JPS59134591A - マイクロ波エネルギー用移相装置およびマイクロ波調理用空胴の励振システム - Google Patents

マイクロ波エネルギー用移相装置およびマイクロ波調理用空胴の励振システム

Info

Publication number
JPS59134591A
JPS59134591A JP58252421A JP25242183A JPS59134591A JP S59134591 A JPS59134591 A JP S59134591A JP 58252421 A JP58252421 A JP 58252421A JP 25242183 A JP25242183 A JP 25242183A JP S59134591 A JPS59134591 A JP S59134591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveguide
phase
microwave energy
standing wave
plug
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58252421A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH043639B2 (ja
Inventor
ピ−タ−・ハロルド・スミス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPS59134591A publication Critical patent/JPS59134591A/ja
Publication of JPH043639B2 publication Critical patent/JPH043639B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/74Mode transformers or mode stirrers
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/70Feed lines
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/72Radiators or antennas

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、一般的には、導波管内のマイクロ波伝播エネ
ルギーの位相を変位させる装置に、より特定的には、マ
イクロ波調理機器に応用されるマイクロ波エネルギー用
移相装置に関する。
〔従来技術〕
電子レンジ(Microwave 0ven )の調理
用空胴内のマイクロ波エネルギーの空間的分布状態の不
均一は、長い間、重器についての問題とされてきたとこ
ろである。
この問題解決については、一つの試みとして、給電用導
波管内に、移相回路全使用する方法がある。このような
方法の一例として、本願と同一の譲受人による米国特許
4,301,34.7号がありここでは、移相器は円偏
波素子と組み合せて使用され、マイクロ波エネルギーは
調理用空胴内に楕円偏波として放射されるようになって
いる。ここに記述されている移相器は機械的な移相器で
、導波管短辺面に軸受は部を有するシャフトに固定され
た共振ループより成り、そのシャフトはマグネトロン冷
却用の空気流によ多回転する、また、従来の電子式位相
器(固体素子によるもの、又はフェライトによるもの)
の使用についても言及されている。
本願と同一譲受人による審査中の米国特許出願(米国特
許出願番号第411,153号、  1982年8月2
5日受理、発明者バカノフスキー(Bakanowsk
i )他)においては、導波管に沿ってスロット列が配
列され、導波管内に定在波についての第1位相関係が存
在するときは、スロット列は実質的には定常状態的な第
1放射パターン全保持し、また、導波管内に(定在波の
)第2位相関係が存在するときは(スロット列)は第2
の放射パターンを保持するようになっている。周期的に
位相関係を変化させ、調理用空胴内された機械的位相手
段は、一つはソレノイドにより駆動されたプランジャー
を用いるもの、他の一つは回転自在の導電性平面より成
る翼状部材を用いるものである。ここで前記プランジャ
ーは、導波管終端より1/4波長のところに位置し、導
波管内に挿入されて短絡点を終端壁面からプランジャー
の位置まで物理的に移動させる。また、前記翼状部材は
導波管長辺面と平行となるとき、定在波位相に及ぼす影
響は最少であるが、長辺面と垂直になるときに短絡点を
形成する。
バカノフスキー(Bakanowski )のシステム
に用いられたような機械式移相器は所望の移相特性を提
供するものではあるが、若干の望ましくない特徴もある
。金属性の70ロープ又は翼状部材を物理的に移動させ
ることは導波管壁面と金属的に接触し、又はこれと著し
く接近することとなり、電流アーク又は接触による磨耗
を生ずるおそれがある。
軸方向に移動する金属製の短絡装置は、導波管の導電性
壁面を実質上移動させるものであり、導波管内の定在波
の位相変位を選択的に変化させることに使用することが
できる。しかし、電流アークの問題は、導波管側壁の内
面において重大となり、特に典型的な電子レンジの導波
管の形状では、高さ対幅の比が小さく、単位長さ当りに
電圧匂配が比較的高くなる結果となる。
更に、金属と金属との接触運動は比較的高い摩擦係数に
打ち勝つことが必要であり、相当の摩耗は避られない。
最後に、これにより得られた移相量は金属短絡装置の軸
方向変位量に相等しい。このようにして、1/4波長の
移相量を得るためには、短縮装置は1/4波長に等しい
距離?移動しなければならない。しばしば、このような
変位には、複雑な移動手段が必要となり一!た、装置移
動手段に適合するためには、望ましい容積以上の容積が
必要となることがある。
導波管内の位相を変えるために、管内に誘電体を挿入す
ることは周知の技術である。しかし、誘電材料より比較
的離れた導波管領域内で・の移相量は、管内に誘電体が
有るか無いかによって定まり、誘電体の線路軸方向の相
対的管内位置とは無関係である。従って、典型的な導波
管内で誘電体を線路軸方向に移動させても、誘電体より
比較的離れた導波管領域内では認め得る程度の移相量は
ないであろう。従って、誘電体は、移動可能な金属製部
品に不可欠な電流アークの問題、摩擦及び機械的摩耗の
問題を避けることができるが、誘電体を従来の形で使用
することによっては、導波管中で誘電体を移動させ、導
波管内全長に亘って定在波の位相を選択的に変化させる
ことができない。
マイクロ波調理機器内のエネルギー分布不均一の問題解
決における移相器利用の利点に着目し、且つ、このよう
な目的における既存の機械的移相器の欠点を考慮すれば
、低価格で、導波管中の定在波の位相を選択的に殻させ
る妨の非金属の可動部分を使用した機械的位相器の出現
は極めて望ましい。
〔発明の目的及び構成〕
従って、本発明の目的は、所望の移相量が得られる低価
格の非導電性可動部分を有し、且つ機器用導波管内の大
電流アーク及び高電圧破壊の発生を本質的に減少させる
ような、マイクロ波調理機器用の移相器を提供すること
にある。
中空の矩形導波管内の定在波の位相を変化させ、特にマ
イクロ波調理機器に応用される、改良された移相器が提
供されている。マイクロ波発生源から遠い方の導波管端
末に金属製分離部材を設け、該部材は、これと隣接する
導波管終端壁面から、短辺面と平方に導波管内部へ向け
て伸び、上下の長辺面を電気的に結合させ 従って、導
波管を2つの小導波管に分割すると共に、これら小導波
管は使用周波数において遮断特性を示すものである。分
離部材の先端は導波管の基準短絡点となる。可動部分は
一対の誘電体プラグ(plug、導波管の略々全断面積
を栓状に満たす部材)より成り、その各々は夫々小導波
管内に収容され、−列に並んで基準位置(ここで、プラ
グは小導波管内に完全に収納される)から1又はそれ以
上の移相位置(ここでは、プラグは分離部材先端の前方
にマイクロ波発生源に向って伸びる形となる)へ選択な
運動をする。
定在波の移相量は、プラグが分離部材の先端から前方に
変位する量と共に直線的に変化する。
また、所望の移相量を得るために、−列に並んだプラグ
を、小導波管内の基準位置と相対的に選択的に運動させ
る手段が提供されている。
〔実施例〕
特に、添付特許請求の範囲に示された発明(機構及び内
容に関する発明)の新規な特徴は。
各図面と関連してなされている以下の発明の詳細な説明
から、充分に理解され、評価されるであろう。
以下の説明では、本発明の移相器は、本発明を特に効果
的に利用する用途である一フィクロ波調理用具における
励起装置と組合せて図示されている。図示の方法は本装
置の有用性がその種の用途に限定されるように示唆する
ことを意図するものではない。第1図から第4図を参照
すると、10でマイクロ波オーブンが示されている。外
部のキャビネットは上壁及び下壁12゜14と、後壁1
6と、2つの側壁F8 、20と、部分的に蝶番支持さ
れるドア22および制御パネル23によって部分的に形
成された前壁を有する。外部キャビネット内の空間は調
理用空胴24と制御部26に分割されている。調理用空
胴24は導電性上壁28と、導電性下壁3oと。
導電性側壁32.34と、キャビネット壁16である導
電性後壁と、ドア22の内面36によって形成される前
壁を有する。空胴24の公称寸法は幅40.54 cm
 (16インチ)、高さ34、64 cm (13,6
フインチ)、深さ3398(]、 3.3 sインチ)
である。
「ビロセラムJ (Pyroceram )あるいは「
ネオセラムJ (Neoceram )という商標で商
業的に入手できるような材質のマイクロ波侵透誘電体材
料の支持板37がキャビネットの底壁14に実質的に平
行な空胴24の下方領域に位置している。支持板37は
、空胴24で加熱される食料物を支持する手段を提供す
る。空胴24を取り囲む支持板37は支持部材38で支
持されている。支持部材38は空間側壁32.34に沿
って前後に且つ底部Oと側壁32.24の前後のうちに
沿って間隔を有する小さな孔(図示せずンを通って突出
する伸縮可能なタブ(図示せず)によって底壁32幅方
向に固定されている。
空胴24のマイクロ波エネルギー源は制御部26に設け
られているマグネしロン4oである。
マグネトロン40ば、家庭用壁面リセプタクルから利用
できる120V交流電源のような適当な電源(図示せず
)に接続された場合、その出カブローブ42において約
2450メガヘルツの中心周波数を有する。マグネトロ
ン4oに関シテ、フロア−(図示せず)がマグネトロン
冷却ファン44に冷却気流を提供する。制御部26の前
面開口は制御パネル23によって閉塞されている。完成
したマイクロ波オーブンにとって他の多くの部品が必要
になるが、図示説明を明瞭にするため、本発明を適当に
理解するのに必要な部品だけが示され、説明されている
そのような他のエレメントは従来から存在し、当該技術
分野の者にとって周知である。
マイクロ波エネルギーは導波管を介してマグネトロン4
0から調理空胴24へ供給される。
導波管は、水平に伸びる上部の給電分岐あるいは給電部
46と、垂直に位置する側方分岐あるいは側方部48と
、底の給電分岐50を有する。
底の給電分岐50は調理空胴24の底を横切って水平方
行に伸びた底部51と側壁34を部分的に越えて垂直に
伸びた終端部52を有する。
導波管部46,48.50はT E’61モードにおい
て2450メガヘルツのマイクロ波エネルギーを伝播す
るように寸法的に設計されている。
これは導波管部の幅(オーブンの前後の寸法)を1/2
管内波長よりも大きく、1管内波長よりも小さくし、導
波管部の高さく隣設する空間壁に垂直に突出する寸法)
を1/2管内波長以下にすることによって実現される。
図示の実施例では、導波管部46,48.50の高さは
公称1、90 cm (0,75インチ)であり、幅は
公称9.30鋸(366インチ)である。
導波管の上方分岐46は調理用空胴24の上壁28に溶
接の如き適当な手段によって取り付けられる一般にU字
状の断面を有する延長部材54によって形成されている
。導波管分岐46は壁28に位置する2つの供給孔56
を有し。
それを介してマイクロ波エネルギーは調理用空胴24の
上方領域に伝達される。開孔部56は導波管部46の軸
方向に平行に伸びている。
導波管部46はマグネトロン4oの方向に空胴24を越
えて伸びる部分58.6oを有し、プローブ42を起源
とするマイクロ波エネルギーの励振領域として作用する
領域61を形成している。導電性壁60は導波管領域6
1の短絡終端として作用し、プローブ42と約IA管内
波長の間隔を有することが従来より知られてい。
る。
導波管の側方分岐48は調理空胴の側壁32の中心を垂
直方向に伸び、マグネトロン4oがらのマイクロ波エネ
ルギーを導波管の下方給電分岐50へ結合するように作
用する。導波管分岐48は空間側壁32と、一般にU字
状の断面を有して側壁32に取り付けられる適当なフラ
ンジを有する延長部材62によって形成されている。導
波管部48からのエネルギーを導波管部50に効率的に
結合させるために導波管部48の下方端において壁部4
9によって直角に曲げられている。
マグネトロン40のプローブ42に近設する励振領域6
1からのマイクロ波エネルギーは、導波管部46.48
の間で安定した電力を分割するように作用する二分校体
80によって両溝波管部46.48間に分けられる。二
分校体80は導波管部46.48および励振領域61を
有する3つの導波管部の接合部に位置する。
水平に伸びる分割器82の上方面81と段部83を有す
る二分枝体80の上方部分は、最大電力の伝達が得られ
るように、導波管部46のインピーダンスを励振領域6
1へ効率的に整合させる1/4波長変成器として機能す
る。この目的のために、上方面81の水平長は1/4管
内波長である。断部83の高さは、従来の1/4波長変
成器の設計に基いて導波管部46と励振領域61の高さ
の関数として選定されている。二分枝体80の下方部は
84において一体にされる縁部を有し、それによって導
波管側部48と適当に整合をとる。
底部給電導波管部50の水平方向に伸びる導波管部51
は上方導波管部46の下方の空胴24の底壁30の中心
を水平に横切って伸び、導波管側部48をほぼ横切って
側壁34の一部上方まで伸びる垂直端52で終端してい
る。
底部導波管部51は調理用空胴24の底壁30の中心平
坦部70に取り付けられるU字状の断面部材68より構
成される。U字状の部材68は土壁72を有し、上壁7
2は、底壁30の平坦部70とともに、平行に対面する
広辺面と、広辺面72.70を結合する平行に対面した
挟辺面を提供する調理用空胴24の底壁30に向って下
方に伸びる一体の側壁74を提供する。側壁74は、溶
接のような従来の方法で。
底壁30に対する取り付けを容易にする適当なフランジ
76を有する。導波管部51の開放端64は側方分岐4
8と通じてマイクロ波エネルギーを受ける。導波管部5
1の反対端は垂直方向に伸びる端部52ヘエネルギーを
効率的に結合するため壁部66によって直角に曲げられ
ている。
第3図にもっともよく示されているように、導波管部5
0の上方壁72は88で示される放射孔のアレイを有し
ている。放射孔88は導波管内に発生する電界の定在波
の位相関係に依存しながら調理用空胴24内に実質的に
静止した異なった放射パターンを提供するように配置さ
れている。本発明による移相器は導波管50の定在波の
位相関係を変えるように採用されており、それによって
調理面における導波管50からの放射パターンを変える
従来技術のところで簡単に述べたように、導波管内へ単
一の誘電体スラブを挿入すると、伝搬定在波の位相が変
化する。しかし、一旦挿入されると、導波管内でスラブ
を移動させたとしても、誘電体スラブから比較的遠い、
すなわち約1/2管内波長の位置の導波管領域では定在
波の位相は変化しない。しかし、導波管の端部を2つの
小導波管に分割する導電性分離部材で導波管を終端させ
ることによって、導波管の主伝播モードを阻止するモー
ドフィルターとして本質的に機能し、且つ小導波管の各
々に一対の誘電体プラグを挿入して導波管軸方向に並列
にプラグを移動させると、分離部材の始端に対してプラ
グが前方に移動すると線形に且つ1以下の比例乗数で位
相を変化させることがわかった。
本発明の移相器は、導波管50の領域52で実施される
。導波管領域52は挟辺面94゜96に平行した領域5
2の壁端92から内方に伸びる金属分離部材あるいは分
割壁90によって終端し、導波管部52の端部を2つの
小導波管98,100に分割する。分離部材90は。
溶接のような適当な低抵抗接続手段によって対面する広
辺面102および壁面34の一部である広辺面104と
、導波管部52の壁端92とに接続され、それらの間に
低抵抗電気的接続を与える。上述されたように、導波管
部46゜48.50は基本TEo1モードを伝播するた
めに選定されている。分離部材90によって形成される
小導波管98 、1. O00幅はTEolモードを伝
播しないように狭くなっておシ、従って2450メガヘ
ルツの動作周波数で遮断特性をあられす。
導波管通路でマグネトロン40に一番近いエッヂ部とな
る分離部材90の低インピーダンスの始端106は、導
波管部50に短絡終端基準点を与える。壁端92から始
端106までの分離部材の長さが1/4から1/2管波
長の範囲に入ると、満足すべき結果が得られていること
が実験的にわかった。
一対の誘電体プラグあるいけ誘電体ブロック108.1
10は、導波管部52内で軸方向に並列移動できるよう
に、各々小導波管98゜100内に移動できるように設
けられている。
図示される実施例において、プラグはテトラフルオロエ
チレン(テフロン)によって構成される。他の案として
、もし非導電性材料が42以上の誘電体定数を有すると
すれば、他の従来型の非導電性材料が容易に使用される
。プラグが対応する小導波管内に充分挿入されたときプ
ラグ108,110が容易にスライドするのに必要な間
隙(クリアランス)をもって小導波管を実質的に充たす
ように形状が決められる。そのように挿入されるとき、
プラグ108,110の露出面112,114は分離部
材90の始端106と実質的に一線になる。第5■図に
示されるプラグの位置(以下第1位置と称する)では、
プラグは導波管50の定在波に対して実質的に移相効果
を有さす、導波管内の定在波は分離始端106の物理的
位置によって決定される。
簡単に上述したように、導波管内の定在波の移相はプラ
グを始端106に対して前方に変位させると、1以下の
比例定数で線形に変化することがわかっている。図示の
実施例では、比例定数は03〜04の値であることが判
った。要求される変位が小さくなるとストロークの小さ
なソレノイドアクチュエータあるいは小さなカムのカム
駆動構成を使用することができるので、本発明の少し驚
くような結果が、特にスペースに制限がある構造におい
て有意義な効果をもたらす。
ここでは、プラグ108,110の表面112゜114
が各々始端106の前方に、すなわち始端106よりも
導波管内のマグネトロン4oに近い方に位置するように
プラグを位置させることを前方変位と称する。従って、
本発明にょる導波管部50内の定在波の位相関係は始端
106に対する誘電体プラグの適当な前方変位によって
選択的に変化させられる。図示の実施例では、零移相の
放射パターンを形成するためと、I/4管内波長だけ位
相を変える時の第2のパターンを形成するためにスロッ
トが設けられている。
1/4管内波長の所望の移相を提供するためにプラグ9
8.100の所定の位置が決められ、その位置ではプラ
グは始端1.06から充分に前方に変位して1/4管内
波長の移相をもたらす。図示の実施例で/rJ:、、1
.52の(0,6インチ)だけ変位すると、希望する1
/4管内波長(406(7)(1,6インチ))の移相
を提供するのに充分であることがわかっている。プラグ
98,100の第2のこの位置は第5B図に示されてい
る。
導波管50内の定在波の位相を選択的に変えるために、
選択的あるいは周期的にプラグ】o8゜110を移動さ
せる図示実施例の手段を以下説明する。主駆動器はモー
タ取付ブラケット118で空間側壁34の外表面に支持
される電気タイマーモーター116である。取付ブラケ
ット118は溶接のような適当な手段で壁面34に固定
される。モータ116はネジ]−20Kよってブラケッ
トエI8に固定される。モータ駆動軸122はギアハウ
ジング128内に収納された通常のギア列(図示せず)
によって偏芯カム126の駆動軸124に駆動的に結合
されてぃる。プラグ駆動ロッド130,132は壁端9
2の孔136,138を通って各々突出し、プラグ10
8,110に設けられた孔140゜】42に接着剤等を
使用して適邑に固定される。
プラグ駆動軸130,132を結合する帯バー134は
プラグ駆動軸130,132のひとつを取り囲む一対の
圧縮バネ144によって偏芯カム126とカム係合する
方向に付勢されている。カム126はプラグの希望する
移動パターンを提供するように形状が決められている。
図示の形状は比較的長い期間にわたって第5A図、第5
B図に示される第1及び第2の位置にプラグを安定させ
ることを可能にし、且つカムが定速で回転するとき、比
較的迅速に両者の間で相対的に移動させる。モータ11
6は連続的に付勢されて第1及び第2の位置の間でプラ
グ108゜110を連続的に移動させるか、あるいは間
隔的に付勢されて特定の位置に希望する時間だけ位置さ
せる。所定の各位置における所定の滞在時間は適当な遊
休時間ギアの結合によって提供タイマーモータを使用す
るとプラグの変位による位相の線形変化を効果的に、か
なり弾力的に使用することができる。しかし、プラグを
移動させるのに多くの他の手段が使用できる。例えば、
2つの異なった位置の間で移動することが望まれれば、
ソレノイドのプランジャーがプラグを選択的に位置させ
るために容易に使用できる。
マイクロ波オープン10で図示実施されている本発明の
有用性をもっと充分に理解するために、導波管部50の
放射孔の構成をより詳細に以下説明する。電界は導波管
部50の上壁及び底壁の間で導波管部50内に存在し、
その電界は定在波として特徴付けられる。この定在波は
導波管内の基準点に対して定在波の節点の位置か、ある
いは、最大電界位置に関して定義されるある位相関係を
有する。図示の実施例では、この基準点は分離体90の
始端106によって提供される短終基準点である。始端
106によって提供される底壁フィード導波管部50の
短絡終端の1つの効果は始端106における定在波の節
点あるいは最小電界点を達成することである。これは導
波管50における定在波の第1の位相関係を定義する。
この関係が導波管内に存在すると、導波管50における
スロットの特定の組合せが調理空胴24における第1の
放射パターンを放射させるように励振される。定在波の
移相が位相関係を変化させる。1/4管内波長だけ移相
させると、導波管内に第2の位相関係が実現させる。こ
の第2の位相関係が導波管部50内に存在すると、スロ
ットの異なった組合せが調理空胴24に第2の放射パタ
ーンを放射させるように励振させる。
再び第3図を参照して、2つの異なった放射パターンを
提供する放射孔90の構成を以下説明する。図示実施例
の孔88は一連のスロットとして構成されている。すな
わち、スロットの長さ方向の軸は導波管部50における
波伝搬方向に対して横切る方向に向けられている。スロ
ットの寸法は放射室に沿ってエネルギーを均一に分布し
、且つ所定のインピーダンス整合を提供するように選定
される。具体的にいうと、スロット長は非共振スロット
を提供するように実質的に1/2管内波長以下に選定さ
れた。これによって、導波管部50の入口に一番近いス
ロットから主として放射されることがなくなり、導波管
部50の長手に沿って比較的均一にエネルギーが分布さ
れる。
スロット88iA及びBで示される2つの互い違いの列
に配置されている。各列内では、スロット間の横方向の
間隔は】/4管内波長である。
スロッ)A−1は始端106から1管内波長のところに
位置している。従って、列Aの全てのスロットは始端1
06から1/4管内波長の整数倍の位置に置かれる。導
波管部50が始端106における短絡によって、すなわ
ち第1の位置のプラグ108,110によって終端する
と、スロットA−1、A−3、A−5、及びA、−7は
一連のスロットの最大電力結1合点に和尚する最小電界
点あるいは定在波の節点に中心を置き、一方、スロット
Al−2、A−4及びA−6は一連のスロットの最小電
力結合点に相当する最大電界点に位置する。導波管部5
oにおける定在波の位相が1/4管内波長だけ移相され
ると、この状況が反転してスロットA−2、A−4、及
びA−6が最大電力結合点に中心を置き、スロットA−
1、A−3、A−5、及びA−7が最小電力結合点に位
置する。
スロット’ B −1は始端106から7/8管内波長
のところに位置する。その結果スロット]′3−1〜B
−7id壁端60から1/8導波管波長の奇数倍のとこ
ろに各々位置させられる。従って、スロットB −1−
B −7は各々I/2電力結合点、すなわち第1あるい
は第2の位相関係が導波管部50に存在するとき隣接す
る最大最小の電力結合点の中間点に位置する。
第6図〜第8図は図示実施例のオープン用調理面におけ
るエネルギー分布パターンを示すスケッチであり、第6
図及び第7図は第1及び第2の位相関係の導波管部5o
がらの調理面におけるエネルギー分布をあられしている
。各図のハンチング領域は比較的高いエネルギー密度の
領域を表す。調理面におけるこれらの放射パターンは列
Bのスロットからの放射と最大結合点に位置する列Aの
スロットとの干渉の結果である。もっと具体的にいうと
1列Aの最大電力点からの放射は列Bのすぐとなりの1
/2電力点のスロットからの放射と干渉して各3つのス
ロット群上の調理面において高いエネルギー密度の領域
を形成する。
第6図はプラグ1.08 、110がi 1 (7)位
!(第5A図)にあるときの基本放射パターンを示す。
領域0−1はスロットA−1とB−2の放射によって形
成され、領域0−2[スロットA−3,B−3及びB−
4からの放射によって形成され、領域0−4idスロッ
mA−7及びB−7からの放射によって形成される。第
7図はプラグ108,110が第2の位置(第5B図)
にあるときの放射基本パターンを示す。定在波の位相は
1/4管内波長だけ移相され、その結果高密度の領域S
−1はスロットB−1からの放射によって形成され、領
域S−2はスロットA−2,B−2,及びB−3からの
放射によって形成され、領域S−3はスロットA−4゜
B−4,及びB−5からの放射によって形成され、領域
S−4はスロットA−6,B−6,及びB−7からの放
射によって形成される。第1及び第2の位置の間でプラ
グ98.Zooを周期的に移動することによって調理面
における放射パターンは第1及び第2のパターンに切換
えられる。
図示された実施例において、スロットアレイは主として
2つの放射パターンを提供するために配置されているけ
れども、本発明の移相器は2つの相反する位置の間の位
相の線形変化を提供することから、位相が1/8管内波
長だけ移相されるとき、すなわちプラグが第1及び第2
の位置の間の中間点にあるときスロッ)B−1〜B−7
は最大電力結合点に位置することになる。
従って、プラグの変位はモータ116の適当な断続付勢
によって制御されて3つの位置、すなわち前述された第
1及び第2の位置、及び2つの位置の間の第3の中間点
の位置においてポーズ(pause )を提供すること
ができる。この第3の位置においては、ポーズ期間中に
導波管内において東3の位相関係を実現し、それによっ
て第3の放射パターンをもたらし、交互のBスOyトは
主放射器として、また隣接するAスロットは1/2電力
電力点に位置する。
連続する位相角の範囲にわたって定在波の位相を制御す
る本発明移相器により提供される機能に基くと、開回路
と閉回路終端の間で切換えることによって1/4管内波
長の移相を提供する従来の機械的移相器以上に、導波管
内の定在波の位相の関数として選択励起用スロットアレ
イを構成する際により大きな柔軟性を与えることができ
る。
ここで、図示説明された具体的な実施例はマイクロ波調
理用オーブンと本発明の移相器を組み込んだけれども、
本装置は方形導波管における定在波にとって線形移相の
機能を提供する手段を必要とする他の用途に容易に適応
できることが理解される。加えて、当該技術分野の者に
とって多くの修正と変形を容易に行うことができる。従
って、前述した特許請求の範囲はそのようなすべての修
正と、本発明の真の精神と、その範囲内に入る変形をカ
バーしようとするものであることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図・・・電子レンジの概念的前面図。第2図・・・
第1図の線2−2に沿って切断した電子レンジの前面切
断図。第3図・・・第2図の線3−3に沿って切断し、
底部導波管のスロットの詳細を示すために一部を取り除
いた断面図。第4図・・・電子レンジの区分を部分的に
詳細に説明するために、その一部を取り除いた側面図。 第5A。 及び第5B図・・・電子レンジの移相装置を、説明のた
めに一部を取沙除いて示した第4図の機構を示す拡大図
。A、Bはそれぞれ本装置の第1位置及び第2位置に対
応する。第6図・・・移相装置が第1位置にあるとき、
底部導波管よりの放射パターンを調理面上において示す
説明図。第7図・・・移相装置が第2位置にあるとき、
底部導波管よりの放射パターン全調理面上において示す
説明図。第8図・・・第7図の放射パターンを第8図の
放射パターンの上に重ね、両パターンの合成を示す説明
図。 符号の説明 12・・・上部壁面、 14・・・下部壁面、 16・
・・背部壁面、  1.8.20・・・側部壁面、 2
2・・・ドア、  24・・・調理用空胴、 26・・
・制御区間、28・・・導電性頭壁面、  30・・・
導電性底部壁面、32.34・・・導電性側部壁面、 
36・・・ドア内面、 37・・・支持プレート(調理
面)、38・・・支持部材、 42・・・プローブ、 
46・・・頭部給電用分岐(又は区間)、 47・・・
側部分岐((又は区間)、 48・・・底部給電用分岐
(又は区間)、  51・・・底部区間、 52・・・
終端分岐、54・・・長尺部材、  56・・・結合開
口面、(スロット)、  58・・・61の1部分、 
60・・・導電性壁面、 61・・・励振面積、  6
2・・・長尺部材、64・・・開放端、 65・・・終
端部壁面、 66・・・壁面部分、 68・・・U形部
材、 70・・・30の平坦区間、 72・・・50の
上部壁面、 74・・・組合された側部壁面、76・・
・フランジ、80・・・2分割部材、  81・・・8
2の上面、  82・・・分離部材、  83・・・ス
テップ、  86・・・U字形断面部材、 88・・・
放射開口面(スロット)の列、 90・・・分離壁面、
 92・・・52の終端壁面、 94,96・・・導波
管短辺壁面、 98・・・100・・・52の小導波管
、  1−02 、104・・・52の長辺壁面、  
106・・・90の低インピーダンス先端部、 108
,110・・・誘電体プラグ(又はブロック)、  1
12,114・・・誘電体プラグ端面、  116・・
・−6−ター、118・・・モーター取附用ブラケット
、  120・・・ネジ、122・・・モーターの駆動
シャフト、  124・・・126の駆動シャフト、 
126・・・偏心カム、128・・・ギヤハウジング、
  130・・・プラグ駆動用ロッド、  136・・
・結合部材、  138.140・・・108,110
にあけられた孔。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  平行に対向する1対の短辺面により結合され
    た、平行に対向する1対の長辺面により構成され、ここ
    に予め定められたマイクロ波エネルギー伝播モードを支
    持(5upport )するよう周辺形状を形成され、
    且つ、その一端において外部エネルギー源よりマイクロ
    波エネルギーを受は取り、定在波状の電界パターンによ
    り特徴附けられる内部電界を確立するように前記一端を
    構成された、一般には矩形状断面を有する中空導波管内
    を伝播するマイクロ波エネルギーの移相装置において、 前記導波管の他の一端において、短辺面と平行に、前記
    導波管内部に伸長するように形成され、且つ、上下の長
    辺面を電気的に接続し、これにより導波管を2箇の小導
    管に分割し、各小導波管の幅は予め定められた伝播姿態
    を支持するのに不充分であり、且つその先端部を前記導
    波管の前記一端に向けて配置されて導波管の短絡点を確
    定する分離部材と、その各々を前記小導波管の夫々一方
    の中に取り附けられ、前記先端部と相対的に軸方向に一
    列となって移行し、且つ定在波の位相は、前記導波管の
    前記他の一端に向う、前記先端部からの相対的な移動量
    と共に直線的に変化するような一対の誘電体プラグと、 前記プラグを前記先端部と相対的に移動させて、導波管
    内の電界分布パターンの位相を変位させる手段とを有す
    ることを特徴とするマイクロ波エネルギー用移相装置。
  2. (2)前記プラグの移動手段は、前記プラグを一列に並
    べて、前記分離部材の前記先端部と同一平面にある第1
    位置と、前記導波管の前記一端に向って前記先端部より
    も前方の第2位置との間を周期的に移動させ、これによ
    り、導波管内の定在波電界パターンの位相を周期的に移
    動させる手段を有することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のマイクロ波エネルギー用移相装置。
  3. (3)前記プラグの前方への変位量と定在波の移相量と
    の比は1以下であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のマイクロ波エネルギー用移相装置。
  4. (4)前記第2位置と前記第1位相の間隔は導波管内に
    管内波長の4分の1の移相量を生せしめることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載のマイクロ波エネルギー
    用移相装置。
  5. (5)前記小導波管が実質的に同じ幅を有し、前記第1
    位置の前記プラグが前記小導波管を実質的に充たすこと
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載のマイクロ波エ
    ネルギー用移相装置。
  6. (6)平行に対向する一対の短辺面により結合された、
    平行に対向する一対の長辺面により構成され、ここに予
    め定められたマイクロ波エネルギー伝播モードを支持す
    るように周辺形状を形成され、且つ、その一端において
    外部エネルギー源より受は取り、定在波状の電界パター
    ンにより特徴附けられる内部電界を確立するように前記
    一端を構成された、一般には矩形状断面を有する中空導
    波管内を伝播するマイクロ波エネルギーの移相装置にお
    いて前記導波管の他の一端において、短辺面と平行に前
    記導波管の内部へ伸長するように形成され、且つ、上下
    の長辺面を電気的に接続し、これにより前記導波管を2
    箇の小導波管に分割し、前記各小導波管は使用周波数に
    おいて遮断特性を示し、且つ、その先端部において前記
    導波管の短絡点を供給する分離部材と。 その各々を前記小導波管の夫々一方に受入れられ、前記
    小導波管から前記導波管の内部に向って一列となって移
    動し、且つ、導波管中の定在波の位相は前記先端部より
    のその相対的変位量の関数として変化するような一対の
    誘電体プラグと、 前記プラグを一列に並べて夫々の小導波管より前記導波
    管内部へ向けて選択的に移動させる手段とを有すること
    を特徴とするマイクロ波エネルギー用移相装置。
  7. (7)前記導波管中の定在波の位相は、前記プラグが前
    記小導波管から、前記導波管内へ移動するにつれて、移
    動量の移相量に対する比が1以下の値をもって、実質上
    直線的に変化することを特徴とする特許請求の範囲第6
    項記載のマイクロ波エネルギー用移相装置。
  8. (8)前記分離部材の前記導波管内−の伸長する長さは
    、1./2管内波長の1/4の範囲にあることを特徴と
    する特許請求の範囲第6項記載のマイクロ波エネルギー
    用移相装置。
  9. (9)前記誘電体を選択的に移させる手段は、前記プラ
    グが前記小導波管内に実質的上収容される第1位置と、
    前記プラグが前記小導波管より前記導波管内に予め定め
    られた距離進入する第2位置との間を前記プラグを移動
    させることを特徴とする特許請求の範囲第7項記載のマ
    イクロ波エネルギー用移相装置。 0@ 前記第1位置から前記第2位置への移動は、定在
    波の位相を4分の1管内波長変位させることを特徴とす
    る特許請求の範囲第9項記載のマイクロ波エネルギー用
    移相装置。 01)調理用空胴の1壁面に沿って伸長する中空矩形状
    の給電用導波管と、前記導波管の一端に結合して前記導
    波管の対向する壁面間に、予め定められた定在波パター
    ンにより特徴づけられた界を確立するマイクロ波エネル
    ギー源を有し、該導波管はその中に予め定められた伝播
    モードを支持するように周辺形状を形成され、また、導
    波管内の定在波の位相変化の関数として変化する空胴内
    の放射パターンを支持する、導波管の長さに沿って構成
    され離隔的に記数された複数の開口部の列を有し且つ、
    定在波の位相を選択的に変位させて異った複数の放射パ
    ターンを選択的に放射させる手段とを有する型のマイク
    ロ波調理用空胴の励振システムにおいて、 導波管の他の端部の近傍に形成され、矩形導波管の短辺
    面と平行に伸長し、その上下の長辺面を電気的に接続し
    て、これにより導波管を2箇の小導波管に分割する分離
    部材を有し、ここで、各小導波管の幅は予め定められた
    伝播姿態を支持するには不充分であり、前記分離部材は
    導波管の前記一端の方向を向いた先端部を有し、前記先
    端部は導波管の短絡点を確定し、 前記小導波管内に取り附けられて、−列に並んで前記先
    端部に対し相対的に移動する一対の誘電体プラグを有し
    、ここで、前記定在波位相は前記移動量の関数として変
    化し、且つ、 前記先端部に対して相対的に、前記誘電体プラグを選択
    的に移動させ、これによって。 導波管内の定在波の位相を変位させる手段を有すること
    を特徴とするマイクロ波エネルギー用移相装置。 αう 定在波の位相は、前記プラグがマイクロ波エネル
    ギー源へ向けて前記先端部と相対的に移動する量と、前
    方への移動量の移相量の比が1以下の値と々って直線的
    に変化することを特徴とする特許請求の範囲第11項記
    載のマイクロ波エネルギー用移相装置。 α′3  前記プラグは、前記導波管の内部にその面を
    向けた前記各プラグの−の面が前記先端部と同一平面上
    になる第1位置と、前記−の面が前記先端部に対し前方
    に位置する第2位置との間を移動可能であり、これによ
    り、導波管内に4分の1管内波長の移相量を生せしめる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第11項記載のマイク
    ロ波エネルギー用移相装置。 04  調理用空胴の1壁面に沿って伸長する中空矩形
    状の給電用導波管と、前記導波管の一端に結合して前記
    導波管の対向する壁面間に予め定められた定在波パター
    ンにより特徴づけられた界を確立するマイクロ波エネル
    ギー源を有し、該導波管はその中に予め定められた伝播
    モードを支持するように周辺形状を形成され、また、導
    波管内に第1位相関係が存在するときは空胴内に第1放
    射パターンを支持し、導波管内に第2位相関係が存在す
    るときは空胴内に第2放射パターンを支持する、導波管
    の長さに沿って形成され、離隔的に配列された複数の開
    口部の列と、定在波の位相を第1及び第2位相関係の間
    を周期的に変位させる手段を含む型のマイクロ波調理用
    空胴の励振システムにおいて、 導波管の他の端部の近傍に形成され、矩形導波管の短辺
    面と平行に伸長し、その上下の長辺面を電気的に接続し
    て、これにより導波管を2箇の小導波管に分割する分離
    部材を有し、ここで各導波管の幅は予め定められた伝播
    姿態を支持するのに不充分であり、前記分離部材は導波
    管の前記一端の方向を向いた先端部を有し、前記先端部
    は導波管の短絡点を確定し、 各々前記小樽波管の夫々一方の内に取り附けられ、第1
    位置と第2位置の間を、前記第1位置の前方をマイクロ
    波エネルギー源の方向に、−列に並んで移動する一対の
    誘電体プラグを有し、ここで、第1位置は導波管内の定
    在波に第1位相関係を生せしめる短絡点を提供し、前記
    第2位置は第2位相関係を生せしめる短絡位置を提供し
    、且つ、 前記誘電体プラグを前記第1位置と前記第2位置の間を
    周期的に運動させ、導波管の中を伝播する定在波の位相
    関係を第1位相関係と第2位相関係の間で変位させる手
    段とを有することを特徴とするマイクロ波エネルギー用
    移相装置。 αラ 前記分離部材の導波管内部に向けての伸長の長さ
    は、4分の1管内波長から2分の1管内波長の範囲にあ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第14項記載のマイ
    クロ波エネルギー用移相装置。 αQ 前記第1位置と前記第2位置の間の変位は4分の
    1管内波長の位相変位を導波管内に生ぜしめることを特
    徴とする特許請求の範囲第14項記載のマイクロ波エネ
    ルギー用移相装置。 αη 前記定在波の位相は、前記プラグが前記第1及び
    第2位置間を移動する際の変位量について直線的に変化
    することを特徴とする特許請求の範囲第14項記載のマ
    イクロ波エネルギー用移相装置。 0句 前記プラグは第1位置において、前記導波管の内
    部に面する1の表面を有し、前記プラグは前記第1位、
    置において、前記1の表面を前記先端部と同一平面にし
    た状態で、これに対応する前記小導波管を満たすことを
    特徴とする特許請求の範囲第17項記載のマイクロ波エ
    ネルギー用移相装置。
JP58252421A 1983-01-03 1983-12-28 マイクロ波エネルギー用移相装置およびマイクロ波調理用空胴の励振システム Granted JPS59134591A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/454,962 US4446349A (en) 1983-01-03 1983-01-03 Microwave phase shifting device
US454962 1983-01-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59134591A true JPS59134591A (ja) 1984-08-02
JPH043639B2 JPH043639B2 (ja) 1992-01-23

Family

ID=23806792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58252421A Granted JPS59134591A (ja) 1983-01-03 1983-12-28 マイクロ波エネルギー用移相装置およびマイクロ波調理用空胴の励振システム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4446349A (ja)
JP (1) JPS59134591A (ja)
KR (1) KR910006200B1 (ja)
DE (1) DE3347709A1 (ja)
FR (1) FR2538957B1 (ja)
GB (1) GB2139009B (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8511049D0 (en) * 1985-05-01 1985-06-12 Shell Int Research Apparatus for uniform microwave bulk heating
US4695693A (en) * 1986-10-02 1987-09-22 General Electric Company Triangular antenna array for microwave oven
US4861956A (en) * 1986-10-17 1989-08-29 Magnetronics, Inc. Microwave/steam sterilizer
SE465495B (sv) * 1990-09-21 1991-09-16 Whirlpool Int Mikrovaagsugn, metod foer excitering av kaviteten i en mikrovaagsugn, samt vaagledaranordning foer metodens genomfoerande
KR100239513B1 (ko) * 1997-04-03 2000-01-15 윤종용 전자렌지
MY123981A (en) * 1997-08-26 2006-06-30 Samsung Electronics Co Ltd Microwave oven having a cooking chamber reflecting microwaves at varying angles
DE10021528A1 (de) * 2000-05-03 2001-11-22 Pueschner Gmbh & Co Kg Mikrowellenofen zum Aufheizen von Brenngut
GB2391154A (en) * 2002-07-22 2004-01-28 Antenova Ltd Dielectric resonator antennas for use as microwave heating applicators
US6680467B1 (en) 2002-11-20 2004-01-20 Maytag Corporation Microwave delivery system with multiple magnetrons for a cooking appliance
US6781102B1 (en) 2003-07-23 2004-08-24 Maytag Corporation Microwave feed system for a cooking appliance having a toroidal-shaped waveguide
US20070215612A1 (en) * 2006-03-20 2007-09-20 Hicks Keith R Apparatus and method for microwave processing of materials
BE1017196A3 (nl) * 2006-06-26 2008-04-01 Halm Bvba Inrichting en werkwijze voor het gemeenschappelijk opwarmen van bereide maaltijden.
US9491811B2 (en) * 2009-07-21 2016-11-08 Lg Electronics Inc. Cooking appliance employing microwaves
WO2013018358A1 (ja) * 2011-08-04 2013-02-07 パナソニック株式会社 マイクロ波加熱装置
US11716793B2 (en) * 2012-01-23 2023-08-01 Robert W. Connors Compact microwave oven
US9271338B2 (en) 2012-03-14 2016-02-23 Microwave Materials Technologies, Inc. Pressurized heating system with enhanced pressure locks
CN106369644B (zh) * 2016-10-28 2018-11-23 广东美的厨房电器制造有限公司 半导体微波炉及其加热控制方法和装置
CA3056607A1 (en) 2017-03-15 2018-09-20 915 Labs, LLC Energy control elements for improved microwave heating of packaged articles
CN110741732B (zh) 2017-03-15 2023-02-17 915 实验室公司 多遍微波加热系统
KR102541079B1 (ko) 2017-04-17 2023-06-08 915 랩스, 엘엘씨 상승 작용의 패키징, 캐리어 및 런처 구성을 사용하는 마이크로파 지원 멸균 및 저온 살균 시스템

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2593155A (en) * 1947-03-07 1952-04-15 Bell Telephone Labor Inc Cavity resonator
US2775741A (en) * 1952-12-10 1956-12-25 Paul I Corbell Phase shifting device
FR1341157A (fr) * 1961-12-14 1963-10-25 Ass Elect Ind Perfectionnements aux dispositifs à déphasage variable pour circuits hyperfréquences
US3235821A (en) * 1961-10-09 1966-02-15 Sylvania Electric Prod Microwave phase shifter having ridge waveguide with moveable wall
NL290163A (ja) * 1962-03-14
US3621481A (en) * 1970-05-01 1971-11-16 Raytheon Co Microwave energy phase shifter
US3843863A (en) * 1974-01-24 1974-10-22 Gen Electric Impedance varying device for microwave oven
FR2315986A1 (fr) * 1975-07-04 1977-01-28 Olivier Jean Procede et reacteur resonant pour traiter une matiere par des ondes electromagnetiques
US4234775A (en) * 1978-08-17 1980-11-18 Technical Developments, Inc. Microwave drying for continuously moving webs
US4301347A (en) * 1980-08-14 1981-11-17 General Electric Company Feed system for microwave oven
FR2500218A1 (fr) * 1981-02-19 1982-08-20 Auhfa Applicateur hyperfrequence perfectionne

Also Published As

Publication number Publication date
JPH043639B2 (ja) 1992-01-23
GB2139009B (en) 1986-12-17
FR2538957B1 (fr) 1986-03-14
GB8334380D0 (en) 1984-02-01
KR840007503A (ko) 1984-12-07
FR2538957A1 (fr) 1984-07-06
GB2139009A (en) 1984-10-31
DE3347709A1 (de) 1984-07-05
KR910006200B1 (ko) 1991-08-16
US4446349A (en) 1984-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS59134591A (ja) マイクロ波エネルギー用移相装置およびマイクロ波調理用空胴の励振システム
US4728910A (en) Folded waveguide coupler
US2740094A (en) Wave-guide impedance elements
US4316069A (en) Microwave oven excitation system
US4464554A (en) Dynamic bottom feed for microwave ovens
RU2215380C2 (ru) Микроволновая печь и волновод для устройства, использующего высокую частоту излучения
US3857009A (en) Microwave browning means
DE2622173C3 (de) Vorrichtung zum Erhitzen eines in eine Heizkammer eingebrachten Gegenstandes
US3271552A (en) Microwave heating apparatus
US3934106A (en) Microwave browning means
CN103135420A (zh) 微波加热装置及使用其的图像定影装置
US3764770A (en) Microwave oven
US2627571A (en) Choke joint high-frequency heater
AU2016363364B2 (en) Microwave oven
US3439143A (en) Microwave oven having a mode stirrer located within the waveguide
AU2004241919B2 (en) Microwave heating device
US3366769A (en) High frequency heating apparatus
US4006339A (en) Microwave heating apparatus with multiple coupling elements and microwave power sources
US4259561A (en) Microwave applicator
JP3064875B2 (ja) 高周波加熱装置
US3633588A (en) High-capacitance, low-inductance electrode for a short-wave therapeutic device
US5935479A (en) Microwave oven with two microwave output apertures
CA1211798A (en) Microwave phase shifting device
US2466853A (en) Apparatus for microwave heating of dielectric materials
KR100237641B1 (ko) 전자레인지