JPS5912585Y2 - 張力計 - Google Patents
張力計Info
- Publication number
- JPS5912585Y2 JPS5912585Y2 JP4084878U JP4084878U JPS5912585Y2 JP S5912585 Y2 JPS5912585 Y2 JP S5912585Y2 JP 4084878 U JP4084878 U JP 4084878U JP 4084878 U JP4084878 U JP 4084878U JP S5912585 Y2 JPS5912585 Y2 JP S5912585Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- pressure
- chamber
- pressure receiving
- water pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主としてトロール漁法や一般曳網漁法に用いら
れる曳網の張力計測に好適な張力計に関するものである
。
れる曳網の張力計測に好適な張力計に関するものである
。
従来のこの種の張力計は、張力によってスプリングを圧
縮し、張力とスプリングのばね力とを釣り合わせること
によって張力を計測しているが、大きな張力を計測する
ものになると、スプリングが大きくなるので、張力計が
大形化してしまう。
縮し、張力とスプリングのばね力とを釣り合わせること
によって張力を計測しているが、大きな張力を計測する
ものになると、スプリングが大きくなるので、張力計が
大形化してしまう。
張力と釣り合わせるものとして、油圧を用いることが考
えられるが、水深圧が張力計測部分に作用することによ
る誤差をどのように補償するかが問題がある。
えられるが、水深圧が張力計測部分に作用することによ
る誤差をどのように補償するかが問題がある。
本考案の目的は、油圧を用いることによって小形化、軽
量化することができ、水深圧による誤差をなくすことが
できる張力計を提供することである。
量化することができ、水深圧による誤差をなくすことが
できる張力計を提供することである。
以下図面によって本考案の一実施例を説明する。
前部本体1が後部本体2に水密的に螺合して、本体が形
戊される。
戊される。
後部本体2の後端部内にはシリンダ一部3が形或され、
シリンダ一部3にはピストン4が摺動可能に配置される
。
シリンダ一部3にはピストン4が摺動可能に配置される
。
ピストン4の後部に一体に設けられたピストンロツド5
は本体後端壁6を貫通して外部に突出し、ピストンロツ
ド5の外部に突出した部分に後部接続金具7が形或され
る。
は本体後端壁6を貫通して外部に突出し、ピストンロツ
ド5の外部に突出した部分に後部接続金具7が形或され
る。
前部本体1に設けられた前部接続金具8と後部接続金具
7とが曳網ロープの中間に接続され、両接続金具8,7
間に張力が加わるようにセットされる。
7とが曳網ロープの中間に接続され、両接続金具8,7
間に張力が加わるようにセットされる。
ピストン4の後方に、即ちピストン4と本体後端壁6と
の間に油が充填されている圧力発生室9が形戊される。
の間に油が充填されている圧力発生室9が形戊される。
ピストン4とシリンダ一部3の前部閉鎖端壁との間には
大気圧の空気が入った低気圧室10が形威される。
大気圧の空気が入った低気圧室10が形威される。
ピストン4の前部に一体に設けられたピストン案内ロツ
ド11の周囲に水圧室12が形或され、水圧室12は水
圧導入口13を経て外部に開放されている。
ド11の周囲に水圧室12が形或され、水圧室12は水
圧導入口13を経て外部に開放されている。
ピストンロツド5の断面積に等しい受圧面積を有し、水
圧室12の圧力をピストン4の後退方向t図面左方向)
に受ける水圧受圧部14が、ピストン4と一体に動くよ
うにピストン4の前部に当接する。
圧室12の圧力をピストン4の後退方向t図面左方向)
に受ける水圧受圧部14が、ピストン4と一体に動くよ
うにピストン4の前部に当接する。
ピストンロツド5、ピストン4及びピストン案内ロツド
11には流通孔15が形威され、流通孔15を経て圧力
発生室9は受圧室16に連通する。
11には流通孔15が形威され、流通孔15を経て圧力
発生室9は受圧室16に連通する。
受圧室16にも勿論油が充填されている。
受圧室16には、ダイヤフラムベロース17、連動ロツ
ド18、バランススプリング19及びスプリング座20
から或る張力検出部が設けられ、受圧室16の油圧を連
動ロツド18の変位に変換する。
ド18、バランススプリング19及びスプリング座20
から或る張力検出部が設けられ、受圧室16の油圧を連
動ロツド18の変位に変換する。
連動ロツド18は記録ペンアーム21を駆動する。
22は記録ペンアーム21の軸受、23は時計仕掛によ
り記録紙を毎分1mmの速さで送る記録部である。
り記録紙を毎分1mmの速さで送る記録部である。
ダイヤフラムベローズ17には安全弁24が取り付けら
れ、安全弁24が安全弁座25に当接すると、それ以上
は動作しない。
れ、安全弁24が安全弁座25に当接すると、それ以上
は動作しない。
安全弁24の安全弁座25に当接する部分にはパッキン
26が取り付けられる。
26が取り付けられる。
次に動作について説明する。
本器が水中で使用され、前部接続金具8と後部接続金具
7との間に張力が加えられると、ピストン4がシリンダ
一部3内を後退し、圧力発生室9の油を加圧して、油圧
を発生させる。
7との間に張力が加えられると、ピストン4がシリンダ
一部3内を後退し、圧力発生室9の油を加圧して、油圧
を発生させる。
油圧は流通孔15を通じて受圧室16に伝わり、ダイヤ
フラムベローズ17を圧縮し、連動ロツド18及びスプ
リング座20をバランススプリング19に抗して前進さ
せる。
フラムベローズ17を圧縮し、連動ロツド18及びスプ
リング座20をバランススプリング19に抗して前進さ
せる。
連動ロツド18は油圧による前進方向の力とバランスス
プリング19の反力とが釣り合う位置まで変位し、記録
ペンアーム21を回す。
プリング19の反力とが釣り合う位置まで変位し、記録
ペンアーム21を回す。
本器か水中に沈むと、その水深に対応する水圧を受ける
。
。
本体1,2に加わる水圧は本器の耐圧抗力によって防げ
るが、外部に突出しているピストンロツド5に加わる水
圧はピストン4を前進させる方向に作用するので、見掛
け上張力を減少させる働きをし、正しい張力計測を妨げ
る。
るが、外部に突出しているピストンロツド5に加わる水
圧はピストン4を前進させる方向に作用するので、見掛
け上張力を減少させる働きをし、正しい張力計測を妨げ
る。
このような水圧を補償するために、水圧が水圧導入口1
3を経て水圧室12に導入される。
3を経て水圧室12に導入される。
水圧受圧部14の受圧面積はピストンロツド゛5の断面
積に等しいので、水圧室12の水圧によって水圧受圧部
14が受けるピストン4後退方向の力はピストンロツド
5が受けるピストン4前進方向の力に等しくなり、相殺
される。
積に等しいので、水圧室12の水圧によって水圧受圧部
14が受けるピストン4後退方向の力はピストンロツド
5が受けるピストン4前進方向の力に等しくなり、相殺
される。
したがってピストン4に作用する力は張力のみとなり、
圧力発生室9で発生する油圧は次式の通りとなる。
圧力発生室9で発生する油圧は次式の通りとなる。
油圧はそれに比例した連動ロツド18め変位となって、
検出され、記録ペンアーム21の振れによって張力が計
測される。
検出され、記録ペンアーム21の振れによって張力が計
測される。
張力が設計値を越えると、ダイヤフラムベローズ17に
連動する安全弁24が安全弁座25に密接し、ダイヤフ
ラムベローズ17への油圧の伝達をしゃ断するので、張
力検出部以後の計測機構の破損を防止することができる
。
連動する安全弁24が安全弁座25に密接し、ダイヤフ
ラムベローズ17への油圧の伝達をしゃ断するので、張
力検出部以後の計測機構の破損を防止することができる
。
なお本考案においては、低気圧室10を水圧室とし、水
圧受圧部14及び水圧室12を省き、ピストン4の前部
受圧面を水圧受圧部とし、ピストン案内ロツド11の径
を大きくして、(ピストン4の断面積一ピストン案内ロ
ツド11の断面積)=ピストンロツド5の断面積を満足
するような構造にすることもできる。
圧受圧部14及び水圧室12を省き、ピストン4の前部
受圧面を水圧受圧部とし、ピストン案内ロツド11の径
を大きくして、(ピストン4の断面積一ピストン案内ロ
ツド11の断面積)=ピストンロツド5の断面積を満足
するような構造にすることもできる。
本考案によれば、張力と油圧とを釣り合わせることによ
って張力を計測するので、小形化、軽量化させることが
できる。
って張力を計測するので、小形化、軽量化させることが
できる。
また水圧が導入される水圧室、及O゛本体外に突出する
ピストンロツドの断面積゛に等しい受圧面積を有し、水
圧室の圧力をピストン後退方向に受ける水圧受圧部を設
けているので、水深圧が本体外に突出するピストンロツ
ドに作用することによって生ずる見掛け上の張力の減少
を補償することができ、したがって水深圧による誤差を
なくすことができる。
ピストンロツドの断面積゛に等しい受圧面積を有し、水
圧室の圧力をピストン後退方向に受ける水圧受圧部を設
けているので、水深圧が本体外に突出するピストンロツ
ドに作用することによって生ずる見掛け上の張力の減少
を補償することができ、したがって水深圧による誤差を
なくすことができる。
図面は本考案の一実施例の断面図である。
1・・・・・・前部本体、2・・・・・・後部本体、3
・・・・・・シリンダ一部、4・・・・・・ピストン、
5・・・・・・ピストンロツト、6・・・・・・本体後
端壁、7・・・・・・後部接続金具、8・・・・・・前
部接続金具、9・・・・・・圧力発生室、11・・・・
・・ピストン案内ロツド、12・・・・・・水圧室、1
3・・・・・・水圧導入口、14・・・・・・水圧受圧
部、15・・・・・・流通孔、16・・・・・・受圧室
。
・・・・・・シリンダ一部、4・・・・・・ピストン、
5・・・・・・ピストンロツト、6・・・・・・本体後
端壁、7・・・・・・後部接続金具、8・・・・・・前
部接続金具、9・・・・・・圧力発生室、11・・・・
・・ピストン案内ロツド、12・・・・・・水圧室、1
3・・・・・・水圧導入口、14・・・・・・水圧受圧
部、15・・・・・・流通孔、16・・・・・・受圧室
。
Claims (1)
- 前端部外側に前部接続金具を有する本体内の後端部に、
シリンダ一部を形或し、該シリンダ一部にピストンを摺
動可能に配置し、ピストン後部に設けられたピストンロ
ツドを、本体後端壁を貫通して外部に突出させ、ピスト
ンロツドの外部に突出した部分に後部接続金具を形威し
、ピストンの後方に圧力発生室を形或し、ピストン前部
に設けられたピストン案内ロツドの周囲に水圧室を形威
し、水圧室を水圧導入口を経て外部に開放し、ピストン
ロツドの断面積に等しい受圧面積を有し、水圧室の圧力
をピストン後退方向に受ける水圧受圧部を、ピストンの
前部に設け、圧力発生室を、ピストンロツド、ピストン
及びピストン案内ロツドに形戊された流通孔を経て受圧
室に連通させ、圧力発生室、流通孔及び受圧室に油を充
填し、受圧室に、油圧を検出することにより張力を計測
する張力検出部を設けて或る張力計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4084878U JPS5912585Y2 (ja) | 1978-03-31 | 1978-03-31 | 張力計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4084878U JPS5912585Y2 (ja) | 1978-03-31 | 1978-03-31 | 張力計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54145177U JPS54145177U (ja) | 1979-10-08 |
JPS5912585Y2 true JPS5912585Y2 (ja) | 1984-04-16 |
Family
ID=28910331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4084878U Expired JPS5912585Y2 (ja) | 1978-03-31 | 1978-03-31 | 張力計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912585Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-03-31 JP JP4084878U patent/JPS5912585Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54145177U (ja) | 1979-10-08 |
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