し、
第７図ｔａ）　、　（ｂｌ及び（Ｃ１は１型連結用ブロ
ツクの正面図、平面図及び底面図、第８図（ａｌ　、　
（ｂ）及び（Ｃ１は２×１型連結用ブロツクの正面図、
平面図及び底面図・第９図（ａｌ　、　（ｂｌ及び（Ｃ
１は２Ｍ２型連結用ブロツクの正面図、平面図及び底面
図、第１０図（ａｌ及び（ｂｌは６×４型運結用ブロツ
クの平面図及び底面図、第］１図！ａｌ　、　１ｔＪ−
国及び（ｄｌは上記ブロック玩具を構成するＬ字状ブロ
ックの平面図、背面図。 側面図及び底面図、第１２図ｔａｌは中空状六角柱と円
柱部との嵌合状態を説明するための平面図、同図（ｂｌ
は断面内形が正八角形の７辺を有する差込み・口部と円
柱部との嵌合状態を説明するための平面図、同図（Ｃ１
は断面内形が正八角形の差込み口部と円柱部との嵌合状
態を説明するための平面図、第１３図は上記ブロック玩
具の一組立例の側面図、第１４図は第１３図の斜視図で
ある。 ｆｉｌ　ｆ３１〜（７）・・・表面用ブロック（第２の
ブロック）。 （２Ｊ　（１５１・・・差込み口部、　＋８１　（１１
１０２１９６１・・・連結用ブロック（第１のブロック
）　、　＋９１・・・中空状八角柱（出位差込み口部形
成体）、（１０１・・・円柱部、（ＩＪ・・・中空状多
角柱（差込み口部形成体）　、　Ｑ９１・・・Ｌ字状ブ
ロック。 特許出願人　　葛西−株式会社 代理人　弁理士　　　早　瀬　憲　− 第１図 第２図 第４図 （Ｑ） 第６図 第７図 第１０１？ＳＩ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　断面外形が正八角形で断面内形が正八角形の
   少なくとも６辺を有する形状で所定の高さを有する単位
   差込み口部形成体を１又は複数個格子状に配列し接合し
   た差込み口部形成体と各単位差込み口部形成体の上面に
   突設され上記単位差込み口部形成体と嵌合しうる外径を
   有する円柱部とからなる第１のブロックと、断面内形が
   正八角形の少なくとも６辺を有する形状である差込み口
   部が形成され上記第１のブロックの外形状と異なる任意
   の外形状を有する第２のブロックとを備えたことを特徴
   とするブロック玩具。