JPS591887B2 - 2枚の金属薄板を結合する結合装置 - Google Patents

2枚の金属薄板を結合する結合装置

Info

Publication number
JPS591887B2
JPS591887B2 JP2168478A JP2168478A JPS591887B2 JP S591887 B2 JPS591887 B2 JP S591887B2 JP 2168478 A JP2168478 A JP 2168478A JP 2168478 A JP2168478 A JP 2168478A JP S591887 B2 JPS591887 B2 JP S591887B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slit
coupling device
hole
wall
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2168478A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54114664A (en
Inventor
ゲオルグ・メツツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2168478A priority Critical patent/JPS591887B2/ja
Publication of JPS54114664A publication Critical patent/JPS54114664A/ja
Publication of JPS591887B2 publication Critical patent/JPS591887B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、縁部が環状をなす下面を有する広い頭部と、
この下面に対し直角に設けられた円錐切頭状もしくは円
柱状の軸部と、この軸部内に形成された横穴と、前記軸
部の下面から該横穴まで延び、挿入される金属薄板の板
厚にほぼ等しい幅(間隙)を有するスリットとを備え、
このスリットの中心面と前記横穴の幾何学的軸心との間
の角度は所定の値を持っている種類の、互いにほぼ直角
をなす2枚の金属薄板を結合する結合装置に関するもの
である。
この種類の結合装置は、たとえば米国特許第39198
26号明細書またはオーストリア特許第326456号
明細書によって公知になっている。
そこに開示されている1つの結合装置は頭部から同軸的
に延びる穴を持っており、機能的にも有用であり、市場
性にも優れている。
しかし、それには、確実な結合を得るため穴の中にある
−方の金属薄板の部分を穴の壁に押圧するのに、丸ポン
チに類似した特殊工具を必要とする、という欠点がある
もちろん、そのほかにハンマーも必要である。
引張力、すなわち、結合装置を再び取外す力は、金属薄
板の変形範囲が有底穴の傾斜壁にどの程度まで結合して
いるかによる。
上記公知例の第2の実施例においては、ただ・・ンマー
しか必要とせず、他の工具は何も必要としない。
しかし、この実施例は紙上の発明の域を出ないものであ
る。
なぜならば、スリットを軸方向でかなり食いちがわせな
げればならず、そのため軸部を2つのセグメントに分割
しなげればならないからである。
その場合、2つの分割セグメントのうちの一方は他方よ
りもかなり薄くしなげればならず、そのため容易に変形
することになる。
さらに、横穴内でほぼ溝状に捷で変形された薄板部分が
バネ部材としての作用を果たすことにもなる。
そして、終端部における引張力は一方の軸セグメントが
変形しない限り大きくなるが、最初の1/10胴の範囲
内では溝状部がばねとして作用するので比較的簡単に抜
けてしまう。
本発明の目的は、前記の種類の結合装置に次の利点を付
与することにある。
a)結合装置の製造が簡単であること。
b)従来の結合装置よ、りも材料消費が少ないこと。
c)結合がハンマーのみによって可能であること。
引張力が従来のものよりも著しく大きいこと。
この目的は本発明によれば、次の要件、すなわち、a)
スリットの中心面は軸部の半径方向平面内にあり、 b)頭部の下面にほぼ平行な面における横穴の軸心はス
リットの中心面に対して鋭角をなし、C)上記鋭角は、
最大において、横穴とスリットの終端との間に位置する
同一壁領域の尖端部が、スリット内に導かれる薄板によ
って横穴内へ変形され得るよう々大きさである ことによって達成される。
この構成によれば、スリットも横穴も中心面に関して対
称に配置することが可能になり、したがって、応力分布
が一様になる。
しかし、とりわけ薄板が一方の穴半分内では一方の方向
に、まだ他方の穴半分内では他方の方向に変形可能であ
る。
このことは全体としてきわめて剛性のある変形体を提供
することになる。
特許請求の範囲第2項の特徴によれば、横穴を単一の作
業工程であげることができ、しだがってコストが安(な
るとともに、良好な変形形態を与えることが可能になる
特許請求の範囲第3項の特徴によれば、特に変形工程に
際して、薄板を穴内に良好に案内することができる。
特許請求の範囲第4項の特徴によれば、スリット終端部
と穴との間の壁領域を特に有効な尖端部とすることがで
きる。
変形可能なこの尖端部は、引張力を大幅に高めるフック
になる。
特許請求の範囲第5項の特徴によれば、通常の薄板材料
および結合装置材料を用いる限り、尖端部の変形のもと
に薄板を横穴内へ案内することができる。
本発明の他の利点および特徴は次に述べる実施例につい
ての記載から明らかになるであろう。
図において、結合装置11は落し鍛造の鋼鉄から成り、
1〜3cm、特に2cm8度の長さを持つている。
それは、幾何学的軸心に対して回転対称の頭部12を持
っている。
その下面13は中心面14に対して直角をなしており、
平らで環状をしている。
その下には、弾性のあるシーリング部材16が存在して
bる。
このシーリング部材16は、ここでは便宜上Oリングと
して示されている。
下面13からは、上述の幾何学的軸心に対して回転対称
である、わずかに円錐切頭状もしぐは円柱状の軸部17
が同軸的に下方へ延びている。
中心面14に対して対称に、短い導入スリット18が設
けられている。
この導入スリット18は、同様に中心面14に対して対
称であって平らな左側壁21および右側壁22を有する
スリット19へと移行している。
スリット19はここに導入すべき一方の薄板の厚さより
もわずかに大きな幅を持っている。
他方の薄板は中心面14に対して直角をなしており、シ
ーリング部材16の所に載置され、軸部17を差込み得
る穴を備えてbる。
スリット19の終端部には円筒状の貫通穴23が設げら
れている。
その幾何学的軸心24け、第2図から良く判るように、
中心面14に対し約15〜20度の鋭角をなしている。
幾何学的軸心24は、第1図の図面に対して垂直な平面
内にある。
さらに、図からも判るように1貫通穴23は、その前端
26が壁22の前端に接線方向右側で移行するように配
設されている。
壁21の前端は、尖端27ができるように前端26と交
差している。
貫通穴23の直径はスリット19の幅のほぼ2〜2〜倍
である。
上記鋭角のために、前端26と比較して第1図の後端2
8もしくは第2図の上端28はスリット19に対し反転
に関係にある。
すなわち、ここでは壁21は後端28にほぼ接線方向に
移行しているが、壁22の後端は上記後端28とともに
尖端部29を形成している。
組立に際してハンマーで頭部12を打ちつげると、端部
26および28はそれらの間にある範囲内に舌片状薄板
を支持する。
この薄板は、第1図によれば、端部26に沿って反時計
方向に曲がるとともに、端部28に沿って時計方向に曲
がる。
そして、このことは舌片状部分がより端部に近い所で、
より多く行なわれる。
さらに良好な結果を得るためには、第3図乃至第5図に
示すように、軸心24と中心面14との間の鋭角を一層
拡大すればよい。
しかもその場合、左側の壁21の前端が前端26に接線
方向に移行し、壁22の後端が後端28に接線方向に移
行するようになされる。
そうすることによって、既に述べたシャープな尖端部3
1ないしは32が得られる。
実際には接線方向の条件が支配するように、角度を正確
に保つことは、充分正確には行なわれない。
中心面14と軸心24との間の角度が第2図示のときは
、第3図のように、壁21の前端が端部26が描(円に
正接する。
もし、中心面14と軸心24との間の角度が第2図に図
示した角度より小さいと、壁21は端部26が描く円の
内部へぐい込む。
一方、もし中心面14と軸心24との間の角度が第2図
の場合より太きいと、壁21は端部26が描く円と交差
しないので壁21の前端と端部26の間に平坦部すなわ
ち材料ブリッジが形成され、この平坦部が尖端部31の
上面をなすので尖端部が鈍になる。
このような材料ブリッジは充分有効なものである。
この実施例の場合にも、結合させるのに頭部12を打ち
つげると、支持された薄板舌片部の外端部がこの材料ブ
リッジを突き破り、依然として逆フック作用を持つ尖端
部が生じる。
尖端部31および32は各場合に内側に曲げられる。
というのは、薄板は一定の厚さを持っているからである
確実な逆フックとしての尖端部のこの作用はきわめて望
ましいものである。
技術常識から知られるように、軸心24ばもちろん下面
13から一定の間隔をおかなければならない。
なぜなら、薄板が貫通穴23内にいかなる場合でも2度
も巻き込んではならないからである。
そのことは、薄板を少なくとも180度だけ丸め込むこ
とによって達成される。
その場合、薄板は固有の剛性により、いかなる場合でも
環状軌道を画くことはない。
第6図は第3の実施例を示すものである。
この実施例では2つの逆並列の有底穴33,34が備え
られ、しかもそれらはスリット19内に共通の転移領域
を持っている。
すべての実施例は、既に述べた利点に付加して、きわめ
て気密性が良いという特性も持っている。
それは公知の結合装置の同軸状の長手方向穴を持ってい
ない。
さらに、薄板が軸部17を通す穴はぴったりしたもので
なくてよく、軸の最大直径よりも小さくする必要はない
さもなげれば穴の端縁部に、下方に向ってアーチ状に々
つだ端部が生じるので、それが欠点となる。
しかし、本発明の実施例においてはシーリング部材16
に適した穴とすることができ、必要な場合には、シーリ
ング部材16の分だけ薄板を他方の薄板に対して最大で
l/10mm離すことができる。
捷だ、先の実施例で尖端部31.32は、横穴の端部と
スリット壁21.22との間のなす角が極めて鋭(て該
端部と該スリット壁との間の厚さが(両者が交わる付近
で)実質的に雷門から該角が比較的鈍で前記端部とスリ
ット壁との間の厚さが(両者が交わる付近で)4710
mmであるような厚さを有するのが好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例をほぼ8:1の尺度で示
す側面図、第2図は第1図の2−2線に沿う断面図、第
3図は第1図の実施例をやや異なる周方向位置から見た
要部の拡大図、第4図は第3図の4−4線に沿う断面図
、第5図は第3図の5−5線に沿う断面図、第6図は本
発明の第3の実施例の横穴部の横断面図である。 11・・・・・結合装置、12・・・・・・頭部、13
・・・・・・下面、14・・・・・・中心面、17・・
・・・・軸部、19・・・・・・スリット、23・・・
・・・横穴、24・・・・・・軸心、29,31゜32
・・・・・・尖端部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 縁部が環状をなす下面を有する広い頭部と、この下
    面に対し直角に設けられた回転対称状の軸部と、この軸
    部内に形成された横穴と、前記軸部の下面から該横穴ま
    で延び、挿入される金属板の板厚にほぼ等しい幅(間隙
    )を有するスリットとを備えた、互いにほぼ直角をなす
    2枚の金属薄板を結合する結合装置において、 a)前記スリット19の中心面14は軸部の半径方向平
    面内にあり。 b)頭部の下面に対しほぼ平行々面における横穴23の
    軸心24はスリットの中心面14に対して鋭角をなし、 C)前記鋭角は、最大において、横穴とスリットの終端
    との間に位置するスリット壁領域の尖端部27,29,
    31.32が、スリット内に導かれる薄板によって横穴
    内へ変形され得るような大きさである、 ことを特徴とする結合装置。 2、特許請求の範囲第1項に記載の結合装置において、
    横穴23は貫通穴であることを特徴とする結合装置。 3 特許請求の範囲第1項に記載の結合装置において、
    前記鋭角はスリット19の側面から見て右側の壁22が
    横穴23の前縁端部26において前記横穴23の壁にほ
    ぼ接線方向に移行するような値を持っていることを特徴
    とする結合装置。 4 特許請求の範囲第1項に記載の結合装置において、
    前記鋭角はスリット19の側面から見て左側の壁21が
    横久23の後縁端部28において前記横穴23の壁にほ
    ぼ接線方向に移行するような値を持っていることを特徴
    とする結合装置。 5 特許請求の範囲第1項または第4項に記載の結合装
    置において、前記横穴の端部とスリットの壁との間の厚
    さは両者が交わる付近で実質的に0(ゼロ)から4/l
    Oy+tmの範囲内であることを特徴とする結合装置。 6 特許請求の範囲第1項記載の結合装置において、前
    記横穴は幾何学的軸心のずれた互いに平行な2つの有底
    穴33.34を含み、しかもこれらの有底穴ば、その位
    置で軸部17の直径のほぼ半分の長さを持っていること
    を特徴とする結合装置。
JP2168478A 1978-02-28 1978-02-28 2枚の金属薄板を結合する結合装置 Expired JPS591887B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2168478A JPS591887B2 (ja) 1978-02-28 1978-02-28 2枚の金属薄板を結合する結合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2168478A JPS591887B2 (ja) 1978-02-28 1978-02-28 2枚の金属薄板を結合する結合装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54114664A JPS54114664A (en) 1979-09-06
JPS591887B2 true JPS591887B2 (ja) 1984-01-14

Family

ID=12061882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2168478A Expired JPS591887B2 (ja) 1978-02-28 1978-02-28 2枚の金属薄板を結合する結合装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS591887B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0448392U (ja) * 1990-08-30 1992-04-24

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0448392U (ja) * 1990-08-30 1992-04-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54114664A (en) 1979-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3156152A (en) Self-tapping driving screw fastener
CA1106659A (en) Fasteners
US4628661A (en) Scored metal appliance frame
US1811775A (en) Tongue cleaner
US4620825A (en) Pull-type blind-riveting assemblies
US4739687A (en) Punch
GB2051307A (en) Coupling clamp for a rotary transmission member
EP0024528A2 (en) Thread tapping form
AU767886B2 (en) Nut assembly with pivotable nut
US4222689A (en) Drilling and tapping screw
GB2054082A (en) Pull-type blind-riveting assemblies
US4147382A (en) Connecting piece for a branch duct to a substantially round air conditioning duct
US3919826A (en) Device for joining two sheets of sheet metal
US1114135A (en) Method of fastening sheet material.
US20010005474A1 (en) Structure of a screw
JPS591887B2 (ja) 2枚の金属薄板を結合する結合装置
US2906349A (en) Fans
US1411184A (en) Sheet-metal structure and fastener therefor
GB2058616A (en) Self-drilling screw
US4592688A (en) Insulation hanger and method
US2395476A (en) Screw
CA1096579A (en) Attachment clip for metal sheets
WO2017119495A1 (ja) 医療用縫合針
US2170462A (en) Clamp nail and process of making same
JP2599549B2 (ja) ドリル