JPS5918385B2 - サリチルアニライド化合物 - Google Patents
サリチルアニライド化合物Info
- Publication number
- JPS5918385B2 JPS5918385B2 JP103776A JP103776A JPS5918385B2 JP S5918385 B2 JPS5918385 B2 JP S5918385B2 JP 103776 A JP103776 A JP 103776A JP 103776 A JP103776 A JP 103776A JP S5918385 B2 JPS5918385 B2 JP S5918385B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nitrosalicylanilide
- trifluoromethyl
- tertiary
- compound
- general formula
- Prior art date
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- Expired
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式
CoNH□No2(I)
(式中、Rは炭素数3〜5個のアルキルを示す。
)フ で表わされるサリチルアニライド化合物に関する
。一般式(I)の化合物は、一般式 (■) (式中、Rは前記と同義であり、Xは水酸基、・・ロゲ
ン、フェノキシを示す。
。一般式(I)の化合物は、一般式 (■) (式中、Rは前記と同義であり、Xは水酸基、・・ロゲ
ン、フェノキシを示す。
)で表わされる化合物(5−イソプロピルサリチル酸ク
ロライド、5−第3級ブチルサリチル酸、55−第3級
アミルサリチル酸フェニルなど)と4一ニトロー 3−
トリフルオロメチルアニリンと必要に応じて反応促進剤
(三塩化リン、オキシ塩化リン、亜リン酸トリアリール
、リン酸など)の存在下に不活性溶媒中または、無溶媒
下で反応させる0 ことにより製造できる。
ロライド、5−第3級ブチルサリチル酸、55−第3級
アミルサリチル酸フェニルなど)と4一ニトロー 3−
トリフルオロメチルアニリンと必要に応じて反応促進剤
(三塩化リン、オキシ塩化リン、亜リン酸トリアリール
、リン酸など)の存在下に不活性溶媒中または、無溶媒
下で反応させる0 ことにより製造できる。
反応温度としては、室温〜300℃であるが原料化合物
の反応性により上記の範囲のうち適当な条件が設定され
、望ましくは100〜200℃である。また反応に用い
られる不活性溶媒としてはベンゼン、トルエン、キシ■
5 レン、モノクロルベンゼン、ジクロルベンゼンなど
があげられる。一般式(I)の化合物としては、たとえ
ば次の化合物があげられる。
の反応性により上記の範囲のうち適当な条件が設定され
、望ましくは100〜200℃である。また反応に用い
られる不活性溶媒としてはベンゼン、トルエン、キシ■
5 レン、モノクロルベンゼン、ジクロルベンゼンなど
があげられる。一般式(I)の化合物としては、たとえ
ば次の化合物があげられる。
◎3′一トリフルオロメチル一5−イソプロピル4/−
ニトロサリチルアニライド◎5一第3級ブチル−3′一
トリフルオロメチル4′−ニトロサリチルアニライド◎
5一第3級アミル一3′一トリフルオロメチル一4′−
ニトロサリチルアニライド◎5一第2級ブチル−31−
トリフルオロメチル−4′−ニトロサリチルアニライド
本発明により得られる化合物(1)は、次の実験からも
明らかなように、微生物、特にバクテリアに対してすぐ
れた抗菌作用を有し、咄乳類に対する毒性もほとんどな
く工業用殺菌剤として重要である。
ニトロサリチルアニライド◎5一第3級ブチル−3′一
トリフルオロメチル4′−ニトロサリチルアニライド◎
5一第3級アミル一3′一トリフルオロメチル一4′−
ニトロサリチルアニライド◎5一第2級ブチル−31−
トリフルオロメチル−4′−ニトロサリチルアニライド
本発明により得られる化合物(1)は、次の実験からも
明らかなように、微生物、特にバクテリアに対してすぐ
れた抗菌作用を有し、咄乳類に対する毒性もほとんどな
く工業用殺菌剤として重要である。
たとえば、工業用の保存剤、消毒剤として塗料、繊維製
品、合成樹脂製品、皮革などに用いることができる。ま
た製紙パルプ工業において製造過程に発生するスライム
の形成を防ぐ効果も有する。実験 化合物(1)を一定濃度になるように普通寒天培地にま
ぜ、凝固させる。
品、合成樹脂製品、皮革などに用いることができる。ま
た製紙パルプ工業において製造過程に発生するスライム
の形成を防ぐ効果も有する。実験 化合物(1)を一定濃度になるように普通寒天培地にま
ぜ、凝固させる。
これに試験菌としてスタフイロコッカス・アウレウスお
よびバチルス・ズブチリスを接種し、37℃で2日間培
養し、最小発育阻止濃度(MIC)を求めた。単位をP
pmで示す。結果は第1表の通りである。
よびバチルス・ズブチリスを接種し、37℃で2日間培
養し、最小発育阻止濃度(MIC)を求めた。単位をP
pmで示す。結果は第1表の通りである。
次に実施例を示して本発明をさらに具体的に説明する。
実施例 1
5−イソプロピルサリチル酸クロライド9.7t、3−
トリフルオロメチル−4−ニトロアニリン10.37を
キシレン100m1とともに還流下5時間反応させて氷
冷後晶出する結晶を沢取し、メタノールから再結晶する
と、融点141〜143℃の3′一トリフルオロメチル
一5−イソプロピル−4′−ニトロサリチルアニライド
12.5fが淡黄色結晶として得られる。
トリフルオロメチル−4−ニトロアニリン10.37を
キシレン100m1とともに還流下5時間反応させて氷
冷後晶出する結晶を沢取し、メタノールから再結晶する
と、融点141〜143℃の3′一トリフルオロメチル
一5−イソプロピル−4′−ニトロサリチルアニライド
12.5fが淡黄色結晶として得られる。
実施例 2
5一第3級ブチルサリチル酸9.7t13−トリフルオ
ロメチル−4−ニトロアニリン10.37をトルエン1
00m1とともに還流させる。
ロメチル−4−ニトロアニリン10.37をトルエン1
00m1とともに還流させる。
これに三塩化リン2.4tをトルエン20m1に溶解し
た溶液を1時間で滴下する。滴下終了後、還流下で2時
間反応させて、熱時反応液を傾しやして上澄液を取り、
氷冷する。晶出する結晶を沢取し、メタノールから再結
晶すると、融点139〜140℃の5一第3級ブチル−
3′一トリフルオロメチル一4′一ニトロサリチルアニ
ライド14.3tが淡黄色結晶として得られる。実施例
3 5一第3級アミルサリチル酸フエニル18.5y3−ト
リフルオロメチル−4−ニトロアニリン10.3tにト
リクロロベンゼン40yを加え、徐徐に温度を180〜
187゜Cに上げるとフエノールが留出し始める。
た溶液を1時間で滴下する。滴下終了後、還流下で2時
間反応させて、熱時反応液を傾しやして上澄液を取り、
氷冷する。晶出する結晶を沢取し、メタノールから再結
晶すると、融点139〜140℃の5一第3級ブチル−
3′一トリフルオロメチル一4′一ニトロサリチルアニ
ライド14.3tが淡黄色結晶として得られる。実施例
3 5一第3級アミルサリチル酸フエニル18.5y3−ト
リフルオロメチル−4−ニトロアニリン10.3tにト
リクロロベンゼン40yを加え、徐徐に温度を180〜
187゜Cに上げるとフエノールが留出し始める。
この温度を1時間保つた後、202〜210℃に上げ、
約5時間この温度でフエノールを回収する。その後わず
かに減圧にしてトリクロロベンゼンを回収する。残留物
をメタノールから再結晶すると、融点75〜80℃の5
一第3級アミル一31−トリフルオロメチル−4′Lニ
トロサリチルアニライド8.57が淡黄色結晶として得
られる。同様にして次の化合物が得られる。
約5時間この温度でフエノールを回収する。その後わず
かに減圧にしてトリクロロベンゼンを回収する。残留物
をメタノールから再結晶すると、融点75〜80℃の5
一第3級アミル一31−トリフルオロメチル−4′Lニ
トロサリチルアニライド8.57が淡黄色結晶として得
られる。同様にして次の化合物が得られる。
◎5一第2級ブチル−3!−トリフルオロメチル4′−
ニトロサリチルアニライド、融点144.5〜146℃
の淡黄色結晶。
ニトロサリチルアニライド、融点144.5〜146℃
の淡黄色結晶。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素数3〜5個のアルキルを示す。 )で表わされるサリチルアニライド化合物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP103776A JPS5918385B2 (ja) | 1976-01-05 | 1976-01-05 | サリチルアニライド化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP103776A JPS5918385B2 (ja) | 1976-01-05 | 1976-01-05 | サリチルアニライド化合物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5285138A JPS5285138A (en) | 1977-07-15 |
JPS5918385B2 true JPS5918385B2 (ja) | 1984-04-26 |
Family
ID=11490353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP103776A Expired JPS5918385B2 (ja) | 1976-01-05 | 1976-01-05 | サリチルアニライド化合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5918385B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0166770U (ja) * | 1987-10-22 | 1989-04-28 | ||
JPH0297766U (ja) * | 1989-01-20 | 1990-08-03 | ||
JPH0519272B2 (ja) * | 1988-04-21 | 1993-03-16 | Fujitsu Ltd |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57112360A (en) * | 1980-08-08 | 1982-07-13 | Risaachi Fuandeeshiyon Obu Sut | Microbe growth controlling compound and method |
US4939132A (en) * | 1985-04-15 | 1990-07-03 | The Research Foundation Of State University Of New York | Novel 5-alkylsulfonylsalicylanilides and microbiocidal compositions for controlling the growth of microorganisms |
-
1976
- 1976-01-05 JP JP103776A patent/JPS5918385B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0166770U (ja) * | 1987-10-22 | 1989-04-28 | ||
JPH0519272B2 (ja) * | 1988-04-21 | 1993-03-16 | Fujitsu Ltd | |
JPH0297766U (ja) * | 1989-01-20 | 1990-08-03 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5285138A (en) | 1977-07-15 |
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