JPS5920854A - 原子炉内ジルコニウム基合金構造材の健全度測定方法 - Google Patents
原子炉内ジルコニウム基合金構造材の健全度測定方法Info
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- JPS5920854A JPS5920854A JP57130609A JP13060982A JPS5920854A JP S5920854 A JPS5920854 A JP S5920854A JP 57130609 A JP57130609 A JP 57130609A JP 13060982 A JP13060982 A JP 13060982A JP S5920854 A JPS5920854 A JP S5920854A
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N17/00—Investigating resistance of materials to the weather, to corrosion, or to light
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- Testing Resistance To Weather, Investigating Materials By Mechanical Methods (AREA)
- Investigating And Analyzing Materials By Characteristic Methods (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、原子炉内のジルコニウム基合金構造材の健全
度を、イメージセンサを用いて両度処理することにより
測定する方法に関するものである。
度を、イメージセンサを用いて両度処理することにより
測定する方法に関するものである。
一般に沸騰水型原子炉や加圧水型原子炉等の原子炉にお
いて、チャネルボックス、燃料被覆管、スペーサ等の構
造部材としてジルコニウム基合金が多く使用されている
。ジルコニウム基合金は中性子吸収断面積が小さく、高
温水中での耐食性が良好であシ、しかも機械的特性が炉
内構造材料として好適であるなどの利点を有するもので
ある。
いて、チャネルボックス、燃料被覆管、スペーサ等の構
造部材としてジルコニウム基合金が多く使用されている
。ジルコニウム基合金は中性子吸収断面積が小さく、高
温水中での耐食性が良好であシ、しかも機械的特性が炉
内構造材料として好適であるなどの利点を有するもので
ある。
ジルコニウム基合金構造材は炉内の苛酷な環境下におい
て使用され、例えば沸騰水型原子炉の場合、温度２８９
℃、圧カフ１ｋｇ／ｃｒｎ２の沸騰水中におかれて、中
性子の照射を受けるため、ジルコニウム基合金の表面に
は、使用末期においてノジ二う−コロージ日ンと呼ばれ
る腐蝕反応によｐ斑点状の灰白色腐蝕生成物が発生する
ことがある。この斑点状腐蝕生成物の発生した材料をそ
のまま使用し続けると、斑点状腐蝕生成物同志が互に重
り合って全面を覆うようになる場合がある。このような
状態になると健全部の厚さが減少し、機械的特性が劣１
しするのみならず、熱伝導率の低下によυ熱効率が悪く
なると考えられる。
て使用され、例えば沸騰水型原子炉の場合、温度２８９
℃、圧カフ１ｋｇ／ｃｒｎ２の沸騰水中におかれて、中
性子の照射を受けるため、ジルコニウム基合金の表面に
は、使用末期においてノジ二う−コロージ日ンと呼ばれ
る腐蝕反応によｐ斑点状の灰白色腐蝕生成物が発生する
ことがある。この斑点状腐蝕生成物の発生した材料をそ
のまま使用し続けると、斑点状腐蝕生成物同志が互に重
り合って全面を覆うようになる場合がある。このような
状態になると健全部の厚さが減少し、機械的特性が劣１
しするのみならず、熱伝導率の低下によυ熱効率が悪く
なると考えられる。
このため、一定期間炉内で使用したジルコニウム基合金
構造拐を燃料貯蔵ブール内に移し、この外観を定期的に
検査して、腐蝕生成物の発生状態を調べている。この外
観検査は、従来、テレビカメラを通して目視により検査
しているが、この判定には経験を要し、極めて定性的な
もので、腐蝕量の把握が不正確になり易く、健全利まで
も廃棄交換するような場合もあり、不経済であった。
構造拐を燃料貯蔵ブール内に移し、この外観を定期的に
検査して、腐蝕生成物の発生状態を調べている。この外
観検査は、従来、テレビカメラを通して目視により検査
しているが、この判定には経験を要し、極めて定性的な
もので、腐蝕量の把握が不正確になり易く、健全利まで
も廃棄交換するような場合もあり、不経済であった。
この点を改善し、測定精度を上げるために、一定期間炉
内で使用したジルコニウム基合金構造材から、適当な形
状の試験片を採取し、その試験片の腐蝕層の厚さを実測
することにより健全度を判定することも可能である。
内で使用したジルコニウム基合金構造材から、適当な形
状の試験片を採取し、その試験片の腐蝕層の厚さを実測
することにより健全度を判定することも可能である。
しかしながら、この方法は試験片の採取工程が煩雑で、
全体の腐蝕状態を正確に把握できず、試験片が強度に放
射能化されているため、測定に特別の施設を心安とし経
済的でないだけではなく、試験片採取後の構造材は炉内
にもどして再使用することは出来ない。
全体の腐蝕状態を正確に把握できず、試験片が強度に放
射能化されているため、測定に特別の施設を心安とし経
済的でないだけではなく、試験片採取後の構造材は炉内
にもどして再使用することは出来ない。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので原子炉内で一
定期間使用されたジルコニウム基合金構造材の経年健全
度を非破壊的に、しかも正確に且つ容易に測定すること
ができる原子炉内ジルコニウム基合金構造材の健全度測
定方法を提供するものである。
定期間使用されたジルコニウム基合金構造材の経年健全
度を非破壊的に、しかも正確に且つ容易に測定すること
ができる原子炉内ジルコニウム基合金構造材の健全度測
定方法を提供するものである。
本発明は原子炉内のジルコニウム基合金構造相の表面を
イメージセンサを用いて画像処理することにより、表面
に発生した腐蝕生成物の全表面積に対する面積比を定蓋
的に測定し健全度を判定することを特徴とするものであ
る。
イメージセンサを用いて画像処理することにより、表面
に発生した腐蝕生成物の全表面積に対する面積比を定蓋
的に測定し健全度を判定することを特徴とするものであ
る。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明において燃料被覆管、スペーサ、あるいはチャネ
ルボックス等の原子炉構造相として用いるジルコニウム
基合金としては、例えばジルカロイ−２，ジルカロイ−
４、Ｚｒ −２，５４Ｎｂ。
ルボックス等の原子炉構造相として用いるジルコニウム
基合金としては、例えばジルカロイ−２，ジルカロイ−
４、Ｚｒ −２，５４Ｎｂ。
Ｚｒ −１チＮｂ等が挙られる。
本発明における測定方法は、原子炉内に装荷されて一定
期間使用したジルコニウム基栴造相を、燃料貯蔵フ０−
ルに移し、表面を清浄化した後、適当な照明下で、ジル
コニウム基合金構造材の表面をテレビカメラを通して腐
蝕の状態を観察する。テレビカメラによる信号は、燃料
貯蔵プール外に設置された画像処理装置に伝達され、こ
れに内蔵されたイメージセンサにより、健全な黒色部分
と、腐蝕生成′吻の発生した白色部分との白黒コントラ
ストから白黒面積比を求め、この値と基準値とを比較し
て健全度を判定し、［吏用継続か廃棄かを決定する。
期間使用したジルコニウム基栴造相を、燃料貯蔵フ０−
ルに移し、表面を清浄化した後、適当な照明下で、ジル
コニウム基合金構造材の表面をテレビカメラを通して腐
蝕の状態を観察する。テレビカメラによる信号は、燃料
貯蔵プール外に設置された画像処理装置に伝達され、こ
れに内蔵されたイメージセンサにより、健全な黒色部分
と、腐蝕生成′吻の発生した白色部分との白黒コントラ
ストから白黒面積比を求め、この値と基準値とを比較し
て健全度を判定し、［吏用継続か廃棄かを決定する。
またこの他の方法としては燃料貯臘プール内に写真機を
設置して、ジルコニウム基合金構造材の写真を撮り、こ
のフィルムを、イメージセンサを内蔵した画像処理装置
により腐蝕生成物の発生状態を測定解析して健全度を判
定する方法でも良い。
設置して、ジルコニウム基合金構造材の写真を撮り、こ
のフィルムを、イメージセンサを内蔵した画像処理装置
により腐蝕生成物の発生状態を測定解析して健全度を判
定する方法でも良い。
更に他の方法として光電子増幅管を取付けたイメージセ
ンサを直接、燃料貯蔵プール内に設置し、燃料集合体な
どのジルコニウム基合金構造材の周囲を螺旋状に旋回さ
せながら表面状態を観察し、その信号を計数装置に伝送
して情報を解析し、腐蝕生成物の発生した面積比を求め
て健全度を判定する方法でも良い。なお、この場合燃料
集合体のように、その内の０本の燃料被覆管に大きなｕ
工蝕が発生している場合には、平均的な面積比だけでは
正確な健全度を判定できないので、ピークの基準値を定
めておき、連続した測定値カーブのピークが基準値を越
えた場合には、不良と判定するようにしても良い。
ンサを直接、燃料貯蔵プール内に設置し、燃料集合体な
どのジルコニウム基合金構造材の周囲を螺旋状に旋回さ
せながら表面状態を観察し、その信号を計数装置に伝送
して情報を解析し、腐蝕生成物の発生した面積比を求め
て健全度を判定する方法でも良い。なお、この場合燃料
集合体のように、その内の０本の燃料被覆管に大きなｕ
工蝕が発生している場合には、平均的な面積比だけでは
正確な健全度を判定できないので、ピークの基準値を定
めておき、連続した測定値カーブのピークが基準値を越
えた場合には、不良と判定するようにしても良い。
沸騰水型軽水炉内に１０力月間装荷して使用したゾルカ
ロイ−２から成る燃料被覆管を束ねた燃料集合体を燃料
貯蔵プールに移して、表面に付着しているクラッドをブ
ラシで除去して表面を清掃した。燃料集合体の外周部に
配置された燃料被覆管の外周を照明下でテレビカメラに
より観察し、この信号を燃料貯蔵プール外に設置された
画像処理装置に伝送した。この装置で内蔵されたイメー
・ゾセンサにより腐蝕生成物の発生した面積比を測定し
た。
ロイ−２から成る燃料被覆管を束ねた燃料集合体を燃料
貯蔵プールに移して、表面に付着しているクラッドをブ
ラシで除去して表面を清掃した。燃料集合体の外周部に
配置された燃料被覆管の外周を照明下でテレビカメラに
より観察し、この信号を燃料貯蔵プール外に設置された
画像処理装置に伝送した。この装置で内蔵されたイメー
・ゾセンサにより腐蝕生成物の発生した面積比を測定し
た。
この結果１つの燃料集合体について腐蝕部の健全部に対
する面油比は３係であり、健全と判定され継続使用する
ことになったが、別の燃料集合体については９０％と測
定され廃棄されることになった。
する面油比は３係であり、健全と判定され継続使用する
ことになったが、別の燃料集合体については９０％と測
定され廃棄されることになった。
以上説明した如く、本発明に係わる原子炉内ジルコニウ
ム基合金構造材の健全度測定力法によれば、原子炉内で
一足期間使用されたノルコニウム基合金構造材の経年健
全度を、イメージセンサを用いた画像処理を行なって腐
蝕部の面積比を測定することにより、非破壊的に、しか
も従来の目視検査に比べて客観的で正確に、且つ容易に
測定することができるものである。
ム基合金構造材の健全度測定力法によれば、原子炉内で
一足期間使用されたノルコニウム基合金構造材の経年健
全度を、イメージセンサを用いた画像処理を行なって腐
蝕部の面積比を測定することにより、非破壊的に、しか
も従来の目視検査に比べて客観的で正確に、且つ容易に
測定することができるものである。
Claims (1)
- 原子炉内のジルコニウム基合金構造材の表面を、イメー
ジセンサを用いて画像処理することにより、表面に発生
した腐蝕生成物の全表面積に対する面積比を定量的に測
定して健全度を判定することを特徴とする原子炉内ジル
コニウム基合金構造材の健全度測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57130609A JPS5920854A (ja) | 1982-07-27 | 1982-07-27 | 原子炉内ジルコニウム基合金構造材の健全度測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57130609A JPS5920854A (ja) | 1982-07-27 | 1982-07-27 | 原子炉内ジルコニウム基合金構造材の健全度測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5920854A true JPS5920854A (ja) | 1984-02-02 |
Family
ID=15038304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57130609A Pending JPS5920854A (ja) | 1982-07-27 | 1982-07-27 | 原子炉内ジルコニウム基合金構造材の健全度測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5920854A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR3074904A1 (fr) * | 2017-12-13 | 2019-06-14 | Psa Automobiles Sa | Determination de l’etendue des zones de corrosion d’un echantillon metallique |
-
1982
- 1982-07-27 JP JP57130609A patent/JPS5920854A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR3074904A1 (fr) * | 2017-12-13 | 2019-06-14 | Psa Automobiles Sa | Determination de l’etendue des zones de corrosion d’un echantillon metallique |
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