JPS59136015A - 送電線の振動防止装置 - Google Patents
送電線の振動防止装置Info
- Publication number
- JPS59136015A JPS59136015A JP58007391A JP739183A JPS59136015A JP S59136015 A JPS59136015 A JP S59136015A JP 58007391 A JP58007391 A JP 58007391A JP 739183 A JP739183 A JP 739183A JP S59136015 A JPS59136015 A JP S59136015A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic body
- vibration
- weight
- electric wire
- transmission line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は送電線の振動防止装置に関するもので、特に
、特殊な弾性体を用いた振動防止装置に関するものであ
る。
、特殊な弾性体を用いた振動防止装置に関するものであ
る。
弾性体を用いた振動防止装置が多く提案されていて、そ
の振動防止の機構を考えると、弾性体の荷重−たわみ特
性は第１図に示すようであって１弾性体に荷重を加える
と第１図の０−Ａ−Ｂ曲線のようにたわみ、荷重を取除
いて行くと、Ｂ −０−０曲線に沿って元に戻る。従っ
て、この弾性体に第１図に示すような荷重履歴を与える
と、線０ＡＢＯＯに囲まれた面積分だけ、弾性体によシ
エネルギが吸収されることになる。吸収されたエネルギ
は熱等に変換されて放散され、振動のエネルギが弾性体
に吸収されるので、防振効果が生ずる。
の振動防止の機構を考えると、弾性体の荷重−たわみ特
性は第１図に示すようであって１弾性体に荷重を加える
と第１図の０−Ａ−Ｂ曲線のようにたわみ、荷重を取除
いて行くと、Ｂ −０−０曲線に沿って元に戻る。従っ
て、この弾性体に第１図に示すような荷重履歴を与える
と、線０ＡＢＯＯに囲まれた面積分だけ、弾性体によシ
エネルギが吸収されることになる。吸収されたエネルギ
は熱等に変換されて放散され、振動のエネルギが弾性体
に吸収されるので、防振効果が生ずる。
従来の防振装置でゴム等の弾性体を用いたものは、ゴム
等の経年劣化によって、性能が悪くなシ、ダブルトーシ
ョナルダンパ、ストソクブを起す欠点があった。
等の経年劣化によって、性能が悪くなシ、ダブルトーシ
ョナルダンパ、ストソクブを起す欠点があった。
この発明は以上にかんがみてなされたもので、鋲止のよ
うな欠点のない送電線の振動防止装置を提供することを
目的とし、ステンレス鋼等の硬い金属細線を編んで形成
した弾性体を用いることを特徴としている。
うな欠点のない送電線の振動防止装置を提供することを
目的とし、ステンレス鋼等の硬い金属細線を編んで形成
した弾性体を用いることを特徴としている。
以下に、図示する実施例についてこの発明を説明する。
弾性体の形状は第コＡ−２Ｆ図に示すように、板状、円
柱状、円筒状、楕円筒状、六角筒状座金状等に形成する
ことができ、すべて金属細線を編んでこのような形にし
りる。
柱状、円筒状、楕円筒状、六角筒状座金状等に形成する
ことができ、すべて金属細線を編んでこのような形にし
りる。
これらの弾性体を用いた振動防止装置の基本的構造は例
えば第３Ａ〜ＪＥ図に示すようであって、これらの図に
おいて符号ｌは電線、コは弾性体−３は重錘であって、
第３Ａ図では弾性体コは板状のものを円筒形に曲げ、こ
れを介して同じく円筒状の重錘を電線ｌのまわりに取付
けている。第ＪＢ図は円筒状弾性体−を円筒状型締３と
共に皿状の支持体グ及び中心棒Ｓを介して電線ｌに取付
けておシ、第３ｃ図は複数個の弾性体コと重錘３とを第
３Ｂ図と同様に電線に取付けている。第３Ｄ図のように
、１個の重錘３の柄部を円筒状弾性体コと共に電線把持
部６のビン７に通し、弾性体を介して重錘を電線／に取
付ける構造もとりうる。第３Ｅ図は複導体の電線ｌの間
にスペーサ状に重錘３を取付けた構造で、重錘は円筒状
の弾性体コを介して電線の把持部６に取付けている。第
３Ａ、３Ｂ、３Ｅ図のものは主として振幅の小さく振動
数の大きい”微風振動”の防止に適するもので、第３Ｃ
図の構造は幅広い振幅に適応でき、特に低周波領域での
振動抑止効果が期待できるので、サブスパンオシレーシ
ョン℃ギヤロッピング防止用として使用できる。第３Ｄ
図のものは電線の捻回振動防止用で、サブスパンオシレ
ーション、及びギヤロッピンク防止用である。
えば第３Ａ〜ＪＥ図に示すようであって、これらの図に
おいて符号ｌは電線、コは弾性体−３は重錘であって、
第３Ａ図では弾性体コは板状のものを円筒形に曲げ、こ
れを介して同じく円筒状の重錘を電線ｌのまわりに取付
けている。第ＪＢ図は円筒状弾性体−を円筒状型締３と
共に皿状の支持体グ及び中心棒Ｓを介して電線ｌに取付
けておシ、第３ｃ図は複数個の弾性体コと重錘３とを第
３Ｂ図と同様に電線に取付けている。第３Ｄ図のように
、１個の重錘３の柄部を円筒状弾性体コと共に電線把持
部６のビン７に通し、弾性体を介して重錘を電線／に取
付ける構造もとりうる。第３Ｅ図は複導体の電線ｌの間
にスペーサ状に重錘３を取付けた構造で、重錘は円筒状
の弾性体コを介して電線の把持部６に取付けている。第
３Ａ、３Ｂ、３Ｅ図のものは主として振幅の小さく振動
数の大きい”微風振動”の防止に適するもので、第３Ｃ
図の構造は幅広い振幅に適応でき、特に低周波領域での
振動抑止効果が期待できるので、サブスパンオシレーシ
ョン℃ギヤロッピング防止用として使用できる。第３Ｄ
図のものは電線の捻回振動防止用で、サブスパンオシレ
ーション、及びギヤロッピンク防止用である。
この発明によると、それに使用する弾性体は、（１）、
体積当）のエネルギ吸収量が大きいので、防振効率が良
いこと。
体積当）のエネルギ吸収量が大きいので、防振効率が良
いこと。
（２）、摩擦は本来極めて不安定なものであるが、本弾
性体には極めて多くの摩擦点があるため、個々の摩擦点
における摩擦係数のばらつきは平準化され、総体として
安定した性能を示すこと。
性体には極めて多くの摩擦点があるため、個々の摩擦点
における摩擦係数のばらつきは平準化され、総体として
安定した性能を示すこと。
（３）、ステンレス鋼等の硬い細線を使用しているので
ａ、耐摩耗性に優れる。
ｂ、耐熱性に優れる。
Ｃ１紫外線やオゾンによる劣化がない。
ｄ、網状のため空気の流通が良く、摩擦により発生した
熱が能率良く放散される。
熱が能率良く放散される。
ｅ、ｉｔ油性に優れるので、潤滑油や防錆油の併用がで
きる。
きる。
（４）０個有振動数や吸収エネルギの算定が容易なので
、振動防止器の設計が容易におこなえること。
、振動防止器の設計が容易におこなえること。
（５）１弾性体は、細線を編んだ後、プレス等にょシ圧
縮成形するので、形状、大きさ及び細線密度等が幅広く
選べる。
縮成形するので、形状、大きさ及び細線密度等が幅広く
選べる。
等の特色、利点を有しているので、これを用いた振動防
止装置は、 ＜１）、疲労破断がなく、従来品（例えばダブルトー７
ョナルダンパ、ストックブリッジダンパ専）のように抑
止線破断に基づく重錘落下のおそれがない。
止装置は、 ＜１）、疲労破断がなく、従来品（例えばダブルトー７
ョナルダンパ、ストックブリッジダンパ専）のように抑
止線破断に基づく重錘落下のおそれがない。
（２）、広範な周波数領域に適応できるので、単体で各
種振動を抑止できる。
種振動を抑止できる。
（３）、振動防止効率が高いので、従来品（同ゴ機能を
有する添線式振動防止器並びに各種ギヤロッピング防止
器）に比べ、小形、軽量である。
有する添線式振動防止器並びに各種ギヤロッピング防止
器）に比べ、小形、軽量である。
（４）、取扱いが容易で従来品と同様の扱いができる。
等の効果を有するものである。
第１図は弾性体の荷重−たわみ特性を示す線図、第ユＡ
、 ２Ｂ、コＣ１λＤ、、２Ｅ及び２Ｆ図は弾性体の種
々の形状を示１斜視図、第３Ａ、、７Ｂ。 ３Ｃ１３Ｄ及び３８図はこの発明の振動防止装置の種々
の実施例を略示する電線に直角な面における断面図であ
る。 ｌ・・電線、コ・・弾性体、３・・重錘、弘・・支持体
、！・・中心棒、ル・・電線把持部、り１−ピン。
、 ２Ｂ、コＣ１λＤ、、２Ｅ及び２Ｆ図は弾性体の種
々の形状を示１斜視図、第３Ａ、、７Ｂ。 ３Ｃ１３Ｄ及び３８図はこの発明の振動防止装置の種々
の実施例を略示する電線に直角な面における断面図であ
る。 ｌ・・電線、コ・・弾性体、３・・重錘、弘・・支持体
、！・・中心棒、ル・・電線把持部、り１−ピン。
Claims (1)
- ステンレス鋼等の硬い金属細線を編んで形成した弾性体
を重錘と組合せ、重錘を前記弾性体を介して電線に取付
け、電線の振動により前記弾性体の細線相互間に摩擦を
生じさせ、風等から入力される振動エネルギを摩擦熱に
１換させ放散させて振動を抑制することを特徴とする送
′直線の振動防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58007391A JPS59136015A (ja) | 1983-01-21 | 1983-01-21 | 送電線の振動防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58007391A JPS59136015A (ja) | 1983-01-21 | 1983-01-21 | 送電線の振動防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59136015A true JPS59136015A (ja) | 1984-08-04 |
| JPH0139293B2 JPH0139293B2 (ja) | 1989-08-21 |
Family
ID=11664616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58007391A Granted JPS59136015A (ja) | 1983-01-21 | 1983-01-21 | 送電線の振動防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59136015A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015043666A (ja) * | 2013-08-26 | 2015-03-05 | 中国電力株式会社 | 開閉型電線振動防止装置 |
-
1983
- 1983-01-21 JP JP58007391A patent/JPS59136015A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015043666A (ja) * | 2013-08-26 | 2015-03-05 | 中国電力株式会社 | 開閉型電線振動防止装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0139293B2 (ja) | 1989-08-21 |
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