JPS5912836B2 - 環状のブロ−アウト防止器 - Google Patents

環状のブロ−アウト防止器

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JPS5912836B2
JPS5912836B2 JP10683676A JP10683676A JPS5912836B2 JP S5912836 B2 JPS5912836 B2 JP S5912836B2 JP 10683676 A JP10683676 A JP 10683676A JP 10683676 A JP10683676 A JP 10683676A JP S5912836 B2 JPS5912836 B2 JP S5912836B2
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packer
annular
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recess
hole
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マ−ヴイン・リチヤ−ド・ジヨ−ンズ
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Cameron Iron Works Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は環状のブローアウト防止器(annularb
lowout preventer )すなわち暴噴防
止器に関するものである。
この防止器は、たとえば弁頭(well head )
すなわち坑口において有利に使用できるものである。
本発明のブローアウト防止器の第1番目の具体例につい
て添付図面参照下に詳細に説明する。
このブローアウト防止器20はハウジング21を有し、
しかして該ハウジング21の中には垂直孔(縦孔)22
があり、その上端および下端は、弁頭(well he
ad )すなわち坑口の中の部材(図示せず)と具合よ
く結合して「孔22と弁頭からなる連続状弁頭孔(we
ll head bore’) Jが形成できるように
なっている。
たとえば、ハウジング21の下端に・あるフランジ23
は、ブローアウト防止用スタックの中のもう1つのブロ
ーアウト防止器に、ボルトにより結合させることができ
、上端に形成された孔24は、水面の方に向かって上方
に延びている堅管系(ライザーシステム)の下端に、植
込ボルトにより結合できるみハウジング21の上端およ
び下端にそれぞれ環状溝(リング溝)25および26が
形成されており、そして該環状溝25および26に、こ
の防止器のハウジング21とその隣りの弁頭部材とを密
封状態で結合させるための封着リングを嵌込むことがで
きる−ようになっている。
さらに、ハウジング21中の主部(body)には下部
管状部27Aがあり、そしてその中にハウジング孔22
の下端22Aが存在する。
下部管状部27Aの上端から端壁27Bが外側に延びて
おり、そしてこの端壁27Bから外部環状壁270が上
方に延びている。
また、ハウジング21は゛ボンネット28を有し、しか
して該ボンネット28の内側には孔22の上端22Bが
存在し、ボンネット28の外側はねじ保合部29を介し
て主部の壁部270に接続されている。
上記の如くボンネット28と主部とを接続させるときに
は、ボンネット28の底部と主部の端壁27Bの上部と
の間に空間を残すようにし、すなわち、ハウジング中の
孔22の外側に半径方向に環状空間を設けるようにする
上記環状空間は、その中に垂直に延びている環状壁30
により凹所31と外部室32とに区分されている。
凹所31は壁部30の内側の場所で孔22に面しており
、かつ主部の外壁270の内側の場所で「外側の室32
」に面している。
該壁部30は上部壁30Aと下部壁30Bとからなり、
上部壁30Aはボンネットから延びているものであり、
下部壁30Bは主部の端壁27Bから上方に延びている
ものである。
下部壁30Bは上部壁30Aの末端部から隔置されてお
り、すなわち、壁部30において、上部壁30Aと下部
壁30Bとの間に環状スロットSがある。
パッカー(バッキング材)33はゴムまたは他の弾性材
料から作られた補強環状体からなるものであって、これ
は凹所31に嵌め込まれており、「外部(膨張)位置」
と「内部(収縮)位置」との2つ位置をとることができ
るようになってい句「外部(膨張)位置」は、該パッカ
ー33の中の孔がハウジング内の孔22と実質的に一直
線に並んだときの位置であり(第1図参照)、「内部(
収縮)位置」は、このパッカー33がハウジング内の孔
22を閉鎖するときの位置である。
たとえば、第6図に示されているように、ハウジング内
の孔22にパイプPが存在する場合には、パッカー33
が、パイプPの周囲を封鎖し、すなわち、孔22の外端
部とパイプPとの間にある環状空間を閉鎖し得るように
なっている。
あるいは、孔22の中に何も入っていない場合には、パ
ッカー33はさらに収縮でき、パッカー33自体で孔2
2を全部塞ぐことができるようになっている。
この点については、後記の本発明の第2番目の具体例の
説明のところで詳しく述べることにする。
前記の室32の中には、パッカー33の構成材料と同じ
材料で作られた補強環状体からなるピストン34が配置
されている。
ピストン34は室32の中で、この防止器のハウジング
の孔22の方に向かって、あるいは孔22から遠さかる
ように、密封(可能)状態で(5ealably )摺
動できるようになっている。
同様な材料からなる補強された円板状部材35がスロッ
トSの中5に密封材として存在するが、該円板状部材3
5の内面および外面は、パッカー33の環状体およびピ
ストン34の環状体にそれぞれ結合されていてこれらと
一体化されているものである。
したがって、ピストン34に対して力が既述の方法に従
って内側に半径方向に加えられた場合には、ピストン3
4は収縮し、これに伴って円板状部材35も収縮し、そ
してまたパッカー33も収縮するようになるので、ある
パッカー33と円板状部材35とピストン34とから構
成された環状体の収縮速度(収縮率)は、その外面から
内面に向かう方向に沿って段々大きくなるから、既述の
如く本発明に従えば、室32においてピストン34が往
復運動する半径方向の距離は、公知方法に従ってピスト
ンを作ってこれをパッカーに直接に結合させた場合の該
距離よりもずっと短かくすることができるのである。
ピストン34は、ハウジング21の中の通路36を経て
室32の中の該ピストン34の外面に供給された作動流
体の圧力により、内側の方に動くようになっている。
さらに、図面に示された本発明の好適具体例に従って作
動流体を、通路37ヲ経て室32の中のピストン34の
内面に供給した場合には、ピストン34が外側の方に動
き、そしてこのピストン34の運動に応じて、パッカー
33および円板状部材35も確実に膨張する(すなわち
外側の方に動く)。
円板状部材35における「ピストン34に隣接する地点
」にはポート38があり、これによって、円板状部材3
5の上の室32と円板状部材35の下の部分とが、作動
流体が通過できるように相互に連通しているから、作動
流体の導入および排出を、同一の導管(たとえば導管3
7)を用いて実施できるのである。
しかしながら、作動流体をある導管を通じて加圧下に導
入し、作動流管の排出は別の導管を用いて行なうことも
勿論可能であり、また、この導入、排出操作を制御する
ための適当な制御手段(図示せず)を設けることも可能
である。
パッカー33が内側の方に、すなわち「内部(収縮)位
置」の方に動(ときに、該バンカー33の環状体の上端
の外部(半径方向における外部)は四部31の中のボン
ネット下部の上を、密封状態で摺動できるようになって
いる。
パッカー33の下端はブリッジ40に担持されていて、
その上を摺動できるようになっている。
ブリッジ40は凹部31の下端において主部の端壁27
Bの頂部に担持されている。
ブリッジ40には孔40Aがあり、これによって、この
防止器のハウジングの孔22の中の弁圧(well p
ressure )がパッカー33の後の凹所31にも
確実に伝達できるようになっている。
パッカー33の隣りの円板部材35にはポート(口部)
39があり、そして該ポート39を介して円板状部材の
上のハウジングの孔と該円板状部材の下の凹部とが連通
していて、流体が通過できるようになっている。
したがって、パッカー33の孔がパイプPと密封状態で
係合している場合には、あるいは孔22が空である場合
には、弁圧が大きな力となり、これが、作動流体による
パッカー33とパイプPとの密封係合の形成を助ける。
また、ピストン34を内側の方に動かす力(すなわち「
閉鎖位置」の方に動かす力)に対抗する力〔すなわち、
この防止器の孔22の中で円板状部材35の横断面を通
過する井内流(well fluid )に因る力〕は
比較的小さいものにすぎない。
円板状部材35は上部密封環41Aおよび42Aならび
に下部密封環41 Bおよび42Bの中に密封状態で摺
動自在に配置されており、しかしてこれらの上部および
下部密封環41A、42Aおよび41B、42Bはそれ
ぞれ、スロットSを有する壁部の上端および下端にある
溝部に嵌合状態で担持されている。
通路43Aは、壁部30Aの下端と密封環41 Aおよ
び42Aとボンネット28の外側とを連絡する通路であ
り、通路43Bは、壁部3OBの上部と密封環41Bお
よび42Bと主部の外側とを連絡する通路である。
この手段により、前記の内部密封環または外部密封環を
通るリーク液はこの防止器のハウジングの外側に流れ出
すようになり、室32から凹部31へ流れ出したりまた
は凹所31から室32へ流れ出すことはない。
既述の如く、また添付図面第1図および第6図に例示さ
れているように、ボンネット28は主部の周囲に回転で
きるようになっており、これによってねじ結合部29が
はずれるようになっている。
そしてこの機構により、パッカー33、ピストン34お
よび結合用円板部材35が容易に交換できるようになっ
ている。
ボンネット28の上部には孔45を設けることができる
ボンネットを上に持ち上げるときには、適当なホイスト
を用意してそのフックをボンネット28の孔45にかけ
、このホイストによりボンネットを引上げるのが便利で
ある。
前記のパッカー33の環状体、ピストン34の環状体お
よび円板状部材35の補強のために、これらに、一般に
円形に配列された一連の金属製インサート46を結合さ
せることができる。
一般に該金属製インサート46は、パッカー33の内面
からピストン34の外面まで延びているものであってよ
い。
一層詳細に述べれば、各インサート46には帯域46A
があって、その内側末端部は環状パッカーの内面上にあ
って「C」の字の形をしており、その上部フランジおよ
び下部フランジは、テーパー形をしているパッカー上部
33Bおよび下部330の内側に半径方向に突出ている
該パッカー上部33Bおよび下部330はそれぞれ、環
状パッカーの前面部の中間部33Aの上側iよび下側に
存在しているものである。
ただし、前記の上部および下部フランジは、前記中央部
33Aの外側では半径方向にのびておらず、したがって
、パッカーが開放位置になったときに、このフランジは
ハウジングの孔22の外側には延びないようになってい
る。
各インサート46の中央部46Bの垂直方向の巾は円板
状部材35の補強材料よりの鎖中より多少狭くなってお
り、これによって、円板状部材35の頂面および底面が
スロットSの中で確実に密封状態で摺動できるようにな
っている。
前記インサート46の下部の外端はピストン34の環状
体の内側に存在し、その半径方向の長さおよび高さは、
ピストン34の環状体の半径方向の長さおよび高さと一
般に同じである。
パッカー33の環状体の上端および下端の周辺部に溝部
47がある。
この溝部47はインサート46の帯域46Aの隣接フラ
ンジを越えて垂直方向に突出ているものである。
上方溝部は凹所31の頂部と接していて、摺動可能密封
体としての役割を果すものである。
一方、下方溝部もあるので、これにより、パッカー34
を倒置しても差支えないようになっている。
また、ピストン34の環状体の上端および下端にも、前
記の肩部と同様な肩部48がインサート部46の隣接端
を越えて垂直に突出ている。
この肩部48は室32と接していて、摺動可能密封体と
しての役割を果すものである。
第3図に示されているように、各インサート46におい
て互いに向かい合っている側部は、パッカー33の環状
体の軸のところに中心を有する対数スパイラル(log
arithmic 5pirals)に似た形をしてい
る。
すなわちこれらの側部は、既述の如く、任意の半径方向
の断面においてすべて同じ角度になるように配置されて
いるのである。
また、既述の如く、この対数スパイラルは、前記インサ
ート46に対するゴムの最小歪み面(5urfaces
of 1east 5train )を画定するもノテ
アッテ、その角度は約45度であり得るが、この点に関
する詳細な説明は米国特許第3572628号明細書に
記載されている。
第7図〜第11図には、本発明の第2番目の具体例に従
って作られたブローアウト防止器50が示されている。
該防止器50のハウジング51は、既述の防止器20の
ハウジング21と、多くの点において類似するものであ
る。
ハウジング51を貫ぬいて垂直孔52があり、そしてハ
ウジング51の上端および下端は、常法に従って(たと
えば前記第1番目の具体例のところで述べた方法に従っ
て)、弁頭部材(図示せず)に具合よく結合でき、これ
によって弁頭部の孔が確実に形成できるようになってい
る。
ハウジング51はまた、次の点においてもハウジング2
1に似ているものである。
すなわち、ハウジング51の主部には管状部57Aがあ
り、そしてここにハウジングの孔52の下端52Aがあ
る。
さらに、端壁57Bが管状部57Aの上端から外方に延
びている。
さらにまた、もう1つの端壁570が前記端壁から上方
に延びている。
ハウジング51には2片型ボンネット(two−pie
ce bonnet ) 58があるが、該ボンネット
の内方周辺部は孔52の上端52Bを構成し、外方周辺
部はねじ結合部59を介して主部部材の壁部570と結
合している。
既述の主部およびボンネットを有する防止器20のハウ
ジング21の場合と同様に、ハウジング51においても
、孔52の外側に半径方向において環状空間が、主部の
端壁57Bの上部および外壁570により画定されてい
る。
この環状空間は、ここを垂直に横切って延びている環状
壁60により、凹所61と外部室62とに分かれている
凹所61は、環状壁60の内側にあって孔52の方に面
している。
この分画環状壁60の上部60Aは、ボンネット58の
底部から下方に延びているものである。
環状壁60の下部60Bは端壁57Bの頂部から上方に
延びているものである。
環状壁60の上部60Aは下部60Bから離れており、
その間に環状スロットSがある。
前記の第1番目の具体例の場合と同様に、防止器50は
パッカー63を有する。
このパッカーはゴムまたは他の弾性材料から作られた補
強環状体からなるものであって、これは凹所61と嵌合
しており、そして「外部(膨張)位置」と「内部(収縮
)位置」との両方の位置をとり得るように動くことがで
きる。
外部位置にきた場合には、この防止器のハウジングの孔
52と実質的に一線状態に配列する。
一方、内部位置にきた場合には、それ自体密封体として
の役割を果し、ハウジング内の孔52(すなわち空白に
なっているところ)を閉鎖する。
あるいは、ハウジングの孔52の中にパイプを入れるこ
とにより、孔の一部を閉鎖することも勿論可能である。
さらに、防止器50のハウジング51にはピストン64
がある。
このピストンは、弾性材料から作られた補強環状体から
なるものであって、これは室62中に配置されており、
そしてこれは、防止器のハウジング51の孔52の方に
、または孔52から離れるような方向に、半径方向に密
封状態で摺動できるようになっている。
しかしながら、第1番目の具体例と異なり、この第2番
目の具体例により作られた防止器50では、パッカー6
3とピストン64とが互いに別個の部材になっティる。
ただし、第1番目の具体例の場合と同様に、ピストン6
4は内方に半径方向にパッカー63の方に動くことがで
き、そして、補強円板状部材65を介して該パッカー6
3を収縮させることができるようになっている。
該円板状部材65は、ス田ノドS中に密封可能状態で延
びている弾性材料からなるものである。
ピストン64の力をパッカー63の外側面全体に一様に
伝達させるために、補強弾性材料からなるリング66を
配置する。
該リング66は円板状部材65の内面と一体となるよう
に配置し、かつ該リング番チパッカ−63の周りにぴっ
たり合うような曲面をつけておくのが好ましい。
パッカー63およびピストン64は別々に配置されてい
るけれども、該パッカー63、円板状部材65、リング
66およびピストン64の収縮のときの「収縮の度合」
は外面から内面への方向に向かって段々大きくなるよう
になっている。
したがって、第1番目の具体例の場合と同様に、往復運
動し得るピストン64を有する室62の半径方向の長さ
は、公知方法に従ってパッカーおよびピストンを結合さ
せたときの該室の半径方向の長さよりずつと短かくする
ことができるのである。
ピストン64、円板状部材65、リング66が外方に半
径方向に運動したときには、第7図に示されているよう
に、パッカー63は無拘束状態でその収縮位置からその
本来の膨張位置に戻ることができるようになっている。
さらに、本具体例に従えば円板状部材65はピストン6
4と一体化することができ、これによって、円板状部材
65およびリング66は、ピストン64が外方かつ半径
方向に動いたときに外方に動くようになっている。
通路67Aを経て作動流体を室62に導入すると、これ
がピストン64の外面を圧し、これによってピストン6
4が内方に半径方向に動く。
一方、通路67Bを経て作動流体を室62に導入すると
、これがピストン64を圧するから、ピストン64が外
方に動く。
円板状部材の下側にある「室62の部分」と、該部材6
5の上側にある「室62の部分」とを相互に連絡させる
ために、該部材65のなかの「ピストン64の内面に隣
接する部分」にポート68を設ける。
第1番目の具体例の説明のところで述べたように、圧力
下に通路に作動流動を制御下に出入させるために、適当
な制御手段を設けることができる。
第1番目の具体例の場合と同様に、パッカー63の環状
体の上端の半径方向の外側の部分は凹所61の頂部上を
密封状態で摺動できるようになる。
パッカー63の下端はブリッジ70に担持されており、
しかしてブリッジ70は凹所61の底部に担持されてい
る。
ブリッジ70はポートを有し、これによって、この防止
器のハウジング51の孔52の中の圧力(弁頭圧)と、
パッカー63の後部の圧力とを大体同じ値にすることが
できるようになっている。
リング66の内面には垂直方向の溝(flute )
69を設けることができ、これによって、ハウジングの
孔52の凹所61の「部材65より上の部分」と[部材
65より下の部分−とが相互に連通できるようになる。
たとえば、パッカー63の孔がパイプに密封状態で係合
した場合には、あるいは、パッカー63が空であってそ
の上端が凹所61の頂部と係合した場合には、弁圧はブ
リッジ70(この上にパッカー63が担持されている)
にも及び、さらに、パッカー63の外周の広い区域にも
及ぶ。
その結果として、弁圧による強い力が作動圧となって、
パッカー63とパイプとの密封係合を起させる。
また、第1番目の具体例の場合と同様に、パッカー63
が閉鎖位置にくるために内方に動くときには、弁圧は円
板状部材65の比較的小さい断面の部分にしか作用しな
い。
円板状部材65は上方の内側密封171Aおよび外側密
封環72A、ならびに下方の内側密封環71Bおよび外
側密封!72Bの中で密封状態で摺動できるようになっ
ている。
密封31Jj71 Aおよび72Aは壁部60Aの下端
の凹所に担持されているものであり、密封環71Aおよ
び71Bは壁部60Bの上端の凹所の中に担持されてい
るものである。
壁部60Aの下端における「密封i71 Aと72iと
の間にある部分」とボンネット58の外側とを連絡する
ために、通路73Aを設け、そして、壁部60Bの上端
における「密封−[Jj71 Bと72Bとの間の部分
」と主部51の外側とを連絡させるために、通路73B
を設ける。
第1番目の具体例の場合と同様に、前記の内側または外
側密封環を通って漏出する流体(リーク液)はこの防止
器のハウジング51の外側の方に流れ、室62から凹所
61へ流れたり、凹所61から室62に流れたりするこ
とはない。
第1番目の具体例の場合と同様に、ボンネット58は回
転でき、この回転によりねじ出納合部59が解結できる
したがって、パッカー63、ピストン64、円板状部材
65およびリング66を交換する場合には、上記の何き
方法でボンネット58を取外してからこれらの部材の交
換を行なう。
また、この取外しおよび交換を一層具合よ〈実施できる
ようにするために、ボンネット58に懸架用フックを入
れるための孔75をあけておく。
しかしながら第1番目の具体例の場合と異なり、ボンネ
ット58は2つの部材からなり、そのうちの1つは外側
の部材76であって、これにねじ山59が刻まれている
もう1つの部材は内側のキャップ77であって、これは
ハウジングの孔52の一部52Bを構成するものである
キャップ77は地点78においてねじ出納合により外側
ボンネット部材76と結合している。
ボンネット部76からキャップ77を取外すことにより
、パッカー63(これはピストン64、円板状部材65
およびリング66とは別個の部材になっている)が、保
圧室62中にピストン64を密封状態で保つ密封部材を
動かすことなく交換できる。
図面に示されているように、外側ボンネット部材76は
、狭くなった孔部79を有する。
孔部79は、膨張位置にあるパッカー63の寸法と少な
くとも等しい寸法を有するものである。
キャップ77の下端は、その外部直径が小さくなってい
る部分80を有し、該部分80は、寸法が小さくなって
いる孔部79の中にぴったり嵌着できるようになってい
る。
肩部81は、外側ボンネット部材76の台部82の上に
着座させるが、これによって、キャップ77の底部が凹
所61の頂部を形成するように該キャップを配置するこ
とが可能になる。
キャップ77が所定の場所に配置されたときにこれが孔
部79を密封状態で保つようにするために、密封182
aを、直径の狭くなった部分80のところに担持させた
状態で配置する。
ピストン64とは別個に配置できるパッカー63は、米
国特許第3572627号および第3572628号明
細書に記載のパッカーと同じものであってよい。
第8図に明瞭に示されているように、補強材料からなる
環状体の内側に、金属または他の剛性材料からなるイン
サート83が結合していて、すなわち、このインサート
は該環状体の中に延伸配置されている。
各インサート83は、両対向末端部にフランジ85を有
するリブ84からなるものである。
フランジ85の上端および下端の高さは一般にパッカー
63の環状体部の末端部の高さと実質的に同じである。
フランジ85の外部末端部はパッカー63の環状体部の
外面の内側に配置されている。
この構造により、パッカー63がノ、1ウジングの孔5
2の中でそれ自体収縮した場合に、あるいは孔52の中
である部材(たとえばパイプ)の周りで収縮した場合に
、凹所61の頂部を密封するに適した表面86が形成で
きるのである。
図面に示されているように、互いに隣り合っている不ン
サート83の各対向側面は互いに摺動自在に係合してい
るので、パッカー63の環状体が収縮する場合に、前記
米国特許明細書に詳細に記載されているように前記イン
サート83は、「半径方向に配置された位置」にくるよ
うに揺動する。
本発明の前記第2番目の具体例に従えば、ピストン64
の環状体、円板状部材65およびリング66の各々は、
一般に環状の金属製インサート87を結合させることに
より補強できる。
このインサートは、一般に弾性材料からなるリング環状
体66の内面からピストン64の環状体の外面の方へと
延びるように隔置状態で配置できる。
一般にインサート87の断面は「H」型をしており、か
つ、その正面からみた形は弾性材料の形と一致している
(しかして、このインサートは、該弾性材料の中に埋設
される)。
第8図に例示されているように、該インサート87の各
々の内側の部分87Aは一般にリング66の環状体の断
面と同じ形をしており、中央部87Bは円板状部材65
の巾より多少小さい垂直中を有しており、外側の部分8
70は一般にピストン64の環状体の断面と同じ形をし
たものであってよい。
ピストン64の環状体の上端および下端に肩部88があ
り、この肩部は、インサート87の外側の部分870の
上および下に突出したものであって、これによって室6
2に接した部分が摺動自在に密封できるようになってい
る。
第10図に示されているように、かつ第1番目の具体例
の説明のところで既に述べたように、前記インサートの
側部は、パッカー63の軸のところに中心を有する対数
スパイラルに似た形をしている。
すなわち、パッカー63が収縮位置にいくときに該パッ
カーの環状体を構成する弾性材料と該インサートとの結
合部の歪みを最小限にするような角度で、該インサート
の側部が、半径方向の面と交差しているのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1番目の具体例に従って作られた
ブローアウト防止器の垂直断面図であつて、この図には
、この防止器のハウジングにおいてパッカーが完全開放
位置にあるときの状態が示されている。 第2図は、第1図記載の防止器中のハウジング中のパッ
カー、円板状部材およびピストンからなる組立体のみを
示した一部断面斜視図である。 第3図は、第1図記載の防止器の線3−3に沿った部分
の水平断面図である。 第4図は、第1図〜第3図に記載の防止器中の前記組立
体の中に埋設された剛性インサートのうちの1つの拡大
側面図である。 第5図は、第4図記載のインサートの線5−5に沿った
部分の水平断面図である。 第6図は、パイプがブローアウト防止器のハウジングの
孔に配置されており、そしてパッカーが収縮位置にあっ
て該パイプに密封状態で係合していることを除いて、第
1図記載の防止器と同様な防止器の一部の垂直断面図で
ある。 第7図は。本発明の第2番目の具体例に従って作られた
ブローアウト防止器の垂直断面図である。 なお、本図は、パッカーが防止器のハウジング中の孔の
中で完全開放位置すなわち膨張位置にあるときの状態が
示されている。 第8図は、第7図記載の防止器のハウジングの中にある
パッカー、ピストン、円板状部材およびリングからなる
組立体のみを示した一部展開外視図である。 第9図は、第8図記載のパッカーの中に埋設されている
剛性インサートのうちの1つの斜視図である。 第10図は、第7図記載の防止器のなかのピストン、円
板状部材およびリングからなる組立体およびパッカーの
線10−10に沿った部分の断面を示した部分的な水平
断面図である。 第11図は、防止器の主部を貫通する孔がパッカー自体
の収縮のみにより閉鎖されていることを除いて、第7図
記載の防止器と同様な防止器の一部の垂直断面図である
。 −20・・・・・・ブローアウト防止器、21・・・
・・・ハウジング、22・・・・・・孔、23・・・・
・・フランジ、24・・・・・・孔、25および26・
・・・・・リング溝(環状溝)、27A・・・・・・下
部管状部、′27B・・・・・・上部管状部、27C・
・・・・・外側環状壁、28・・・・・・ボンネット、
29・・・・・・ねじ係合部、30・・・・・環状壁、
31・・・・・・凹所、32・・・・・・外部室、33
・・・・・・パッカー、34・・・・・・ピストン、3
5・・・・・・円板状部材、36および37・・・・・
・作動流体の通路、38および39・・・・・・ポート
(口部);40・・・・・・ブリッジ、40A・・・・
・・孔、41Aおよび42A・・・・・・上部密封環、
41Bおよび42B・・・・・・下部密封環、45・・
・・・・孔、46・・・・・・金属製インサート、47
および48・・・・・・肩部、50・・・・・・ブロー
アウト防止器、51・・・・・・ハウジング、52・・
・・・・孔、57A・・・・・・管状部、57B・・・
・・・端壁、57C・・・・・・主部の外壁部、59・
・・・・・ねじ係合部、60・・・・・・環状壁、61
・・・・・・凹所、62・・・・・・室、63・・・・
・・パッカー、64・・・・・・ピストン、65・・・
・・・円板状部材、66・・・・・・リング、67Aお
よび67B・・・・・・作動流体の通路、68・・・・
・・ポート、69・・・・・・溝、70・・・・・・ブ
リッジ、71A、71Bt72Aおよび72B・・・・
・・密封!、73Aおよび73B・・・・・・通路、7
5・・・・・・孔、76・・・・・・外側ボンネット部
、77・・・・・・内側キャップ、78・・・・・・ね
じ係合部、79・・・・・・孔径が小さくなっている部
分、80・・・・・・キャップ径の小さくなっている部
分、81・・・・・・肩部、82・・・・・・台部、8
2a・・・・・・密封環、83・・・・・・金属製イン
サート、84・・・・・・リブ、85・・・・・・フラ
ンジ、86・・・・・・密封面、87・・・・・・金属
製インサート、88・・・・・・肩部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 垂直貫通孔を有するハウジングと、該孔に存在する
    環状の凹所と、該凹所の周囲の室手段と、該凹所の中に
    配置された弾性材料製の収縮可能環状体を有するパッカ
    ーと、該室手段の中で密封状態で摺動可能なピストン手
    段と、該孔の方へピストン手段を動かすために、作動流
    体を導入または排出できるようにするための、該室手段
    内の該ピストン手段の外面上に通ずるハウジング内の通
    路手段、該パッカーを収縮させることにより該パッカー
    を該孔の中の物体の周囲に密封状態で係合させるために
    、あるいは、該孔中が空である場合には該パッカーを収
    縮させることにより該パッカーを該孔自体の上に密封状
    態で保つために行なわれる内側方向への該ピストン手段
    の運転を該パッカーに伝達するための、ハウジング内で
    密封状態で延びている力伝達手段とを有する環状のブロ
    ーアウト防止器であって、前記パッカーが前記の如く収
    縮するときには該パッカーの上端が前記凹所の頂部側面
    に密封状態で係合でき、かつ該パッカーの外面が該ハウ
    ジング内の該孔に作動流体の作用下に結合できる前記環
    状のブローアウト防止器において、該ピストン手段が弾
    性材料製の収縮可能環状体を有することを特徴とする環
    状のブローアウト防止器。 2 垂直貫通孔を有するハウジングと、該孔に存在する
    環状の凹所と、該凹所の周囲の室手段と、該凹所の中に
    配置された弾性材料製の収縮可能環状体を有するパッカ
    ーと、該室手段の中で密封状態で摺動可能なピストン手
    段と、該孔の方へピストン手段を動かすために、作動流
    体を導入または排出できるようにするための、該室手段
    内の該ピストン手段の外面上に通ずるハウジング内の通
    路手段、該パッカーを収縮させることにより該パッカー
    を該孔の中の物体の周囲に密封状態で係合させるために
    、あるいは、該孔中が空である場合には該パッカーを収
    縮させることにより該パッカーを該孔自体の上に密封状
    態で保つために行なわれる内側方向への該ピストン手段
    の運動を該パッカーに伝達するための、ハウジング内で
    密封状態で延びている力伝達手段とを有する環状のブロ
    ーアウト防止器であって、前記パッカーが前記の如く収
    縮するときには該パッカーの上端が前記凹所の頂部側面
    に密封状態で保合でき、かつ該パッカーの外面が該ハウ
    ジング内の該孔に作動流体の作用下に結合できる前記環
    状のブローアウト防止器において、該ピストン手段がパ
    ッカーの周囲に同心状に配列された弾性材料製の環状体
    を含み、該収縮力伝達手段が弾性材料製の円板状部材を
    含み、各環状体および前記円板状部材は、これらの部材
    のなかの弾性材料の中に埋設された剛性補強部材を有し
    、これらの剛性補強材料の各々は円周方向に別々に存在
    しており、かつ該剛性補強部材は前記の各環状体の中で
    実質的にその1端かの他の1端まで延びているものであ
    ることを特徴とする環状のブローアウト防止器。 3 垂直貫通孔を有するハウジングと、該孔に存在する
    環状の凹所と、該凹所の周囲の室手段と、該凹所の中に
    配置された弾性材料製の収縮可能環状体を有するパッカ
    ーと、該室手段の中で密封状態で摺動可能なピストン手
    段と、該孔の方へピストン手段を動かすために、作動床
    体を導入または排出できるようにするための、該室手段
    内の該ピストン手段の外面上に通ずるハウジング内の通
    路手段、該パッカーを収縮させることにより該パッカー
    を該孔の中の物体の周囲に密封状態で係合させるために
    、あるいは、該孔中が空である場合には該パッカーを収
    縮させることにより該パッカーを該孔自体の上に密封状
    態で保つために行なわれる内側方向への該ピストン手段
    の運動を該パッカーに伝達するための、ハウジング内で
    密封状態で延びている力伝達手段とを有する環状のブロ
    ーアウト防止器であって、前記パッカーが前記の如く収
    縮するときには該パッカーの上端が前記凹所の頂部側面
    に密封状態で保合でき、かつ該パッカーの外面が該ハウ
    ジング内の該孔に作動流体の作用下に結合できる前記環
    状のブローアウト防止器において、該ピストン手段が弾
    性材料製環状体を有し、該収縮力伝達手段が弾性材料製
    の円板状部材を有し、弾性材料製環状体を含むリングが
    、該ピストンに同心状にディスクの内面に結合されるこ
    とを特徴とする環状のブローアウト防止器。 4 垂直貫通孔を有するハウジングと、該孔に存在する
    環状の凹所と、該凹所の周囲の室手段と、該凹所の中に
    配置された弾性材料製の収縮可能環状体を有するパッカ
    ーと、該室手段の中で密封状態で摺動可能なピストン手
    段と、該孔の方へピストン手段を動かすために、作動流
    体を導入または排出できるようにするための、該室手段
    内の該ピストン手段の外面上に通ずるハウジング内の通
    路手段、該パッカーを収縮させることにより該パッカー
    を該孔の中の物体の周囲に密封状態で係合させるために
    、あるいは、該孔中が空である場合には該パッカーを収
    縮させることにより該パッカーを該孔自体の上に密封状
    態で保つために行なわれる内側方向への該ピストン手段
    の運動を該パッカーに伝達するための、ハウジング内で
    密封状態で延びている力伝達手段とを有する環状のブロ
    ーアウト防止器であって、前記パッカーが前記の如く収
    縮するときには該パッカーの上端が前記凹所の頂部側面
    に密封状態で保合でき、かつ該パッカーの外面が該ハウ
    ジング内の該孔に作動流体の作用下に結合できる前記環
    状のブローアウト防止器において、前記パッカーは弾性
    材料製の環状塊と、該環状塊に結合されそして該環状棟
    内に円周方向に離隔した状態で配置されてその内面から
    外面へ全般的に延在する、実質的に環状に一連をなす剛
    性インサートを有し、該インサートの相対側部が実質的
    に、該環状塊の軸上に中心を有しそして該環状塊が収縮
    する時に該弾性材料と該インサートの側部との間の結合
    の最小歪み面を画定する対数スパイラル上に横たわるこ
    とを特徴とする環状のブローアウト防止器。
JP10683676A 1976-09-08 1976-09-08 環状のブロ−アウト防止器 Expired JPS5912836B2 (ja)

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JP10683676A JPS5912836B2 (ja) 1976-09-08 1976-09-08 環状のブロ−アウト防止器

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JPS5332802A JPS5332802A (en) 1978-03-28
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