JPS5921655B2 - 地表下の制御され、促進された化学反応をおこなう方法および装置 - Google Patents

地表下の制御され、促進された化学反応をおこなう方法および装置

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JPS5921655B2
JPS5921655B2 JP54500567A JP50056779A JPS5921655B2 JP S5921655 B2 JPS5921655 B2 JP S5921655B2 JP 54500567 A JP54500567 A JP 54500567A JP 50056779 A JP50056779 A JP 50056779A JP S5921655 B2 JPS5921655 B2 JP S5921655B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J3/00Processes of utilising sub-atmospheric or super-atmospheric pressure to effect chemical or physical change of matter; Apparatus therefor
    • B01J3/04Pressure vessels, e.g. autoclaves
    • B01J3/042Pressure vessels, e.g. autoclaves in the form of a tube
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F11/00Treatment of sludge; Devices therefor
    • C02F11/06Treatment of sludge; Devices therefor by oxidation
    • C02F11/08Wet air oxidation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F11/00Treatment of sludge; Devices therefor
    • C02F11/06Treatment of sludge; Devices therefor by oxidation
    • C02F11/08Wet air oxidation
    • C02F11/083Wet air oxidation using deep well reactors

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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は一般に化学反応を実行するための改良に関し
、特に下水汚泥及び同様な廃流水の湿式酸化処理を有効
に実行し、水成分を浄化しかつ熱の形でエネルギーを回
収するのに特に有効な化学反応を促進実行する新規かつ
改良された方法及び装置に関する。
背景技術 地表の大気温度より実質的に高い温度と大気圧より実質
的に高い圧力の条件下において、促進することができる
化学反応には、様々な種類がある。
このような種々の化学反応を高温・高圧で実施するため
に従来設けられた反応装置の主要部には、一般に例えば
、回転シール部、及び大面積の合せ面を有した高圧液体
ポンプ・高圧高温熱交換器及び圧力容器を必要とする。
この発明の方法及び装置が特に適する化学反応のひとつ
は、排水中の物質の直接湿式酸化処理及び特に下水汚泥
の直接湿式酸化処理である。
Zimpro法、B arber Coleman及び
N avyShipboard反応器は、下水汚泥の直
接湿式酸化処理を行うために用いられる現行法の例であ
って、いずれも、廃棄物をほぼ地表面に設けた高温高圧
反応装置内に送らなければならない。
反応容器には、空気を圧送し、外方から加熱する。
反応物である酸素を廃水に混合し、かつ、反応生成物で
ある二酸化炭素を除去するために、常に機械的に攪拌を
必要とする。
液体または流体の静水圧コラムによって得られる高圧を
利用して、地表下で化学反応を促進実行する試みは、い
くつか行われてきた。
すなわち、バウアーへの米国特許3429247、ロー
レスへの米国特許3606999及びタイトマスへの米
国特許3853759を特に参照せよ。
発明の開示 化学反応を促進−実施するための方法及び装置において
、地表下に相当距離下方に延伸して折り返してU字管を
構成する降下型通し管を地表下の相当距離にて行う反応
のために用いる。
流入流体を制御選択された温度、圧力および流量で地表
から降下管部分を通じて選択した地表下深度まで圧下せ
しめて高い反応速度で反応物を反応させる選択圧力およ
び温度を与えるのに十分な静水圧コラムを形成させ、放
熱を行うために選択した滞留時間の間さらに反応域を介
して降下管部分を流下させて反応生成物を生成せしめ、
流体を反応域において加熱する。
加熱流体及び反応生成物は、流下流体と熱交換関係で上
昇管部分を還流し、上昇管部分の出口から排出するまで
に実質的に冷却せしめられる。
流入流体の反応域における温度は、反応速度を最大にし
、かつ、反応域の流体が沸騰しないように加熱または除
熱することによって制御される。
操業中にあっては、発熱反応による熱は、有用な熱エネ
ルギーとして回収される。
反応に気体を用いる場合、反応装置の頂部でティラー気
泡(Taylor bubbles )と呼ばれる大気
泡の形状にして、気体流を低圧で導入することによって
効果は増大する。
圧入ポンプ条件を緩和するために、望ましくは、複数個
の高さから複数個の気体流として気体を導入する。
このような大気泡によって流体路中の差圧は小さくなり
、従って、一定流量を維持するためのポンプ圧は低圧で
よい。
また、このような大気泡においては、小気泡におけるよ
うな境界層なしに流体は気泡上を流れるので強力な混合
接触が得られて、反応物及び生成物の流体に対する流出
入が増大する。
注入気体の量は、気体量が不足すると望ましくない生成
物が生成し、気体量が過剰であると注入気体は浪費され
反応装置処理速度が減少するので、流入流体に対して適
性な比率となるよう制御する。
流体流速は、気泡上昇速度より高速に維持して、気泡の
すべてを反応域へと、移送せしめる。
反応装置の出口の圧力および流量は、システム全体の流
量及び圧力を適性に維持するように制御する。
この発明の他の目的、利点及び効果は、添付図面に関連
して説明するにつれて、より明らかとなり、なお、図中
同様の部分は、同様の参照番号を付す。
【図面の簡単な説明】
添付図面の第1図は、気体を1反応物として用いるこの
発明の特徴を具現した装置の模式図、第2図は、第1図
の装置の拡大模式図であって、外方流路を流下し、内方
流路を上昇する大気泡を発生するように流体流中に気体
を圧力下に導入する方法を詳細に示す図、第3図は、第
2図とは逆方向の流れで、流体路及び気泡を示す拡大模
式図、第4図は、第5ないし19図に詳細に示す反応装
置に関して種々の深度位置に符号を付した反応装置の模
式図、第5図は、反応装置の上方部分の垂直断面図、第
6図は、第5図の線分6−6による断面図、第7図は、
反応装置の中間部分の垂直断面図、第8図は、反応装置
の下方部分の垂直断面図、第9図は、第7図の線分9−
9による垂直断面図、第10図は、第9図の線分10−
10による断面図、第11図は、第7図の線分11−1
1による断面図、第12図は2第7図の線分12−12
による断面図、第13図は、第8図の線分13−13に
よる断面図、第14図は、第8図の線分1414による
断面図、第15図は、第8図の線分15−15による断
面図、第16図は、ジャケット及び流動線間の流体の流
動を詳細に示す第13図の拡大垂直断面図、第17図は
、第8図の線分1717による断面図、第18図は、第
17図の線1118による断面図、第19図は、反応装
置のジャケットの底部の斜視図、第20図は、ティラー
気泡(Taylor bubbles )の拡大側面図
、第21図は、第20図の気泡の底面図、及び第22図
は、直列に連結し、1個の外方ケーシングに配設した3
個の反応装置を示す模式望ましい実施例の説明 さて、第1図を参照すると、その模式図には、17で示
す地表高さから下方の相当距離の地中に及ぶ竪穴16内
に延伸することのできる構成の反応装置15が示されて
いる。 該括的に示す反応装置15は、外方管部分18とその外
方管部分18に離間同心関係の内方管部分19とを有し
、外方管部分及び内方管部分間に、外方流通路21と内
方管部分19内に、内方流通路22とを形成する。 外方管部分18は、その下方端を覆う閉鎖キャップ24
を有し、内方管部分19は、その閉鎖キャップ24から
所定距離上方に終端を有しており、竪穴16内で地表面
下の静水圧U字管を構成する。 図面の反応装置15はさらに、地表高さ17より上方に
突出する上方部分に、矢印で示すように流入流体が流れ
る外方流通路21と連通したポート26と、矢印で示す
ように流出流体が流れる内方流通路22と連通したポー
ト27とを具備する。 矢印は、流入流体が外方流通路21を下方へ、また、内
方流通路22′を上方へ流れるように示しているが、こ
れによって、流出流体より通常粘度が高い流入流体に、
より高い入力流量が与えられるが、流体の流動方向は、
第3図に示すように、逆方向であってもよい。 定圧力ポンプ29を地表高さに設けて38で示した適当
な流体供給源から、圧力制御バルブ32を有して、所定
圧である供給流動ライン31を介して、流入流体を、ポ
ート26から矢印が示すように外方流通路21を下方に
圧入せしめる。 低圧ポンプ29とポート26間に連結された流動ライン
33を介してポート26に流入流体は供給される。 バイバスライン35のバイパス制御バルブ34が設けら
れ、ポンプ29を経ないで直接流動ライン31から流動
ライン33へと流動する。 すなわち、′流体がU字管構造体を流れた後には、多く
の場合、その流動を連続維持するためのポンプ圧を必要
としない。 出口27からの出口流動ライン37に背圧制御バルブ3
6を設げてそのオリビス寸法によって流通路22の流出
流体の流量及び圧力を制御する。 流入流体の供給源は38で示され、その供給源からの流
動ライン31への流量は制御バルブ32により制御され
る。 ポンプ29は、作動開始時期中に流動ライン33の圧力
及び流量を制御し、バルブ34及び36は、作動中に、
圧力及び流量を制御する。 第1図に示す装置は、廃水、特に好気性微生物下水処理
場廃棄汚泥の直接湿式酸化処理を行うのに適当であるが
、この発明は、高温高圧の種々の化学反応を実施するこ
とができる。 下水汚泥を処理する際の図示のフローチャートにおいて
、流動ライン37を通る流出流体は灰分沈澱槽へ導入さ
、れる。 沈澱槽の清浄水は、流動ライン42を介して供給流動ラ
イン31へ清浄な希釈水として循環せしめる。 流動ライン42は制御バルブ43を有していて流入流体
の濃度を制御してバルブ39及び43のセツティングが
所定COD値の流入流体ブレンドとなるようにする。 酸化処理反応を完全におこなうに必要な酸素の量をその
下水スラッジの1化学酸素要求量j(COD)と呼ぶ。 沈澱槽41は清浄水排出流動ライン44と灰分流動ライ
ン45とを有する。 Rで示す反応域での流入流体の温度を制御するために温
度制御装置が設けられる。 この温度制御装置は地表高さに冷媒ポンプ51を含み、
このポンプによって地表高さ冷媒槽52内に蓄積された
冷媒を地表高さのヒータ53を介して熱交換ジャケット
55の底部にバルブ制御流動ライン54を介して流下せ
しめバルブ制御流動ライン56を介して竪穴を上昇せし
める。 ヒータ53は種々の形式を採用することができるが模式
的に示したように、電気ヒータであって電源53aから
給電されてない電源にはレオスタットが設けられていて
加熱素子53cに印加される電圧を規制してヒータ温度
設定をすなわち流動ライン54を流動する冷媒の温度を
変更することができる。 ジャケット55は中空環状管形状の構成として実質的に
反応域Rに対して共延在しかつより詳細に後述するよう
に外方流通路21と熱交換関係にある。 他の流動ライン56は反応域の頂部でジャケットの頂部
に結合されてそこから地表高さまで延伸し、かつ環流バ
ルブ制御流動ライン56aにより槽52へ結合されてラ
イン54及び56内の冷媒に加熱する。 除熱回路はジャケット550頂部まで下降するライン5
6に結合したバルブ制御流動ライン56bと熱交換器5
8に結合した地表高さより上方のバルブ制御流動ライン
54bとを含み、この熱交換器58は槽52へ結合され
て閉鎖ループ型流体流温度制御回路が形成される。 流動ライン54bの流動制御バルブはこの流体流動回路
の流量を制御する。 ジャケット55及び流動ライン54および56の冷媒の
温度を規制することによって、反応域Rの流入流体の温
度が制御される。 これは冷媒に対して加熱又は除熱することによっておこ
なわれ、局部温度における流入流体の蒸気圧が流入流体
の沸とうを防止すべくその局部圧力より常に小としなが
ら実質的に最大の反応速度を達成するように制御される
。 流入流体の温度はヒータ53により供給される熱を加え
ることによっておこなわれる。 ヒータは流動ライン54を通ってポンプ51による圧力
によりジャケット55に流下せしめられる冷媒を加熱す
る、この冷媒の流量はライン54の制御バルブを設定す
ることにより制御される。 反応域における流入流体の温度の上限は熱交換器58か
ら除去される熱とライン54bのバルブを設定すること
によって制御される流量とを規制することによって制御
される。 除熱量はライン54bのバルブの設定に直接関連する。 タービン60は制御バルブ66付き流動ラインを介して
熱交換器58に結合図示されているが、これはエネルギ
ー、特に反応により発生した熱を利用する例であって熱
エネルギーを機械エネルギーに変換するものである。 或いは、負荷67を制御バルブ付流動ラインを介して熱
交換器に結合するように図示されているが、この負荷は
反応装置が発生する熱により暖房される室であってよい
。 反応域Rの上限すなわち始端の圧力を測定するための圧
力センサーは反応域Rの上限まで内方管部分19を下方
に延伸する1/8インチステンレススチール管のような
小径管61を含む。 地表高さに圧力ビン62は所定の空気圧を与えて管61
に送出バルブ63を介して空気を流下させる。 圧力ビン62及び管61の間には送出空気圧ゲージ64
及び圧力調節器65が結合されている。 圧力の読取りを行うために、管61から水を排出させ送
出バルブ63を閉じる。 圧力ゲージ66に、反応装置の温度及び圧力の重要な部
分である反応域の上限における反応装置内の圧力が読取
られる。 気体を反応物として用いる化学反応では、特に、空気の
酸素成分を必要とする下水汚泥の湿式酸化処理を実施す
る場合には、大気泡78を用いることによって、効果が
著しく高められることが見出された。 第20及び21図を参照すれば、これらの気泡は概略球
形の頭部78aと概略円筒形の主要部78bと平頭状底
部78cとを有する形状を特徴としている。 横断面は円形である。拡大図に示したように、主要部は
、頭部から底部まで曲線状に末広がりである。 この気泡は、これにつき基礎研究を完成したジー・ジエ
ー・ティラー(G。 J 、 T aylor )にちなんで、ティラー気泡
としばしば呼ばれている。 このティラー気泡は、外方流通路を下方に流れる時圧縮
され、反応域に達すると気泡内の酸素は反応の反応物と
なって強力な混合接触を伴って下水汚泥を急激に酸化せ
しめ、寸法が小さくなった気泡が内方通路を介して帰還
する。 非常に微細な気泡の流れに比較してこのような気泡を用
いることの主要な利点は、ティラー気泡の管長当りの圧
力効果が極めて小さいので、地下に流体と気泡を圧入す
るためのポンプ条件が軽減され、また、反応域Rにおけ
る気相および液相間の総物質移動量を大きくすることが
できる。 すなわち、気液混合が促進され、液中に溶解する気体の
量が大きくなり液中からの反応生成物の除去率が太き(
なる。 これらの大気泡を形成するために用いる図示の装置は、
地表に設けた空気圧縮器71であって、これにより外方
流量路の上方部分に所定圧の1個または複数個の空気流
を1個または複数個の流動ラインを介して送出して入口
流動ライン33からの流入流体と混合するようにする。 このようにして一連の大気泡すなわちティラー気泡78
が形成され流入流体とともに搬送される。 この目的のために、地表の流動ライン33内に延伸する
流動ライン770制御バルブ76及び地下の一定深度ま
で延伸する流動ライン750制御バルブ74ならびに地
中にさらに延伸する流動ライン730制御バルブ72が
示されて℃・る。 流動ライン73,75及び77の各々の終端部分は、降
下流通路内にその長手方向に沿って延伸し降下流通路の
下流端に向かって出口を開放させてなり、空気流は、こ
れにより、所定圧及び流量で流入流体流内に導入される
。 流入流体の流量及び圧力に対して圧力・温度及び流量を
適当に選択することにより、気泡は結合して外方流通路
21に沿って離間間隔を有する一連のティラー気泡78
が形成される。 これらの大気泡すなわちティラー気泡は、水中では一定
速度で上昇する。 その水中相対速度は、によって決定される。 式中、go=32.2フイー)/ff 、r−管内方半
径(フィート)図示の装置においては、流入流体排水流
の流速は、気泡上昇速度より大きく保持して気泡のすべ
てが反応域Rまで透下されるようにしなければならない
。 流入流体は、気泡上を流れ、反応域における液相と気相
間の物質移動が高められる。 酸化反応は、概して一次反応であるので、反応速度は、
液中の生成物と反応物の量に比例する。 小気泡流と比較してティラー気泡は、流通路内で流体力
学上の圧力損が小さいのでU字管構造体に一定流速で材
料を流すのに必要なエネルギーは少なくてすむ。 小寸法の気泡は、水柱内において流体力学上の圧力損が
太きい。 )らに、小気泡は、そのまわりに水の境界層を有するの
で気液間の物質移動を損う。 すなわち、ティラー気泡は、管系に流体を流すために必
要なエネルギーが小さくてすみ、しかも反応速度を増大
させる。 圧縮器71が必要とするエネルギーを軽減するために、
第1および2図に示すように、空気を外方流通路210
頂部の複数個の高さにおいて導入する。 空気は、最高位置において、最低の圧力で液体容積当り
1空気容積に対応する量で導入される。 流体が降下するにつれて圧力は増大するので空気は圧縮
される。 さらに空気を下方位置において、より高い圧力で又液体
容積当り1空気容積に対応する量で導入される。 このように順次大きな深度で空気を順次注入することに
よって圧縮器の条件は軽減され液中の反応物を酸化する
のに必要な酸素が与えられる。 反応装置の任意の点における圧力はその上に存在する液
体の質量に依存する。 水だけを用いるのであれば圧力勾配は深さ1フィート当
り約0.43psiとなる。 しかし降下流通路21は相当量の気体を含有し、降下す
るにつれてその気体は圧縮され加熱される。 約言すると、地表下の種々の高さで空気を導入すること
によって、所要ポンプ圧力はちいさくてすみ、操作開始
後には流下する流入流体材料によって、液体ポンプを必
要とすることなく液体はすいこまれる。 ティラー気泡の形状によって、圧縮器条件が軽減され、
圧力差がちいさくなり反応物及び生成物の液体に対する
流出入が増大する。 すなわちこれは液体は気泡上を流れ小気泡において存在
するような境界層がないからである。 第5ないし10図に詳細を示す反応装置は竪穴内部に配
設されるが、そ′の竪穴は大径上方部分81と小径下方
部分82から成る竪穴ケーシングによって裏打ちされ、
下方部分82の外側に上方及び下方部分81及び82の
垂直方向に亘り83で示すグラウトを有し、ケース下方
部分82の底部を閉鎖密閉するグラウト栓体84を有す
る。 ケース上方部分81の上方端は、地表面17と面1とな
るように埋込んだ円形の底板86に例えば溶接すること
により固定される。 外方管部分18及び内方管部分19は、概略底板86か
ら懸架されて支持され温度変化による竪穴ケーシングに
対する伸縮を補償するようにする。 上方管部分18の頂部の上方端は、底板86に座着した
円形の底板87に、例えば溶接することによって固着さ
れ、外方管部分18は、ケーシング82内に懸架支持さ
れる。 冷媒ジャケット55に対し流体を送出入するための2個
の流動管54及び56は、その底板のブッシングから竪
穴ケーシングと外方管部分の外部との間に垂下延伸する
。 さらに、地表高さ上には、外方管部分18の延伸部があ
って、この延伸部は、底板86に座着した底板87に固
定した外方管部分18の頂部地表下管部分の雄螺子に螺
着した一文字継手89とニップル91と丁字形継手92
と上方端に例えば溶接により固着したフランジ板94を
有し、下方端は丁字形継手92内に螺着させた管93と
を含む。 フランジ板95はフランジ板94に座着し、内方管部1
9の上方端を例えば溶接によって固着して成り、これに
より内方管部分19は底板86及び87に支持された外
方管部分18から懸架支持される。 さらに、第3の頂部フランジ板96はフランジ板95に
座着し、上方管ニップル97を螺着して有する。 ニップル97に頂部継手98を固着して流出流体が通る
流動ライン37との継手を構成する。 さらに、フランジ板94及び950間にガスケット10
1とフランジ板95及び96の間にガスケット102と
を図示のように設は定着ポルト103によってこれらの
フランジ板を密封水密状態に重合固定する。 圧力感知管61は、フランジ板96の中心を通って内方
管部分19内を垂下延伸するように示され、内方管部分
19は、フランジ板95に連結すべく地表上に延伸して
いる。 2個の流動ライン54及び56は、冷媒流体ケ導くため
に地表から支持板87を介して延伸し第9及び10図に
最もよく視られるように外方管部分に支持される。 冷媒流動管は各々100フイート程度の比較的長い硬性
管部分109と2フイ一ト程度の可撓性管部分すなわち
ホース111とを相互に継手112によって直列に連結
して示した一連の管部分を有する。 硬性管部分109の下方端は、外方管部分18に締着さ
せた下方ブラケット110に形成した支持表面に座着せ
しめる。 支持案内ブラケット113によって外方管部分18の上
方端部分は、軸方向に摺動自在に案内されこの案内ブラ
ケットは弾性スリーブ115を担持する環114を有す
る。 硬性管部分109は弾性スリーブ115内で軸方向に可
動であって、温度変化による流動ラインの伸縮移動を補
償する。 可撓性管部分111は、図示するように伸縮を補償すべ
く湾曲形状とする。 下方端の継手112は、管部分109とともに摺動可能
であり、上方端の継手112はブラケット110によっ
て保持される。 可撓性管部分111は、耐熱組編カバーによって被覆さ
れたベローズ状管によって構成してもよい。 第7及び8図に最もよく視えるように地表から竪穴内に
延伸する外方管部分18は近傍端でAP I (Ame
rican Petroleum In5titut
eアメリ力石油協会)継手116によって連結した複数
個の直列管部分118から構成される。 これらの継手116は各端に実質的なテーパーを有し、
標準的な堅太型管継である。 反応域の上方において外方管部分18を構成する管部分
は、第11及び12図に示すステンレススチール製ライ
ナー108を有する黒色酸化鉄から構成され、反応域か
ら地表下約500フィートの深度まで延伸する。 このような構成によって腐食が防止される。 同様に内方管部分19も末端溶接によって端部を連結し
た複数個の直列管部分119から構成される。 第15図に示すように、外方管部分18の底部管部分は
、エンドキャップ24の180度折返し成形部を有し、
内方管部分19を上方へと流体を向けさせる払拭作用に
よって、詰りか防止される。 内方流通路の壁の内外には圧力差が無いので、薄板管を
使用する。 薄板管を使用することによって経費が節減され、かつ、
高温反応筒流出流体と低温未処理流入流体間の熱交換が
良好となる。 図中の符号を説明すると、反応域上方の外方管部分18
の内径は、Dlで指示され、反応域上方の内方管部分1
9の内径はD2で指示され、反応域における外方管部分
の内径はD3で指示され、反応域における外方管部分1
9の内径はD4で指示される。 外方管部分に設けられたジャケット55は、地表高さ下
方の所定の深度すなわち反応域Rの頂部始端に始端を有
する。 この深度において、外方及び内方管部分は寸法が小さく
なり、実質的に一様の材料流量が得られるようにする。 外方流通路を流体が流下するにつれて、気体は圧縮され
るので、気液容量比は減少し、液体の速度も従って減少
する。 より完全に一様な流速を得るために外方及び内方管部分
は、反応域の領域で寸法が小さくなっている。 このように寸法を小さくすることによって、投資資本当
りの生産量が高くなり、同時に少なくとも気泡を下方に
移動せしめるのに必要な流速は確保される。 第11図に示すように、反応域から成る距離上方の内方
管部分119aは、小径内方管部分119bを内部に受
ける寸法絞りスリーブ継手121を有する。 同様にしそ、第12図に示すようにスリーブ継手121
の下方であって反応域上方の外方管部分118aは、小
径外方管部分118bが嵌入される内ぐりを有する寸法
絞りスリーブ継手122を担持してなる。 外方管部分1’L8aは、望ましくは、黒色酸化鉄で構
成し、これをスリーブ継手122の上方から地表下約5
00フィートまで延伸するステンレススチール管108
によって裏打ちする。 絞りスリーブ継手は、望ましくはステンレススチールで
構成し、詰りを防止するように平滑テーパー人口表面を
有するように加工する。 大径外方管部分123をス、リーブ継手122の環状外
ぐりに嵌着させ、管部分123と118bとの間の空所
によって反応装置の底部まで延伸する冷媒ジャケット5
5を構成する。 反応熱は、ジャケット55に収集され、そこから取出さ
れるか、または、反応装置の始動を助けるために、加熱
冷媒流体及び/または蒸気の形で熱を入力することもで
きる。 ジャケット55の上方端には、ジャケットを構成する外
方管部分123の下方端に冠着し、例えば螺子または溶
接により固着されたエンドキャップ124を設ける。 エンドキャップ124は、その底部に垂直孔125を有
する。 第17,1B及び19図に示す取付は金具126は、エ
ンドキャップ124の底部に例えば溶接により固着され
、エンドキャップの一側に片寄るように横方向延伸部を
有する。 取付は金具126は、ジャケットの底部に解放する通路
を有し、その通路は、一方端に穴127を有し、流動ラ
イン54に結合する。 このようにエンドキャップ及び取付は金具を有するジャ
ケットは、栓体84から一宗距離主方に終端を有し、伸
縮による栓体84に対する上下動が可能となる。 温度を監視するために、第4図に示す熱電対131の態
様の温度感知器を約250フイート間隔をもって外方管
部分上に配設し、地表の温度表示器Tと結線する。 竪穴ケーシング81及び82内部に水が存在すると、熱
損が大きくなる場合がある。 かかる水は、蒸発して冷却器高さまで上昇し、そこで、
凝縮し、反応装置の外壁表面を伝って流下して再び蒸発
することになる。 このような循環作用によってエネルギー効率全体が下が
り、この処理方法が不可能になる場合も考えられる。 これを防止するために、ケーシングの内部をポンピング
または浄化によって乾燥状態に保つか、もしくは第8,
17及び18図において129で示す遮断層によって遮
断してもよい。 プラスチック被覆ガラス繊維綿、岩綿、セラミックフェ
ルトは、伝熱対流熱損を防止する断熱材として有効であ
ることが判明している。 作動 上述の実施例においては、下水汚泥流である流入流体を
供給源38から流動ライン31及び33を介して外方流
通路21に送入流下させる。 加圧空気流を外方流通路に圧力して一連の離間したティ
ラー気泡78を形成させるが、ポンプ29によって与え
られる圧力は流入流体と気泡の双方を、外方流通路21
内を下方に移動せしめるのに十分をものとする。 流体と気泡の両方が地下に進むにつれて、温度及び圧力
が増大し、促進された反応速度の酸化が始まる線分りで
示すレベルに達し、線分Gで示す底レベルに進む。 線分りとGの間の領域がRで示される。 この反応域Rにおいて、温度及び圧力によって酸素は水
と急激に混合され、可燃性固体が急激に酸化され、熱が
発生し、これにより流体は加熱される。 この酸化による反応生成物には、CO2・H2O−N2
+熱がある。 加熱された流体及び反応生成物は、〔流出流体〕と呼ぶ
が、降下流入流体と熱交換関係で内方連通路22を上昇
する。 反応装置を出る時、流出流体は灰分沈澱槽を通つつて流
動し、流入流体が適切な流入CODを保持するように希
釈液として使用されるかもしくは流動ライン44を介し
て排出される。 流入流体の液体成分(水)の量に対する反応物の各濃度
は、バルブ72.74.76.43及び39の相関的設
定位置によって制御される。 なお、これらの制御バルブは、地表面高さ領域において
、すべて、調節設定可能である。 始動中には、冷媒流体を槽52からヒーター53を介し
て流動ライン54を圧送流下させてジャケット55に送
入し、流動ライン56から還流させることによって、熱
を通常、反応域に加えて流入流体を加熱する。 反応域の上方高さの温度が約400下に上昇して続いて
起こる発熱反応によって熱が発生すると、流動管54及
び56の冷媒流体の流動方向は逆転して、ジャケットか
ら流動管54及び54bを上昇して熱交換器58に入り
、これによって熱すなわち蒸気タービン60を介して仕
事量を得るかあるいは部屋67を暖房することができる
。 反応開始時の温度は、コントロール53bの設定位置を
変更し、かつ、ライン54の流量を変更することによっ
て制御される。 作動中の温度は、局部温度の流入流体の蒸気圧力を、反
応速度は最大にしながら沸騰を防止するように局部圧力
より小さく保持するように制御される。 第22図を次に参照すると、3個の地下反応装置135
.136及び137を1個の外方竪穴ケーシング138
に取付け、1個の長い反応装置の場合よりも短い深度の
1個の垂直穴で、より太き*な処理能力を持たせたこの
発明による構成が図示されている。 この場合も竪穴ケーシングは竪穴の内側を裏打ちするグ
ラウトを有し、底部にはグラウトの栓体139を有する
。 反応装置とケーシングの間の空所は、遮断材141によ
って充填される。 前述したように、各々の反応装置は、地表上に入力及び
出力ポートを連接させる外方管部分と内方管部分とを有
する。 図示の構成においては、反応装置135に槽142、反
応装置136に槽143、及び反応装置137に槽14
4が設けられている。 流体ポンプ148及び空気圧縮器149が各反応装置に
前述のように連接される。 ライン145に示される流入流体と、回圧気体は、槽1
42内に送入され、槽142から反応装置135内に流
下せしめられ反応装置135からの流出流体は、槽14
3に送られる。 槽143からの流入流体と気体は、反応装置136内に
送入され、反応装置136からの流出流体は、槽144
に送られる。 さらに、流出流体と回圧気体は槽144から反応装置1
37内に送入され、反応装置137からの流出流体は、
ライン147を介して、利用位置まで送られる。 このように、3個の反応装置を直列に結合した構成によ
って、同一の滞留時間の単一の反応装置よりもCOD低
下率が増大する。 これは、反応生成物CO2を槽142,143を介して
除去することができるからであると思われる。 いくらかの典型的な条件範囲を次の表に掲げる。 表 例 範 囲 1、反応装置 反応域上方直径 外方管部分D1 内径2.465インチ
1〜24インチ内方管部分D2 内径1
.560インチ 3/4〜20インチ反応域直径 外方管部分D3 内径1.870インチ
3/4〜20インチ内方管部分D4 内径0
.995インチ 0.5〜18インチ例
範 回 船 深 度 1000フイート
1000〜6000フイート反応域始端までの深度
1000フイー) 500〜4500フイ
一ト反応域の長さ 500フイート
500’〜3000フイ一ト反応域の頂部の
温度 450下 300 〜55
0550下の底部の温度 470’F
300 〜650’F650’F部の圧力
410 psia 200〜19
30 psia反応域の底部の圧力 650
psia 433〜2600 psia
3、流出流体 圧 力 80 psi
a O−200psia温 度
外気温度
外気温度流 速 約3gpm
O〜500 gpm4、出 力 エネルギーBtu/日 0.67×106
0〜1o×108COD減少率
70% θ〜99%処理排出
量COD/日 1121a/日 1o
o〜1oooo。 lb/日COD 流 速 3gpm
O〜5,00 gpm生下水相当量※
72000gpd 45000〜
64X10 gpd※−100万ガロンの下水あたり
で15601b/CODにおいて産業上の利用可能性 約言すると、この発明の方法および装置は、下水汚泥及
びその他の流体の湿式酸化処理を含む高温高圧化学反応
を単に低圧のポンプ装置を必要とするのみで実行するも
のである。 建設費及び操業費用はいずれも同様の効果を達成する従
来の方法及び装置より極めて少なくてすむ。 さらにこの発明の方法及び装置は、熟練を要しない保守
を必要とするのみで高品質の蒸気の態様でエネルギーを
得ることができる。 この発明によって実質的にすべての微生物を100%死
滅させることができ、また約98%CODを減少せしめ
ることができ、無臭であって容易に乾燥可能な灰性品を
得ることができる。 この発明では、すべての制御は、地表面領域にあり、か
つ、比較的大量の流体を送入するのに動力条件が小さく
てすみ、しかも連続的な降下上昇流体処理排出が得られ
る。 記載した方法及び装置は、例えば、石油製品のクラッキ
ングのような高温高圧化学反応を実施するのに、また、
大気泡を必要としないアンモニア合成などのような高温
高圧の水素添加反応を実施するのに適する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも2個の反応物間の促進された化学反応を
    行う方法であって、 少なくとも2個の反応物を有する流入流体を、降下流通
    路を所定の流速で下方に地表下の所定の深度まで流下せ
    しめ、圧力作用静水圧コラムを形成し、反応に十分な圧
    力、温度を与え、当該所定深度において当該反応物を促
    進された反応速度で反応せしめ、かつ、当該所定深度よ
    り所定距離下方に当該降下流通路を通じて延伸する反応
    域中へとさらに通過せしめ、当該反応域において反応生
    成物を生成せしめ、かつ当該流体を該反応域において加
    熱せしめ、当該加熱流体と反応生成物を降下流体と熱交
    換関係で上昇流通路中を流出流体として反応域からほぼ
    地表高さまで還流せしめ、当該反応域領域において、当
    該流入流体が所定以下の温度の場合は当該流入流体を加
    熱し、所定温度以上の場合は当該流入流体を除熱するこ
    とによって最大の反応速度を達成しつつ、かつ、当該流
    入流体の沸騰を防止すべく局所温度における流入流体の
    蒸気圧力を当該局所圧力より常に低く維持しながら当該
    反応域における当該流入流体の温度制御下で反応をおこ
    なうことを特徴とする方法。 2 当該反応物の1つが、当該降下流通路の下流端に向
    く出口を介してほぼ地表高さで当該流入流体中に所定圧
    力で導入される気体流であって、これにより一連の大気
    泡が形成され、当該流入流体とともに透下されて、強力
    な混合接触をこれにより発生せしめ、反応域での反応を
    最大にし、ポンプ条件を軽減することを特徴とする請求
    の範囲第1項による方法。 3 当該反応物の1つが、地表高さの下方の複数個の所
    定深度間隔で累加的に高圧力を有する逐次流として導入
    される気体であることを特徴とする請求の範囲第1項に
    よる方法。 4 はぼ地表高さにおける流入流体の圧力は、はぼ外気
    温度において約Oないし200 psiaの範囲であっ
    て、しかも、連続的な降下上昇流体処理排出が得られる
    ことを特徴とする請求の範囲第1項による方法。 5 はぼ地表高さにおいて流入流体と流出流体の圧力及
    び流量を制御することを特徴とする請求の範囲第1項に
    よる方法。 6 当該反応物の濃度と相互に、かつ流入流体の液体成
    分の量に対して制御することを特徴とする請求の範囲第
    1項による方法。 7 連続的な流体流において逐次化学反応を行うために
    、共通の穴に直列結合して配設された一連の降下及び上
    昇流通路内において、当該流出流体を逐次、流入流体と
    して循環流下させ、かつ流出流体として上昇せしめ、各
    反応装置からの流出流体は、気相反応生成物を除去する
    ために、外気に解放した槽内に導くことを特徴とする請
    求の範囲第1項による方法。 8 当該流入流体が、当該降下流通路に所定流量及び所
    定圧力で供給される下水汚泥であり、当該反応物の1つ
    が酸素含有空気であって、下水汚泥の湿式酸化処理を行
    うことを特徴とする請求の範囲第1項による方法。 9 反応を開始するために当該反応域のほぼ領域におけ
    る当該流入流体に加熱することを特徴とする請求の範囲
    第1項による方法。 10 少なくとも2個の反応物間の促進された化学反
    応を行う装置であって、 降下流通路と当該降下流通路と熱交換関係にある上昇流
    通路とを形成する第1及び第2の管部分を含んで成り、
    当該降下流通路は、流通路内の降下流体が静水圧コラム
    を形成するのに十分な深度までほぼ地表から延伸し、こ
    れにより、当該所定深さにおける流体中の2個の反応物
    が促進された速度で反応するのに十分な圧力及び温度を
    与え、当該降下通路は、当該所定深度から下方に延出1
    し、反応域を形成して、当該反応域において反応生成物
    を生成せしめ、かつ当該流体を加熱せしめるようにした
    反応装置と、 はぼ地表高さから少な(とも2個の反応物を有する流入
    流体を当該降下及び上昇通路に送通し、反応生成物を有
    する流出流体を、当該反応装置から、抜出すようにした
    手段と、 当該反応域の領域における当該流入流体に対して加熱ま
    たは除熱することによって、当該反応域における流体を
    沸騰させることなく、はぼ最大の反応速度を維持するよ
    うに、当該反応域における当該流入流体の温度を制御す
    るための手段とから成る装置。 11 当該第1及び第2管部分を同心離間関係で、一
    方が他方の内側となるよう配置し、外方管部分は、水圧
    貫流U字管を形成するように、底部において閉鎖するこ
    とを特徴とする請求の範囲第10項による装置。 12 当該反応装置は、当該反応装置であるが当該反
    応装置とは別の、地下)・ウジングを構成する地下のケ
    ース付穴内に配設されることを特徴とする請求の範囲第
    10項による装置。 13 当該第1及び第2の管部分が、地表高さの共通
    支持板から懸架支持されることを特徴とする請求の範囲
    第10項による装置。 14 当該管部分は、当該管部分内にほぼ一定の速度
    を維持するために、当該反応域のほぼ上限で地表より所
    定深度において寸法が減少していることを特徴とする請
    求の範囲第10項の装置。 15 当該降下及び上昇流通路内に流体を連続的に排
    出流動せしめるために、地表高さ領域に設けたポンプ手
    段を有することを特徴とする請求の範囲第10項による
    装置。 16 流入流体の温度を制御する当該手段は、冷媒流
    体が送通される当該管部分を取巻き、当該管部分の外方
    と熱交換関係にある内方環状通路を有したジャケットを
    有し、さらに、当該ジャケットに結合され、地表高さま
    で延伸して、当該ジャケットを地表高さ間に流体を循環
    せしめる一対の流動ラインを含むようにしたことを特徴
    とする請求の範囲第10項による装置。 17 地表高さの領域の槽、ポンプ、熱交換器、制御
    バルブ及び熱源を当該ジャケット及び流動ラインの流体
    流動回路を結合して、一方の動作モードにおいて加熱流
    体を加熱して当該ジャケットに送入させ、かつ、他方の
    動作モードにおいて当該ジャケットからの加熱流体を当
    該熱交換器に送通するようにして当該反応域における流
    体の温度を制御することを特徴とする請求の範囲第10
    項による装置。 18 地表高さの領域で降下流通路内に所定の圧力で
    気体流を導入して、概略同筒形の主要部と概略球部の頭
    部と当該頭部に対向する平頭部とを有し、ティラー気泡
    と呼ばれる大気泡を形成せしめ、当該大気泡を流入流体
    とともに透下するようにする手段を含むことを特徴とす
    る請求の範囲第10項による装置。 19 地表高さより下方に離間配置した当該気体流の
    ための複数個の入口を含むことを特徴とする請求の範囲
    第18項による゛装置。 20 ガス流を導入するための当該手段は、当該降下
    流通路に当該流通路の下流端に向って解放する出口を有
    して当該通路長手方向に配置した端管部分を含むことを
    特徴とする請求の範囲第18項による装置。 21 単一の竪穴ケーシングに並列配置された複数個
    の反応装置を有して当該反応装置を直列に流通結合せし
    め、流入流体を当該反応装置の1つに通し、当該1つの
    反応装置からの流出流体を次の反応装置に通すようにし
    て順次さらに反応を行うために、流体を循環せしめて連
    続流体流に対して順次化学反応を行うようにしたことを
    特徴とする請求の範囲第10項による装置。
JP54500567A 1978-03-17 1979-03-16 地表下の制御され、促進された化学反応をおこなう方法および装置 Expired JPS5921655B2 (ja)

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