JPS5910089Y2 - 連帯窯式ガラス溶融炉 - Google Patents

連帯窯式ガラス溶融炉

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Publication number
JPS5910089Y2
JPS5910089Y2 JP3532878U JP3532878U JPS5910089Y2 JP S5910089 Y2 JPS5910089 Y2 JP S5910089Y2 JP 3532878 U JP3532878 U JP 3532878U JP 3532878 U JP3532878 U JP 3532878U JP S5910089 Y2 JPS5910089 Y2 JP S5910089Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion
combustion chamber
melting furnace
glass melting
kiln type
Prior art date
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Expired
Application number
JP3532878U
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English (en)
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JPS54139063U (ja
Inventor
博武 高島
文栄 益川
悦雄 紫藤
Original Assignee
大阪瓦斯株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 大阪瓦斯株式会社 filed Critical 大阪瓦斯株式会社
Priority to JP3532878U priority Critical patent/JPS5910089Y2/ja
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  • Glass Melting And Manufacturing (AREA)
  • Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、溶解、清澄、戒形といったガラスを溶融する
上で必要な各工程を連続作業によって熱経済性有利に行
なえるように、燃焼装置がらの噴出燃焼炎および燃焼ガ
スが導入される燃焼内に、その周壁に沿って適当間隔置
きに複数個のるつぼを並設配置してある連帯窯式ガラス
溶炉に関する。
従来のこの種のガラス溶融炉は、第3図で示すように、
平面視円形の燃焼室01内に、その周壁に沿って適当間
隔置きにるつは゛02・・を並設配置するとともに、前
記燃焼室01の床部中夫の下方に、前記燃焼室01内に
燃焼炎および燃焼ガスを噴出導入する燃焼装置OAを配
設し、その燃焼装置OAの一次燃焼室09において液体
燃焼料や石炭などを気化させて部分燃焼させたのち、そ
こがら上昇する未燃戒分に二次空気を導入させてフレー
ムポー} 010から長大な燃焼炎を燃焼室01内に噴
出させることにより、その燃焼炎およびその高温燃焼ガ
スを燃焼室01の天井壁03に衝突させて周囲のるつぼ
02・・に対して拡散流動させ、そして、廃ガスをるつ
ぼ02・・のあご下から、燃焼室01および燃焼装置O
Aの周囲にレンガ積みで構或されている廃ガス通路07
・・を経て外部に放出し、このとき、前記燃焼装置OA
に対する二次空気を予熱すべく構威されていた。
しかしながら、かかる従来構或のガラス溶融炉は、液体
燃料や石炭などの燃料を自然通風式で赤火燃焼させる方
式を採用しているために、燃焼装置ひいては溶融炉全体
が非常に大型になる難点があるばかりで無く、その燃焼
管理にあたっては、一次空気ダンパー、二次空気ダンパ
ー、廃ガスダンパー、燃料弁等に対して夫々正確な操作
が必要であって、操業に多大な手数を要するのみならず
、各操作が他の操作に微妙に影響するため、効率の良い
操業を行なうには、多年の経験および技術力を必要とす
る難点があり、しかも、加熱効率に与える影響度の大き
いフレームパワーについても、一度築炉されてしまうと
空気比の調節が困難又は不可能であるため、レンガの損
耗等に起因する効率低下の修正がきかない致命的欠陥が
あった。
その他、前記燃焼室内でるつぼが破損することが往々に
して生じるが、そのような破損が起ると溶解したガラス
が、燃焼室の下方に位置する燃焼装置内へ流下して、そ
の燃焼作用に悪影響を与えるという欠点もある。
本考案は、かかる実情に鑑みてなされたものであって、
その目的は、上記した従来炉における操作上の欠点なら
びに効率面での欠陥が無く、また、るつぼ破損時の溶解
ガラスによる燃焼作用への悪影響も無く、しかも、全体
としてコンパクトかつシンプルな構或にできる連帯窯帯
窯式ガラス溶融炉を提供せんとすることにある。
かかる目的を達戊するために、本考案による連帯窯式ガ
ラス溶融炉は、冒頭に記載した基本的構或を有するもの
において、 前記燃焼装置としてプラストバーナを用いると共に、そ
のプラストバーナを前記燃焼室の天井壁の中央部に下向
き姿勢で取付け、 前記燃焼室の床部中央位置にガラス溜め用凹大空間を形
或し、更に、 前記燃焼室内で前記プラストバーナの直下対向位置には
、前記ガラス溜め用凹入空間の開口を覆う状態で、燃焼
炎および燃焼ガスを拡散させるためのプレートを配設し
てある、 という特徴を備えている。
上記特徴構戊により発揮される作用ならびに効果は次の
通りである。
即ち、(ア)燃焼室内へ燃焼炎および燃焼ガスを噴出導
入するための燃焼装置としてプラストバーナを採用した
ことによって、非常に容易な操作で、燃焼量や空燃比な
どの燃焼管理、ならびに、温度管理を適正に行なえると
ともに、炉内圧を正圧に維持して炉内への空気流入を防
ぐことができて、非常に効率の良い操業が可能となり、
その上、フレームを短かく高温のものにできるので燃焼
室ひいては炉全体を小型化でき、放熱面積の減少をもっ
て加熱効率の尚一層の増進を達或でき、 (イ)また、そのプラストバーナを、従来のように燃焼
室の下方では無く、燃焼室の上部に設置する構或を採用
したことによって、そのプラストバーナの調整を、燃焼
室上方の広いスペースから自由に行なえるので、操作性
も非常に良くなり、 (ウ)更に、燃焼装置(プラストバーナ)を燃焼室の上
部に設けたことによって、従来燃焼装置を設けていた燃
焼室の下方位置に、専用のガラス溜め用凹人空間を形或
することができ、そして、このように、上部燃焼装置と
は対向する下方位置に専用のガラス溜め用凹入空間を設
けることによって、たとえ燃焼室でるつは゛が破損して
も、燃焼装置の燃焼作用に何ら悪影響を及ぼすことが無
いように、溶解ガラスを適切に処理することができ、 (ニ)更にまた、前記ブラストの直下対向位置には、そ
れによる燃焼炎およびガスを拡散させるための専用のプ
レートを設けてあるため、各るつぼに対する加熱を良好
に行なわせられることは勿論、強力なプラストバーナの
燃焼炎か′直接吹き付けられて、その拡散用プレートが
劣化しても、そのプレートだけを修復すれば足りるので
、従来のように炉壁本体としての天井壁を燃焼炎拡散面
として利用するのに比べて、メンテナンスが容易かつ安
価に行えるようになり、また、前記プレートを前記ガラ
ス溜め用凹入空間の開口を覆うように配設してあるため
、燃焼炎がその四大空間に入り込むという無駄も生じな
い、という種々の利点を有するのである。
尚、燃焼室周囲から下方への廃ガス通路に耐熱金属製レ
キュペレー夕を設けて実施すれば、レキュペレータの小
型化から炉全体のより一層の小型化が可能となる。
以下、本考案の実施例を第1図および第2図に基いて詳
述する。
上方に凸曲する天井壁3を有する平面視円形の燃焼室1
内に、その周壁に沿って適当間隔置きに複数個のるつぼ
2・・を、それらの口が外方側方に向かって開放する状
態に並設配置してある連帯窯式ガラス溶融炉において、
前記燃焼室1の天井壁3の中央位置に燃焼装置としてひ
とつのブライトバーナ4を、その燃焼炎吹出し口が下向
き姿勢となる状態に取付けるとともに、そのプラス1・
バーナ4に相対向する箇所の燃焼室1の下部中央位置に
は、前記るつぼ2が破損したときにそのガラスを貯溜す
るためのガラス溜め用凹入空間5を形或し、このガラス
溜め用凹入空間5の直上位置で、前記プラストバーナ4
の直下対向位置には、バーナフレームおよび高温燃焼ガ
スを燃焼室1の周辺部に拡散するためのフレーム拡散用
プレート6を設け、かつ、前記燃焼室1の周囲には、前
記のように拡散されてるつぼ2・・周りを流動した後の
廃ガスを燃焼室1の下方に導いて煙道9に移行させる廃
ガス通路7・・をレンガ積みにより構威し、これら廃ガ
ス通路7・・には、前記プラストバーナ4への燃焼用エ
アーを廃熱にて予熱するための耐熱金属製レキュペレー
タ8・・を設けたものである。
尚、前記燃焼室1は、平面視において、円形であって゛
形であっても良い。
【図面の簡単な説明】
第1゛よび第2図は本考案に係る連帯窯式ガラス溶一
の実施例を示し、第1図は縦断面図、第2図は→部横断
平面図である。 そして、1第3図は従来の溶融炉を示す縦断面図である
。 11・・・・・・械焼室、2・・・・・・るつぼ、3
・・・・・・天井壁、4・・・・・・プラス1〜バーナ
、5・・・・・・ガラス溜め用凹入空間、6・・・・・
・フレーム拡散用プレート、7・・・・・・廃ガス通路
、8・・・・・・レキュペレータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 燃焼装置Aからの噴出燃焼炎および燃焼ガスが導入
    される燃焼室1内に、その周壁に沿って適当間隔置きに
    複数個のるっぽ2・・を並設配置してある連帯窯式ガラ
    ス溶融炉であって、前記燃焼装置Aとしてプラストバー
    ナ4を用いると共に、そのプラストバーナ4を前記燃焼
    室1の天井壁3の中央部に下向き姿勢で取付け、 前記燃焼室1の床部中央位置にガラス溜め用凹入空間5
    を形威し、更に、 前記燃焼室1内で前記プラストバーナ4の直下対向位置
    には、前記ガラス溜め用凹人空間5の開口を覆う状態で
    、燃焼炎および燃焼ガスを拡散させるためのプレート6
    を配設してある。 という特徴を備えている連帯窯式ガラス溶融炉。 ■ 前記燃焼室1の周囲には、前記るつは゛2・・周り
    を流動した後の廃ガスを燃焼室1の下方に導く廃ガス通
    路7・・を設け、この廃ガス通路7・・に耐熱金属製レ
    キュペレータ8を設けてある実用新案登録請求の範囲第
    ■項に記載の連帯窯式ガラス溶融炉。
JP3532878U 1978-03-17 1978-03-17 連帯窯式ガラス溶融炉 Expired JPS5910089Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS54139063U JPS54139063U (ja) 1979-09-27
JPS5910089Y2 true JPS5910089Y2 (ja) 1984-03-30

Family

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