JPS5921817Y2 - ラドン発生装置 - Google Patents
ラドン発生装置Info
- Publication number
- JPS5921817Y2 JPS5921817Y2 JP18039678U JP18039678U JPS5921817Y2 JP S5921817 Y2 JPS5921817 Y2 JP S5921817Y2 JP 18039678 U JP18039678 U JP 18039678U JP 18039678 U JP18039678 U JP 18039678U JP S5921817 Y2 JPS5921817 Y2 JP S5921817Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- radon
- chamber
- outer tube
- inner tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えばラドン含有空気の吸入あるいはラドン
含有水の飲用、ラドン含有水蒸気の吸入、ラドン含有温
水浴等、各種の医療目的に極めて安全に使用できるラド
ンを効率よく多量に得られるようにしたラドン発生装置
に関するものである。
含有水の飲用、ラドン含有水蒸気の吸入、ラドン含有温
水浴等、各種の医療目的に極めて安全に使用できるラド
ンを効率よく多量に得られるようにしたラドン発生装置
に関するものである。
従来から放射性元素を含む温泉（鉱泉）浴の医療効果に
ついては多数の研究があり、種々の疾病の治療に応用さ
れている。
ついては多数の研究があり、種々の疾病の治療に応用さ
れている。
放射能泉とは、１１の鉱泉中に５．５マツへ以上のラド
ンを含有するものをいうが、この放射能東塔療法は、主
として肺臓から吸収されるラドンによって効果があり、
従って浴療法の他に鉱泉を飲用させたり、あるいは特殊
な装置によってラドンを吸入させたりしている。
ンを含有するものをいうが、この放射能東塔療法は、主
として肺臓から吸収されるラドンによって効果があり、
従って浴療法の他に鉱泉を飲用させたり、あるいは特殊
な装置によってラドンを吸入させたりしている。
さて、多量のラドンを人工的に得るには核物質を使用す
ればよいが、核物質は甚だ危険であり、法によりその濃
度あるいは量が規制されている。
ればよいが、核物質は甚だ危険であり、法によりその濃
度あるいは量が規制されている。
そこで本考案者は、核物質のような危険性は全くなく、
所要の流体圧下において効率よくラドンが得られるよう
なラドン発生用素材を、例えばウラン鉱石あるいはトリ
ウム鉱石等、放射性元素含有鉱石から製造することが特
願昭５３−１２４９１１号として先きに出願した。
所要の流体圧下において効率よくラドンが得られるよう
なラドン発生用素材を、例えばウラン鉱石あるいはトリ
ウム鉱石等、放射性元素含有鉱石から製造することが特
願昭５３−１２４９１１号として先きに出願した。
しかして、本考案は、前記ラドン発生用素材を用いて効
率よく、シかも多量にラドンが取出せるようにしたもの
であって、その実施例を図面に基づき以下に説明する。
率よく、シかも多量にラドンが取出せるようにしたもの
であって、その実施例を図面に基づき以下に説明する。
第１図乃至第３図に示す如く、例えば円筒形の密閉容器
１内を、適当数の仕切板２により前記容器１の長手方向
所要間隔毎の室３に区切り、この各室３内に、ウラン鉱
石あるいはトリウム鉱石等、放射性元素含有鉱石の微粉
末を適量の粘土および水と共に混練し、多孔質円筒形に
焼成した内管４と外管５とを前記容器１に対して同心円
的にそれぞれ設けると共に、この内管４と外管５との間
に、前記放射性元素含有鉱石の微粉末を適量の粘土およ
び水と共に混練し、多孔質顆粒状に焼成した顆粒状素材
６を充填し、前記仕切板２に、内管４に連通する孔２ａ
と、外管５と前記容器１とでなる空隙部に連通ずる孔２
ｂとが交互に設けられ、前記容器１の入ロアから第１の
室３に供給される加圧流体を、第１の室３の外管５、顆
粒状素材６、内管４を経て、炭室３の内管４、顆粒状素
材６、外管５を経る如く順次通過させ、最終の室３にお
ける容器１の出口８からラドン含有流体を取出すように
したのである。
１内を、適当数の仕切板２により前記容器１の長手方向
所要間隔毎の室３に区切り、この各室３内に、ウラン鉱
石あるいはトリウム鉱石等、放射性元素含有鉱石の微粉
末を適量の粘土および水と共に混練し、多孔質円筒形に
焼成した内管４と外管５とを前記容器１に対して同心円
的にそれぞれ設けると共に、この内管４と外管５との間
に、前記放射性元素含有鉱石の微粉末を適量の粘土およ
び水と共に混練し、多孔質顆粒状に焼成した顆粒状素材
６を充填し、前記仕切板２に、内管４に連通する孔２ａ
と、外管５と前記容器１とでなる空隙部に連通ずる孔２
ｂとが交互に設けられ、前記容器１の入ロアから第１の
室３に供給される加圧流体を、第１の室３の外管５、顆
粒状素材６、内管４を経て、炭室３の内管４、顆粒状素
材６、外管５を経る如く順次通過させ、最終の室３にお
ける容器１の出口８からラドン含有流体を取出すように
したのである。
以上述べた本考案によれば、前記内管および外管として
、放射性元素含有鉱石の微粉末を適量の粘土および水と
共に混練し、多孔質円筒形に焼成したものを使用し、か
つこの内管と外管との間に、放射性元素含有鉱石の微粉
末を適量の粘土および水と共に混練し、多孔質顆粒状に
焼成した顆粒状素材を充填したので、これ等多孔質焼成
物は、単位体積当りの空気接触面（空気透過率）が多大
であり、従って加圧流体を通過させることにより５マツ
へ単位のラドンを効率よく捕集することができる。
、放射性元素含有鉱石の微粉末を適量の粘土および水と
共に混練し、多孔質円筒形に焼成したものを使用し、か
つこの内管と外管との間に、放射性元素含有鉱石の微粉
末を適量の粘土および水と共に混練し、多孔質顆粒状に
焼成した顆粒状素材を充填したので、これ等多孔質焼成
物は、単位体積当りの空気接触面（空気透過率）が多大
であり、従って加圧流体を通過させることにより５マツ
へ単位のラドンを効率よく捕集することができる。
しかも前記容器内の各室に、前記顆粒状素材を充填した
内管と外管を設け、加圧流体を、第１の室における外管
、顆粒状素材、内管を経て炭室の内管、顆粒状素材、外
管を経る如く順次通過させるので、最終の室における容
器の出口からは、充分な量のラドンを含有した流体を取
出すことができる。
内管と外管を設け、加圧流体を、第１の室における外管
、顆粒状素材、内管を経て炭室の内管、顆粒状素材、外
管を経る如く順次通過させるので、最終の室における容
器の出口からは、充分な量のラドンを含有した流体を取
出すことができる。
また前記内管、外管、顆粒状素材等の多孔質焼成物は、
加圧流体を通過させても微粒粉塵の発生が極めて少ない
ので、加圧流体が例えば４気圧の圧縮空気の場合であっ
ても、容器の出口に例えば３ミクロンの微粒子を捕集す
る濾過器を設け、かつこの濾過器の出口に多孔性物質製
噴気具を介して水槽式濾過器を接続するだけで、この水
槽式濾過器の上部空間に充満したラドンを、水槽式濾過
器の上部出口に接続したラッパ状吸入具によって吸入し
たり、あるいは前記水槽式濾過器の上部出口からのラド
ンを飲用水タンク中の飲用水中に含有させ、その蛇口か
ら注出したラドン含有飲用水を飲用したりすることがで
きる等、極めて安全に医療目的に使用できる。
加圧流体を通過させても微粒粉塵の発生が極めて少ない
ので、加圧流体が例えば４気圧の圧縮空気の場合であっ
ても、容器の出口に例えば３ミクロンの微粒子を捕集す
る濾過器を設け、かつこの濾過器の出口に多孔性物質製
噴気具を介して水槽式濾過器を接続するだけで、この水
槽式濾過器の上部空間に充満したラドンを、水槽式濾過
器の上部出口に接続したラッパ状吸入具によって吸入し
たり、あるいは前記水槽式濾過器の上部出口からのラド
ンを飲用水タンク中の飲用水中に含有させ、その蛇口か
ら注出したラドン含有飲用水を飲用したりすることがで
きる等、極めて安全に医療目的に使用できる。
さらに前記加圧流体が水の場合は、前記容器の出口に設
けた濾過器を通過させたラドン含有水をタンク内に入れ
、タンク内の濾過器を経てその蛇口から注出したラドン
含有水を飲用することができる。
けた濾過器を通過させたラドン含有水をタンク内に入れ
、タンク内の濾過器を経てその蛇口から注出したラドン
含有水を飲用することができる。
また前記水槽式濾過器の上部出口からのラドンを水蒸気
発生器に導入し、そのラドン含有水蒸気を例えば治療用
サウナ室にて吸入させることができる。
発生器に導入し、そのラドン含有水蒸気を例えば治療用
サウナ室にて吸入させることができる。
さらに前記タンクの蛇口から注出したラドン含有水を例
えば超音波式水蒸気発生器に導入し、そのラドン含有水
蒸気を治療用サウナ室にて吸入させることができる。
えば超音波式水蒸気発生器に導入し、そのラドン含有水
蒸気を治療用サウナ室にて吸入させることができる。
また前記容器の出口からのラドン含有流体を浴槽内の温
水中に圧送する場合は、容器の出口に前記濾過器に設け
るだけで、安全にラドン温水浴療法を行なうことができ
る。
水中に圧送する場合は、容器の出口に前記濾過器に設け
るだけで、安全にラドン温水浴療法を行なうことができ
る。
なお、前記容器の出口側に減圧弁を設けて、容器の出口
以降の圧力を任意に制御すればよい。
以降の圧力を任意に制御すればよい。
また前記容器の出口側に流体吸引装置を設け、容器の入
口から空気あるいは水を強制的に出口方向へ吸引するよ
うにしてもよい。
口から空気あるいは水を強制的に出口方向へ吸引するよ
うにしてもよい。
さらに前記内管と外管とを、極く一般的な多孔性物質製
のものを使用してもよい。
のものを使用してもよい。
図は本考案の実施例を示すものであって、第１図はラド
ン発生装置の縦断正面図、第２図は、第１図Ａ−Ａ線に
沿う断面図、第３図は第１図Ｂ−Ｂ線に沿う断面図であ
る。 １・・・・・・密閉容器、２・・・・・・仕切板、２
ａ 、２ ｂ・・・・・・孔、３・・・・・・室、４・
・・・・・内管、５・・・・・・外管、６・・・・・・
顆粒状素材、７・・・・・・入口、８・・・・・・出口
。
ン発生装置の縦断正面図、第２図は、第１図Ａ−Ａ線に
沿う断面図、第３図は第１図Ｂ−Ｂ線に沿う断面図であ
る。 １・・・・・・密閉容器、２・・・・・・仕切板、２
ａ 、２ ｂ・・・・・・孔、３・・・・・・室、４・
・・・・・内管、５・・・・・・外管、６・・・・・・
顆粒状素材、７・・・・・・入口、８・・・・・・出口
。
Claims (1)
- 密閉容器内を、適当数の仕切板により前記容器の長手方
向所要開缶の室に区切り、この各室内に、放射性元素含
有鉱石の微粉末を適量の粘土および水と共に混練し、多
孔質円筒形に焼成した内管と外管とを前記容器に対して
同心円的に設けると共に、この内管と外管との間に、前
記放射性元素含有鉱石の微粉末を適量の粘土および水と
共に混練し、多孔質顆粒状に焼成した素材を充填し、前
記仕切板には、内管に連通ずる孔と、外管と前記容器と
でなる空隙部に連通ずる孔とが交互に設けられ、前記容
器の人口から第１の室に供給される加圧流体を、第１の
室の外管、顆粒状素材、内管を経て、炭室の内管、顆粒
状素材、外管を経る如く順次通過させ、最終の室におけ
る容器の出口からラドン含有流体を取出すようにしたラ
ドン発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18039678U JPS5921817Y2 (ja) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | ラドン発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18039678U JPS5921817Y2 (ja) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | ラドン発生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5595750U JPS5595750U (ja) | 1980-07-03 |
| JPS5921817Y2 true JPS5921817Y2 (ja) | 1984-06-28 |
Family
ID=29192076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18039678U Expired JPS5921817Y2 (ja) | 1978-12-26 | 1978-12-26 | ラドン発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5921817Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5613958Y2 (ja) * | 1979-03-19 | 1981-04-01 | ||
| JPS5618350Y2 (ja) * | 1979-03-19 | 1981-04-30 |
-
1978
- 1978-12-26 JP JP18039678U patent/JPS5921817Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5595750U (ja) | 1980-07-03 |
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