JPS59178201A - 建築材料の切断角度調整用定規 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は建築材、構築材のうち主として木材、合成木材
、繊維材、或いはプラスチック材、アスファルト材など
の板体、柱体によって建設する場合、前記材料を設計に
従って各種、各様に切断や溝切りするに当り、基準切断
線を調節し、該基準線に沿うて切断器、例えば丸鋸によ
って容易にかつ適確に切断することが実施し得られる切
断角度調整用定規を提供するにある。

各種の木材、化粧板、薄物樹脂板、軟質新建材、薄物ア
ルミ製パネル、薄物塩化ビニル樹脂、石こうボード、木
毛セメント板などの切断や溝切りにおいて、多くは丸鋸
が用いられているが、丸鋸を使い゛こなすには熟練を要
し、慣れない者の使用は頗る危険であり、木工仕上げな
ど特に挽き肌をきれいにすることや、斜め加工或いは非
金属の切断などは、大工、建具工のような玄人でなけれ
ば困難の場合が多い。さらばとて、通常の鋸で手工によ
り切断するには不規則な力の結果、満足すべき線や面を
顕わすことが妓しく、時間的にも労力的にも頗る不経済
である。

ここにおいて本発明は従来の前記不利、不便を解消し、
材料の切断線や部分に角度を調整するための定規を尚て
がい、該定規の辺縁に沿って丸鋸を移動することにより
、容易にかつ安全に切断し得て建設能率や時間を早め、
経済的に実施し得るものである。

次に、本発明の実施例を図面について説明する。

第１図において基幹１は軽金属製のもので、断面がＨ形
であり、その中央給板２の両側に溝部３゜（つ４がある
。一方の溝部４には第２図に見られるようにストッパ６
を固定したスライド角棒５を緩挿し・、該角棒の突畦８
が溝部４の凹溝９を摺動するようにしてあり、基幹側部
の蝶ねじ７で適宜の位置に止着することができ、また、
第１図の如（前記スライド角棒５を引き出し、ストッパ
６′の位置を反対側にして挿入し被截物の大小により調
節して使用することができ、切断、加工すべぎ材料の形
状や大きさによって任意にする。前記基幹１には端に近
い位置の支持角１０を支点として回動し得るほぼ方形の
種板１１を設げる。該種板はプラスチック硬板で透明、
半透明のもので、寒暑期にたわみのないものが好ましく
、−隅の直角部中央が前記支持角ｌＯに枢着し、底縁線
αは基幹１の外縁線Ｃに一致するように設計し、また、
該底縁線に直二角の側縁線すに対し在る間隔ｄを以って
突縁１５の（・マ ある導板１２を取り付ける。該導板１２にはいくつかの
横溝１３があって、これにねじ１４を挿し、導板１２の
位置を変更することにより前記間に％　ｄの広狭を調節
し、かつ、基幹１に対して直角に定着する。

操業には前記間隔ｄに丸鋸の如き切断器を載せる。

また、該導板は現場の状況により長いもの１２′も使わ
れる。前記種板１１には支持角１０を中心とする弧状溝
孔１６を穿設し、これに挿したねじ１７によって基幹１
に緩緊できるようにし、前記種板１１は支持貿工０を支
点として第１図点線の如＜１１αの位置から１１ｂの位
置へ手動で回すことができる。前記弧状溝孔１６の縁に
は支持角１０を中心として、基幹１に対する角度の目盛
１８を付しておけば便であり、実測的には前記種板１１
の左側上部に、基幹１の支持皿、留１０を基にして角度
４５°の線ｍ内に突縁部１９を作つうにしておく。また
、使用中、基幹と種板を持ち、押えて安定させる。

第３図、第４図及び第５図は、本発明の定規を実際的に
使用する具体例を示すもので、第３図は平盤台上に平列
した複数の長板状被截材（イ）、（ロ）、（−９、（ニ
）を同時に切断する態様であり、該材料の上面に種板１
１を載置して基幹１を手前の材料の側部に轟で、スライ
ド角棒５のストッパ６を被截材に密接緊持せしめ、前記
基幹１に対し導板１２を直角にしてねじ１７を締めると
、種板は１１αの位置において導板１２は各板状材料に
対して直角の位置に定められる。このとき、切断器、例
えば丸鋸加の台座２Ｊを種板１１上の間隔ｄ部に載置し
、前記導板１２の突縁１５にぴったりと接して鋸刃乙を
種板の側縁線２より外にして把手２２で押し進めると、
丸鋸の台座２１は導板面をｉｊＪ記導板１２に沿って真
っ直ぐに進み、鋸刃乙が前記材料を長手方向に対し直角
状に順次正確に切截する。前記長板状複数材が薄板の場
合は適数を重ねておいても実施し得るので、一時に多数
切断することかできる。種板は被截祠がばらついたり損
潟することを防止する。

第４図は前例Ｐ１様な複数材（イ）、（ロ）、（ハ）を
斜め方向に切断する態様を示すもので、種板１１を弧状
溝孔１６に沿って動かし、所望の切断角度を目盛１８に
合わせてねじ１７を緊定し、前例と同じ操作で工作する
。通常、斜め切断は角度４５°の場合が多（・ので、前
記のように種板１１の突縁部１９を４５°のａ−内に設
け、これを基幹１の線に合致させると作業が便である。

そのほか適宜角度で斜め切断できる。

第５図は複数材の厚さにおける切断面を傾斜して工作す
る状態を示すもので、複数材（イ）に対して前例の如く
種板１１を載置し、導板１２に台座２１を箔てがい丸鋸
加を斜めにして切断工作すれば、容易に斜面を形成する
ことができる。

本発明は蒸上の如〈実施することができ、構築物や建造
物の工作時にその複数材の切断部に予め切断線を測定し
て単に要部にしるしをしておけば□その表示を基にして
これに基幹及び種板を当てがい、導板に沿って工作する
ことができるので、従前の如く複数材に切断線を記載す
る必要がなく、簡単に実施することができ、かつ、従来
は殆んど単体材の切断加工であったが、本発明は実施例
の如く千列板や組合わせ重層板の複数材でも容易、かつ
安全に切断加工することができ、また、種板と切断器の
重量が複数材を押圧しているので、複数材の位置がずれ
たり崩れたりすることが防止されるので正確に笑施し得
られ、仕事の能率を頗る高める利益がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明定規の斜視図、第２図は基幹とスライド
角棒を組み合わせた状態の一部を切り欠いた斜視図、め
・３図は複数材を直角方向に切断する態様の平面図、第
４図は同じく斜め方向に切断する態様の平面図、第５図
は複数材の厚さを斜截する状態を示す斜視図である。 （図中符号） １　　基　　幹　　２　　中央給板 ８．４　　溝　　部　１６　　弧状溝孔５　　スライド
角棒　　１７　　　ね　　　　じ６．６′　　　ス　　
ト　　ツ　　　パ　　　　　１８　　　　　目　　　　
　　　　　盛７　　　蝶　　ね　　　じ　　　ん　　　
丸　　　　　　鋸１０　　　　支　　持　　　！　　　
　２１　　　　台　　　　　　座１１　　　　枢　板（
プラスチック）２３　　　　鋸　　　　　　刃１２．１
２’　　導　　　　　　板　　　（イ）。（ニ）被　　
截　　材（）か←） ５　切欠き部 特許出願人　　山　　内　勝　儀

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内側を摺動溝部とした基棒（１）に、ストッパー（６）
   を固定したスライド角棒（５）を緩挿し、前記基幹の端
   近くにほぼ方形の導板ａυの直角−隅を支持貿（１０）
   で緩着し、該導板α０面に側縁線（６）との間［（ｄ）
   が調節できる導板０２）を前記基幹に対して直角状に取
   り付け、また、導板の前記支持留００）を支点とする弧
   線の位置に目盛θ匂を付した弧状溝孔（１６）を穿設し
   、該弧状溝孔に前記基幹に定着したねじ（１７）を嵌め
   、ｙｗし得ることを特徴とする建築材料の切断角度調整
   用定規。