JPS59110664A - 尿素の製造方法 - Google Patents

尿素の製造方法

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JPS59110664A
JPS59110664A JP57217939A JP21793982A JPS59110664A JP S59110664 A JPS59110664 A JP S59110664A JP 57217939 A JP57217939 A JP 57217939A JP 21793982 A JP21793982 A JP 21793982A JP S59110664 A JPS59110664 A JP S59110664A
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セルゲイ・ミハイロビツチ・シモノフ
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ボリス・イバノビツチ・ピハトブニコフ
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AREKUSANDORA BASHIERIEBUNA SUTORAHOBA
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/141Feedstock

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は窒素工業に関し、さらに詳しくは尿、テ素の
製造方法に関する。      、−5−尿素は各種の
工業において広い用途を有するが、主として窒素肥料、
及び反稠冑動物の蛋白質代替飼料添加物として農業分野
で使用される。さらに尿素は合成樹脂、接着剤、プラス
チック、医薬、衛生剤及び化粧品の製造、並ひにシアヌ
ール酸及びそのエステル、メラミン、青酸化合物、ヒド
ラジン及びある種の染料の製造に有用である。
当業界において知られている通り、50種類を越える生
砂な尿素合成法が存在する。しかじなから工業的尿素製
造においてはアンモニアと二酸化炭素とからカルバミン
酸アンモニウムを介して合自 成する方法、 2NH3+ C02: NH4C02NH2: CO(
NH2) 2±H20が使用されている。
世界的に広く使用されている尿素の製造方法はスタミカ
ーボン(Stamicarbon )社(オランダ)及
びモンテジソン(Montedison )狂(イタリ
ー)によって開発された方法である。
スタミカーボン社によって開発され、しばしば「ストリ
ッピング法」と称される方法は次の工程から成る。
a)アンモニアと二酸化炭素とから、180℃〜190
℃の温度範囲において130気圧(3)対)のもとて尿
素を合成し、尿素合成メルト(尿素合成反応後の反応混
合物、以下同じ)を形成せしめ、b)この尿素合成メル
トを、加熱しながら、逐次圧力が低下する2つの圧力段
階において蒸留し、それぞれがアンモニア、二酸化炭素
及び水蒸気を含有する尿素水溶液及び気体流を形成せし
め、第1段階の蒸留を10気圧(絶対圧)〜尿素合成圧
の範囲の圧力において、二酸化炭素流中で行い、C)両
蒸留段階において回収された気体流を水性吸収剤と接触
せしめることにより凝縮−吸収を行ってカルバミン酸ア
ンモニウムのアンモニア水溶液を生成せしめ、 d)段階(C)で生成したツノルバミン酸アンモニウム
のアンモニア水溶液を尿素合成段階に再循環し、e)段
階(b)で生成した尿素溶液を脱水し、そして脱水した
尿素を固体生成物に変える。
(英国特許第952,764号、西独国特許第1,16
6,769号及び米国特許第3,356,723号。) この方法に従えば、尿素合成反応器に液体アンモニアと
高圧凝縮器から再循環されたカルバミン酸アンモニウム
のアンモニア水溶液が導入される。
出発反応混合物におけるNH3、CO2及びH2O間の
好ましいモル比は、2.8 : 1 : 0.3であり
、この場合、二酸化炭素の尿素への転化率は50〜60
饅に等しい。130気圧のもと、180℃〜190℃の
温贋において運転されている合成反応器から取9出され
たカルバミン酸アンモニウノ・のアンモニア水溶液(尿
素合成メルト)は、圧力を変えることなく、25気圧以
下の圧力下で蒸気により加熱される熱交換器を有する蒸
留器に導入される。
気体流中で蒸留(ストリッピング)を行うだめに、気体
状二酸化炭素がコンプレッサーによってM記の蒸留器に
導入される。この蒸留器からの気体流は、合成圧の下で
運転されている凝縮器に導入され、これに、低圧凝縮器
からの少量のカルバメート溶液及び新しいアンモニアが
ポンプ導入される。
高圧凝縮器において、再循環されたカルバミン酸アンモ
ニウムのアンモニア水溶液の基礎的な量が形成され、こ
れと共に発生した熱が低圧流の発生に使用される。発生
した蒸気の圧力及び凝縮器の中の温度は、気体の凝縮が
約80%に維持されるように調節され、残った気体部分
の凝縮熱は、合成塔を一ローへ項兜作で運転するのに使
用される。反応器、蒸留器及び凝縮器の圧力が同一であ
るから、カルバメート溶液の再循環は、装置を適当に配
置することにより重力によって、又は低ヘッドの遠心ポ
ンプによって行われる。
蒸留器からの溶液は2〜5気圧(ケ゛−ジ圧)に減圧さ
れ、セして精留塔、予熱器及び分離器により構成される
低圧蒸留ユニットに導入される。回収された蒸留気体は
凝縮器に導入され、そして溶液はここから高圧凝縮器を
介して合成塔にポンプ輸送される。約75係の濃度を有
する尿素水溶液は脱水され、そして固体生成物に変えら
れる。
この先行技術の方法は、合成効率が低く、熱の第1」用
が十分でないという欠点を有する。
これらの欠点の内第1の欠点は、この方法VCおいては
、NH5: CO2の高い比率において合成を行うこと
ができないことに起因する。高い比率において合成を行
うことができれば、合成段階における出発物質の転化率
を高めることかでさるはすである。実際に、先行技術の
方法においてNH3:co2の比率を3よυ大にするこ
とを試みれば、ストリッピングのために尿素の合成に必
要な量を越える量の二酸化炭素を供給しなければならず
、このことは容認し得ないことである。
第2の欠点は、ス) IJッピングにおいて発生する気
体を十分に凝縮ゼしめる必四があり、このために凝縮工
程を比較的低温レベルにおいてイ1うことになり、発生
する蒸気が低圧となり、このためにこれを使用する機会
が限定されることに起因する。
モンテノソン社によシ開発された方法は次の通シである
a)160℃〜230℃の範囲の温度にて、180〜2
80気圧(絶対圧)のもとで、アンモニアと二酸化炭素
(モル比3〜6)とから尿素を合成し、尿素合成メルト
を形成ゼしめ、b)前記の尿素合成メルト金、逐次圧力
が低下する少なくとも2つの段階により蒸留して、それ
ヤれがアンモニア、二酸化炭素及び水蒸気を含む尿素水
溶液及び気体流ケ生成せしめ、この第1段階における原
票合成メルトの蒸留を60〜120気圧(絶対圧)にお
いて行い、 C)蒸留のすべての段階において回収された気体ωFを
水性吸収剤と接触せしめることにより凝縮−吸収を行っ
てカルバミン酸アンモニウムのアンモニア水溶液を生成
せしめ、ここで第1段階の蒸留により生じたガスの凝縮
−吸収は、出発二酸化炭素の1部分を加えることにより
行い、d)段階(C)により生成したカルバミン酸アン
モニウムのアンモニア水溶液を尿素合成段階に再循環し
、 e)段階(b)において得られた尿素溶液を脱水し、そ
して脱水した尿素を固体生成物に変える。
(フランス特許第L508,004号、英国特許第1.
173,165号、及び西独国特許第1,618,63
6号。) モンテジソン法は、合成を効果的に(最適条件下におい
て)行うことができる点において、スタミカーボン法と
積極的に区別することができる。
しかしながら、モンテジンン法も又、若干の欠点を有し
ている。特に、モンテジソン法は、蒸留効率の点におい
てスタミヵーデンのストリッピング法に劣る。すなわち
、モンテジソン法においては、ストリッピング剤を使用
しないでNH5とco2の蒸留を必要な程度にまで行う
ために、蒸留域を高温にしなければならず、このために
高パラメータの蒸気を使用する必要があり、この結果生
成物の欠減が生ずる。その上、モンテソンン法は、蒸留
気体の凝縮熱か使用される減摩の点において、及びこの
熱の量の点において、スタミカーボンのストリッピング
法と同じ欠点を有する。
この発明の目的は、エネルギー消費の少ない、より簡単
でよυ効率的な尿素の製造方法を提供することにある。
従って、この発明は、アンモニアと二酸化炭素から尿素
を合成する段階、及び尿素合成メルトを蒸留する段階の
プロセス・2ラメ−ターの最も合理的な組合わせを行い
、そしてこれらの段階の相互関係の最も有利なシステム
を見出すことに向けられている。
この発明の前記の目的は、次の段階からなる方法を提供
することにより達成される。
a)160℃〜230℃の範囲の編度において、130
〜280気圧C絶対圧)のもとで、アンモニアと二酸化
炭素とから尿素を合成して尿素合成メルトを形成せしめ
、 b)rnJ記の尿素合成メルI・を、加熱しながら、逐
次圧力が低下する少なくとも2つの段階により蒸留して
、それぞれがアンモニア、二酸化炭素及び水蒸気を含有
する尿素水溶液及び気体流を生成せしめ、少なくとも1
つの圧力段階における尿素合成メルトの蒸留を二酸化炭
素流中で行い、C)カルバミン酸アンモニウムのアンモ
ニア水溶液が生成するまで水性吸収剤と接触せしめるこ
とによシ、蒸留のすべての段階において回収した気体流
の凝縮−吸収を行ない、 d)段階(c)において生成したカルバミン酸アンモニ
ウムのアンモニア水溶液を尿素合成段階(a)に再循環
し、そして、 e)段階(b)において生成した尿素溶液を脱水し、そ
して脱水した尿素を固体生成物に変える方法において、
アンモニアと二酸化炭素とのモル比が3.4:1〜6:
1の範囲において尿素の合成を行い、尿素合成メルトの
圧力を合成直後に60〜215気圧(絶対圧)に低下せ
しめ、そして、この圧力において断熱分離を行うことに
よりi体と気体とを生成せしめ、液体は蒸留の第1段階
に導入し、気体の全部又は一部分は第1蒸留段階におい
て回収した気体流の凝縮−吸収工程に導入する。
上記のごときNH3とco2との比率において尿素の合
成を行うこと、及びこれに続いて、尿素合成メルトを断
熱分離することを組合わせ、そして分離によって回収さ
れた気体を、第1の蒸留段階から生ずる気体と一緒に処
理することにより、先行技術の方法に比べてエネルギー
消費を最少にするための合成工程と蒸留工程との最も有
利な配列が可能となる。尿素合成のメルトを処理するた
めの具体例のいくつかを、この発明の方法に従って説明
する。
この発明に従えば、尿素合成のメルトの断熱分割及びこ
の分離によって回収された液の蒸留の第1段階は、60
〜120気圧(絶対圧)の範囲内において選択されたお
よそ同一の圧力のもとで行い、そして上記の蒸留の第1
段階は二酸化炭素流中で行う。
尿素及びカルバミン酸アンモニウムのアンモニア水溶液
、並ひに蒸留の第1段階において分離された気体流のそ
の後の処理は幾つかの異なる方法によシ行うことができ
る。
この発明の方法を行う場合の上記の態様の1つにおいて
は、蒸留の纂1段階において回収された気体流は2つの
連続する領域において凝縮−吸収にゆだね、第1の領域
における凝縮−吸収は過剰の二酸化炭素が気相に存在す
る状態で行い、他方第2の領域には断熱分離段階におい
て生成した気体を導入する。凝縮−吸収の第2領域にお
いて生成したカルバミン酸アンモニウムのアンモニア水
溶液は液体アンモニアと混合し、そして尿素合成段階に
再循環する。この揚台の再循環系を最適に配列するため
には、蒸留の第1段階において回収した溶液を2つの追
加の蒸留段階例えばそれぞれ、16〜25気圧(絶対圧
)での蒸留及び2〜5気圧(絶対圧)での蒸留にかけ、
こうして回収した気体流を凝縮−吸収にかけて溶液を得
、この溶液を前記の蒸留段階の気体の凝縮−吸収段階に
再循環するのが好都合である。このようにすることによ
って、上記両領域における凝縮−吸収熱を再利用するこ
とができる。すなわち前者の領域における熱は次の蒸留
段階において使用できる温度レベルにおいて回収される
。このように、この方法は運転における融通性が高いこ
とを特色とする。
この発明の方法の他゛の態様によれば、第1の蒸留段階
において回収された溶液は、例えは2〜5気圧(絶対圧
)において、第2の蒸留にかけ、これにより発生した気
体流を凝縮−吸収によ多処理してカルバミン酸アンモニ
ウムのアンモニア水溶液を得、これに、浴液中の二酸化
炭素の成度を28〜32%の範囲に保持し、アンモニア
の濃度を31〜35襲の範囲に保持するのに必袂な蛍の
アンモニアを加える。この溶液は、アンモニア合成メル
トの断熱分離の段階において生成した気体と同様に、蒸
留の第1段階において回収した気体流のめ目泊−吸収の
第1領域に導入する。第2蒸留段階から生成した気体の
凝縮−吸収により得られたカルバミン酸アンモニウムの
アンモニア水溶液中のNH5及びCO2濃度を上記のよ
うに保持することにより、2〜5気圧(絶対圧)におい
て、第1の蒸留段階において回収されなかった気体のす
べてを回収し、凝縮せしめることができる。このために
2つの段階で蒸留工程を行うことができる。
この方法により、凝縮−吸収熱を再利用するという観点
から、前記の方法と同じ機会が得られる。
この方法は、前記の方法に比較してより少ない段階から
成っており、入力iRラメータ、例えば原料流、その温
度、圧力及びこれに類する事項が安定している場合に使
用できる。
この発明の方法の他の態様に従えば、60〜120気圧
(絶対圧)における第1蒸留段階において得られる溶液
を30〜60気圧(絶対圧)において追加の分離にかけ
、そして、アンモニア、二酸化炭素及び水蒸気から成る
回収気体流を200〜250気圧(絶対圧)の範囲の圧
力を有する気体二敞化炭素流と接触せしめる。こうして
生成せしめた混合流を、第1蒸留段階に尋人する。この
発明のこの態様は、前記の態様の1つと組合わせて行う
ことができ、これにより、第2蒸留段1偕に供給する溶
液中の未反応物質の含有h1、を減少ぜしめるのに二酸
化炭素流の潜在エネルギーを使用することができ、従っ
て、さらにエネルギー消費を減少せしめることができる
この発明の方法の前記以外の態様においては、尿素合成
メルトの断熱分離を、100〜215気圧(絶対圧)の
範囲内の圧力において行う。この場合、気体流の一部分
は、他の態様における場合と同様に、第1蒸留段階から
の気体の&f縮−吸収工札に導入し、気体流の他の部分
は、170〜300気圧(絶対圧)の範囲の圧力を有す
るカルバミン酸アンモニウムのアンモニア水浴液の再循
環流と接触せしめる。こうして生成した混合流は、尿素
合成段階に導入する。この態様は上記の態様の1つと組
合わせて使用することができ、こうすることにより、蒸
留ユニットにおいて回収すべき未転化NH5の量を増加
せしめることなく合成塔に入る反応体混合物のNH5:
 CO2のモル比を増加せしめるという観点から、上記
の溶液の潜在エネルギー及び潜在吸収力を利用すること
ができる。これによシ、CO2の尿素への転化を増加せ
しめることができ、従って、エネルギー消費率を低下せ
しめることができる。
次に、例及び添付図面によシこの発明をさらに詳細に説
明することによシ、この発明の対象と利点を一層明確に
する。
第1図において、管路2を通してアンモニアを、管路3
を通して二酸化炭素を、そして管路4全通してカルバミ
ン酸アンモニウムのアンモニア水溶液の循環流を尿素合
成塔1に供給する。160〜230℃の温度、130〜
280気圧(絶対圧)の圧力において、そして3.4:
1〜6:1のアンモニアと二酸化炭素のモル比において
、尿素合成工程を行う。このような条件下で、二酸化炭
素から尿素への転化は50〜80%である。
アンモニア、二酸化炭素、尿素及び水を含んで成る塔1
からの反応混合物(尿素合成メルト)の圧力を、60〜
120気圧(絶対圧)の締、12)Iの圧力捷で減圧し
、そして、管路5を辿して断熱分離器6に導入する。分
離器6において、萌熱条件下で、メルトから実質上二酸
化炭素と水膨気との混合物と共にアンモニアからなる気
体流を分離する。
この技法により、残った溶液中のアンモニアと二酸化炭
素の比率を低下せしめることができ、このため、次の段
階であるこの溶液の蒸留を二酸化炭素流の中で効果的に
行うことができ、そして凝縮熱を最大限利用できるよう
にして蒸留により生ずる気体の凝縮を行うことができる
分離器6からの溶液は、圧力を変えることなく管路7を
通して第1段階の=WWB2導入する。
この蒸留器には、管路9を通してさらに新しい二酸化炭
素の一部を供給する。蒸留器8からの蒸留気体は管路1
0を通して、60〜120気圧(絶対圧)において運転
される第1領域の凝縮−吸収器11に供給する。この凝
縮−吸収器にはさらに、管路12を通して、凝縮−吸収
器13からのカルバミン酸アンモニウムのアンモニア水
浴液をも加える。凝縮−吸収器11においては、気相に
過剰の二を俄化炭素が存在し、この発明で使用しうる最
高温度において、気体の部分的な凝縮−吸収が行われる
凝縮−吸収器11からの気−液混合物は、管路14を通
して、60〜120気圧(絶対圧)の圧力で運転されて
いる男2領域の凝縮−吸収器15に導入する。この凝縮
−吸収器にはさらに、管路16を通して分離器6からの
気体全も供給する。
凝縮−吸収器15においては、気体中にアンモニアが存
在するために、これらの気体を十分に凝縮−吸収するだ
めの条件が成立している。凝縮−吸収器11及び15に
おける吸収−凝縮熱は、次の段階の蒸留、脱水及びこれ
らに類する工程に用いる蒸気として使用する。凝縮−吸
収器15からのカルバミン酸アンモニウムのアンモニア
水溶液は管路17を通して、60〜120気圧(絶対圧
)の範囲の圧力で運転される混合器18に供給する。
ここで、前記の溶液を管路19を逝して供給される液体
アンモニアと混合して、管路4全通して、合成塔1に再
循環せしめる。
蒸留器8からの尿素及びカルバミン酸アンモニウムを含
むアンモニア水浴液は、管路20を通して、16〜25
気圧(絶対圧)で連転される第2段階の蒸留器21に導
入する。蒸留器21から得られる残余蓋のアンモニア及
び二酸化炭素を含有する尿素溶液は、管路22を通して
、第3段階の蒸留器23に供給する。蒸留器21からの
気体は、管路24を通して凝縮−吸収器13に供給し、
この凝縮−吸収器には、管路25全通して、凝縮−吸収
器15からの気体をも供給する。凝縮−吸収器13にお
いて得られるカルバミン酸アンモニウムのアンモニア水
溶液は、管路12を通して、第1領域の凝縮−吸収器1
1に供給する。
蒸留器23においては、2〜5気圧(絶対圧)において
、残留しているアンモニア及び二酸化炭素から尿素水浴
液を分離し、管路26を通して脱水段階に供給し、次に
固体生成物を形成せしめる(図には示してない)。第3
段階の蒸留器23の蒸留気体は、管路27を通して、凝
緬−吸収器28に導入し、この凝縮−吸収器にはさらに
、管路29を通して水を導入し、そして、管路30を而
して、凝縮−吸収器13からの未凝縮気体を供給する。
凝縮−吸収器28において生成したカルバミン酸アンモ
ニウムのアンモニア水溶液は、管路31を通して凝縮−
吸収器13に供給する。
ん(縮−吸収器28で凝縮しなかった気体(不活性不純
物)は、管路32を通して大気に放出する。
上記の方法において、第1蒸留段階からの気体の凝縮−
吸収熱を高度に利用することができ、同時に、温度が高
いので、この方法の高い運転融通性が保証される。
第2図に示す態様においては、前記の態様におけると同
様に、130〜280気圧(絶対圧)、160〜230
℃の温度において、そして3.4:1〜6.0:1のア
ンモニアと二酸化炭素とのモル比において、尿素合成塔
1中で尿素合成を行う。
管路2を通してアンモニアを、管路3を通して二酸化炭
素を、そして管路4を通してカルバミン酸アンモニウム
のアンモニア水溶液の再循環流を塔1に供給する。塔1
で生成した尿素合成メルトを減圧し、管路6を通して断
熱分離器6に導き、ここで60〜120気圧(絶対圧)
の範囲内の圧力で断熱分錐を行う。分離後の浴液は、管
路7を通して、60〜120気圧(絶対圧)の圧力で運
転される第1段階の蒸留器8に供給する。管路9全通し
て、ストリッピング剤としての二酸化炭素奮も蒸留器8
に供給する。
蒸留器8からの気体は、管路10を通して、60〜12
0気圧(絶対圧)の圧力で運転される第1領域の凝縮−
吸収器11に供給する。凝縮−吸収器11には、管路1
2を通して凝縮−吸収器13において生成したカルバミ
ン酸アンモニウムのアンモニア水溶液を供給し、管路1
6を通して分離器6で回収された気体を供給する。凝縮
−吸収器11からの気−液混合物は、管路14を通して
、第2領域の凝縮−吸収器15に供給し、この改縮−吸
収器には、管路33を通して水を添加する。カルバミン
酸アンモニウムのアンモニア水溶液を生成せしめ、これ
を管路4を通して合成塔1に再循環せしめることにより
この工程を完結する。
蒸留器8からの尿素及びカルバミン酸アンモニウムのア
ンモニア水溶液は、管路2oを通して、2〜5気圧(絶
対圧)の圧力で運転される第2段階の蒸留器21に供給
する。蒸留器21がらの実質上NH5及びco2を含有
しない尿素溶液は、管路26を泄して脱水工程に供給し
、さらに処理して固体生成物に変える。蒸留器21から
の気相は、管路24を通して、凝縮−吸収器13に供給
し、この凝縮−吸収器には、凝縮−吸収を完全にするた
め、管路19を通して液体アンモニアを供給し、そして
管路29を通して水を加える。これらの成分の添加量は
、凝縮−吸収器13において生成し、管路12を通して
凝縮−吸収器11に再循環するカルバミン酸アンモニウ
ムのアンモニア水溶液が28〜32チのco2と31〜
35%のNH,を含有する量とする。凝縮−吸収器13
にはさらに、管路25を通して、凝縮−吸収器15にお
いて凝縮しなかった気体を供給する。凝縮−吸収器13
から出る実質上NH3及びco2を含有しない不活性気
体は管路32を通して大気中に放出する。
この方法においても、第1図と関連して前記した方法と
同様、第1段階の蒸留からの気体の凝縮−吸収の熱を高
度に利用することができ、しかもこの方法においてはそ
れを少ない工程数により行うことができる。
第3図に示す態様においては、130〜280気圧(絶
対圧)の圧力、160〜230℃の範囲の温度において
、そしてアンモニアと二酸化炭素のモル比3.4:1〜
6.0:1において、塔1中で尿素合成メルトを得る。
アンモニアと二酸化炭素は、それぞれ管路2及び3を通
して供給する。さらに、合成塔1には、管路4を通して
、カルバミン酸アンモニウムのアンモニア水溶液を供給
する。
塔1の尿素合成のメルトは、管路5を通して出し、60
〜120気圧(絶対圧)の範囲の圧力において、分離器
6で断熱分離する。分離器6からの溶液は、管路7を通
して第1段階の蒸留器8に供給し、ここで、管路9を通
して供給される主として二酸化炭素を含有する気体流中
、分離器6と同じ圧力において蒸留を行う。
分離器6からの気体流16及び蒸留器8からの気体流1
0は、60〜120気圧(絶対圧)において運転される
凝縮−吸収器11に供給する。凝縮−吸収器11にはさ
らに、儒路12を通して、凝縮−吸収器13からのカル
バミン酸アンモニウムのアンモニア水溶液を供給する。
凝縮−吸収器11からのカルバミン酸アンモニウムのア
ンモニア水溶液は、管路4を通して塔1に再循環する。
この回向においては、第1蒸留段階からの気体のat縮
−吸収のだめの凝縮−吸収器11のみを示したが、この
工程ケ、第1図及び第2図に示したのと同様に、直列に
連結した2つの凝縮−吸収器11及び15によシ行うこ
とができるのは明らかである。
第1段階の蒸留器8からの溶液は、30〜60気圧(絶
対圧)に減圧し、そして管路20を通して追加の分離器
34に供給し、ここで加熱しながら又は加熱することな
く追加の気−液分離を行う。
分離器34からの溶液は、管路35を通して、低圧〔例
えは2〜5気圧(絶対圧)〕で運転される第2段階の蒸
留器21に供給し、ここで、尿素水溶液から残余量のア
ンモニア及び二酸化炭素を分離し、尿素水溶液は管路2
6を通して脱水段階に供給し、さらに固体生成物に変え
る。一方、気体は、管路24を通して凝縮−吸収器13
に供給し、ここでカルバミン酸アンモニウムのアンモニ
ア水溶液を形成せしめ、これを、管路12を通して凝縮
−吸収器11に導入する。凝縮−吸収器13にはさらに
、凝縮器11から管路25を通して気体を供給し、そし
て管路29を通して水を供給する。
凝縮−吸収器13からの不活性気体は、管路32を通し
て大気中に放出する。
分離器34から管路36を通して気体流を取シ出し、こ
れを、ゼット型装置37において200〜250気圧(
絶対圧)の圧力を有し、管路38を通して供給される二
酸化炭素流と接触ぜしめる。
ゼット型装置37からの混合気体流は、管路9を通して
第1段階の蒸留器8に供給する。30〜60気圧(絶対
圧)において分離器34で(加熱しながら、又は加熱す
ることなく)追加の溶液分離を行い、そして回収した気
体を第1蒸留段階に再循環するので、第2蒸留段階の気
体の量が1.1〜1,5の係数をもって実質上減少する
この方法は、第2図との関連で記載した方法の変形であ
るが、第1図との関連で記載した方法を同様に変形する
ことができることは明らかである。
装置の運転条件に従って出発二酸化炭素の全量が尿素合
成圧にまで圧縮される場合には、この変形によって、エ
ネルギー消費をさらに減少せしめることができる。
第4図に示す態様に従えば、管路2全通してアンモニア
を、管路3を通して二酸化炭素を、そして管路4を通し
てカルバミンI’dアンモニウムのアンモニア水溶液を
合成塔1に供給する。160〜230℃の範囲の温度、
130〜280気圧(絶対圧)の圧力において生成した
尿素合成メルトは、管路5を通して取り出し、100〜
215気圧(絶対圧)に減圧し、そして断熱分離器6に
供給する。分離器6からの溶液は、管路7を通して第1
段階の蒸留器8に供給し、ここで、%路9を通して供給
された二酸化炭素流中、60〜120気圧(絶対圧)に
おいて蒸留を行う。蒸留器8からの気体は管路10を辿
して、そして分離器6からの気体の一部分は管路16を
通して、それぞれ凝縮−吸収器11に供給し、ここで、
60〜120気圧(絶対圧)の範囲の圧力において、凝
縮−吸収器13から管路12を通して供給されたカルバ
ミン酸アンモニウムの水溶液を添加して凝縮−吸収を行
う。餅縮−吸収器11において生成したカルバミン酸ア
ンモニウムのアンモニア水溶液は、170〜300気圧
(絶対圧)に圧縮し、そして管路39を通してゼット型
装置40に供給し、ここで、分離器6からの気体の残シ
の部分を管路41を通して供給し接触せしめる。混合シ
1tは、管路4を通して合成塔1に供給する。さらに、
蒸留器8からの浴液及び凝縮−吸収器11からの気体は
、第3図との関連で記載したのと同様Qてして、叱2段
階の蒸留器21及び凝縮−吸収器13において処理する
第3図との関連で記載した方法と同様に、この方法は第
2図との関連で記載した方法の変形であるが、第1図と
の関連で記載した方法を同様に変形することができるこ
とは明らかである。使用する装置においてカルバミン酸
アンモニウムのアンモニア水溶液の再循環液を170〜
300気圧(絶対圧)の範囲の圧力に加圧することがで
きれば、前記の変更によってエネルギーの消費をさらに
減少せしめることができる。
この発明の特徴を、次の例によりさらに説明する。
例1゜ 第1図においで、200℃、及び250気圧(絶対圧)
に保持した塔1に、管路2を通して64.802kl?
/hrのアンモニアを、管路3を通して14.311 
kg/ hr (D CO2を、そしテ混合器18から
管路4を通して119,821 kg/hrのカルバミ
ン酸アンモニウムのアンモニア水溶液(37,8%C0
2,52%NH5、及び10.2%H2)を供給する。
NH5とC02のモル比は5.5:1である。塔1から
のメルト液(198,934kVhr、 45.8%N
H,,6,6%Co2.31.9%Co(NH2)2 
、及び15.7%H20)を、管路5を通して、90気
圧(絶対圧)に減圧して分離器6に供給し、ここで90
気圧(絶対圧)において断熱分離を行う。分に1[器6
からの溶液(143,829k17/hr 、 25.
1%NH3,9,1% co2.44.1%Co(N′
H2)2、及ヒ21.7%H20)を、管路7を癲して
第1段階の蒸留器8に導入し、ここで、管路9を通して
供給されたcoz流(32,200kvhr )中、9
0気圧(絶対圧)、160℃の温度において蒸留を行う
蒸留器8からの溶液(114,2481’#/hr、7
.5%NH5,9,6%Co2.55.6%Co(NH
2)2、及び27.3%H20)を、管路20を通して
蒸留器21及び23に供給し、そして脱水する。蒸留器
8からの気体(61,781に&/hr 、 55.5
%Co2及び44.5%NH5)を、管路10を通して
、90気圧(絶対圧)において運転される第1領域の凝
縮−吸収器11に供給する。この#縮−吸収器にはさら
に、管路12を通して、凝縮−吸収器13からのカルバ
ミン酸アンモニウムの溶液(334%NH3,31,6
%Co2、及び35%H20) 34,877に9/ 
h rを供給する。凝縮−吸収器11からの気−液混合
物、及び分離器6からの気体(55,105kg7hr
 、 〜t o o % NHs )は、それぞれ管路
14及び16を通して、第2領域の凝縮−吸収器15に
導入する。凝縮−吸収器11の吸収−凝縮熱は蒸気とし
て回収し、次の段階の蒸留、蒸発、及びこれらに類する
工程において使用する。凝縮−吸収器15からの未凝縮
気体(48,692kvhr 。
〜100チNH3)は、管路25を通して凝縮−吸収器
13に供給し、この凝縮−吸収器にはさらに、蒸留器2
1からの気体を供給する。凝縮−吸収器15からの溶液
(103,071kl?/hr、 44.296NH5
,44%co2、及び11.8係H20)は、管路17
を通して、90気圧(絶対圧)で運転される混合器18
に供給し、ここで、管路19を通して供給した液体アン
モニア(16,75okvhr )と混合する。混合器
18からの溶液(119,821kvhr )は、管路
4を通して合成塔1に再循環する。この発明のこの態様
において、最も効果的な先行技術の方法に比べて、エネ
ルギー消費を(尿素トン当シ)0.3〜Q、35Gca
l減少せしめることができる。
氾 第2図に示すように、200℃の温度及び250気圧(
絶対圧)の圧力に保持された合成塔1に、管路2を通し
て32,228kSン’hrのNH3、管路3を通して
15.986 kg/ hrのco2、及び凝縮−吸収
器15から管路4を通してカルバミン酸アンモニウムの
溶液131,833kl?/hr (35,7% CO
2,49,4チNH5、及び14.9%H20)を供給
する(モル比Mち:C02=4.0)。塔1からのメル
ト(180,051kvhr 、 9.5%CO2,3
4,3%NH5,34,8%Co(NH2) 2、及び
21,4係H2)を、管路5を通して90気圧(絶対圧
)に減圧し、そして分離器6に供給し、ここで、90気
圧(絶対圧)において、断熱条件板で分離を行う。分離
器6からの溶液[153,586kvhr、11.3%
CO2,23%NH5,25,1%H20、及び40.
8飴Co(NH2)2 〕は、管路7を通して第1段階
の蒸留器8に導入し、ここで、管路9を通して供給され
たcoz流(30,OO01i/hr )中、前記と同
一圧力、165〜175℃の温度において蒸留を行う。
蒸留器8からの溶液C114,013kl?/hr 、
 9%Co2.7%NH5,55%Co(Nl(2)2
 、及び29%H20〕は、管路20を通して第2段階
の蒸留器21に導入し、ここで、3.5気圧(絶対圧)
において蒸留を行う。蒸留器21からの尿素溶液(93
,313kvhr、 0.95%CO2,0,75%N
H5,67,3%Co (NH,2) 2及び31%H
20〕は、管路26を通して蒸発工程に導入する。分離
器6からの気体(26,461k17/hr、 〜10
0%NH3)、及び蒸留器8からの気体は、それぞれ管
路16及び10を通して、第1領域の凝縮−吸収器11
に供給し、これにはさらに、管路12を通して、凝縮−
吸収器13からの溶液(34,203kg/hr 13
0%co2.33チNH3、及び37%H20)を供給
する。凝縮−吸収器11からの気−液混合物(130,
237kVhr、 36.1%co2.50%NH,、
及び13.9チH20)は、管路14を通して、第2頌
域の凝縮−吸収器15に供給し、ここにはさらに、管路
33を通して水(1,596kvhr )を供給する。
凝縮−吸収器15からの気体は管路25を通して、そし
て第2段階の蒸留器21からの気体は管路24を通して
、第2段階の凝縮−吸収器13に導入する。気体の完全
な凝縮を保証するために、凝縮−吸収器13にはさらに
、管路19′を通して液体アンモニア(3,306kv
hr)、及び管路29を通して水(8,606kvhr
 ) f供給する。凝縮−吸収器13からの気体は、管
路32を通して大気中に放出する。
この方法によシ達成される効果は、例1において記載し
たものと同様である。
例3゜ 第3図の方法に従って、200℃の温度、250気圧(
絶対圧)の圧力に保持された合成塔1に、管路2を通し
て液体アンモニア(30,599kg/hr)を、管路
3ヶ通して気体二酸化炭素(32,199kg/hr 
)を、そして管路4を通して、凝縮−吸収器11からの
カルバミン酸アンモニウム溶液(68,573に47/
hrのアンモニア、41,637kVhrの二酸化炭素
、及び20.819 kVhrの水)全供給する(モル
比N)13 : C02= 3.5 )。管路5を通し
て合成塔1から取り出したメル) (62,606Ig
/hrの尿素、63.381 kvhrのアンモニア、
28、105 kg/hrの二酸化炭素、及び39,7
35kg/hrの水)を90気圧(絶対圧)に減圧し、
そして分離器6に導入し、ここで、90気圧(絶対圧)
のもとて断熱分離を行う。分離器6からの溶液(62,
605kg/hrの尿素、35.389 kvhrのア
ンモニア、19.503 kvhrの二酸化炭素、及び
39.636 kg/hrの水)を、管路7を通して、
第1段階の蒸留器8に供給し、ここで、管路9を通して
供給されたco2を主とする混合気体流中、曲記の同じ
圧力、160℃の温度において蒸留ケ行う。蒸留器8か
らの溶液(62,6061J/hrの尿素、10.44
5 kvhrのアンモニア、10,306kvhrの二
酸化炭素、及び33.209 kVhrの水)を60気
圧(絶対圧)に減圧し、そして管路20を通して、17
0℃に温度保持された分離器34に供給する。分離器3
4からの溶液(62,606に9/ h rの尿素、8
.016 klil/hrのアンモニア、8、760 
kvhrの二酸化炭素、及び32,768kg/ h 
rの水)は、管路35を通して第2段階の蒸留器21に
供給する。分離器34で回収された気体(2,429k
vhrのアンモニア、1.546kll/hrの二酸化
炭素、及び441 kVhrの水)は、管路36を通し
てゼット型装置37に導入し、管路38を通して供給さ
れる気体二酸化炭素(13,800に9/hrcO2)
と接触せしめる。装置37からの混合流(2,429k
g/hrのアンモニア、15,346kLiVh rの
二酸化炭素、及び441 kVhrの水)は・管路9を
通して蒸留器8に供給する。分離器6からの気体流(2
7,955kli’/hrのアンモニア、及び8.58
7 ’Q/ hrの二酸化炭素)、並びに蒸留器8から
の気体流(27,373kVhrのアンモニア、24、
543 kg/ hrの二酸化炭素、及び6,868k
Vhrの水)は、それぞれ管路16及び10を通して凝
縮−吸収器11に供給し、この凝縮−吸収器11にはさ
らに、管路12を通して凝縮−吸収器13からのカルバ
ミン酸アンモニウム溶液(13,272に9/hrのア
ンモニア、8.507 kVhrの二酸化炭素、及び1
3.951 kg/ hrの水)を供給する。凝縮−吸
収器11からのカルバミン酸アンモニウム溶液は、管路
4を通して合成塔1に再循環する。
追加の分離技術、及び流36と泥38とを接触せしめる
ことにより、例1及び2の揚台に比べて、エネルギー消
費がさらに尿素トン当D 0.05 Gcal減少する
例4゜ 第4図に示す方法に従って、温度を195℃、圧力を2
20気圧(絶対圧)に保持した合成塔に、管路2を通し
て124℃のアンモニア(液体)35、500 kVh
rを、管路3を通して温度160℃の気体二酸化炭素3
4.000 kvhr及び不活性物質355kg/hr
を、そして管路4を通して128、395 kg/’h
rのカルバミン酸アンモニウムの再循環溶液(66,6
00kg/hrのアンモニア、41、700 kVhr
の二酸化炭素、19.900kg/hrの水及び1 g
 5 kvhrの不活性物質)を供給する。
モル比は、NH3: co2= 3.5とする。塔1か
ら管路5を通して取り出された合成メル)(62,50
0kg/hrの尿素、66.683 kVhrのアンモ
ニア、29、867 kVhrの二酸化炭素、38.6
50kVhrの水、及び5501cVhrの不活性物質
)を100気圧(絶対圧)に減圧し、そして分離器6に
供給する。160℃に温度保持された分離器6からの溶
液(62,500kl17/hrの尿素、57.’ 9
48kVhrのアンモニア、28.752 kVhrの
二酸化炭素、36、720 kg/hrの水、及び30
0 k!9//hrの不活性物質)は、90気圧(絶対
圧)に減圧し、そして管路7を通して蒸留器8に導入し
、ここで、二酸化炭素流中、90気圧(絶対圧)におい
て蒸留し、さらに蒸留器21において2〜5気圧(絶対
圧)におい−で蒸留し、さらに固形生成物に変える。
分離器6から取り出された気体の一部分(1,920k
g/hrのアンモニア、245 kg/hrの二酸化炭
素、425 kg/hrの水、及び55 kVh rの
不活性物質)は、油路16を通して凝縮−吸収器11に
導入し、ここで、蒸留器8からの蒸留気体のんC縮−吸
収を行う。
分か器6からの気体の他の部分(6,815kVhrの
アンモニア、870 kg/hrの二酸化炭素、1、5
05 kVhrの水及び1−95 kg/hrの不活性
気体)は、管路41を通してゼット型装置40に供給し
、ここで、凝縮−吸収器11から管路39を通して供給
された温度130℃を゛有し、300気圧(絶対圧)に
昇圧されたカルバミン酸アンモニウム溶液の貴循環流(
59,785kg/hrのアンモニア、40.830 
kvhrの二酸化炭素、及び18、395 k、9/h
rの水)と接触せしめる。ゼット型装置40からの混合
流は、管路4を辿して合成塔1に供給する。
流39と流41を接触せしめる技法を用いることにより
、列1及び2の場合に比べて、尿素トン当りのエネルギ
ー消費量をさらに0.05Gcal減少せしめることが
できる。
例5゜ 第4−に従って例4に記載した方法を実施する。
但し、次の点において変更を加える。
合成塔1に、管路4を通して、68,400に’〆hr
のアンモニア、43.033 kvhrの二酸化炭素、
39、’L50 kg/hrの水、及び550kp/h
r ノ不活性物質を供給する(モル比はNu、 : c
o2= 3.5 )。
合成メルトを190気圧(絶対圧)に減圧する。
管路7を通して供給される溶液は、62,500kg/
hrの尿素、58.358 kg/hrのアンモニア、
30、6 ’40 kg/hrの二酸化炭素、38.1
85kVhrの水、及び320 kvhrの不活性物質
を含有する。
分離器6から管路16を通して凝縮−吸収器11に供給
する気体流は、’680 kvhrのアンモニア、85
kVhrの二酸化炭素、150kvhrの水、及び35
 kg/h rの不活性物質を含有し、他方、管路41
を通してゼット型装置40に供給する泥は、3、76.
 Okp、/ h rのアンモニア、475 kg/h
rの二酸化炭素、815 kvhrの水、及び1’95
に9/hrの不活性物質を含有する。凝縮−吸収器11
からのカルバミン酸アンモニウム溶液(64,640k
g/hrのアンモニア、42.558 kg/ hrの
二酸化炭素、及び19,585kg/hrの水)は、管
路39を通して240気圧(絶対圧)でセ゛ット型装置
40vこ供給する。
この方法においては、例4の場合と同様の効果が達成さ
れる。
例6゜ 第4図に従って例4と同様の方法を実施する。
但し、次の点におい、て異る。
合成塔1に、管路4を通して、68.435 kVhr
のアンモニア、44.348 kg/ hrの二酸化炭
素、24、100 kg/h−rの水、及び195 k
g/’hrの不活性物質を含有する再循環流(モル比が
NH5: CO2−3,4)を供給する。合成メルト(
62,500に9/ h rの尿素、58.423 k
Vhrのアンモニア、32、515 kg/hrの二酸
化炭素、42.860vhrの水、及び550 kg/
hrの不活性物質)は、215気圧(絶対圧)に減圧す
る。管路7を通して供給する溶液は、62.500 k
g/hrの尿素、54,20,3kp/hrのアンモニ
ア、31.985 kVhrの二酸化炭素、41.94
5 kvhrの水、及び330 kliT/hrの不活
性物質を含有する。分離器6から管路16を通して凝縮
−吸収器11に供給する気体流は、480 kg/hr
のアンモニア、60 kg/h rの二酸化炭素、10
5 kg/ h rの水、及び25 kg/ h rの
不活性物質を含有し、他方、管路41を通してゼット型
装置40に供給する流は、3.740 kg/hrのア
ンモニア、470 kg/ h rの二酸化炭素、81
0kg/h rの水、及び195に9/hrの不活性物
質を含有する。カルバミン酸アンモニウム溶液(64,
695kg/ h rのアンモニア、43.8781’
g/hrの二酸化炭素、及び23.300 k!?/ 
hrの水)を、凝縮−吸収器11から管路39を通して
装置4oへ、225気圧(絶対圧)において供給する。
この方法の効果は例4におけるそれと同様である。
例7゜ 第4図に従って例4と同様の方法を実施する。
但し、次の点において異る。合成塔1の圧力を150気
圧(絶対圧)に保持する。100気圧(絶対圧)のもと
にある分離器6からの気体流は、管路41を通してゼッ
ト型装置40に導入し、ここで凝縮−分離器11から管
路39を通して供給されるカルバミン酸アンモニウム溶
液上、170気圧(絶対圧)において接触せしめる。こ
の方法の効果は例4における効果と同様である。
以上のごとく、この発明によれば、尿素合成工程のパラ
メータと蒸留工程の配列原理を合理的に組合わせること
により、先行技術の方法に比べて、エネルギー消費を実
質上減少せしめるものができる。
謳下余白
【図面の簡単な説明】
第1図は、断熱分離と3段階の蒸留を伴うこの発明の尿
素の製造方法の原理的なフローシートであシ;第2図は
、断熱分離と2段階の蒸留を伴う尿素の製造方法の70
−シートであシ;第3図は、第1段階の蒸留後に追加の
分離工程を伴う尿素の製造方法のフローシートであり;
そして第4図は、断熱分離後の気体とカルバミン酸アン
モニウムのアンモニア水溶液の再循環流との接触工程を
伴う尿素の合成方法の70−シートである。 図中、1は合成塔、2はアンモニア管路、3は二酸化炭
素の管路、4はカルバミン酸アンモニウム溶液の再循環
管路、5は尿素合成メルトの管路、6は断熱分離器、7
は断熱分離器からの溶液の管路、8は第1段階の蒸留器
、9は二酸化炭素の管路、10は第1段階の蒸留器から
の気体の管路、11は第1領域の凝縮−吸収器、12は
カルバミン酸アンモニウム溶液供給管路、13は凝縮−
吸収器、14は第1領域の凝縮−吸収器からの混合物の
管路、15は昆2領域の凝縮−吸収器、16は断熱分離
器からの気体の管路、17は第2領域の凝縮−吸収器か
らの溶液の管路、18は混合器、19はアンモニア供給
管路、20は第1段階の蒸留器からの溶液の管路、21
は第2段階の蒸留器、22は第3段階の蒸留器に供給す
る溶液の管路、23は第3段階の蒸留器、24は第2段
階の蒸留気体の管路、25は第2領域の凝縮−吸収器か
らの気体の管路、26は尿素溶液の管路、27は第3段
階の蒸留からの気体の管路、28は凝縮−吸収器、29
は水の管路、30は凝縮−吸収器13からの気体の管路
、31はカルバミン酸アンモニウムの管路、32は不活
性気体の管路、33は水の管路、34は追加の分離器、
35は追加の分離器からの溶液の管路、36は追加の分
離器からの気体の管路、37はゼット型装置、38は二
酸化炭素、39はカルバミン酸アンモニウム溶液の管路
、40はセット型装置、41は断熱分離器からルロブス
キー ソ連国ジエルツインスク・プル コブスコイ・オブラスチ・ウリ ツア・ガガリナ8クワルチーラ 0発 明 者 アレクサンドラ・バジエリエブナ・スト
ラホバ ソ連国ジエルツインスク・プル ゴブスコイ・オブラスチ・プロ スペクト・ツイオレコブスコー ゴ17エー・クワルチーラ42 0発 明 者 ゲルマン・ニコラエピッチ・ジノビエブ ソ連国プルキー・ナベレジナヤ ・ジダノーバ14クワルチーラ23 ■発 明 者 アナトリー・イバノビツチ・リシハイン ソ連国ジエルツインスタ・プル コブスコイ・オブラスチ・プロ スペクト・ポベデイー3クヮル チーラ7 ■発 明 者 レフ・ウラジミロピッチ・ペトロフ ソ連国ジエルツインスク・プル コブスコイ・オブラスチ・プロ スペクト・ポベデイー3クヮル チーラ40 0発 明 者 ポリス・ペトロピッチ・メルニコフ ソ連国プルキー・ウリツア・バ ネーバ24クワルチーラ4 0発 明 者 ウラジミール・バシリエピッチ・レヘア
フ ソ連国ジエルツインスク・プル コブスコイ・オブラスチ・プロ スペクト・レニーナ85クワルチ ーラ6 ・、沙発 明 者 力ピトリーナ・ニコラエブナ・シネ
バ ソ連国ジエルツインスク・プル コブスコイ・オブラスチ・プル バール・ジダノーバ9/11クワ ルチーラ86 0発 明 者 セルゲイ・ミハイロピッチ・シモノフ ソ連国シェルツインスク・ゲル コブスコイ・オブラスチ・プロ スペクト・レニーナ85クワルチ ーラ27 0発 明 者 エルンスト・マルコビツチ・モンチャル
ジ ソ連国シェルツインスク・ゲル コブスコイ・オブラスチ・ウリ ツア・スト口イテレイ6クワル チーク17 0発 明 者 ヤコブ・セメノビツチ・テプリツキー ソ連国チルチック・タシケンツ コイ・オブラスチ・ウリツア。 オシペンツ3クワルチーラ16 0発 明 者 ポリス・イバノビッチ・ピハトブニコフ ソ連国ビドノエ・モスコブスコ イ・オブラスチ・ウリツア・ゾ ベラカヤ32クワルチーラ142 0発 明 者 アントニン・ペトロビッチ・ポメランツ
エブ ソ連国シェルツインスク・ゲル コブスコイ・オブラスチ・ウリ ツア・クリジュラビナ2クワル チーク30 0発 明 者 ジュリー・アントレーピッチ・セルゲー
フ ソ連国シェルツインスク・ゲル コブスコイ・オブラスチ・プロ スペクト・レニンスコゴ・コミ ソモラ42クワルチーラ59 0発 明 者 レオニド・ゲルシコビツチ・ロバノフ ソ連国シェルツインスク・ゲル コブスコイ・オブラスチ・ウリ ツア・チャバエバ70クワルチー ラ69 ■出 願 人 タトヤナ・ミハイロブナ・ボグダノバ ソ連国ジエルツインスク・ゲル コブスコイ・オブラスチ・プロ スペクト・ツイオルコブスコー ゴ81クワルチーラ29 ■出 願 人 ダビット・ミハイロピッチ・ゲルロブス
キー ソ連国ジエルツインスク・ゲル コブスコイ・オブラスチ・ウリ ツア・ガガリナ8クワルチーラ 0出 願 人 アレクサントラ・バシエリエブナ・スト
ラホバ ソ連国ジエルツインスク・ゲル コブスコイ・オブラスチ・プロ スペクト・ツイオレコブスコー ゴ17エー・クワルチーラ42 ■出願  人 ゲルマン・ニコラエピッチ・ジノビエブ ソ連国プルキー・ナベレジナヤ 0ジダノーバ14クワルチーラ23 0出 願 人 アナトリー・イバノビッチ・リシハイン ソ連国シェルツインスク・ゲル コブスコイ・オブラスチ・プロ スペクト・ポベデイー3クヮル チーク7 ■出 願 人 レフ・ウラジミロピッチ・ペトロフ ソ連国シェルツインスク・ゲル コブスコイ・オブラスチ・プロ スペクト・ポベデイー3クヮル チーク40 ■出 願 人 ポリス・ペトロピッチ・メルニコフ ソ連国プルキー・ウリツア・バ ネーバ24クワルチーラ4 ■出 願 人 ウラジミール・バシリエピッチ・レベデ
フ ソ連国シェルツインスク・プル コブスコイ・オブラスチ・プロ スペクト・レニーナ85クワルチ ーラ6 ■出 願 人 力ピトリーナ・ニコラエブナ・シネバ ソ連国シェルツインスク・プル コブスコイ・オブラスチ・プル バール・ジダノーバ9/′11クワ ルチーラ86 ■出 願 人 セルゲイ・ミハイロピッチ・シモノフ ソ連国ジエルツインスク・プル コブスコイ・オブラスチ・プロ スペクト・レニーナ85クワルチ ーラ27 ■出 願 人 エルンスト・マルコビツチ・モンチャル
ジ ソ連国ジエルツインスク・プル コブスコイ・オブラスチ・ウリ ツア・スト口イテレイ6クワル チーラ17 ■出 願 人 ヤコブ・セメノビツチ・テプリツキー ソ連国チルチック・タシケンツ コイ・オブラスチ・ウリツア・ オシペンツ3クワルチーラ16 ■出 願 人 ポリス・イバノビッチ・ピハトブニコフ ソ連国ビドノエ・モスコブスコ イ・オブラスチ・ウリツア・ソ ベラカヤ32クワルチーラ142 @出願  人 アントニン・ペトロピッチ・ポメランツ
エブ ソ連国ジエルツインスク・プル コブスコイ・オブラスチ・ウリ ツア・クリジュラビナ2クワル ■出 願 人 ジュワー・アントレーピッチ・セルゲー
フ ソ連国ジエルツインスク・プル コブスコイ・オブラスチ・プロ スペクト・レニンスコゴ・コミ ソモラ42クワルチーラ59 0出 願 人 レオニド・ゲルシコビツチ・ロバノフ ソ連国シェルツインスク・プル コブスコイ・オブラスチ・ウリ ツア・チャバエバ70クワルチー ラ69

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、a)160〜230℃の範囲の温度において、13
    0〜280気圧(絶対圧)の圧力のもとで、アンモニア
    と二酸化炭素とから尿素を合成して尿素合成メルトを形
    成せしめ、 b)前記の尿素合成メルトを、加熱しながら、逐次圧力
    が低下する少なくとも2段階により蒸留することにより
    、それぞれがアンモニア、二酸化炭素、及び水蒸気を含
    有する尿素水溶液と気体流とを生成せしめ、少なくとも
    1つの圧力段階における尿素合成メルトの前記の蒸留を
    二酸化炭素流中で行い、 C)カルバミン酸アンモニウムのアンモニア水溶液が生
    成するまで水性吸収剤と接触せしめることにより、蒸留
    のすべての段階において回収した気体流の凝縮−吸収を
    行い、 d)段階(C)において生成したカルバミン酸アンモニ
    ウムのアンモニア水溶液を尿素合成段階(、)に再循環
    し、そして、 e)段階(b)において生成した尿素溶液を脱水しそし
    て脱水した尿素を固体生成物に変える、段階を含んで成
    る尿素の製造方法において、アンモニアと二酸化炭素と
    のモル比が3.4:1〜6:1の範囲において尿素の合
    成を行い、尿素合成メルトの圧力を合成直後に60〜2
    15気圧(絶対圧)に低下せしめ、そしてこの圧力にお
    いて断熱分離を行うことにより液体と気体とを生成せし
    め、液体は蒸留の第1段階に導入し、気体の全部又は一
    部分は第1段階の蒸留において回収した気体流の凝縮−
    吸収工程に導入することを特徴とする方法。 2、尿素合成メルトの断熱分離、及び該断熱分離後の液
    の第1段階の蒸留を60〜120気圧(絶対圧)の範囲
    の圧力において行い、該第1段階の蒸留を二酸化炭素流
    中で行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 3、第1段階の蒸留において回収した気体流の凝縮−吸
    収を2つの領域において逐次的に行うことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項又は嬉2項記載の方法。 4、第1段階の蒸留において回収した気体流の凝縮−吸
    収を第1領域において気相に過剰の二酸化炭素を伴って
    行い、第2領域においては凝縮−吸収を断熱分離段階に
    おいて生成した気体を導入しながら行い、そして第2領
    域において得られたカルバミン酸アンモニウムのアンモ
    ニア水溶液に液体アンモニアを混合し、そして尿素合成
    段階に再循環することを特徴とする特許請求の範囲力3
    項記載の方法。 5、第2段階の蒸留を2〜5気圧(絶対圧)において行
    い、蒸留中に回収した気体を凝縮−吸収にかけてカルバ
    ミン酸アンモニウムのアンモニア水溶液を得、この溶液
    に、溶液の二酸化炭素の濃度を28〜32%の範囲に保
    持し、アンモニアの濃度を31〜35%の範囲に保持す
    るのに必をな量のアンモニアを加え、そして、尿素合成
    メルトの断熱分離の段階において生成した気体を第1段
    階の蒸留において回収した気体流の凝縮−吸収の第1領
    域に導入することを特徴とする特許請求の範囲第3項記
    載の方法。 6、第1段階の蒸留後の浴液を30〜60気圧(絶対圧
    )において追加の分離にかけ、そして、アンモニア、二
    酸化炭素及び水蒸気からなる回収気体流を200〜25
    0気圧(絶対圧)の圧力を有する気体二酸化要素と接触
    せしめ、そして混合流を尿素合成メルトの第1段階の蒸
    留に再循環することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    〜第5項のいずれか1項に記載の方法。 7、尿素合成メルトの断熱分離をlOO〜215気圧(
    絶対圧)において行い、この段階で生成した気体流の一
    部分を170〜300気圧(絶対圧)を有するカルバミ
    ン酸アンモニウムのアンモニア水溶液の再循環流と接触
    せしめ、そして、混合流を尿素合成段階に供給すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP57217939A 1982-12-14 1982-12-14 尿素の製造方法 Granted JPS59110664A (ja)

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