JPS5895499A - 音響変換器 - Google Patents
音響変換器Info
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- JPS5895499A JPS5895499A JP57202908A JP20290882A JPS5895499A JP S5895499 A JPS5895499 A JP S5895499A JP 57202908 A JP57202908 A JP 57202908A JP 20290882 A JP20290882 A JP 20290882A JP S5895499 A JPS5895499 A JP S5895499A
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
技術分野
本発明は、音響装置に関し、特に指向レスポンスを形成
するエレクトレット(electret)発。明の背景 例えばアール・エル・ワラス(R,L、 Wal 1a
ce)名義の日本国昭和55乍特許願第177325号
1980年12月17日出願に記載されている様な、複
数個の独立マイクロホンから成る音響装置は、指向レス
ポンス特性を得るのに有益である。しかし、この種の装
置では、その製造過程に−おいて、各マイクロホンを高
精度に位置決めしなければならない。所望の位置から外
れた不正確な場所にマイクロホンを設置すると、装置の
レスポンス特性がかなり低下するからである。 発明の要約 単条エレクトレット変換器を用いれば、製造過程におけ
るマイクロホンの不正確な位置決めに伴なう上記の問題
を解消できる。エレクトレット変換器で得られるレスポ
ンス特性は、上記のマイクロホンアレイとほぼ同様に、
1主ローブ及び所定の閾値レベル以下の複数本発明を実
施例について説明すると、エレクトレット変換器は、選
択的に金属化された背板上に積層されたエレクトレット
基から成っている。金属層及び静電荷を加えたポリマ一
層で構成きれるエレクトレット基は、背板の選択金属化
表面と直に接触するように配置されている。選択的に金
属化するには、背板の粗面に、金属を付着きせ
するエレクトレット(electret)発。明の背景 例えばアール・エル・ワラス(R,L、 Wal 1a
ce)名義の日本国昭和55乍特許願第177325号
1980年12月17日出願に記載されている様な、複
数個の独立マイクロホンから成る音響装置は、指向レス
ポンス特性を得るのに有益である。しかし、この種の装
置では、その製造過程に−おいて、各マイクロホンを高
精度に位置決めしなければならない。所望の位置から外
れた不正確な場所にマイクロホンを設置すると、装置の
レスポンス特性がかなり低下するからである。 発明の要約 単条エレクトレット変換器を用いれば、製造過程におけ
るマイクロホンの不正確な位置決めに伴なう上記の問題
を解消できる。エレクトレット変換器で得られるレスポ
ンス特性は、上記のマイクロホンアレイとほぼ同様に、
1主ローブ及び所定の閾値レベル以下の複数本発明を実
施例について説明すると、エレクトレット変換器は、選
択的に金属化された背板上に積層されたエレクトレット
基から成っている。金属層及び静電荷を加えたポリマ一
層で構成きれるエレクトレット基は、背板の選択金属化
表面と直に接触するように配置されている。選択的に金
属化するには、背板の粗面に、金属を付着きせ
【行う。
金属化層の幅は、所定の関係に従って、背板の長さ方向
に変化する。背板の長さ方向の任意−の点におけろエレ
クトレット変換器の感度は、金属層の幅に正比例する。 この金属層の幅は、背板の中心に対して対称を成してい
る。背板の中心から両側に向う、実験的に求められる距
離を越えると、金属層の幅は一定になる。 しかし本発明の上記の好適実施例では、エレクトレット
基の金属層の幅は、背板の全長に亘って均=である。 本発明の別の実施例によると、背板の金属化層の幅は、
その全長に亘って均一であるが、エレクトレット基の金
属層の幅は、上記の所定関係に従って変化している。 本発明のさらに別の実施例によると、エレクトレット基
の金属層及び背板の金属化層の幅は、夫々の長さ方向に
変化しており、捷た変換器の上方には、金属層及びポリ
マ一層で構成される第2箔が吊下している。またこの実
施例では、少くとも2組の異なる組合せが得られる。即
ち、第1の組合せでは、第2吊下箔の金属層の幅は、上
記の関係に従って変化し、−力積層きれたエレクトレッ
ト基の金属層及び背板の金属層は一定幅を保っている。 また第2の組合せは、第2吊下箔の金属層の幅を一定に
保ち、−力積層エレクトレット箔及び背板と接触する金
属層の幅を変えることによって得られる。 次に添付図面を参照して、本発明の詳細な説明する。 第1図は、第1実施例によるエレクトレット変換器の分
解図である。エレクトレット基10は、上方の金属層1
2及び下方の例えばFEPテフロン(TEFLON)
(商標名)等の合成樹脂ポリマ一層14の2つの層から
構成されている。ポリマ一層14には、所定−値まで静
電荷が加えられている。ある用途では、帯電領域に亘っ
て、−275±3ボルトで均一に静電荷が加えられる。 この場合、金属層12の厚さは、約2000オングスト
ロームであり、ポリマ一層の厚さは、約25ミクロンで
あり、またエレクトレット基は、21.5センチ長およ
び2.5センチ幅である。 エレクトレット基10のポリマ一層14の露出面は、選
択的に金属化層れた背板1・3の粗面16と直に接触し
ている。背板18の粗面16上に、金属層20を付着さ
せることによって選択的に金属化するため、金属層の幅
Wは、次に示す関係式に従って、背板18の長さに沿っ
て変化する。 但し、Jl −第1種のベッセル関数、j=(−1)
’ シーtn (r+(γ2−1)3A”J、γ−第5図に
関して説明するレス ポンス特性におけるサイドロ ーブ閾値レベルに対する主ロ ーブの振幅比、 ξ−背板上の任意点における、背 板中心からの正規化変位、及 び L−背板の正規化変位を表わし、 この範囲を越えると、金属層 の幅は定数にとなる。 荷電密度、エアギャップ及び箔厚が一定である場合、エ
レクトレット変換器の長さ方向の任意点における感度は
、その点における背板18上の金属層16の幅に正比例
する。 この代りに、金属層の幅が、上記の関係式(1)及び(
2)に従って、エレクトレツ1.10の長さ方向に変化
する様に、エレクトレット箔100層12を選択的に金
属化することができる。この実施例では、背板18の金
属層160幅は、その長さに沿って均一である。 荷電密度、エアギャップ及び箔厚が一定である場合、エ
レクトレット変換器の長さ方向の任意点における感度は
、その点におけるエレクトレット基10の金属層120
幅に正比例する。この場合得られるレスポンス特性は、
第5図に示す上記のレスポンス特性とほぼ同一である。 第5図は、5067Hz に対するエレクトレット変
換器の全体的レスポンス特性を示すものである。実験的
に求められるレスポンス特性は、1本の主ローブ30、
及かこれよりほぼ30 dB低い複数本のサイドローブ
、32.34.36.38.40で構成されている。周
波数を変えると、別−のサイドローブパターンになる。 しかし、何れの場合も、サイドローブは、閾値レベル3
5又はこれ以下となる。破線は、理論的に求められるレ
スポンス特性である。閾値レベル35即ちサイドローブ
振幅に対する、主ローブ30の振幅比γを上記の関係式
(1)及び(2)に示す様に用いて、金属層の幅を求め
る。 第2図は、第1図に示す背板18の平面図である。背板
18の粗面16は、蒸着又はその他の適切な方法によっ
て付着された金属層20から成っている。背板18は、
通孔を備えた回路板材、又はその他の不導材で形成する
ことができる。 金属層20の幅は、上記の関係式fl)及び(2)によ
って決定される。中心から金属層20の長畑に沿って両
9Illに等距離だけ離間σ−れた屯における金属層幅
は同一である。金属層20の所定の正規化長さしを越す
と、各端部における幅は定数Kを保つ。 第1図において、背板18の表面16上の金属層20と
接触する金属柱24は、コネクタ(図示せず)に向う正
のリード線になり、同様に、エレクトレット基10の金
属層12と接触するリード線25は、コネクタ(図示せ
ず)に向う中性(又はアース)リード線になる。この手
段によって、エレクトレット変換器に衝突する音響信号
は、電送に適した電気信号に変換される。 金属柱24は、第1用途では黄銅製の、背板18を゛支
持する構成部材28に設けたオフリフイス26に嵌入し
ている。エレクトレット基10は、背板18上に置かれ
、そのポリマ一層14は、背板18の金属化粗面16と
直に接触している。エレクトレット基10の縦側面2T
と29とは、クランプ42及び44によって、夫々構成
支持部材28の側面41と43とに圧着される。複数個
の止めねじ46と48とは、クランプ42と44とを定
位置に保持する。同様に、座金50.52及び止めねじ
54.56は、エレクトレット基10の端部57.59
を、構成支持部材28に固定保持する。 こうして組立てたエレクトレット変換器を、滑動端57
によって、台座(図示せず)に垂直に支持することがで
きる。別の配列では、端部57および/又は59によっ
て、天井から吊下させることができる。ざらに別の配列
では、これを壁に掛けることができるが、何れの場合に
おいても、第5図に示す主ローブ30が、標的位置に達
する様に、エレクトレット変換器を設置する。 第3図は、組立てた状態のエレクトレット変換器の部分
斜視図であるが、第1図及び第2図と同一部品には、同
一符号が付しである。 第4図は、エレクトレット基10と背板18との接触状
態を示す拡大図である。エレクトレット基10のポリマ
一層14は、背板18の粗面16と直に接触している。 背板16には自然の凹凸があるため、表面には箔10と
直に接触する数個の自然畝ができ、これによって、箔1
0内の共振運動を阻止している。エレクトレット変換器
の周波数レスポンス特性にスペクトルピークが出来るの
を回避するには、共振運動を阻止しなければならない。 即ち、凹凸面16が、背板18とエレクトレット基10
との間に、必要なエアギャップを形成する訳である。 第6図は、第1実施例の変形実施例である。 ポリマ一層14と金属層12とで構成されるエレクトレ
ット基10は、金属化粗面16を備える背板18と直に
接触している。さらに、金属層12は、金属化層16と
直に接触しており、一方ポリマ一層14には予め選択き
れた電圧レベルまで、静電荷が加えである。 金属層68とポリマ一層70ζで構成されるi2箔66
は、エレクトレット箔10上に吊下している。構成上、
2個の絶縁端部止め70を、エレクトレット基10のポ
リマ一層14から分離して”いる。残余の金属層の幅を
層の全長に亘って均一に保ちつつ、金属層16又は68
の幅を、関係式(1)及び(2) K従って変化させる
ことによって、2種の異なる構成にすることができるが
、何れの場合においても、得られるレスポンス特性は、
1本の主ローブ及び閾値レベル又はこれ以下の複数本の
サイドローブを形成する。第5図に示すレスポンス特性
とほぼ同一である。 上記の様に、エレクトレット変換器の長さ方向の任意点
における感度は、その点におけるエレクトレット変換器
の金属層の幅変動に正比例する。金属層の幅変動は、関
係式(1)及び(2)によって求められる。エレクトレ
ット変換器の中心から、その長さ方向に任意距離離間し
た点の変換器の感度f1(x)は、次の関係式によって
与えられる。 但し、J7”i (、)−変換器の中心から距離(X)
離間点におけるエレクトレット変換器 の感度、 σ(X)−空間電荷分布、 5Ieff(X)−実効エアギャップ厚(詳細は後述) Sl(X)−実際エアギャップ厚(同上)111 (、
)−関係式(1)及び(2)で求められる、金属層幅、 PG −大気圧、 A−エレクトレット変換器(第2図 参照)の平面16の面積、 ←−エレクトレット箔の誘電率、 ぐ0=空気の誘電率、及び S (x)−エレクトレット箔厚、である。 上記のレスポンス特性は、次の関係式から理論的に計算
される。 但し、を−中心から一端部に至るエレクトレット変換器
の長き、 −を一中心から他端に至るエレクトレット変換器の長さ
、 r (X)−中心から任意距離Xだけ離れた点における
エレクトレット変換器の 感度、 k=音波数、及び R(θ)−入射音波と変換器表4面との間の角度が形成
する任意角θにおけるエ レフトレット変換器のレスポンス、 である。 第5図の実線30乃至40は実測レスポンス特性である
。破線は関係式(4)から計算される、これに相当する
レスポンス特性である。 上記の関係式(3)に示す様に、エレクトレット変換器
の感度は、金属層幅、エレクトレット箔厚、実効エアギ
ャップ厚、及び空間電荷分布即ちエレクトレット箔にか
かる静電荷に正比例し、実際エアギャップの厚てに反比
例する。従って、本発明によると、上記のパラメータを
変えれば第5図に示す所望のレスポンス特性が得られる
。 第7図は、上記の用語、即ち実際エアギャップと実効エ
アギャップとの相違を理解する上で役立つ装置を示して
いる。 均一厚tを有する背板72は、底面80がら距離hoの
地点で、半径rQ を有するシリンダ78に機械加工
された畝部74上に置かれている。背板72には、夫々
直径h】 を有する複数個のアパーチャ82が穿設され
ている。厚さSを有するエレクトレット箔84は、背板
72の上面から距離s1 を隔てた地点で、シゞリン
ダ78の頂部に置かれている。エレクトレット箔84は
重いので、音が箔84に衝突して振動しても、箔84と
背板72との間の距離81 は余り変化しない。 実際エアギャップとは、エレクトレット箔84と背板7
2との間の空気層86を指す。 上記の様に、エレクトレット箔84はわずかじか変形し
ないので、実際エアギャップの厚き又は深aSt は、
はぼ一定である。実際エアギャップは、装置の電気的動
作に影響する。 即ちエレクトレット箔84が背板72に近づく程、エレ
クトレット箔84が発生する出力信号が高くなる。 実効エアギャップとは、バック空胴88内、複数個のア
パーチャ82内、及び実際エアギャップ86内の空気量
を合計したものである。 実効エアギャップの厚き又は深きは、次の関係式で求め
られる。 但し、ho −バック空胴88内の空気層の深き、 n−アパーチ′ヤ82の数、 hl−各7パーチヤ82の直径、 \ を−背板72の厚さ、 r(1−シリンダ78の半径、及び Sl−実際エアギャップの厚き、である。 実効エアギャップは、エレクトレット変換器の機械的動
作に影響する。即ち、実効エアギャップが大きい程、同
程度の付帯的音圧に対するエレクトレット84のたわみ
が大きくなる。従って、実効エアキャップはエレクトレ
ット変換器の機械的スチフネスを決定するが、その電気
的性質に影響することはない。 第7図には、実際エアギャップと実効エアギャップとの
相違を説明するため、シリンダ88を示したが、第1図
に示す直線形エレクトレット変換器にも同じ原理があて
はまる。 第8図は、その長さに沿って実際エアギャップの厚きを
変えることによって製造される第2実施例によるエレク
トレット変換器を示している。この場合はエレクトレッ
ト箔92と背板94とを離間する複数本の柱9oを用い
ることによって、実際エアギャップの厚さを変えている
。複数本の柱9oの高さh は、次の関係式に従って、
エレクトレット変換器の長き方向に変化する。 hp−(w(X))川 ・・価)h =(
K) ’ ・・・(7)但し、w(
X)は関係式(1)であり、またKは関係式(2)であ
る、。即ち、エレクトレット変換器の任意点における感
度は、その点における柱の高さに反比例する。背板94
の任意点における柱の高さは、その点における背板94
の幅方向に一定である。柱の代りに、一定高さを有し、
かつ背板の幅方向に配列これた隆起畝部を用いることが
できる。 背板94は、エレクトレット箔92に面するその表面上
に、同程mlの幅の薄い金属層96を有しているが、こ
の代り、に、背板金体を金属で形成することもできる。 エレクトレット箔92は、金属層91及び静電荷を帯び
t、−;teす?一層9Bで構成きれており、ポリマ一
層98は、背板に面している。エレクトレット基92の
金属面91から出る負のリード線97と、背板94の金
属面96から出る正のリード線99とはコネクタ1oo
で終結している。 第9図は、エレクトレット基92の一部を切除して、柱
90と背板94との詳細を示す様にi〜だ、第8図に示
す第3実施例によるエレクトレット変換器の部分斜視図
である。 本実施例の代替例では、エレクトレット箔92必金属層
91が、背板94の金属層に固着されているため、これ
らの2層は柱で離間されることなく、直に接触している
。この場合、エレクトレット基92の上方に、第2箔(
図示せず)を吊下させ、これらの2つの箔を柱90によ
って離間する。 第10図は、実際エアギャップの厚さを変えることによ
って得られるエレクトレット変換器の第3実施例の変形
例を示している。これは、背板104の厚きを変えるこ
とによって、エレクトレット基102と背板104との
間の実際エアギャップの厚ざを変えるものであるが、エ
レクトレット41o2の厚きは、その全長に亘って一定
に保たれている。従って、複数本の柱108の高さは、
エレクトレット変換器の長さ方向に変化する。柱108
は、エレクトレット基102を支持する様に構成きれて
いる。背板104の厚さは、関係式(6)及び(7)に
従って、エレクトレット変換器の長き方向に変化する。 即ち、エレクトレット変換器上の任意の点における感度
は、その点における背板の厚ざに、反比例する。 背板104の表面110は、その全幅に亘って延びる金
属層で被覆きれているが、この代りに背板104全体を
金属で形成することもできる。エレクトレット基102
は、金属層101及び静電荷を帯びたポリマ一層112
の2層で構成されている。エレクトレット基102の金
属面101から出る中性(又はアースLリード線111
と、背板104の金属面110から出る正のリード線1
13とは、コネクタ114で終結している。 この代りに、2つの金属層が直に接触する様に、エレク
トレット基102の金属層101を、背板104の金属
層110に取付けることができる。この場合は、背板1
04の上方に、第2箔(図示せず)を吊下きせ、柱10
8でこれを支、持する様にする。 第8図乃至第10図に示すエレクトレット変換器から得
られるレスポンス特性は、第5図に示すものとほぼ類似
している。 第11図7乃至第13図は、実効エアギャップの厚さを
変えることによって得られる、エレクトレット変換器の
それぞれ異なる3つの実施例であるが、何れの場合でも
、エレクトレット基は、第1図及び第4図に示すエレク
トレット変換器と同様に、背板上に積層きれている。本
発明は実質的に背板に具体化されているため、ここでは
背板についてのみ説明する。 特に第1丁図には、エレクトレット基及び背板116が
示きれている。エレクトレット基121は、自然の凹凸
がある背板面118上に直に置かれている。同一直径を
有する複数個の穴120は背板116の表面118を通
して、種々の深きに穿設きれている。エレクトレット基
121は、表面118上に直に置かれているため、実際
エアギャップの厚σは、背板116の長き方向にほぼ一
定である。 従って、実効エアギャップの厚妊は、関係式(5)に従
って、穴120の深さに正比例する。 穴120の深さを変えることによって、関係式(11及
び(2)から、実効エアギャップの厚をが求められる。 エレクトレット変換器に沿った任意点における感度r
(X)は、その点における実効エアギャップの厚さに正
比例する。感度層(X)は、関係式(3)から求められ
る。一方しズポンス特性は、関係式(4)から理論的に
計算される。こうして計算されかつ実測されたレスポン
ス特性は、第5図に示すものとほぼ同一である。 第12図は、他の型のエレクトレット変換器を実現する
のに有益なエレクトレット基123、及び複数個のアパ
ーチャ124を穿設した背板122を示している。アパ
ーチャの直径は゛、アパーチャ内の空気量が、関係式(
1)及び(2)に正比例して変化する様に、即ち実効エ
アギャップの厚さが、関係式(1)及び(2)に正比例
して変化する様に、変化する。 第13図は、エレクトレット基127、及び複数個の同
一直径のアパーチャ128を穿設した背板126を示し
ている。この場合は、アパーチャ126の密集度を変え
ることによって、実効エアギャップの厚ζが、関係式(
1)及び(2)に正比例して変化する様にしている。 実効エアギャップが、エレクトレット変換器の長さ方向
に変化する本発明の他の実施例(図示せず)では、エレ
クトレット基の金属でれており、捷だ第2箔は、例えば
第6図に示す素子62及び64等の絶縁素子によって支
持されて、エレクトレット基121.123又は127
の上方に吊下してい′る。本実施例のこれらの3つの異
なる実現例では、第11図乃至第13図に示す様に、背
板に設けた穴の直径、密集度、又は探さを変えることに
よって、実効エアギャップの厚でを変えている。 第11図乃至第13図に示す穴の代りに溝(図示せず)
を設けて、これらの広さ、密集度又は深さを、関係式(
1)及び(2)に従って変えることができる。またこれ
らの溝を配置するについては、背板の幅と平行して延び
る様にする。 第14図は、均一厚の背板130及び関係式(11及び
(2)に正比例して厚きが変化するエレクトレット基1
32から成る第4実施例によるエレクトレット変換器を
示している。エレクトレット基132は、ポリマ一層1
36及びその上に積層きれた金属層142で構成されて
いる。ポリマ一層136は、背板130の自然の凹凸が
ある面138の真上に積層された平面134を有してい
る。背板130の粗面138は、薄い金属層137で被
覆されている。金属層142から出る中性(又はアース
)リード線133及び背板130の粗面138上の金属
層137から出る正のリード線131は、コネクタ14
0で終結している。 関係式(3)から得られる、第14図に示すエレクトレ
ット変換器上の任意点における感度N(X)は、その点
における“エレクトレット基132の厚さに正比例する
。関係式(4)から理論的に計算されたレスポンス特性
及び実測されたレスポンス特性は、はぼ第5図に示す通
りになる。 第15図は、エレクトレット基154の厚さが、関係式
(11及び(2)に従って、変換器の長さ方向に変化す
る。本発明の第4実施例の変形例である。エレクトレッ
ト基154の金属層158は、背板150の金属層15
2と直に接触している。背板150の厚をtbは、次の
関係式から求められる。 t b= t −w (x) −(
8)tb=tK ・・・(9)金属層
167及びポリマ一層170で構成:さF″7′*2箔
168甑箔線68甑絶縁素子11v164に支持されて
、エレクトレット基154の上方に吊下している。第2
箔168とエレクトレット基−154のポリマ一層15
6との間の距離は、エレクトレット変換器の縦横に亘っ
てほぼ一定である。中性(又はアース)リード線153
は、第2箔168の金属面167に取付けられ、一方正
のリード線155は、金属層158と158との接触面
に取付けられており、コネクタ166で終結している。 関係式(3)によって表わ式れる第15図に示すエレク
トレット変換器の要式方向の任意点における感度と(X
)は、その点におけるエレクトレット基154の浮式に
正比例する。得られるレスポンス特性は、はぼ第51図
に示す通りになる。 エレクトレット変換器の他の実施例は、周知方法により
第4図に示すエレクトレット基10のポ°リマ一層14
に加える静電荷を、関係式(1)及び(2)に正比例す
る様に変えることによって実現きれる。しかしこの場合
は、背板18の粗面16上の金属層の幅を、背板18の
全長に亘って一定に保つ様にする。この様に、金属層1
6の幅を変える代りに、ポリマ一層14に加える静電荷
量を変えることができる。上記の配置の代りに、第6図
に示す様に、エレクトレット基10を、背板18と直に
接触きせ、第2箔6゛6をエレクトレット基10の上方
に配置することができる。関係式(3)か・ら求められ
る。エレクトレット変換器の任意点における感度、f′
1(X)は、その点における静電荷量に正比例する。得
られるレスポンス特性は、はぼ第5図に示す通りになる
。 上記の様に、エレクトレット基に静電荷を加える方法は
知られている。その−例については、第2回電子写真国
際会議(5econdInternational C
onference on Electrophoto
−graphy ) において発表された、写真科
学技術者学会(5ociety of Photogr
aphic 5cien −tists and En
gineers )発行(1974年)の、°ジー・エ
ム・セスジー(G、 WLSessler )及びジエ
イ・イー・ウェスト(J、 E、 West )共著の
[ポリマーエレクトレット研究 (Re5earch in Polymer Elec
trets ) jと称する論文の162乃至166ペ
ージに開示されている。 第16図は、第1図に示すエレクトレット基10のポリ
マ一層14上の静電荷分布状況を示している。静電荷は
、ポリマ一層14の全域に亘って均一にかけられるが、
その密度は、関係式(1)及び(2)に従って、エレク
トレット基10の長さ方向に変化する。また任意点にお
けるエレクトレット変換器の感度は、その点においてエ
レクトレット基に加えられる静電荷量に正比例する。ま
た関係式(4)に示す様に、第5図のレスポンス特性は
、エレクトレット変換器の感度に依存する。 第17図は、代替方法によって静電荷を加えられた、例
えば第1図に示すエレクトレット基10のポリマー面1
4の様なポリマー面を示している。静電荷は第16図と
同様に選択された幅に沿って均一に加えられ、その密度
は、ポリマー面14の長き方向に変化するが、・荷電ポ
リマー面140幅は、関係式(1)及び(2)に従って
、エレクトレット基の長き方向に変化する。即ち荷電領
域の幅は、第16図と異なり、ポリマ一層の幅と同延を
成さない。 得うれるレスポンス特性は上記のものとほぼ同じである
。 第16図及び第17図に関して説明した静電荷分布は表
面荷電に関するものであるが、何れの場合も、第1図に
示すエレクトレット基10のポリマ一層の異なる深at
で静電荷をかけることによって、同じ電荷分布を得るこ
とができる。任意点における静電荷σは次の関係式で求
められる。 α 但し、σ−電荷密度、 ←=ポリマー誘電率、 千〇−周囲空気の誘電率、 d、−静電荷の深さ、 d−ポリマ一層の厚き、及び ■−静電電圧、である。 第18図は、ζらに別のポリマー面荷電方法を示してい
る。選択領域内の負の#?重電荷、第16図に示すもの
と同様に、関係式(1)及び(2)に従ってポリマ一層
の長さ方向に変化するが、第17図の場合と異なり、ポ
リマー面の非荷電領域には、正の電荷がかけられる。ポ
リマー面に正と負との電荷をかけると、2つの荷電領域
間に明確なエツジが形成きれる。 このため、交換器の任意点における感度は、その点にお
ける静電荷密度に直接依存するため、より高精度になる
。従ってレスポンスの指向性が高まり、第5図に示す様
に、1主ローブ及び閾値レベル以下の複数本のサイドロ
ーブができる。 金属層幅、実際エアギャップ又は実効エアギャップを変
える上記の3つの実施例では、エレクトレット基の代り
に、直流(d、 c、 )バイアスをかけた箔を用いる
ことができる。 即ち箔に静電荷を与える代りに、外部の直流電源から連
続的に直流バイアスをかける様にする。 さらに、金属層とポリマ一層とから成る箔、又は全て金
属でできた箔といった、2種類の箔を用いることができ
る。しかし、金属層とポリマ一層とで構成される箔を用
いる場合は、金属層を背板に隣接配置しなければならな
い。 きらに、箔を背板の真上に置く代りに、例えば第6図に
示す素子62及び64等の絶縁止めを用いて、箔が背板
の上方に吊下する様にしなければならない。 箔の金属層及び背板の金属層から出るり一ド線について
は、交差させてコネクタで終結ζせることかできる。即
ち、リード線の極性はこの場合無関係である。
に変化する。背板の長さ方向の任意−の点におけろエレ
クトレット変換器の感度は、金属層の幅に正比例する。 この金属層の幅は、背板の中心に対して対称を成してい
る。背板の中心から両側に向う、実験的に求められる距
離を越えると、金属層の幅は一定になる。 しかし本発明の上記の好適実施例では、エレクトレット
基の金属層の幅は、背板の全長に亘って均=である。 本発明の別の実施例によると、背板の金属化層の幅は、
その全長に亘って均一であるが、エレクトレット基の金
属層の幅は、上記の所定関係に従って変化している。 本発明のさらに別の実施例によると、エレクトレット基
の金属層及び背板の金属化層の幅は、夫々の長さ方向に
変化しており、捷た変換器の上方には、金属層及びポリ
マ一層で構成される第2箔が吊下している。またこの実
施例では、少くとも2組の異なる組合せが得られる。即
ち、第1の組合せでは、第2吊下箔の金属層の幅は、上
記の関係に従って変化し、−力積層きれたエレクトレッ
ト基の金属層及び背板の金属層は一定幅を保っている。 また第2の組合せは、第2吊下箔の金属層の幅を一定に
保ち、−力積層エレクトレット箔及び背板と接触する金
属層の幅を変えることによって得られる。 次に添付図面を参照して、本発明の詳細な説明する。 第1図は、第1実施例によるエレクトレット変換器の分
解図である。エレクトレット基10は、上方の金属層1
2及び下方の例えばFEPテフロン(TEFLON)
(商標名)等の合成樹脂ポリマ一層14の2つの層から
構成されている。ポリマ一層14には、所定−値まで静
電荷が加えられている。ある用途では、帯電領域に亘っ
て、−275±3ボルトで均一に静電荷が加えられる。 この場合、金属層12の厚さは、約2000オングスト
ロームであり、ポリマ一層の厚さは、約25ミクロンで
あり、またエレクトレット基は、21.5センチ長およ
び2.5センチ幅である。 エレクトレット基10のポリマ一層14の露出面は、選
択的に金属化層れた背板1・3の粗面16と直に接触し
ている。背板18の粗面16上に、金属層20を付着さ
せることによって選択的に金属化するため、金属層の幅
Wは、次に示す関係式に従って、背板18の長さに沿っ
て変化する。 但し、Jl −第1種のベッセル関数、j=(−1)
’ シーtn (r+(γ2−1)3A”J、γ−第5図に
関して説明するレス ポンス特性におけるサイドロ ーブ閾値レベルに対する主ロ ーブの振幅比、 ξ−背板上の任意点における、背 板中心からの正規化変位、及 び L−背板の正規化変位を表わし、 この範囲を越えると、金属層 の幅は定数にとなる。 荷電密度、エアギャップ及び箔厚が一定である場合、エ
レクトレット変換器の長さ方向の任意点における感度は
、その点における背板18上の金属層16の幅に正比例
する。 この代りに、金属層の幅が、上記の関係式(1)及び(
2)に従って、エレクトレツ1.10の長さ方向に変化
する様に、エレクトレット箔100層12を選択的に金
属化することができる。この実施例では、背板18の金
属層160幅は、その長さに沿って均一である。 荷電密度、エアギャップ及び箔厚が一定である場合、エ
レクトレット変換器の長さ方向の任意点における感度は
、その点におけるエレクトレット基10の金属層120
幅に正比例する。この場合得られるレスポンス特性は、
第5図に示す上記のレスポンス特性とほぼ同一である。 第5図は、5067Hz に対するエレクトレット変
換器の全体的レスポンス特性を示すものである。実験的
に求められるレスポンス特性は、1本の主ローブ30、
及かこれよりほぼ30 dB低い複数本のサイドローブ
、32.34.36.38.40で構成されている。周
波数を変えると、別−のサイドローブパターンになる。 しかし、何れの場合も、サイドローブは、閾値レベル3
5又はこれ以下となる。破線は、理論的に求められるレ
スポンス特性である。閾値レベル35即ちサイドローブ
振幅に対する、主ローブ30の振幅比γを上記の関係式
(1)及び(2)に示す様に用いて、金属層の幅を求め
る。 第2図は、第1図に示す背板18の平面図である。背板
18の粗面16は、蒸着又はその他の適切な方法によっ
て付着された金属層20から成っている。背板18は、
通孔を備えた回路板材、又はその他の不導材で形成する
ことができる。 金属層20の幅は、上記の関係式fl)及び(2)によ
って決定される。中心から金属層20の長畑に沿って両
9Illに等距離だけ離間σ−れた屯における金属層幅
は同一である。金属層20の所定の正規化長さしを越す
と、各端部における幅は定数Kを保つ。 第1図において、背板18の表面16上の金属層20と
接触する金属柱24は、コネクタ(図示せず)に向う正
のリード線になり、同様に、エレクトレット基10の金
属層12と接触するリード線25は、コネクタ(図示せ
ず)に向う中性(又はアース)リード線になる。この手
段によって、エレクトレット変換器に衝突する音響信号
は、電送に適した電気信号に変換される。 金属柱24は、第1用途では黄銅製の、背板18を゛支
持する構成部材28に設けたオフリフイス26に嵌入し
ている。エレクトレット基10は、背板18上に置かれ
、そのポリマ一層14は、背板18の金属化粗面16と
直に接触している。エレクトレット基10の縦側面2T
と29とは、クランプ42及び44によって、夫々構成
支持部材28の側面41と43とに圧着される。複数個
の止めねじ46と48とは、クランプ42と44とを定
位置に保持する。同様に、座金50.52及び止めねじ
54.56は、エレクトレット基10の端部57.59
を、構成支持部材28に固定保持する。 こうして組立てたエレクトレット変換器を、滑動端57
によって、台座(図示せず)に垂直に支持することがで
きる。別の配列では、端部57および/又は59によっ
て、天井から吊下させることができる。ざらに別の配列
では、これを壁に掛けることができるが、何れの場合に
おいても、第5図に示す主ローブ30が、標的位置に達
する様に、エレクトレット変換器を設置する。 第3図は、組立てた状態のエレクトレット変換器の部分
斜視図であるが、第1図及び第2図と同一部品には、同
一符号が付しである。 第4図は、エレクトレット基10と背板18との接触状
態を示す拡大図である。エレクトレット基10のポリマ
一層14は、背板18の粗面16と直に接触している。 背板16には自然の凹凸があるため、表面には箔10と
直に接触する数個の自然畝ができ、これによって、箔1
0内の共振運動を阻止している。エレクトレット変換器
の周波数レスポンス特性にスペクトルピークが出来るの
を回避するには、共振運動を阻止しなければならない。 即ち、凹凸面16が、背板18とエレクトレット基10
との間に、必要なエアギャップを形成する訳である。 第6図は、第1実施例の変形実施例である。 ポリマ一層14と金属層12とで構成されるエレクトレ
ット基10は、金属化粗面16を備える背板18と直に
接触している。さらに、金属層12は、金属化層16と
直に接触しており、一方ポリマ一層14には予め選択き
れた電圧レベルまで、静電荷が加えである。 金属層68とポリマ一層70ζで構成されるi2箔66
は、エレクトレット箔10上に吊下している。構成上、
2個の絶縁端部止め70を、エレクトレット基10のポ
リマ一層14から分離して”いる。残余の金属層の幅を
層の全長に亘って均一に保ちつつ、金属層16又は68
の幅を、関係式(1)及び(2) K従って変化させる
ことによって、2種の異なる構成にすることができるが
、何れの場合においても、得られるレスポンス特性は、
1本の主ローブ及び閾値レベル又はこれ以下の複数本の
サイドローブを形成する。第5図に示すレスポンス特性
とほぼ同一である。 上記の様に、エレクトレット変換器の長さ方向の任意点
における感度は、その点におけるエレクトレット変換器
の金属層の幅変動に正比例する。金属層の幅変動は、関
係式(1)及び(2)によって求められる。エレクトレ
ット変換器の中心から、その長さ方向に任意距離離間し
た点の変換器の感度f1(x)は、次の関係式によって
与えられる。 但し、J7”i (、)−変換器の中心から距離(X)
離間点におけるエレクトレット変換器 の感度、 σ(X)−空間電荷分布、 5Ieff(X)−実効エアギャップ厚(詳細は後述) Sl(X)−実際エアギャップ厚(同上)111 (、
)−関係式(1)及び(2)で求められる、金属層幅、 PG −大気圧、 A−エレクトレット変換器(第2図 参照)の平面16の面積、 ←−エレクトレット箔の誘電率、 ぐ0=空気の誘電率、及び S (x)−エレクトレット箔厚、である。 上記のレスポンス特性は、次の関係式から理論的に計算
される。 但し、を−中心から一端部に至るエレクトレット変換器
の長き、 −を一中心から他端に至るエレクトレット変換器の長さ
、 r (X)−中心から任意距離Xだけ離れた点における
エレクトレット変換器の 感度、 k=音波数、及び R(θ)−入射音波と変換器表4面との間の角度が形成
する任意角θにおけるエ レフトレット変換器のレスポンス、 である。 第5図の実線30乃至40は実測レスポンス特性である
。破線は関係式(4)から計算される、これに相当する
レスポンス特性である。 上記の関係式(3)に示す様に、エレクトレット変換器
の感度は、金属層幅、エレクトレット箔厚、実効エアギ
ャップ厚、及び空間電荷分布即ちエレクトレット箔にか
かる静電荷に正比例し、実際エアギャップの厚てに反比
例する。従って、本発明によると、上記のパラメータを
変えれば第5図に示す所望のレスポンス特性が得られる
。 第7図は、上記の用語、即ち実際エアギャップと実効エ
アギャップとの相違を理解する上で役立つ装置を示して
いる。 均一厚tを有する背板72は、底面80がら距離hoの
地点で、半径rQ を有するシリンダ78に機械加工
された畝部74上に置かれている。背板72には、夫々
直径h】 を有する複数個のアパーチャ82が穿設され
ている。厚さSを有するエレクトレット箔84は、背板
72の上面から距離s1 を隔てた地点で、シゞリン
ダ78の頂部に置かれている。エレクトレット箔84は
重いので、音が箔84に衝突して振動しても、箔84と
背板72との間の距離81 は余り変化しない。 実際エアギャップとは、エレクトレット箔84と背板7
2との間の空気層86を指す。 上記の様に、エレクトレット箔84はわずかじか変形し
ないので、実際エアギャップの厚き又は深aSt は、
はぼ一定である。実際エアギャップは、装置の電気的動
作に影響する。 即ちエレクトレット箔84が背板72に近づく程、エレ
クトレット箔84が発生する出力信号が高くなる。 実効エアギャップとは、バック空胴88内、複数個のア
パーチャ82内、及び実際エアギャップ86内の空気量
を合計したものである。 実効エアギャップの厚き又は深きは、次の関係式で求め
られる。 但し、ho −バック空胴88内の空気層の深き、 n−アパーチ′ヤ82の数、 hl−各7パーチヤ82の直径、 \ を−背板72の厚さ、 r(1−シリンダ78の半径、及び Sl−実際エアギャップの厚き、である。 実効エアギャップは、エレクトレット変換器の機械的動
作に影響する。即ち、実効エアギャップが大きい程、同
程度の付帯的音圧に対するエレクトレット84のたわみ
が大きくなる。従って、実効エアキャップはエレクトレ
ット変換器の機械的スチフネスを決定するが、その電気
的性質に影響することはない。 第7図には、実際エアギャップと実効エアギャップとの
相違を説明するため、シリンダ88を示したが、第1図
に示す直線形エレクトレット変換器にも同じ原理があて
はまる。 第8図は、その長さに沿って実際エアギャップの厚きを
変えることによって製造される第2実施例によるエレク
トレット変換器を示している。この場合はエレクトレッ
ト箔92と背板94とを離間する複数本の柱9oを用い
ることによって、実際エアギャップの厚さを変えている
。複数本の柱9oの高さh は、次の関係式に従って、
エレクトレット変換器の長き方向に変化する。 hp−(w(X))川 ・・価)h =(
K) ’ ・・・(7)但し、w(
X)は関係式(1)であり、またKは関係式(2)であ
る、。即ち、エレクトレット変換器の任意点における感
度は、その点における柱の高さに反比例する。背板94
の任意点における柱の高さは、その点における背板94
の幅方向に一定である。柱の代りに、一定高さを有し、
かつ背板の幅方向に配列これた隆起畝部を用いることが
できる。 背板94は、エレクトレット箔92に面するその表面上
に、同程mlの幅の薄い金属層96を有しているが、こ
の代り、に、背板金体を金属で形成することもできる。 エレクトレット箔92は、金属層91及び静電荷を帯び
t、−;teす?一層9Bで構成きれており、ポリマ一
層98は、背板に面している。エレクトレット基92の
金属面91から出る負のリード線97と、背板94の金
属面96から出る正のリード線99とはコネクタ1oo
で終結している。 第9図は、エレクトレット基92の一部を切除して、柱
90と背板94との詳細を示す様にi〜だ、第8図に示
す第3実施例によるエレクトレット変換器の部分斜視図
である。 本実施例の代替例では、エレクトレット箔92必金属層
91が、背板94の金属層に固着されているため、これ
らの2層は柱で離間されることなく、直に接触している
。この場合、エレクトレット基92の上方に、第2箔(
図示せず)を吊下させ、これらの2つの箔を柱90によ
って離間する。 第10図は、実際エアギャップの厚さを変えることによ
って得られるエレクトレット変換器の第3実施例の変形
例を示している。これは、背板104の厚きを変えるこ
とによって、エレクトレット基102と背板104との
間の実際エアギャップの厚ざを変えるものであるが、エ
レクトレット41o2の厚きは、その全長に亘って一定
に保たれている。従って、複数本の柱108の高さは、
エレクトレット変換器の長さ方向に変化する。柱108
は、エレクトレット基102を支持する様に構成きれて
いる。背板104の厚さは、関係式(6)及び(7)に
従って、エレクトレット変換器の長き方向に変化する。 即ち、エレクトレット変換器上の任意の点における感度
は、その点における背板の厚ざに、反比例する。 背板104の表面110は、その全幅に亘って延びる金
属層で被覆きれているが、この代りに背板104全体を
金属で形成することもできる。エレクトレット基102
は、金属層101及び静電荷を帯びたポリマ一層112
の2層で構成されている。エレクトレット基102の金
属面101から出る中性(又はアースLリード線111
と、背板104の金属面110から出る正のリード線1
13とは、コネクタ114で終結している。 この代りに、2つの金属層が直に接触する様に、エレク
トレット基102の金属層101を、背板104の金属
層110に取付けることができる。この場合は、背板1
04の上方に、第2箔(図示せず)を吊下きせ、柱10
8でこれを支、持する様にする。 第8図乃至第10図に示すエレクトレット変換器から得
られるレスポンス特性は、第5図に示すものとほぼ類似
している。 第11図7乃至第13図は、実効エアギャップの厚さを
変えることによって得られる、エレクトレット変換器の
それぞれ異なる3つの実施例であるが、何れの場合でも
、エレクトレット基は、第1図及び第4図に示すエレク
トレット変換器と同様に、背板上に積層きれている。本
発明は実質的に背板に具体化されているため、ここでは
背板についてのみ説明する。 特に第1丁図には、エレクトレット基及び背板116が
示きれている。エレクトレット基121は、自然の凹凸
がある背板面118上に直に置かれている。同一直径を
有する複数個の穴120は背板116の表面118を通
して、種々の深きに穿設きれている。エレクトレット基
121は、表面118上に直に置かれているため、実際
エアギャップの厚σは、背板116の長き方向にほぼ一
定である。 従って、実効エアギャップの厚妊は、関係式(5)に従
って、穴120の深さに正比例する。 穴120の深さを変えることによって、関係式(11及
び(2)から、実効エアギャップの厚をが求められる。 エレクトレット変換器に沿った任意点における感度r
(X)は、その点における実効エアギャップの厚さに正
比例する。感度層(X)は、関係式(3)から求められ
る。一方しズポンス特性は、関係式(4)から理論的に
計算される。こうして計算されかつ実測されたレスポン
ス特性は、第5図に示すものとほぼ同一である。 第12図は、他の型のエレクトレット変換器を実現する
のに有益なエレクトレット基123、及び複数個のアパ
ーチャ124を穿設した背板122を示している。アパ
ーチャの直径は゛、アパーチャ内の空気量が、関係式(
1)及び(2)に正比例して変化する様に、即ち実効エ
アギャップの厚さが、関係式(1)及び(2)に正比例
して変化する様に、変化する。 第13図は、エレクトレット基127、及び複数個の同
一直径のアパーチャ128を穿設した背板126を示し
ている。この場合は、アパーチャ126の密集度を変え
ることによって、実効エアギャップの厚ζが、関係式(
1)及び(2)に正比例して変化する様にしている。 実効エアギャップが、エレクトレット変換器の長さ方向
に変化する本発明の他の実施例(図示せず)では、エレ
クトレット基の金属でれており、捷だ第2箔は、例えば
第6図に示す素子62及び64等の絶縁素子によって支
持されて、エレクトレット基121.123又は127
の上方に吊下してい′る。本実施例のこれらの3つの異
なる実現例では、第11図乃至第13図に示す様に、背
板に設けた穴の直径、密集度、又は探さを変えることに
よって、実効エアギャップの厚でを変えている。 第11図乃至第13図に示す穴の代りに溝(図示せず)
を設けて、これらの広さ、密集度又は深さを、関係式(
1)及び(2)に従って変えることができる。またこれ
らの溝を配置するについては、背板の幅と平行して延び
る様にする。 第14図は、均一厚の背板130及び関係式(11及び
(2)に正比例して厚きが変化するエレクトレット基1
32から成る第4実施例によるエレクトレット変換器を
示している。エレクトレット基132は、ポリマ一層1
36及びその上に積層きれた金属層142で構成されて
いる。ポリマ一層136は、背板130の自然の凹凸が
ある面138の真上に積層された平面134を有してい
る。背板130の粗面138は、薄い金属層137で被
覆されている。金属層142から出る中性(又はアース
)リード線133及び背板130の粗面138上の金属
層137から出る正のリード線131は、コネクタ14
0で終結している。 関係式(3)から得られる、第14図に示すエレクトレ
ット変換器上の任意点における感度N(X)は、その点
における“エレクトレット基132の厚さに正比例する
。関係式(4)から理論的に計算されたレスポンス特性
及び実測されたレスポンス特性は、はぼ第5図に示す通
りになる。 第15図は、エレクトレット基154の厚さが、関係式
(11及び(2)に従って、変換器の長さ方向に変化す
る。本発明の第4実施例の変形例である。エレクトレッ
ト基154の金属層158は、背板150の金属層15
2と直に接触している。背板150の厚をtbは、次の
関係式から求められる。 t b= t −w (x) −(
8)tb=tK ・・・(9)金属層
167及びポリマ一層170で構成:さF″7′*2箔
168甑箔線68甑絶縁素子11v164に支持されて
、エレクトレット基154の上方に吊下している。第2
箔168とエレクトレット基−154のポリマ一層15
6との間の距離は、エレクトレット変換器の縦横に亘っ
てほぼ一定である。中性(又はアース)リード線153
は、第2箔168の金属面167に取付けられ、一方正
のリード線155は、金属層158と158との接触面
に取付けられており、コネクタ166で終結している。 関係式(3)によって表わ式れる第15図に示すエレク
トレット変換器の要式方向の任意点における感度と(X
)は、その点におけるエレクトレット基154の浮式に
正比例する。得られるレスポンス特性は、はぼ第51図
に示す通りになる。 エレクトレット変換器の他の実施例は、周知方法により
第4図に示すエレクトレット基10のポ°リマ一層14
に加える静電荷を、関係式(1)及び(2)に正比例す
る様に変えることによって実現きれる。しかしこの場合
は、背板18の粗面16上の金属層の幅を、背板18の
全長に亘って一定に保つ様にする。この様に、金属層1
6の幅を変える代りに、ポリマ一層14に加える静電荷
量を変えることができる。上記の配置の代りに、第6図
に示す様に、エレクトレット基10を、背板18と直に
接触きせ、第2箔6゛6をエレクトレット基10の上方
に配置することができる。関係式(3)か・ら求められ
る。エレクトレット変換器の任意点における感度、f′
1(X)は、その点における静電荷量に正比例する。得
られるレスポンス特性は、はぼ第5図に示す通りになる
。 上記の様に、エレクトレット基に静電荷を加える方法は
知られている。その−例については、第2回電子写真国
際会議(5econdInternational C
onference on Electrophoto
−graphy ) において発表された、写真科
学技術者学会(5ociety of Photogr
aphic 5cien −tists and En
gineers )発行(1974年)の、°ジー・エ
ム・セスジー(G、 WLSessler )及びジエ
イ・イー・ウェスト(J、 E、 West )共著の
[ポリマーエレクトレット研究 (Re5earch in Polymer Elec
trets ) jと称する論文の162乃至166ペ
ージに開示されている。 第16図は、第1図に示すエレクトレット基10のポリ
マ一層14上の静電荷分布状況を示している。静電荷は
、ポリマ一層14の全域に亘って均一にかけられるが、
その密度は、関係式(1)及び(2)に従って、エレク
トレット基10の長さ方向に変化する。また任意点にお
けるエレクトレット変換器の感度は、その点においてエ
レクトレット基に加えられる静電荷量に正比例する。ま
た関係式(4)に示す様に、第5図のレスポンス特性は
、エレクトレット変換器の感度に依存する。 第17図は、代替方法によって静電荷を加えられた、例
えば第1図に示すエレクトレット基10のポリマー面1
4の様なポリマー面を示している。静電荷は第16図と
同様に選択された幅に沿って均一に加えられ、その密度
は、ポリマー面14の長き方向に変化するが、・荷電ポ
リマー面140幅は、関係式(1)及び(2)に従って
、エレクトレット基の長き方向に変化する。即ち荷電領
域の幅は、第16図と異なり、ポリマ一層の幅と同延を
成さない。 得うれるレスポンス特性は上記のものとほぼ同じである
。 第16図及び第17図に関して説明した静電荷分布は表
面荷電に関するものであるが、何れの場合も、第1図に
示すエレクトレット基10のポリマ一層の異なる深at
で静電荷をかけることによって、同じ電荷分布を得るこ
とができる。任意点における静電荷σは次の関係式で求
められる。 α 但し、σ−電荷密度、 ←=ポリマー誘電率、 千〇−周囲空気の誘電率、 d、−静電荷の深さ、 d−ポリマ一層の厚き、及び ■−静電電圧、である。 第18図は、ζらに別のポリマー面荷電方法を示してい
る。選択領域内の負の#?重電荷、第16図に示すもの
と同様に、関係式(1)及び(2)に従ってポリマ一層
の長さ方向に変化するが、第17図の場合と異なり、ポ
リマー面の非荷電領域には、正の電荷がかけられる。ポ
リマー面に正と負との電荷をかけると、2つの荷電領域
間に明確なエツジが形成きれる。 このため、交換器の任意点における感度は、その点にお
ける静電荷密度に直接依存するため、より高精度になる
。従ってレスポンスの指向性が高まり、第5図に示す様
に、1主ローブ及び閾値レベル以下の複数本のサイドロ
ーブができる。 金属層幅、実際エアギャップ又は実効エアギャップを変
える上記の3つの実施例では、エレクトレット基の代り
に、直流(d、 c、 )バイアスをかけた箔を用いる
ことができる。 即ち箔に静電荷を与える代りに、外部の直流電源から連
続的に直流バイアスをかける様にする。 さらに、金属層とポリマ一層とから成る箔、又は全て金
属でできた箔といった、2種類の箔を用いることができ
る。しかし、金属層とポリマ一層とで構成される箔を用
いる場合は、金属層を背板に隣接配置しなければならな
い。 きらに、箔を背板の真上に置く代りに、例えば第6図に
示す素子62及び64等の絶縁止めを用いて、箔が背板
の上方に吊下する様にしなければならない。 箔の金属層及び背板の金属層から出るり一ド線について
は、交差させてコネクタで終結ζせることかできる。即
ち、リード線の極性はこの場合無関係である。
第1図は、第1実施例によるエレクトレット変換器の分
解図であり、 第2図は、第1図のエレクトレット変換器に有益に使用
きれる選択的に金属化きれた背板の図であり。 第3図は、第1図のエレクトレット変換器の組立完了状
態を示す部分斜視図であり、第4図は、第1図のエレク
トレット変換器のエレクトレット基と背板との接触状況
を示す拡大図であり、 第5図は、第3図に示すエレクトレット変換器のレスポ
ンス特性図であり、 第6図は、第1図に示すエレクトレット変換器の変形実
施例の図であり、 第7図は、実際エアギャップと実効エアギャップとの相
違の説明に有益なエレクトレット変換器の図であり、 第8図乃至第10図は、実際エアギャップを変化きせる
ことによって構成した第2実施例によるエレクトレット
変換器及びその部分斜視図であシ、 第11図乃至第13図は、実効エアキャップを変化をせ
ることによって構成したエレクトレット変換器の第3実
施例の図であり、第14図及び第15図は、エレクトレ
ット基の厚さを変化きせることによって構成したエレク
トレット変換器の第4実施例の図であり、そして 第16図乃至第18図は、第1図のエレクトレット基の
ポリマー面に与えた静電荷の分布状況図を示す。 〔主要部分の符号の説明〕 10・・・・・・エレクトレット基 12・・・・・・エレクトレット基の金属層14・・・
・・・エレクトレット基のポリマ一層16・・・・・・
背板の粗面 18・・・・・・背板 20・・・・・・背板の金属層 28・・・・・・支持素子 120.124.128・・・・・・穴66・・・・・
・第2箔 70・・・・・・第2箔のポリマ一層 68・・・・・・第2箔の金属層 25・・・・・・第1リード線 24・・・・・・第2リード線 第1頁の続き @R明 者 ロパート・リー・ワレス・シュ。 ニヤ アメリカ合衆国07060ニユージ ヤーシイ・サマーセット・ウオ ーレン・ラウンド・トップ・ロ ード羽 0発 明 者 ジェームス・ニドワード・ウェスト アメリカ合衆国07061ニユージ ヤーシイ・゛ユニオン・プレイン フィールド・パークサイド・ロ ード51〇 494−
解図であり、 第2図は、第1図のエレクトレット変換器に有益に使用
きれる選択的に金属化きれた背板の図であり。 第3図は、第1図のエレクトレット変換器の組立完了状
態を示す部分斜視図であり、第4図は、第1図のエレク
トレット変換器のエレクトレット基と背板との接触状況
を示す拡大図であり、 第5図は、第3図に示すエレクトレット変換器のレスポ
ンス特性図であり、 第6図は、第1図に示すエレクトレット変換器の変形実
施例の図であり、 第7図は、実際エアギャップと実効エアギャップとの相
違の説明に有益なエレクトレット変換器の図であり、 第8図乃至第10図は、実際エアギャップを変化きせる
ことによって構成した第2実施例によるエレクトレット
変換器及びその部分斜視図であシ、 第11図乃至第13図は、実効エアキャップを変化をせ
ることによって構成したエレクトレット変換器の第3実
施例の図であり、第14図及び第15図は、エレクトレ
ット基の厚さを変化きせることによって構成したエレク
トレット変換器の第4実施例の図であり、そして 第16図乃至第18図は、第1図のエレクトレット基の
ポリマー面に与えた静電荷の分布状況図を示す。 〔主要部分の符号の説明〕 10・・・・・・エレクトレット基 12・・・・・・エレクトレット基の金属層14・・・
・・・エレクトレット基のポリマ一層16・・・・・・
背板の粗面 18・・・・・・背板 20・・・・・・背板の金属層 28・・・・・・支持素子 120.124.128・・・・・・穴66・・・・・
・第2箔 70・・・・・・第2箔のポリマ一層 68・・・・・・第2箔の金属層 25・・・・・・第1リード線 24・・・・・・第2リード線 第1頁の続き @R明 者 ロパート・リー・ワレス・シュ。 ニヤ アメリカ合衆国07060ニユージ ヤーシイ・サマーセット・ウオ ーレン・ラウンド・トップ・ロ ード羽 0発 明 者 ジェームス・ニドワード・ウェスト アメリカ合衆国07061ニユージ ヤーシイ・゛ユニオン・プレイン フィールド・パークサイド・ロ ード51〇 494−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 11主ローブ及びほぼ所定の閾値レベルにある複数本の
サイドローブで構成される指向性パターンを有する音響
変換器において、背板上に積層されたエレクトレット基
を具備して°成り、エレクトレット基に面する背板の少
くとも一表面が、金属で被覆されており、エレクトレッ
ト基の長き方向の変換器の感度を調整することによって
、閾値レベル又はこれ以下のサイドローブを形成する様
にしたことを特徴とする音響変換器。 2、特許請求の範囲第1項に記載の音響変換器において
、背板の金属面の幅Wを、次の関係式 %式% 但し、Jlは第1種のベッセル関数、 j e= (−1) /2、ν=tnCγ+(γ2−1
)シ5〕、γはサイドローブ閾値レベルに対する 主ローブの振幅比、ξは背板め中心か ら任意点までの正規化長さ、及びLは 背板の正規化長きでこの範囲を越える と金属被膜の幅は定数にとなる。 で定義される幅にすることによって、感度を調整するこ
とを特徴とする音響変換器。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の音響変換
器において、背板の短辺と平行する金属面の幅は、背板
の中心線から等距離を置いた両側地点でほぼ同一であり
、また背板の、第一2中心線の両側にあって、背板の長
辺と平行する金属面の両縁部の距離もほぼ同一であるこ
とを特徴とする音響変換器。 4 特許請求の範囲第1項乃至第3項の何れかに記載の
音春変換器において、前記エレクトレット基は、背板と
直接接触するように配置されており、また背板の表面は
凹凸状であることを特徴とする音響変換器。 5 特許請求の範囲第1項乃至第4項の何れかに記載の
音響変換器において、前記エレクトレット基はζ長方形
の第1金属層及び長方形の第2エレクトレットポリマ一
層で構成されていることを特徴とする音響変換器。 6 特許請求の範囲第1項乃至第5項の何れかに記載の
音響変換器において、前記エレクトレット基は、所定値
まで静電荷帯電きれていることを特徴とする音響変換器
。 7 特許請求の範囲第1項乃至第6項の何れかに記載の
音響変換器において、エレクトレット基から出る第1リ
ード線、及び背板の金属面から出る第2リード線は、両
者間に信号を送るコネクタで終結していることを特徴と
する音響変換器。 8 特許請求の範囲第1項乃至第7項の何れかに記載の
音響変換器において、前記背板は、絶縁きれた回路板で
あり、金属面は、選択的被覆面の幅が、絶縁回路板の長
さ方向に変化する様に、前記回路板の一11jl+に選
択的に被覆されており、さらに金属素子で絶縁回路板を
支持する様にしであるこ−とを特徴とする音響変換器。 9 特許請求の範囲第1項に記載の音響変換器において
、・前記エレクトレット基は、金属層、及び背板の金属
面と接触するポリマ一層で構成されており、前記金属層
の福は、サイドローブを形成するべく、エレクトレット
基の長さの少くとも一部に沿って、所定の関係に従って
変化することを特徴とする音響変換器。 10 特許請求の範囲第1項に記載の音響変換器におい
て、前記エレクトレット基は、ポリマ一層及び金属層で
構成きれており、かつ金属層が背板の金属被膜に面する
様に、背板に固着されており、また第2エレクトレツト
箔は、エレクトレット基の上方に吊下され、かつ第2ポ
リマ一層及び第2箔の長さ方向に幅が変化する第3金属
層で構成きれていることを特徴とする音響変換器。 11 特許請求の範囲第9項又は第10項に記載の音響
変換器において、前記エレクトレット基の金属層は、背
板の金属面に固着されており、また前記金属層の幅は、
所定の関係に従って、背板の長さ方向に変化することを
特徴とする音響変換器。 12、特許請求の範囲第1項乃至第11項の何れかに記
載の音響変換器において、前記背板は金属製であり、前
記エレクトレット基は背板の上方に吊下源れ、また箔の
金属層には、間断なく直流バイアスがかけられているこ
とを特徴とする音響変換器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US323667 | 1981-11-20 | ||
US06/323,667 US4429189A (en) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | Electret transducer with a selectively metalized backplate |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5895499A true JPS5895499A (ja) | 1983-06-07 |
JPH0646838B2 JPH0646838B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=23260204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57202908A Expired - Lifetime JPH0646838B2 (ja) | 1981-11-20 | 1982-11-20 | 単体の音響変換器 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4429189A (ja) |
JP (1) | JPH0646838B2 (ja) |
CA (1) | CA1186044A (ja) |
DE (1) | DE3242556A1 (ja) |
FR (1) | FR2517158B1 (ja) |
NL (1) | NL8204510A (ja) |
SE (1) | SE454123B (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4495385A (en) * | 1982-12-02 | 1985-01-22 | Honeywell Inc. | Acoustic microphone |
US5388163A (en) * | 1991-12-23 | 1995-02-07 | At&T Corp. | Electret transducer array and fabrication technique |
CA2256389C (en) * | 1996-05-24 | 2004-11-30 | Armand P. Neukermans | Improved microphones for an implantable hearing aid |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5089017A (ja) * | 1973-09-15 | 1975-07-17 | ||
JPS5593180U (ja) * | 1978-12-19 | 1980-06-27 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR874440A (fr) * | 1940-02-12 | 1942-08-06 | Atlas Werke Ag | Appareil pour émissions ou réceptions dirigées d'énergie ondulatoire |
GB893444A (en) * | 1959-10-15 | 1962-04-11 | Joseph Guy Enock | Improvements in or relating to loudspeakers |
US3372245A (en) * | 1963-01-25 | 1968-03-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Electrostatic electro-acoustic transducer |
US4311874A (en) * | 1979-12-17 | 1982-01-19 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Teleconference microphone arrays |
-
1981
- 1981-11-20 US US06/323,667 patent/US4429189A/en not_active Expired - Lifetime
-
1982
- 1982-11-10 SE SE8206381A patent/SE454123B/sv not_active IP Right Cessation
- 1982-11-15 CA CA000415522A patent/CA1186044A/en not_active Expired
- 1982-11-18 DE DE19823242556 patent/DE3242556A1/de active Granted
- 1982-11-18 FR FR8219312A patent/FR2517158B1/fr not_active Expired
- 1982-11-19 NL NL8204510A patent/NL8204510A/nl not_active Application Discontinuation
- 1982-11-20 JP JP57202908A patent/JPH0646838B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5089017A (ja) * | 1973-09-15 | 1975-07-17 | ||
JPS5593180U (ja) * | 1978-12-19 | 1980-06-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4429189A (en) | 1984-01-31 |
FR2517158B1 (fr) | 1986-11-14 |
NL8204510A (nl) | 1983-06-16 |
SE454123B (sv) | 1988-03-28 |
JPH0646838B2 (ja) | 1994-06-15 |
SE8206381D0 (sv) | 1982-11-10 |
DE3242556C2 (ja) | 1993-08-26 |
DE3242556A1 (de) | 1983-05-26 |
FR2517158A1 (fr) | 1983-05-27 |
SE8206381L (sv) | 1983-05-21 |
CA1186044A (en) | 1985-04-23 |
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