JPS5890084A - 高粘稠で懸濁物の多い流体の貯蔵方法 - Google Patents

高粘稠で懸濁物の多い流体の貯蔵方法

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Publication number
JPS5890084A
JPS5890084A JP56182374A JP18237481A JPS5890084A JP S5890084 A JPS5890084 A JP S5890084A JP 56182374 A JP56182374 A JP 56182374A JP 18237481 A JP18237481 A JP 18237481A JP S5890084 A JPS5890084 A JP S5890084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
tank
heating means
storage tank
suspension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP56182374A
Other languages
English (en)
Inventor
勝田 基平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPS5890084A publication Critical patent/JPS5890084A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高粘稠で懸濁物の多い種類の流体、たとえば
石油と石炭粉との混合液、石ピッチコークを多量に含む
石油系流体、もしくはチョコレートなどの食品流体の貯
蔵方法の改良に関する。
従来のこの種の流体は、通常、第1図に示す貯蔵タンク
に貯蔵されている。同図において、1はタンクを支える
地盤、2は該地盤1上に設置された鋼製の貯蔵タンクで
、同貯蔵タンク2は、図示の如く加熱手段たとえば加熱
用蒸気または温水が循環する。oイブ4が埋設された外
殻3乞具えており、また、流体の導入管5及び排出管6
がタンク底面の近傍に設けられている。
この従来の貯蔵タンク内に、高粘稠で懸濁物の多い流体
を貯蔵した場合、該流体は加熱手段4により全体が加熱
されていて、粘度が低いために懸濁物は容易に底面に沈
降し、底面近傍の流体が高 、粘度になるため、その払
い出しに際し忙は、容易に払い出されず、上層の流体が
優先的に払い出されてしまい、下層の流体が払い出され
ずに、底面上に懸濁物が固化、堆積するため、貯蔵タン
ク検査時にその除去に多大の手間を要するという欠点が
あった。
本発明は、上記従来の欠点を解消することを目的として
提案されたもので、高粘稠で懸濁物の多い流体?貯蔵す
るに当り、タンク上部における側壁の適所に流体導入管
な、また、タンク底面の近傍における側壁適所に少な(
と本1本の払い出し管をそれぞれ具え、かつタンク底面
に加熱手段を有する貯蔵タンクを用い、流体貯蔵時には
タンク底面を加熱することなく貯蔵し、流体の払い出し
時に加熱手段によりタンク底面を加熱することを特徴と
する高粘稠で懸濁物の多い流体の貯蔵方法に係るもので
ある。
以下、第2図を参照しながら、本発明につき具体的に説
明する。第2図は本発明方法を実施する場合に用いる貯
蔵タンクの一例の縦断面図で、1はタンクを支える地盤
、2は流体?貯蔵する鋼態タンクで、通常、従来どおり
の直立円筒形に形成される。4はタンク2の底面内に埋
設された加熱手段で、同加熱手段4は蒸気または温水が
循環するパイプで形成される。7はタンク2の底面を形
成する加熱手段4の伝熱面で、同伝熱面7は平面状、ま
たは、中央部の高い円錐状傾斜面、もしくは波状面で形
成される。5は流体導入管で、同流体導入管5は、タン
ク2の側壁上部の適所に配設される。6はタンク2の底
面に近接せる側壁の適所に少な(とも1個配設された流
体の払い出し管乞示す。
本貯蔵タンクを用いて、高粘稠で懸濁物の多い流体を貯
蔵すると、タンク2内には、先に導入された流体ρ下層
部■と、後から新しく導入された流体の上層部Iの2層
が形成される。これは、先に導入された流体は放冷状態
にあって(常時は、加懲手段4による加熱は行なわない
。)比較的温度が低いのに対し、新しく導入される流体
は、比較的温度が高(密度が軽いために成層して、先に
貯蔵された流体Hの上層に沿って流体上層IV影形成る
ことによる。
つぎに、タンク2内の流体?、排い出し管6から図示省
略のポンプにて吸引して払い出すに際しては、まず加熱
手段4によりタンク底面7を加熱する。そうすると、流
体の下層部Hの温度は漸時上昇し密度は比較的軽くなる
が、流体上層部■の流体の荷重が作用していること及び
高粘稠流体に通常みられるように、非ニユートン流体の
特性によって同流が発生しないため、流体下層部■の下
層に比較的高温の流体層■が形成される。
そこで、図示省略のポンプが作動し、払い出し管6を介
して該流体層■が払い出され、タンク底面7上面に沈降
物が堆積、固化するようなことがない。
本発明は、第2図に示す構成の貯蔵タンクを用い、通常
の貯蔵時には、加熱手段4を作動させることなく、タン
ク2内の流体を底面まで比較的低温で高粘度に保持する
ため、沈降物は底面まで沈降するのが阻害された状態に
あり、また、上層には比較的高温で密度の軽い流体が導
入管5を介して導入されるため、上下の流体層!、■の
層を容易に形成でき、しかも従来に比し大幅に加熱用熱
を節減できる。
また、貯蔵流体の払い出しの際には、加熱手段4を作動
させることにより、上記のように形成された流体下層H
の下層を加熱し、流体下層■の下層に比較的高温で粘度
の低い流体層mw順次形成させ、これをポンプにより払
い出し管6から順次払い出すため、タンク底面Z上には
沈降物が、固化、堆積するようなことがない。
以上要するに本発明は高粘稠で懸濁物の多い流体乞貯蔵
するに当り、タンク上部における側壁の適所に流体導入
管を、また、タンク底面の近傍における側壁適所に少な
くとも1本の払い出し管をそれぞれ具え、かつタンク底
面に加熱手段ヲ弔する貯蔵タンクを用い、流体貯蔵時に
はタンク底面を加熱することなく貯蔵し、流体の払い出
し時に、加熱手段によりタンク底面を加熱することを特
徴とする高粘稠で懸濁物の多い流体の貯蔵方法を要旨と
するものであるから、本発明によれば、貯蔵タンク内に
時間的に早く貯蔵された流体がら順次払い出すことがで
き、しかもタンク底面上に、沈降物が固化、堆積するよ
うなことがな(、従ってタンク検査の際に、沈降物を除
去する手間馨必要としないという実用的効果を挙げるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の貯蔵タンクの略示的中央縦断面図、第
2図は本発明を実施するために使用する貯蔵タンクの一
例の概略中央縦断面図である。 第2図において、 1:地盤、2:貯蔵タンク、4:加熱手段、5:流体導
入管、6:流体払い出し管、7:貯蔵タンク底面。 馬2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高粘稠で懸濁物の多い流体を貯蔵するに当り、タンク上
    部における側壁の適所に流体導入管を、また、タンク底
    面の近傍における側壁適所に少なくとも1本の払い出し
    管をそれぞれ具え、かつタンク底面に加熱手段を有する
    貯蔵タンクを用い、流体貯蔵時にはタンク底面を加熱す
    ることなく貯蔵し、流体の払い出し時に、加熱手段によ
    りタンク底面を加熱するととビ特徴とする高粘稠で懸濁
    物の多い流体の貯蔵方法。
JP56182374A 1981-11-16 1981-11-16 高粘稠で懸濁物の多い流体の貯蔵方法 Pending JPS5890084A (ja)

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JP56182374A JPS5890084A (ja) 1981-11-16 1981-11-16 高粘稠で懸濁物の多い流体の貯蔵方法

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JPS5890084A true JPS5890084A (ja) 1983-05-28

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5238709B2 (ja) * 1971-12-27 1977-09-30
JPS54142611A (en) * 1978-04-28 1979-11-07 Kawasaki Heavy Ind Ltd Oil tank heater

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5238709B2 (ja) * 1971-12-27 1977-09-30
JPS54142611A (en) * 1978-04-28 1979-11-07 Kawasaki Heavy Ind Ltd Oil tank heater

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