JPS59213953A - 可逆可変容積型斜軸式ピストン機械の軸受機構 - Google Patents

可逆可変容積型斜軸式ピストン機械の軸受機構

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JPS59213953A
JPS59213953A JP58088497A JP8849783A JPS59213953A JP S59213953 A JPS59213953 A JP S59213953A JP 58088497 A JP58088497 A JP 58088497A JP 8849783 A JP8849783 A JP 8849783A JP S59213953 A JPS59213953 A JP S59213953A
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JP
Japan
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fluid
piston
shaft
drive shaft
holes
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Pending
Application number
JP58088497A
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English (en)
Inventor
Isao Sugioka
杉岡 勲
Yasuo Kobayashi
小林 靖夫
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPS59213953A publication Critical patent/JPS59213953A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B1/00Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B1/12Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B1/20Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having rotary cylinder block
    • F04B1/2014Details or component parts
    • F04B1/2078Swash plates
    • F04B1/2085Bearings for swash plates or driving axles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2360/00Engines or pumps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Hydraulic Motors (AREA)
  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 一般に斜軸式ピストン機械の軸受機構は外部負荷のみな
らず、シリンダブロックの回転に伴ってピストンに発生
する圧力(内部負荷)も支承し、これに耐えるものでな
ければならない。
本発明は可逆可変容積型斜軸式ピストンポンプ・モータ
等の可逆可変容積型斜軸式ピストン機械に適用する軸受
機構に係シ、特に外部負荷及び内部負荷を支承する軸受
機構に関する。
〔従来技術〕
従来のこの種の軸受機構として例えばフランス特許第1
352639号、ドイツ特許第1261760号、特開
昭47−31032号公報等に記載されたものがある。
これらは駆動軸の一端に、シリンダブロックの複数個の
円筒穴に摺動自在に嵌挿したピストンのコネクティング
ロッドの端部を嵌合連結し、駆動軸及びシリンダブロッ
クが回転するピストン機械において、外部負荷を支承す
る軸受に内部負荷を支承する軸受を組み合せた複合軸受
機構を用いている。しかしいずれも内部負荷を支承する
軸受は内部負荷のスラスト分力を支承するものであシ、
ラジアル分力を支承するものではないので、スラスト分
力とラジアル分力の両方を支承する必要のある斜軸式ピ
ストン機械の場合には、軸受がラジアル分力によって損
耗し、その寿命を短くし、信頼性を低下させる欠点があ
る。
また特公昭5B−7832号公報に記載された斜軸式ピ
ストン機械も提案されている。これはシリンダブロック
に密着させた流体流入、流出用ボートを有するボートブ
ロックを傾転角を変えるためノ・ウジングに摺動面を介
して回動自在に支持し、ボートブロック内の通路とハウ
ジングのボートとを7−ルされた流送用通路で連通ずる
構造の斜軸式ピストン機械において、シリンダブロック
の回転に伴ってピストンに発生する圧力(スラスト分力
)に基づいてボートブロックを傾斜させるように作用す
るモーメントを防止するため、上記流送用通路はボート
ブロックにその一端が玉継手によって固着されかつ他端
がハウジングに設けられているシリンダ内に摺動可能に
収容された流送用スリーブで構成したものである。しか
しこれもスラスト分力を支承する軸受のみについての記
載にとどまシ、ラジアル分力を支承する軸受については
何の記載もない。
本発明者らは吐出圧力に応じて変化するラジアル分力も
その変化に応じてバランスさせて支承できる軸受機構を
備えた斜軸式ピストン機械を固定容積型のものについて
特願昭57−199634号として既に提案したが、可
逆可変容積型のものについてはいまだに提案されていな
い。
〔発明の目的〕
そこで本発明は外部負荷及び内部負荷のスラスト分力の
支承は勿論、傾転方向、傾転角及び吐出圧力に応じて変
化するラジアル分力をその変化に応じてバランスさせて
支承でき、可逆可変容積型ピスト/機械に適用できる小
形で安価な静圧軸受機構を提供することを目的としたも
のである。
〔発明の構成〕
上記の目的を達成する本発明は駆動軸5の一端5aの中
心及び周辺部に、それぞれシリンダブロック8のセンタ
シャフト9の一端及びシリンダプロツ8の複数個の円筒
穴8aに摺動自在に嵌挿されたピストン14のコネクテ
ィングロッド13の端部を嵌合連結し、センタシャフト
9の他端をパルププレート10及びパルプブロック4の
中心穴に支承せしめ、このパルプブロック4に取付けた
シリンダケーシング3の一対の傾転軸部3a、3bをハ
ウジング1に支承し、傾転軸部3a、3bの軸端におい
てハウジング1に流体の流入、流出を行う流体通路27
a、27bと連通する流体口28a、28bを有する一
対のポートブロック11 a p II bを取付け、
駆動軸5にかかる外部負荷をころがり軸受6a。
6bで支承すると共に、シリンダブロック80回転に伴
ってピストン14に発生する内部負荷のスラスト分力を
静圧スラスト軸受26で支承するようにした可逆可変容
積型斜軸式ピストン機械において、流体通路27a、2
7bにそれぞれポートブロック11 a 、 11 b
と摺接するスリーブ20a、20bを挿設し、このスリ
ーブ20a、20bの摺接面にはそれぞれ流体通路27
a、27bに連通し傾転角の増減と傾転方向に応じて流
体量の増減と流体の切換えを行う案内溝29a、29b
を設け、ボートブロック11a。
11bにはそれぞれ傾転方向に応じて案内溝29a。
29bのみと連通ずる2つの導油穴30a、31aと3
0b、31bを設け、その各一方の導油穴30a、30
bと各他方の導油穴31 a 、 31 bにそれぞれ
連通し各一方の導油穴30a、30bの流体圧のうち高
い方の流体圧を選択する高圧選択弁18aと各他方の導
油穴31a、31bの流体圧のうち高い方の流体圧を選
択する高圧選択弁18bを設けると共に、一対の傾転軸
部3a、3bと直角位置関係にあって駆動軸5の一端5
aの外周面2箇所に対向するハウジング1の部分L:1
駆動軸5と直角方向に一対の嵌挿穴32a、32bを設
け、この嵌挿穴32a、32bにそれぞれ高圧選択弁1
8a、18bの吐出流体が作用するバランスピストン1
6jL、16bを摺動自在に設け、この各バランスピス
トン16a、16bに対接され該各バランスピストン1
5a、16bの供給孔33a、33bにそれぞれ連通す
る貫通孔34a、34bを有する軸受片17a、17b
を駆動軸5の一端外周面2箇所にそれぞれ摺接せしめて
静圧ラジアル軸受35a、35bを構成してなる。
〔実施例の構成〕
以下図面によって本発明の一実施例の構成を詳細に説明
する。
第1図は本発明軸受機構を実施した可逆可変容積型斜軸
式アキシャルピストンポンプの一例を示す横断平面図、
第2図はその縦断正面図である。
第1図及び第2図について、5はハウジング1の内面に
一対のころがシ軸受6a 、6bによシ支承した駆動軸
である。この駆動軸5の一端5aの中心にシリンダブロ
ック8のセンタシャフト9の一端が嵌合連結されている
。2はカバー、3はハウジング1に一対の傾転軸部3a
、3bを傾転自在にコロ軸受乙により支承したシリンダ
ケーシング、冴はこのシリンダケーシング3を傾転角制
御装置に連結するだめの連結部である。このシリンダケ
ーシング3の端部にはパルププレート10を有スるパル
プブロック4が取付けられている。パルププレート10
及びパルプブロック4は第5図示のように流体の入、出
(ポンプの場合は吸込み、吐出)を行う2つのまゆ形ポ
ー)25a、25bを有している。パルププレート10
及びパルプブロック4の中心には穴が設けられ、この穴
にシリンダブロック8のセンタシャフト9の他端が支承
されている。
駆動@5の一端5aの周辺部に設けられた複数個の円筒
穴にはスリッパ型スラスト軸受12が嵌挿されている。
スリッパ型スラスト軸受12に対接されて駆動軸5に遊
嵌された円板15が、ころがり軸受6aの外輪を介して
ハウジング1の内面に軸方向に素止されており、スリッ
パ型スラスト軸受12と円板15とで静圧スラスト軸受
26を構成している。
7はころがシ軸受6a、6b間に嵌挿されたスペーサで
ある。
各スリッパ型スラスト軸受12にはそれぞれコネクティ
ングロッド13の一端が嵌合連結され−Cいる。
各コネクティングロッド13の他端はそれぞれシリンダ
ブロック8の円筒穴88KF、M動自在に嵌挿されたピ
ストン14に嵌合連結されている。
第1図及び縞4図において27 a 、 27 bはそ
れぞれパルプブロック402つのボート25a、25b
に連通し一対の傾転軸部3a、3bの軸端に開口する流
体の流入、流出を行う流体通路、lla 、 1.1b
はそれぞれこの流体通路’2’la、Z7bに連通する
流体口28a、28bを備えた一対のボートブロックで
、一対の傾転軸部3a、3bの軸端においてハウジング
1に取付けられている。
20a、20bはそれぞれ流体通路27a、27bに挿
入されビン21によシ回り止めされたスリーブである。
このスリーブ20 a 、 20 bのボートブロック
11 a 、 11 bに摺接する面にはそれぞれ第4
図示のように各流体通路27a、27bに連通しシリン
ダケーシング3の傾転角の増減と傾転方向に応じて流体
量の増減と流体の切換えを行う案内溝29a、29bが
設けられている。3Qa、31aはそれぞれ一方のボー
トブロックllaに設けられ傾転方向に応じてそれぞれ
案内溝29aのみと連通する導油穴、30b。
31bはそれぞれ同じく他方のボートブロックllbに
設けられ傾転方向に応じてそれぞれ案内溝29bのみと
連通する導油穴である。
第2図及び第3図において32a、32bはそれぞれシ
リンダケーシング3の一対の傾転軸部・3a。
・、3bと直角位置関係にあって駆動軸5の一端5aの
外周面2箇所に対向するハウジング1の部分に駆動軸5
と直角方向に設けた嵌挿穴である。16a。
16bはそれぞれこの嵌挿穴32a、32bに摺動自在
に設ケたバランスピストン、17a、17bはそれぞれ
このバランスピストン16a、16bに対接され、該バ
ランスピストy16a、16bの供給孔33a、、33
bにそれぞれ連通する貢通孔34a、34bを有する軸
受片である。
この軸受片17a、17bはそれぞれ駆動軸5の一端5
aの外周面2箇所に摺接されて静圧ラジアル軸受”5a
r35bを構成している。バランスピストン16a、L
6bと軸受片17a、17bの対接面はそれ°ぞれ例え
ば球状突部1(3a、 、 16b、及び球状窪み面1
7a、、 17blとする。22a、22bはそれぞれ
バランスピストン16a、16b用の嵌挿穴32a、3
2bK蝉着したサイドカバーである。36a、36bは
それぞれバランスピストン16a、16bとサイドカバ
ー22a、22b間に介挿しだばね、17a、 、 1
7b、はそれぞれ軸受片17a、、17bの摺接面に形
成した流体ポケット形成用凹部である。
18a、18bはそれぞれサイドカバー22a、22b
に設けられボートブロックlla、llbの各一方の導
油穴3Qa、30bまたは各他方の導油穴31a、31
klの流体圧のうち高い方の流体圧を選択する高圧選択
弁で、その吐出流体をバランスピストン16a。
16bに作用させる。高圧選択弁18a、18bはハウ
ジング1やポンプの設置台など適当役所に設けることが
できる。この高圧選択弁18a、18bは例えばC83
[”!l示のようにサイドカバー2.2 a 、 22
 bに螺着された継手18a、 、 1.8b、と、と
の継手1.8al 、 18b。
に形成された孔の中心に設けられた鋼球18a、、18
b2と、この鋼球18a、 、 1.8b、の両側の孔
部にそれぞれ対向して設けられたバルブシート18a3
 、1.8a4.18b、 。
18b4と、このバルブシート1.8al 、 18a
4.18bB 、 18t)4にそれぞれ対接されてナ
ヅト18aB p 18 aa 、18 bg 、 1
8 b6により継手18a+ 、 18btの端部に取
付けられ、ボートブロック1.1a、llbの各一方の
導油穴30a、30bまたは各他方の導油穴31 a 
、 31 bに連通するパイプ191 、i9. tた
は19. 、194と、導油穴30a、30bまたは3
1 a 、 31 bの流体圧のうち高い方の流体圧を
選択してバランスピストン16a、1.6bに導入する
だめの導入穴+8a、 、 ]、8bvとよりなる。
〔実施し1jの作用〕 次にその作用を説明する。ポンプの場合、駆動軸5を駆
動源によシ回転させると、これにセンタシャフト9及び
複数個のピストン14のコネクティングロッド13を介
して連結したシリンダブロック8が、各コネクティング
ロッド13の外周面よシリンダブロック8の各円筒穴8
aに伝達される回転力によって同期回転せしめられる。
このシリンダブロック80回転によシ各ピストン14が
各円筒穴8a内を往復動し、これによって一方のボート
ブロックllaの流体口28aよυ一方のスリーブ20
a、一方の流体通路27a、パルプブロック4及びバル
ブプレート10の一方のポート25aを介して流体を吸
込み、他方のボート25bより他方の流体通路27b、
他方のスリーブ20b及び他方のボートブロックllb
の流体口28bを介して流体を吐出する。
いま、シリンダケーシング3が第4図(b)に示すよう
に傾転角Oの状態より矢印Aで示す反時計方向に傾転し
、第2図では下方に傾転している場合を考える。傾転角
は連結部24(第1図参照)に連結した傾転角制御装置
により負荷に応じて調整され、吐出量はこれによって制
御される。
この場合、シリンダブロック8の回転に伴ってピストン
14に発生する圧力(内部負荷)のスラスト分力はコネ
クティングロッド13を連結したスリッパ型スラスト軸
受12に駆動軸5と平行の右方向に作用する。このスラ
スト分力はスリッパ型スラスH1l受J2と、ころがり
軸受6a、6bの外輪及びスペーサ7を介してハウジン
グ1の内周面に素止された円板15とで構成された静圧
スラスト軸受26によシ支承される。
また内部負荷のラジアル分力はコネクティングロッド1
3を連結したスリッパ型スラスト軸受12に駆動軸5と
直角の上方向に作用する。一方のボートブロックll&
の流体口28aに吸込まれた流体の一部は流体通路27
aより案内溝29 aのある溝幅の部分を通って導油穴
30 aに流入し、導油穴31 aには流れない。゛ま
だ他方のボートブロックllbの流体ロア8bより吐出
する流体の一部は流体通路27bより案内溝29bのあ
る溝幅の部分を通って導油穴30 bに流入し導油穴3
1 bには流入しない。この際、スリーブ20a、20
bとボートプロ7りlla、llbの摺接面は案内溝2
9a、29b及び給油溝29a1,29blに導入され
た流体により潤滑される。
案内溝29a、29bの溝幅は第4図(b)示のように
端部で最も狭くこれよシ徐々に広くなっているので、傾
転角の増減によって導油穴30a、30bに流入する流
量は増減する。導油穴30a、30bに流入した流体は
それぞれパイプ19. 、19.を通って高圧選択弁1
8aに流入する。高圧選択弁18aは導油穴30a、3
0bの流体圧、換言すれば流体口側a 、28b延いて
は2つのポー):25a、25bの流体圧のうち高い方
の流体圧を選択する。即ち、2つのボート2!5a、z
5bの流体圧はそれぞれ流体通路27a、27b1案内
溝29a、29b、導油穴30a、30b及びパイプ1
9、.19.を通して鋼球18a、の両側に作用し、そ
の高い方の例えばボート25bの流体圧によって鋼球1
8a、を流体圧の低い方のボー) 25 aに連通する
パルフシ−) 18B、の方に圧接してこのバルブシー
トtsasを閉塞し、流体圧の高い方のバルブシート1
8a4を開放して高い方の流体圧を選択する。
選択された高圧流体は導入穴18a、よりバランスピス
トン16aに作用し、このバランスピストン16aをば
ね36aのばね力とで軸受片17aを介して駆動軸5の
一端(ラジアル軸受端)5aの外周面に押し付けると共
に、バランスピストン16aに作用した高圧流体を供給
孔33aより軸受片17aの貫通孔34a及び凹部17
a、を介して軸受片17aと駆動軸5の一端5aの外周
面との間の摺動面間に供給して駆動軸5と直角の上方向
に作用するラジアル分力を支承する。
ラジアル分力が増大するとバランスピストン16aによ
る押し付は力及び摺動面への流体圧も増大し、また傾転
角が減少しボート25bの圧力が低下してラジアル分力
が減少するとバランスピストン16aによる押し付は力
及び摺動面への流体圧も減少し、常にラジアル分力とバ
ランスする。
また、シリンダケーシング3を第2図示の下方とは反対
の上方に傾転した場合も上記と全く同様に説明すること
ができる。この場合は高圧選択弁18bの方が作動し、
バランスピストン16bを軸受片17bを介して駆動軸
5の一端5aの外周面に押し付けると共に、バランスピ
ストン16b、に作用する高圧流体を軸受片17bと駆
動@5の一端5aの外周面との間の摺動面間に供給して
駆動軸5と直角の下方向に作用するラジアル分力を支承
することになる。
このように内部負荷のスラスト分力とラジアル分力はそ
れぞれ静圧スラスト軸受部と静圧ラジアル軸受35a、
35bによって支承することになるので、ころがシ軸受
6a、6bは内部負荷を殆んど受けることがなくなり、
外部負荷を支承するだけとなる。従ってころがυ軸受5
a、6bとして通常の深溝型ボールベアリングを使用し
てもその寿命を十分に長くするととができる。また外部
負荷の横引き荷重が強大なときは軸端に近いころがり軸
受6bとして円筒ころ軸受または自動調心ころ軸受を用
いればその寿命の・延長を図、るこ七ができる。
なお、本発明は可逆可変容積型斜軸式アキシャルピスト
ンポンプに限らず、ボートブロック11a。
11bの2つの流体口28a、28bに流体圧源を接続
することによシシリとダブロック8とそのセンタシャフ
ト9及びピストン14のコネクティングロッド13を介
して連結した駆動軸5を回転させる可逆可変容積型斜軸
式アキシャルピストンモータ等の可逆可変容積型斜軸式
ピストン機械にも同様に実施することができる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したことから明らかなように本発明によ
れば、■、ころがシ軸受6a、6bは内部負荷を殆んど
支承せず外部負荷のみを支承でき、内部負荷のスラスト
分力を静圧スラスト軸受がで支承できることは勿論、内
部負荷のラジアル分力を静圧ラジアル軸受35a、35
bで支承することができる。
特に傾転方向が変ってラジアル分力の作用方向が変って
もスリーブ20a、20bの案内溝29a、29bとボ
ートブロック114.llbの各一方の導油穴30a、
3Ql)または各他方の導油穴31a、31bとの連通
を切換え、これによって高圧選択弁18aまたは18b
及び静圧ラジアル軸受35aまたは35bを選択動作さ
せることができるので、傾転方向の変更に伴うラジアル
分力の作用方向の変化にも対処できる。また傾転角の増
減や吐出圧力の変化に対しては案内溝29a、29bと
導油穴30a、30bまたは31a、31bとの間に流
れる流体の流量と圧力が案内溝29a、29bによって
調整される(調整できるように溝幅を変えであることは
勿論である)ので、傾転角の増減や吐出圧力の変化に応
じた流体圧をバランスピストン16aまたは16bに供
給して静圧ラジアル軸受35 aまたは35bにょυ常
に傾転角の増減や吐出圧力の変化に応じて変化するラジ
アル分力をバランス状態で支承することができる。■。
外部負荷、内部負荷のスラスト分力及びラジアル分力を
それぞれころがシ軸受6a、6b、靜圧スラスト軸受2
6及び静圧ラジアル軸受35a、3.5bで合理的に分
担支承できるから、軸受の損耗を軽減してその寿命の延
長と信頼性の向上を図ることができ、小形で安価な軸受
機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明軸受機構を実施した可逆可変容積型斜軸
式アキシャルピストンボングの一例を示す横断平面図、
第2図はその縦断正面図、第3図(a)は本発明におけ
る静圧ラジアル軸受部の拡大縦断正面図、第3図(b)
はその拡大縦断側面図、第4図(a)は本発明における
傾転軸受部の拡大縦断側面図、第4図(b)はそのスリ
ーブの摺接面側の拡大端面図、第4図(c)は同じくそ
の拡大縦断側面図、第5図は本発明におけるバルブブロ
ック部の側面図である。 1・・・・・・・・・ハウジング、3・旧・・・・・シ
リンダケーシング、3a、3b・・・・・・・・・傾転
軸部、4・・・・・・・・・バルブブロック、5・・・
・・・・・・駆動軸、5a・・・・・・・・・一端、6
a。 6b・・・・・・・・・ころがυ軸受、8・・・・・・
・・・シリンダブロック、8a・・・・・・・・・円筒
穴、9・・・・・・・・・センタシャフト、10・旧・
・・・・バルブプレー)、lla、llb・・・・・・
・・・ボートブロック、13・・・・・・・・・コネク
ティングロッド、14・・・・・・・・・ピストン、1
6a?16b・旧・・・・・バランスピストン、17 
a 、 17 b −、−、、、、、、軸受片、18a
 、 18b−・・・・・・・・高圧選択弁、20& 
、20b・・・・・・・・・スリーブ、25jL。 25b・・・・・・・・・ホー)、26・1旧・・静圧
スラスト軸受、27a、27b・・・・・・・・・流体
通路、28a、28b・・・・・・・・・流体口、29
 a 、 29 b −−−−7−・−案内溝、30a
 、30b、 31a 。 31b・・・・・・・・・導油穴、32a、32b・・
・・・・・・・嵌挿穴、33a。 33b・・・・・・・・・供給孔、34a、34b・・
・・・・・・・貫通L3sat35b・・・・・・・・
・静圧ラジアル軸受。 代理人弁理士  石 戸   元 簿3戊

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 駆動軸5の一端5aの中心及び周辺部に、それぞれシリ
    ンダブロック8のセンタシャフト9の一端及びシリンダ
    ブロック8の複数個の円筒穴8aに摺動自在に嵌挿され
    たピストン14のコネクティングロッド13の端部を嵌
    合連結し、センタシャフト9の他端をパルププレート1
    0及びパルプブロック4の中心穴に支承せしめ、このパ
    ルプブロック4に取付けたシリンダクーシング3の一対
    の傾転軸部3a、3bをハウジング1に支承し、傾転軸
    部3a、3bの軸端においてハウジング1に流体の流入
    、流出を行う流体通路27a、27bと連通ずる流体口
    28a、28bを有する一対のポートブロック11a、
    llbを取付け、駆動軸5にかかる外部負荷をころがり
    軸受6a、6bで支承すると共に、シリンダブロック8
    の回転に伴ってピストン14に発生する内部負荷のスラ
    スト分力を静圧スラスト軸受部で支承するようにした可
    逆可変容積型斜軸式ピストン機械において、 流体通路27a、Z7bにそれぞれポートブロック11
     a 、 11 bと摺動するスリーブ20 a 、 
    20 bを挿設し、このスリーブ20a 、20bの摺
    接面にはそれぞれ流体通路27a、27bに連通し傾転
    角の増減と傾転方向に応じて流体量の増減と流体の切換
    えを行う案内溝298.29bを設け、ポートブロック
    11&。 11bにはそれぞれ傾転方向に応じて案内溝29a。 29bのみと連通ずる2つの導油穴30 a 、 31
     aと30b。 31bを設け、その各一方の導油穴30a 、30bと
    各他方の導油穴31 a 、 31 bにそれぞれ連通
    し各一方の導油穴30a、30bの流体圧のうち高い方
    の流体圧を選択する高圧選択弁18aと各他方の導油穴
    31a、31bの流体圧のうち高い方の流体圧を選択す
    る高圧選択弁isbを設けると共に、一対の傾転軸部3
    a、3bと直角位置関係にあって駆動軸5の一端5aの
    外周面2箇所に対向するハウジング1の部分囚駆動軸5
    と直角方向に一対の嵌挿穴32A、32bを設け、この
    嵌挿穴32a、32bにそれぞれ高圧選択弁18a、I
    Bbの吐出流体が作用するバランスピストン16a、1
    6bを摺動自在に設け、この各バランスピストン16a
     、 t6bK、対接され該各バランスピストン16a
    、16bの供給孔33a、33bにそれぞれ連通する貫
    通孔34a、34bを有する軸受片17a、17bを駆
    動軸5の一端外周面2箇所にそれぞれ摺接せしめて静圧
    ラジアル軸受35a、35bを構成してなる可逆可変容
    積型斜軸式ピスト/機械の軸受機構。
JP58088497A 1983-05-19 1983-05-19 可逆可変容積型斜軸式ピストン機械の軸受機構 Pending JPS59213953A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1990004101A1 (en) * 1988-10-03 1990-04-19 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Variable capacitance, oblique spindle type hydraulique machine
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