JPS589318B2 - 断熱二重管の伸縮抑制装置 - Google Patents
断熱二重管の伸縮抑制装置Info
- Publication number
- JPS589318B2 JPS589318B2 JP53059146A JP5914678A JPS589318B2 JP S589318 B2 JPS589318 B2 JP S589318B2 JP 53059146 A JP53059146 A JP 53059146A JP 5914678 A JP5914678 A JP 5914678A JP S589318 B2 JPS589318 B2 JP S589318B2
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- JP
- Japan
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- expansion
- inner tube
- contraction
- tube
- pipe
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、低温又は高温の被輸送流体を輸送するに際し
、特に地下埋設用又は海底布設用として好適な断熱二重
管の伸縮抑制装置に関する。
、特に地下埋設用又は海底布設用として好適な断熱二重
管の伸縮抑制装置に関する。
低温石油ガス、低温石油液又は加温した重油等をパイプ
輸送するための保温施工をした地下埋設導管においては
、その温度の変化に伴い導管が長手方向に伸縮し、その
伸縮量は５０℃の温度変化に対し１００ｍ当り９ｃｍに
及ぶ。
輸送するための保温施工をした地下埋設導管においては
、その温度の変化に伴い導管が長手方向に伸縮し、その
伸縮量は５０℃の温度変化に対し１００ｍ当り９ｃｍに
及ぶ。
従って導管の屈曲部や突出部においては周囲の土壌によ
る強犬な土庄が発生し、導管の外部を被覆する保温層が
破壊されたり、突出部の基部が損傷して土壌内の水分が
保温層内に浸入し保温効果を明害する虞れがある。
る強犬な土庄が発生し、導管の外部を被覆する保温層が
破壊されたり、突出部の基部が損傷して土壌内の水分が
保温層内に浸入し保温効果を明害する虞れがある。
このような危険を防止するために、従来は第１図に示す
ように導管に成るべく屈曲部や突出部を設けないように
すると共に、地下ｇ内に埋設された導管ａを直線部５０
〜６０ｍ毎に導管ａの周囲に設けたコンクリートブロッ
クｂとともにコンクリートパネルＣに固定し、これによ
り導管ａの伸縮を抑制したり、第２図に示すように地下
ｇにコンクリートボックスｅを設け、保温施工をした導
管ａの屈曲部ｄをこのコンクリートボックスｅ内に収納
し、この屈曲部ｄで導管ａの伸縮を吸収し得るようにし
ていた。
ように導管に成るべく屈曲部や突出部を設けないように
すると共に、地下ｇ内に埋設された導管ａを直線部５０
〜６０ｍ毎に導管ａの周囲に設けたコンクリートブロッ
クｂとともにコンクリートパネルＣに固定し、これによ
り導管ａの伸縮を抑制したり、第２図に示すように地下
ｇにコンクリートボックスｅを設け、保温施工をした導
管ａの屈曲部ｄをこのコンクリートボックスｅ内に収納
し、この屈曲部ｄで導管ａの伸縮を吸収し得るようにし
ていた。
しかし前者は莫大な工費を要し、また後者は保温施工し
た導管ａとコンクリートボックスｅ間の水密保持が極め
て難しいという問題点があった。
た導管ａとコンクリートボックスｅ間の水密保持が極め
て難しいという問題点があった。
本発明は上記に鑑み施工が容易かつ低廉で、特に地下埋
設用又は海底布設用として好適な断熱二重管の伸縮抑制
装置を提案しようとするものである。
設用又は海底布設用として好適な断熱二重管の伸縮抑制
装置を提案しようとするものである。
本発明の要旨とするところは温度変動の大きい被輸送流
体がその中を流通する内側管と、該内側管の外面に内側
管の長手方向に沿って基端が溶着され内側管の周方向に
沿って相互に一定間隔をおいて内側管から放射状に伸長
せしめられた複数の長尺状リブ材と、該内側管の外面と
径方向に所定間隔をおいて配設され隣接するリブ材にそ
れぞれ溶着された外側管用部片と、上記内側管と外側管
用部片との間に充填された保温材とを具えたことを特徴
とする断熱二重管の伸縮抑制装置にある。
体がその中を流通する内側管と、該内側管の外面に内側
管の長手方向に沿って基端が溶着され内側管の周方向に
沿って相互に一定間隔をおいて内側管から放射状に伸長
せしめられた複数の長尺状リブ材と、該内側管の外面と
径方向に所定間隔をおいて配設され隣接するリブ材にそ
れぞれ溶着された外側管用部片と、上記内側管と外側管
用部片との間に充填された保温材とを具えたことを特徴
とする断熱二重管の伸縮抑制装置にある。
本発明の伸縮抑制装置を断熱二重管の長手方向に間隔を
おいて介設することにより、断熱二重管の内管がその中
を流通する被輸送流体の温度変動により熱膨張又は熱収
縮しようとしても内管はこの伸縮抑制装置を介して断熱
二重管の外管と強固に連結されているので、伸縮するこ
とはない。
おいて介設することにより、断熱二重管の内管がその中
を流通する被輸送流体の温度変動により熱膨張又は熱収
縮しようとしても内管はこの伸縮抑制装置を介して断熱
二重管の外管と強固に連結されているので、伸縮するこ
とはない。
また、本発明においては内側管と長尺状リブとの間の溶
接長さ及び長尺状リブと外側管用部片との溶接長さを充
分に採ることができる。
接長さ及び長尺状リブと外側管用部片との溶接長さを充
分に採ることができる。
そして、複数個の長尺用リブが内側管の円周方向に沿っ
て所定間隔をおいて配設されているので、力が均等に伝
達し、局部的座屈等を惹起することもない。
て所定間隔をおいて配設されているので、力が均等に伝
達し、局部的座屈等を惹起することもない。
また、隣接するリブ材の間に保温材が介在するので、保
温材の移動が防げ、保温材の耐久性および保温効率が飛
躍的に向上する。
温材の移動が防げ、保温材の耐久性および保温効率が飛
躍的に向上する。
そして、外側管用部片が保温材の保護機能およびその移
動を防止するので保温材の耐久性および保温効率が向上
するｏ 以下、本発明を第３図および第４図を参照しながら説明
する。
動を防止するので保温材の耐久性および保温効率が向上
するｏ 以下、本発明を第３図および第４図を参照しながら説明
する。
第３図は鋼製の内側管１と外側管用部片２との間に保温
材３を充填してなる断熱二重管の伸縮抑制装置の横断面
図を示し、４は内側管１の外周に沿って相互に一定間隔
をおいて、放射方向に伸長された複数の長尺状のリブ材
で、リブ材４の基端は内側管１の長手方向に溶着されて
いる。
材３を充填してなる断熱二重管の伸縮抑制装置の横断面
図を示し、４は内側管１の外周に沿って相互に一定間隔
をおいて、放射方向に伸長された複数の長尺状のリブ材
で、リブ材４の基端は内側管１の長手方向に溶着されて
いる。
保温材３は例えばポリウレタン発泡体などを使用する。
第４図において、Ａは伸縮抑制装置、Ｂは断熱二重管を
示す。
示す。
伸縮抑制装置Ａの内側管１ａの外周上に複数個のリブ材
４を円周方向に等間隔をおいて溶接し、次に外管用部片
２ａを各リブ材４の間に内側管１ａと所定間隔を設けて
溶接する。
４を円周方向に等間隔をおいて溶接し、次に外管用部片
２ａを各リブ材４の間に内側管１ａと所定間隔を設けて
溶接する。
そして、内管１ｂと外管２ｂからなる断熱二重管Ｂの内
管１ｂの端を伸縮抑制装置Ａの内側管１ａの端と突き合
せ溶接する。
管１ｂの端を伸縮抑制装置Ａの内側管１ａの端と突き合
せ溶接する。
次いで断熱二重管Ｂの外管２ｂの端と伸縮抑制装ＭＡの
外側管用部片２ａの端とを接続用外側管２Ｃを介してそ
れぞれ突き合せ溶接する。
外側管用部片２ａの端とを接続用外側管２Ｃを介してそ
れぞれ突き合せ溶接する。
その後例えばポリウレタン発泡体などの保温材を伸縮抑
制装置Ａの内側管１ａと外側管用部片２ａとの隙間及び
断熱二重管Ｂの内管１ｂと外管２ｂとの隙間並びに接続
用外管２ｃと内側管１ａ及び内管１ｂとの隙間に充填す
る。
制装置Ａの内側管１ａと外側管用部片２ａとの隙間及び
断熱二重管Ｂの内管１ｂと外管２ｂとの隙間並びに接続
用外管２ｃと内側管１ａ及び内管１ｂとの隙間に充填す
る。
このようにして伸縮抑制装置Ａを断熱二重管Ｂの長手方
向に沿って適宜間隔例えば５０ｍ毎に間隔をおいて介設
する。
向に沿って適宜間隔例えば５０ｍ毎に間隔をおいて介設
する。
かくして、断熱二重管Ｂの内管１ｂがその中を流過する
被輸送流体の温度変動により熱膨張又は熱収縮しようと
するが、断熱二重管の外管２ｂは内管１ａとの間に保温
材３を介して断熱隔離されているため熱膨張又は熱収縮
することはない。
被輸送流体の温度変動により熱膨張又は熱収縮しようと
するが、断熱二重管の外管２ｂは内管１ａとの間に保温
材３を介して断熱隔離されているため熱膨張又は熱収縮
することはない。
そして、断熱二重管Ｂの内管１ｂは伸縮抑制装置Ａの内
側管１ａ，リブ材４、外側管用部片２ａ１接続用外管２
Ｃをこの順に経由して断熱二重管Ｂの外管２ｂに連結さ
れているので、内管１ｂの熱収縮及び熱膨張が抑制され
る。
側管１ａ，リブ材４、外側管用部片２ａ１接続用外管２
Ｃをこの順に経由して断熱二重管Ｂの外管２ｂに連結さ
れているので、内管１ｂの熱収縮及び熱膨張が抑制され
る。
即ち、この伸縮抑制装置を断熱二重管の長手方向に沿っ
て適宜間隔をおいて介設することにより、熱収縮又は熱
膨張しようとする内管１ｂを伸縮抑制装置を介して保温
材の断熱効果によって熱収縮又は熱膨張のない外管２ｂ
により拘束し、内管１ｂの伸縮を抑制することができる
。
て適宜間隔をおいて介設することにより、熱収縮又は熱
膨張しようとする内管１ｂを伸縮抑制装置を介して保温
材の断熱効果によって熱収縮又は熱膨張のない外管２ｂ
により拘束し、内管１ｂの伸縮を抑制することができる
。
従ってこの伸縮抑制装置を介装した断熱二重管を海底に
布設したり、あるいは地下に埋設する場合、外管が内管
の伸縮抑制機能を果すと同時に外管内への水分の浸入を
防止し、かつ、保温材の保護機能を果すので布設の際地
盤に対する作業は堀溝作業だけでよいため、従来のもの
に比べ海底あるいは地中埋設用としても布設作業が極め
て容易となる。
布設したり、あるいは地下に埋設する場合、外管が内管
の伸縮抑制機能を果すと同時に外管内への水分の浸入を
防止し、かつ、保温材の保護機能を果すので布設の際地
盤に対する作業は堀溝作業だけでよいため、従来のもの
に比べ海底あるいは地中埋設用としても布設作業が極め
て容易となる。
第１図及び第２図は従来の地下埋設管を示す断面図、第
３図は本発明による断熱二重管の伸縮抑制装置を示す横
断面図、第４図は叙上の伸縮抑制装置の製作手順を示す
説明図である。 １……内管、２……外管、３……保温材、４……リブ材
、Ａ……伸縮抑制装置、Ｂ……断熱二重管、１ａ……内
側管、１ｂ……内管、２ａ……外側管用部片、２ｂ……
外管、２Ｃ……接続用外管。
３図は本発明による断熱二重管の伸縮抑制装置を示す横
断面図、第４図は叙上の伸縮抑制装置の製作手順を示す
説明図である。 １……内管、２……外管、３……保温材、４……リブ材
、Ａ……伸縮抑制装置、Ｂ……断熱二重管、１ａ……内
側管、１ｂ……内管、２ａ……外側管用部片、２ｂ……
外管、２Ｃ……接続用外管。
Claims (1)
- １ 温度変動の大きい被輸送流体がその中を流通する内
側管と、該内側管の外面に内側管の長手方向に沿って基
端が溶着され内側管の周方向に沿って相互に一定間隔を
おいて内側管から放射状に伸長せしめられた複数の長尺
状リブ材と、該内側管の外面と径方向に所定間隔をおい
て配設され隣接するリブ材にそれぞれ溶着された外側管
用部片と上記内側管と外側管用部片との間に充填された
保温材とを具えたことを特徴とする断熱二重管の伸縮抑
制装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53059146A JPS589318B2 (ja) | 1978-05-18 | 1978-05-18 | 断熱二重管の伸縮抑制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53059146A JPS589318B2 (ja) | 1978-05-18 | 1978-05-18 | 断熱二重管の伸縮抑制装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54149964A JPS54149964A (en) | 1979-11-24 |
| JPS589318B2 true JPS589318B2 (ja) | 1983-02-19 |
Family
ID=13104892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53059146A Expired JPS589318B2 (ja) | 1978-05-18 | 1978-05-18 | 断熱二重管の伸縮抑制装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS589318B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5185545A (ja) * | 1975-01-23 | 1976-07-27 | Kubota Ltd | Hoonnijukan |
-
1978
- 1978-05-18 JP JP53059146A patent/JPS589318B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5185545A (ja) * | 1975-01-23 | 1976-07-27 | Kubota Ltd | Hoonnijukan |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54149964A (en) | 1979-11-24 |
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