JPS5899149A - 粉状物質の仮焼装置 - Google Patents

粉状物質の仮焼装置

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JPS5899149A
JPS5899149A JP19610581A JP19610581A JPS5899149A JP S5899149 A JPS5899149 A JP S5899149A JP 19610581 A JP19610581 A JP 19610581A JP 19610581 A JP19610581 A JP 19610581A JP S5899149 A JPS5899149 A JP S5899149A
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Japan
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furnace
calcination
series
gas
exhaust gas
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JP19610581A
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English (en)
Inventor
波多野 宏文
正康 山崎
惇 佐々木
三上 奎吾
大尾田 清通
村上 光春
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Mitsubishi Mining and Cement Co Ltd
Mitsubishi Industries Cement Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Mitsubishi Mining and Cement Co Ltd
Mitsubishi Industries Cement Co Ltd
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Priority to DK537482A priority patent/DK158965C/da
Priority to KR8205421A priority patent/KR860001646B1/ko
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明社、回転炉に送給される前段における粉状物質を
仮焼するための、多段浮遊式予熱It(ナスベンジ冒ン
プレヒーター)と仮焼炉とによって構成される仮焼装置
に関し、さらに詳しくは粉状物質の仮焼度をほぼ100
 % t−fi高めると基に熱効率の向上を図り、かつ
回転炉排ガス中のNOxを低減した仮焼装置に関する。
本発明の仮焼装置で仮焼される粉状物質は、セメント原
料、石灰石、ドロマイト、マグネディトなどがあるが、
セメント原料が最も一般的である。
多段浮遊式予熱機は通常、固気分離器と立上〕管との組
み合わせを多段重ねたものが使用され、仮焼炉は燃料燃
焼装置を有し流動層などを備えたものが一般に用いられ
る。
従来、多段浮遊式予熱機と仮焼炉とを組み合わせて構成
される仮焼装置には、組込仮焼炉方式と別置き仮焼炉方
式とがあり、別置き仮焼炉方式には、ガス合流方式とガ
ス並流方式とがある。
組込仮焼炉方式の仮焼装置は、燃料供給装置を備えた仮
焼炉を回転炉と多段浮遊式予熱機との間に直列に組み込
み、回転炉排ガスをすべてこの仮焼炉を通過させる方式
である。仮焼炉内での燃焼に必要な空気は一般には回転
炉を経由せずに別経路によりて直接仮焼炉に導入され、
仮焼炉内において回転炉排ガスと混合される。
別置き仮焼炉方式の仮焼装置は、燃料供給装置を備えた
仮焼炉を回転炉と並列に回転炉と独立に設ける方式で、
との仮焼炉の排ガスと回転炉の排ガスとを合流させて多
段浮遊式予熱機へ送るガス合流方式と、両排ガスを合流
させずにそれぞれ多段浮遊式予熱機へ送るガス並流方式
とに分けられる。
組込仮焼炉方式の仮焼装置は、運転操作、特に起動、停
止など非定常状@(D操作が簡便である点で優れている
が、燃料消費量の点では不十分である。
すなわち、組込仮焼炉方式では、空気と回転炉排ガスと
が混合されるので、燃焼用の酸素分圧が低く、燃料の燃
焼が遅く、を九回転炉排ガス、仮焼炉燃焼ガス、仮焼に
伴って発生するガスの全ガス量を処理するためにガス量
が多くなる。仮焼全十分進行させる滞留時間を確保する
ためには、仮焼炉の容積を著しく大きくしなければなら
ない。
例えば別置き仮焼炉方式の仮焼炉で処理。するガス量の
2倍近いガス量とな暮のア装置き仮−炉の2倍以上の容
積の仮焼炉を設置しなければならず、回転炉と予熱機関
に大きな空間を必要とし、予熱機および予熱後支持架構
を着しく高くすることを余儀なくされる。
これに比し、別置き仮焼炉方式は、仮焼炉燃焼雰囲気の
酸素分圧が高く仮焼炉内上流側で燃料が急速に完全燃焼
してガス温度が上り、粉状物質との温度差が大となるの
で仮焼が著しく促進される。
しかし、仮焼炉側と回転炉側との排ガス量および熱量が
アンバランスであり、これを調整することができず、仮
焼域における固気熱交換能力に未だ改善の余地があシ、
特に助燃比(全燃料供薯量に対する仮焼炉への燃料供給
量比)を高めた場合や燃焼速度の遅い石炭を仮焼炉燃料
として用いる場合等には、仮焼炉側の排ガス持去シ顕熱
が大となって熱効率の低下を免れない、ガス並流方式は
、予熱機においても両差流路がガス量及び熱交換量にア
ンバランスを生じ熱交換効率が悪く、ta、効率よく運
転制御することが容易でない。
本発明は上述の従来の仮焼装置の欠点を解消した仮焼装
置を提供することを目的とするものであって、仮焼域及
びその前段の予熱域の熱交換能力をバランスよく高め、
粉状物質の仮焼度をほぼ100 gII近くまで向上さ
せると共に燃料消費量の節減を図り、併せて回転炉排ガ
スの脱硝を行なうことのできる、安価で運転制御性のよ
い仮焼装置を提供する。
本発明は上記目的を達成する丸め、次の特徴を有するも
のである。すなわち、多段浮遊式予熱機と仮焼炉との組
み合わせからなる粉状物質の仮焼装置において、主仮焼
炉とその排ガスで粉状物質を加熱する複数の予熱機とか
らなる第■の予熱系(以下第■系列とい−う)と、回転
炉の排ガス通路に装着した副成焼炉とその排ガスで粉状
物質を加熱する他の複数段の予熱機とからなる第1の予
熱系(以下第1系列という)とを設け、前記第■、第1
系列へそれぞれ供給された粉状物質が導かれる粉状物質
流路は、両系列における最下段予熱機前段に設けられた
合流導管を経て、前記両系列の最下段部を巡回した後、
前記回転炉へ連通するように構成してなることを特徴と
する粉状物質の仮焼装置である。
本発明は、回転炉とは独立した主仮焼炉系列の予熱系と
、回転炉と結合した副成焼炉系列の予熱系との2系列を
並列に設け、粉状物質を両系列の鍛工段部、すなわち、
副仮焼炉部と主仮焼炉部とを巡回させ粉状物質の仮焼度
をほぼ1001gに向上させかつ熱効率の向上を図るも
のであり、助燃比および主仮焼炉と副成焼炉燃焼量比の
変化による熱効率最高条件の選択制御ができ、かつ回転
炉排ガス中のN0xt−低減することができ、運転管理
が容易で、設備が経済的な仮焼装置である。
次に本発明を図面によって説明する。第1図は本発明の
実施例を示す系統因である。
第1図において、1は回転炉、1aは回転炉燃料供給輪
重、2は回転炉排ガス管、3は焼成物冷却装置、4は冷
却装置抽気管、5は主仮焼炉、5aは主仮焼炉燃料供給
装置、6は主仮焼炉排ガス管、7は副成焼炉、7mは副
成焼炉燃料供給装置、8はsfi焼炉排ガス管である。
図において、実線は空気およびガス流路、点線は粉状物
質の流路を示している。
本発明はガス通路については、第■系列と第1系列と0
2系列の予熱系を有する。
第1系列は、主仮焼炉5とこの主仮焼炉5の排ガス管6
に連接される固気分離器11.12.13.14.15
およびそれらの立上り管11!、121.13a。
141、151mを組み合わせて多段に重ねた多段浮遊
式予熱機とから構成される。
第1系列は回転炉排ガス管2に装着された副成焼炉7と
この岬仮焼炉排ガス管8に連接された固気分離器21.
22.23.24.25およびそれらの立上り管218
% 22a1% 23M、 24a1251を組み合わ
せて多段に重ねた多段浮遊式予熱機とから構成される。
第1.第1系列を出たガスは導管33で合流し置引扇風
$34により糸外に排出される。
粉状物質の流路は、それぞれ第■、第1系列の最上段固
気分離器15.25のガス入口管141 、248に粉
状物質供給管16.26が取りつけられ、それぞれ第1
1第1系列を下かc?2段目の一気分離器12.22に
至るまで、第■系列は15.15b、 14.14b、
 13.13b、 12を、第1系列は25.21)b
、 24.24b、 23%23b、 22  を降下
するように設けられゐ。
第■、第1系列の下から2段目の固気分離器12.22
の粉状物質排出通路12b、22bは合流して12Cと
なり、副成焼炉7に接続される。副成焼炉7からガスと
共に排出された粉状物質は、固気分離器21、粉状物質
通路21b を経て仮焼炉5に誘導され、さらに固気分
離器11.粉状物質通路11bを経て回転炉lに至る。
焼成物冷却装置3に附属した押込ファン31によって冷
却装置に吹き込まれた空気は、一部はファン32によっ
て系外に排出され、他は回転炉1と主仮焼炉5と副成焼
炉7とに導かれ、燃焼用空気として利用される。
主仮焼炉5は燃料供給装置5mを備え、焼成物冷却装置
3より抽気された高温空気によって燃料を燃焼し粉状物
質を仮焼する仮焼炉であって、回転炉1とは独立に別置
きされる。この仮焼炉は酸素分圧の高い一焼用空気で燃
料紮速やかに燃焼し高温の燃焼ガスを得ることができ、
粉状物質の仮焼を速やかに行なう。この仮焼炉として本
発明者らが別に提案している粗砕炭を燃料とする流動仮
焼炉を使用することによって、燃料に粗砕炭をも用いて
効率よく粉状物質の仮焼を行なうことができる。
主仮焼炉5内で燃焼によって生じた高温のガスは、粉状
物質の仮焼吸熱反応を急速に促進し熱交換により温度低
下し、仮焼によりて粉状物質から発生したガスと共に粉
状物質を同伴して主仮焼炉5から排出され、主仮焼炉排
ガス管6を経て固気分離器11に導入しれ、粉状物質を
分離し死後、第1系列の立上導管と固気分離器とを交互
に11a。
12.12a、 13.13M、 14.141.15
.151の順に粉状物質の浮遊熱交換と固気分離を繰り
返しつつ上昇し、導管33、誘引扇風機34ヲ経て送出
される。
回転炉1内で燃料の燃焼によって生じたガスは、副成焼
炉7に導入され、焼成物冷却装置3からの抽気と混合さ
れ、燃料供給装置7aによって供給され九燃料を燃焼す
る。
副成焼炉7は回転炉排ガス管に装着される組込み方式の
仮焼炉であって、仮焼域におけるガスおよび粉状物質の
滞留時間を増加し、回転炉排ガスの不足熱量を燃焼によ
って補い、固気熱交換を促進して粉状物質の仮焼度を向
上せしめ熱効率の向上を図る。また冷却装置3よりの抽
気管4の副成焼炉7への組込位置の選定によp還元雰囲
気領域を作ることができるので、回転炉内で発生した膳
素酸化物を還元させ、大気放出排ガス中の窒素酸化物を
減少させ、公害防止に寄与する。
さらに、第1系列を上昇するガスの流量と保有熱量をほ
ぼ第1系列と同等にすることにょシ、第1系列の熱交換
能力を増大するものである。
副成焼炉7を排出されたガスは副成焼炉排ガス管8を経
て固気分離器21に導かれ、以後、立上導管と固気分離
器とを交互に211,22.22m、23.231.2
4.24畠、25.25aの順に粉状物質との浮遊熱交
換と分離とを繰り返しつつ第1系列を上昇し導管33に
至り、第■系列を上昇して来たガスと合流する。
第■、第1畢列をガスと熱交換しながら下降して来た粉
状物質は、先ず第■系列の副成焼炉に入り、温度の高い
回転炉排ガスと燃焼ガスとにょi仮焼反応を開始して仮
焼し、次いで、主仮焼炉5に送られ、高温の燃焼ガスに
より仮焼全完了する。
副成焼炉7と主仮焼炉5との燃料吹込量は、両炉の排ガ
スの持去シ熱量を勘案して最適条件に定められ、画成焼
炉の仮焼反応の分担量もそれにょって定められる。さら
に、第1.第1系列をそれぞれ下降する粉状物質量の調
整と併せ、最適熱効率で全系列を運転することができる
本発明の仮焼装置では、助燃比を大きくすることにより
粉状物質の仮焼度をほぼ100s近くまでにすることが
できるので、回転炉1t−小形化し熱負荷を小さくする
ことができ、回転炉排ガスが減少するが、回転炉排ガス
管に副成焼炉7を設けて燃料を燃焼し熱量を補給するの
で、第11第1系列をバランスさせることができ、安定
運転と熱効率の極大化を図ることができる。
第2図は、別の実施例の系統図である。第1図との差は
、粉状物質が第1.第1系列の最下段予熱機を巡回する
経路が異っている点である。粉状物質は第11第1系列
における最下段予熱機前段に設けられた合流導管12C
t−経て主仮焼炉5、第1系列の固気分離器、11、副
成焼炉7、第1系列の固気分離器21t−巡回して回転
炉1に装入される。
この場合、粉状物質の仮焼は先ず主仮焼炉5で行なわれ
、・仕上仮焼は副成焼炉7で行なわれるが、仮焼度、熱
効率、運転容易性において第1図の実施例とほとんど差
がない。
次に本出願の第2の発明について説明する。第2の発明
は第1の発明と同一の目的を達成する仮焼装置でありて
、第1の発明と主要部をひとしくするものである。
すなわち、本発明は、主仮焼炉とその排ガスで粉状物質
を加熱する複数段の予熱機とからなる第1の予熱系(以
下第1系列という)と、回転炉の排ガス通路に装着され
た削成焼炉とその排ガスで粉状物質を加熱する他の複数
段の予熱機とからなる第1の予熱系(以下第1系列とい
う)と前記第■、第1系列の途中で両系列を結ぶガス連
通管とを設け、前記第■、第1系列へそれぞれ供給され
皮粉状物質が導かれる粉状物質流路は、両系列における
最下段予熱機前に設けられた合流導管を経て、前記両系
列の最下段部を巡回した後、前記回転炉へ連通するよう
に構成してなることを特徴とする、粉状物質の仮焼装置
である。
本発明は回転炉とは独立した主仮焼炉系列の予熱系と、
回転炉排ガス管に副成焼炉を装着して回転炉系のガス保
有熱量を補給し仮焼全分担する副成焼炉系の予熱系とを
設けて、仮焼域の増大と熱交換の効率化を図った装置に
更に両系列の予熱系相互間を結ぶガス連通管を設け、2
畢列の予熱系のガス流量及びガス保有熱量の均等化全一
層確夾にし、また場合によっては、仮焼域における粉状
物質のリサイクル効果も併せ、粉状物質の仮焼域滞留時
間を増大し、粉状物質の仮焼の完全化を達成し、装置の
熱・効率向上を図るものであり、助燃比および仮焼炉と
副成焼炉燃焼量比の調整による熱効率最高条件の選択制
御ができ、かつ回転炉排ガス中のN0xt−低減するこ
とができ、運転管理が容易で、設備が経済的な仮焼装置
である。
第3図は、本発明の実施例を示す系統図である。
第3図において1は回転炉、2は回転炉排ガス管、3は
焼成物冷却装置、4は冷却装置抽気管、5は主仮焼炉、
6は主仮焼炉排ガス管、7は副成焼炉、8は副成焼炉排
ガス管である。図において実線は空気およびガス流路、
点at粉状物質の流路を示している。
本発明は、ガス通路については、第1系列と第■系列の
予熱系とこれを結ぶガス連通管とを備えるものである。
第■系列は、燃料供給機5aを備えた主仮焼炉5と、こ
の主仮焼炉5の排ガス管6に連接される固気分離器11
.12.13.14.15及びそれらの立上導管111
 、12m、131.141.151 t−岨み合わせ
て多段に重ねた多段浮遊式予熱機とから構成される。
第1系列は回転炉排ガス管2に連結し、燃料供給67m
を備えた副成焼炉7と、この副成焼炉排ガス管8に連接
された固気分離器21.22.23.24.25および
それらの立上9管211.221% 238%241%
 25mを岨み合わせて多段に重ねた多段浮遊式予熱機
とから構成される。
第■、第1系列相互間には、主仮焼炉5の頂部または主
仮焼炉排ガス管6と副成焼P7又は副成鉤デ排ガス管8
とを結ぶガス連通管41が設けられる。ガス連通管41
に加えあるいはそれに代えて第11第1系列の最下段固
気分離器の立上り管111と211とを結ぶその他のガ
ス連通管を設けて両系列を連通させるようにしてももち
ろんよい。
粉状物質の流路は、それぞれ第11第1系列の最上段固
気分離器15.25のガス入口管148 、248に粉
状物質供給管16.26が取9つけられ、それぞれの系
列を下から2段目の固気分離器12.22に至るまで第
■系列は15.15b、 14.14b%13.13b
、12t、第1系列は25.25b、24.24b、2
3.23b、22を降下するように設けられる。
第■、第1系列の下から2段目の固気分離器12.22
の粉状物質排出通路12b 、 −22bは合流、して
12cとなり、副成焼炉7に接続され、第1系列最下段
固気分離器粉状物質排出通路21bは仮焼炉5に、第1
系列最下段固気分離器粉状物質排出通路11bは回転炉
1に接続される。
主仮焼炉5内で燃焼によって生じたガスは、粉状物質を
仮焼し、仮焼によって粉状物質から発生したガス及び燃
焼ガスと共に粉状物質を同伴して主仮焼炉5から排出さ
れ、主仮焼炉排ガス管6およびガス連通管41に分流さ
れて固気分離器11および開成焼炉7又は副成焼炉排ガ
ス管8に導入される。
固気分離器11から排出されたガスは立上り管と固気分
離器1111.12.12a、 13.131.14.
141115.151を経て第1系列を上昇し、導管3
3. @側層風1134を経て別のシスッ゛ムへ送られ
る。
回転炉l内の燃料の燃焼によって生じたガスは副成焼炉
7に導入され、焼成物冷却装置3からの抽気と混合され
て燃料供給97aから供給された燃料を燃焼し、副成焼
炉に供給された粉状物質の加熱、仮焼を行ない、さらに
第■系列の主仮焼炉5からガス連通管41t−経て導入
された主仮焼炉排ガスと合流して副成焼炉排ガス管8を
経て固気分離器21に導かれ、以後、立上り管と固気分
離器21畠、22.221,23% 231% 24.
2411.25.251 t−経て第■系列を上昇し、
導管33において第■系列のガスと合流し誘引扇風@3
4を経て系外に排出される。
粉状物質は、供給管16.26によって第11第1系列
の頂部にほぼ等量供給され、それぞれの系列をガスと熱
交換しながら並行して下降し、下から2段目の固気分離
器12.22から排出され、合流導管12Cによって合
流し、副成焼炉7内に導かれ一部は仮焼される。
次いで第■系列の主仮焼炉5からガス連通管41を経て
ガスに同伴されて来た粉状物質と合流し、仮焼を進行さ
せながら固気分離器21を経て第1系列の主仮焼炉5へ
導入される。
粉状物質がセメント原料である場合を例にとれば主仮焼
炉5の雰囲気温度は最高830Y)前後、主仮焼炉排ガ
ス温度は870℃以下で粉状物質はほぼ10〇−仮焼さ
れる。主仮焼炉5からガスに同伴して排出された粉状物
質は、一部はガス連通管41を経て第■系列へ送られて
リナイクルし、他部は固気分離器11でガスと分離され
、粉状物質排出通路11bを経て回転炉1に装入される
回転炉に装入された粉状物質は、回転炉の燃焼装置11
によって焼成され、焼成物冷却装置3において冷却され
系外に排出される。
ガス連通管41は、主仮焼炉5の排ガスの一部を分流し
て第1系列に送り、第■、第1系列のガス流量を均等化
すると共に、第1系列の熱量不足を補い固気分離器12
.22t−排出して合流して供給される粉状物質の第1
系列最終段の固気熱交換を促進して熱効率の向上を図力
、第1系列全体の熱交換能力を増加し、一方ガスと同伴
される粉状物質t″41,7.8.21.21b、5の
経路でリサイクルさせ、粉状物質の仮焼域における滞留
時間を増加し、十分な熱交換と仮焼反応の完成を図る作
用をなすものである。
ガス連通l1141を通過するガス量は、粉状物質の仮
焼度を勘案し、全系統の熱効率を最高ならしめる最適条
件の助燃比及び主、副成焼炉燃料比を設定することによ
って調整することができ、またガス連通管41にガス連
通量を調節する調節装置を設けることも任意である。
ガス連通管は、この連通管設置位置より後流の第■、第
1系列のガス流量を均等化し熱交換を均等化する。従っ
て予熱機の小形化が可能となり、第T、@I系列を同形
とすることができ、設備費や保守管理費の低減、圧損の
低減と共に、誘引扇風機34の共通化による価格と動力
費の低減、粉状物質流量の両系列の等分化による複雑な
調整やアンバランスの除去、運転の容易安定化等のメリ
ットがある。
またガス連通管は装置のいわゆる片肺運転を可能とし、
部分的な故障による全装置の停止を避けることができる
°ほか、装置の始動時、回転炉1の燃料燃焼装置のみに
よつて全系統のヒーティングアップができる・ 第4図は本発明の別の実施例を示す。第4図は第3図の
実施例と粉状物質の仮焼域巡回経路が異なるものである
。第4図の実施例では、粉状物質は第■、第1系列にお
ける最下段予熱機前段に設けられた合流導管12Cを経
て主仮焼炉5、第1系列の固気分離器11、副成焼炉7
、第1系画の固気分離器21t−巡回して回転炉1に装
入される。
この場合、粉状物質の仮焼は先ず主仮焼炉5で行なわれ
、仕上仮焼は副成焼炉7で行なわれる。
粉状物質の仮焼度、燃料消費量、運転容易性において第
3図O夷−例とほとんど差がない。
本発明の仮焼装置は、 (1)回転炉に供給する粉状物質をほぼ1G011近く
仮焼することができる。
偉) 第1.第1系列のガス流量、ガス顕熱量を均等化
でき、両系列がバランスし、原料供給量もほぼ等分化で
き、粉状物質を最も効率よく予熱することができる。ま
九第■、第1系列の装置を同形とすることができ、誘引
扇風機も1台でよく、設備投資額、保全費用、運転経費
を極小とすることができ、運転管理も極めて容易である
(3)排出ガス中ONO,を低減でき公害防止に貢献す
る。
さらに本発明の第2の発明の仮焼装置は、以上のほかに
1 (4)  場合により、いわゆる片肺運転をすることが
でき、部分的な補修や故障によって全設備を停止するこ
となく運転続行できる、また運転開始の火入れ時におけ
るヒーティングアップは回転炉燃焼装置のみにより行な
うことができる。
(5)  粉状物質および/を九は燃料中にアルカリ、
いおう、塩素などの含有量が多い場合、コーティングト
ラブル防止のため第3図、第4図に示すように回転炉出
口にバイパスダクト51を設けて回転炉ガスの全部また
は一部を系外に放出することが知られているが、この場
合においてもガス連通管によって第1.第1系列のバラ
ンスした運転が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の第1の発明の実施例を示し、
第3図、第4図は本発明の第2の発明の実施例を示すμ
統図である。 5ト・・主仮焼炉燃料供給装置  6・・・主仮焼炉排
ガス管  7・・・調成焼炉  7ト・・削成焼炉燃料
燃焼装置  8・・・副成焼炉排ガス管  11.12
.13.14.15 : IIM、121,1351%
 14as xsa ; llbm1!b、 13b、
 14b%15b・・・第■の予熱系のそれぞれ囲気分
離器;立上導管;粉状物質排出通路21% 22% 2
3.24% 25 ; 211% 228% 23J1
% 24L251 ; 21b、 22b% 23b、
 24b、 25b 、、、第1O予熱系のそれぞれ固
気分離器;立上導管;粉状物質排出通路  16.26
・・・粉状物質供給管12C・・・粉状物質合流導管 
 31.32・・・焼成物冷却装置77ン  33・・
・排ガス管  34・・・誘引扇風機  41・・・ガ
ス連通管  51・・・バイパスダタ)I・・・主仮焼
炉とその排ガスで粉状物質【加熱する予熱機とからなる
第■の予熱系(第■系列)  I・・・副成焼炉とその
排ガスで粉状物質を加熱する予熱機とからなる第1O予
熱系(第■畢列) 特許出願人  三菱鉱業セメント株式会社三菱重工業株
式余社 第1図 第2図 第3図 第4図 第1頁の続き [相]発 明 者 村上先巻 広島市西区観音新町四丁目6番 22号三菱重工業株式会社広島研 究所内 ■出 願 人 三菱重工業株式会社 東京都千代田区丸の内2丁目5 番1号 手続補正書(自発) 昭和b?年8月R4日 特許庁長盲 島田春樹殿 1、事件の表示 昭和56年  特許願第196105号2、尭明の名称
  粉状物質の仮焼装置3、 補正をする者 事件との関係  特許出願人 &補正の内容 (1)明編書第10夏第4行目「4人しれ」を「導入さ
れ」と訂正する0 (2)明細書第11頁第14行目「先ず第■系列の」を
「先ず第■系列の」と訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)仮焼炉とその排ガスで粉状物質を加熱する複数段の
    予熱機とからなる第■の予熱系と、回転炉の排ガス通路
    に装着した副仮焼炉とその排ガスで粉状物質を加熱する
    他の複数段の予熱機とからなる第1の予熱系とを設け、
    前記第■、第1系列へそれぞれ供給された粉状物質が導
    かれる粉状物質流路は、両系列における最下段予熱機前
    に設けられ死金流導管を経て、前記両系列の最下段部を
    巡回した後、前記回転炉へ連通するように構成してなる
    ことt41I黴とする粉状物質の仮焼装置。 2)仮焼炉とその排ガスで粉状物質を加熱する複数段O
    予随機とからなる第■の予熱系と、回転炉の排ガス通路
    に装着した則仮焼炉とその排ガスで粉状物質を加熱する
    他の複数段の予熱機とからなる第1の予熱系と、前記第
    1.第1の予熱系の途中で両系列を結ぶガス連通管と管
    設け、前記第■、第1c)予熱系へそれぞれ供給された
    粉状物質が導かれる粉状物質流路は、両系列における最
    下段予熱機前に設けられた合流導管を経て前記両系列の
    最下段部を巡回し友後、前記回転炉へ連通するように構
    成してなることを特徴とする粉状物質の仮焼装置。
JP19610581A 1981-12-04 1981-12-04 粉状物質の仮焼装置 Pending JPS5899149A (ja)

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EP82730140A EP0082802B1 (en) 1981-12-04 1982-11-29 Calcining apparatus for powdery materials
US06/445,439 US4548580A (en) 1981-12-04 1982-11-30 Calcining apparatus for powdery materials
DK537482A DK158965C (da) 1981-12-04 1982-12-03 Apparat til kalcinering af pulverformige produkter
KR8205421A KR860001646B1 (ko) 1981-12-04 1982-12-03 분체상물질의 가소장치
IN1414/CAL/82A IN158502B (ja) 1981-12-04 1982-12-06
US06/763,012 US4669976A (en) 1981-12-04 1985-08-06 Calcining apparatus for powdery materials

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