JPS5916474B2 - バリアブルレラクタンス形ピツクアツプ - Google Patents
バリアブルレラクタンス形ピツクアツプInfo
- Publication number
- JPS5916474B2 JPS5916474B2 JP7826276A JP7826276A JPS5916474B2 JP S5916474 B2 JPS5916474 B2 JP S5916474B2 JP 7826276 A JP7826276 A JP 7826276A JP 7826276 A JP7826276 A JP 7826276A JP S5916474 B2 JPS5916474 B2 JP S5916474B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- permanent magnet
- variable reluctance
- magnetic flux
- magnet
- pickup
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はレコードの音溝信号を電気信号に変換するため
のピックアップに関し、特に永久磁石の磁界中に勧)れ
た導磁性体の振動により空隙部の磁気抵抗を変化させて
機械的振動を電気信号に変換する、所謂バリアブルレラ
クタンス形ピックアップに係る。
のピックアップに関し、特に永久磁石の磁界中に勧)れ
た導磁性体の振動により空隙部の磁気抵抗を変化させて
機械的振動を電気信号に変換する、所謂バリアブルレラ
クタンス形ピックアップに係る。
従来のこの種のピックアップは、第1図に示すように、
空隙部1を形成するように組合わされたヨーク2の側脚
部2a 、2aにコイル3,3を巻回し、底膜部2bの
略中点にはカンチレバー4の軸線方向に着磁された永久
磁石5を固定し、空隙部1には導磁性部材6を固定した
カンチレバー4を非磁性の筒状のホルダー7中にダンパ
ー8によって振動自在に配置して成り、レコードの音溝
信号を振動エネルギーに変更して導磁性部材6を振動さ
せることにより空隙部1の磁気抵抗を変化させることに
より磁石5から出る磁束の変化をコイル3,3に取出す
ようにしていた。
空隙部1を形成するように組合わされたヨーク2の側脚
部2a 、2aにコイル3,3を巻回し、底膜部2bの
略中点にはカンチレバー4の軸線方向に着磁された永久
磁石5を固定し、空隙部1には導磁性部材6を固定した
カンチレバー4を非磁性の筒状のホルダー7中にダンパ
ー8によって振動自在に配置して成り、レコードの音溝
信号を振動エネルギーに変更して導磁性部材6を振動さ
せることにより空隙部1の磁気抵抗を変化させることに
より磁石5から出る磁束の変化をコイル3,3に取出す
ようにしていた。
しかし、上記従来例においては、空隙部1近傍において
ヨーク2の前脚部2C22cと永久磁石5とが近接して
いるため、磁石5の1方の極から導磁性部材6を通り全
ヨーク2を通って磁石の他方の極へ至る磁束ΦAの量が
少なく、大部分の磁束ΦBは磁石5から直接ヨークの前
方脚2C92cへ流れていた。
ヨーク2の前脚部2C22cと永久磁石5とが近接して
いるため、磁石5の1方の極から導磁性部材6を通り全
ヨーク2を通って磁石の他方の極へ至る磁束ΦAの量が
少なく、大部分の磁束ΦBは磁石5から直接ヨークの前
方脚2C92cへ流れていた。
この磁束ΦBは出力電圧に寄与しない漏洩磁束であるた
め、かかる構、Hピックアップは発電効率が悪かった。
め、かかる構、Hピックアップは発電効率が悪かった。
そこで発電効率を上げるべくコイル3,3の巻数を多く
して補償していたが、巻線を多くするとピックアップ自
身のインピーダンスが高くなって増幅器のインピーダン
スも高くしなければならず、加えて雑音を拾い易いばか
りか、高域特性がピックアップと増幅器との間における
分布容量によって大きく変化してしまうという欠点があ
った。
して補償していたが、巻線を多くするとピックアップ自
身のインピーダンスが高くなって増幅器のインピーダン
スも高くしなければならず、加えて雑音を拾い易いばか
りか、高域特性がピックアップと増幅器との間における
分布容量によって大きく変化してしまうという欠点があ
った。
本発明は上記の欠点を除去し、コイルの巻数に対して発
電効率が良く、従って外部雑音に強いピックアップを提
供することを目的とし、以下第2図、第3図についてそ
の実施例を説明する。
電効率が良く、従って外部雑音に強いピックアップを提
供することを目的とし、以下第2図、第3図についてそ
の実施例を説明する。
第2図は本発明によるバリアプルレラクタンス形ピック
アップの要部断側面図であって、空隙部1を形成するよ
うに組合わされたヨーク2の側脚部2a 、2aにコイ
ル3,3を巻回し、底膜部2bの略中夫にはカンチレバ
ー4の軸線方向に着磁された永久磁石5を固定し、空隙
部1には非磁性材から成る筒形のホルダー7を嵌入し、
このホルダー7中にスタイラス9および導磁性部材6が
固定されたカンチレバー4をダンパー8によって振動自
在に保持させである。
アップの要部断側面図であって、空隙部1を形成するよ
うに組合わされたヨーク2の側脚部2a 、2aにコイ
ル3,3を巻回し、底膜部2bの略中夫にはカンチレバ
ー4の軸線方向に着磁された永久磁石5を固定し、空隙
部1には非磁性材から成る筒形のホルダー7を嵌入し、
このホルダー7中にスタイラス9および導磁性部材6が
固定されたカンチレバー4をダンパー8によって振動自
在に保持させである。
また、ホルダー7の後方には永久磁石5と当接または近
接するようにした導磁性ヨーク部材10が設けである。
接するようにした導磁性ヨーク部材10が設けである。
そして、空隙部1内に位置する導磁性部材6を外方から
囲むようにバイアス用永久磁石11が配置されている。
囲むようにバイアス用永久磁石11が配置されている。
このバイアス用磁石11は永久磁石5の磁性と逆方向に
着磁されており、同性の極が互いに対向するようになっ
ている。
着磁されており、同性の極が互いに対向するようになっ
ている。
また、バイアス用磁石11とヨーク2とを磁気的にショ
ートさせないように、その間に非磁性スペーサ12を介
在させである。
ートさせないように、その間に非磁性スペーサ12を介
在させである。
第3図は上記実施例の分解斜視図であって、第2図に対
応する音紛には同一符号を付けである。
応する音紛には同一符号を付けである。
第3図に示すように、バイアス用磁石11はドーナツツ
形に形成され、バイアス用磁石11による磁界が導電部
材6の振動支点に対してあらゆる方向に均一に分布する
ようにしである。
形に形成され、バイアス用磁石11による磁界が導電部
材6の振動支点に対してあらゆる方向に均一に分布する
ようにしである。
上記実施例によれば、磁気回路中における磁束の流れΦ
は、第2図に示すように殆んどが永久磁石5のN極→導
電性ヨーク部材10→導磁性部材6→ヨーク2→永久磁
石5のS極という経路を通る。
は、第2図に示すように殆んどが永久磁石5のN極→導
電性ヨーク部材10→導磁性部材6→ヨーク2→永久磁
石5のS極という経路を通る。
すなわち、第1図において発生した漏洩磁束ΦBは該実
施例においてはバイアス用磁石11にはばまれ、バイア
スされて上記の経路へ導かれるのである。
施例においてはバイアス用磁石11にはばまれ、バイア
スされて上記の経路へ導かれるのである。
従って、磁惠Φはコイル3,3と鎖交する有効磁束とな
って発電をと寄与することができる。
って発電をと寄与することができる。
斜上のように本発明によれば、従来発電効率を著しく弱
めていた漏洩磁束を有効磁束にするようなバイアス用磁
石11を設けたため、出力電圧を高くすることができ、
従来のものに較べ同一出力電圧を得るのにコイルの巻数
を少なくできるため外部雑音を拾い難く、また分布容量
による高域特性の変動を抑えることができ、加えてバイ
アス磁界をドーナツツ状の磁石で発生させるようにした
ため磁束分布を振動支点に対して何れの方向に対しても
一様に成し得、特にステレオ用のピックアップにおいて
顕著な効果を奏する。
めていた漏洩磁束を有効磁束にするようなバイアス用磁
石11を設けたため、出力電圧を高くすることができ、
従来のものに較べ同一出力電圧を得るのにコイルの巻数
を少なくできるため外部雑音を拾い難く、また分布容量
による高域特性の変動を抑えることができ、加えてバイ
アス磁界をドーナツツ状の磁石で発生させるようにした
ため磁束分布を振動支点に対して何れの方向に対しても
一様に成し得、特にステレオ用のピックアップにおいて
顕著な効果を奏する。
なお、本発明によるバイアス用永久磁石は必ずしも円筒
形に限らず、各種の形状で形成できること勿論である。
形に限らず、各種の形状で形成できること勿論である。
第1図は従来のバリアブルレラクタンス形ピックアップ
の要部断側面図、第2図は本発明による同種ピックアッ
プの要部断側面図、第3図はその一部分解斜視図である
。 1・・・・・・空隙音−2・・・・・・ヨーク、3・・
・・・・コイル、5・・・・・・永久磁石、6・・・・
・・導磁性部材、10・・・・・・導磁性ヨーク部材、
11・・−・・・バイアス用永久磁石、12・・・・・
・非磁性スペーサ。
の要部断側面図、第2図は本発明による同種ピックアッ
プの要部断側面図、第3図はその一部分解斜視図である
。 1・・・・・・空隙音−2・・・・・・ヨーク、3・・
・・・・コイル、5・・・・・・永久磁石、6・・・・
・・導磁性部材、10・・・・・・導磁性ヨーク部材、
11・・−・・・バイアス用永久磁石、12・・・・・
・非磁性スペーサ。
Claims (1)
- 1 間隙部を設けたC字形ヨークの底膜部の略中夫にカ
ンチレバーの軸線方向に着磁された永久磁石を設け、前
記間隙部中にはカンチレバーに固定された導磁性部材を
配置し、該導磁性部材の周囲には前記C字形ヨークとの
間に非磁性スペーサを介して前記永久磁石と逆方向に着
磁されたバイアス用永久磁石を配置したことを特徴とす
るバリアブルレラクタンス形ピックアップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7826276A JPS5916474B2 (ja) | 1976-07-01 | 1976-07-01 | バリアブルレラクタンス形ピツクアツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7826276A JPS5916474B2 (ja) | 1976-07-01 | 1976-07-01 | バリアブルレラクタンス形ピツクアツプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS533803A JPS533803A (en) | 1978-01-13 |
JPS5916474B2 true JPS5916474B2 (ja) | 1984-04-16 |
Family
ID=13657058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7826276A Expired JPS5916474B2 (ja) | 1976-07-01 | 1976-07-01 | バリアブルレラクタンス形ピツクアツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916474B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62567Y2 (ja) * | 1982-12-23 | 1987-01-08 | ||
JPS62568Y2 (ja) * | 1982-12-23 | 1987-01-08 | ||
JPS6296325U (ja) * | 1985-12-05 | 1987-06-19 | ||
JPS6383125U (ja) * | 1986-11-17 | 1988-06-01 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59110884A (ja) * | 1982-12-17 | 1984-06-26 | Hitachi Ltd | スクロ−ル圧縮機 |
JPS6310447Y2 (ja) * | 1986-09-04 | 1988-03-28 |
-
1976
- 1976-07-01 JP JP7826276A patent/JPS5916474B2/ja not_active Expired
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62567Y2 (ja) * | 1982-12-23 | 1987-01-08 | ||
JPS62568Y2 (ja) * | 1982-12-23 | 1987-01-08 | ||
JPS6296325U (ja) * | 1985-12-05 | 1987-06-19 | ||
JPS6383125U (ja) * | 1986-11-17 | 1988-06-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS533803A (en) | 1978-01-13 |
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